heute
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やはり、何かを手に入れるために何かを捨てなければならないようだ。つらい決断を、近いうちに下すことになるだろう。
今日、失いかけていた希望をほんの少し取り戻す。といっても何も状況は変わっていないが。気分というのは変わりやすいもの。
朝のうちに家に電話。相変わらず曇り空。少し雨も降った。ダイニングで勉強、午後にルームメイト帰宅。特に言葉は交わさず。ルームメイト、「週末は何してた?」、「別に」と私。冷たいじゃないか。気がつくと外は晴れてきたのでウォルマートへ。CD−Rの画像を印刷してもらうのが目的だったけれど、また別のウォルマートでしか受け付けていないそう。明日行ってみようか。
夜、短時間ながら熟睡してしまう。おまけに軽度の金縛りにも遭った。起きてからも、まるで全身が鉛のように重い感覚が残っていた。その後少し読書。
それから、ルディに電話。おそらくぎりぎりだったと思うが、携帯は通じた。日本での数々の思い出は今も胸の中にある。そしてとうとう、お互い日本を離れ、故郷へ、新しい場所へ。今になってようやく、本当に遠く離れてしまうことを実感した。別れの辛さを再び噛みしめた。しかしそれは時間と共にいずれは訪れるもの。次に見つめるものはもちろん近い未来だ。
棒読みのドイツ語で(台本まで用意)一緒に過ごせたことの喜びと、感謝、楽しかったことなどを伝え、そしてドイツで会う約束をして、まるでいつもの帰り道の別れ際と同じように言葉を交わし、受話器を置いた。
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