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2004年07月31日(土)

君の夏と僕の夏
触れ合う事なく過ぎてゆく

繋いだ手
交わせない声
伝わる心
届けられない想い



2004年08月03日(火)
無音

闇の中で繋いだ手
伝わるぬくもり
聞こえない音

僕の声は届いてる?

永遠とも感じる時間
挟んで
声が返ってくる

変わらない君の声
遠慮がちに繋ぐ手

しっかり握り返す



2004年09月30日(木)

君の到着を待って
そろそろ次の場所へ行こう

秋の匂いがする風の中
二人で歩くには良い季節だよ



2004年10月31日(日)
遠く

「幸せに満ちた時間を」過ごせと言われても
今の僕には
とても遠い言葉に聴こえるよ

幸せに満ちた時間を
手に入れられるかどうかは
君が鍵を握ってる

僕は君だけを待って
ずっとここにいるのに
君がいないこの場所で
どうして僕が幸せになれるなんて思うんだろう




2004年11月28日(日)
ちいさくてみえないもの

人から必要としてもらえるのはうれしい事だけれど
求められているのは僕じゃない

僕が持っていないものを
僕が持ちたくないものを
人が僕に求めようとするのは理解できない

僕が僕であるためのこだわり
とてもちっぽけで外からは見えないけれど
それを壊してしまったら
誰が僕を他のものと見分ける事ができるんだろう



2004年12月16日(木)
また冬が来た

もう
待ってるのは疲れたよ

迎えに行っていいかい
君を

さらって

遠くへ行こう?
一緒に



2004年12月25日(土)

とっても久しぶりに聞いた気がする
君の声

抑え込んでいた思いがはじける

君に逢いたい



2005年01月28日(金)
忙中楽

する事はたくさんあって
ふたりしてドタバタしていたけれど
ふたりなのが楽しかったよ

ぬくもりが伝わってくる距離で
この時間が続けばいいと思うくらい



2005年02月14日(月)
2.14

今の君の精一杯
確かに受け取った

愛してる



2005年03月15日(火)
戻りたい

こういうカタチも有りかな

そう考えて
受け入れられるようになるまで
一年以上かかった

ああ、そうだ
カタチはそのままで
位置だけが
少しずれたのかも知れないね



2005年04月30日(土)

なにげない日を過ごせること

君の寝顔を見ながら眠りにつける
変わらない毎日を
ずっと

護れるように



2005年05月09日(月)
小さい世界の終わり

皆が出会った場所
皆で護りたかった場

闇を撒き散らす穴が開く
吹き出す桃灰色の風と
闇に吸い込む力がとても強くて
真っ直ぐ立つための力も
根こそぎ吸い取っていく

穴を塞ごうと
ひとり消え
ひとり倒れ
……もうほとんど残っていない

残っているのは
穴があることに気付かない者と
最期を看取るための見張り台



2005年05月15日(日)
photo

焼き付いているのは
君にまつわる風景
君のいる空気

君の声が遠い



2005年06月30日(木)
白昼夢

上がる気温が

思考力を奪い

白い空白に

遠い君の声



2005年07月31日(日)
月毎

あれから何日
あの後何日

君の声が遠くなってから
時間を数えて覚えていくのが
癖になってしまったけれど

すこしづつ
また近づいているかな

身体の奥が浮かれてる


ゆっくりゆっくり



2006年01月01日(日)
遠い君に

今、逢いたい

そう伝えたくても
今のは自分のわがままだと
解っているから
喉が裂けるくらい叫びたいのも
押し込めて

寂しいよ



2006年02月14日(火)
invisible

ずっと歩いて
時々走って
どんどん遠くなる空を追いかけて

声が聞こえなくても
手が届かなくても
この空がつながっているなら
追いかけてく

君が空気に溶けて無くなってしまう日
怖いのはそれだけ



2006年08月15日(火)
かげ

蜻蛉のように透き通る
君のいる空気

陽炎にゆらめいても
確かに残る香り

手を伸ばせば
掴めるだろうか
その影を



2006年08月16日(水)

溢れてくる言葉は
ずっと変わらない

君の声を聞きたい、もっと

変われる日が来るのかどうか
解らないけれど

また少し眠って
待つとしようか



2006年08月29日(火)
崖の下

愛と責任の重さをはかり
慈しむべきものと別れ
己が手を汚しさえした

それは近いものであったり
手が届かなかったものであったり

二度とこんな思いをさせるのは
この空気は嫌だと
つぶやきながら
大小の罪を背負う


よりそう魂から生まれた子を
紙くずのように投げ捨て
愛と責任を語る人

その乱れた言霊に
記憶の底が掻き乱される


あの日から
誰も招き入れていない部屋
共に在れたとすれば 今ごろ天寿を全うしていただろう
小さな魂が
まだそこに居るような気がする


過去と罪の重さは人それぞれ
だからこそ
痛みを拡げる行為の正当化など
認めることはできない

感情までも
崖の下に落とせるものか


生命の最期に
痛みを感じていられるだろうか
感謝はできているだろうか
繰り返し



2006年08月31日(木)

手に残る温もりを
感じて
始まる



2006年12月31日(日)
来年も待つよ

もう待たなくていい
そう言われるよりは
待っていられる方が
たぶん幸せ

たとえ
声は君をすりぬけて
届かないのだとしても

気まぐれに君の声が聞こえるのなら



2007年05月17日(木)
時間

キミのいる時間
その風景が僕とは違う世界だと気づくのに
たいした時間は掛らなかった


あの頃の空気を
今でも夢に見る

良い思い出になるには
時間がまだ足りない



2007年05月18日(金)
気の持ちよう

僕と君の大事な日を忘れられてた
謝ってくれたけれど
少し

実はかなり

凹んだ



繋いだ手は離れていない
君の笑顔は
昔より自然になったか?

自信の無さから生まれる不安

毎日が忙しくて僕より余裕の無い君が
甘えてくれてるんだと思うことにした



2007年05月30日(水)
言の葉

シンプルな想いか
たぎる妄想か
霞が溢れ出て
言葉を連れてくるのを
ただ待っているだけ

絞り出す言葉と
溢れ出る言葉
己にしか解らないかも知れない
温度の違い

だから無理なんてしていない
ただ自然に
流れるだけを気まぐれに綴る



綴る空間を与えてくれている存在と
気まぐれな言葉に触れてくれる存在に
感謝を



2007年06月14日(木)
張る

ぎりぎり一杯まで張りつめた所へ
一言
そっと乗せたい

愛してる


壊れそうで
何も乗せられない



2007年06月24日(日)
重量

育ち過ぎた想いが散らばる
生み出した僕にさえ重く感じるそれを
気がつかれないようにしまい込む
とても追いつかなくて


君の膝で泣くことができれば
きっとすっきり軽くなる

昔見た風景
今は夢でしかないけれど



2007年07月02日(月)
薄く

このままでいて欲しいと言う君
そばにいさせて欲しいと思う僕

想いは重なっているのだろうけれど
ゆっくり薄くなる君の香りが
僕にはとても辛い

真綿で締めるように
ゆっくりと忘れられていくのを
肌で感じる

僕の感情だけが肥大しているんだと
そう思いたい
けど

僕から手を放す事はしないと誓った
あの日

今の僕が君にしてあげられるのは
忘れ去られるまで
笑顔を貼り付けてここで待つ事
それだけなんだね



2007年07月03日(火)

君にすまなそうな顔をさせたい訳じゃない
自分を哀れんでみたい訳でもない

ただ
君の声の暖かさが
忘れられないんだ



2007年07月05日(木)

仕掛ける前から結果が見えているのなら

それ以上のものを期待してはいけない




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