晴れたり 曇ったり
めぐみ



 ◆めぐグランドキャニオンへゆく

グランドキャニオンは、河川の浸食が作り上げた最も代表的な渓谷で、河川の威力をまざまざと見せつけてくれる記念碑として世界中に知られています。コロラド河は今日まで何百年間も、容赦なく大地を削り、渓谷を掘り下げながら流れ続けて来ました。この巨大な渓谷の生い立ちを眺めてみましょう♪

と言うことでGRAND CANYONへ出発です。
集合は一階、初日にバスが着いた場所に8時55分。

プルルルル♪

「はろぉ?」(寝ぼけ声のめぐです)
「本日はオプショナルツアーにご参加頂きありがとうございます」
「現地は大変冷えますので脱ぎ着のできる格好でご参加下さいますように!」
「本日最低気温マイナス4度でございます」
「え?寒いですねぇ」
「それより今何時ですか?」
「7時5分を回ったところです」

「えーーーーーーーー」


予定としては7時に起きて朝食を隣のホテルフラミンゴで取って・・・
だったのですが、案の定寝坊致しました。
日本から持ってきたカロリーメイトなどを腹に入れ
眠気眼で空港へ向かいます。

「これを見える所に貼って下さい」

ナンバー2と書いてありました。
出発時刻の15分前には呼び出しますとのことでしたが
予定時刻になってもアナウンスはありませんでした。
しばらくすると、祖母、おじ、おば、私、そして他に2名が呼び出され
体重を量られました。

「荷物ごと乗って下さい」
「え?公共の面前で?」

体重計の数字は3桁!!!
いくら荷物と一緒でも重すぎません?
なんだ、これ、ポンド表示なのね。ちょっと安心。
計算されても困るので正確な数字は申しません。
念を押していいますが、荷物と一緒に計って3桁ですよ。

「では、この6名様はナンバー7のバッチに変えてください」

と別グループにされました。
これは一体どういうことだ?と思っていると
案内されたのはすんごく小さいセスナだったのです。客席数8名。
他の方々は大きい飛行機に乗り込んでいます。
これは酔うに決まっている!と慌てて酔い止めを飲んだのです。

プロペラが回り始めました。
すきま風が入って来ます。
足の長い人は大変苦しい小さな座席です。
パイロットはすぐ私の前に座っています。
もの凄い厚い眼鏡を掛けているけど大丈夫なのでしょうか?

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

と音をたてて走り出しました。
これ、本当に飛ぶのでしょうか?

グオオオオオオオオオオオ

空気の抵抗を感じます。
浮きました!
浮きました!
地上が遠く遠くになってゆきます。
と言ってもジャンボ機ほど高くは飛びません。
下が良く見えるよう低空飛行です。

「うわぁぁぁ」

と言ってる間も短く
めぐは眠りに就きました。
すやすやすや。
後部に座っていたおじ曰くもの凄い勢いで船を漕いでいたそうです、めぐ。

「ぎゃーーー、揺れるではないか!」
「良かった☆酔い止め飲んでおいて」

ガガガガガガガガガガガガ

「え?もう着いたの?」
「しまった!」
「ずっと寝てたよ」

このツアーって上空からの眺めを楽しむのがメインだったような。。。


がががーーーーーん。


いや〜ん。おじさん、起こしてくれても良かったのにぃぃぃ。ぐぅ。
酔い止め効きすぎです。

それからバスに乗り込んで観光がスタートしたのですが・・・
兎に角眠い。乗ればすぐ睡魔と仲良しです。
一所懸命おばあちゃんガイドが説明してるんだから聞きなさいよ>めぐ。
すみません。

2箇所で写真ストップ。

「ハーイ!撮るよぉ」
「あれ?押せない」
「もう一度」
「ハイポーズ!」
「やっぱり押せない」
「ごめ〜ん。フィルム入ってなかった」

頭ボケボケです。
しかも山ほど持ってきたフィルムバスに置いて来ちゃうし。。。
これでカメラ好きと言うのだから笑えます。
仕方なくデジカメでバシバシ♪

すごいねぇ。ここが海だったなんて想像もできないねぇ。
下はあまり見ないようにしましょう!
吸い込まれそうで怖いです。

↑中の文字変わるよ。

2001年11月22日(木)



 ◆ラスベガスの夜

現地時刻 21th Nov. 2001 夜

グランドキャニオンから眠気眼で戻った我らは夜のスケジュールをこなすべく
16:55再集合致します。飛行機が遅れた為ゆっくりする間もございません。
セスナで出かけなかったいずみ姉さん一家とやっちゃん&し〜ちゃんと合流!
皆はショッピングを楽しんだ模様!手には沢山の袋が。

モンテカルロにて公開中のランス・バートンのマジックショーへ行く前に
しゃぶしゃぶ食べ放題へ・・・
薄暗くて、何が並べられているのか分からない。
しゃぶしゃぶというよりむしろ、闇鍋?
なんだか日本がこのようにイメージされているのかと思ったらおかしかったです。
「寂れた居酒屋スナックみたいだなぁ」とやっちゃん。
まさにそのコトバがズバリ!当てはまる店でした。がはは!

現地で<自分で>手配したらもっと安かったのですが
添乗員(?現地世話役人)さんに頼んだのでセット価格で高かったです。
まぁ、送り迎え付きで楽と言えば楽なんですがね。
「こりゃ〜喰わなきゃ損だ!」と言う勢いで皆肉を流し込みます。
やっちゃんもおじさんもベルトをゆるめる始末。
あぁ、めぐも食べ過ぎですぅ。。。

早い夕飯を取ったのちショーへ・・・
『マスター・マジシャン』ショーの主役、ランス・バートンと一緒にマジックの世界を旅してみませんか?シアターに入った瞬間から世界一のマジシャンが目の前で繰り広げる豪華なステージにあなたの五感は釘付けになることでしょう♪

てな訳で席につきます。

手先を使ったトリックから大がかりなイリュージョンまで難なくこなくショー。
年齢を問わずに誰もが楽しめるショー。


でも、これは英語ができたらの話かも。
彼のトークが完全に理解できたらもっと楽しいものになったはずです。
何に吃驚したかと言えば・・・ちびの反応です。
ちびは日本語もままならないもうすぐ3歳の男の子です。
でも、毎日英語のテレビを見て育っています。
だから「りんご」と言えないが「アップル」と言えると
英語を得意としています。
だからもしかしたら私より理解できているのではないか?と疑問を抱いていたのです。
案の定彼は分かっているようでアメリカ人と同じタイミングで



「きゃはははは!」


と笑ってました。
驚きました。
ちび、君って一体。。。何人?

+++

ショーを満喫した後はちびが寝静まるのを待ちカジノへ出かけます。
まず一度は泊まってみたいVENETIANのカジノへ。
ちびちび始めました。初めの10ドルでは結構遊べたのですが。。。
気付けば110ドル呑まれていました。

「どん!とつぎ込まないと!」とやっちゃん。

呑まれて当たり前!損して当たり前!位の勢いがないとダメです。
私みたいに、「あぁ、あのお金があったら。。。」なんて人には
大当たりなんて来ないのかもしれません。
もったいないお化けがすぐ出ちゃって・・・めぐは賭事向いてないらしい。
一攫千金を夢見、帰国後壮大なパーティー!だったのですが。
なんてことでしょう!マイナスだなんて。

次をつぎ込む勇気はなく、やっちゃんの様子を伺っていました。
100ドルが500ドルまで行きました。
7が並ぶ度興奮します!
そこでやめれば良かったのかも知れませんが、まだ続けます。
あれあれ。。。と言う間に100ドルを切ろうとしてました。

400ドルまで貯まると係りの人を呼べ、現金がその場でもらえます。
399だといちいちコインを出して換金しに行かなければなりません。
(これは1ドル賭のスロットマシンでの話です。)


と言う訳でやっちゃんは続けました。
とそこへスゴイ札束を持った男女が・・・
やっちゃんの台を挟む様に座り、途端に当てています。
どういうことでしょう?

「スゴイねぇ」と言っていると、女が
「カードを持っていないのか?」と聞いて来ました。

ポイントを貯めるカードらしいのですが、
年中プレイする訳でもないので会員にはなっていなかったのです。

「貸してあげるよ」
「これがあると確率あがるのよ」

「本当かなぁ?」とやっちゃんを含め誰もが疑っていました。

ハズレ

ハズレ

ハズレ

「ダメだねぇ」

と次の瞬間!!



7 7 7



「でたーーーーー☆」

それから当たりは続き400までアッと言う間になったのです。おめでとう☆
そこでやめることにしました。
それからこのカードはどこで手に入るのかを聞くと

「あげるわ!」と一枚私にくれました。

何か、これを持っているといいことがある!そんな予感がしました。
それが的中するとはこの時のめぐは知る余地もなかったのです。
↑中の文字変わるよ。

2001年11月23日(金)
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