####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2004年02月29日(日) 『マスター・アンド・コマンダー』

1805年、ヨーロッパ征服を狙うナポレオンのと戦うイギリス軍。
まだあどけない12歳の士官候補生:ブレイクニー(マックス・パーキス)達は、
名艦長として有名なジャック・オーブリー(マックス・パーキス)が率いるサプライズ号に乗り込む。
この艦は、ナポレオンが率いるフランス軍の武装艦アケロン号を拿捕するという、危険な任務。
攻撃力では相手にならないほど優位なアケロン号へ、荒れ狂う大海原を越えて戦う。。。

もぉぉぉ、血が出るシーンが多くて大変(>_<)
手術のシーンが3回出てくるんだけど、怖くて全然見られなかったよ…(T_T)

全体的には、もっと泣けるシーンがいっぱいあると予想していたので、それがちょっぴり期待ハズレでした。
いや、可哀相なシーンもあり、一瞬グッとくるシーンもあるんだけど、残念ながら映画に入り込んで感動して泣くという感じではなかった。
各登場人物も魅力的だと思うし、色々とエピソードが織り交ぜされてるんだけど、どれも突発的に始まって終わっちゃう…惜しい。

あと、時代設定が1800年代初頭の話なので、やってる事が全てアナログで少し古臭い感じがしましたね。

ラッセル・クロウは、まぁまぁ良かったと思う(元々、そんなに惹かれる俳優さんではないので、こんな程度しか感想が言えないけど…)。
予告見た時、「この人、なんでこんな太ったの?」と思ってたら、どうやら、原作ではジャックは100kgを越える大男らしいですね。
納得しました。
劇中でも、よく飲み、よく食べてます。

ポール・ベタニー演じる船医は、ある意味、ジャックより主役。
彼は凄くハマってたと思います。
チビ眼鏡がよくお似合いでかっこよかったです♪

そして、少年ブレイクニーのマックス・パーキスの声がとっても良かったな〜。
顔も可愛らしいかったけど、声が印象的!

あの終わり方から想像するに、パート2ありそうですね。
2は、もっと感動させて泣かせてちょうだいっ。

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1月、2月の読書まとめ。

『東京裁判 上』(朝日新聞社)★★★★☆

『東京裁判 下』(朝日新聞社)★★★★☆

『東京裁判とは何か』(田中正明 著)★★★★☆

『100万回の言い訳』(唯川恵 著)★★★★☆

『コールド・ゲーム』(萩原浩 著)★★★☆☆

『ハードボイルド・エッグ』(萩原浩 著)★★☆☆☆

『海嶺』(三浦綾子 著)★★☆☆☆

『山姥』(坂東真砂子 著)★★★☆☆

『問われる日本人の歴史的感覚』(坂本多加雄 著)★★★☆☆

『韓国の民族意識と伝統』(田中明 著)★★☆☆☆

『韓国のナショナリズム』(鄭大均 著)★★★☆☆

『いつかあなたを忘れる日まで』(唯川恵 著)★★☆☆☆

♪BGM♪〜『AIDA』サントラ

≪≪ 昨日の映画は『ヘブン・アンド・アース』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
劇団四季『アイーダ』



2004年02月25日(水) 『ヘブン・アンド・アース』

遣唐使として海を渡った来栖(中井貴一)は、唐王朝直属の刺客として皇帝に仕えていた。
来栖は、将軍の娘:文珠(ヴィッキー・チャオ)を長安まで送る途中、日本への帰国を条件に命じられる。
それは、かつて命令に背いた元軍人:李(チアン・ウェン)の殺害。
李は、皇帝に届けられる経典を運ぶキャラバンの護衛をしており、来栖は荷物が無事に長安に着くまで勝負を中断する。
砂漠の道を進む一行に、盗賊団とトルコ族が次々と襲いかかり、過酷な旅を続けるうちに、来栖と李の間には信頼関係が築かれていく。。。

私は、わりと好きな部類に入る作品なんだけど、周りで見た人が誰もいない…。
TOHOシネマズでも公開次週から1日に1回の上映になっちゃったし、私に唆されて(?)別の日に見に行った相方も、あまり好意的な感想を言って無かった…。

ストーリー的には、確かに、来栖の葛藤(殺さなければいけないのに、友情が芽生えた)が弱いといえば弱い。
もうチョット気持ちをドロドロさせても良かったと思うけど、全体的には決して悪くないと思うんだけどなぁ。

李を演じるチアン・ウェンが、この映画の全てですね。
最高に良い!
これしか褒め言葉が見つからないのも情けないけど(>_<)素晴らしかったです。
ナマで見たら、もの凄いオーラのような気がする!

中井貴一も、なかなか迫力があったんじゃないんでしょうか?
少なくとも、ビジュアル的には、チアン他、中国人の俳優さんと並んでも全く引けをとらない風貌でした。

1つ残念だったのは、ヴィッキー・チャオがほとんど剣捌きを見せてくれなかった事。
私としては、「将軍の娘でありながらも、武道も男勝りに一流」という設定なのかと思っていたし、そうゆうのを希望していたので、、、要するに『クローサー』のような活躍を期待してたわけよ。
もっと最初から、一緒になってガンガン戦う役をね。
まぁ、設定は自分の好みではなかったけど、演技面は◎だったから良かったけどね。

他、李の仲間達も全員がイイ味出してましたね。
不老死も印象に残った。

あと、1番思った事は…「役者は、馬に乗れないと話にならない」って事。

映画の舞台となっているのは、ウルムチ新疆ウイグル自治区。
以前読んだ『龍の仮面』(佐々木敏 著)という本の中でも舞台になっていて、今まで頭の中でしか描いてなかった映像が、目の前に広がって、感動だった。

『龍の仮面』←オススメの1冊です!
特に、私のように超大作読破が好きな人には満足していただける長さだと思う。

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中井貴一が、この映画のロケの日記を書いた本を読んでみたいな〜。

♪BGM♪〜『AIDA』サントラ

≪≪ 昨日の映画は『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『マスター・アンド・コマンダー』
劇団四季『アイーダ』



2004年02月14日(土) 『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』

決定的なネタバレは書いてませんが、もしかしたら、ほんわかネタバレになってるかもしれません。
御了承ください。














何が驚いたって、そりゃ、もうサムのキスシーンよ!
この3部作の中でもトップ級のビックリだったわ。

「今回は、どれだけ恐怖なんだろう」と覚悟して挑んだのに、あ〜ら、ビックリ(@_@!)
恐いのダメな私が、拍子抜けするほど恐くなかった。
前2作のハラハラドキドキ心臓バクバク、身を捩りながら見た、あの緊張感は、どこへ行ってしまったのだ?

最初の1時間と、ラスト30分が長かった…。
特に、平和になってから長すぎ…。

個人的には、『二つの搭』が1番好きかなぁ〜。

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1週間のうちに2回も車にはねられそうになった。
しかも、同じ場所でっ。

対向車が来ていなかった為、車道に膨らんでよけて(私、自転車)難を逃れたけど、1回目の時は、今までの人生で「あ…死ぬかも」と思った瞬間の上位。
「はねられる」というより、「飛ばされる」と思った。
完ぺきフロントガラス突撃→上に吹っ飛ぶ私の図が頭の中で描かれた。

人間、不思議ね、、、あの恐怖の瞬間に、頭の中で、もの凄くハッキリ「飛ばされる→でも、ここ大通りだからすぐ発見されて救急車もすぐ呼んでもられるわ」と思ったんだもん。

それでね、違う日に、車が出て来た方向を自分で自転車で通ってみたわけ。
そしたら、止まれの標識がない!
大通りに合流する一方通行の道なんだけど、一通=車の対向車無しだからか、だいたいどの車も、大通りに接するギリギリまで猛スピードで走ってくるのよ。
縦の通り(歩行者や自転車)も激しいのに…。
ナゼ、あそこに止まれの標識が無いのか本当に疑問。

で、私、警察に電話したんです。
「標識付けてもらいたい場所がある」と。
そしたら、「それは市役所に行ってくれ」と言うんです。
だから、市役所に電話しました。
すると、「標識の設置は住民の要望を集めて決められるから、その場所の付近の住民や自治会長さんから要望が無いとダメ」だと言われました。

ちょっと、新聞投書モノだと思いません?
私はなにも、やたらめったら標識を付けろと言ってるわけじゃないのに。。。

もしも、私がはねられていたら、設置されたんだろうか…それも疑問だな。

♪BGM♪〜『AIDA』サントラ

≪≪ 昨日の映画は『ラブ・アクチュアリー』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ヘブン・アンド・アース』



2004年02月11日(水) 『ラブ・アクチュアリー』

クリスマス間近のロンドン。
新人の秘書に恋をした英国首相、妻に先立たれ義理の息子との親子関係に悩む父親、ポルトガル人のメイドと恋に落ちる小説家、夫の不倫疑惑が晴れない夫婦、親友の彼女(後に奥さん)に恋する画家、昔のヒットソングをリメイクして再び頂点を目指すロック歌手、家族の為に自分の恋を犠牲にしてしまう女性…。
クリスマスイブの夜、それぞれの恋に。。。

どのエピソードが好き?かと聞かれたら、私はもう即答で、親友の奥さんに恋する画家のマーク。
片想いのお手本のような片想い。
切なくて切なくて、私は、ああゆうのホントもうダメ(←良すぎちゃって勘弁の、良い意味で“ダメ”ね)。
たまらん。
悲恋が好きな私としては、あの紙芝居風告白は、もう最高でした。
涙ダーダー。
辛いねぇ、切なかったねぇ。。。
でも、私はこれが好きなので、超満足な場面でした!
あの場面で、奥さん(キーラ・ナイトレイ)が、キスしたのは賛否両論あるかもしれませんが、個人的には、全然あり、思いっきりありです。

多分、1番人気は、小説家☆ポルトガル人のメイドの、言葉が通じないラブなんだろうなぁ〜、きっと。
あと、アラン・リックマン☆エマ・トンプソン夫妻か。

ちなみに、一緒に見に行った相方は、ヒュー・グラント首相のエピソードが好きだったとか。
「クリントンとモニカを連想させられながら見ていた」と言っていた。

それぞれのエピソード良かったと思うけど、欲を言うと、3つぐらいカットして、もうチョット1つ1つを濃くして欲しかったな。

各登場人物が微妙に繋がっているパターンは、最近、よく本で読むので、あまり斬新さはなく、、、小説と違って映像だから、追っていくのに忙しかった。
(あぁ…本といえば、最近、全然レポしてないや…いつも通り読みまくっているんですけど…)。

ラスト、マライア・キャリーの歌を歌った女の子の歌唱力にぶったまげ!
未来のマライアかホイットニーか?!

♪BGM♪〜『Merry Christmas』by:マライア・キャリー
(季節外れだけど、あの少女の歌を聞いたら、思わずCD出してきちゃったよ)

≪≪ 昨日の映画は『赤い月』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』



2004年02月10日(火) 『赤い月』

森田勇太郎(香川照之)波子(常盤貴子)一家は、小樽から満州・牡丹江に渡り、「森田酒造」を創り上げ、繁栄していた。
3人の子持ちの波子だが、昔の恋人で関東軍の大杉(布袋寅泰)や、関東軍秘密情報機関の謀報員の氷室(伊勢谷友介)に想いを寄せる自由な女だった。
勇太郎の留守中、ソ連軍が満州に攻めこんできて森田酒造は崩壊。
波子は子供2人を抱えながら逃げ、日本の敗戦を知る。
夫の死後、波子の前に現れたのは、阿片中毒になり姿を変えてしまった氷室だった。。。

「自分には、どれだけ生き抜く力があるんだろうか?」という事を1番に考えた。

劇中、「生きなければ〜」「生きてこそ〜」波子のセリフが何度もあり、日常の平和ボケ日本を平和に生きている私には、全く欠けている感情。
“生きる力”ではなく、“生き抜く力”を強く思った。

でも、映画見ないで原作の方を読んで終わりにすれば良かった…。
だって、映画としてのデキ(俳優の演技含め)は、カナリ低いんだもん…。

まず、香川照之と山本太郎が、もったいないくらい他の役者陣がダメダメダメ。

新聞や雑誌で「常盤貴子は熱演〜」云々の評をいくつか見たけれど、1つ言えるのは、“頑張っている”=熱演とは違うぞ。
“裸になる”=熱演ではないぞ。

時折、良い表情はあったけど、最初から最後まで、ずぅーーーーっとセリフ一本調子で、演技の緩急が全く無い。
普段、テレビドラマを見ない私は、彼女のヒット作ドラマを1つも見た事がないけど、現代劇やっても、きっとあのセリフ調子なんだろうな…。
ただ、キレイなだけの、お人形さんなら良いんだけど。

実際、ナマ常盤貴子は死ぬほど綺麗。
以前、青山通りでテレビロケに遭遇した事があり、すぐ間近でマジマジと見たけど、透き通るようだったよ。
綺麗以前に「背ちっちゃ〜〜〜い」が第一印象だったけど。
実物は、凄く小柄な人です。

話を元に戻すと…別に綺麗じゃなくてもいいから、もっと他の女優さんで見たかったです。

そして、この映画の中の最大のガン、伊勢谷氏と布袋氏…出演価値ゼロだよ。
だいたい、わざとらしく波子を“恋多き女”色を強めた演出にする必要があったかも疑問だと思われ…。
それに見合った演技をする役者陣だったら問題無いですよ〜、でも、無理やり含められたような大杉と氷室が浮いてたんじゃどうしようもないよ。
森田夫妻を中心としたストーリーで十分だったと思うのになぁ。

原作読んでみたら、少しは好印象になるかしら。

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少し前から、左胸の上部が痛くて痛くて、「これ、肺の病気?心臓病?はたまた乳癌?」とか色々思い込んでいたら、何の事はない、社交ダンスによる単なる筋肉痛のようで…(>_<)

右手(手の平)で、左胸の上の方を押さえて、左腕をグルグル回したり前に出して物を掴むようにしてみてください。
右手で押さえてる筋のところ動くでしょ?!?!
私、腕の付け根は、肩とか腋の下だと思っていたら、こんな場所の筋が元になってるんですねぇ。
全然知りませんでした。

社交ダンスの一般的なイメージというと、“2人で向き合って組んで「1,2,3」「1,2,3」と、のらりくらりワルツのステップ”←だと思うんです(私、自身も最初はこんなような甘い考えだった)。

ところが、心臓病と勘違いしちゃうような筋肉痛になる程、モダン(ワルツ・タンゴなど)で組む時、カナリしっかり腕と胸を張って姿勢を正してホールドするんですよ。
ラテン5種目は、1曲踊ると100m走ったと同じくらいゼーゼーします(←本当に本当に!両手を膝に置いて前かがみ姿勢でゼーゼー)。
グルグル回ったり、ターンしたり、飛んだり跳ねたり(←本当に本当に)、もう体中あちこちイタタタ…(>_<)。

「社交ダンスやると姿勢よくなる」は嘘だよ(笑)…私なんて、最近、常に腰をかばった姿勢になっているし、どんどん痛々しい姿になっていくもん(笑)。

♪BGM♪〜『永遠のマリア・カラス』〜サントラ〜

≪≪ 昨日の映画は『WATARIDORI』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ラブ・アクチュアリー』
『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』



2004年02月04日(水) 『WATARIDORI』

TOHOシネマズのセレクト上映にて。

都会では昨年公開されていた作品で、ずっと見たいと思っていたので、張り切って見に行く。

渡り鳥のドキュメンタリー映画という事は知っていたけれど、今までの人生の中で、そして今後の人生の中でも、「こんなに、いっぱいの鳥を見た(見る)のは初めてだなぁ」というのが第一印象でした。

「鳥が好き?」かと聞かれたら、私は、別に好きでもないけれど(全般的に動物がカナリ苦手なので…(>_<))、こうゆうのが映画として成り立ち、また、ここまで観客を魅了するのは、人間の中には究極の願望として「空を飛びたい!」というのがあるんじゃないかなぁと思いました。

これ、他の動物だったら同類の映画が成り立つかな…?
もし、成り立つとしたら、鳥の空を飛ぶと同様、人間が成し得ない能力を持ってる動物(速く走るチーターとか)だったら有りなんでしょうか。

私的には、非日常的な鳥、コンドルとか鷲とか鷹の飛ぶ姿が見られたのがとっても良かったな〜。

セレクト上映、オール¥1,000(しかもプレミアスクリーン)で嬉しいんだけど、いかんせん1週間クールなので、限られたチャンスを絶対逃せないのが唯一の難点…。

そうそう、毎年この時季、うちの父がめじろの餌付けをするんです。
ミカンを半分に切って、庭の桃の木に吊るしておくと、めじろ(他の鳥も)が食べにくるんです。

上記にも書いたけど、動物が苦手な私は、鳥も別に好きじゃないけど、ミカンをついばむめじろは見ていて凄く可愛いです♪
一羽で来る時もあるし、つがいで来る時もある。

帰宅すると、いつも祖母が「今日は、何回も食べに来た」とか「今日は、あんまり来なかった」とか報告してくれます。
携帯カメラにおさめたいんだけど、家の中から(庭に面してる窓の内側で)チョット大きな仕草をしただけで逃げて行っちゃうのよぉ…残念。

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親しい人が、白血病の骨髄移植手術で入院した。

先週会った時、「みぃさーん、退院したら、僕、『元B型』って言わないといけないんだよね〜。それとも『元祖B型です』かな〜」と笑いながら話したけど(移植後はドナーの血液型及びDNAに変わる為)前治療も凄く辛く大変みたいで、、、この段階で亡くなってしまう人もわりといるみたいで、、、本当に何とか成功してもらいたいと、ただただ願うだけ。

来週、大量化学治療が始まり、再来週に移植手術。
念、成功祈願。

♪BGM♪〜『永遠のマリア・カラス』〜サントラ〜

≪≪ 昨日の映画は『ニューオリンズ・トライアル』(この映画、オススメです!)

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『赤い月』
『ラブ・アクチュアリー』
『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』



2004年02月01日(日) 『ニューオリンズ・トライアル』

ニューオリンズの証券会社で銃の乱射事件が発生。
犠牲者の未亡人が、銃の製造メーカーを相手取り民事訴訟を起こそうと決意。
代理人の弁護士:ローア(ダスティン・ホフマン)と被告:ヴィックスバーグ社の闘いが始まった。
ヴィックスバーグ社がこの裁判に負ける事になれば、全米で同様の起訴が起こる事が予想され、凄腕の陪審コンサルタント:フィッチ(ジーン・ハックマン)に全てを託す。
そして、陪審員に選ばれたニック(ジョン:キューザック)と、“陪審員を売ります”の手紙を送り双方を操る謎の女:マーリー(レイチェル・ワイズ)の、ある目的も始まった。。。

これは個人的に、相当オススメの1本です。

私は、ラスト付近までオチが分からず、久々に「予告編、上手いなぁ」と感心してしまった。
予告編から推測するようなストーリーとは一風変わっていて、最後の最後まで誰がどうなるのか分からず、映画の醍醐味を楽しめた感じ。

公開前にもらったリーフレットをよく読んでみたら、アメリカの場合、裁判は陪審員選びが最も重要で、そこから闘いが始まっていると。
無知な私は、劇中に出てくるような方法で、あんなにも時間をかけて、双方の弁護士が熱くなって陪審員選びをするとは思ってもいなかったので、非常に勉強になりました。

あまり書くとネタバレに繋がり、面白くなくなっちゃうので、この辺で…。

俳優陣の演技も文句無しに良かったですよ。
特に、元々、あまり好きじゃなかかったジョン・キューザックは印象アップしたなぁ。
ダスティン・ホフマンは思ったより重要度が低かったけど、全体的に、若手2人とオッサン2人のバランスが良かったです。

♪BGM♪〜『永遠のマリア・カラス』〜サントラ〜(やっと購入)

≪≪ 昨日の映画は『ハリウッド的殺人事件』

■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『WATARIDORI』


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書き手: みぃ♪
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