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2009年06月30日(火)
早朝の神社で夏越祭の神頼み










はやめに出勤して、途中、ちと寄り道したのが、比治山神社。
きょうは夏越祭。この茅の輪を順序どおり八の字のように3回くぐる。そして人形の紙に自分の名前など書き、気になる身体の部分にこすって、それを法要してもらうと、厄落としになって、身体の治療にご利益があるそうだ。

と、いうことで、私の悪い頭にもなでなでしました。その人形は、おそらくきょう、祈祷されるのだろう。
比治山神社は、結婚式場もある、どちらかといえば、縁結びの印象が強い都心の神社。ここの前をよく通るのもあって、たびたび神頼みに行くのだが、そのたびに思うこと・・・

「縁結び祈願」

毎月5日の午後に、祈祷されるそうです。いったいどんな感じなのだろうか?縁結びを願っている若い男女が集まって、真剣に祈願されているのかな?などと、あれこれ想像はするのだけれど。ここへ祈願に行かれた方います??(5日にいけなくても、1000円の初穂料を払って、申し込みの紙にあれこれ書いて神社に渡せば、きちんと祈祷してもらえるそうです。興味のある方はいかが??)

七夕の飾りつけもされていた。巫女さんや神主さんが忙しそうに準備してる姿が印象的でした。早朝からご苦労様です・・・



きょうも1日おつかれさまでした。
明日は、本降りになりますぞ


2009年06月29日(月)
雨の楽しみ










雨がやっと降りましたね。
梅雨らしい1日。ふっと僕のこころも、落ち着いた。
雨の日って、やっぱり好きです。

なにもかも洗い流してくれる。
悲しいことがあったとき、人が涙を流して、こころの中を洗い流すように

雨は都会の喧騒を掻き消してくれる
やさしい雨音は、こころにここちよい。

街が静寂に変わるとともに、傘の花が咲いて
暗い街の中に、鮮やかな色が生まれる。

とうぶんは、雨を楽しみたいな。
水溜りで映る、もうひとつの世界、
木々の緑が深く感じられる雨の日。


ふっと、「雨のクロール」って曲を思い出してしまった。


きょうも1日おつかれさまでした
あしたも、よい1日になりますように!

(今日の写真は、通勤時のもの。花に水滴がたくさん。みずみずしい感じと、淡い色合いが、印象的でした。人も花も、みずみずしさは必要です。)


2009年06月28日(日)
雑貨店めぐりの傾向








人とも逢わなくちゃならなくて、都心に出かけていた。
とはいえ、せっかくだから、久々に雑貨屋さんをはしごしてみようと。
いつもいくのは、ペンシルとかUNICOとか。ふらっと路地から入るお店として最適なんです。

広島って、雑貨の主だったショップって、商業施設の中のテナントとして入っているものが多いので、こうして繁華街の街中に出現するお店って、また別の意味で、ふらっと入ってみたいって思える。建物自体が、モダンでデザインがすばらしいものが多い。


以前ほど、東急ハンズやロフトへ行くことも少なくなった気はする。
つまり、自分らしさ、自分の定番というものが、おのずと決まってしまってきてるってことなのかもしれない。文具一つとっても、長年使い慣れたものをとか。食器も、服も、このブランドでとか。

ハンズやロフトのように、たくさんの品物があって、入れ替えも激しい世界は、それはそれで、楽しいし、時代の最先端を体感できて、もちろん店内にはいったら、あれこれ見入ってしまって楽しいのだけれど、
どこかで、自分の中に、新しいモノを冒険しなくなったといえばそうかもしれない。


学生のころって、東急ハンズにしょっちゅう訪れて、新しいものを見つけたら買い求めてた。だから、文具フロアで、当時くれてた「金券」がたくさん溜まって、お財布にぎっしりいれてたものですが。ハンズメッセは、楽しみだったものです。


無印良品も、大型店であるパルコ店に行けば、新しい商品に出逢えるし、家具や洋服のバリエーションもたくさんで、いつも、たくさん並べられているソファーの座り比べしてるのですが、日常使いとして、いつも使っているレトルトとか、文具とかなどは、自宅の近くのイオンモール店で手に入るし。だから、パルコの無印も、以前ほど訪れる回数は減ってしまった。


ペンシルとか+Cとかとか、広島だけの、すてきなショップ、UNICOとか、フランフランのような個性的なショップなども含めて、ここでしか手に入らないもの、店主さんのオリジナリティが色濃く反映されているお店っていうのは、ふと足を運んでみようとしてしまう。都心にプライベートで出かけると、たまの雑貨店めぐりは、いい気分転換になります。

ペンシルにおいてあるような北欧のカラフルでモダンな食器やら雑貨、部屋をかなり選ぶけれどね・・・

みなさんは、お気に入りのお店って、いくつかありますか?


きょうもありがとうございました。
あしたも、いや、今週も、すてきな時間が流れていきますように。
暑さ厳しいけれど、みなさんお身体ご自愛ください。
あすは、本格的な雨みたいです。傘を忘れないようにね。


2009年06月27日(土)
ピーンと横一線の毎日も良し










みなさん、こんばんわ。
きょうも暑い1日でしたね。
梅雨という言葉を、どこかに置き忘れてしまったような
このまま空梅雨になっちゃうのでしょうか?

私はというと、平穏に、特別なにか大きな出来事があることもなく、
仕事場と自宅を行き来する毎日です。

折れ線グラフがピーンと、横に一直線に伸び続けているような

暑さが厳しくなると、僕もどんどん元気なくなっていきますが
おだやかに、とにかく平穏に、毎日恙無く、そして懸命に生きていければ、それでいいかな?って。昨今はそう考えています。

これから先の不安を考えると、きりはありませんし
周りの人と比較しても、しかたないですし。
自分は自分。自分なりに、正しいと思うこと、人に迷惑かけないこと
ささやかでも、人を幸せにできること。
それくらいは実行できるようにと思いつつ、また1日がはじまります。


今夜の「田舎に泊まろう」
小島よしお、にしおかすみこの2人が、それぞれ田舎へ出向いてた。
2人とも、芸風とは真逆で、人の良さとがにじみでてて、さらに好感を持ってしまった。お泊り交渉で、地元のいろんな人と出会うけれど、すごく礼儀正しかったもの。2人とも高学歴芸人って紹介されてたけれど、まじめな方なんでしょうね。きっと。



みなさん、いい1日を過ごしてくださいね。
きょうもありがとうございました。

また、のんびりおしゃべりでもしたり、オフ会でもしたり
そのときを楽しみにしています


2009年06月26日(金)
人生を楽しむことは難しい?やさしい?








「人生は楽しんだもの勝ち」

職場のある上司は、そんなことを口にしていた。

終わりのない悩み、クヨクヨ。
それらは、長い自らの人生の中では、ほんの小さな小さなことがおおい。
それらに縛られて続けているのは、もったいない。
成長するものも成長しない。
考えたり、悩んだり、苦しいことも、それを糧にして、人生楽しむことにつなげないと損だと。

「人生を楽しむ」ことが、生きていく中での大前提。
仕事だって、自分の考え方、やり方次第で、楽しくなるものだし、
楽しいと思える仕事になることが一番いいのだと。


僕は、まだまだ、人生を楽しむだけの技量も、余裕もありませんが
ただ、前からこの日記でも書いていることですが
ここちよい時間、やさしい時間を作っていけるように。
それだけはこころがけている。

人に対しては特に。ひとを楽しませるというまでは、まだ器用ではないけれど
投げかけられた答えを返せるとか、人に対してルールやマナーは守るとか
やさしい言葉、元気づけられる言葉、ときに励ましたり
ときに聞き役になったり。
ときに、人と人を結びつけたり

相手にとって、ここちよい、しなやかな時間、やさしい気持ちになってもらえたら、僕までやさしい気持ちになるものです。

だから、言葉を人一倍選んで、発するのでしょうね。そのため、必要以上に気を使ったり、考えたりするんですが・・・


旅をしたり、写真撮ったり、なんでも話せ許しあえる友と過ごしたり、
空を見たり、好きなテレビを見たり、読書したり、散歩したり
おいしいコーヒーや食べ物にであったり
まぁ、楽しいと感じることは自分には、書ききれない項目がありますが

ささやかなそんな日常のことを、きちんと拾い上げて、
楽しいをどんどん大きく形成していくようにしてくことができたらいいなと思います。

無論、やはり苦しいこと、悲しいことも、人生にはいくつもやってくるけれど、それを乗り越えていく強さを持つこと、周りの人たちのやさしさに気づくこと・・・それらを、しっかり認識して、自ら生きていくことをしないと、人にはやさしくできないだろうし、生きる目標や、自らの強い意思というものも決して生まれない。

楽しむことだけじゃなく、自分を強くするために。時には誰かのために。
人生って、いろんな要素があるはずです。


みなさん、もう夏ばてしてません??
ダイジョウブかな?
ゆっくりお風呂にでも浸かって、リラックスして、
あしたも元気だしていきましょうね。


昨夜、「アメトーク」を見て、久々に大笑いしました。
中川家と、友近と、次長課長がゲスト。即興コント芸人というくくりで、トークテーマにそって、トークしてたら次々、勝手に5人がアドリブでコントをはじめる・・・大阪のラジオ番組のコントと、オールスター大感謝祭コントのが、最高に面白かった!
アメトークは大好きで、僕はほとんど見てるけれど、こういう手もあったんだな。マニアックな趣味的なくくりだけじゃなくて。


ではでは、またあした。
みなさん、おやすみなさい。
きょうもありがとうございました。


2009年06月25日(木)
東国原知事に思う・・・

もともと、東国原さんっていう人、きっと、自分は正しいと思ったら、誰がどう思おうと、周りの人がどうなろうと、自分が正しいことを曲げず、突き進む人なんだろうな・・・って。

今回の、自民党の人との会談、そして衆院選出馬をうかがわせる言動を見てて、あぁ、やっぱりこの人は・・・って、印象が強かった。

率直に思うと、
この人や、大阪の知事さんなんかに、簡単に出馬要請する、自民党の節操の無さには、あきれると通り越して辟易するけれど、

1期も務めないで、その職を放り投げて、国政に出ようとするのはどうなのでしょう・・・

どんな理由をつけても・・・宮崎のため、地方分権を進めるためという理由をあれこれつけようとも、けっして理解はされないでしょう。 どう考えても、知事職を国政への踏み台にしたってみなが思うはずだもの。

ちゃんと任期をまっとうしましょうよ!

まだまだ、宮崎に残って、やることはたくさんあるはずだもの。
宮崎のセールスマンだけじゃなくて。もっと県民の末端のことでいろいろとあるはずです。
まだ2年そこらでしょ。就任して。これでやり遂げたってことは無いはず。
それらを放棄して、ひょこひょこ国政に出たって・・・

そういえば、広島でも、自民党に入らない、私は県民党!とかいって、当選して、たかだか1週間かそこらで、自民党に入党した人もいましたが。それがのちのち致命傷になって、県民にそっぽ向かれてその後の選挙は、落選しちゃった。その人も、当選してすぐ「一人じゃ何も出来ない。県民のためにお役にたつため、自民党に入ります・・・」と、あっという間に手のひら返したのですが

選挙にたいして、有権者にたいしての背信行為ですもの。
東国原さんも、それと似てるような気がして。


2009年06月24日(水)
退廃を欲するということ〜太宰治の世界・椎名林檎の世界

今年は、太宰治の生誕100年。
5日前の6月19日が太宰治の誕生日、そして自身の遺体が発見された日。東京の三鷹では、恒例の桜桃忌が行われる。いま、そんな太宰治がちょっとしたブームになっている。


映画化も相次ぐ。
「斜陽」は、佐藤江梨子主演で。「ヴィヨンの妻」は松たか子主演で。「パンドラの匣」は川上未映子主演。そして・・・「人間失格」は、主演を生田斗真が演じる。太宰のナイーブさを、うまく演じるだろうか?川上未映子さんが主演という「パンドラの匣」は、気になるなぁ。

角川文庫が、太宰生誕100年を記念して、
文庫本のカバーを、なんと、

「梅佳代」撮影
「祖父江慎」デザイン

この、ちょっと「飛んじゃっている」感性・だれも真似できない人間性を持ち合わせた2人がコラボレーションで出版する。
僕をはじめ、特に出版関係者にとっては、この上ないコラボレーションだと感じる人多いだろうね。全10冊のデザインを見たけれど、どう作品と共通性があるのか・・・ぱっと理解はできないくらい、斬新な企画です。



どうして、ここまで若い人が太宰の文学に目覚めたのか?
ひとつの要素として、文体から思想、ストーリー、生き方に至るまで、現在の閉塞感漂う時代にマッチした上で、その文体が、現代の若い人にも読みやすい点があるのだろうと思う。


高校生あたりの多感な時期に、太宰作品に取り付かれ、人生立ち止まったときの愛読書としていた人も、きっと僕だけじゃなくて多いのではないでしょうか?


僕が高校生のころ、生きること、将来のこと、恋愛・・・そんないろんなことがごちゃごちゃになって抱えきれなくなる。それが多感な時期と相まって、すべてに閉塞感を持っていたころ。どこか、太宰治というひとりの人間に、近いものを感じたのは事実。太宰の文学から影響を強くうけ、その退廃的な世界、ときに女性的な、ときに人間の弱さを痛いくらい突き詰めた文章に、共感というより、逃げ場としての居心地のよさを感じたものです。自ら死を選ぶことまではなかったものの。その時期をそう過ごしたことにより、人生は大きく変わったと、いまでも思っている。


太宰は、39歳の若さで、愛人と入水自殺し亡くなるのだが。
どうなのでしょう。退廃的で絶望感の世界をともにする女性たち・・・その末に、女性との自殺を重ねてしまった。恋と生死が密接に関わっている太宰の生き方は、愛に傾倒して溺れる・・・ある意味、究極な恋愛をして、生きて最期を終えたといえるのかもしれません。

ここまでたくさんの人が太宰の生き方、太宰文学に共鳴するってことは、いまこの時代でも、人々には、明と暗、2つの人間を持ち合わせていて、自分にとっての暗の部分は、こうした文学によって、共感を得ることを欲しているのかなって、思うところがある。人は弱いものである、愛を欲している・・・それを潔く認めることができる文学という意味でも。


今夜の「SONGS」は、椎名林檎の1夜目。彼女が、博多で通っていた中学校を訪れ、多感だった学生の時期、そしてデビューからその後の苦悩などを語っていた。とても意外に思えるエピソードもおおく。


テレビであまり披露することなかったであろう「罪と罰」も歌っていた。
何かと新鮮に感じる30分でした。

そもそも、椎名林檎の曲・詩の世界は、太宰文学と同じく、退廃的で、究極までストイックに人間というものを突き詰めたもののように思う。無論、彼女のかもし出す凛とした強さも重ねて。昭和的な言葉を歌詞に並べるところも、文学的で。だれしも印象に残るメロディーは、太宰文学の若い人でも入りやすい文体のように、すーっと入っていくものなのですよね。


林檎さんは、歌によって、まったく顔も、雰囲気も変えている。まったく違う。彼女のライブでもいえることだが、自分、そして曲の世界観をストレートに演出することに長けているともいえるが、ここまでころころ顔が変わることができるのも、彼女でしか持ち得ない、魅力のひとつなのかもしれませんね。



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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