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2009年03月14日(土)
ブルートレイン

東京発着のブルートレインが廃止になったニュースが、ここ連日伝えられている。ブルートレイン「富士/はやぶさ」最終列車に乗る人、最後の勇姿をカメラにおさめようとする人で、たくさんの人が足を運んだ。なんだか寂しいニュースです。

僕は、鉄道マニアでもなんでもないけれど、やはり1度くらいは、ブルートレインで旅をしたい。寝台特急で泊まりつつ、目的地まで行ってみたいと、思っています。早くしないと、それも叶わなくなりそう。


話はちとそれるけれど
僕が幼稚園から小学校1年生くらいのころ。
本当に、「ブルートレインシール」「L特急シール」を集めるのに夢中になっていた。

当時、駄菓子やさんとか、文房具店で、シール1枚が紙の袋に入っていて、たくさん吊り下げられている。その袋を選んで取るわけです。袋の中には、当時全国でたくさん走っていたさまざまなブルートレインや特急の写真やヘッドマークのシール。シールの裏には、解説。運良く「当たり」が出たら、それらのシールを貼るための本がもらえる。(シールの台紙になっていて、詳しい解説が書かれている、かなり豪華な本。シール全部集めて貼ったら、ちょっとしたブルートレイン・L特急の事典みたいになる)
そのシールや本も、時期によってモデルチェンジするので、一度当たったからといっても、ある時期を過ぎると、また新しいブルートレインシールに変わってしまう。

「さくら」「出雲」「富士」「はやぶさ」「安芸」
「にちりん」「やくも」「雷鳥」・・・

そのブルートレインや特急の、カラフルなヘッドマークのデザインが、感覚的に子供にとってこころ揺さぶられるものがあったのでしょう。全部集めたいと・・・


これを異常なまでに集めていた。おこづかいもらうと、一目散に駄菓子屋へいって。ドキドキしながら、カードを引く。

おそらく、同年代の男の子ならば、同じような経験した人も多いのでは。

そのころ、たまに広島駅で電車に乗るとき、ブルートレインがホームに止まって、こころ躍らせながら見入ったり。シールでは飽き足らず、本・下敷き、筆箱(8面式くらいのやたら蓋のついている変形ふでばこ)、写真カードなどなど。なんでもブルートレインにしてしまっていた。

あのころ、子供のころのピュアな感性、夢中になった心躍る感覚、いま思えば、すごいことのように思えてならない。


きっと、そのころの自分が、ブルートレインに乗って旅をしたら、一生の思い出になっただろうな。寝台から、夜の車窓を見る・食堂車で食事する。そのころのいちばんの夢だった。だから、このブルートレイン廃止のニュースを映像で見たとき、ふと子供のころの自分に戻ったんです。


早いだけが旅じゃない。のんびりゆっくり進んでいく旅もまたひとつの楽しみ。スローライフが叫ばれてる昨今、スロートラベルというのも、いいのではないだろうかって。そう感じました。




余談だけれど、そのころ、僕はブルートレイン以外にも、地図を集めたり、海外や古銭などコインを集めたり、新聞の自動車広告の切り抜きを集めたり。かなり渋いもの、大人っぽいものを集めるのが好きな少年だった。地図に至っては、あらゆる都市地図から、専門家や学生が買うような、難しい地図の学術書まで毎日読みふけってたくらいだから。特に「東京23区分地図」は、このころ肌身離さず持っていた。

極めつけは、電話帳。他県の電話帳がほしくて、電話局までなんども足を運んだ。今想うと、きっと、地図好きに通じるものがあったのでしょう。(電話帳に記されている「地名」とか、市区町村の「マーク」とか、広告や写真を見るのが好きだったのでしょう)もうちょっと子供らしいものを集める少年だったらよかったのに(笑)


2009年03月13日(金)
縁というものは








再び、菜種梅雨の1日。よく降りましたね。
よく、涙雨とかいいますが、きょうはなんとなくこころが悲しいというか、しんみりした1日でした。気分転換したいところだけれど、なかなか時間に追われている毎日なので、自分に戻る時間っていうのは、限られている。

街は傘の花が咲いています。
広島の雨降りの街も、僕は大好きです。
みなさんは、どうですか?


人の縁というのは、大切にしたい。
縁というのは、お金で変えるものではなく。
自分のこころがけ以上に、運やタイミングが大きい。
大切にしようというこころがけがないと、ずっとずっと続く親友も、伴侶も得ることができないもの。

でも、人との縁やつながりを過信してしまうのは、よくないというのが私の持論。

一期一会。私の大好きなことば。

その出会いは、偶然かつ、かけがえのないものではあります。
出逢いから、自分の人生は大きくかわる。可能性は広がっていく。

でもね、人との関係や縁って、すごく深いとか、ずっと続くとか・・・
そう想いすぎるのは、よくないと思うのです。


さらっとした関係。
なんていうんだろう、この人のためにというのが強すぎると、どうしてもギブ&テイクを求めてしまって、うまくいなかくなる。相手が重荷になってしまうこともしばしば。友人でも、恋人でも、永遠に続くとか、堅い絆で繋がるものだという前提だと、結局、行き着くところは、自分自身を追い詰める結果になりうる。


本当に人との縁を大切するということは
いろんな人と接することができる柔軟性と、たとえ、期待が外れたり、別れたり、人が去っていったりしても、あまり傷つかない強さであり、適度な距離感で、ときに静かに見守ったり、ときに力になったり、ときに笑わせたり、ときにそばにいてあげたりできる、その強弱というか、メリハリがうまくできる人のようにおもいます。そういう中で、ずっと続いていく関係なんじゃないかな。


であった人には、みんなに好かれたい。僕はそういうところが強い人間。
でも、みんなに好かれるということは、心底愛される人がいないってことかもしれない。逆に言えば、嫌いと想われるような人もいない。

自分のことを心底愛してくれる人がいるということは、その逆で、自分のことを嫌いと想われる人がいると思う。
それでも、自分を信じて、嫌いという人を跳ね除けて、愛してくれる人を想っていけるか。そういう人のほうが、もしかしたら、いい人生なのかもしれないな・・・


2009年03月12日(木)
旅立つ友へ

学生のころの仲間が、遠い海外へ引越しすることとなった
きょう、出国したのですが
家族といっしょといっても、やはりとても不安もあるでしょう。
ただ、僕は、ささやかだけれど
仲間として、彼女の、きょうからの、外国での暮らしが、
いい時間となっていくことを、祈っていたいなって、そう想います。

僕なんか、広島からほとんど出たことないのに
そんな小さな街の中に身を置いているだけでも、いろんな悲喜交々あるわけで。

自分を見つめなおす意味で、違う街に身を置くことってたまに必要かなって想うこともあります。

日本を離れた仲間が、なにか新たなものを見つけて、成長して、無事再び戻ってきてほしいものですし、その国での暮らし、近況が聞けるのを、楽しみにしていたい・・・


2009年03月11日(水)
たいやきエッセイ










ゆめタウン広島に、薄皮たいやきなるものがオープンしてたのは、ちょっと前から知っていたのだけれど、なかなか買いに行く機会がなくて。でね、仕事帰り、ゆめタウンに寄る事が出来たので、今日こそはと買って帰りました。「たい夢」というお店です。食品フロアーのすぐ近く。

本当に皮が薄い。
だから、白っぽい、たいやきです。
だから、あんこがいっぱい

でも、たいやきって、カリカリの皮がまたおいしいんだけれどな。とくに尾びれの。


なんどか、「たいやき」ってどっちから食べる?
なんて質問されることもあったけれど、

僕は無意識のうちに頭から「がぶっ」ですね。


広島って、あまりたいやき屋さんってないですよねぇ。お好み焼き文化だからっていうのが大きいのだろうけれど。それにあったとしても、たいやきではなく、二重焼き。二重焼きより、たいやきのほうが美味しく思えるのは、なぜでしょう?


2009年03月10日(火)
春はカープとともに










カープの新球場(マツダスタジアム)公式戦開幕まで、きょうでちょうど1ヶ月。左の写真2枚は、けさ出勤途中の広島駅の改札口そばにて。ここに数日前から設置された市民球場のベースとブラウン監督のサイン・市民球場の土です。マツダスタジアム開幕のカウントダウンも「31日」となっていました。さぁ、僕も、カープ応援モードに頭を切り替えていかないとね。

マツダスタジアムは、自宅からも、職場からも、市民球場のときより近くなったのがとても大きいです。新しい夢の器、本当に楽しみ楽しみ♪


カープの新ユニフォームを着たクマのストラップを、銀行でいただきました。かわいいね。カープ貯金を申し込んだ人限定でプレゼントしてるそうです。ユニフォームか、観戦チケットも当たるそうなので、楽しみに待ってみよう(笑)



空も、街も、人も、あたたかい1日でした。
球春も、もうすぐです・・・


2009年03月09日(月)
「本日も晴れ。異常なし〜南の島 駐在所物語」の脚本はひどい

日曜劇場「本日も晴れ。異常なし〜南の島 駐在所物語」
たまたま、昨夜見てしまったのだが、あまりの脚本のひどさに、
あきれるを通り越して笑いが出てきました。


とにかく、物語が単調で、予定調和すぎて、浅すぎる。
キャスト設定の作りこみも甘すぎる
どこでどう、視聴者に感動させたいとか共感させたいのか・・・まったくもって理解に苦しむドラマ。


視聴率もそれに比例して、6〜7パーセント台と低迷。
結局、低視聴率のため、1話短縮して、来週最終回ということになった。(実質上の打ち切り)


昨夜の放送の展開は

駐在さんら、若い4人が、島を盛り上げようと考える

お客さんがおらず、経営者もやる気がない民宿。
その民宿のホームページを、駐在さんたちが新しくする

ホームページを更新し喜んでいたら、間髪入れずに10人の団体客予約電話が入る。

民宿のおかみさんは、少しずつやる気になる

新メニュー作ろうと頑張るものの

レンジが突然火を噴き民宿が火事に

焼け跡で駐在さんがひとり、「あと3日ある」あきらめるなと説教

島民がその熱意に打たれ、ガラッと人がかわり
やる気になって、3日で焼けた民宿を改装する

結束した島民たち。3日後、港で団体客を待つ。
その船が港にやってくるも・・・

船が到着する直前、電話が入り、団体客はキャンセル

でも、島民は、「でもすがすがしい」と笑顔。


この単調・単純なストーリー展開、あんまりです。小学校の学芸会の台本じゃあるまいし。
(島に戻ってきた、指名手配されている布施博演じる男のサイドストーリーがあるものの、それもおざなり感が強い)

レンジが火を噴くとか
船が到着する直前に、キャンセル電話とか
たった3日で民宿が綺麗になるとかとかとか・・・

あまりに強引すぎる。現実味が0。
脚本、この程度でお茶濁しとこう・・・というのが見え見えだもの。
私でも書けそうな、幼稚すぎる脚本ですもの


せっかく遠い島でロケしているのに・・・脚本が台無しにしている。
もったいない

そもそも、このドラマの島でのストーリーは、駐在さんを主人公にする意味がない。主人公が警察官じゃなくてもいいストーリー、警察の仕事とは関係がまったくないことが大部分を占めているのが最大の問題なのです。
(まぁ、この小さな島で事件など起こることも少ないだろうが)

NHKの「ジャッジ」、フジ「コトー診療所」とは対極にあるドラマですね。
どちらも、小さな離島でありながら、裁判官・医師という仕事に向き合いつつ、苦悩しながら、解決するという職業+人間ドラマにしっかり仕上がっているから、どちらも評価が高い。小さな島でも、裁判官・医師がいなくてはならないという、社会に向けての問題提起もきちんとしている。


必然性がまったくないまま、進んでいるドラマだからいけないのです。


2009年03月08日(日)
ほぼ日手帳2009spring〜ほぼ日手帳症候群の私










私は、「ほぼ日手帳症候群」って言えるかも

ロフトへ数度、仕事帰りに足を運ぶも、ことごとく「売り切れ」になっていた「ほぼ日手帳本体」結局、予約して、再度入荷日に連絡してもらうことにして、やっと確実に手に入った。ネットだと、配送が4月になりそうだから、今回だけは、おまけのペンがないのを承知して、ロフトで買うことにした。ロフトでもね、3月1日再入荷ということで、3月3日に訪れたらすでに売り切れ。予約して5日にやっと手に入れた。4月始まり版なので、時間割表が入っている。本体とともに、毎年買い換えている「カバーオンカバー」もいっしょに








2009年版は、こと細かに改良が加えられている。
1日ページのマス目にしても、点線の交差部分を、きちんと「+」にしたとか・・・マス目を4ミリから3.45ミリにしたとか。映画レビュー欄の5つ星も、星の塗りつぶしが簡単に済むよう、あらかじめ5つの角部分は塗りつぶしてあったり・・・まぁ、本当に細かいところまでこだわって。

2009年のデザインを担当したのが、あの佐藤卓さん。(ロッテのクールミントガムなどデザインした)すごいなぁ。広告デザインの巨匠が担当するのだもの。このことが、びっくりだったけれど、さすが佐藤さんらしい、機能美あふれたデザインに変更されていた。とにかく、毎年行われるリニューアルは細かい。利用者にアンケートを実施して、それを元に毎年どんどん成長していってる。毎日こと細かに、その成長具合をサイトで伝えている。1日1日本当に成長しているんですよ。

デザインがさらに使いやすくなった一方で、おまけページは簡略化されて。しりあがり寿先生のマンガや、ついていないもの一覧というような、笑えるお遊び要素のあるページが消えていた。愛用者が増えすぎてしまったから、ちょっぴり普通のビジネス手帳っぽくなりつつあるなぁっていう気もしました

カバーのラインナップも、オプションの文房具も、どんどん数が増えて充実していますよね。(ただ、ちと割高ではあるけれど)でも、「ほぼ日」持ってるっていうブランド力というか、安心感というものの充実感は大きいですよ。さらに、ほぼ日手帳公式ガイドブックも発売されていて、さまざまな使い方や、ほぼ日手帳の歴史などが紹介されている。手帳の書き方にとどまらず、なんとカバーのカスタマイズもあれこれやっている人が多い!!

とにかく、なんでもありのほぼ日手帳。

さて、私はというと・・・
とにかくなんでも書く(4色ボールペンで、仕事のメモから、テレビの予約、思いついたブログのネタ、読んだ本の感想、訪れたカフェのメニューまで。これをみれば、僕の頭の中がわかる)
とにかくなんでも貼る(名刺から、写真まで貼るのです)
とにかくなんでも入れる(京都鈴虫寺のお守りから、販売士2級資格証、ひろしま検定証、名刺、いざというときの胃腸薬まで)

そのため、1年経つと、かなり分厚くなります。ただ、今年はなるべくスマートに使いたいというのが目標。書くことだけに特化した手帳になるべくしたいな。


さて、毎日更新しているほぼ日手帳のウエブサイト。
これも、とにかく楽しい!!ほぼ日手帳仲間もいっぱい
手帳の可能性や楽しさが詰まっている。
(いつ、利用者アンケートを実施するかわからないので、いつもチェックしなくてはならないのもあるんですよね)


ほぼ日手帳2009のページ
http://www.1101.com/store/techo/

ほぼ日手帳CLUB
http://www.1101.com/techo_club/



コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします
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