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■ 陽が出て、かげって。
ゆうべ、お風呂でたくさん泣いた。 こんなにわんわん泣いたのは ずいぶん久しぶりだ。
<深夜のラジオの、遠い気配がする>
ゆうべ泣いたのはたぶん、 お世話になった上司が 会社を辞めてしまうという現実が、 ほんとうにきてしまったことを 実感したからだと思う。
わたしは自分のために、会社を辞めた。 つぎつぎといろんなひとが辞めたけど 彼女が辞める日は、まだ想像の世界でしかなかった。
でも、現実がやってきた。 たくさんのひとが、心の奥底で ひっそり重苦しさを味わっているだろう。
それをすべて引き受けるかのように、 泣いた。どうしようもなくて。 どんどん、気持ちが溶け出した。
わたしが、辞めたことは わたしのために正しかった。
そして、ほんとうに申し訳なかった。
2004年02月07日(土)
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