ケイケイの映画日記
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2005年08月09日(火) 子宮筋腫なんか怖くない(3)

昨日検診日でした。先日の検査結果は、心電図、レントゲン、肺活量、止血貧血と全て基準をクリア。血液検査は、B型C型肝炎、エイズ(!)梅毒(!!!)全てシロ。その後内診をしてもらったら、何と筋腫が6cm×7cmだったのが、5cm×5cmに小さくなっていると言うではないか!

「良くなってますよ。炎症も完全にとれています。治まったので筋腫も元の大きさに戻ったんです。」との先生のお言葉。続いて「これなら膣式で出来ますねぇ。」えっ?腹腔鏡式もなし??それより5×5って、要観察でいけるやん。手術のキャンセルが頭をかすめたのを見透かすように先生が、「でも筋腫はなくなりませんよ。それに何度も言うけど、筋腫が炎症を起こして白血球が2万超えるなんて、まずないんです。」へぇへぇ、わかってま・・・。

しかし同じ子宮全摘出でも、悪性かも知れないので開腹手術→悪性の可能性は低くなってきたので腹腔鏡式も視野にいれよう→筋腫が小さくなったので、(それもホルモン剤投与一切無し)腹腔鏡なしの膣式へと、怒涛の好展開です。手術方法によって、体の負担が全然違うのです。開腹手術が術後10日から2週間程度の入院なのに対し、膣式は5日から7日。一ヶ月間は安静が望ましい開腹手術に比べ、安静も2週間くらい。職種にもよりますが、私のような午前中だけの病院の受付なら、経過さえ良ければ、術後3週間で職場復帰も可能です。何よりお腹に傷跡がないので、経験者の方によると、「私は子宮がなくなった」という喪失感が希薄だそうです。

病院の帰りに買い物に寄ったスーパーで仲の良い友人にばったり。「体の調子どない?」と聞かれたので、経過良好と伝えると喜んでくれ、小さくなったのに手術とは、なんとなく割り切れないと話すと、「うちのお母ちゃん、やっぱり筋腫の炎症から盲腸が腹膜炎になるみたいに破裂してんで。それで他の臓器にも癒着して、結局子宮も卵巣も取ってん、体もすごくえらい(しんどい)みたいやったし、ホルモン注射も打ちに行ってたよ。ケイケイさん、手術した方がええよ。」と言われました。そうやねんなぁ、今なら健康な卵巣は残せるという最大のメリットがあるのです。(女性ホルモンは子宮からではなく卵巣から出る。)色々な筋腫サイトを読んでみても、躊躇して入る間に段々大きくなってきて開腹になったり、リュープリンなど更年期の症状が出る注射で筋腫を小さくして腹腔鏡にしたりと、苦労も盛りだくさん。やっぱり手術頑張ろう。

この後は、24日にもう一度MRIを撮って、前回高信号反応で悪性が疑わしかった影像が、普通に映っていれば膣式でOKだと思います。高信号反応は、悪性の他に炎症や出血も考えられるそうです。確かに筋腫発覚の6月初めから一ヶ月間は、記憶にないしんどさでした。内臓の炎症はバカに出来ませんね。取りあえずは今度のMRIの結果が良いことを、今は祈っています。


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