ケイケイの映画日記
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2007年08月20日(月) 今年の夏の覚え書き

次に映画を観るのは仕事休みの23日になると思うので、記録的な暑さの今年の夏の覚え書きなんぞしてみようと思います。

8/4〜5
お盆前の土日でしたが、末っ子が合宿中ということで、新婚旅行以来初めて夫婦二人で、神戸の六甲山まで一泊旅行してきました。実は昨年秋から夫の仕事の形態が変わり、毎日かなりのプレッシャーを抱えた日々を送っているのです。仕事が暇だと心配で機嫌が悪く、忙しいとしんどくて機嫌が悪いという、本人にとっては深刻、家族にとっては理解出来るけれどはた迷惑という、悶々とした日々を送っているのですね>夫。もちろん妻として、痛みも苦悩も分かち合えるものは分かち合いたいと思っておる訳なんですが、正直な話、たとえ家族がおろうと、人間いくつになろうと、自分一人で乗り越える壁ってあるんじゃないかと、私なんぞ思っているわけですよ。そこで趣味と言えばパチンコと「時代劇専門チャンネル」のお守という我が夫に、苦悩を分かち合うより楽しみを提供する方が建設的じゃなかろうか?と、私が行こうと誘った次第です。

当日は二人とも仕事を終えて午後三時ころ出発。実は結婚前に六甲にはデートで行ったのですが、それ以来です。稀代の方向音痴夫婦にカーナビは必需品のはずなんですが、我が家にはナッシング。「ナビゲーターは、お前せい!」との夫のお達しなんですが、東西南北のわからんもんに、そんなご無体な。ラジオからヘアカット100の「フェイバリット・シャツ」が流れ、まぁ懐かしやと聞きいっていると、「おい!何のんきな顔してんねん!今の標識なんて書いてあってん!」との夫の罵声は容赦なく私に。「えっ?私には期待せんどいて」と明るく答えるワタクシ。「この嫁ハン・・・」と言いつつ、己の妻はどんな女か、そこはほれ結婚25年ですから熟知しているのですね。そののち夫は勘と通行人に聞くということを繰り返し、無事ホテルに着きました。お父さん、御苦労さま♪

ホテルは人工ながら温泉付きということで、ここにしました。人口とはいえ大浴場のお風呂は気持ちよく、食事の最中はあれやこれやと25年を振り返り(なんてったって、私は21歳で結婚したもんで、夫が一番長く暮らした人なのだ)、あっと言う間だったなぁと二人とも感慨深いもんがありました。「全然思うようにならん人生やったわ」としみじみ夫が言いましたが、人生なんてだから面白いねんやんと思う私。この感覚のずれは、おいおい煮詰めていこうぞ。当日は霧がすごくて、100万ドルの夜景が観られず残念でした。

次の日はまず六甲山牧場へ。大昔と同じく羊の大群の中を失神しそうになりながら駆け抜け(私は動物が苦手)、チーズ館まで行くと無料で骨密度の測定なんぞやっておりまして、当然やってもらいました。結果は年齢以上の102%の出産三回の私と、78%で要注意の夫という結果に。だいたいこういうのやると、夫はヘビースモーカーなんで、絶対「禁煙」と言う話になだれ込むので、いやがるのよね。今回ももちろん指摘され、「少し減らします」と塩らしいことを言ってましたが、お土産のヨーグルトを食した後、おいしそうに煙草吸っておりました、はい。

その後は私の念願のホール・オブ・ホールズへ。ここはオルゴールのミュージアムなのです。1900年代初頭の、お金持ちでしか買えなかった時代から現代に至るまでの、ありとあらゆるオルゴールが展示され、30分毎解説付きの、大型のオルゴールの演奏も聴けます。合間にストリートオルガンの音が流れ、とってもいい雰囲気。経営は阪急グループらしく、最近阪神と提携したため、トラッキーのオルゴールなどもあり、気品のあるエレガントな雰囲気だけではなく、気さくな庶民性も取り入れるなど、夫と二人で「やっぱり阪急は商売上手やな」とひとしきり感心したのでありました。その後高山植物園やガーデンハイツにも行きたかったんですが、夫、へたれた感がありありで、「もう帰ろか?」と言うので、素直に頷く私でした(本当はもうちょっとおりたかった)。帰りの車中、楽しかったなぁと二人で言いあい、「次はもうちょっと遠い所でもええで」と夫。私の思惑はクリーンヒットの模様。年末はホンチャンの銀婚式なんで、ちょっと豪華に有馬温泉など予定しております。お金はお祝いとして子供持ちで(わははははは)。頑張ってくれたまえ、息子たち!

8/12
今日から5日間お盆休み。夫はお風呂場のペンキ塗り。GWにやってくれたのですが、ところどころめくれてきていて、それが猛烈に気に入らないらしく、塗り替えることに。正直私は別に良かったんですが、この辺のこだわりは男子ならではなんですかねぇ。チビは午前中クラブ。夜は私一人で「ゾンビ」鑑賞。

8/13
夫壁塗りの続き。長男も参加。私は午前中近所の総合病院へ、予約してあったマンモグラフィ検査へ。その数日前問診票が来たのですが、私を悩ました質問が「閉経した年齢」。ご存じのように、私は昨春子宮筋腫の全摘出手術をしたので、強制的に閉経はその時期です。しかし卵巣はそのままなので、排卵もありホルモン分泌があるという、微妙かつ中途半端な状態です。普通の卵巣の老化で女性ホルモンの分泌もなくなり閉経と言う手順は踏んでいない訳です。手術以来毎月の生理がなくなった以外は、それ以前と全く変わりなく暮らし、女性としての「欠落」を感じず過ごしてきましたが、肉体的にはやはり「欠損」しているのだと、思わず自覚をするはめに。う〜ん、恐るべしマンモ(違うって!)。これから年齢を経てこういった検査の度、「子宮のない私」を再確認するんでしょうね。動揺はしませんでしたが、やっぱりちょっと寂しいぞ。マンモの検査は痛いと大評判(?)ですが、それほどでもなく。経産婦なもんでね、「お産に比べりゃこんなもの」精神が染みついておるのです。結果は一か月後郵送だそうです。大阪市は今年は昭和の偶数年生まれの人は1500円で検診出来ます(来年は奇数年)。私も一度やってみようと思われる方は、直接マンモのある病院へ連絡してみて下さいね。

8/14

夫と長男と三人でお舅さんの墓参りのために兵庫県へ。すんごく遠くて、いつも一日がかりでお参りです。今回は夏休みのクラブは皆勤したいと三男は不参加。もし渋滞に巻き込まれて帰りが夜になるといけないので、次男には留守番を頼んで、子供代表で長男が参加です。朝6時半に出発すると、お盆だというのに、すいすい走るではありませんか。帰りもすいすいでお昼過ぎには帰ってきました。次回もこれで行こう。

8/15

夫、姑さんに呼ばれ運転手。私は散々どれにしようと迷ったあげく「消えた天使」鑑賞。「河童のクゥと夏休み」「夕凪の街 桜の国」は9月に観られるだろうか?三男はまたクラブ。久し振りで全員夕食を囲めるので、メニューは鉄板焼きにしました。

8/16

この日から長男出勤。三男はクラブ。夫・私は今日で仕事休みは終了。次男は明日まで。今日はのんびり。

とまぁこんな風でした。忙しくもなく、適当に用事もこなしてまずまずの夏だったかな?それでは皆さん、残暑厳しい折ですが、お互い体に気をつけて乗り切りましょう!


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