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日々の呟き
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今年の大河ドラマ『風林火山』のサントラが密林から届きました。
いっやー、やっぱ千住サウンドは良い。私は彼の曲の中に、形容しがたい切なさを感じるのですが、『風林火山』のメインテーマも馬の蹄を思わせる勇壮な音の中に、やはり無常を感じる瞬間があって、それがモロにツボに来てます。
ドラマは、丁度、勘助が武田家に仕官した所。年号は天文。もーにやにやしてしまいます。うひょひょ。伊達はこのころ、壮絶な親子兄弟喧嘩の終盤戦。歴史にifはありませんが、もし天文の乱で伊達晴宗が負けていたら、伊達実元が上杉家に入嗣していたら、武田晴信は川中島で実元と戦ったかもしれません。
このころの、伊達、上杉、武田、今川、北条、織田、徳川、前田、羽柴、毛利、長宗我部、島津などの家別年表を作ると、戦国という時代が少し分かり易くなります。っつーか、上げた武将の基準はBASARAか、私。 わっかりやすいな〜
3日ほど地球が回っておりましたが、ようやく復調してきました。 というわけで、ようやく自己満足な銀鉄ツアー始末記が書けるようになりました。 しばしお付き合いをば。
そういや一人旅って久しぶりです。大概、上京するのはイベントがらみで、近江まほ嬢と一緒ですから。まぁ、今回もイベントと言えばイベントですけどね。(笑)
他の銀鉄ファンサイト様で公開初日のレポを読みましたが、やはり私がチケットを取れたのはギリギリセーフだったようです。残り10枚弱ってトコだったんですが、熱心な方々は午前6時前から並ばれていたそうです。ヒェェェ・・・やはり、始発便にするべきでした。でもまぁ、かなり小さな劇場で、私は最後尾列でしたが、それでも十分、舞台挨拶に来られた松本先生、野沢さん、池田さん、肝付さん、矢薙さんを堪能しました。
舞台挨拶を聞いている最中、身体が震えっぱなしだったんですよ。(苦笑)だって、鉄郎、メーテル、車掌さんの声が生ですよ!? もうその時の気持ちは
ほ、ほほほ本物だ〜〜〜っ!!!
でした。(笑) 子供の頃からの憧れと同じ空間を共有している事に、感動を通り越してガクブル。正直、半分泣いてました。学役の矢薙さんの、「俺たちは次の駅で何かに出会う!」も生で聞いちゃったし、大枚はたいて東京まで飛んで来てよかった!!!!
やっぱ、これが見られなかったら、かなり味気ない旅になったと思います。よかった、見られて。
劇場でチケットを確保した後、緊張の糸が切れて軽い虚脱状態になってたんですよ。(苦笑)この後、池袋に行くとだけ決めてましたが、何時間もかかるわけじゃないし、お昼もどうしよっかと回らない頭を無理矢理回してたら、ふと、首都高速が走っている坂を下ったら溜池山王だな〜、あ〜途中に全日空があるな〜、そういや従弟の結婚式で泊まった時、おかー様が隣の森ビルん中にアンデルセンを見つけたつってたな〜という事を思い出し、少し身体を起こす為も兼ねて溜池山王まで散歩。途中でビルの隙間からTBSを見つけて、赤坂との位置関係をようやく把握。歩くと色んな発見があって面白いです。 実はアンデルセンって、本店が広島にあるんですよ。昔から親しんでるベーカリーなので、東京のあちこちで見かけるようになって嬉しい。(笑)便利だし、安心できるし。
お昼をゆっくりとってようやく落ち着いたので、一路、池袋某所へレッツゴー。丸の内線に乗るのがベストだと思ったので、赤坂見附か、それとも国会議事堂前まで行くかと考えて、どうせなら首相官邸やら議事堂やらを拝んじゃえ!と、お上りさん丸出しで、アメリカ大使館前を経由して国会議事堂まで歩きました。 でも、ちょっとがんばりすぎた・・・お陰で、翌日、両足が大筋肉痛・・・イタタタ。でも、その気になれば霞ヶ関経由で丸の内まで歩けたなぁ、とも思う。(苦笑)
某所では、主に政宗さんを探しました。(笑)そして、ものすごく欲しかった本に巡り会えたのですが、一方、探そうと思っていた本を探し忘れていた事に帰ってから気づいてorz。まぁ、収穫の方がデカかったので、今回は良しとします。
翌日、朝目覚めたら外は大雨。orz 当初の予定では柴又まで行くつもりだったのですが、軽くはない荷物を抱えて雨の中を歩くのはイヤだったので、行き先を変更。前日から予報で雨になるのは知っていたので、外を歩く気はとうに失せていたんですけどね。(苦笑)それに、地下鉄の駅に貼ってあったポスターで、国立博物館でダ・ヴィンチ展をやっているのを知ったので、その時点で日曜日は上野に行こうと決めていました。(笑) でも、行って良かった。ちょっと切羽詰まった事態にも見舞われたので、なおさらこっちにして良かったと思いました。ダ・ヴィンチ展、面白かったですよ。人は多かったですが、時間はたっぷりあったのでゆっくり見られましたし。
博物館を出てもちょっと時間が余ったので、上野公園を歩こうかな?と思ったのですが、雨足が酷くなったので断念。お腹もすいてきたし、上野駅に戻ってゆっくりお昼。時間的にはちょっと早いなと思いつつ、ま、空港で時間を潰せばいいやと、浅草まで移動して、そこから空港快速に乗りました。
これが大正解でした。(笑)
JRで浜松町まで移動してモノレールにしようかな〜と思ったのですが、確実に座れそうなのは都営から京急に乗り入れる空港快速だと思ったので。で、泉岳寺辺りを通過中、モノレールが事故で運行中止になったという車内放送を聞き、こっちを選んで正解だったと胸を撫で下ろしました。そして到着した京急品川駅は、案の定凄いことになってました。普段も人は多いけど、さらにドン!って感じ。 快速だから品川から羽田まで20分かかりませんが、立ってたらちょっと辛かっただろうなと思います。
そうそう、今回、何が楽だったかって、suica1枚で地下鉄もJRも私鉄も全部オッケーって事ですよ。いやぁ、便利だ!便利だろうなと思っていたけど、本当に便利だ〜vv
この後、羽田に着いたら、自分が乗る便が遅れてて、またかよ!と思いましたが、お陰でゆーーーっくり土産を買い、何故かクジが当たって千円儲けちゃったので、それで茶をしばき、悠々と帰路につきました。
一つ気に入らなかったのが、帰りの飛行機で隣の席になったにーさん。風邪を引いているらしく、ずーっと咳をしていたんですね。風邪を引いているなら、機内ではマスクをするのがマナーってもんだろう。狭い空間の中に、ウィルスをまき散らすのがどれだけ迷惑か。それだけは、ちょっとカンベンしてよお兄さん、でした。
ま、何はともあれ、楽しく非常に充実した旅でした。次の上京は5月。SCCです。スペースは取れましたので、今週末にはインフォメを更新しようと思います。
さー、萌えも充電したことだし、原稿、がんばりまーす。
忙しくて目が回っているのではなくて(いや、それなりに忙しくはしておりますが)、ヲナゴのやんごとなき事情にて目が回っているのであります。旅行疲れもあってか、めっちゃ酷いわ・・・マジ、地球が回る。
ですが、意地で終業後に本屋に突撃し、ハガレン16巻とエマ8巻をGET! エマは本編ではなく、サイドストーリー集になっておりまして、ケリー先生の若かりし頃のお話やら、エレノア嬢のその後やら、盛りだくさんでした。意外なお人のその後もありまして、やたらとお得感のある1冊でございます。 ハガレンは・・・もー、アームストロング少将閣下に敬礼!でござりますな。いやはや、本誌を追っかけていらっしゃる方々の悲鳴の意味が、よーくわかりました。(笑)
本当は、小説を3冊ばかし買おうと思っていたのですが、何故か中巻だけ無くて断念。買うなら一気に買わないと、萎えそうだからなぁ・・・やっぱネットで買うか。どうせ、「風林火山」のサントラ集買うしな。>レンタルで探していたけど見あたらず、根負け。だって、作曲者が千住明さんなんだもん!
あー、もしかしたら戦国BASARAを買うかも・・・
 東京から帰って参りました。
今回の東京行きの最大の目的だった『銀河鉄道物語』の上映チケット(正確には座席指定席券)ですが、何とか確保できまして、無事に鑑賞することができました!
それが、行きの飛行機がちと遅れましてね。しかも、羽田へ着陸寸前になって風向きが変わったとかで着陸滑走路が変更。それで更に遅れ。機内でちょっと涙目でした。(苦笑)モノレールと地下鉄を乗り継いで六本木にある劇場に着いた時は、指定席券発売から1時間30分後。私が席を確保した時、既に残りは10席を切ってましたからねー。かなりギリギリでした。でも観られて良かった、ホントに。
上映時間30分前には劇場へ行ったのですが、ロビーには大きなお友達がわんさかいらっしゃいました。失礼ながら銀鉄は女性ファンが多いのかと思ってましたが、男女比率7対3くらいで圧倒的に男性が多かったです。ちょっと意外でした。ただ、年齢的にはモロに999世代?でしたね。平均年齢、非常に高めでした。ま、私も人のことは言えませんが。(笑)
それと、何でこんなにプレスが来てんの!?とも思った(失礼・・・)んですが、理由は帰ってから知りました。これに関してはノーコメントです。
ま、何はともあれ、非常に充実した旅でございました。その他のアレコレに関しては、また後日・・・・ もー体力の限界なので、寝ます!
後、6時間後に『銀鉄を見に東京まで行ったるぜツアー(笑)』ということで自宅を出発します。 あー、チケット取れますよーに!
ま、映画のチケが取れても取れなくても、1日目は某所や某所へ、政宗さんを狩りに行きます。(笑)ふははは。
土曜日の銀鉄、日曜日の電王のビデオセットもしたし、では行って参りまーす。
独眼竜政宗・総集編をようやく最後まで見ました。ま、見終わったのは月曜日なんですけどね。レンタルの返却日が火曜日だったので。(笑)
5巻目は、政宗の壮年から晩年。秀吉が死に、関ヶ原を経て家康の天下となった中、政宗はそれでも天下取りの野望を捨てていません。五郎八姫を家康の六男、忠輝(真田広之)へ嫁がせ、徳川家と縁戚になるも、気性が激しく、ちょっとおバカちゃん(失礼)な忠輝を焚き付け、隙あらば牙を剥こうと虎視眈々としています。
いやー、忠輝と政宗のぶつかり合うシーンは面白かった。忠輝は傲慢なやんちゃ坊主で、政宗に対しても尊大な態度で接しますが、奥羽の雄であり、文字通り修羅の道を歩んできた政宗にとって、忠輝なんぞヒヨコ以下。(笑)忠輝は精一杯粋がって見せるんだけど、独眼竜がやっぱ怖いようで腰ひけ気味。いやー、見ていて可愛かったです、忠輝@真田広之氏が。(笑)
分厚い腐女子フィルターがかかったまんま見ているので、秀吉と政宗、家康と政宗のシーンになると、何でかものごっつエロくさく感じてしまう罠。orz 特に伊達家が仙台城を築城している真っ最中に、その城の構えが余りに強固なもんだから、謀反でも起こすつもりかと家康が政宗に詮議した後、「儂が許すまで江戸に居れ。帰国するな。」と命令する所なんざ、え!?囲いモノですか、家康殿!と一瞬素で思いました。あるわけねぇ。(笑)妻子だけでなく、政宗本人も質として手元に留めておかねば不安になるほど、家康は政宗を恐れていたという事なんでしょうけど、なんつーか、政宗さんが余りにも色っぽ過ぎて、ついそんなヨコシマな妄想が。
なんつか、ほんと、壮年になった政宗の色気って、ハンパじゃないですよ・・・匂い立つってこういう事を言うのか?ってくらい目が離せない。なんだか、とても良い刺激を貰った感じで、ちょっと創作意欲がムクムクとわいてきています。政宗さんを書くわけではありませんが、妄想は垂れ流し状態です。(笑)ただ今、房事に疎い政宗さんがマイブーム。それはもう、小十郎とか佐助とか元親とか慶次郎とかに初々しく開発されていくのが楽しいのです。(ゲーム版ですよもちろん) そして、つぼみが花開いた時に、周囲の人間を思いっきりいたたまれなくすればいい。(笑)
| 2007年03月18日(日) |
端折りすぎ!(苦笑) |
2日ほど、かなり真面目に薬を飲み、身体を温め、身体の欲するままに眠りましたら、何とかなりそーな感じに回復してきました。ビバ葛根湯。
が、ビデオはしっかり見ておりまする。(笑)いや、第3巻がさー、秀吉と初顔合わせした場面で終わっちゃったからさー、もう続きが気になって気になって!(笑) 故・勝新太郎氏は、迫力満点ですなー。あれじゃ、若干24歳の政宗さんなんて子供同然って感じ。いやー手に汗握る名場面ですわvv もう一つの名場面は、やはり政宗の密書露見における詮議。そして忘れちゃならねぇ、秀吉が政宗に、小十郎をワシにくれという場面。
もー、これ!これが楽しみでずっと見てきたんですよ!こじゅまさ(小十郎×政宗)の真骨頂だし!
が!
小十郎が秀吉からの領地拝領を「伊達家にて無用とあらば割腹して果てまする!」と固辞した場面はあった。あったんだが・・・その後のね、政宗がね、小十郎にね、秀吉の誘いを蹴った事をね、
「嬉しかった」って言う場面が無いんですけど、総集編!!!!
ぬおおおおおお、この場面、この場面が無いとあかんやん!端折るのは仕方がないが、ここを端折ってはいかんぞえ!政宗と小十郎の絆をもっとも見せつけたシーンじゃんかーーーーーーー!
確かに、秀吉に小十郎をワシに寄こせと言われて、驚愕っつーより、絶望感に充ち満ちた政宗の表情は美味しかった。>オイ。小十郎が固辞するのに、周りから政宗に、小十郎をたしなめろと急かされても、一言も言葉を発せられない政宗は、いやもうホント、すっげぇ可愛かった! あーもー、ホントに小十郎が大好きなのね!腐女子妄想を差し引いても、政宗にとって小十郎は、絶対的な存在だと思うんですよ。でなきゃ、小十郎が死んだ時に、三日三晩閉じこもって出てこなかったなんてエピソードなんて残らないでしょう。
あーもう、他はどんなに削っても(成実の家出とか)ええが、これは残して欲しかった!あー、やっぱり完全版が見たいーーーー!!
なんつか、政宗にとって小十郎って、唯一、自分の弱さをさらけ出せる存在だと思うんですよ。 女性陣の前ではどんなにイッパイイッパイでも頼れる夫、主君で無くてはならないでしょうし、親戚衆は油断がならないし、家臣団も強くあらねば付いてこない。傲岸不遜で恐いモノ知らずの荒武者、伊達家のカリスマ当主として振る舞っていても、彼の根底には、恥ずかしがり屋で内気な梵天丸が居るはず。小十郎の前では、いつでも梵天丸に帰られる。そうでなくては、政宗は折れてしまうと思うんですよね。(腐女子妄想上等!)
小十郎は政宗が絶対的な信頼を置く相手。親兄弟親戚以上。魂の片割れてあるといい。だから、普段から普通に自覚無くイチャラブであればいい。(笑)たまに、小十郎が政宗を梵天丸様なーんて呼んでくれたら悶えます。俺はもう子供ではないと言いつつも、梵天丸と呼んでもらえるのが嬉しい政宗。
いや〜、腐女子の妄想は尽きませんわ〜(笑)
追記
銀鉄映画、東京行っても見られるかどうか非常に微妙になってきた・・・orz
うーん、公開初日だからもしかして舞台挨拶あるかな?とは思ってたけど、ホントにあった。しかも面子が豪華すぎる。(ヒィィィ、なんだこの面子!) 公式サイトだと、90席弱のスクリーンとあったけど、劇場のタイムスケジュールだと、50席強の小さなスクリーンの予定になってるし。 全席指定だからきっと指定券は先着順だと踏んではいたけど・・・あー、一番早い飛行機にすればよかった!もう変更できない!変更するには多額のキャンセル料が・・・!
わざわざ上京して、指定券取れなかったら元も子もねーじゃん・・・立ち見もできないらしいし・・・指定券発売から1時間後に現場到着で、果たして買えるのか!?買えなかったら・・・ええい、観光しにきたと腹くくるしかないじゃん。(爆涙) ガイドブック、買っておこう。orz
ここ数年、身体を壊す確率が高いのが春先なんですねー。皮膚炎症などは汗をかきやすい真夏が酷いんですが、全体的に不安定になるのは春。入院一歩手前というのは流石に一回だけでしたが、でも突然、パターンと倒れることが多いので、用心していたつもり、だった、の、です、が・・・・やっちまいました。orz いやはやそれにしても、葛根湯はいい漢方ですなぁ。(苦笑)
体調を崩したのはよくありませんが、今週だったのは不幸中の幸い。来週は、銀鉄劇場上映を見に行くぜツアーで東京でしたから。(笑)最近、ばさむね(戦国BASARA版政宗)だの、むそむね(戦国無双版政宗)だの、まーちゃん(大河ドラマ版政宗)だのに熱を上げておりますが、銀鉄は銀鉄で別物。待ってろよ、ビッグワン!大スクリーンで彼の勇姿を拝むのだ!
ま、こんな日記を書けるくらいですから、そこまで酷くないです。点滴生活だけは嫌だから、今週は本当に大人しくておこう。うん。 でも、借りてきた独眼竜政宗がまだ残ってるし、それは見る。>コラ
しっかしこの大河、歴代の中で抜群に出来がいいよ。政宗は傲岸不遜に見えて内面は繊細。よくマザコンだと言われてますが、大河での政宗はどっちかってーとパパ大好きッ子に見える。つーか、パパも政宗を溺愛してるしなー。 今生の別れになるとは思いもよらない最後の二人きりの酒宴で、パパ輝宗さんが政宗を「梵天丸・・・藤次郎・・・政宗。」と呼んだ時はグっときたなぁ・・・ほんとに政宗は、家臣の評判もさほどよくない自分を、最後まで守ってくれたパパを、すごーく慕って頼りにしてたと思う。なので、パパ輝宗さんの壮絶な最後は痛々しくって泣ける。政宗の拠り所が一つ、絶えてしまったわけだから。
それと片倉小十郎が、身分の低さに家臣団から無下に扱われて辛酸をなめてるシーンやら(出奔しかけたんか小十郎!よくぞ止めた喜多!)、伊達成実(時宗丸としてではなく成実として)初登場など、いやーん、完全版が見たいです。全部見るとなると、ホントに大変だけど。(苦笑)
それにしても、群雄割拠の戦国時代は、家系図と血縁関係をある程度把握してないと分かりにくいですわ。特に東北は、人類皆兄弟ですか?ってなくらいに、有力豪族の殆どがどっかで血が繋がってるしな!
あはは、語り始めると止まらないので、この辺でやめておきます。(ボロも出るし。笑)
追記
とか何とか言いつつ、政宗総集編第3巻目を見てしまう。 第1巻が、誕生から元服まで。第2巻が初陣、家督相続、輝宗の死まで。そして第3巻は、奥州最大勢力となるものの、実母お東の方による置毒事件、弟、小次郎政道を排し、小田原参陣、そして秀吉との対面です。
政宗の実母との確執は有名ですが、お東の方に関しては、弟を溺愛する余り、嗣子である政宗を疎んじ排しようとしたという説やら、実家である最上家の策略に乗せられただけとか、色々説があるようです。 大河は、最上家の陰謀説色が濃く出ているよーな気がします。そこんところは全然覚えて無くて、かなり意外でした。お東の方、もっと力一杯に政宗を疎んじてると思ってましたから。 兄に政宗を毒殺せいと迫られ、半狂乱になって抵抗する義姫(お東の方)は、やっぱり政宗の母親なんだなぁ・・・と。 この母子は、互いにすごく大切に思っているのに、その気持ちが上手に表に出せず、誤解が誤解を産み、のっぴきならぬ所まで行ってしまったんだなぁ・・・と思います。 いやちょっとマジで、お東の方が哀れを誘います。彼女は彼女で、伊達家の行く末を案じていたんだろうと思うんですが、政宗を信じ切れなかった、と言うより、自分の手には余りある政宗をどう御したらよいのか悩んでいたところを最上に漬け込まれたというか・・・母親なんですよ。彼女は。
後、飯塚氏(猫御前)が出てきましたが、えーと、この人、こんなにヤな女だったんでしたっけ?(苦笑)正室である愛姫に、なっかなか子供が出来なかったんで、長男を産んだ猫御前はしばらく嫡男の実母ということで、この世の春を謳歌しますが、後に愛姫が次男を産んでしまうので、一気にその地位を失ってしまうんですよねー。それを強調してるのでしょうが、しかし、一介の側女がなかなか懐妊しない正室に対して嫌みたっぷりな悪戯をして、よく無事だったな・・・見るからに、うわヤな女ーっ!って感じで。(苦笑)
総集編はダイジェストで物語を追えるからいいけど、個々との場面が大幅に削られるんで、ちと残念な所も。小田原参陣をするか否かの評定で、小十郎の諫言に激高して思わず脇差を突きつけちゃった政宗が、夜半にこっそり小十郎の屋敷を訪れるシーン、全部通して見たかった・・・小十郎との素でいちゃいちゃシーンが少ない。(涙)成実が食ってるシーンも少ない。(涙) やっぱ全話見たいわ、くすん。
| 2007年03月13日(火) |
萌えの行方・・・其の参 |
レンタル屋の半額デーだったので、『独眼竜政宗』の総集編を狩り借りに行く。 以前、エヌエチケーで放送してビデオに録ってたハズだったんだけど、何を間違えたか大半上録りしちゃってたんで、もう一度、通して見たかったのデス。ほら、萌えには忠実でないとね。(笑)
取りあえず第一巻は少年期まで。少年な片倉小十郎がかーわいい。(笑)ただ、政宗より10歳年長ですから、すぐに青年になっちゃいますけど。まぁ、守り役になった時点で、既に18歳ですけどね・・・ それよか、晴宗(15代)、実元(成実父)、輝宗(16代)と、その家臣団の顔と名前を一致させるのに必死。(笑)正直、故・いかりや長介さんが演じた鬼庭左月しか、ぱっと見だと分からない。(笑)
更に、伊達の周辺にいた豪族たちの所領やら位置関係やら名前やら、ぜーんぜん分からないので、ただ今うっすらと勉強中。(さすがに最上氏くらいは分かるけど・・・)中学時代に使った地図帳、未だ現役で大活躍です。でも、福島県と山形県、宮城県の拡大地図が欲しい・・・
まー、なにやらごちゃごちゃ書いてますが、私の歴史知識なんて所詮こんなものです。(苦笑)
 密林でポチっとした、高橋なの先生著「Dandydragon」がやって参りました。 いそいそと包装を解きページを捲ると、当時のままの政宗がそこに!いやーん、まーちゃんよ、まーちゃん!とキャァキャァ言いながらも、何故か成実の格好良さに再撃沈。(苦笑)でもホントに格好いいんだよ、伊達藤五郎成実は。
政宗の側にいて、政宗とほぼ対等の位置に居られる人間って、一門出身の成実だけなんですよね。成実は一門の中でも政宗に一番、血が近いし、歳も一つ違い。流れによっちゃ、彼が伊達を背負っていた可能性もあるわけです。(下手すりゃ上杉を継いでいたかもしれない男だしな・・・) 政宗も絶対、意識してただろうなぁ。梵天丸、時宗丸と呼ばれていた頃は、完全に時宗丸の方が強かったし。(史実ではどうだったか知りません、あしからず。)
下敷きになっている大判本は、「Dandydragon」だけじゃ送料かかっちゃうな〜・・・と、ついででポチっとしちゃった戦国BASARAのオフィシャルコンプリートワークス、つまりは設定資料本です。ぶっちゃけ、こっちの方がお値段張ってますが、一応熟慮の上での購入。(エ?)無双や他の戦国モノにも伊達は出てきますが、やっぱBASARAのデザインが一番好み。色っぽいんだもん。(笑)
そういえば、昨日、従姉さん家にお邪魔してましたら、伯父上が時代劇専門チャンネルを見ていまして、何気なく画面を見たら 何と「独眼竜政宗」でした・・・!
なんつータイミング。(苦笑)いや、時代劇専門チャンネルでやってたのは知ってたんですが、まだやってるとは!しかも、片倉小十郎景綱ご臨終シーン!ぎゃー小十郎ーーー!と叫びつつ伯父と一緒に一話分鑑賞。そして、残りのビデオ録画をお願い。持つべきは、銀英伝を熱く語れるヲタクな伯母一家。(笑)
しっかし、やっぱ伊達政宗@渡辺謙は格好いいです。思わず見惚れるくらい格好いい。しかも、なんだその色気!もうめろめろだよぅ〜orz エヌエチケーにお願い。 独眼竜政宗の完全版DVDを出してくれ、マジに!!
今だったら買う!
今年の大河ドラマは、何かえっらい泥臭いなぁ・・・と思っていたんですが、武田家が本格的に描かれるようになったのと、上田の真田家が出たので、いそいそ見始めました。(笑)先々週の海口城攻略は、萌えの悶えまくり。板垣@千葉氏の殺陣に萌え撃沈。更に晴信(信玄)が板垣に言った「儂はお主を父と思うておる」っつーセリフに、轟沈。 ぐわー、この若い主と忠臣っつー構図、めっちゃ弱いんですよ・・・!しかも、主が明らかに臣を慕っているっつー構図が!てか、どっかで見たぞ、この構図!(大爆笑)>まんま小十政じゃんかよ。
そんな訳で、伊達家萌え勃発のおかげで、今までイマイチ興味がもてなかった今年の大河ドラマ「風林火山」も、急激に盛り上がって来たというオチです。(苦笑)
いやだって、ちょうどこの時代(晴信家督相続)って、政宗のじーちゃん(晴宗)が、自分の親父(稙宗)とケンケンゴウゴウと内紛やってた・・・そのとばっちりをモロに食らって、成実の父ちゃん(実元)は越後上杉氏への養子入りがおじゃんになるしっつーか、実元の上杉行きがそもそも内紛の原因だったんだが、これがもし成っていたら、上杉謙信(長尾景虎)は越後国主になれず、上杉家は後々、伊達成実が継いでいた事になるんだよねー。おもしろーい。
それにしても、伊達家。よー内紛起こしてるよなー。 稙宗(父)VS晴宗(子)、晴宗(父)VS輝宗(子)、政宗(子)VS義姫(母)、で、江戸時代入ってからの伊達騒動か。(三大お家騒動の一つに数えられるそーな) 晴宗さんと輝宗さんは、内紛まではいかなかったようだけど、輝宗さんって、おっとりのほほんというイメージを持っていたから、若い頃は血気盛んだったという事実に結構ビックリ。まー、あのヨメさん貰ってるくらいだからね・・・>最上の鬼姫・・・ 政宗さんは大河ドラマでえっらく男前に描かれておりますが、実際は、結構、いやそうとう変・・・・げふんげふん。最近、某番組の歴史コーナーで、家臣(小姓?)への恋文が紹介されておりましたが、ええ、もうそんな程度では驚きませんよ。(笑)でも手紙の内容は、正直、大・爆・笑・モノ。番組を見ながら、「ああ、コレが片倉景綱への文だったら、仙台へ向けてグッジョブ!だったのにな〜」などと思ったのは腐女子のお約束です。ハイ。
| 2007年03月08日(木) |
萌えの行方・・・其の弐 |
私の戦国イチオシCPは、やはり片倉小十郎景綱×伊達藤次郎政宗です。略して小十政。BASARAだと、真田幸村×政宗とか猿飛佐助×政宗とかについフラフラ〜と行っちゃうんですが、基本のキはやはり小十郎。
なんかもー、小十政での政宗って、ぶっちゃけ乙女になるんですよねー。相思相愛、ラブラブ、マイスウィートハニー、ああもう何でもええわ、ホンマにもーってなくらい、この二人は甘い。
政宗って、疱瘡で右目を潰してから、本家跡取りとしての立場が非常に微妙になって、ごっつ不安な幼少期を過ごしているんですよ。母親には疎んじられ、家臣の中には廃嫡の声も上がるし、明らかに跡目の流れは弟へと向かっている。右目が見えなくなって、それだけでも不安だろうに、病の痕を醜いとか言われたら、そりゃ内向的にもなりますわな。 そんな中、変わらない愛情を注いでくれた小十郎は、政宗の中で絶対的な存在になったんじゃないかなぁ。小十郎は政宗にとって、親であり兄であり師でありますが、それが愛しい人になっても不思議じゃないと思うんですよ。(いいんだ、腐女子も妄想だと言われても!)
政宗って、唯我独尊俺様政宗様文句あっか!?てなイメージがありますが、それって、かなり演技じゃないかなとも思います。いやだって、幼少期がアレでしょ?しかも、家督を相続したのが18歳。今で言うと高校生ですよ、高校生。母親との確執は続いてるし、旧臣達には若年を馬鹿にされるし、いつ弟に取って代わられるか分からない状況下だったら、そりゃ強気の見栄っ張りさんになるんじゃないでしょうか。 独眼竜がかなり演技だとしたら、素をさらけ出せる場所が無いと、ボッキリ折れちゃいますよね。政宗が素で居られる場所って、やっぱ小十郎しか考えられない。成実も、かなり気心は知れていると思うけど、彼は政宗より年下ですし、何より伊達家親戚衆筆頭ですから、余り弱った姿は見せられないと思うんですよね。馬鹿話とかへそ下の話とかはできるでしょうけど。(笑)
まー、色々ぐだぐだグルグルと回してますが、この二人に関してはイチャラヴのベッタベタであればいいと言う事です。(笑) そして、政宗は小十郎にがっつり開発されてしまえばいい。>オチがこれかよ。orz
なーんか、戦国BASARAに端を発した政宗萌えが、「独眼竜政宗」を土台にした政宗萌えに変化して、挙げ句、伊達一門と伊達家臣団萌えになりつつあるんですが、どういう事でしょう、これは。 自分の萌えが分からない。いやそれは毎度ですが・・・
ただ今一番熱が上がってる方は、伊達藤五郎成実(しげざね)だったりします。(独眼竜政宗では、三浦友和さんが演じられました。) この方、大河では政宗さんの従弟として登場しましたが、実のところ政宗の叔父でもあるんですよね〜。成実のお父様である実元さんは、政宗のお祖父様である晴宗さんの弟。成実のお母様は政宗のお父様である輝宗さんの妹。(要するに、成実の両親は叔父と姪の間柄で結婚しちゃったわけだ。) で、その後、政宗さんの九男(だったよな・・・)が成実さんの養子になって、跡を継ぐんだわなー。戦国の家系図見てたら、めまいがしますわ。あまりに複雑ごっちゃで入り乱れてて。
私は漢字表記の名前を覚えるのがめっちゃ苦手なもんで、カタカナ横文字だと二十人だろうが三十人だろうが平気なんですが、漢字だと十人でメモリがパンクします。うおーい、これがまた政宗さんてば子沢山なのよね。(十男四女だっけ?)祖父ちゃんの晴宗さんも子沢山。晴宗、輝宗、政宗、忠宗の四世代の間だけでも、な、何十人居るんでしょう、親戚類って。orz これまた、家臣団と姻戚関係になってたりしますしね〜・・・ああ、片倉景綱(小十郎)の息子(異説アリ)である重綱のヨメは、かの真田幸村の娘だそうな。へぇぇぇぇぇ〜〜
そんなこんなで、手ぇ出したらキリがないので、おとなしく伊達三傑(成実、小十郎、綱元)と政宗さんのみで萌えていようかと。(苦笑) 三傑の皆様、それぞれ個性が強くて楽しいです。武の伊達成実、智の片倉景綱、内政の鬼庭綱元。 個性的だけど、政宗ラヴな所はみな一緒だと嬉しいなぁ。
よく、一月は行く、二月は逃げる、三月は去ると申しますが、あっちゅー間に三月です、弥生です。SCCまで後二ヶ月です。ヒィィィィィ〜〜っ!!
今、一番フレッシュ(?)な萌えである伊達主従ですが、どーも戦国BASARAっつーよりも、フツーに戦国萌えになってきてまして、その源泉は『独眼竜政宗』のようです。ただ、ヴィジュアルとしてはBASARAが捨てがたく、既にごった煮。(笑)
しかし政宗に関しては、戦場ではヤンキーのごとく振る舞っていても、いざ一国一城の主として赴く場においては、え?誰だコイツ!?と周りを驚愕させるくらい変身してほしいですね。っつーか、こっちが基本的な姿で、戦場の方が変身した姿か。 気性は激しいけど、普段は物静かでインドア派だったり、でも年の近い成実とかとは馬鹿話をしたり、かなり頭の良い殿様っぷりを発揮したり、父親の代から居るご老体な旧臣達に若年を揶揄されてブチ切れそうになったり、
でも小十郎の側で二人きりの時は年相応の姿になればいい。(これ重要)
どんだけ、小十郎とまーちゃんに夢見てんでしょーね。(苦笑)
秋山まり
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