2018年09月19日(水) |
10 years after. |
流川を書きたい。 という一心でAce of Acesの終章のあと流川たちが仙道の家に来たところを書きたいんだけど。
テニプリ縛りを作っちゃったからなーと思ったけどテニプリにも10年後ってタイトル(歌じゃないけど)あったしいけるやん。 って思って年度を調べ……。でも終章で「10年以上の月日が経った」とか書いた気がするし何年経ったんだっけ?と調べたら。
第二章最終話が1993年、終章がアテネ五輪の一年前の秋で2003年。
つまり時間経過は10年と数か月ってことでいけるやん! とか自分で歓喜してました。 テンションが続いてたらそのうち終章の10日後的な感じで書きたいです。 ますます原作じみてきたな、10日後とか。と思ったけど偶然です。厳密には7日後だしな、あれ土曜だったし。
あれから7日後……、てタイトルもありか。いやもうどうでもいいや。 時おりサブタイトルまじめにどうでもいいんですけど、「無題」にするわけにいかないのが辛いです。
本編を読んでもらうと分かると思うんですけど、仙道と牧ちゃんは結果的にうまく噛み合って良い結果をお互いにもたらしただけで、一歩間違ったらくっついてはいなかったと思うんですよね。 仙道は特に計算していたわけではなかったと思いますが、最初に彼女に付き合ってくれと言ったのは結果的に彼女に仙道自身を意識させることになって良かったんだと思います。 その後は数回「付き合って」って言ったのみであとはジッと待ちのスタイルだったわけだし。仙道自身そこまで必死になってなかったというか。
牧ちゃんは最初からバスケ選手としては仙道を気に入ってましたが、上記のせいで「なんかキライ」と完全にオンとオフで仙道の扱いを変えてましたからね。 彼女にはこのギャップを埋めるプロセスが必要だったんです。 でも仙道は最初に「付き合って」って言った以降は特にアプローチするでなく(してたけど)基本的に彼女が話しかけてくるのを待っていたわけですから牧ちゃんとしても「キライ」が「怖い」とか「警戒」にはならなかったんですよね。 のちのち自分で気づいているように高2の夏にはもう好きだった、って思ってるわけですから。
対する仙道は最終話で言っていた通り「国体で自分に惚れてくれた」と思っている。まあ仙道視点じゃ当然ですよね。 でも実際は牧ちゃんはもっと前から好きだったんで、彼女にとってのファーストキスである不意打ちもまあ許されるんじゃないかな……と後付けで思ってます。仙道も言葉で確認してなかっただけで「もしかして」とは思ってたかもしれないけど。
仙道は特に計算ではなくやってると思うんです。のんびりしたマイペースな人だし。 でも勝負所やここというポイントを見誤らない人でもあるので(バスケと同様)、結果的にうまく牧ちゃんが自分を好きになってくれるように行動したしここぞと思った時に返事を強請ったんだな、というか。
問題は仙道の方で、彼は何となく彼女が気になる状態からどんどん深みにはまっていってしまったのでまだまだ自分の気持ちの擦り合わせや彼女との気持ちの擦り合わせが完全にはできていない。 というのを本編で書く必要がほとんどなかったので、今回の「エネルゲイア」でちょっとだけ書きたいと思ったんですが……。
この辺りは同級生でずっと同じ学校で少しずつお互いの気持ちを(言葉で)確認しあってゆっくりゆっくり進んでいった及川連載の二人とは対極にありますね。
にしても、仙道は牧さんは男としてフルシカトしてるのがちょっと面白いです。 牧さんと牧ちゃんはいとこ同士なので結婚もできるのに。 とはいえ彼ら自身が自分たちを「兄妹」だと認識しているので現実的にはあり得ないんですが……。仙道から見たら「いとこ」でしかないのに、これは仙道が牧さんを牧さん(笑)扱いしてるからなのか、それとも一番最初に「オレの妹だ」と紹介してたインパクトがでかかったのか。
まあ、諸星の事も警戒してたけど知るに従って警戒心を解いていってますからやっぱり関係性の問題かな。
←この記事へのコメントなどぜひ
神尾のAce of Acesはタイトルだけで関係ないと言ったけど。
これはテニス(競技)の曲なんでアレですけど、諸星になら合うかも。 非常に熱い曲だし、諸星はスピード自慢のキャラだし。神尾を歌った曲とはいえ、キャラ傾向そのものは似てなくもないしな、と。
私はこの曲自体は非常に好きなので、今後はそういう目線(?)で聴いてみよう! ちょっとコード進行もアレンジもレトロなのでスラダンでも違和感がない。 神尾の言ってるAce of Aces(テニスのエース)じゃなくAce of Aces(バスケ選手として)と思うとまさに諸星……という楽しみ方ができる。
Ace of Acesそうさ喰らいつくほど開いてく距離を知って←打ったボールの速さのこと(神尾) Ace of Acesそうさ喰らいつくほど開いてく距離を知って←エース(牧ちゃん/脳内の理想のエース像)との差(諸星) まぶた閉じ思い出せよ導くものに応えてみろ←打撃ry(神尾) まぶた閉じ思い出せよ導くものに応えてみろ←エースry(諸星)
とか。笑。
久々のAce of Acesの番外編はいかがでしたでしょうか?
彼らがインハイ後に仙道の部屋で会っている時に越野達が訪ねてくる、という図はずっと頭にあってようやく書けた感じです。 お互い災難でしたね、という感じでしょうか……。
越野達と牧ちゃんがバスケをするというのもずっと頭にあって。 仙道と牧ちゃんはお互いのプレイを理解していて、この二人だとガードの出来ない牧ちゃんは仙道がアシストするのが一番なんですが。越野と植草は牧ちゃんのレベルをしらないわけで。 彼女は身長は植草と変わらないし、神さん曰く「自分とジャンプ力変わらない」らしいので越野達は身体的なアドバンテージはないんですよ。試合なら走り合いや肉体的接触が増えるので彼女は不利ですが、ハーフなので……。 そして仙道・牧ちゃんのコンビを知ってる福田は「バカップル引くわぁ」な感じでしょうけど越野達は負けるとは思っていない。 越野は間近で初めて仙道たちが話しているのを見たでしょうから、そろそろツンツンするのを諦めてくれるといいんですが……。
あと牧さんは毎回毎回損な立ち位置ですが、妹が(男としては)いけ好かない野郎と付き合っている限り受難の日々が続くと思いますね……。 仙道はいたって本気なんですけど、牧さん視点じゃ妹の彼氏として嬉しくないタイプなんでしょうね。少なくとも現時点では。
←この記事へのコメントなどぜひ
ハンガリーに。 ご存知の通りこちらにいる時は気持ちの余裕上書かなくなってしまうので本当に応援よろしくお願いします。
時差ぼけ中なので過去に書いた話を繰り返してしまうかもしれませんが……。
サイトの小説のタイトルはたいがい元ネタがあってだいたい何かの曲なんですが。 私がタイトル付けが苦手なのもあるんですが、タイトルは自分で連呼する機会が多いので自作だと恥ずかしいというか……。曲のタイトルというのは著作権がありませんからね。というか例え単語一つでも自作だと連呼するのがはずかしいので、どこかの曲、と思うと気が楽というか。
そんなわけで毎度なにかしら元ネタがあるんですが。
スカーレット・ローズとシグナル・レッドはないですけどね。「スカーレット」はあるけどその後のギアスの話はそれに因んで「赤」関連のタイトルをつけただけなので。
ただ内容までそれに合わせているかというと時と場合によりけりで……。 例えばAce of Acesは内容とタイトル(神尾の曲です)が一致していたので採用しただけで中身は関係ないですが、サブタイの「夏陰」と「誓い」は曲を背景に流していて合うように意識してます。
また、Ace of Acesは歴代のスラダンの主題歌にもなんとなーく合うように意識せずともなってます。 たぶんOP作ったら君が好きだと叫びたい合うんだろうな、とか。特に2番。 あなただけ見つめてるは仙道視点で牧ちゃんを初めて見たときの映像に合わせたらたぶん素敵だよな、とか。 世界が終わるまでは、は国体編の愛知戦が終わったあとの体育館で仙道が牧ちゃん抱きしめた場面で流れてそのままEDだよな、とか。 煌めく瞬間に捕らわれて、は国体編終了の第一部完結で流れる映像が見える、とか。 書いてないですが、国体が終わって仙道と話して一区切りつけた諸星が愛知に新幹線で戻る映像が私の頭には流れるんですよね。牧ちゃんと仙道は二人でJRの駅に立っててね。
そんな感じで私の目に見えているのが文章ではなく映像なので場面場面で音が流れるんですよね。主題歌だったりアニメのBGMだったり、自分が決めた曲だったり。 メゾット的にも主題歌の順に物語に合っていればスラダンっぽい世界観と流れになると思うし。 スラダンに限らないですが常にそういうことを考えて、たぶん私の中で元の作品の世界観を再現できるというかキャラが生きてる世界を自分で見られるレベルに昇華しているのかもしれないです。 なにもしなくても浮かぶようになると上記のような努力(?)は必要なくなるのですが。
なので儀式のようなもので一つの作品を書く際には必ず上記のようなことをしていると思います。
元ネタを作品の中でも明確にしているのは及川連載のtwo types of guysですね。ブリトニーのサーカスですが、だいぶ予定とズレていてタイトルを付けた私が戦々恐々としてます。 ヒューマンタッチは黒羽の時は曲の内容も意識してましたが、もはやそういう域ではないです。
なんでこんなことをいまさらというと。 もし今後Ace of Acesの番外編が増えたらタイトルは例によってテニプリのキャラソンからです。ものすごーくキャラソンがあるのでタイトル一覧を見ててピンとぼんやりだった話の筋が通ることがあり。そうなった場合は書きたいと思うので書く、という感じというか……。
しかしスラダンとテニプリは大きくかけ離れているというか。少なくとも仙道は全くテニプリの曲を聴いていてもピンとこない。 跡部さまの曲なんて完全にヒューマンタッチの世界やヒロインに合うし、及川さんにも合うのになー……と「革命への前奏曲」を聞きながら遠い目になったのですが。
無理やり当てはめるならこれは流川視点なら合うかもしれない。こういう路線でいけば流川の魅力も出せるかも、といまいち流川がピンとこない私は思ったりしました。 が、スラダンはやはり懐かしいかおりのする曲じゃないと合わないですね。テニプリだと現代風すぎる。
←この記事へのコメントなどぜひ
|