びっと日記


びっと日記

		びっと

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■　びっと日記／リプレイ雑感

ソードワールドリプレイワルツ①

　冒頭の依頼を受けるまでが結構好き。
『自分たちのいた孤児院が経営難で潰れそうになったから、食い扶持は自分で稼いでこい』
　というオープニングなんだけど、やっぱり、ただ単に
『君たちは冒険者の宿で意気投合した冒険者だ』
　と言われるよりも、人間関係を作りやすいのが読んでいてわかる。ＮＥＸＴのオープニングもそんな感じじゃなかったっけ？　ソードワールドはこれからずっとこの路線でいくのかな？
　あと、最初の依頼が「お祭りで使うお皿を割れないように運んできて」という内容だったのも、ちょっと新鮮だった。フルコースばかりじゃなくて、たまにはお茶漬けもいい。ＦＥＡＲ系のゲームだと、放っておくとすぐにフルコース＝世界の危機に発展してしまうので、こんなオープニングが使えそうなゲームっていうと…アリアンロッドぐらい？　…はっ、これはもしかしてアリアンロッドやりたい病！？
　他にも、ゲーム中に登場している小道具（ネタバレになるので書かない）とかも、なかなか面白かった。

アリアンロッドリプレイルージュ③

　各所で話題になっているけど、登場ＰＣの一人が○○する話。
　もちろん、その部分を除いても面白い。アリアンロッドにおけるシティアドベンチャーの処理の仕方とか、プレイングテクニックとして学ぶべきところがいろいろあって参考になる。ジュライの設定はヒドいよね（註：誉め言葉）。
　伏線の張り方、プレイヤー設定のとり込み方…井上ジュンイチもアルシャードリプレイの後書きで書いていたけれど、きくたけの凄いところは｛今もなお進化している｝ところ。
　そして、一番マズいところは言うまでもなく、「あまりにもスゴすぎて常人には真似できない」ところだ。
　ルージュはあと一巻で終わりだそうだけど、外伝でも次シリーズでもいいから、是非上級クラス＆全サプリを使用する環境のリプレイを見てみたい（ＮＯＶＡでいう、カイルが登場した高経験点リプレイみたいなヤツ）。アリアンロッドの高レベル環境って、今まで公式にまったくサジェスチョンがないので、どんな雰囲気になるのか是非知りたい。

アリアンロッドリプレイハートフル①

　同時に発売されたルージュ③のインパクトがありすぎて、どことなく影が薄いけど私は決して嫌いじゃない。きくたけリプレイみたいに「常人離れ」したところがないので「何となくこれぐらいなら自分でもできるかも」という気分になれる。
　もっともこれは、２本目のシナリオのネタが、私好みのネタだったせいもあるかもしれない。でもこのネタは、人によって好みは分かれると思う。逆に１本目のシナリオは、クイズの答えがほとんど事前に分かってしまったのでちょっと…でも、マスターシーンの挟み方とかはさすが。
　プレイヤー視点で読むと、ナイトウィザードの頃初心者だった小暮英魔が、明らかに熟練しているのが分かる。他のプレイヤーを立てつつ活躍したり、自分の設定をＧＭと話し合ってシナリオに織り込んだり、すっかり熟練プレイヤーだ。
　まぁ、最高のプレイヤーたちと卓を囲み、その一挙手一投足を見ながらプレイしてるわけだから、当たり前かもしれない。

ソードワールドＮＥＸＴ　スカイステージ

　ぺらぺらーずも随分成長したなぁ。もうセッションは２０回を超えてるし、国家を揺るがす陰謀も（前巻で）解決したし。国家的陰謀の次は人知を超える魔境に赴くのがソードワールドの王道のようで、「スカイステージ」にはその名の通り、空中庭園が登場する。
　空中庭園といえば、ファンタジーＲＰＧで誰もが考える、夢の舞台。それが、山本でも水野でもなく、まして清松でもなく、藤澤マスターの手で形になったのは驚いた。そして、そもそも“墜ちた都市”レックスの他に空中都市が残っていることにはもっと驚いた。
　これは決して否定的な意味じゃない。これでソードワールドＲＰＧで空中都市を登場させても問題ないわけだから、ＧＭをやっている人には朗報だと思う。
　でも、幕間でプレイヤーたちが「モチベーションが足りなかった」とか「情報収集でセッションが長引いた」という言っているのを見て「フェイズプロセッションルールを使えばそんなことないのにな」とか「情報収集判定がちゃんとルールに明記されていればそんな苦労しないのに」と、心の中でついつい突っ込んでしまうわけで。でも、これは藤澤マスターのせいじゃなくてシステムの問題だから、プレイヤーたちが楽しめたのであれば問題ないのだろう。
　で、巻末の補足はいつまで続くんだ…。

2007年01月17日(水)

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■　ハート・オン・エッジ／トーキョーＮＯＶＡ

　久しぶりにＮＯＶＡをやりました。面白かったー。でも、公式シナリオなので詳細は省略。自分で使ったキャストだけ置いときますね。

“ティルヴィング”木更津サラ
　　　スタイル：カブト●、カタナ、ニューロ◎

<プロファイル>
　フリーランスで護衛から殺しの任務、情報収集まで引き受ける何でも屋。外見は銀髪赤眼、二十代前半の女性だが、口調が妙に古臭い。
　実は、電脳剣ティルヴィング（グランドクロスに掲載）に付属しているＡＩで、本来の所有者が不慮の死を遂げたことで自我に目覚めた。主人を守りきれず、死なせてしまったことを今も後悔している。名前やプロファイルは本来の所有者のものを引き継いでおり、友人の中には今も彼女を生きていると信じている者もいる。
　ウェブでのアイコンは白銀色の刀身に真紅のルーン文字が刻まれた剣（現実世界のティルヴィングそのもの）。

<戦闘時の行動（自分でもコンボ忘れそうなので書いておく）>
　《白兵》＋《電脳》＋《フリップ・フロップ》＋《０１フィーリング》＋《修羅》で、イントロンしながら剣が宙を滑るように斬る。まるで、使い手の方が引きずられているように見える。
　達成値２６の攻撃が通らず、顔面蒼白になって経験値を使い《０１フィーリング》を生やしたのは君と僕の秘密だ。ダメージは《金剛》で軽減なのだが…《仁王立ち》や《ディフレクション》を入れていくとスロットが足りなそうなので、《カバーリング》を使うかも、かも。

2007年01月14日(日)

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■　私は　ここに　いる／エンゼルギア

アクトトレーラー

　「負けちゃいました。やっぱり先輩には敵わないな」

　そういうと、彼女は舌を出して笑ってみせた。

　「でも、先輩みたいな人が守ってくれるなら…」
　「遠くからでも、先輩にわかってもらえるように…。
　『私は　ここに　いるよ』って」

　…歌が聞こえる。

　それは、最後に残された約束を、果たすために。

ＰＣ①　推奨クラス　　：ギアドライバー　　
　　　　初期ダーザイン：野々宮未紅からの尊敬
　キミは、上官から珍しい命令を受け取った。
　「幕田基地に向かい、後進ギアドライバーの指導に当たれ」
　幕田基地といえば、対天使兵器の研究が進んでいることで有名だ。
　釈然としないまま基地に向かったキミの目の前に、
　ずっと昔、訓練所で会った後輩が現れた。
　「よろしくお願いします、センパイ！」

ＰＣ②　推奨クラス　　：情報将校
　　　　初期ダーザイン：荻坂中佐からの疑念
　キミは、旧知の仲である、幕田基地の来栖少佐に呼び出された。
　「基地の経理に不明瞭な点がある」少佐は切り出した。
　「内偵を進めていたところ、上から圧力がかかった。
　つまり『そういう話』だ」少佐は苦笑いする。
　「しかし、君なら調べられるはずだ。よろしく頼む」
　司令室から出たキミの目に、黒々とそびえる研究棟の姿が過ぎった。

2007年01月07日(日)

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■　カオスフレアシナリオ・孤界侵略者（コンキスタドール）が６人！

アクトトレーラー

　コンキスタドールたちは困惑していた。
　オリジンの村、ドノバで予想外の事態が発生したのだ。
　このままでは、キミの目的を果たすことができない。

　調べていくと、ある事実に行き当たった。
　どうやら、予想外の事態が起こった原因は、
　領主が娶った美しく謎めいた夫人にあるらしい、と…。

　　　◇◇◇

ハンドアウト

　今回のシナリオでは、ちょっと変わったハンドアウトの取り扱いをします。
　ＰＣ①は必須ですが、②～⑥（！）には優先順位がありません。

　そして、ＰＣが選ばなかったハンドアウトはゲストで登場します。

ＰＣ①　推奨ミーム・フォーリナー
　　　コネ：イールナム
　キミはダスクフレアと戦う戦士だ。そして地球へ帰る術を探す旅人である。
　キミはあるとき、イールナムという高名な騎士の噂を聞いた。
　彼なら地球へ帰る方法を知っているかもしれない。
　キミはドノバの村を訪れた。

ＰＣ②　推奨ミーム・アムルタート
　　　コネ：イールナム
　キミは困惑していた。
　イールナムという騎士が、同族の竜戦士を倒した。
　そんな噂を聞き、キミはドノバの村を訪れた。
　しかし、キミが見たところ、その男は新妻に夢中で腑抜けも同然。
　そんな男を倒しても意味がない。
　はてさて、どうやって竜の名誉を取り戻したものか…。

ＰＣ③　推奨ミーム・ネフィリム
　　　コネ：イールナム
　キミは困惑していた。
　ドノバの村のほど近くに眠る希少金属の鉱脈。
　長い時間をかけ、採掘について現地人と合意する寸前までいっていた。
　それが、彼は新妻に気もそぞろ。
　契約はなかったことにしてくれと言い出す始末。
　なんとかせねば…。

ＰＣ④　推奨ミーム・富獄
　　　コネ：イールナム
　キミは困惑していた。
　ようやくまとまった、ドノバの村への入植。
　オリジンの民との共同の開墾。
　その話が全部ご破算になってしまった。
　領主イールナムが新妻のこと以外考えている余裕がないのだという。
　そんなことがあってたまるか。

ＰＣ⑤　推奨ミーム・グレズ
　　　コネ：ドノバの村
　キミは困惑していた。
　グレズのはぐれＡＩであり、さまよっていたキミを、
　ドノバの村人は温かく迎えてくれた。
　その村に、突如暗雲が垂れ込めようとしている。
　領主が迎えたという、新しい奥方のせいらしい。
　真相を確かめ、村に平穏を取り戻すのだ。

ＰＣ⑥　推奨ミーム・コラプサー
　　　コネ：ドノバの村
　キミの胸は高鳴っていた。
　キミが守護するドノバの村は、長い間何も起きない平和な村だった。
　だからキミの出番もなく、キミは長い間眠りについていた。
　それがどうだ。しばらく見ない間にコンキスタド－ルが集まり一触即発。
　久しぶりに楽しいことが起こりそうだ…。

　ＰＣ②～⑥には以下のような留意点があります。

・自分がカオスフレアであるという自覚があり、ダスクフレアという宿敵が存在することを知っている。
・ダスクフレアにもっとも有効な武器がフォーリナーのマーキュリーである　ことを知っている。
・以上を踏まえた上で（フレアを稼ぐためなら）いくらでも対立してかまいません。

　◇◇◇

今回のレギュレーション（以前掲示板に書いた②に相当します）

・基本ルールブック、インペリアルジェイドを使用。
・エラッタは最新のものを適用。
・エラッタ対象や今回対象外のサプリメントにあったの特技やアイテムは経験点に払い戻してもよい。

2006年11月24日(金)

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■　ブレイド・オブ・アルカナ“トゥマ・クーラルへようこそ”

アクトトレーラー

──トゥマ・クーラル。

　神聖バルヴィエステ王国、ブレダ王国、ウニオン。
　３つの勢力の緩衝地帯に存在する街である。
　戦に疲れ、騒乱に倦む人々の間で囁かれる噂がある。
　「クーラルの街では、争いが存在しないそうだ」
　幻の街に聖痕者が紛れ込んだとき物語は始まる。

ＰＣ①　設定：ヒルダ王女の友人
　　　　クイックスタート：流離いの剣士
　　　　コネ：ヒルデガルド王女
　キミはヒルダ王女に忠誠を誓い、ウニオンのために戦う騎士である。
　打ち続く戦争に心を痛めるヒルダ王女の姿を、キミはいつも見ていた。
　そんな君の耳にある噂が届いた。
　「クーラルの街ではブレダもバルヴィエステもなく、
　人々が平和に暮らしているそうだ」
　本当だろうか。キミは真偽を確かめることにした。

ＰＣ③　設定：ブレダの傭兵
　　　　クイックスタート：一騎当千
　　　　コネ：アルブレヒト・ラーグ
　キミはブレダの傭兵だ。バルヴィエステ、ウニオン、ブレダ。
　３国の争いは今でこそ小康状態だが、また戦乱が起こるだろう。
　そんな折、キミの友人、アルブレヒトが消息を絶った。
　クーラルという街へ偵察に出かけたきり戻らない。
　何かあったのだろうか。キミは友の姿を求め、クーラルに出かけた。

ＰＣ③　設定：バルヴィエステの騎士
　　　　クイックスタート：不破の騎士
　　　　コネ：リエッタ・クリューガー
　キミは神聖バルヴィエステ王国の騎士である。
　ある時キミの上官であるリエッタがキミを呼び出した。
　なんでも、最近各勢力の緩衝地帯に近いクーラルという街に出かけた
　騎士たちが戻ってこなくなる事件が起きているらしい。
　何かの異変が起きているのだろうか。キミは調査を開始した。

ＰＣ④　設定：黒騎士の代理人
　　　　クイックスタート：断罪の嘴
　　　　コネ：黒騎士
　キミはハイデルランドを影から護る黒騎士の代理人である。
　オルデンガルドに程近い、クーラルの街。
　そこで何かが起きている。キミの勘がそう告げている。
　確かめなくては。手遅れになる前に。

レギュレーション
　・基本ルールブック及びゲートオブザブレイブスを使用します。
　・エピックプレイです。
　・時代は１０６９年、三王会戦の直後です。
　・（重要）キャスト間のコネはきわめて重要です。
　　ネガティブな関係、及び未来の関係を取得することを禁じます。
　　今回のシナリオの目的は立場の違う者たちが力を合わせて
　　窮地を脱することであり、ＰＣ間で斬りあうことが目的ではありません。

2006年11月02日(木)

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■　ダブルクロス“エクスペンタブル・デイズ”

アクトトレーラー

　終わりなき内戦。

　この国では

　過去も　　　名声も
　愛も　　　　友情も
　信頼も　　　忠誠も

　全てがエクスペンタブル（使い捨て）。

ハンドアウト

注意：ＰＣ①～ＰＣ⑤は、全員クロドヴァ公国の軍人である。

ＰＣ①／指揮官　ロイス／ヴュラード・ラトグリフ
　一人の英雄が死んだ。英雄の名にふさわしくない、無様な死に様だった。
　しかし…君の脳裏に警報が鳴り響く。
　何かがおかしい。何かが変だ。
　彼の死には、何か裏がある。
　君は調査を開始した。

ＰＣ②／スペリオル　ロイス／エステル（ルールブック記載のゲスト
　｢あの人を探して欲しいんです｣
　人の色恋に首を突っ込むほど、暇でも酔狂でもない。
　だが、彼女の依頼に何かを感じた。何か嫌な予感がする。
　それがなければ、君は依頼を受けることはなかったろう。
　…そして、君の予感は的中した。

ＰＣ③／ハザードエイジ　ロイス／ヴュラード・ラトグリフ
　突然起きた、モグリ酒場の銃撃戦。
　この国ではよくあること。君の心にはさざなみも立ちはしない。
　だが、その銃撃戦であの“英雄”ヴュラードが死んだとなれば話は別だ。
　なぜ、あの英雄が、あんな下らない死に方をしたのだろう。
　火の粉が降りかかった時、君はそれを思い出した。

ＰＣ④／ハザードチルドレン　ロイス／ライナス・ホルトマン　
　｢今度、俺結婚するんですよ｣
　それを聞いた瞬間、嫌な予感がした。
　戦場でその類の言葉を口にする奴は皆死んでいく。
　彼も例外ではなく、君の前から姿を消した。
　だが、彼の残した最後の言葉、それがどうしても気になるのだ。

ＰＣ⑤／エミール　ロイス／司令官（ルールブック記載のゲスト）
　｢ヴュラードの死には、何かが隠されている可能性がある｣
　君の上官は、君にそう告げた。
　なるほど、寝耳に水の“英雄”の死も、背後に何かが隠されているというのなら納得がいく。
　「君に真相を探って欲しい」
　なるほど、お偉いさんの汚職の調査をさせられるよりは面白い結果が待っていそうだ。

　ＰＣ①～⑤の導入は、①＞②＞③④⑤の優先度です。

　今回のレギュレーション

・今回のステージは「アウトランド」に掲載された“陽炎の戦場”です。舞台はクロトヴァ公国となります。
・基本ルールブックを使用します。
・サプリメント「ブレイクアップ」は一切使用しません。
・「アルターライン」は追加シンドローム「バロール」のみ使用します。
・プレイヤー参加人数が三人の場合、ゲーム終了時にジャーム化する侵食率のボーダーラインを１１０とします。
・プレイヤー参加人数が二人の場合、ゲーム終了時にジャーム化する侵食率のボーダーラインを１２０とします。
・経験値の算定方法は変わりません。　

2006年10月19日(木)

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■　アルシャードガイア“Ｔ市ガイドブック②”

（以下は全てクエスター専用の情報である）

私立御真学園

　瑞珠学院同様、この学園も何人かのクエスター（生徒も教師も）を抱えている。学園で起こるという怪奇現象の多くは彼ら、そして彼らと戦うスペクターが起こしたものだ。

斎賀弁護士事務所

　この弁護士事務所は、T市内における魔術師連盟の支部であり、所長の斎賀護は魔術師である。

稀人神社

　「マロウド」とは稀なる人、（異世界からの）客人のことを指す。この町がベッドタウンとして発達するより前、この神社はクエスターとスペクター、魔術師と奈落の戦いの最前線だった。もちろん、異世界からやってくるのは奈落とその使徒ばかりではなく、奈落と戦うオーヴァーランダーもいた。彼ら、中でもオーヴァーランダーの多くは、なぜかこの神社に「飛ばされて」くることが多く、神社の人間は異世界からの旅人の存在と、その扱いには慣れている。

　
常盤優子（レジェンド：？）

　彼女は自覚のないクエスターである。加護についても意識せずに使っている。
　実は、彼女の母親はその筋では有名なクエスターであったが、奈落との戦いの中で命を落としている。彼女が持っているネックレスは、母親のシャードを受け継いだ物であり、強大な潜在能力を秘めている。
　最も本人はそんなことはつゆほども知らない。

御国園（ガンスリンガー：？）

　彼女が学校に持ってきている「モデルガン」は、２回に１回は「本物」である。
　彼女はクエスターである。詳細は“ホリデー・イン・ブレットレイン”というシナリオで明らかになる予定。　

仙石明（ダンピール：？）

　彼はクエスターである。ただし、自分が先頭を切って戦うというよりは、他のクエスターのサポートを影から行っている。
　彼は“アイギス”（ルールブック参照）のメンバーであり、学園の生徒の中からクエスターとしての素質を持つ者、シャードを持つ者を見つけ出してスカウトする。それだけでなく、魔術師連盟やフューネラル・コンダクター社とも横のつながりを持っている。学園生徒とクエスターの二足のわらじをはく者にとっては、とても心強い味方となるだろう。

斎賀護（フォックステイル・？）

　斎賀弁護士事務所は、この町における魔術師連盟の支部である。彼は、連盟本部…マーリンや教授と、この町のクエスターの連絡役、情報の橋渡しをしている。
　それだけでなく、彼は独自のルートを使って、連盟から多くのマジックアイテムを仕入れている。この町で流通しているクエスター用マジックアイテムの多くは、彼の手を経たものだ。
　２人の助手もまたフォックステイルであるが、シャードを持たずクエスターとしての能力を持たない。彼女たちは妖狐の里から、修行のために護に預けられている。

斎賀やよい（フォックステイル・？）

　普通の人間には斎賀弁護士事務所の斎賀護の姉であると思われているが、本当は姉ではなくて祖母。何十年にも渡り、この町で奈落と戦い続けてきた女傑である。また、この町を訪れるオーヴァーランダーの相談役もしている。
　酔った勢いで、自分も昔はミッドガルなど他のルートワールドを旅したことがあるともらしたことがあり、その知識や経験を見る限りでは恐らく本当。だが、クエスター以外の人間には酔いどれ姉ちゃん以外の何者でもない。

2006年09月29日(金)

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■　アルシャードガイア“Ｔ市ガイドブック①”

Ｓ県Ｔ市

　都心から電車で一時間ほど、首都圏のベッドタウンとして急速に大きくなった街。古くからある稀人神社を中心にした古い町並みと、新しい町が混在する。

私立御真学園

　Ｔ市内にある私立学校。中高一貫の６年制学校だが、進学一辺倒の受験校ではない。瑞珠学院（ルールブック記載）とは姉妹校である。生徒の間では、学校内では不思議な現象がたびたび起こると噂されている。

斎賀弁護士事務所

　Ｔ市内ではそれなりに名の通った弁護士事務所。まるでテレビドラマに登場する弁護士のように、よろず相談事に応じてくれるため、信頼は厚い。

駅前広場

　この駅は駅弁がおいしいことで有名であり（テレビや雑誌で取り上げられたこともある）、駅の構内外で駅弁を売っている。また、駅前には駅の規模に不釣合いなほど大きな時計と液晶ビジョンがあり、町の風景の一部になっている。

カフェ・モンパルナス

　美味しい紅茶を出すことで有名な喫茶店。学園の生徒が学校帰りによくたむろしているが、ＯＬなどそれ以外の客も多い。

稀人神社

　この町に古くからある神社。マレビト、あるいはマロウド、という、他ではあまり聞かない珍しい神を祭っている。

常盤優子

　御真学園２年D組の生徒で、通称は「ゆーこん」。
　気さくで屈託のない性格のため、クラスの内外から慕われている。生活委員会の委員長であり、放課後は父親が脱サラして始めた喫茶店「モンパルナス」で働いている姿がよく見かけられる。いつも、メビウスの輪の形をした銀色のネックレスを身につけている。

御国園

　御真学園２年D組の生徒で、通称「そのっち」。
　「ばきゅーん」とか「ばーん」とか「だだだ」という、銃を撃つような擬音をぶつぶつ呟く癖がある。学園理事の娘であり、生徒会規則の「模造銃を学内に持ち込んではならない」の一文に「ただし、弾の出ない物は除く」の文言が加えられたのは彼女のためだと言われている。実際、頻繁にモデルガンを持ち込んでは教師に小言を食らっている。ただ、彼女がサバイバルゲームに興じる姿は誰も見たことがない。

仙石明

　御真学園の数学教師。担任は持たず、進路指導をしている。「せんごくせんせい」なので「ごくせん」と呼ばれているが、もちろんヤクザと関係はなく、いつも気弱そうに眼鏡をいじるのが癖。

斎賀護

　斎賀弁護士事務所の所長。といっても、まだ若い。下手をすると中学生くらいに見えるほど童顔。一見すると頼りないが、法律関係以外の相談にも気軽に応じてくれるなど親身な対応が人望を集めるのか、それなりに繁盛している。行政書士と司法書士の資格を持つ二人の美人助手がいる。

斎賀やよい

　稀人神社の（巫女ではなくて）神主。放浪癖がある上に酒癖が悪く、神社にいるのを見たことがないと言われている。なぜ彼女が神主になったのかは、この町でも七不思議の一つに数えられている。

2006年09月28日(木)

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■　カオスフレア“遺跡の継承者”プレイレポート

カオスフレア“遺跡の継承者”プレイレポート

※今回のプレイレポートには、大変重要なお知らせが含まれています！　時間がない人はお知らせだけでも確認してね！

　　　　　◇◇◇

　今回は、二人とも新規のキャストです。

ＰＣ①　荒巻＝スカルチノフ（執行者／コーポレイト）

　ＶＩＰスレに出没する同名のアザラシのようなキャラクターとは（たぶん）関係ありません。
　ネフィリムの母星、エルダのパフラゴニア人（地球でいうロシア）と、エルダの日本人（正式な名前はわかりませんが）のハーフ。レオパルド相当のフチコマ（笑）を乗りこなします。
　なんと、恐ろしいことに執行者でありながら支援系。

ＰＣ②　クレスケンス（星読み／グレズ）

　こちらは逆に、星読みなのに自分で叩いても強い、というキャラです。たしかヒューマンフォームだったはず。組み合わせとしてはアーキタイプと一緒ですし、きっとＣＯＳＭＯＳ星の住人でしょう。
　恐るべし、超巨大武器＋ディスインテグレーター。

プレアクト

　実は、今回のシナリオはクレスケンス用に作られたシナリオです。
　シナリオ前にプレイヤーから提示された設定は「グレズがオリジンに侵略してくる前からオリジンに存在したグレズの遺跡の守護者」というもの。ここでピン、と来たのはセブンの界渡りの設定でした。
　グレズが来る前からあったというのだから、作ったのはきっとコラプサーでしょう。
　お、じゃあ前々から出したかったコラプサーのＮＰＣも出しちゃいましょう。

オープニング

　荒巻はエリザベス・パーラメントから、バーラム伯領の外れで見つかった不思議な遺跡（？）に向かえ、と言われます。何でも、その遺跡を調査している研究班に不穏な動きがあるのだとか。
　道案内役にジョアンナという社員をつける、と言われ、二つ返事で引き受けた荒巻は…。

荒巻「ところで、ＧＭ。フレーバーなら何やってもいいんだよな？」
ＧＭ「うん、いいけど…？」
荒巻「よし、じゃあトレーラー３台持って向かう」
ＧＭ「（何する気なんだろう…）」

　ちなみに、ＧＭもＥＤフェイズまで中身がわかりませんでした。

　その頃、医務室のような場所で場所で目を覚ますクレスケンス。研究者っぽい人たちにいろいろ調べられてます。

　…っていうか、その設定ではこれ以外のオープニングは一つしか思いつかなかったーー！！（ちなみにもう一つは遺跡の中で独り目を覚ます、というＯＰでしたが、これだとフレア飛ばせなさそうだったので）

ミドルフェイズ①

　ミドルフェイズ最初のシーン。
　「研究所の所長（ファシネートという男）は痩せぎすの神経質そうな男」と言っただけで、既にプレイヤーにより敵認定。

　早すぎます！　正解だけど！

　でも、ここからが本番。ミーム：ネフィリムってトーキョーＮＯＶＡに似てますが、恐らく最大の違いはこのリサーチでしょう。というのは、ＮＯＶＡのキャストと違ってネフィリムのキャストはウェブに接続していないので「その辺の端末でリサーチします」という手が使えないんですよね。

クレスケンス「ところで、私を調べていた研究者の人ってどんな人ですか？」
ＧＭ「そうだねぇ、外見は１０台の前半から半ばくらいだけど、天才と言われて飛び級に飛び級を重ね、研究班のリーダーを任されてる」
荒巻「専門分野は何だ？」
ＧＭ「んー…全部」
荒巻＆クレスケンス「ほほぅ（目が光る）」

　突如、その研究者──名前はデュオ──にリサーチを試みまくる二人。
　確かに彼女はこのシナリオのキーパーソンだけど、どうして何も言ってないのにわかったんでしょうね？

　と考えて、はたと気付きました。デュオの特徴って、ＧＭが今までやった他ゲームのキャンペーンのキーパーソンたちとほとんど同じなんですよね。
　外見が１０台のおにゃのこで、頭の中身は天才。天羅もそうだし（天幻）、テラもそうだし（アリステア）、エンゼルギアもそうだし（芹沢）、ダブルクロスもそうだし（フェンリル）…。
　うは、表現の幅狭すぎ？！　いやいや、これを黄金パターンと言うのです。

　結局、デュオ相手のリサーチだけで５シーンを費やし、必要な情報の９５％を手に入れます。

ミドルフェイズ②

　デュオから「別の遺跡から、クレスケンスより前に発掘された守護者がいる」ということを聞き出した二人。
　早速クレスケンスがウェブにアクセスしようと試みます（そう、このゲームでウェブを使って情報収集できるのはネフィリムじゃなくてグレズなんですよね）。

　データストリームの中心に現れる一人の少年。

ゼロワン「クレスケンス、あの遺跡に眠っているものは、僕がもらうよ…？」
クレスケンス「私たちの創造主が、なぜアレを封じたと思っているのですか？　アレはあなたの手に負えるものではありません」
　
　同型機との確執でフレアを稼ぐクレスケンス。この手の話は、ラストは同型機同士の戦闘と相場が決まってますからね。本家ＣＯＳＭＯＳも最新作ではそうなりそうだし！

クライマックスフェイズ

　脈動を始める謎の遺跡の中央部。そこから見出された一振りの魔剣を手にし、怪しく笑うゼロワン。

荒巻「ファシネート、お前もただ利用されていただけのようだな」
ファシネート所長「お、おのれ…！」
ゼロワン「ククク、クレスケンス！　これで僕はお前を超える…！」
クレスケンス「…闇に呑まれたようですね」
荒巻＆クレスケンス「（素に戻る）ところでＧＭ、この負けロールプレイっぷり…ファシネートはエキストラ扱いで、今回のダスクフレアはゼロワンだよね？」
ＧＭ「（明後日の方を見ながら）いえ、もちろん二人ともダスクフレアですが？」
荒巻＆クレスケンス「なにぃーーーーっ！（怒）」　

　しかももちろん二人はエンゲージしていません（爆）。
　だって、これくらいやらないとみんな強すぎて敵がもたないじゃん…（言い訳）。

　どか、ばき、ぐしゃ。描写省略。さすがにコーポレイトが経験点ちゃんと使ってると強いです。

ＧＭ「凄いね。相当経験点使ったんじゃない？」
荒巻「まぁ、レベル型特技合計１０レベルで、３０点は使ったかな」
ＧＭ「…えっ？！」

　　　　　◇◇◇

──重要なお知らせ──

　さて、ＧＭは今まで「特技は必要経験点を５点」という、大変な勘違いをしておりました。
　もし、これまでに経験点を消費したＰＣで、５点換算になっている場合は再計算いたしますので自己申告をお願いします。
　大変申し訳ございませんでした。

　　　　　◇◇◇

エンディングフェイズ①

　力を失っていく落ちていくゼロワン。そこに、別の影が二つ飛んできます。

荒巻「新手か…？」
クレスケンス「いえ、違います。あれは…！」
　
　ゼロワンの亡骸を抱き止め、魔剣を拾い上げる女性。その魔剣はまるで元から彼女の一部であったかのように、彼女に馴染んでいます。

ナイン「久しぶりね、クレスケンス。そして、今日まで本当にご苦労様」
クレスケンス「（頭を下げる）いえ、とんでもありません」
エイト「守護者が暴走するなんて…闇に近すぎたのかしら…」
クレスケンス「私たちはずっと一人でしたから…」
エイト＆ナイン「…」
クレスケンス「その武器を、どうなさるのですか？」
ナイン「私たちの“剣”の封印が破れ、“第２の女神”が私たちを呼んだ。もしかすると、この“剣”を使う日が近いのかもしれないわ」
エイト「あなたも戦いに備えなさい。始まりの“闇”が目覚めようとしている…」

　そういうと、二人の女神は荒巻にも軽く会釈を返し、元来た方へと飛び去っていったのです。

エンディングフェイズ②

　戦いを終えた荒巻は、なぜかそのままニューマンハッタンには帰らず、ロダーシュの街に立ち寄ります。

荒巻「そして、コンテナをそのままロダーシュのエグゼスに引き渡す」
ＧＭ「コンテナの中身って何なの？」
荒巻「（ニヤリと笑い）もちろん、モナドトルーパー３機だ」
ＧＭ「マジすｋ！！！！！」

　闇の中、たたずむ三機のモナドトルーパー。
　それが、ロダーシュを巡る次なる戦いの始まりを告げることになったのです…。

2006年06月10日(土)

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■　カオスフレア“愛の子供たち”（Ｃｈｉｌｄｒｅｎ　ｏｆ　Ａｇａｐｅｅ）プレイレポート

カオスフレア“愛の子供たち”（Ｃｈｉｌｄｒｅｎ　ｏｆ　Ａｇａｐｅｅ）プレイレポート

　現在改稿中…。

2006年06月08日(木)

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初日