日記×エッセイ...みち

 

 

フリーゲーム「TRUE REMEMBRANCE-remake-」を遊びました。 - 2007年02月26日(月)

デジタルノベル作品です。

物語は、封士という職業の青年・黒目と、彼のもとを客として訪れた、ラという少女の日常を描いた形で進んでいきます。

プレイした感想。
…。
いいものを見たですよ。

とても優しい物語でした。
ゲームを終えた後、「今のわたしの記憶のまま、もう1度このゲームを最初から遊びたい」と思いました。
というか、6話目くらいで「ええっ!」と驚くことに。しかしまあ、わたしって疑いを知らない人だよな。

すみません。
最後の方はえぐえぐ泣いてばかりいたので、いろいろ誉めたいのですが言葉が出ませんな…。(余韻)

というゲームでした。(むりやり締める)
ゲーム性がなくてもよいということならば、わたしもぜひぜひおすすめです。

全くゲームには関係がないですが、「忘れるための準備をする」みたいなセリフに、認知症がふと頭に浮かびました。認知症って、若い頃の思い出を思い出す旅に出ていることだそうですが。
その人にとっては現実。だけど、そこで切り離せない。わたしの現実も同じように、わたしにとってだけ見える現実の部分があるだろう。そういうことをふと思って、その部分は切なくなりました。(かなり個人的な感想)

2/25記す。


2/26追記。
この日の日記に「わたしって疑いを知らない人だよな」と書いてあります。
以前の日記の中でどう書いていたかな?という話題がわたしにあって、それを検索していたら見つけたのですが、2001年のわたしが「理由がなくとも相手を信用できる人になりたい」と書いているのを見つけました。
自分の望んだことが叶っているのかもしれないなあと思いました。そうして、それはそれでいろいろあると知るわけかと(笑)
なるほどねー。


...

0歳人の視線。 - 2007年02月19日(月)

昨日、木田恵子さんの「0歳人・1歳人・2歳人」という本を読んで、わたしにとってとてもおもしろかったので、木田さんの著書を2冊図書館で予約して、4冊購入手続きをすることになりました。
読みまくるっ!

で、そんな状態でいた時に、友人のくらげさんのブログで少し考えさせられる記事が書かれているのを読みました。

その記事の中で書かれている上司のお1人の方については、わたしはどんな方かわかるのですが。

ああ…この方は0歳人だよね…と思ったのでした。

ちなみに簡単に説明。↓

0歳人。
胎児の時代や出産状況、0歳時期に悪い状況(母乳の飲みそこないとか接触不足)に置かれると、存在そのものの否定を感じて、無意識(本質)的なところが受身になるというもの。

1歳人。
ハイハイからよちよちと動き出すことで、自分の力を過信、無力を認めたくない傾向が出る1歳くらいの時期に、親の方で他者の方が悪い(柱にぶつかって泣いていたら「悪い柱だね〜」となだめるなど)ような接し方をすることで、その傾向が助長するというもの。

2歳人。
良く出れば、明るく無邪気で活発。現実的で充分な能動性があるゆえに、行き過ぎると利己的独善的になるというもの。排泄のしつけがかかわっているそうです。

自分が読んでおもしろかったので宣伝しますが、興味を惹かれる方は詳しくはどうぞ本を読んでみてください。「専門的!」というより読み物感覚で読めます。


さて、話を戻しまして。

わたしは昨日の日記にも書いたように、自分は0歳人だと思います。
なので、友人のブログを読んでいたら、どきどきしてしまいました。
「すみません…うちの国の者がご迷惑をかけているみたいで…」と、なんだかおずおずしてしまう感じ。

そして読み終えて思ったことは、わたしも頭では間違っていないものだと思うものだけれども、それは有効な手ではないのではないかなというようなこと。

その方を0歳人だなと思うのは、どうしてそう行動するのかっていう意味がわたしが想像しやすいというのと、わたしもその記事でなんとなく反省してしまうというのと。(わたしに言っているのではないのに)
それからもうひとつ、わたしが「2歳人よりの1歳人」だと思っている人と出かけた時のその方が…、もういいように振り回されてですね。「もう、そんな後をついていく必要はないんじゃないの?」と思うくらいでですね。気ぃ遣いなんだろうけど…。うーん。
(わたしなら、2歳人的な方に対しては「勝手にどうぞ」と放ってしまう)
そういうことを思うと、わたしよりも濃い0歳人だと思われます。

本を読んで納得していた部分なんですけれど、強烈な2歳人(わたしがよく使う「強いおばさんみたいな人」という言葉と同意)の方に対しては、強い下世話な言葉で言わないとわからないということで。
逆に、「どこか自分に自信がない」が根底にある0歳人は、弱い言葉でも結構な効き目であって。

それなので、脅すように言わなきゃわからない、という部分でとても気になってしまいました。
逆効果なんじゃないかなって。
あくまでわたしだったら、と想像するのですが。ちゃんと「頭ではわかる」んですよ。でも、それよりも「わたしの自己嫌悪を強く刺激する人だ」っていうものの方が上回ってしまうなあと。そうすると、警戒フィルタを通して物事を聞くようになってしまう。感情的なまま聞くようになってしまう。記事を読むと、フィルタもほとんど目詰まりしてそうな雰囲気だし…。
後輩1さんに「アナタがイジメているからだ」と言うことも、後輩1さんの言葉がその方にとって強い?のかな?、話を聞いていて自分もいじめられているような気持ちになる時があるから、そんな言葉が出たんじゃないかなと思います。

だから、もしかしたら内容はそのままで、伝え方を変えてみた方がいいかもしれないなと。

そもそも0歳人の人は、わたしもそうですが人の上に立って引っ張っていくことには適していないと思います。
学生の頃、真面目でそれなりに成績も取っていたため、そういう役目になってしまうことがわたしは何度かありましたが、…辛かったです。
たとえきちんと出来ているとしても自分だけの仕事ですら「よくやった!」なんてよくよく思えないので、その役をしている時の自分を思い出すと、きちんとやれたことでも気が重いです。

くらげさんの言葉を「そうかー、すごいな!その通りだ。」と、同じ0歳人のわたしがその上司の方に比べて向けやすいのは、やっぱり「友だち」だからというのも大きいと思います。
気持ちを開いているから、ものを聞ける。

「自分は0歳人性質で、自分よりも相手が現実的な思考をしている人で、自分よりもずうっと年下で、社会経験年数も…そして女の人で…」、って付属されていくと、…聞けなくなっちゃうのもわからないでもない…という気持ちが出てきます。それが正しいかどうかというのは別としてね。

だから、有効なのはなんだろな?と少し考えました。
その上司に意思を伝達する人選を、ちょっと気をつけてみるとどうかしら?少し違うかしら?なんて思いました。
人選で濃い0歳人を選ぶと、相手を汲み取りすぎちゃってこれまた伝達も出来ない可能性が大きいですが、逆にてきぱきと現実を見せられても受けられない気がするんですね。
なるべく相手(上司)が構えないで話を聞ける、薄めの0歳人や0歳人よりの1歳人がちょっとがんばれたら少しは聞けるんじゃないかしらと思ってみました。

困ったなあ。どっちもわかる…。

(いつもならコメントで書きますが、さすがに言いたいことが長すぎるので自分のところに書きました)


追記。
この話、なんとわたしの勘違いというオチでございました。最大の敵は0歳人の上司の方ではないとのこと!
メインの登場人物が変わると、同じ状況であっても意味が全く変わる。
うーん、また考え直しだ。どうにかしたいもんな…。
(耳が日曜という方はわたしにとって天敵となりやすいため、「考えたい」のは自分のためにという理由も大きい)


...

あきらめの悪い女はわたし。 - 2007年02月17日(土)

昨日あきらめたはずなんだけど。フリーゲーム「月屋形事件」を解くことを。

友人のくらげさんがわかったと報せをくれたので、わーい教えてクレーとブログ掲示板に記入した。
(その時、プライドはどこかにしまう)

記入した後、自分でももう1回読んでみようと、今度はきちんと「本を読むように」お初桜事件と偽紙幣事件を読んだ。
(ちなみに書くと、昨日は「ゲームを解くために」という感じで読んでいた)
何かに引っかかるかもしれないと、一応、風岡君の性別を常に意識した目線で読んでみた。噛みしめるように読んでいった。

引っかかった。
そう、そこは初めて読んだ時に気になったところ…。でも、読めない漢字を読み飛ばすと同じように、あまり気にかけずに進んでしまって、2回目以降は全く気にしなくなってしまった言葉。

…あれ?これかな?

ええと、一応もう1度掲示板へ行って、教えてもらうのをちょっと待ってもらう書き込みをして…と。

そうしてネットをさまよってみる。

Wikiをみると…うーむ、それっぽいような…。多分○○○だよねえ、これ。
それにこれが答えだったら、提示された条件も意味がわかる。そこが動いたらわかんなくなるもんねえ。
それっぽいなあ…。

と思うが、…辞書に載っている名詞?
…。
そこで止まってしまった。思い浮かぶ載っている名詞を入力してもはじかれる。

ええーい! こうなったら辞書全ページをざあっと読んでやるー!
考えられない時は手を動かすんだ!

と思ったのだけど。

思い直した。
ふうん…なるほど。くらげさんの言ってた意味がわかったぞ…。

きっとそうだね。わたしもそう思う。
「この謎はゲームの進行には一切影響しません」という但し書き。

今、とてもすっきりした気持ちになっている。同じものを見ても同じように感じない。それが多分、証拠だろう。
訳がわからずに負けるか、それとも辞書を引く必要がないか、ってことかな。
ううん、作者さんすごいな…。


...

フリーゲーム「月屋形事件」を遊びました。 - 2007年02月16日(金)

おもしろかったです!
とは言っても、ひとつ謎が残ったままで実は燃焼しきってはいません。今日も2時間辞書にくびったけで、それでも駄目だったので…あきらめることにします。
「…今回は見逃してやるっ!」と去る負け犬気分。
はあ。気になる。

えー、以下どんな感じで楽しかったかをネタバレを少々入れながら書くので、読みたい方のみ反転して読んでください。



9つのエンディングが用意されていますが、わたしの最初のエンディングはもちろん「失意の帰宅 一」でした。なんにもわからないで終了。

始めたばかりの頃のプレイを思い出すと、みんなに3つ質問をするという時も、森君に言われていたことをすっかり忘れて、「何を聞けばいいんだー」と適当に聞き込みしていました。助手の使命すら忘れてます。とりあえず、まだまだ自分で考えるって感じじゃなかったかも。

ちなみに後から確認したところ、その情報収集力のなさにもかかわらず、恐ろしいことにその頃の森君に伝えた克己君情報が大部分当たっていました。(関連するキーワード以外は全て当たっていた…)
完璧じゃないので、森君をがっかりさせて終了でしたが…。山勘助手、惜しかった。

再プレイを始めて、ああそうかそれを聞くんだった、と思い出し、今度はきちんと聞き込みをしました。
森君の振りもしてみる。まだそこで人物選択をする意味はわかっていない。
(わたしが森君の振りをしてみたかっただけ…)
森君の振りはいまいちだったようですね。

プレイ3回目、順番どおり今度は克己君の振りをしてみます。まだ人物選択の意味に気づいていません。
後にそれが原因で森君をがっかりさせることになって、そこでやっと選択の意味を(少しだけ)知りました。森君が何をしているのかがやっとわかりました。

理解できたため、助手をがんばるぞ!森君の邪魔をしないようにするぞ!と、森君に与えられる効果的な情報を得るためだけに動くようになりました。

そうしたら、真相は闇EDで。
うーん…すっきりしない…と思いながらまたプレイ。

しばらく家の人に聞き込みをしていました。
そのうちに、あれ?と思う。

あれ…?
…わたしが森君の代わりに…やってみたらどうなるんだろう。

森君のためにと、情報は揃えた。
行動に必要な情報は知っている…。
森君が何をしようとしているのかも理解している。
材料は揃っている。
…あとはそれを誰かがやればいいだけ…。

ピキーン。

その瞬間、すっごいゾクゾクしました。
それまで「助手」の役目をきっちり果たすぞ!森君のためにがんばるぞ!というものだった意識が、自分がやればいいんだ、やれるぞ!というものになった時、もうどうしようかと思うくらいにこのゲームの作りに感動しました。
すごい! 遊び手の中で風岡君の意識の段がひとつ上がったぞ!

そうして、何度かばあさんに見破られるうちにうまく演技もできるようになり、犯人も動機も大体想像はついてきており(関係はわからなかったが)、でも証拠が何かがわからなくて、ここで攻略を見ました。
うーん…案の定、見たことに対して少し後悔しました。おもしろいと後悔するのよね…。
でもほんとにわかんなかったんだよねえ…。煮詰まったからなあ…。

トランクの中にお金がなかったバージョンのふたつのお話もすごい好きです。
どちらの話も、「助手目線から探偵目線へ切り替わった時」に次いで、ぞくぞくしました。
おもしろい…。

ゲームとしてだけでなく読み物としてもおもしろい。
この作者さんの今後の作品も自分が接することができることを期待します。

ちなみに…わたしがわからないのは挿話3の謎です。んー、知りたい。ヒントが欲しいものだ…。



...

推理物フリーゲームで遊ぼう! - 2007年02月13日(火)

「推理物がしたいー!」というわたしに向けて、あるフリーゲームをご紹介いただきました。ありがとうございます。

紹介されたものはまだ遊んでいないのですが、ゲーム作者さんのサイト、言ノ葉迷宮さんに飛んでみたところ、すばらしいでございます! すばらしい作品の数々!
もう、うれしくって素敵過ぎて、わたしは目を細めながらPC前で遊びました…。

えー。初めはとりあえず、どんな作風なのかな?と味見気分で、3分ゲーコンテスト作品の「Reason of Detective」を遊んでみました。
推理物によくある、「犯人がわかったから皆を部屋に集めて」とこれからクライマックス!というシーン。そこで主人公が記憶喪失になるところから始まります。3分ゲーだからね。っていうか…その設定からして好きです。

すんーごいおもしろかったですよ、もう!
短い時間だけど、え!?どういうことだ?と考えながら遊べるし、物語も明るいし、もうサクサク進めるから没頭して全てのEDを出しました。
すごい! なんでこんなこと考えつくんだ!

で、これまた3分ゲー作品の「夏、セミ、少女」も立て続けに遊んでみました。

これまたすんーーーごいおもしろかった! なんだっつーの!おもしろすぎて腹が立つほどだ。
最近の自分はゲームに甘えきって遊んでいるなーってことをとても実感できました。ええ、まんまとミスリードされてしまった(笑) 考えろよ自分!

もう、この2作でもメロメロだったのですが、今度は著作権の切れた作家さんのノベルゲーム化したものを読みました。まずは読んだことのない甲賀三郎作品から。
昭和5年だって!わくわく!(←じじい好き由来)

これまた立て続けに2作読む。
…はあー。目が細まるー。
素敵すぎるわあ。新鮮だわあ。パリッとした白シャツのイメージ…。

おもしろいよう〜〜! ええと!ではでは!次は、夢野久作原作のを読んでっ、そしてお勧めされたゲームをっ!

ゲームを…。

あ。

こんな一気に遊んじゃっているけど、…忘れていたことがあるね。
待ちきれなくなってしまった「雨格子の館」発売まであと3週間以上あるね…。
紹介されたゲーム、それまで待てるようにって遊ぶつもりじゃなかったっけ…?

…。

まあいいや。
あはー。おもろーい。


...

久々に神代ブレス日記。 - 2007年02月06日(火)

いつも側に置いておくもの、寝る時は身につけて寝るものとしている神代ブレスですが。

いまだによくわかっていないのですが、色が変わるんですよね…。初代のブレスはまさに色が変わりました。現在身につけている2代目ブレスは透明度が変わります。

しかも、それがとても自分にリンクするんですよね。理屈がわかりませんが、そうなんですよ。だからとても指標になります。

へろへろで気持ちが疲れている時は大抵曇っていますし、心の底から「わたし、よくやった!」と思える時はすごーく透明でキラキラしています。見え方っていう問題でなく、明らかに異なる。
もっと突っ込んで言えば、決して自分の気分が良ければブレスが「キラキラしている」というわけではなくて、何か自分がしなければならないと思っていることに対して真っ直ぐ視線を向けられて行動できたという時などに、キラキラするんですよ…。
だからブレスがキラキラしている時は、もう、明らかにご褒美にみえます。
キラキラしているのが確認できると、「あ、間違ってないな」「良くできたよね」「こういう考えでいいんだよね」と自分のした行動・している行動を確認できます。

神代ブレスを身につけている他の方は、どんなコミュニケーションなんだろうなあ。


...




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