ケイケイの映画日記
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2023年12月31日(日) 2023年 年間 ベスト5




お久しぶりです。「首」から何作か観ていたのですが、12月中旬からずっと風邪が収まらず、家と職場の往復で、瞬く間に大晦日になってしまいました。観た本数がまた50本と少なく、洋画・邦画ベスト5にしました。

☆洋画

1 「バービー」
2 「イニシェリン島の精霊」
3 「Pearl パール」
4 「青いカフタンの仕立て屋」
5 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

☆邦画

1 「福田村事件」
2 「波紋」
3 「仕掛人・藤枝梅安」
4 「正欲」
5 「夕方のおともだち」

何だか年間50本ペースで落ち着いてしまった気が(いかんいかん)。でも厳選して「これだけは!」と思って臨むので、観て損したと思う作品が無いのは、本数が少ないが故の怪我の功名かも?「月」の様に罵詈雑言の作品も、それはそれで、感性が刺激されたという事なので、結果はオーライです。

洋画・邦画とも、一位はダントツです。特に「福田村事件」は、こんなに長く人様より観てきて、打ち震える程感動する作品がまだあるのかと、本当に感激しました。寄る年波で、自分の感受性を表現する言葉に詰まったり、または、「面白かった」だけで終わってしまって、文章にするのが億劫になったる中、早くこの感情を言葉にしなきゃと、サクサクと、とても筆が運んだ作品です。
長くレビューを書いていて、作品に書く事を励まされる時がありますが、今年のそれは、「福田村事件」でした。もしこの文章が作り手さんのお目に留まることがあれば、全員の方に感謝申し上げます。

仕事の方は、夏の終わりに、今まで経験した事のない重大な事案が発生。私の立場では責任はないのですが、人として、見過すわけには行かない案件でした。何とか最難関の局面を乗り越え、これで終わりと思っていたのに、また一山も二山もあったというね(笑)。家に帰っても気が休まらず、映画どころじゃない日々でした。この仕事につき、10年目になりましたが、まだまだ「こんな事は初めてです」が、時々起こります。物件・勤めている会社・その人の性質にもよるでしょうが、マンション管理員とは、奥の深い仕事だなと、私的に痛感した年でした、

前職の長く務めた医療事務の時もそうでしたが、仕事をしていると、時代に合わせて思考がアップデートしていく手応えを感じます。仕事とは、お金を貰って勉強させて貰っているのだと、改めて感じ入った年でした。

という事で、映画を観て感受性を刺激するには、仕事しなくちゃと感じた一年でもあります。まぁ卵が先か鶏が先か?に、似た話(笑)。

今年のラストは「ウォンカとチョコレート工場」でした。良かったのになー。年明けに時間があれば、感想書きたいと思いなぁ。年明けに「市子」と「ファースト・カウ」は、まだ上映しているかしら?でも見逃しているうちに、今一番観たいのは「ラ・メゾン」になってしもたんやけど(笑)。

皆さま、今年も大変お世話になりありがとうございます。
来年もまた、楽しく映画のお話しでやり取りさせて下さいね。
では、どうぞ良いお年をお迎えください。


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