世界征服日記…TITAN2


世界征服日記
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2003年10月31日(金):万霊節
ハロウィンである。
といっても、日本では
一部のもののみが、盛り上がっているようだが。

感謝祭も、イースターも
日本では存在を知っていても
祝うことはあまりないようだ。
ハロウィンもそういったイベントの
1つなのだろう。

しかし、なぜクリスマスとバレンタインは
あれほど盛り上がるようになったのだろうか。
バレンタインに関しては
どこかのチョコレート会社が
自分たちの製品を売り込むための戦略として
用いたから、と聞いている。
言うなれば、「土用丑の日にうなぎを食べよう」的な
発端だったわけだ。

ということは
クリスマスもオモチャ会社や
あるいは洋菓子屋が仕掛けたからだろうか。

さて。
WBCAのHalloweenKING&QUEEN CONTESTは
いよいよ佳境に入ってきた。
ここだけの話だが
クィーン候補も密かに出ているようである。
お暇な方も、そうでない方も
一度探して見ると
面白いかも知れない。

WBCAはこちらから飛べるようにしておいた。



2003年10月30日(木):迷惑な
最近、MILETは電話をとるたびに
怒っているような気がする。

間違い電話、無言電話、悪戯電話、
そしてしつこいセールスの電話等々…
日中、かかってくる電話には
ろくな物がないらしい。

その為に、留守番電話にしてあるのだから
出なければいいものを。
出ると苛立ち、俺様に八つ当たりするのだから
堪らない。

ちなみに、MILETの八つ当たりとは
「陛下ぁ。まーった、変な電話取っちゃったよぉ」
などと言いながら、
俺様に頬をべったりと寄せてきて、
額にキスの雨を降らせるのだ。

…ベタベタしつこいのを俺様が嫌っていると承知で
そう言うことをしてくるのである。
これが八つ当たりでなく、なんだろうか。
MILETは
「いやだなぁ。陛下への愛情表現じゃない〜」
とうそぶいているが、
俺様にはそう思えない。



2003年10月29日(水):海の風
昨日と打って変わって、
今日は暑いぐらいの陽気だった。
朝からずっと、
海からの強い風が吹き付けていて、
雨戸をがたがたと言わせていた。
雨戸を開けた後も、
窓がときおりみしみしと音を立てていた。

天気は良いが、この強風では
ベランダに出ることもままならない。
ましてや屋根の上は
危険地域指定だろう。

強風と言えば、
アメリカのカリフォルニア州では
大規模な山火事が発生しているらしい。
今やその火は国境を越え
メキシコにまで燃え広がっているという。
あの辺りは砂漠気候で
その上海風が強く吹き寄せている地域だ。
火事など起これば
どんどん燃え広がるに違いない。
大きな湖や池などがあるわけではないし、
消火活動の困難さは
大変なものだろう。

その火事の原因は
遭難したハンターが打ち上げた発煙筒だったとか、
あるいは放火した男がいたとか言われているらしい。
つまり、自然災害ではなく
人為的なことだというのだ。

火は風を呼び、
風は雲を呼び、雲は雨を呼ぶという。
それが本当であれば
カリフォルニアの山の中にも
大雨を降らせて、早く鎮火して貰いたいものだ。



2003年10月28日(火):寒い雨
一日中、雨だった。
気温は全く上がらず、寒かった。
俺様はベッドから必要最低限しか出ないようにした。

この雨の原因は
太平洋からの温かい湿った空気だという。
その割に、ちっとも温かくないのは
何故なのだろうか。

MILETはなにやら
大人しく作業をしているし、
夕方早々に雨戸を立ててしまうしで、
俺様にとっては退屈な一日だった。



2003年10月27日(月):幸せに
良い天気だった。
暑くもなく、寒くもない。
空からはさんさんと日差しが部屋に注ぐが、
夏のように暑くなることはない。

俺様は思いきり、
この天気を有意義に過ごすことにした。

まずは、自分のベッドの上で
体を伸ばせるだけ伸ばして日光浴。
次ぎに
MILETが洗濯物を干すためにベランダへ出ている間、
屋根の上で近所の視察。
風の匂いから、あらゆる情報を収集する。
午後、その情報を分析するために
一人になれる自分のベッドへ。

夕方、西日の当たる部屋に移動し、
引き続き情報の整理と分析に務めた。

まさに、有意義かつ、幸福な一日だった。



2003年10月26日(日):庭でも
俺様の「狭小薔薇園」を
薔薇職人が綺麗さっぱり剪定してしまった。
お陰で、庭の様子はすでに冬枯れに近い。
これで来年の春には
沢山の花が咲き乱れることだろう。

さて。
そんな俺様の薔薇園の片隅に
薔薇職人はダッチオーブン用のカマを作ってしまった。
カマ、というより炉、と言う方が
更に近い形状である。
12インチのダッチオーブンが
すっぽり収まる大きさの、レンガの「穴」だ。
今日は早速、その野外キッチンで
ローストチキンを作っていた。

休みの日となると、
朝から元気な薔薇職人である。

そういえば、MILETは少々元気がなかった。
そのMILETのご機嫌を取るために
薔薇職人はケーキを買ったり
チキンを取り分けたりしていたようである。

薔薇職人には、MILETの「具合が悪い」と
「機嫌が悪い」の区別が
イマイチ分かっていないようだ。



2003年10月25日(土):甘い物
MILETのところに
テレサ嬢から甘い物が立て続けに届いた。
MILETはほくほく顔で、
毎日甘い物を食べられると喜んでいる。
…ちゃんと、返礼はしたんだろうな?MILET。

拙宅では
MILETにも増して甘い物に目がないヤツがいる。
薔薇職人だ。
先日、イタリア土産にと
MILETの母親に貰ったチョコレートは
全てヤツの胃袋に収まってしまいそうだ。
MILETが狙っているが、
ヤツのことだからきちんと在庫確認しているに違いない。

ヤツに必要なのは甘いチョコレートではなく、
ダイエットと言う名の
キツイ鞭だと思うのは、俺様だけなのだろうか。



2003年10月24日(金):人恋し
晴れてはいるものの、
どことなく寒さがつきまとっているような
そんな一日だった。

日中、なにやら作業に勤しんでいたMILETは
リビングのファンヒーターを稼働させていた。
冷え性のMILETは
少し寒くなると指が動かなくなる。
ついでに、足先は氷のように冷たくなる。
厚着をすると
作業に支障が出ると言い訳しながら
ファンヒーターに頼っていたようだ。

肌寒いと言っても、
流石にヒーターは勘弁して貰いたい俺様は
なるべく日当たりの良い部屋で
日中は過ごすことにした。

夜になると、自分のベッドにいったんは潜り込んだが、
どうも何か物足りない。
こういうときは
MILETのベッドに潜り込むことにしている。
俺様が入りたい素振りを見せると
MILETが寝ぼけながら布団を持ち上げた。

人恋しい季節、というのは
こういう時を言うのだろうか。



2003年10月23日(木):仏語で
どういうわけか、MILETが
フランス語辞典を紐解いていた。
辞書を眺めながら
「うー」とか「あー」とか言っていたところを見ると
何か具体的な言葉を
フランス語に訳していたらしい。

しかし、何故拙宅にフランス語の辞書があるのだろうか。
MILETがフランス歌曲をやっているのを
俺様は見たことがない。
必要であるとすれば、フランス語よりも
イタリア語とドイツ語の辞書の筈だろうに。
そのどちらの辞書も
MILETは持ち合わせていない。
イタリア語とドイツ語は
オンラインディクショナリーなるもので
間に合わせているようだ。

さて。
MILETがどんな単語をフランス語にしたかったのか
結局俺様には分からなかった。
どうせ、ただの気紛れだったに違いない。



2003年10月22日(水):データ
俺様が、日課にしている昼寝の時間のことだ。
朝から降り続けていた雨が
時折激しく雨戸を叩いているのが耳につき、
あまり熟睡できなかった。
遠雷が徐々に近づいてきていることも
不眠の原因だった。

その雷の音が
やけに近くなってきたと思った次の瞬間である。

階下でゲームに興じるMILETが
なにやら叫んだ。

どうやら、落雷のために停電になったようだ。

慌ててMILETが
俺様の様子を見にやってきた。
恐ろしさに木の葉のように震えているとでも
思ったのだろう。
平然としている俺様を撫でると、
MILETは安心したようだ。
家中の電気製品を
チェックして回り、タイマーや時計をセットし直していた。

MILETが叫び声を上げたのは、
どうやらやっていたゲームで
今までにない高得点をマークしていたのにも関わらず
停電になってしまったかららしい。
停電の所為で、せっかくの高得点が
セーブできなかったというのである。

…一瞬でも心配した俺様は
非常に損をした気分だ。



2003年10月21日(火):参加者
やっと、HalloweenKING&QUEEN CONTESTに
参加者が集まり始めたようである。
MILETの広報不足により、
あわや開催中止かと思われたが…
心優しい方々に、
そんなMILETのいいかげんさを
フォローして頂いたようだ。

仕事が忙しく、コンテスト参加が難しいかもと
わざわざメールを送って頂いた方もいるようだ。

全く。
本当にMILETは情けなすぎだ。
自分でやると決めたのだから、
きちんと責任を持って
イベントを開くべきだろう。

さて。
今のところ、コンテスト参加者は
全て♂ばかりのようである。
是非、女性にも参加していただきたい。

…この俺様まで広報に廻ってやっているのだ。
コンテストを中止になどしたら
承知しないぞ、MILET。



2003年10月20日(月):インク
MILETが洗濯物を見つめて、
がっかりと肩を落とした。
指先を青く染めてしまっている上に、
なにやらかさかさになっているようだ。
よくよく見てみると、
MILETの落胆の原因は薔薇職人の白衣にあるらしい。

どうやら、薔薇職人が
ボールペンかなにかをポケットに入れたまま、
白衣を洗濯に出したらしい。
そのお陰で、
白衣にインクの青いシミが出来てしまったのである。
シミを取ろうとMILETは悪戦苦闘したらしいが、
インクのシミは落ちなかったのだ。
もはや、MILETの洗濯好きは
趣味の域に達しているらしく、
我が家には様々な洗濯用洗剤がある。
柔軟剤やドライ用洗剤、当然、染み抜きは何種類かある。
その全ての染み抜きに
裏切られたMILETは、薔薇職人に八つ当たりしていた。

しかし、待て、MILET。
洗濯機に突っ込むときに
ポケットを確かめていなかったか?
それで気がつかなかったのは、MILETのミスじゃないのか?

話は変わるが、今日は
WBCAの「HalloweenKING&QUEEN CONTEST」参加締め切り日だ。
参加いただくことになっている方々。
そして、参加をしようと思われている方々。
是非、このお祭りを楽しんでいただきたい。



2003年10月19日(日):締切日
WBCAにて行われている
「第三回HalloweenKING&QUEEN CONTEST」の
参加締切が明日に迫った。
しかし、
MILETの広報不足で参加者が非常に少ない。
このままでは、コンテスト開催も
危ぶまれる状況である。

全く、MILETは何をやっているんだか。

もし、この日記を読んで頂いている方で
コンテストに興味を持たれた方がいらしたら、
是非、WBCAのサイトを
覗いていただきたい。
出来れば、コンテストに参加いただきたく思う。
WBCAのサイトは以下の通りだ。
http://members6.tsukaeru.net/milet/wbca/index2.html

お暇な方、あるいはお暇ではない方も
どうかご参加を!



2003年10月18日(土):一抹の
MILETと薔薇職人のこの一週間は、
ゲームで始まり、ゲームで終わった。

何がそんなに楽しいのか分からないが、
毎日毎日
モニターに向かって、夢中である。
薔薇職人は
仕事から帰ってくると、以前は
俺様を相手に愚痴を垂れたり、
あるいは執拗に迫ってきたりしたものだ。
それが今や、
ストレス解消の相手にはゲーム、
気分転換の相手にもゲーム。

このままでは俺様の存在価値が
危ういのではないだろうか。

そんな一抹の不安を感じた
一週間であった。



2003年10月17日(金):新番組
テレビの番組が
新しくなる時期になっているらしい。
普段は9時台のドラマなど
全くと言っていいほど見ないMILETが
珍しく昨日はドラマを見ていた。
どうやら
以前は深夜にやっていたドラマが
9時のドラマ枠で
続編を放送することになったらしい。
「なんか、パワーダウンしているような気がする」
と、愚痴を言いながらも
結局最後まで、しかも予告編まで
きっちり見ていた。
そんなことしていたから
薔薇職人に祝の言葉の一つも
かけてやれなかったんだろうに。



2003年10月16日(木):不手際
薔薇職人の誕生日だった。
俺様は祝福の思いを込め、
今日は薔薇職人に敬意を表して接することにした。

しかし、MILETは
いつもと同じように
いや、いつもよりもずっとぐうたら過ごしているようだ。
午後に薔薇職人のケイタイに電話をし、
夕食は外食をしようなどと
誘っていた。
要するに、自分で何か用意する気が
なかっただけであろう。
薔薇職人も、気の毒なことだ。

薔薇職人の帰宅時間は
しかし、レストランのラストオーダー時間を
とっくに過ぎた頃だった。
最近はちっとも早く帰ってこないので、
MILETもそのあたりを考慮して
計画を立てるべきだったのだ。
まったく。
計画と予見という言葉は
MILETには全くないらしい。

せっかくの誕生日だったのに、
薔薇職人は随分寂しい思いをしたのではないだろうか。
流石に俺様も
気の毒に思った。



2003年10月15日(水):怠ける
MILETは基本的に怠け者である。
それを本人は
「ラテン気質」と言っているが、
ラテン圏の方々に対する侮辱というものだろう。
まぁ、俺様も
一所懸命や努力や、ましてや根性などと言うものには
全くもって無縁ではあるが。
MILETほどではないと
自負している。
しかし、それも他人から見れば
目くそ鼻くその類らしい。
しかし、言わせて貰うならば
俺様の生活様式は
優美で繊細である。
規律を俺様なりに設け、時間厳守の生活を送っている。
朝は5時半に薔薇職人を起床させ、
軽く朝食を摂る。
その後、8時まで一眠り。
8時にはMILETが起き出すので、一緒に起床。
MILETの朝食に付き合う。
その後、一運動し、庭の見回り、バックヤードの点検。
一通り午前中の仕事を終えたら、
MILETと昼食。
その後、軽い食後の運動。
2時から5時半まで、昼寝。
5時半、MILETと共に夕方の報道番組を見る。

まぁ、以下は省略するが、
来客でもない限り、俺様の生活パターンは
決まっているのだ。

MILETも俺様を見習って
規則正しい生活をするべきだろう。



2003年10月14日(火):サイゴ
MILETの為にと
薔薇職人がゲームを買ってきていたらしい。
昨夜やっていなかったので
未確認だったのであるが…。

買って貰ったゲームを
一日中やるんではないかと懸念していたのだが、
どうやらその心配はいらなかったらしい。
時間を決めて
ゲームが出来るようになっただけ、
MILETも成長したと言うことか。

MILETが遊んでいたのは
「Xaiゴ」というゲームである。
ダイスを転がして、出た目を揃えるという
単純なルールのゲームだ。
以前、同じゲームの古いバージョンの方では
一日中ダイスを転がしていたMILET。
流石に、何作目かのゲームとなると
新鮮味が半減するのだろう。

薔薇職人が帰宅した後は
例によってWRCのゲームを
二人でやっていた。
しかし、対戦プレイも出来るはずなのに、
何故二人で「1人プレイ」をやるんだろうか。
全く、分からない二人だ。



2003年10月13日(月):WRC
昨日もラリーの話をしたが、
今日もその話をしようと思う。

今日は三連休最後の日だった。
MILETの兄が、
午前中から遊びに来ていた。
MILETと話をしたり、俺様にちょっかいを出したりして
楽しく過ごしたようだ。
後半は、俺様も寝てしまったが、
MILETの兄も寝ていたようである。

さて。
MILETの兄を駅まで送り届けた後、
MILETと薔薇職人は
なにやらゲーム機にあたらしい道具をセットしていた。
薔薇職人が
WRCのゲームと、専用コントローラーを
買ってきたのだ。
早速ゲームをやり始める薔薇職人だったが、
クラッシュとコースアウトの連続だ。
当然だが、良いタイムが出るはずもない。
MILETが
「簡単なコースで、操作の仕方を練習したら?」
とアドバイスをし、やり方を変えたらしい。
MILETがコ・ドライバーになり、
コースを先読みしてやると
薔薇職人もいくらか
走れるようになったようである。

俺様に言わせると、あんなオモチャに夢中になるとは
大人げないにも程がある、というところか。
全く。
平和なヤツらだ。



2003年10月12日(日):ラリー
MILETが
久しぶりに「レッスン」なるものへ
出かけていた一日だった。
それに付き添ってか
薔薇職人もいなかった。

さて。
帰宅してしばらくすると
二人でテレビに夢中の様子である。
何を熱心に観戦しているかと思えば
「WRC世界ラリー選手権:サンレモ」だった。
MILETの最近のお気に入りは
セバスチャン・ローブというフランス人ドライバーだ。
若手のドライバーで
オーストラリアの大会から
めきめきとランキングを上げてきている。
MILETは彼の才能よりも
彼の容姿が気に入っているようであるが…。
そういえば、
以前はユハ・カンクネンというドライバーに夢中だった。
…ユハ・カンクネンは
素晴らしいラリードライバーであったが…
俺様の記憶が正しければ
顔は「フケ顔」だったように思う。

MILETの趣味は
全く分からない。



2003年10月11日(土):発掘す
薔薇職人が
自分の部屋を掃除していた。
俺様も手伝ってやることにした。
感激した薔薇職人は
俺様へのオモチャを「発掘」してくれた。
随分前に購入していたウサギの毛で出来たオモチャを
何かの時のためにとっておいて、
すっかり忘れていたらしい。

しばらく新しいオモチャで遊んでいたが、
やがて俺様も飽きてきてしまった。
1人遊びは
虚しくなってくるのである。



2003年10月10日(金):珍しい
薔薇職人が、四時頃帰ってきた。
以前はそういうことも
時折あったのだが、
最近は毎日帰宅が夜遅くなってからというのが
定番だったのである。

俺様はもとより、
MILETが非常に驚いていた。
それもそうだろう。
ゲームに夢中になっていて、
時間の経つことすら分からなくなっていたのだから。

しかし、帰ってくるなら
帰ってくると連絡すれば良いものを。



2003年10月09日(木):誘拐犯
最近、幼児や年少者を
連れ去ったり、あるいは監禁したりする事件が
多発しているようだ。

MILETが日中見ていたニュースバラエティー番組で
とあるタレントが
「こういう事件を報道すると、『オレもやってやる』
とか思うヤツがいるから、報道しないで貰いたい」
とか、そんなことを言っていた。

確かに、模倣犯が出てくる可能性も
捨てきれないだろう。
だが、そう言う事件があるのだと言うことを
世の親たちに知らしめる必要も
大いにあるのではないか。

MILETは、そんな一連の報道やコメントを見ると、
必ず俺様を抱きしめながら
「もし、陛下が誘拐されちゃったらどうしようっ!」
と、嘆くのである。
…嘆くよりも、他にやることがあるだろう、MILET。



2003年10月08日(水):築地で
俺様の同族が、
残虐な手口で連続殺猫されているという。
かちどき橋を渡った月島でも
同様の被害を被った猫たちがいる。

何故、人間どもは
自分よりも力の弱い、あるいは
弱そうな相手に、かくも残虐になれるのだろうか。

猫を殺すことによって
ある種の快感を覚えるのだと
某大学教授が言っていた。

そんな動機で
俺様たちを拷問し、死に至らしめることを
許していて良いのだろうか。

俺様は
義憤を感じずにはいられなかった。



2003年10月07日(火):釣果は
最近、MILETと薔薇職人が
夢中になっているらしいオンラインゲームがある。

俺様の記憶が確かならば、
MILETがやっているゲームはRPGといった類の
ゲームだったはずだ。
ところが、最近は全くそれらしいゲームをしておらず、
毎日じっと画面上に現れる水面と
睨めっこを続けている。
時々
「よっしゃー」
とか
「大物釣ってやる〜」
とか叫んでいるところを見ると、
魚が釣れる「はず」のゲームらしい。
人よりぼんやりしている上、のろまなMILETは
ちっとも釣果が上がらない。
見るに見かねた薔薇職人が替わりにやったところ、
次々と魚を釣り上げた。

薔薇職人に先を越されたのが悔しかったのか、
日中、閑さえあれば釣り糸を垂らすMILET。

…他にやること、あるんじゃないのか?



2003年10月06日(月):温もり
11月ぐらいの涼しさ。
久しぶりに、自分のベッドの「中」に入って
昼寝を堪能した。

これぐらいの気温は
俺様にとっては快適である。
MILETにも心地よいらしく、
珍しく朝早くから起きだして、
色々と用事を済ませていたようだ。

肌寒くなると、
温もりが恋しくなる。

薔薇職人は体温が高いので、
添い寝の相手には良いのだが…。
何しろ体が大きい上に、いびきが激しい。
その上、寝相も最悪だ。
体温は低いが、他の点では及第点のMILETと
夜は一緒に寝ることにしよう。

毎年恒例のWBCA秋の企画
HalloweenKING&QUEEN CONTEST
只今開催中である。
奮って、ご参加願う!



2003年10月05日(日):愛の証
薔薇職人が、後頭部にコブを作った。
MILETが理由を問い質すと

「ビートルのドアに、頭ぶつけた」

とだけ、答えた。

薔薇職人は、
休みの日となれば、毎回クルマを磨いている。
その様子をMILETは冷笑を交えつつ

「あんまり磨いてばっかりいるから、そのうち塗装が剥げるよ」

と言っている。

そんな薔薇職人の「後頭部」に
コブが出来たのである。
普通にクルマを磨いている分には、
ドアで後頭部を激しく殴打するような事態は
想定しづらい。
MILETが一緒に作業をしているならば、
あのMILETが「誤って」薔薇職人がいることを「失念し」
ドアを開け放して、薔薇職人の後頭部を強打、
といった事はあり得そうだが。

夜、寝る前にMILETがしつこく真相を聞き出したため、
事の経緯がはっきりした。

つまり、こういうことである。

車内を掃除していた薔薇職人が、
「どういうわけか背中から」車外に出ようとし、
ビートルのドア枠に
後頭部をぶつけた、というわけである。
おそらく、他のことに気を取られていて
自分の身長とビートルの車高の差が
計算できなくなったのだろう。

真実を聞けば、ありがちな過ちである。

しかし、ここからが薔薇職人のおかしいところだ。
羽毛の枕でさえも、傷に障ると言っていたクセに、

「この傷はビートルとオレの愛の証だ」

と、抜かし腐ったのだ。
流石の俺様も、脱帽だ。



2003年10月04日(土):陰謀?
最近、薔薇職人とMILETが
何かを企んでいるらしい。

俺様が年少の頃より愛用しているオモチャを
新しいものに取り替えようと
目論んでいると
俺様は読んでいる。

俺様に新しいオモチャを買ってくるのは構わないが
俺様の意見や嗜好に
気を配って貰いたいものである。

言っておくが
俺様は薔薇職人と違って
新しい物好きではない。
ヤツは新しい商品が出ると、必ず試したくなる質だ。
俺様は物を大事にする精神があるので
次々へと新しい物に乗り換えるような
軽薄な真似はしない。

もっとも、ひも付きのオモチャなどは
すぐにこわれてしまうので
その限りではないが。



2003年10月03日(金):恒例の
来週からWBCAにおいて
秋の恒例イベント「HalloweenKING&QUEEN CONTEST」が
開催される。
お暇な方は、是非ともご参加いただきたい。

MILETが
イベントのための写真と、参加証を
作成していた。
まだ内緒だと言っていたが、
ここに写真をupしておこう。
ちなみに
見本画像としてupするものとは
少々変えてある。



2003年10月02日(木):28度
暑かった。
最近は、心地よい天気が続いていたので
今日の暑さには
少々参ってしまった。
午後遅くなると、風も弱まってしまい、
カーテンをそよとも動かさない。
MILETがエアコンを入れたのだが、
この季節は西日がキツイので
なかなか涼しくならなかった。
「いつまでも夏物を仕舞えない」
とMILETは言っていたが
拙宅には年中真夏の恰好をしたヤツがいるので
おそらく衣替えはなし、となるだろう。
まぁ、毎年口ばっかりの衣替えであるし。



2003年10月01日(水):秋晴れ
爽やかな好天気が続いている。
MILETたちは遊びに行きまくっているが、
こういう天候の良いときにこそ、
頭脳を鍛え、思索に励むべきであろう。

そう言いつつも、
恥ずかしながら俺様も、
ついつい、惰眠を貪ってしまう。

カーテンを揺らす風には、
仄かな金木犀の香りが乗せられている。
俺様の小さな薔薇園に咲いている秋薔薇からも
微かな香りが漂ってくる。

やはり、こういう日は
思索よりも眠りに落ちている方が
幸せというものかも知れない。







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