*DIARY*

2007年05月03日(木) 月マガ6月号

明和の出番が1コマもなかったのは、想定の範囲内ですノープロブレムくじけない。
予告によると次は成田戦っぽいですが、つか今後はどうゆう感じで進行していくんですかね?森山さんがボコボコにされるなんて、そんなのマジ胃痛ライフ!


■本編に行く前に
巻末の「自分の漫画が実写化されたら?」に対する作者コメントに注目↓
Gacktさんに一重瞼になっていただき布施君を。木村祐一さんに武蔵君を」
うん、キム兄さんは納得です。
あ、神のイメージでは、布施はガックンなんですね。なるほどなるほど。

……って、コメントしづれー!!!
似てるとも似てないとも言えないよ…!



■今月の話題独占
なんと巻頭カラー!
藤哀ツーショットが文句なしに秀逸です。
Y神さんが描く試合後の力を抜いた感じのイラストは、相変わらずEROSてんこもり。
「拓、見て。お腹もうこんなに大きくなってきたよ。もうすぐだね」
「ああ、俺も頑張って稼ぐぞ、哀川」

おめでとうジューンブライド!
(間違ってないと思う)(Y神さん暗喩大好きじゃないですか!)(しつこいようですが、夏合宿の水を飲む水前寺は、どう見ても模擬フェラ)(わざわざ「オエッ」まで入れてある当たり、間違いなく確信犯です)


■ノーフォローでフィニッシュです
先月ラストの控え室は、秋田城北のものでした。
まとめに入ってる監督の優しい言葉を聞き、それまで抑えてきた感情が一気に解禁。みるみるうちに正宗の涙腺が緩んでいきます。
1号:ようやく俺の見せ場到来!ヽ(=´▽`=)ノ

――その時、思わぬ伏兵がタイミングを挫いた!
なんと則宗がボロボロと大粒の涙を零したではありませんか!
1号:先を越されたーーーー!!!!|||||Σ( ̄ロ ̄lll)

……こうして、正宗の夏は終わりました……。(エエーッ!)


そんなわけで、最後の最後までキャラを守った持っていかれちゃった正宗。
対照的に、試合中も堅実なプレイで頑張った則宗は、最後の最後に来て、あどけない泣き顔を披露し、さらに印象度up。読者ばかりか、後輩たちのハートまでキュンキュン言わせてました。
正宗ドンマイ!(最後の肩ポム!)


■今月のディープインパクト
奥村さんいわく「(城北は、教育理念としては素晴らしいけど、高校生には難しいDFシステムを変えなければ)残念だがこの先もない気がするよ、優勝は…」とのこと。
相変わらず、瑞穂と天童寺が絡まなければ、まとも極まりないコメントを出す奥村さんではありますが、城北のあの感動シーンのあとにコレ。
そして今月のタイトル=「グ道者は彼岸を目指す」

とにかく深い、城北ラスト。

某Tくんが「俺、布施の思い出に残りたいから、あいつを完封しちゃうんだー」と大暴れし、某Fくんが「ああ、追ってこい!どこまでも追いかけて来い高階!」と応えて(あれ?なんか私の記憶間違ってますか?)両想いに終わった、ひとつ前の試合との落差が激しいです。

私はおつむがアレなので深読みできずに、作者さんの意図を掴みきれていない気配が濃厚なのですが、今までDEARで表現されてきたカタルシスとはまたちょっと違った形態で驚きです。しかも来期主力の、ピョ以外の現二年生以下後輩をいまいち頼りなげに描写してる上で、ここまでシビアに語っちゃうのか…。
まあ奥村さんの言う通り、どっちがいいのかは難しすぎて結論は出ないし、全ては結果論で語られるのが現実だと思うので、ほんとこの問題は深すぎる。
人間的な成長が確保されていて、なおかつ優勝も狙えるという選択は、一見保険もしくは保守的のようにも見えるけど、たぶん、城北の監督としてはそういう小さい考えじゃないんだろう=そしてそれがDEARイズムだと思ったり。

正直、ここまで突っ込んだ話題に波及するとは思っていなかったので、この漫画の幅と進化に改めて惚れました。まさかここまで語るとは。


■今月の連れション
「俺、正宗先輩の涙期待してたんだけど」
「いや、俺、則宗先輩のまさかの涙にキュンとしちゃったよ」

城北の一年生たちがそんなことを話してる所へ、意気揚々とやってきたのは水前寺たち。
水前寺たちは可愛くて微笑ましいのですが、なんかこう……城北主力のチームワークは強固でとても稀有なものなのですが、それは、ベンチにも入れないたくさんの部員たちと同じ質量と熱量で共有できているわけではないのかなーと思うと、やっぱり深すぎるよ!と叫びたくもなったり。

名門校の部員である彼らが妙に謙虚なのは、自信のなさから来る卑屈みたいなものが原理になってるように感じるんですが、まあ大多数はこっちの、試合にも出れないグループに入るわけで。
ほんとIHに出場できる学校なんてほんの一握りでしかなく、しかもそこで試合に出れる人間はもっと限られてくるはずで、瑞穂をはじめ、これからトーナメントで当たるチームの主要キャラはみんな、光当たる極小数部の方ですよね。
なので、今月のテーマは結構エグいというか、キツかったんですけど、日の当たらないその他大勢として描かれた彼らにとって、この数年間は、きっと何年か経ったあとに、かけがえのない思い出になったり後悔したりするものなんでしょう。きっと人生ってそういうものだと思います、そうだよね、政宗?
そしておかげで、石井の「嬉しいのは試合直後だけで、こっちはひとつ勝つたびに責任感じてんだ」という台詞が活きまくり。ていうか、石井はなんかもう完全に大人になった!


■今月もとりあえず脱いでみた
なんかもう脱ぎキャラと化してる藤原。強がってもみても、薫を意識しまくってることはバレバレ! 「因縁」の二文字に藤原がクローズアップされるのは分かるのですが、なんでトーヤまで?(笑)
大昔、成田のマンツーには隙があると豪語していた高階くんに大・期・待!
※ただし森山イジメはやめてください…

■「そのカメラ、消えるよ…」
いきなり登場の謎の記者に単独取材を要請される哀川。
「お前らには用ないからv」ぐらいの記者のノリがむしろ懐かしいのですが、やはり瑞穂メンは「感じ悪ー」という眼差しでそれを仰ぎます。
その中でも、特に蘭丸様のメンチ切りはシャレになってません。「この東京体育館から生きて出られると思うのかい?」ぐらいの勢い。



水前寺と榎本の、目と目があっただけでドキドキな関係にときめきが止まらない6月号でした。秋田城北おつかれさまでした!


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じゅんや