”BLACK BEAUTY”な日々
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2003年12月16日(火) 晴れ 散文

会社である人がある人を「馬鹿」と称していた。勿論相手のいない所で。
俺はこの世界は97%の馬鹿と3%の天才で構築されてると思っている。
だから日頃の有象無象は「馬鹿が馬鹿に対し『馬鹿』と言っているにすぎない、実に馬鹿馬鹿しい話である」と考えるようにしている。
同時に己の馬鹿さ加減をしっかりと自覚するようにしている。
仕事等で疲れた時などはこう考えるようにしている。
少し気が楽になる。



2003年12月15日(月) 晴れ 1990年の頃

なんてったって1990年前後はアシッドハウス全盛期である。やれハピマンだのローゼズだの、みんな奇妙なクネクネ踊りをしてた時代。グランジ前夜。今から思うとこの頃は流行りものばっかり聞いていた。なんかへんな時代だった。
SSRのイベントでオキがDJをしてくれたので、音源探しがてら実家の自分の部屋を物色してたら大量のカセットテープを発見。
ひえー、ペイルファウンテンズ!いやー、キュアー!どっこい、サイケデリックファーズ、ジーザス&メリーチェインにエコバニ・・・。
現在の音楽性とは随分違うの聴いてた時期もあったんだなーとしばし感慨。
御茶ノ水の「JANIS」っていうレンタルCD屋をご存知の人はいるだろうか?
ここのCDの在庫量は半端じゃない。何しろツェッペリンのコーナーには正規盤の3倍はあろうかという膨大な数のブートレッグが堂々レンタルされてるのである。
現在は不明だが、やっぱりジミーペイジが来日時にこの店を訪れたら、全てのブートを買い取っちゃうんだろうか?
この店で実に様々な音楽に出会えた。
年末休みの時にでも行ってみるかな。


2003年12月14日(日) 晴れ 男が3人集まると

THE SIDE SLIDE RIDERS主催のHyper Viper vol.1というイベントに参加させて貰った。
参加バンドはG・G/Thrill Freaks/社員S/free me/THE SIDE SLIDE RIDERS/DJ-Dokujo(from:毒髭)/司会:団長(from:毒髭)

心から楽しめたイベントで、最後のセッション「雨上がりの夜空に」では浅賀とジャムったり団長と1本のマイクで歌ったり、楽しくて仕方ないイベントであった。

打ち上げもこれまた楽しかった。男が3人集まると色話に花が咲くのは万国共通。しかも場所は色街大塚である。回転する花びらにこそ触れなかった。が、俺に何かが降りてきた事が感じられた。この日の夜、GGの男性3人と結局「その手の話」しかしなかった。
青春時代の恩人達それは恩師ではなくAVギャルである。彼女達の思い出話に花が咲き、「エロ品評会」を開催する事で全員一致した。企画内容は各自のエログッズを持ち寄り、品評を加えつつ交換する事を目的とする。
さあ、集え。恥ずかしがる事はない。保証するよ。ちがうかーい?


2003年12月10日(水) 晴れ 直人と私

息子の直人(2歳)の最近のお気に入りは「はやいぞ日本の電車」という電車のDVDである。休日の昼下がり、彼は「でんしゃ、でんしゃ」と言いながら上映をせがむ。右手にテレビのリモコンを持って。当然だがテレビのリモコンでDVDは作動しないのだが、彼の主張するところは理解できるので、DVDをセットしてあげる。
このDVDは登場する電車の子供向け解説の合間に歌が流れる構成で、ラストを飾るのがSLである。ここで彼は毎回、同じ行動をとる。「おしまい!おしまい!」と涙ながらに叫ぶのだ。しかも右手にはやはりテレビのリモコンを持って。
彼の真意を推し量るに「これで終わってしまうからなんとかしてほしい。出来れば最初からもう一度見たい」といったところであろうと思われる。
DVDは頭出しが楽だから、すぐにオープニングに戻る。そしてまたSLになると「おしまい!おしまい!」を繰り返すのだ。
可愛いなあ、と親バカ心をくすぐられつつも、「おしまい!」で振り出しに戻れる世界が一体いつまで続くのかな、とも思う。
逆立ちしても巻き戻せない事柄に、いつの日か彼も気付く。
それまでの間、一度でも多く巻き戻してやりたいと思う。
親の勤めだ。


2003年12月09日(火) 晴れ 今日もまんざらじゃなかった

少々オーバーワーク気味。正直疲れるが、ライブまであと少し。
バンドやってて良かったな、と思いながら帰路に着いた。


2003年12月08日(月) 晴れ 『あの時、ああなっていれば、今はどんな生活だろう』

山本文緒「ブルーもしくはブルー」を読む。
所謂、ドッペルベンガーという人格の分裂を恋愛ストーリーに絡めていく展開。
妻に勧められて読み始めたんだが、馬鹿にしてるうちにどんどん面白くなり、あっという間に読了。
今日のタイトルの如き感情はそこそこの年齢ならば誰もが持つであろうと思う。
「人生の岐路」というやつだ。しかし、人間には予めそれを知る術が無く、後に振りかえって「あーあの時が分かれ目だったんだなー」なんて遠い目をして回想するしかないのである。嗚呼、無力なヒト科。
だが、それでも全然構わないと思う。「ここが貴方の人生における19番目の帰路ですよ」なんて案内されたら、誰もすぐにはは選べないと思う。で、大半の人は選べないまま老いぼれていくんだろーなーって思う。
そういえば今日、SSRの浅賀が、



2003年12月07日(日) 晴れ ロックンロールリヴァイバル

と、呼ばれるムーブメントが起こっている事を最近知った。
言われてみれば外資系のCDショップに行くとレコメンドにその手のバンドが多く、実際自分が買ってるCDもその教えに従ったものが多い。

・JET(筆頭格、キースリチャーズご推奨)
・ムーニースズキ(これはジロー大好きだと思う。聴く度にいつも貸してやろうと思い、忘れてしまう)
・マッドディアオ(これは島ちゃんかな。メロが良い)
・カトーサルサエクスピアリアンス(ぶっ壊れたジョンスペ、ベースがとんでもなくカッコ良い)
・リバティーンズ(クラッシュのミックジョーンズがプロデュース。売れたという意味ではこれが一番)
あとはストロークス、ハイヴス、ダットサンズあたり。

CD買うのが楽しい。ただの流行りで終わって欲しくないと思う。


2003年12月06日(土) 晴れ 思い出の切り抜き達

家内の実家にて彼女の思い出に触れる。
「雑誌の切り抜き」である。
カステラ、グレートリッチーズ、FUSE、ユニコーン。今は亡き大宮フリークスのフライヤーなどなど。
圧巻が「パーフリ箱」で箱の中身が全部フリッパーズという代物で、神田の古本屋では高値で取引されているものもあるらしい。
最後に出てきたのは、彼女が高校の書道の時間に教師の目を盗んで書かれた「小沢健二」と書かれた半紙だった。よっぽど好きだったらしく、達筆であった。


2003年12月05日(金) 曇り 12月は。

携帯から日記書くのって初めてだ。ちゃんと読めてますか?事務屋の師走は猫の手を奪いたい位忙しい。確かにウンザリもするが去年の今頃は会社が潰れたのだ。それに比べりゃ、全然マシだよ。そんな事考えながら帰路に着いている。今週は練習休み。家内の実家に赴く予定。近所のスーパー銭湯にて癒される予定。


2003年12月04日(木) 晴れ 中島美嘉について

彼女の最新アルバムを聴いた。
シングルの「雪の華」が聴きたくて、でもどうせ他曲は大した事なくてサンプリングにちゃちいラップ乗って云々・・・とか思っていた。

大違いであった。

楽曲はミディアム、スロー中心でバラエティーに富んでいる。ジャージーな4ビートの曲も入っていて、ボーカルがまた実にしっかりしたジャズボーカル。オリジナル・ラヴのカバー曲、etc・・。

この人(この娘なんて云えない)、普段どんな音楽聴いてんだろうと真剣に考えてしまった。俺はジョニミッチェルが大好きなんだが、日本人で彼女を連想させるアーチストは少ない。強いて挙げると吉田美奈子くらいか。
中島美嘉はジョニミッチェルを連想させる稀有の存在である。歌声の切なさは幸せな恋の歌を歌っていてもやっぱりいつかは別離を迎えることを悟った大人の女性かと見紛う位である。

こりゃ、間違いなく今年のナンバーワンだわ。


JIN |MAIL TOThrill freaks offcial web.

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