碧の雑記帳

2017年08月30日(水) ばつ丸ジェット可愛すぎた。

帰国しました。



憧れの桂林含む中国旅行、終わってみればツッコミどころ満載で色々書き殴りたいんですが……、鳳編の後追い取材やウィンブルドンの例を見ても分かるとおり。
終わったらどうでもよくなってめんどくさくなる悪癖のため、写真アップするのが非常に苦痛です。

そこを考慮して前回の仙台旅行はその都度ツイッターに写真をあげてたんですが。
中国では全部ブロックされる仕様なので。それも叶わず。

取りあえず桂林・陽朔は英語通じるとか言ってたやつは出てこんかい!!ってレベルだったのと。
その後、杭州であまり外国人がいないけど4.5星はありそうなホテル(友人がとってくれた)に泊まったらレセプションさえ英語が話せず。
ワンツースリーで英語喋れるって言ってんじゃないだろうな!?→ワンツースリー理解できるレベルでもありがたいです。
というとんでもない気持ちの変化が起こったのと。

結局、流暢な英語を話していたのは桂林シェラトンのレセプションと桂林スタバのスタッフだけでした……。
まさかの杭州・西湖のほとりの観光客いっぱいくるスタバで全く通じなくてショックどころの話じゃなかった。
3年前は普通に通じていたのに、なにがあった……。

あと、中国は3年前からがらりと様変わりしていました。
ぶっちゃけIT技術や流通率はもう日本じゃ追いつけないレベルかもしれない。
いつまでも人民の皆さんが人民広場をチャリ暴走しているイメージを持ってそうな日本人はアップデートしないとヤバイです……。
まあ相変わらずな面も多々ありましたが……。

取りあえず、今後桂林に行こうという方がいたら。
桂林ではなく、川を下った先の陽朔に数泊することを強くオススメします。
私は桂林二泊、陽朔二泊したんですが、桂林を一泊に削れば良かったとちょっと後悔しています。あと一泊陽朔に泊まってじっくり観たかった……!

桂林自体は南国ではないですが南の地域なので、いまが旬のマンゴーがとてつもなく美味しかったです。
生絞りマンゴージュースが美味しくて安くてヤバイ……。マンゴー屋もそこら中にあってたくさん食べました。


陽朔をとても気に入ったんですが、やはり杭州は別格でした。
相変わらず綺麗な街。杭州になら住める……!


もう一つ。
成都に乗り換えで6時間くらい滞在したので、ここぞとばかりに坦々麺や麻婆豆腐を食べました。
実は私は花椒(山椒的な)が苦手なんで、おそらく四川料理は向かないだろうと分かってはいたんですが……、やはり辛かったです。美味しいけど。
どうでもいいですが、前も言いましたけど、私が花椒が苦手だと気づいたのは及川連載でも出てきた件の中華屋です。
あの松川の食べていた麻婆豆腐は本当に衝撃だった。それまで私は四川料理が大好きだと思い込んでいただけだった……と気づかされた思い出。

あ、四川料理は好きです。あれほどまでに真っ黒な花椒盛りが無理というだけで……。
水煮魚とか美味しいし……。


そんなわけでブロックされて写真をリアルタイムアップできなかった中国は割愛して。
台北経由で中国入りしたんですが。
使用機材がまさかのばつ丸ジェット。
周りの女の子たちも「懐かしい〜」とキャッキャしてたレベルの懐かしキャラなのになぜ……と思ったんですが、それでも破壊力が高かった。


エバー航空のサンリオシリーズやばいです。
エバー航空自体、チェックインカウンターからしてサンリオまみれで可愛いのに、塗装機は中が全部キャラ仕様。
搭乗券もキャラ仕様で、持ってるだけで他のノーマル搭乗券と機材だった人たちが私の搭乗券を観てキャッキャ言ってたくらい目立つ。可愛い。

台北に着いたら着いたで空港がサンリオまみれ。


この後、桂林入りして空港でトイレに行った途端「あ、中国に来たんだった」と一気に資本主義の国から離脱した現実に引き戻されたんですが。
ばつ丸ジェットで予想外に大興奮してしまいました。

ついでに空港での時間つぶしにタピオカミルクティを飲んでぼんやりしていたんですが。
隣に座って長話していた台湾のおっちゃん二人
一人はタピオカミルクティーのタピオカのみを、もう一人はミルクティーのみを飲んだ模様😅😅😅
隣に座っていた人たちは1つのタピオカミルクティを頼んで「タピオカとミルクティに分けてください」と頼めば済んだんじゃないか事件などもあり……。


久々の台湾で大興奮してしまいました。
ていうか台湾に着いて思い出したんですが、2017の台北は及川連載的にとても重要……になるんじゃないかな……と思っていたので、チラッとだけでも現場が観られて良かった。
それまで連載が続けばな……!という感じで作中はまだ2012なわけですが。

2017で無理ならパリ五輪(希望)なんてどうなるんだよ、って話ですが。どうなることやら、です。


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2017年08月23日(水) ネットが使えない。※+α

前々から書いていた通り、いま現在中国です。

のでネットは使えるんですが使用制限がかかっていて不便!!!
フェイスブックもツイッターも使えない……。


一週間ほど滞在するので、頂いたメッセージのお返事等は少々遅れます。申し訳ありません。


桂林の人はどうやら穏やかで相変わらず人民の皆さんは親切なんですが、桂林が思ったより英語通じなくて凹みまくりついにスタバに行ってしまいました。

いやーまんまとマクドナルド化、スタバ化の罠にはまってますが仕方ない。
この時ばかりはUSAコールしたくなるほど偉大だと思います。

桂林のような地方都市でもスタバはやっぱり英語ばっちりでした。
日本はどうなんだろ……、さすがに日本のスタバでは英語使ったことないからスタバであれば英語通じるかどうか知らないけど……でもスタバはそういうもので私も外国ではそのためにスタバに行く部分もあるから通じないと困るけど……。

あと普段欧州に住んでる弊害か、ヨーロッパ人を見ると安心する自分がいる矛盾を感じてしまう。
今日見た欧州人はイタリア人の集団とシェラトンのレセプションでずーっとクレームつけてたイギリス人だったが……。
なまじ英語なもんでクレーム内容から会話まで筒抜けで苦笑いするしかないよねという。しかしクレームでも理解できる会話に飢えていた私はニヤニヤしてキモい人になってましたが。

そんなこんなで凹みつつ乗り気のしないまま近くに有名なレストランがあったんで行ってみたんですが。
これがまた英語が一切通じない。でも給仕のお兄ちゃんが翻訳機を使って一生懸命接客してくれ。ご飯が欲しいという私の英語がわからず、熱いうちに食べた方が美味しいよ!などと翻訳機を通して言ってくれたり、とても親切だったので気分が持ち直しました。
というか、生搾りマンゴージュースがあまりに美味しくて……!
これまたお代わりが通じなくて、たまたまwechatでブダペストの中国人の友人と話していたので、中国語書いてもらったりして色々ありましたが無事に二杯目も頼んで……というか二杯目飲みたいほど美味しかった!

おまけにたったの10元。最高かよ……、日本なら最低で5倍するわ……。

あと桂林といえばビーフンですが、これは4元でした。


にしても、暑い!!!


※お知らせ。
小説ページに「お題箱」を設置しました。
どんなきっかけでサイドストーリーが生まれるかは分からないので、色んなネタの提供お待ちしてます。


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2017年08月17日(木) (後追い)取材記。

仙台に行って来ました。


ロシアへのチケットが取れなかったので急遽単独仙台へ。
約5年ぶりの仙台。懐かしい……!


飛行機の都合上、3泊以外の選択肢がなく3泊してきたんですが、結果的に良かったです。
旅行中ずっと雨でしたが……!


仙台市体育館はスラダンの舞台なのでずっと行ってみたかったんですが、結果的にハイキューの舞台でもあるので、及川さんがキャーオイカワサーンされてた所とかばっちり写真とってきました。
会場でちょうどバドミントンのジュニア選手権予選をやっていたので観てきたんですが。
あの会場にいてヒロインはよく及川さんに見つからなかったなー……どこにいたんだろう、よっぽど角にいたのか、と色々考えちゃいました。
私が座った席がちょうど白鳥沢のモデル高の東北高校が試合してる前だったので、どんどん部員の皆さんが集まってきちゃっていたたまれなくなって移動したり……。
私もずっとスポーツやっていたので大会の雰囲気は懐かしかったです。

仙台市体育館に行った人は山ほどいると思うので今さらなので除外するとして。

出来る限り、連載で及川さんとヒロインがいつも通っている場所やデートした場所など行ってみてまさに後追い取材をしたんですが。

結論から言うと。

あいつらめっちゃ高校の青春をエンジョイしてるな!!!

って彼らのリア充っぷりを感じました。
私は取材魔なのでリアルの世界観である限りほぼ全ての場所に足を運んでますが、こんな風に感じたのは初めてです。
なんだろう。鳳とかだと私にとってのハレの場所(高級ホテル等々)が「日常」で、あーはいはいVIPVIP、と感じてしまって別世界の事だから実感としてないのかも。
及川さんとヒロインは仮に背伸びしても高校生ができる範囲の事で、それは私にとっては彼らよりは実行が容易でなおさら目線が「彼らの日常」におりてしまったから「高校時代にこれはキラキラ楽しいですわ……」と思っちゃったからかも。


バレンタインの夜に及川さんがヒロインにバラの花を渡した場所。一番町通りのちょうど定禅寺通り手前の三越の横あたりをイメージしたのですが、ヒロインはここに座って及川さんを待っていたはずです。
この道を及川さんは花を持って走ってきたわけで……。笑。

この直前に2人が行っていたカフェにも二度ほど足を運びました。2人はどの席に座ったのだろう、なんて観察しつつ。


ヒロインの家の(比較的)そばの公園。よく待ち合わせに使用されてますね。
SS3の1ページ目に出てくる写真と同じ角度で撮りました。
コレです。

同じですよね?
コレはフリー素材だったのですが、自分の記憶とグーグルマップを駆使して場所が勾当台公園と分かったので運命を感じて使用しました。
ヒロインの描いていただろう風景と、ヒロインの及川さんを発見しただろう目線。あの先でファンの子に捕まってたんでしょう。



最新の51話で2人が行ったパンケーキ屋さんのモデルに使わせて貰ったカフェにも行ってみました。

仙台の有名なパンケーキのお店なんですが、オムライス等も出す支店的なお店が出たので行ってみたいと思ってたんです。ここが出来たのは14年ですが、連載の中では早くオープンしてたんだと思います。
私はセットを頼みましたが、2人はそれぞれオムライスたっぷり、パンケーキたっぷりを食べたんですよね。
ただ……、こんな小さな可愛らしいお店で、あんな恥ずかしい会話(特に及川さん)してたと思うと、私が隣に座った客その1とかだったらどうしただろう……。笑。

駅西口のスタバなんて、そら及川さんが現れたら目立ってざわざわしちゃうわ的な作りで、まさに後追いで納得したりもしました。


このほかにも、桜を見に行った西公園やら、お正月に出向いた松島にも行って来ました。
もちろん私のメインは観光だったんですが……、後追い取材も二次的に。
最終日はしっかり地理を取材すべく、及川さん、ヒロイン、岩泉等々の自宅に設定している場所をぐるぐる観てきました。
ちょうどヒロインの家このあたりかなーという所が空き地というか売地っぽくなってたので、じゃあここで、等々脳内地図を描きつつ。
仙台編はもうすぐ終わりますが、将来使う舞台になるだろうなーというところをばっちり見てきました。

脳内地図も完成し、改めてヒロイン家-岩泉家は徒歩15分ほど、ヒロイン家-及川家は徒歩20分弱で及川家と岩泉家は5分以内かつどちらの家からもすぐバレー虫取りできそうな公園がある。
学区の違う一番北一から家の遠いだろう影山も徒歩15分で学校着というなかなか完璧な脳内図を改めて描きつつ…そんなもんなんだと参考にしてください。
及川家と影山家は直線距離は近いけど方向が違いすぎて普通に生活してたら会わない感じですが、中学からの帰路なら話は別で冬至の出来事は起こり得る、と一人納得しました。

未来に岩華を書く場合も想定して二高も見てきました……。
ここが条善寺かー的な。


ちょっとでも雰囲気が伝われば嬉しいです……!
にしても及川さんたち青春エンジョイしすぎだと思いませんか?(嫉妬)


あと……、実際にじっくり回ってみて記憶違いや想定違いもあったので。
そのうち修正するかもしれません。
が、鳳の時もそう言いつつ何年もやってないので放置する可能性も大です。


仙台は住みやすそうな街です。
緑がいっぱいあって、中心部は都会だし。
私的には筑後地方の中心都市を数倍都会にしたヤンキーのいない都市が仙台、というイメージを抱き。いやガチで街の造りが似ており、非常に地元圏に近い雰囲気、なのに治安がいい、おまけにイギリス式のパブが数軒もあってちょっと住んでみたくなりました。
美味しいレストラン、美味しそうなレストラン、オシャレなカフェもいっぱいだし。

ただ、街の中心部にさえ熊が出るという恐怖。仙台、熊だらけ。
例えば東北大学の理工学部は青葉山の頂上にあるので……「あ、これは噂に違わず熊が出るわ」と地下鉄駅から出て白目を剥いてしまいました。
理工学部はとにかく交通の便が悪いことで有名で私も昔から工学部のロケーションに関してロクな話は聞いてなかったんですが……、1,2年前に地下鉄が開通して以降、学生の皆さんはさぞ便利になったんじゃないかと思います。
ヒロインのお父ちゃんも通勤に便利……かと思ったけど線が違うしそもそも車だよな、と冷静に考えたりしました。

そしてようやくスイカ使えるようになって本当に便利になりました。
いたるところで街中スイカプッシュしてて(いっそ仙台のイクスカより)、ここは本当に仙台なのか……と感動したほどです。
相変わらず伊達政宗推しは激しかったです。

ヒロインは東京の地元が大好きだけど、仙台も緑いっぱいでそこそこ気に入ってるんじゃないかなーと。
及川さんが仙台大好きなのは歩いていてよく分かりました。

あと、花巻が自転車で色々散策してるイメージとか凄く沸きました。


これでいつものクセ(取材したら数年書かなくなる)が発動しないことを祈るばかりです……。


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