変幻自在カーロフォビア

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2008年03月31日(月) 忘れてた

 26歳になったらデザイン変えてリニューアルするつもりだったのに、すっかり記憶から抜け落ちていた。
 まあいいか。いいよね。
 そのうちやります。

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 赤ちゃんポストに障害児。

 羊水検査を受けた際の流産確率は1/200から1/300。
 全部がわかるわけじゃない検査を受けるだけで、この数字。
 流産以外の危険も結構ある。
 どこでも受けられるわけでもない。
 検査に保険もきかない。

 私としては、何もない子が入ってるよりは、遥かに納得いくけどな。


 たまに婦人科に行くことになる身としては、そんなに他人事でもないんだよな。
 そんな風に思った電車内。



2008年03月28日(金) ルクス・ペイン冒頭雑感

 タイムホロウが微妙に消化不良だったので衝動買いしてしまった。
 他所でも書いたけど、こちらにも一応。


 まず、説明書が厚くてビビる。
 睡眠時間を削って2話くらいまで進行。
 中二病後遺症の私には非常にビンビンくる内容。
 基本的に主要登場人物が美形で天才ばっかりなのはマーケティングの結果もあるだろうな。
 最近の小中学生には、最初弱い主人公が苦難を乗り越えて成長、ってシチュが理解できない人も増えているらしい。

 他人の隠した本音を探ったりして、心の闇にとりついた化け物を倒す能力者達の話。
 見た目が清くても黒い本音を持ってたりする。
 本音の部分ははっきり文章になってるわけじゃなくて、単文がずらっと並んでる感じ。
 妙に詩的な恥ずかしい台詞が多い。
(印象として深淵やNHDに通じるものがある)
 演出がV系の感性に近いので、15歳までにやってたら完全にハマったかも。

 システムもDSの機能(2画面、タッチペン)をしっかり活かしている感じで好感触。
 独特過ぎる部分が多いので、理解するまで多少時間がかかった。
 情報項目を見つけだしていって、更に他の人に当たって新たな情報を……というのはN◎VA的。
 つまりTRPGのノリに近いのも、自分的に気に入ったポイントのひとつ。
 まだ判断つかないけど、シナリオ次第で良作以上傑作未満になる予感。


 惜しむらくは肝心のシナリオ。
 暗いとか詩的過剰とか誤字は置いといて、ライターの一般知識不足から来る肩透かしがちらほら。
 代表的なのがスーパーハッカー(笑)
 この学園のネット(メール)の仕組みはどうなってんだよってくらい意味がわからない。
 しかもそれがシナリオのキーポイント。
 人によってはここでクソゲー認定するかもしれない。
 これは誰か突っ込んであげるべきだったろうなあ。

 でも私は好きな感じの作品なので、ぼちぼち進めます。
 ヒャホーイ。



2008年03月25日(火) うっかり&がっかり

 帰りの電車の中で、目の前に座っていたサラリーマンが「これからはエアメタルの時代だよ!」と力強く言っていたので、クラウザーさんばりのエア演奏をしてくれるのかとワクワクしていたら、レアメタルの聞き間違いだった。

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 夕飯は大体ボスと外食。
 悲しいことに、作ってる時間がない。
 そんなわけで、今日は初めて行く洋食屋。

「ここにはよく来るんですか?」
「たまにねー」
「おすすめあります?」
「んー……基本的になんでもおいしいよ。おいしいはず。忘れた」

 とりあえずメニューとにらめっこ。
 給料日だったので、ほんの少し高めのチキングリルセットにしてみた。
 チキンカツセットの2倍以上の値段。きっとおいしいに違いない。
 ボスも食べたことがないと言うので楽しみだ。

「お待たせしましたー(ことん)」
「……」
「……」
「「でかっ!? 多ッ!!?(ステレオ)」」

 通常の2倍以上の肉の量だった。
 味は普通においしかったけど、普通だった。
 ある意味値段相応。


「……よく食べれたね」
「私の辞書に残すという文字はない……ことの方が多いのです」
「いや、ほんと、すごいよ……」



2008年03月24日(月) スケープゴートってやつ

 文房具屋で見かけた、400ページもあるノートを購入。
 紐栞付きなので、そこそこ便利に使えると思いたい。
 強度がちょっと心配だけど。

 ネタ帳兼日記帳になる予定。

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 金銭的に多少余裕が出てきたのでフィットネスに通おう(というか、水泳がやりたい)と思ったりしたのだけど、近所のところは9時半〜22時半までしかやっていない。
 朝は当然出かけるし、帰ってくるのが0時から1時くらいだから無理。
 かといって土日だけのために高い金を払う気もあんまりしない。
 休みがあるかどうかもその時にならないと分からないし。

 せめて早朝通えるか、夜に1時間だけでも使えたらいいのだけどな。

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 ゲーム10本と漫画100冊で犯罪者になるなら、私もとっくに犯罪者。
 むしろ10本て少ないよな、と思った。
 それよりは家族間で会話がほとんどなかったことに焦点当てた方がまだマシなこと言えるんじゃないかなー。



2008年03月22日(土) 今日はお休み

 必死だなあ。

 これだけ「隣の芝生が青く見えない」ってのも不思議なものだな。 

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 休みだったけど鼻から水と血を垂れ流しながらぐったりして消費。
 窓を開けて換気、ができない……。
 目が痒くて思考も鈍るので、書くこともそんなにない。
 あじゃぱー。

 動けるようになったら大掃除を敢行しようと思い、ちょこっと調べ物。
 友人が「重曹掃除いいよ!コンロ周りも換気扇もすごいピッカピカになったの!!」としきりに勧めて来るので、試してみる予定。



2008年03月21日(金) ゴールはどこだ

 気付いたら一週間が終わっていく。
 やりたいことは多々あるけれど、花粉のせいで夜眠れなくて日常生活がつらい。
 疲労が回復しないのも問題だが、それ以上に重大な問題もある。

 この私の食欲が落ちるなんて!

 鼻水が喉を通って味覚が狂うし、鼻の奥が腫れて嗅覚もやられた。
 おいしいものを食べることでストレスを解消している人間にとって、この苦しみがどれほどのものか。他人にはわかるまいて。


 しかし自分でいくら気をつけようと、治らないものはどうしようもない。
 春が終わるまではどうにもならないのかもしれない。がっかり。

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 気になったことがあったのでタイムホロウの評判を調べてみた。
 けど、まあ、大体クリアした人の評価はみんな一緒。
 発売して間もないけど、ボリュームがなさすぎで終わってる人も多い様子。

 ストーリーが終盤いきなりモヒョーってなるのに関しては、それなりにはまとまっているからそこまで気にしていないのだけど、どうにも引っかかる。
 伏線が全然伏線になってなかったこと(隠し要素として見逃している可能性を考えて調べていたが、今のところ情報なし)。
 システム面がバグこそないものの不十分なこと。
 そして、あまりにも要素が少ないこと。
 正直このゲームはゲームとは言えなかったろう。

 小さい会社の意欲作ならいざ知らず、大手から出るゲームでこれはない。
 ボリュームがないならないなりに、ムービーのアーカイブくらいは作れたはず。
 インターフェースが緻密なくせに、もっと大事なところが欠けている。
 ちょっと不自然だ。

 インターフェースもいい、シナリオも終盤に入るまではよくできている、ムービーの出来もいい。
 対する不満点……放置されている伏線がある、メニューの項目がコンテニューくらいしかない、ゲームの自由度およびゲーム性はほぼない、エンディングも分岐なし。
 これが何を意味するか。

 で、もしかしたらと思って、IR情報を調べてみたら、3月決算だった。



 あー。本当はもっと色々、あったのかもなあ。推測に過ぎないけれど。
 そうだとしたら、とても残念ですね。



2008年03月20日(木) 考えることは皆同じ

「昨日タイムホロウ買いましたよ」
「どんなの?」
「DSのソフトです。こんなの(公式ムービー見せつつ)」
「なかなか面白そうだね」
「でしょー」
「というかさあ……」
「はい」
「これ、■さんが3年前に書いた企画書とテーマ一緒だね……」
「まあ、もっと面白いもの作るからいいんです」

 あれは特に表には出していないけど。
 目新しいつもりでも被るものって結構ありますな。


 そして7時間でクリア。



2008年03月19日(水) 5ヶ月間、何してたの?

 某さんのリトグラフの購入を申し込みましてね。
 リトグラフなんて買うの生まれて初めてですよ。ええ。
 こういう、実用的ではないものに価値を見出しているときに、ふと「ああ、自分は今あらゆる意味で余裕があるのだな」と思えたりしますな。

 と、まあ、それはどうでもいいのです。
 購入を申し込んだのはいいのですが、代金支払いが振り込みのみでして。
 お相手はゆうちょ銀行の個人口座。

「作業ひと段落したし、ちょっと振込み行って来まーす」
「いってらっしゃーい。すぐそこにゆうちょのATMあるから」
「はーい」

 ってな具合にうきうき気分でATMに行った……のはいいんですが、振り込めなかったんですな。
 見事に項目がないの。
『自分のゆうちょ口座⇒他行宛の振込みはこちら!』とかはあるけど、他行からゆうちょがない。
 他行のカードの取り扱いは、残高照会と預け入れと引き出しのみ。
 ちなみに近隣にはATMだけで、局とか銀行の窓口はなし。

 まあそういうものか、と思って、今度はマイバンク(みずほ)のATM行ったわけです。
 カードを入れて他行への振込みを選択……したはいいけど、ゆうちょ銀行がない。どこにもない。
 頭文字を入れても該当がありませんと釣れない表示。
 それこそ可能性のあるあらゆるボタンを押してみたけど見つからず。
 ATMと言っても大きいもんでなし、後ろにも並ぶ人がいる。
 一応仕事中なので職場に引き返すしかないの。ないのです。


「……あの、Nさんはどうやって入金したんで……?」
「ああ、僕はゆうちょ銀行の口座がたまたまあったから、そこから……」
「まーじーでー!」
「ちょ、ちょっと待って。彼女に聞いてみるから」
「おねがいしますー」
『あー、ネットバンクでも宛先見つからなかったから、私もゆうちょから振り込んだよ……』
「……」
「……」
「郵便局行って来る?」
「作業あるし、今度でいいです……」


 民営化前は振り込めたのは確か。
 ATMからもネットからも振り込めないとかありえない。使えねー!
 この前のメール便事件も酷かったし。
 仕事なめんな。



2008年03月18日(火) うちって真言宗だったんだなあ

 弟の彼女に初めて会った。
 これがなかなか可愛らしい小動物的な子で、おねーさんびっくり。
 この子になら弟を渡すのも吝かでないと思った次第。
 可愛い女の子大好き!

 子、と言いつつ私より年上だけど。

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 そんな感じで滞りなく葬儀は終わった。
 特に悲しみもせずに時間が過ぎてしまうだけ。
 残念なことだが、仕方がない。
 私の世界に彼女の影響はなかったのだ。

 それよりも母の眼球の表面が突然裂けた事の方が、私にとっては重大な心配事。
 原因はまったくもって不明。
 目薬で普通は治るらしいのに、酷くなってしまって医者もびっくり。
 ストレスは万病の元と言うけれど、いくらなんでも眼球がぱしっと破裂するもんだろうか。
 怖い怖い。

 早く治りますように。



2008年03月13日(木) そしてひとつ世界が消えた

 祖母は特に病気というわけでもなく亡くなった。
 天寿を全うした、と言っていい。
 先日彼女の心臓が停止した際に、親類縁者それぞれが覚悟を決めていたので、おそらく今回の件で衝撃を受けた人はいないだろう。
 認知障害が出ている上に関節の痛みを訴えて寝たきりに近い生活をしていたので、ある意味ではいい結果だったのかもしれない。

 実家で一緒に暮らしていたはずなのに、他人と思えるくらい遠い距離にいた気がする。
 あの人がどういう人なのか、伝聞でしか知らないということに、今日気付いてしまった。
 少なくとも生まれてから18年は近くにいた。それなのに。

 私はあまりよい孫ではなかったな。

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 奇しくも、親しい友人2人の祖父母もここ一週間のうちに亡くなっている。
 あたたかくなってきたから、陽気に誘われたのかもしれない。

 故人の冥福を祈る。

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 幸い……と言うべきか。とにかく仕事は14日締め切り分まで終わらせてきたので、明日は葬儀の打ち合わせとか、ついでに確定申告とか色々と。
 大阪行きはキャンセル。舞台は観たかったけど、またの機会に。

 しかし、もう少しくらいは穏やかに時間が過ぎていってくれてもいいんじゃないかな。



2008年03月11日(火) 異議があるかもしれない

 『つくろう!逆転裁判』本日より配信

 作るには登録が必要だから中身はまだ見てないけど、「このプロモーション企画を考えた人のひらめきは素晴らしい」と素直に思った。
 ただの情報でも、見知った体験版でも、ありきたりなミニゲームでもない、エディタという発想。
 誰でも何かを発信できる時代だからこそ意味のあるプロモ。

 単にエディタだから凄いってんじゃなくて、逆転裁判のプロモにこれを持ってきたことが凄い。

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 確定申告の書類作成がようやく完了。
 11万くらい戻ってくる予定。ほくほく。



2008年03月10日(月) いかんいかん

 ■さんの一週間(先週の出来事)

・月曜:0時半くらいに帰宅
・火曜:泊まりで仕事
・水曜:泊まり明け、23時過ぎに帰宅
・木曜:泊まりで仕事
・金曜:泊まり明け20時上がり、その後海外から帰国中の友人の歓迎会に遅れて参加するも睡眠不足+喰わずに飲んだために気持ち悪くなり漫画喫茶にて潰れる
・土曜:朝から白い胃液を吐きまくりで動けず一日寝込む
・日曜:まだヘロヘロながらも土曜できなかった自宅作業(約12万6千枚の画像の中から目的の画を探し出すミッション)を遂行


 思い返すとちょっと壮絶だったかもしれない。
 先週は戦場真っ只中で、途中から日記どころじゃなかったよマジで。

 今週もちょっとだけ忙しい。
 でも週末の大阪遠征のためにがんばるの。



2008年03月05日(水) 色んな仕事があるもので

 泊まり仕事もそこそこあるけど、私は元気です。
 買った漫画2冊がまだ読めてない程度に忙しい。
 ほどよい感じ。

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 私には、話を読んでいるうちに当たり前のように世界観を吸収できる作品は、とても優れているものに感じられる。
 実際に自分の本棚を眺める限り、短編長編問わず、私が好きなものはあんまり背景の説明がくどくないモノの様子。
 その観点で言うと現代異能モノは難しい。
 何が難しいって、説明をどの程度入れるかという匙加減が難しい。

 これがファンタジーやSFなんかの異世界であれば、大きく説明されなくても想像で補完して納得することができる。
 しかし、現代が舞台になってしまうと事はそう簡単でなくなったりもする。
 モノローグ / 説明キャラ / なんたら機関みたいなものを出して説明させるのはひとつの手だけれど……他人が作る分には私の好き嫌いは関係ないけど、自分が作るとなるとどうしても意識する。
 それをしない方向で、うまく1話でまとめることができるだろうか?
 話にはなるのだろうけど、作者以外の「設定を知らない人間」がそれを観た時に面白いと思えるステージまで持っていけるだろうか。


 まあ、やるだけやってみよう。
 今はなんでも挑戦。



2008年03月03日(月) 引退の波

 Sonyのトリニトロンが今月いっぱいで生産中止だそうで。
 トリニトロンと言えば、少なくともちょっと前までは映像編集の現場に必要不可欠なモニタだったのですよ。
 私もたくさんお世話になりました。

 いいブラウン管の映像って本当に綺麗なんですよ。色が。
 ただ、この感覚も専門家独自のものなのかもしれません。
 一般ユーザには、補正かけまくった彩度の高い液晶の方が好きな人も多いでしょうし。
 もちろん持って生まれた部分もなくはないと思うんですが、あれは訓練・意識でだいぶ見える色が変わってくるものだと。
 私は専門学校入学⇒映像編集実務⇒講師の流れの中で機材のセッティングなんかも数年やっていたので、その頃は非常に敏感でした。
 まあ、たかが数年なので、ベテランさんとは大違いですけども。
 今は感覚なくなりかけだという自覚があったりしますよ。



 詳しく話すと専門用語だらけになりそうなので省略。
 ともあれ、私にとってはある意味でひとつの時代の終焉を感じさせる出来事でした。



2008年03月02日(日) 「自分が思いつく程度のことは、誰かが既に考えてること」「問題は、実現までしているかどうか」

 3/3納品分まで2/29のうちに終わらせたので、久々にのんびりとした日曜日。
 こういう仕事から離れていた期間は結構長かったはずなのだけど、不思議と作業効率は上がっていたりして。
 効率だけでなく、クオリティも明らかに上がっている(それでもまだ足りない)。
 別の仕事をすることで、小手先の技術とは違うものが身に付いたのだろうな。
 これも経験の蓄積のひとつか、と思うと、ちょっと感慨深い。

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 技術も経験もボスには劣っているけれど、交渉とアンテナと新分野の知識なら私の方が上。
 できることが違う2人なので、仕事上の棲み分けができている。
 反面、少し困ることもある。

「こういうのがやりたいんだよねー」
「それはもう出てます。こうこうこういうのが」
「前に考えたこういう企画があってさ」
「……それは今まさにブームのコレじゃないですかね」
「……あー」

 そんなものは知らなくてもモノが作れるのに変わりはない。
 ただ、それはスタンダードなものを作ろうとするときに限る。
 斬新なアイデアと思うものほど、類似作品がないかに気をつけないといけない。
 それが(良くも悪くも)衝撃を与えるほど斬新なものなら、当然受け手の心にも衝撃が残ってる。
 ちょっとくらいならクオリティが上のものでも、後出しは二番煎じと思われて評価されない。

 少し前に友人の舞台を観に行った。
 その時の上演作品が、某有名作品のアイデアの三番煎じくらい。
 しかも比較すると数段面白くない。
 パンフには、脚本家のコメントとして「○○や××という作品と似てるらしいですが、僕はそれらを観てません!オリジナルです!」というようなことが誇らしげに書いてあった。
 ……のだけど、観てる方にとってはそんな裏事情はどうでもいい。
 要は目の前にあるこの作品が面白いかどうか、対価を払うほどのものかどうかが重要なのであって、作り手が類似を知ってるかなんてのはむしろ邪魔な情報なわけで。
 むしろ最初は知らなくても、誰かに似てると突っ込まれた時点で、その作品をチェックするくらいの気概がないとまずいんじゃないのかしら。
「俺はそれより面白くしてやる」とか「ここで差別化を図ろう」とか、「くそーコレ面白いな。いっそオマージュしてやる!」とかさ。
 少なくとも私はその舞台を観た時に、「これならチケット代で○○と××のDVDをレンタルして家で観てる方がよかった」と思ったよ。

 芸術家のプライドに障ることなのかもしれないけど、少なくとも読み手の評価を求めるなら必要な作業……だと思うんだけどなあ。



「そっか……こういうのあるんだねー」
「はい。でもそこのアイデア面白いですし、こうしてみたらイイ感じになると思いますよ?」
「あ! それいいかも!! そしたらこれをこうすれば」
「オウ! それならここがこうなって全然違うものに!」

 私は0を1にする能力はないけど、1を10にする手伝いはできる。はず。