書簡

卒塔婆  [2001年06月21日(木)]

このところ、卒塔婆が気になって堪りません。
小さい頃から墓参りに行く度、沢山の卒塔婆を見て胸をときめかせていたのですが、子供心にもこれはむやみに触れてはならないものだと、自制心を働かせていました。今でも軽々しくスキと言っていいようなものでないのは承知しているのですが〜。

天井桟敷の『身毒丸』でもありますよね(ビデオでしか見られない‥万有引力が再演するらしいので楽しみです)、卒塔婆に釘を打ちつけるシインが。あれ、好きですねぇ‥卒塔婆そのものは出てこないにしろ、三島由紀夫の『卒塔婆小町』、タイトルいいですねぇ‥つい舞台観にいっちゃいました。今、卒塔婆って素材をどうやって描こうかそればかり考えてます。ホラー系&ダーク系の素材サイトに行くと卒塔婆モチーフがあるので研究に行ったり(もっとやること他にないのかしら‥)

そんなわたしは今、先日の抜歯手術により、顔の片方が特殊メイク並みに腫れあがってます。お笑いショウのようです‥。せめて『四谷怪談』になりたいのに、ただのお笑いにしか見えないのは元のカオの所為でしょう‥

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高戸キワ