あふりかくじらノート
あふりかくじら



 あふりかくじらの物語。

妄想狂のわたしは、ときどき狂ったように
言葉とイメージが天からふってくるのに
いたたまれなくなって小説を書きます。

というわけで、やるべき課題やら翻訳やらが
あるときに限って頭が冴え、夜中にやおら
PCを取り出し何かの儀式のように
ぱちぱちとやり始めるわけなのです。

書いているときは苦しいのですが、
書かないともっと苦しいのでやっぱり書きます。
でも、書いている自分はなんだか宗教的で
とてもこわいものがあります。
おかしな世界へ引き込まれてしまったらどうしよう、と
本気で心配したりもします。

だから、根性のなさも手伝って、小説は
短篇のものしかかけません。こわいから。
生きていくうえで、わたしに必要なもののうち
とても大切な要素なのです。
こんなこわいことが。

2004年06月18日(金)
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