かなり気侭に腐的
K/A/R/A/S/U

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■ 視線の意味

Yエちゃん遊ぶ約束を取り付けておもいっきりBL話をする為に今日はいそいそとお昼に京都で待ち合わせしました。相変わらずYエちゃんは可愛かった。にも関わらずめっさBL話が出来る数少ない友であります。やっぱりBLと一口で言ってもそれぞれ好きな傾向が違うと全く「面白いお薦め本」っていうのが噛み合わなくなるので嗜好が近いというのは素晴らしいことです。こじゃれたカフェでランチしてタクな本屋でお薦め本とかの情報交換しつつ、その話題継続で月ヶ瀬で甘いものを食しました。盛り上がったのは八雲やおい話です。やぁ、最終回は見方によってはすごいBLでした。わははは。
そしてデパートで服をいろいろ覗いて回ったり(微妙に欲しいものあったんだけど結局買えなかった…ううん、新しい服買いたいんだけど)さんざん街ブラ。満喫満喫。
最期の締めにコーヒーしようと四条のド●ールに入りました。店は混んでいたんですがちょうど1階の隅の窓際席が空いて居たのでそこに腰を落ち着けてふと外を見遣ると…目に留まる人が居ました。ちょうど路地の角のとっても待ち合わせには向かない場所に一人の佇む青年が。細みで背が高く顔は萩原雅人を硬派にした感じの男前、歳は20代前半。背広こそ着ていなかったもののリーマン風の服装・白い長袖カッターシャツにネクタイ(でも色は何故かピンク)をきっちり締めて居りました。胸のポケットには小さいメモ帳とペンを持ってるようでした。…髪型がかなり…短い坊主頭でした。(窪塚くんくらいの)しかしその坊主頭に関わらずかなりの男前です。でも、お水系ホストの匂いはないです。細面の顔、バランスの良い四肢に細い腰。細い指。そしてそんな彼は誰かを待つにしてはちょっと不思議な場所に立ってるんです。しかし目がいった理由はそれだけではありません。人待ち顔のようなそうでないような目線配り。というか、明らかに鋭い目つきで路地の奥を睨んでいます。「…不審だなぁ」と思った私はさっそくYエちゃんに報告。しばし彼を観察してみることにしました。どうも路地の奥を睨みつつ、左右に目線を配り、かつ路地から出て来た人が通り過ぎる際にじっと顔を確かめています。しかし路地から出て来た人の全員ではなく男性(カップルだったら男性でも観ていない)に限定されているのです。
あまりにも不審、しかし絵になる彼を観て、私達は彼を『京都の吉田一彰』(c:李歐)と命名しました。…観察続行。おもむろに彼は携帯電話を取り出し(何故かパールピンクのドコモ…なぜ?よりによってピンク??)、誰かとお話してる様子。さっきまでの厳しい目つきはどこへやら破顔すると大層さわやかで、かつ、幼くなる顔に私達はますます『京都の吉田一彰』の観察を辞められませんでした。観察すること30分近く。しかし電話が済むと彼はささっと阪急四条駅側に歩いていっちゃいました。その後、私達は二人で「刑事で張り込み中」「記者」「待合せはオトコだろう」「受決定」「興信所のッ調査」などと二人で好き勝手言ってました…「やっぱり後を尾行して何者なのか確かめたかったね〜。惜しかったね〜」「そりゃ怪しいよ!あたしらが!」などと言って、ふと視線を戻すと…!い、居る!!!!
ま、また『京都の吉田一彰』が先程の場所にに立っています!!!彼が中座したのは15分ほどです。(一体どこに行っていたんだ〜〜???深まる疑問)、行動は相変わらず路地の一角を鋭い目で睨んで!その視線の先には何があるのか気になって堪りません。途中、彼は観光客らしき外国人に地図を出され道を尋ねられている間も置くの路地が気になるのか目線を横に送っています。も〜〜〜!何なの!親の仇がその路地の向こうでも現れるのか!?このままでは私達は店を出るにでれません。
しかし、いい加減そろそろ帰らねば。「仕方ない、取りあえず彼が睨んでいる向こう側になにが有るのか歩いて行って確かめてみよう。」と結論に達して早速彼の佇む小脇から路地の向こう観てみましたが、奥にあるのは小料理屋と、あとは…ピンク系のフーゾク店でした。「????」やっぱり分からない上に、歩いて行って観てみるのも憚られます。仕方ない!直接理由を聞くしか無い!私はYエちゃんが見守る中、青年に声を掛けてみました。「あの〜、さっきからそこに立って路地の方観てらっしゃいましたけど何か有るんですか〜?」私の質問は極めて無邪気に直球です。しかし彼は不審そうな表情はせず、少し笑って「本当はあまり言ったらあかんねんけど、店に出入りする人の数を数えてるんです」と柔らかい関西弁で答えてくれました。その彼の表情もいささかホッとしているようでした。つまり、こちらの視線もやっぱり向こうは気が付いていたのか…視線の理由が気になっていたのかもしれません。お互いに視線の先にある理由が分かるとすっきり♪ってところでしょうか。 
は〜。良かった良かった。そうして謎が解けたので心残りを残す事無く解散したふたりでありました。しかし、数を数えるだけであんな厳しい目で睨まなくてもな〜。あはは。いろいろ考えちゃったじゃない。世の中いろんなお仕事あるのね〜、と。元気に帰ろうとした駅のホームで私とYエちゃんは「あ!なんでピンクの携帯電話なのかも聞けば良かった…」などとこぼしてしまいました。(笑)っていうか、ファンか、わしら!(笑)でも久々に保養でした、いろんな意味で。w

2002年07月27日(土)
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