想い出の樹

2004年11月17日(水) 小学校の音楽会

今日は生徒に誘われていた小学校の音楽会へ出かけてきました。
午前中だというのに、もう今日の日記です。(笑)

とても小さな小学校なので、1学年1クラス〜2クラス。
誘ってくれた6年生の女の子は1クラスの学年。
先生は、この学年の子どもたちに、
自由にグループを組んでもらい(一人でもいいとおっしゃったそう)、
自由に曲目を決めさせて、主体的に演奏会に参加させたようです。

木琴、鉄琴、キーボード、ピアノ、リコーダーなどなど。
人数がバラバラなら、構成もいろいろ。
中にはいまどきの「かったるぅ〜」といった子もいましたが、
ほとんどの子は、とても楽しそうに真剣に演奏に取り組んでいました。

誘ってくれた生徒も、前からこの企画を楽しみにしており、
お母さまの話では、とても夢中になって取り組んでいたようです。
グループでやることの難しさも経験したとのこと。
ピアノ教室では、体験できない音楽を体験してくれたかなぁ〜
なんて思うと、とても嬉しく思います。

この音楽の先生のアイディアですばらしいなぁと思ったのは、
全学年を通してひとつの曲をやっているということです。
必ず1曲同じ曲をやっているのです。
今日は、ルパン3世の曲を音楽会最後に全員で合奏してくれました。
これが気持ちよい!!!

この音楽会は6年生が中心になっている音楽会で、
それ以外には5年生の演奏があっただけなのですが、
聴きにきただけの他学年の子も一緒に最後は合奏です。
大人数になるので、すごい迫力。
いつも自分のクラスだけで演奏している子どもたちにとって、
この全員がかもし出すエネルギーを感じて演奏するのは、
それはそれは気持ちのよいことだろうなぁと思います。

音楽会の曲目で、演奏に合わせてみんなが歌いだす・・・
なんて瞬間もありました。
自然に音楽を楽しんでいる様子は、
見ていてとても気持ちよく、
学校音楽の重要性とすばらしさを体感することができたのでした。

ピアノを習っていようが習っていまいが、
こんな風に音楽することを楽しめるって、
本当に素敵なことだなぁと思います。

それにしても、この音楽の先生はすごい!!
この先生のエネルギーと指導力に大きな感銘を受けました。


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中嶋 [HOMEPAGE]

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