####【みぃ♪の閑話休題】####
2017年はやっと勉強から解放され、自由を謳歌しました!映画も久し振りにたくさん観た! 時々、blog+twitter書いています☆  

2003年09月24日(水) 『トゥームレイダー2』

ギリシャで起きた大地震により、アレキサンダー大王の神殿が海底に姿を現した。捜索したララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、その神殿で珠を見つけるものの、襲撃に遭い、珠を奪われてしまう。
黒幕は、世界中にバイオ兵器を売りさばくジョナサン・ライス(シアラン・ハインズ)。
奪われた珠は、災いをもたらすと言われているパンドラの箱への地図になるのだ。
ララは、かつて恋人だった傭兵、テリー(ジェラルド・バトラー)と一緒に、珠の追跡を開始する。。。

↑と、ストーリーを書いたものの、映画見てる途中は、何が何だか、ほとんど分からずに進んでいく内容でした。
要は、ひたすら黄金の珠を追っかけてる話です。

アンジェリーナ・ジョリーが全て。
これしか無いでしょう。
っつーか、ここまで、主役1人以外は、どうでもいいような映画も珍しいくらいに、ララ・クロフト全開!アンジェリーナ・ジョリー全開!

ララ・クロフトは、もしかして、インディー・ジョーンズを狙ってる?…の??
今回、ストーリーも『レイダース失われたアーク』に少し似てたよね?

1の時は、「予告を死ぬほど見すぎて、本編の良いところ全部見ちゃった…な〜んだ…(>_<)」って感じだったけど、今回も同じく予告は死ぬほど見たけど、前作より失望感はなかったかな。
とはいっても、予告、、、本編のメイン見せ過ぎには変わりない(;-_-+

通常、シリーズ物はパート1を越える事は不可能だと思ってる私ですが、見た直後の感想は「あっ、2の方が面白かった」って思いました。
多分、1の記憶が、もはや薄れすぎているからだと思われます(~_~;)

これ、きっとパート3も出来るんだろうなぁ〜。
今度は、もうチョット、ララが「絶体絶命の大ピンチッ!助けてぇぇ〜」状態の展開も入れて欲しい。
1も2も、殺られそうな気配、全く感じないんだもん。
もう少し、ハラハラドキドキ度を増やしても良いんじゃないんでしょうか?

ララの元彼:テリー役のジェラルド・バトラー、、、動いてるところ初めて見たけど、こんなに、かっこよくないとは思ってもみなかった…(-_-)

3ヶ月前にも書きましたが、来年のクリスマスに公開予定の、映画版『オペラ座の怪人』で、ファントムを演じるのが彼なんですよっ!
あんな筋肉ムキムキのファントムって…。
まぁ、どんなに印象が変わるか楽しみではあるけど、顔はともかく、声も別に魅力的に感じなかったけどな…。

来年のクリスマス、自分が、このレポを書き続けてるかどうかは分かりませんが、今日、彼を初めて見た印象は、あまり良くなかったと書き記しておきます。
手の平返して「ジェラルド・バトラー、すっごく良いね!ファントム最高!」と言ってる自分も安易に想像できる事も書き記しておきます(苦笑)。

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本日、歯を抜きました。
(歯抜く前に映画を見るという余裕振り(^_^))
1本丸ごと抜いたのではなく、1本の歯の中で悪いヶ所だけを部分的に抜いた、というのが正しいんですが。

当然、麻酔注射やったので、抜歯自体に痛みは感じないんだけど、奥から2番目の歯だった為、口を全開に開けても、更に引き伸ばされるというか、口の中に先生の手からガーゼから器具から色んな物が入り込んで、先生も力入れて顔全体を支えにしてあれやこれやとガーガーやるから、、、歯以外の所が痛くて痛くて(主に唇)顔全部に麻酔かけてくれっ!って感じ。

終わった直後の私の第一声は「顔が曲がりそうでした…」でした(笑)。

そして、もう1本ついでに抜きました。
乳歯。。。
そう、子供の歯です。。。(+_+)

ワタクシ、28歳の今まで、実は子供の歯が生えていたんです。
正確に言うと、生え変わってないのではなく、永久歯の隣に、邪魔に乳歯が残って生えていたんです。
だから、その箇所だけ、歯が2つあったんです。
抜いた今、冷静に考えると、見た目、かなり不気味な状態ですが…。

もちろん、私は、ず〜っと前から、「これは、多分、ほぼ100%子供の歯が生えているのだろう」という事は気付いていました。
でも、1番奥なので、自分で鏡見る以外は見えなかったし、実際、口の中では違和感は無かったので、とりあえず、今の今まで放っておいたというか。

それで、今回、その前の歯を部分的に抜くはめになってしまったので、「麻酔かけたついでに抜かせてもらいます」と言われて、「じゃ、そうしてください」と、乳歯ちゃん、やっと脱出できたわけです。

乳歯、、、、すっごい小っちゃいよぉ。
「子供の歯って、こんなに小さかったっけ?!」と、ビックリしました。

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今日の浜松は雨で寒くて、私は、裏起毛のカーディガンを着て外出。
ブーツ履いてる人も、結構見かけたし、ナント!マフラーしてる人を1人見かけました〜。

♪BGM♪〜『My Song』by:Keith Jarrett

≪≪ 昨日の映画は『ロボコン』



2003年09月17日(水) 『ロボコン』

里美(長澤まさみ)は落ちこぼれの高専生。
いい加減に提出した課題のバツとして、担任の図師(鈴木一真)から、ロボット部に入って、ロボコンに出場する事を交換条件に出される。
しかし、エリートの第1ロボット部ではなく、部長の四谷(伊藤敦史)、設計の相田(小栗旬)、そして幽霊部員の竹内(塚本高史)しかいない第2ロボット部の方だった。
図師は、第2ロボット部の顧問を務めていて、コンテスト出場の数合わせの為に、里美を誘い入れたのだった。。。

主演の長澤まさみ嬢。
実は、うちのすぐ近所の子なんです。
こんな田舎にも、あんな可愛い子が生息してたんです(笑)。
父上は、初代ジュビロの監督として(こっちでは)有名ですが、彼女はサッカーは、あんまり好きではないみたい。

『黄泉がえり』の時もそうだったけど、まさみ嬢が出ている映画だから見に行こうっていう、ただこれだけの理由で、今回も見に行った。

今回、主演で、ず〜っと出ずっぱりだったけど、等身大の役で非常に良かったんじゃないんでしょうか?
演技は、上手いとか下手とか論じるレベルに達してないと思うけど、それでも、十分に魅力的だった。
良い意味で、“すっごく高校生”っていうのが丸ごと出てたと思う。

まず、女の子が主役っていう設定が良かったのかなぁ…他の男子3人も非常にバランス良くまとまってたと思いました。
私は、小栗君と塚本君は初見だったんだけど、なんといっても彼ら2人のキレイさに驚いてしまった。
「かっこいい」というより「キレイ」という印象。
塚本君は、あまり登場時間が多くないけど、強く印象に残りました。

伊藤君が部長と呼ばれていて、最初、「えぇ?この子が部長なのかいな〜」と納得いかないまま見てたけど、ああゆう、あんまり自己主張しないようなタイプって、意外と部長に合ってたりするんだよね〜?
ノートを捨てられてからの、彼の活き活きとした表情が凄く良かったです。

ボックスフンドが何回も失敗してしまうシーンでは、「あ〜あ…」と思わず嘆き声が出てしまった。
そして、箱を置く場面で、自分も何か支えたくなったってゆ〜か、自分の体がボックスフンドの胴体になった気分で、ピタっと止まりたくなった(;^_^A

合宿って、お約束な展開なのね(笑)?
それでも、今回、無駄に竹中直人が出てこなくて良かった〜!

まさみ嬢と須藤理彩の2ショットシーンでは、「10代と20代って、並ぶと、こんなにも違いがあるのぉ!!!」って、すっごい思った。
映画見て、1番強烈に思った事かもしれん…(笑)。
1987年生まれと1976年生まれって、やっぱり全然違うわ(*_*)

『英雄 HERO』で、マギー・チャンとチャン・ツイィーの2ショット見た時も「マギーって、めちゃめちゃ綺麗!でも、この2人、10の位が違うのは、一目瞭然だ…」と思ったけど、今日の上記2ショットを見て、「やっぱ10の位が違うと、はっきりと違う。もう完ぺきに違う。」という事が決定的に分かった。

ワタクシ、自分は、どちらかというと実年齢より若く見える方だと勝手に思ってるんだけど、小4(10歳)の女の子と並んだら、母娘に見られてもおかしくないんだ…と、ふと思った。

そんな、ストーリーとは全く無関係な感想を抱いた映画でした(;^_^A

あと、まさみ嬢の主演に関して、「芸能人にとって、事務所の大きさって偉大だなぁ」と強く感じた。

彼女、これからきっと、高嶋兄弟と父娘役とか、沢口靖子の娘役とかやったりするのかな(笑)。

♪BGM♪〜『EVITA』

≪≪ 昨日の映画は『シェフと素顔と、おいしい時間』



2003年09月14日(日) 『シェフと素顔と、おいしい時間』

シャルル・ド・ゴール空港で、携帯電話の貸し借りで知り合う、ローズ(ジュリエット・ビノシュ)と、フェリックス(ジャン・レノ)。
ストで飛行機が飛ばず、二人は翌朝まで一緒に過ごす事になる。。。

「現実には、99%ありえない展開だけど、映画だからOK」という感じのストーリー。

けど、男女の出会いや恋に発展するきっかけなんて、ホントに千差万別だろうし、ホンの一瞬で惹かれ合う事だってなにきしもあらずだから、もしかしたら、このストーリーを地でいっちゃうような人もいたりするのかなぁ…。

チラシを見た時、「ジュリエット・ビノシュ、な〜んだ、結構、可愛らしいじゃん」とか思ったりしたけど、静止画の錯覚だった…(笑)。
『ショコラ』見た時に、「いやぁ〜、歳くったなぁ」と思ったけど、今回も全く同じ。

エステティシャンの役という事もあり、まるで油絵のように、顔に色々なお化粧品を塗りまくり。
正直、もう少し、若い女優さんで見たかったかなぁ…と。
“まだまだ若手だけど、ベテラン並に実力があって、責任も重くて疲れ果てた”みたいな役設定の方が、そそられたし共感持てたのにな。
ジュリエット・ビノシュだと、超リアル過ぎて、、、。

外国の女の人、特にヨーロッパの人って、若い時キレイ⇒そのままキレイなオバサンになるパターンって結構少ないような気がする。
東欧って美少女しかいないイメージだけど、母親を見ると、「いったい、この母親のどこから、こんな可愛い娘が」って感じじゃない?
その母親も若い頃は凄く可愛いいのに、今は見るも無残な状態で…。
主に、ぶよぶよに太るorしわしわになるってのが大きな原因のような気もするけど、今日、ジュリエット・ビノシュの老けぶりを目の当たりにして、また、この事を思った。
そう思うと、シャーロット・ランプリングは今もスリムでステキよね〜。

さてさて、ジャン・レノですが、私は良かったと思いました。
ローズを好きになるきっかけの場面の表情がイイ感じ!
あれは、私が男でも、同じ場面で好きになるだろうな〜。

フランス映画を見ると、いつも眠気が襲ってくる(多分、フランス語を聞くと眠くなるのだと思う)私ですが、これは全然眠くならずに楽しく見れました。
登場人物が少なかったのも良かったかな。

結論。
お料理が出来る男はモテる。
以上。

プレミアスクリーンにて上映だったので、日曜の朝っぱらから優雅にリクライニングシートで鑑賞できて、これで隣に、シェフが作ってくれた、おいしいお料理があれば良いのに〜と思いながら見てました。

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妹がオーストラリアから帰国。
お土産で「スクワラン」とかいう、わけわからんクリームをもらった。

普段、朝起きてから15分で家を出る私は、超・仕度が早い。
お化粧にかける時間など、2,3分。
こんな人間が、お化粧品に詳しいわけがありません。
説明書には、鮫の油で出来てる云々が書いてあって、パッケージにも鮫が泳いでる写真が載ってるけど、こんなの初めて知った。

妹が「これ、みんな買ってた」「友達は6個も買った」とか、クリームの人気ぶりを説明してきたけど、私にしたら、「こんなもん、いらねぇぇぇ〜」(-_-)
父はポロシャツ、母はオパールのネックレス、祖母は帽子とスカーフ、、、なのに、どうして私が、こんなヘンテコなクリームなんだよぉ(;-_-+
私が無知なだけで、すっごい効果があるクリームかもしれませんよ。
でもさ、私がこんなん塗るわけないの分かってるくせに、ホント、妹のセンスって最悪…。

旅行のお土産って、私は大抵、食べ物系を選ぶ事が多いんだけど、もらう時は、逆に物が多いかな。
今までで、1番、強烈だったのが、沖縄お土産で、“シーサーの手作りキット”なる物。
粘土が丸ごと入ってて、「これで、シーサー作ってください」って物…。

人に、お土産もらうと凄く嬉しいけど、心底「嬉しい!」と感じる時って、マルセイバターサンドぐらいかなぁ。

やっぱ、定番って大切だと思うよ。

♪BGM♪〜『EVITA』

≪≪ 昨日の映画は『シモーヌ』



2003年09月13日(土) 『シモーヌ』

容姿・スタイル・演技力・歌唱力、どれをとっても完全無欠の史上最大級の美人女優シモーヌ(レイチェル・ロバーツ)。
姿を一切見せない徹底的な秘密主義がマスコミをヒートアップさせるが、誰もナマ身のシモーヌを見た事がない、会った事がない。
そう、彼女はCG女優。
過去のちっちゃな栄光にすがる落ち目の映画監督:タランスキー(アル・パチーノ)が、ある人からあずかったプログラムを元に、彼女を造りだしたのだ。。。

予想してたよりは、あんまり面白くなかったです…私は…。
っつーか、結構、長く感じました。

シモーヌの事と、タランスキーの家族(元家族)事を絡めた展開は、良いと思ったし、元妻:エレイン役のキャサリン・キーナー、娘:レイニー役のエヴァン・レイチェル・ウッド(超・可愛い♪)の2人も凄く良かっただけに、無駄に長いのがチョットもったいない気がしました。

シモーヌのレイチェル・ロバーツは、初めての演技だそうですが、なかなか好演してたんじゃないんでしょうか?
私は好きな顔じゃないけど、もしも間近で見たら、倒れそうにキレイだと思う。
写真よりも動いてる姿の方がキレイな人ですね。
彼女は、これから先、レイチェルじゃなくて、当分「シモーヌ」だろうな(笑)。

全体的な印象は、アル・パチーノの一人舞台。
これが強かったです。

物語としては、“究極の、お人形さん遊び”ってとこかな。

エンドロールの後に、おまけ映像がありますので、見逃さないようにしましょう。

「映画中に食べよう」と思い、昼休みにサンドイッチを買っておいたのに、会社の冷蔵庫に忘れて出かけてしまい、駅で「あぁ(*_*)」と気付く…トホホ…(T_T)
悔しいから何も買わずに空腹我慢しちゃった。

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以前、浜松からミニシアター系の映画を見る機会が消えてしまって、泣きそうと、書きましたが、(これと⇒)(これ⇒)、今日、『シモーヌ』の上映時間を調べようと新聞の映画欄を見たら、昔からある映画館の所に「12/27〜永遠のマリアカラス」とか、「20日より公開○ぷりてぃ・ウーマン」「○さよなら、クロ」とか書いてあるじゃあ〜りませんかっ!!!

きゃっほ〜!(^_^)!

2つの既存映画館が、ちょっとずつミニシアター系も上映してくれるような流れになるのかなぁ(大期待!)。
上記6月に閉館してしまったテアトルは、場所的にも人の流れが向かわない方向で、もしかしたら、これも閉館の理由の1つだったかもしれないけど、今度の2つは、その点はOKだと思うので、なんとか軌道に乗って欲しいなぁ(切実)。
『マリアカラス』はすっごく見たいと思いつつ、ぴあを眺めて終わってたので、嬉しい。

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『ER』の7シーズンが今日で終了。
(地上波です)

あ〜、ケリーのカミングアウトはどうなるんだ?
あ〜、アビー・ルカ・カーターの3角関係はどうなるんだ?
(っつーか、アビー、いくらなんでもカーターの気持ちにもっと早く気付くでしょ)
あ〜、クレオのHIV感染疑惑はどうなるんだ?
あ〜、マークと犯人inエレベーターはどうなるんだ?

『ER』って、いっつもシーズン終わりがメチャメチャ良いとこで、半年待つのが長くて、私はガイドブックなどで次シーズンのあらすじを入手してしまう…。
既に9シーズンのロマノの件も知ってしまっている…(苦笑)。

8シーズンは、マークとベントン、『ER』の顔が降板してしまうし(クレオも)、反対にスーザンが復帰するし、、、あ〜、毎度毎度、半年が待ち遠しい。

♪BGM♪〜『I Love You You’re Perfect,Now Change』

≪≪ 昨日の映画は『エルミタージュ幻想』



2003年09月12日(金) 『エルミタージュ幻想』

ロシアのサンクト・ペテルブルクにあるエルミタージュ美術館。
世界遺産にも認定されている、この美術館を使って、監督のカメラと19世紀のフランス外交官が、ストーリーテラーとして館内を彷徨う。。。

ラストの舞踏会のシーン以外は微妙だったな(-_-)
映像や衣装はすっごくキレイだし、内容もわりと好きな部類なんだけど、音楽が足りない…。
とってつけたようなBGMは、いらないけど、舞踏会以前のシーンは(=映画中ほとんどのシーン)は、いくらなんでも、静か過ぎに感じたな。
語りの声と字幕と映像だけじゃ、物足りないよ(T_T)

写真集や画集から飛び出した映像という感じで、非現実的だから、入り込めれば世界に酔える。
ただ、私は入り込むのに時間がかかった。
音が必要だった…。

10日から今日までの限定上映。
最終日で週末という事もあり、大盛況でした。
上映中、あちこちから寝息も聞こえてきたけどね(笑)。

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横山秀夫氏の『半落ち』が映画化されるそうですね〜。
原作読んだら映像見ない派の私は、映画は見るつもりないけど、原作は、とにかく泣けた〜。

♪BGM♪〜『I Love You You’re Perfect,Now Change』

≪≪ 昨日は観劇『I LOVE YOU 愛の果ては?』



2003年09月09日(火) 『北京ヴァイオリン』

中国北部、13歳の少年:チュンは、父親のリウと二人暮らし。
母親の形見であるヴァイオリンが得意なチュン。
リウは、チュンを一流のコンクールに出場させるのが夢。
そして、2人は北京へ旅立った。。。

リウ&チュンの父子と、劇中音楽が凄く良かったのが第一印象。
特に、お父さんの演技は素晴らしかったですね。
『活きる』も『こころの湯』も、お父さんが、映画の魅力を惹きたててたと思ったけど(あと、『山の郵便配達』なんかもそうでしたね)、中国映画って、この辺が上手なのかな。

チュン役のタン・ユン君の眼差しも強く印象に残った。

この2人が、映画をぐいぐい引っ張ってて、とても良い雰囲気だったのに、、、チェン・カイコー監督が出過ぎ…。
監督は、チュンのヴァイオリンの先生役として出演してるんだけど、私は最初のチアン先生との絡みが好きだったので、チュンとチアン先生との関係の方をもっと大事にして欲しかったなぁ。
最初の出会いに反比例して、チョット消化不良な関係だったよね…。

チュンの出生の秘密ネタは、私は一瞬、チアン先生と別れた彼女と関係があるのか?!と期待したんだけど、どうやら違う感じでしたね。

ラストの駅のシーンは、ボロ泣きでした。

この映画を見て大発見。
私、北京駅って初めて見たんだけど、あんなに巨大で、あんなに賑わってて、あんなに大勢の人がいるのね(@_@!)
驚いた〜。

4日間限定上映の最終日で、ド平日の夜にも関わらず、なかなかの大入りでした。

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先週見た『おばあちゃんの家』も、今日の『北京ヴァイオン』も、私はシネマ・シンドロームという自主上映会にて鑑賞しています。

都会のように、ミニシアター系の映画館が無い浜松では、この上映会は、凄く貴重な映画会となっています。

東映の劇場のラストの回が終わってから、劇場だけ借りて上映するシステムなので、だいたいスタートは20:30〜。
上映会は不定期で、1ヶ月に3作品ある時もあればゼロの時もあったり、、、1つの映画の上映期間も3日〜5日間と短い為、いつも仕事や用事をやりくりして、駆けつけ、、、でも、普段見られない映画が見れるので、楽しみに通ってます。

昔は、浜松にはムーンライト・シアターという似たような上映会があり、同じように東映の劇場だけ借りて、不定期に上映してました。
私は、これで香港映画やフランス映画など、雑誌でしか知らなかった作品をいっぱい見て、映画の魅力を知ったといっても過言ではないくらい、本当にステキな上映会でした。
それが終了してしまったのが平成9年。。。ムーンライト無き後、平成11年に新たに別組織で始まったのが、このシネマ・シンドロームです。

去年見た映画の個人的ベスト10の中には、1位『こころの湯』、2位『イルマーレ』、7位『バスを待ちながら』、9位『春の日は過ぎゆく』と、4つも、シンドロームで見た映画が入ってます。

先の6月に、ミニシアター系にリニュアルした映画館:テアトルが、1年も持たずに閉館してしまった今、このシンドロームだけが頼りでした。

なのに、なのに、、、11月の上映会にて活動休止が発表されてしまった(T_T)
お知らせの紙を見て、悲しくて息を吸うのも忘れてしまったくらい…。
ショックすぎる…。

上映そのものや会報チラシの発送などなど…運営してくださってた人の御苦労は、見に行ってる私の想像以上だと思うし、実際、大変だと思う。
中止の理由は色々あると思う。
そうゆうのは、頭の中では重々承知のつもりでいながら、テアトルの閉館でショックを受けたばかりの身にダブルパンチで、、、(T_T)

残りは、『エルミタージュ幻想』と『逢いたくて』、そしてラスト上映の『春の惑い』の3作品。

あ〜、これが終わったら、私の映画生活も、もう終わりだ…。

♪BGM♪〜『I』by:石川よしひろ

≪≪ 昨日は『MAMMA MIA!』観劇



2003年09月02日(火) 『おばあちゃんの家』

ソウルに住む7歳の少年:サンウ(ユ・スンホ)は、母親の仕事が見つかるまで、会った事も無い、おばあちゃん(キム・ウルブン)にあずけられる。
母の実家は、もの凄い山奥。
おばあちゃんは口が聞けない。
ワガママ都会っ子のサンウは、おばあちゃんに反発し不満をぶちまける。
そんな孫を温かく世話をする、おばあちゃん。
サンウは、しだいに、おばあちゃんに心を開いていく。。。

私の休日の朝は、同居する祖母(母方・86歳)の各種病院の付き添いor診察券出しから始まる。
普段、仕事に行く日よりも、カナリ早起きだ。

うちは昔、共働きで、母は、祖母(=自分の母親)に私と妹の子育てを任せ、私が小6の時まで正社員でバリバリ働いていた。
だから、参観会や運動会に母が来てくれないのは普通で、小さい頃、母に対するイメージというのは、「日曜日に、デパートや喫茶店やミュージカルや美容院に連れて行ってくれる人」だった。

母に対して生活感が無かったというか…父と同じ感覚というか…ママなのにママじゃないというか…そんな感じ。
祖母は“日常”なんだけど、母は“特別”って感覚かなぁ。
父とは毎日一緒にお風呂に入っていたし、休日もよく遊びに連れていってもらったから、もしかしたら、父の方が母よりも近くに感じてたかもしれない。

祖母は、子育てから家事全般、夕飯の支度まで全てやってくれてたので、とにかく、何をするのも、どこに行くのも、ぜ〜んぶ一緒。
普通の家の、ママと同じ役目を、我が家では、祖母がしていたわけです。

おまけに、母は1人っ子なので、祖母にとって孫は私と妹だけ。
そして、自分の親なので嫁姑ナッシング。
こんな環境の中で育った私が、超ド級の、おばあちゃん子になるのも、頷けませんか?

寝ても醒めても、おばあちゃん。
世界一大好きな人、おばあちゃん。
28歳になっても恥ずかしながら、全く変わりません。

そんな祖母も、5年前に少し寝込んでから、急に足腰が弱くなってしまい、今は、杖が無いと歩けません。
でも、口は達者で、私は、まだまだ叱られてばかり(;^_^A
幼稚園の登園拒否⇒小学校登校拒否に始まり、子供の頃、散々、苦労をかけた私は、大人になった今、自分が出来る精一杯の事で、祖母に対して、お返しをしています。
休みの日の早起きや、病院の付き添いなんて、な〜んにも苦にならない。
だって、おばあちゃんが大好きだから。

って、全く『おばあちゃんの家』のレポになってないけど(苦笑)要は、おばあちゃんのことを語りたくなる映画です。

今日から5日までの限定上映だったので、初日に張り切って見に行ってきました。

サンウの為に鶏を仕入れに行って雨の中帰宅するも、自分の濡れた体を拭く前に、まずサンウに布団をかけた、おばあちゃん。
サンウのゲームボーイ電池のお金を捻出する為に、自分はバスに乗らず山道を歩いてきた、おばあちゃん。
泣けた、泣けた。
本当に泣けた。
ジーンとくる良いシーンが、いっぱいある映画でした。

ラスト、サンウがプレゼントしたイラストハガキ、おばあちゃんは出したと思いますか?
私は、大事に大事にとっておいてあると思いました。

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私は今のところ結婚する予定も無ければ、子供を産む予定も無い。
なので、母が、おばあちゃんになる事もない(当たり前だけど)。
ってゆ〜ことは、、、私自身も、おばあちゃんになる事は無いのよね…。

女の人は、自分が子供を産まない限り、おばあちゃんにはなれないんだ。

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昨日、『英語でしゃべらナイト』を見ていたら、『リトルダンサー』のビリー・エリオットこと、ジェイミー・ベル君が登場した。
大きくなってて、ショックを受けた…。
いや、なかなかカッコイイ少年に成長してましたよ〜。
でも、あのビリーじゃないの。。。
子供が大きくなるのは、何の不思議もないんだけど、ビリーは、ビリーでなきゃダメだよぉ(意味不明)。

最近、オスメント君も全く見ないけど、カナリ大きくなってる予感が…しない?
私は、この子、別に好きでも嫌いでもないけど、なんとなく現在の姿を見たくないような…。

♪BGM♪〜『Ballads』by:Miles Davis

≪≪ 昨日は観劇『ウエスト・サイド・ストーリー』(来日公演)


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書き手: みぃ♪
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