####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2004年02月10日(火) 『赤い月』

森田勇太郎(香川照之)波子(常盤貴子)一家は、小樽から満州・牡丹江に渡り、「森田酒造」を創り上げ、繁栄していた。
3人の子持ちの波子だが、昔の恋人で関東軍の大杉(布袋寅泰)や、関東軍秘密情報機関の謀報員の氷室(伊勢谷友介)に想いを寄せる自由な女だった。
勇太郎の留守中、ソ連軍が満州に攻めこんできて森田酒造は崩壊。
波子は子供2人を抱えながら逃げ、日本の敗戦を知る。
夫の死後、波子の前に現れたのは、阿片中毒になり姿を変えてしまった氷室だった。。。

「自分には、どれだけ生き抜く力があるんだろうか?」という事を1番に考えた。

劇中、「生きなければ〜」「生きてこそ〜」波子のセリフが何度もあり、日常の平和ボケ日本を平和に生きている私には、全く欠けている感情。
“生きる力”ではなく、“生き抜く力”を強く思った。

でも、映画見ないで原作の方を読んで終わりにすれば良かった…。
だって、映画としてのデキ(俳優の演技含め)は、カナリ低いんだもん…。

まず、香川照之と山本太郎が、もったいないくらい他の役者陣がダメダメダメ。

新聞や雑誌で「常盤貴子は熱演〜」云々の評をいくつか見たけれど、1つ言えるのは、“頑張っている”=熱演とは違うぞ。
“裸になる”=熱演ではないぞ。

時折、良い表情はあったけど、最初から最後まで、ずぅーーーーっとセリフ一本調子で、演技の緩急が全く無い。
普段、テレビドラマを見ない私は、彼女のヒット作ドラマを1つも見た事がないけど、現代劇やっても、きっとあのセリフ調子なんだろうな…。
ただ、キレイなだけの、お人形さんなら良いんだけど。

実際、ナマ常盤貴子は死ぬほど綺麗。
以前、青山通りでテレビロケに遭遇した事があり、すぐ間近でマジマジと見たけど、透き通るようだったよ。
綺麗以前に「背ちっちゃ〜〜〜い」が第一印象だったけど。
実物は、凄く小柄な人です。

話を元に戻すと…別に綺麗じゃなくてもいいから、もっと他の女優さんで見たかったです。

そして、この映画の中の最大のガン、伊勢谷氏と布袋氏…出演価値ゼロだよ。
だいたい、わざとらしく波子を“恋多き女”色を強めた演出にする必要があったかも疑問だと思われ…。
それに見合った演技をする役者陣だったら問題無いですよ〜、でも、無理やり含められたような大杉と氷室が浮いてたんじゃどうしようもないよ。
森田夫妻を中心としたストーリーで十分だったと思うのになぁ。

原作読んでみたら、少しは好印象になるかしら。

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少し前から、左胸の上部が痛くて痛くて、「これ、肺の病気?心臓病?はたまた乳癌?」とか色々思い込んでいたら、何の事はない、社交ダンスによる単なる筋肉痛のようで…(>_<)

右手(手の平)で、左胸の上の方を押さえて、左腕をグルグル回したり前に出して物を掴むようにしてみてください。
右手で押さえてる筋のところ動くでしょ?!?!
私、腕の付け根は、肩とか腋の下だと思っていたら、こんな場所の筋が元になってるんですねぇ。
全然知りませんでした。

社交ダンスの一般的なイメージというと、“2人で向き合って組んで「1,2,3」「1,2,3」と、のらりくらりワルツのステップ”←だと思うんです(私、自身も最初はこんなような甘い考えだった)。

ところが、心臓病と勘違いしちゃうような筋肉痛になる程、モダン(ワルツ・タンゴなど)で組む時、カナリしっかり腕と胸を張って姿勢を正してホールドするんですよ。
ラテン5種目は、1曲踊ると100m走ったと同じくらいゼーゼーします(←本当に本当に!両手を膝に置いて前かがみ姿勢でゼーゼー)。
グルグル回ったり、ターンしたり、飛んだり跳ねたり(←本当に本当に)、もう体中あちこちイタタタ…(>_<)。

「社交ダンスやると姿勢よくなる」は嘘だよ(笑)…私なんて、最近、常に腰をかばった姿勢になっているし、どんどん痛々しい姿になっていくもん(笑)。

♪BGM♪〜『永遠のマリア・カラス』〜サントラ〜

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■感想予告■(映画見済・感想暫待)
『ラブ・アクチュアリー』
『ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜』


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