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■ ファインダーの反対側。
その女性。 印象的な空気を持っていた。 ちょっと、想像していなかった。 写真家ということで、しかも アフガニスタンとか、エリトリアとか ガーナとかトルコとか、紛争地域や 女性がひとりでは行きにくいところで 写真を撮っている。
ファインダーを通してどこかの国の 女性の息吹は感じられるけど、 ファインダーの手前でそれを覗く女性は、 細い身体にずんとしたひとつの柱を もっていた。
無口なのかなと思えばそうでもない。 でも、饒舌でもない。 彼女のなかで表現するのは、写真。 それなのだ。 ひたすらに、必死に、 それ以外は何もほしくなどないように。
2004年02月18日(水)
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