シナモンパンもレモンパンもナシ...mo_speedy

 

 

初耳マナー - 2001年07月31日(火)

ちょっと確認したいことがあって手にしたが最後、あまりのおもろさ/バカ
バカしさにしばし読みふけってしまいました。
会社備え付けの『ワーキングウーマンのマナーブック』!

例えばね。
「みんな同じOLヘア ワンパターンはもうやめて」では・・・
どんなに素敵でも、判で押したように同じ髪型では没個性的だし、長い髪を
たらしたままでは仕事の効率も悪そう。ともすれば、その人の人格まで疑わ
れそうです。

・・・ですってよ。
大変!今すぐ髪切りに行かなきゃ!!

また、「アフター5のお化粧直し」では・・・
浮いたあぶらをペーパーで完全にふき取ったら、朝ぬったおのよりもやや白
いパウダーファンデーションを肌にのばします。とくに、くすみのできやす
い目の下はていねいに。ルージュは思いきってまっ赤なものに挑戦。

あらまぁ、早速思いきらなくては!
楠田エリコくらい赤くすればいいのかしら?

他にも・・・
「オフィスラブは必要以上にかくす必要はなく、時期がきたら社内公認にし
てしまったほうが気もラクだし、周囲への悪影響は少ないもの」

だとか

お酒の席での話し方
「わたし、こういう大人っぽいお店に来るのはじめて・・・」
「今日はたくさん飲んじゃおーっ」と場をなごませる

だとか。
あらまぁ、なんてためになるんでしょう!

・・・って、んなわけないっつーの。
何でこう何もかもが余計なお世話なんじゃい!!

こうもツッコミ甲斐全開のこの本を買った、弊社の先輩社員に心からの拍手
を贈り隊。


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フォッサマグナ - 2001年07月30日(月)

結構長い期間、帰宅時間は夜12:00〜12:30くらいで一定していた
ジュンコ先生が、急に「今日は電車で帰れない」と連絡してきた。
忙しそうだったから込み入った事情は聞けなかったけど、明日〆切の仕事が
終わらないみたい。
月曜日から大変だなぁ。

そんなわけで、彼は2:00過ぎにタクシーで帰宅。
エレベーターのところまで迎えに行ったけど、いつものように「シャーッ」
と言いながら私を置き去りにして先に家に入って行ってしまった。
そんなに弱ってはないかな?と思って少し安心。

連絡をもらったのがもうご飯を炊いた後だったし、どの道起きてたから晩御飯
を出してみると、しきりに色々とほめてくれた。
いい奥さんだとか、ご飯があるのはすばらしいとか、そんなベタな感じで。
単純にうれしいけど、でもさぁ。

つい昨日はねそべってPCに向かう私の背中に正座していじめてたくせに!
苦しくて「重いよぅ」と言って暴れたら「フォッサマグナかね?」とすまし顔で
言うだけで、どいてくれなかったくせに!
「地震、地震!」と言って盛り上がってたくせに!
ぜぇぜぇ言ってても「地殻変動がなぁ、大変だ」って笑ってたくせにー!!
まったく、失礼しちゃう。

・・・でも負けない。
今にカカア天下になるよう、根気強くがんばるもん。


※※※<まめちしき>※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

『フォッサマグナ』は、本州の中央をたてに横切る大きな溝で、数100年
前までそこには海が入っていました。
この地域の地層は断層や褶曲によって複雑な構造をしています。


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モテたくて・・・ - 2001年07月29日(日)

正午、原宿へ髪を切りに行く。
しかも3人で。

弟とふたりで行くつもりだったんだけど、母から「私は〜?」と泣きの電話
が入ったので昨日急遽追加してもらったのだ。
トガミさん大忙しにしてしまってごめんなさい。
先に母とムー太郎から切り始めたので、しばらく雑誌を読みながら待つ。
最近とんとご縁がなかった合コンに向けて「勝ち組ワンピ」とか「真夏の勝
負服」とかいう普段ならてんで興味ナシのページをじっくり閲覧。
相手は主婦って知ってるからがんばる必要はないんだけど、ウエダくんに
「すごい老けた!」とか言われたら泣いちゃうから〜。

そんなわけで、今日の私のテーマはもちろん「モテ髪」!
いつも余り「髪をこうしたい」という希望はないんだけど、今日は「金曜に
合コンがあるから、とにかくモテ髪にしてください」と注文。
実際「モテ髪」がどういうものかはよくわからないくせに、たちのわるい客
かも。

昔ブロスで連載されていた天久聖一氏の『モテたくて・・・』がどんなに名
作だったかを話したり、スペシャでおなじみ・トン子ちゃんテーマ曲(?)
にトガミさんの彼女が参加していると聞いて羨ましがったりしながら切って
いただく。

仕上げはホットカーラーで巻いて、まさにこれぞモテ髪!という感じに。
これであとは私次第なのね〜。なにぶん技がないので再現できるか心配
だけど、でっかいカーラー買ってがんばりまっす(そんなことよりこの
B級好きな性格が災いをもたらさないようにがんばることの方が重要かも)。

母とムーが待っててくれたので、一緒に遅いお昼ご飯。
原宿駅前の『トゥ・ザ・ハーブス』でスモークサーモンとサワークリームの
ピッツァ、カルボナーラ、ゴルゴンゾーラチーズリのゾットを取り分けて食
べる。

オーダーの時ピッツァの厚さが選べたんだけど、その時ムー太郎が指を鳴ら
すような仕草をしながら「パリッと」と小声で言っていたのが異常におもし
ろかった。
あと、彼は目下、安岡力也のマネに凝っていて、もう自然に日常会話に組み
込まれるレベルにまで達しているようだった。

食後はラフォーレの1Fにいる母の若い友達に会いに行き、Billy'sとマルイ
でムー太郎の靴を各1足買い、最後に明治通りの渋谷駅寄りにある『WORLD
SPORTS PLAZA』へ。
やはりW.W.J.D.のナイロンブレス(黒)を求めて行ったんだけど、黒は
おろかこの前まであった紺・深緑・紫などのダーク系カラーも揃って売り切れ。
残念。
でも、ちょうど昨日NBAコーナーに『HOOP TOWN』とかいう名前がついて
リニューアルしたらしくて、記念品をくれた。
「NBA FINAL」と書いてある金と銀のゴム製ブレス。
普通の幅広ゴムに文字が書いてあるだけなのに、これでも買えば1コ¥300。
単純なわれわれはラッキー、と大喜び。
目的のものが買えなかったのも忘れ、地下のWSカフェで休憩しつつ口々に
よかったよかったと言い合ったのでした。

なにしろこの一週間のテーマは「モテたくて・・・」なので、ほんとは母&ムー
と早目に別れて「勝ち組ワンピ」とかを見に行こうかな、と思っていたんだ
けど、結局夜まで一緒に遊んでしまった。

モテなくても、今日は楽しかったからまぁいいね。


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寄り道 - 2001年07月27日(金)

今日ちょっと早く帰れそうだったところへ、タカセちゃんも早帰りの日だと
いうことが判明して、突発的にふたりで寄り道することに。

来週の金曜日に、大学の後輩のウエダくん(6月25日の日記参照)と合コン
という名の同窓会を開くことになって、タカセちゃんもそのメンバーに入って
くれたのでふたりで「何着よう?」と言いながらお洋服を見てまわる。

タカセちゃんはどちらかというとカジュアルさんで、あまり「合コン必勝服」
を売っているようなお店には出入りしないらしいく、わたしも最近はそういう
ものに興味がなかったので、ふたりでこわごわその筋のお店(よくわかんない
けど、ピンキー&ダイアンとか、そういうの)を覗いてまわる。

そして、ふたりとも全然関係ないお店で関係ないものを購入。
そりゃ、普段着ないようなものはそうそう買えないよね・・・。
タカセちゃんは黒い薄手のコート、わたしは薄いグリーンのカーディガン。
秋まで(いや、むしろ秋から)じゃんじゃん着ちゃう。
いいもの買った。

今日、彼女のご両親は神宮で野球観戦の後、ごはんを召し上がってからご帰宅
との由だったので、一緒に夕ご飯も、ってことに。イエー!

結構たくさん歩いたし、「お腹空いたー」ということで、がっつり食べられる
『ねぎし』へ。麦ご飯のおかわり自由だしね〜。
会社から近いし、タカセちゃんは外ランチ派だから意外だったけど、彼女は
ねぎし初体験だったらしい。
食べ物の好みってほんと人それぞれだから、誰かにお店を紹介するのって緊張
してしまうけど、おいしいと言ってくれてよかった。

思いがけず成立した寄り道はすごく楽しくて。
また偶々ふたりが揃って早目に帰れる日があったら、突発的寄り道ができたら
いいな、と度々思った。


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過去日記 - 2001年07月26日(木)

役員履歴の更新書類や新交番の作成、明日の出張手配などで久しぶりに忙しく過ごす。
でも却って疲れない。
やっぱ、ヒマだとだらだらしちゃって、それが罪悪感につながって、余計に疲れている
のかも。私みたいなタイプの人は、もっと使わないと会社もソンだよ。

ところで、最近この日記の記入が追いつかないことが多い。
その日のことをその日のうちに書ける日は稀。
毎日書きたいテーマはだいたい決まっているので、キーワードをメモしておき、後
から過去へ過去へとさかのぼって文を完成させ、いつの間にか抜けていたところが
埋まって行くという流れになっている。

で、過去日記をつけてるうちに、昔むかしのことが気になってきて。
'97年にミロードを通りかかった時にゆずを見た気がしていて(ギターを持った若者
ふたりが何やら話しているのを、数人いたギャラリーにつられてしばらく見ていた、
という記憶がある)。
そこを通りがかった日とライブがあったと日が一致すればその記憶が正しいと証明
されることに気付いて、どうしても真偽のほどが知りたくなり必死で'97当時の記録
をさがす。
(わかったところで何がどうなるわけでもないけど、とにかく気になるんだもん)

通りかかったのは、休憩時間に小田急百貨店のOZOCに黒のパンツを買いに行った
ためだったと思うから、それを買った記録が手帳や日記に残っていれば日付がはっきり
わかるはず。
当時お買い物記録はかなり正確に記入しているはずだから(その頃は記録魔時代に
つき、その日身につけていた物、食べたもの、見たTV、電話した人など、細々した
ことが毎日洩らさず記録されている。よって、お買い物記録は、言わずもがな)、
発見できればすぐにわかるはずなのに、どうしても見付からず、悔しい。
もしかしたら色々つらいことがあった頃でもあるから、捨てたりしてしまったのかも。
私のバカ!

でも、かわりに高校2年の夏休み中ずっとニュージーランドに行っていた時の日記と
大学2、3年頃の日記を一部発見。
懐かしさの余り夢中になって読んでしまった。
紙のままだとすぐになくしてしまうから、ヒマにまかせてここに打ち込もうかな。

・・・その前にまだ書いてない直近の日記を書くほうが先だけどね。
過去の日記って、バカで青い自分がそれなりに一生懸命生きていてなかなか不思議な
おもしろさがあるから、つい優先させたくなっちゃう。

そうすると、アレねぇ、将来はまた、このシナレモを懐かしく読み返したりするの
かしら。そう思うとサボらず続けようって気にもなるわ。

自己満足の極みのため、明日からもがんばって日記つけよう。
例えそれが、今を切り取ったわけじゃない、過去日記であったとしても。


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今後ともよろしく、なんてここで言ってみたり - 2001年07月25日(水)

定例4の日チャットに参加しつつ、携帯メールを送る準備。
時計の針が24時をまわったら、すぐに送信できるように。
今日、25日は、親愛なるサイちゃんのお誕生日だから!

でも、余りにも早くてコニンケ塾長より早くお祝いを言ってはいけないかしら、
と思い直して25日になって少し経ってから送ってみる。
結局、労働中に付き結局あまりそういう小技は関係なかったみたいだけど。
こんな日にまで、お疲れさまだわ。

サイちゃん。
頷き上手のサイちゃん。
言葉遣いが冴えてるサイちゃん。
全ダと言いつつ、働き者のサイちゃん。
なにしろ、さりげなくやさしいサイちゃん。
すてきなB級魂を感じさせてくれるサイちゃん。
「バイバイ」という時の発音が異常にかわいいサイちゃん。
かつてこれほどの人に会ったことがないくらい音楽に詳しいサイちゃん。
思い付く限り、私から見れば「欠点」らしいものが見当たらないサイちゃん。

サイちゃんに出会えたことは、ほんとに幸運としか言いようがない出来事でした。
今まで地味にがんばってきたことに対して、神様が突然贈ってくれた特別ボーナス
とさえ言えるほどの幸運!って、ほんとにそう思う。
(てへ♪)
(いや、でも、ほんとに)

お誕生日はタフな感じで過ぎてしまうみたいだけど、そんなすてきなサイちゃん
に、楽しいことが次々訪れる新しい歳になりますように。

ほんとに、おめでとう!






ちなみに、私は今日で生まれてからちょうど10,000日。
絶対に何か運命の糸で引き寄せられたよね、わたしたち!


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暑いのは苦手 - 2001年07月24日(火)

汗ばむ首筋。
レースの日傘。
揺らいで見える踏切。

バスドライバーのメッシュ素材の帽子。
タクシーの屋根に反射する太陽の強い光。
手にしたそばから溶け始めるソフトクリーム。

水をまく早起きの主婦。
惜しげもなくキャミソールで歩く女の子。
ジャケットを脱いで肩に担ぐサラーマン。

目立つところで売られるそうめんやすいか。
むせるような排気熱が吹きだまった道路。
濃い緑をまとった木に黒々と映えるカラス。

誰かに会う度に「今日は暑いね」と口にする。
ガラスを見る度に触れてみたくなる。
飲料の自動販売機がやけに誘惑的に見える。

一瞬の狂騒を運ぶ花火。
電灯の発熱を防ぐためにできるだけ作り出す闇。
タオルケット一枚を抱いてただ横たわるわたし。

なにもしない。
なにもできない。
なにかしたいのに。

街は夏だらけ。
夏のイメージに圧倒される毎日。
夏が総力をあげてわたしをだめにしているように思える、今日この頃です。


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元祖 - 2001年07月23日(月)

会社帰りに明治通りのワールドスポーツプラザに行く。

入口でプロレス・フェアみたいなのをやってて、猪木のテーマをバックにした
「元気ですかー?元気があれば何でもできる!」というご本人によるセリフが
繰り返し流れている。思いがけず元祖が聞けて感動。
同じセリフなのに悠仁バージョンとは全く響きが違っていて、不思議と異なる
意味の言葉であるかのように聞こえる。感覚的なことなんだけど。
言葉を音で聞く場合、「声」ってすごく印象を支配しているんだな、と思う。

さて。
『W.W.J.D.』ナイロンブレスの黒が欲しかったんだけど、売り切れ。
やっぱりすごい人気なのね〜(極一部で)。
とりあえず赤・オレンジ・紺・紫を購入。
黒は、一体どこに行けば売ってるんだろう。欲しいよぅ。

ついでにメンフィス・グリズリーズに移籍が決まったから、多分在庫限りで
買えなくなるだろうKINGS版ジェイソン・ウイリアムズのユニフォーム
が欲しいな、と思って物色。
しかし、レプリカ(=言わばただのランニング)でも¥7,500だったので
見送る。
55番ユニフォーム、確かに欲しいけど。着ないものにそんなに払えなーい!
うっかりがんばって買っちゃったら「せっかくだから」なんつって着たくなって、
そんで着てみたら「裸の大将 IN BLACK」になるのがオチだわ。危険〜。

閉店ギリギリまでいたらもう店内放送が止められてしまって、帰りは猪木に
「元気ですかー?」って言ってもらえなくてちょっと残念。
どの道、元気じゃないから別にいいんだけどさ!


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暑中お伺い - 2001年07月22日(日)

夕方からジュンコ先生と吉祥寺へ。
先週買いそびれたお中元を買いに、三越の食品館を訪れる。

水戸の実家と会津のおばあちゃん家に無事発送。
でも、冬、「お歳暮」に遅刻し「寒中お見舞い」になってしまったことで
こりたはずなのに、またも「お中元」には間に合わず「暑中お伺い」に。

いつになったら贈れるんだ、お中元とお歳暮を。
それができた時が、わたしがほんとの大人になる時なのかも知れない。
・ ・・なんて、もう27歳なんだから。
とっくにちゃんとした大人じゃなきゃ困るんだけどねっ。


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ドンキホーテで思うこと - 2001年07月21日(土)

深夜、母とムー太郎がやってきた。
そして、ジュンコが行きたいと言うので東八道路のドンキホーテへ。
お酒は飲めないし夜の蝶方面の遊びには興味ないけど、朝が弱くて夜が強い
宵っ張り家系だから、夜中に出かけるのは大好き。

小6から高3までの福岡で暮らした時代には、ほぼ毎日イトコたち一家と市の
繁華街にある祖父母の家に集っていて、よくみんなで夜中にラーメンや焼き
鳥を食べに行ったりしたもんだった。
誰かのお誕生日がだいたい毎月やってくるからちゃんとプログラムを作って
お誕生日会をやったり、クリスマスには仮装パーティをしたり。
夜に騒ぐのが大好きな人たちに囲まれて育ったことが今の私の夜行性を培った。

さて、ジュンコは最近すこぶる不調なので、新しいポータブルMDが欲しい
みたいで、熱心に色々見比べている。
SONYの録再ウォークマンが爆安で売られていたので購入しようとするも、
充電池が使えないとわかるや一変「それを置きなさい」と売場に戻すよう指示
された。なんで私がショッピングアシスタントみたいな役目になっているのか
を疑問に思っているうちに、もう夢中で次の標的ミックスナッツを吟味している。

えっ!?MDはもういいの?という感じだったので尋ねてみたら、やっぱり
もっとスペックを研究したり他店価格と比較したりしてからの方がいいと
思ったとのこと。
あっそーですか。
続いてもタマゴ、ワッフル、卓上ライトなどと、ノンジャンルな脈絡ない感じ
で次々と色々なモノをカゴに放り込んでいる。

MDやミックスナッツやライトなど、畑違いなものが同列に並んでいるらしい
ジュンコ世界のダイナミズムが不思議だよ。そういうところが、彼がドンキ
ホーテ好きたるゆえんなのかも。
頭の切り替えが早いと言うか、とにかくスイッチを次々に入れ直すのが得意。

私は、テーマ別編集とか、色別編集とか、そういうきちんとエディットされた
感じが大好きだから、ドンキホーテはきらいじゃないけど、あんまりなじめ
ないんだよね。
どちらかといえば、ひとつひとつの世界にもっとぼんやりと浸かっていたい。

夜中のドンキホーテクルーズで、またひとつわたしたちの対照的なところを発見。
今のところ夫婦に共通してるのは、宵っ張りってことくらいしかないな。


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ララ、緑が萌える - 2001年07月20日(金)

海の日なのに山へ。

奥ちゃんと奥多摩方面訪問。
中央線に揺られて、青梅で
更に乗り換えて、降り立った
駅は「沢井」。

いつも街歩きしかしないわたし
たちにしては珍しく、「自然に
親しむ」が今日のテーマ。

ここには日本酒の『澤乃井』で
おなじみの小澤(!)酒造があり、
また、多摩川縁の高くなったところ
に椅子やテーブルが設置されていて、
川を眺めながらちょっと涼やかな食事
をとったりできるようになっている。


利き酒や酒蔵ツアーなどもできるようだったけど、下戸ふたり組のわたしたちは専ら食事。
きれいな流れる水と岸辺の木々とを目に映しながら湯葉入り冷やしうどんとマグロの角煮
(奥ちゃんは冷奴)をいただく。

気温はそんなに低くなかったはずだけど、何とも言えない清涼感があり、蝉の声も、子供の
声も、近くで聞こえているのに遠くで響いているように感じられて心は騒がない。


吊り橋を渡る時に両側の山を見ると、
緑、緑、緑。

ここにパパがいたらふたりでこの世に
生きる喜びそしてかなしみのことを
語り合ってしまいそうな連続する緑。
明らかな俗世との隔離を感じさせる
すごいボリュームの緑に、陳腐な言
い方だけど心を洗われる。
来て良かった!

中にはもみじの木などもずいぶんと
あったようだから、秋の紅葉の季節
にはまた、違った感じが楽しめるん
だろう。
四季が移るごとに訪れてみたい。


あんなきれいなところでできたと思うと、飲めない日本酒もたまには飲んでみようかな、と
いう気になる。
ジュンコのお土産に買ってきた一升瓶だけど、初めて開ける時には美しい緑と自然とに
敬意を表して、少しだけお相伴に預かろう。

電車で行けるすてきな秘境を教えてくれた奥ちゃんに感謝!


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叫ぶユージンの会、のち、だめだこりゃ - 2001年07月19日(木)

労働後、サイちゃんと三鷹で待ち合わせ。
ビルディでごはんを食べたあと、パートナーズへ。

何と一部屋いくら、という料金システムに変わっていたので「高くなった!?」
と思ったけど、3人以上集ればむしろ安くなったようだ。
今まで以上に安くしちゃって大丈夫なのか、パートナーズよ!
ここがつぶれたら三鷹の魅力半減だからなぁ。
そしたらほんとに中野に引っ越すかも。

まずはこの前ジュンコの登場により中途半端になってしまったフリッパーズ・
ナイトを完結させるべくうたいきれていなかった曲を全曲入力。
1曲うたい終わるごとに顔を見合わせて「名曲!!」と叫ばずにはいられない、
珠玉のラインナップ。
フリッパーズが青春の全てであり、フリッパーズの全てが青春。
ひとフレーズの歌詞に、メロディに、濃密な記憶が重なっている。
全部うたい終わったところで、また新たに感動。
ほんと、捨て曲なし!
もうフリッパーズみたいな奇跡は、二度と有り得ないことがよくわかった。

ひとひきり感激した後、ふつうに何かうたうかと思いきや、「いつもあんまり
うたわないのがいいよねー」という流れから、悠仁曲シャウト・オケに!

アルバムでもとばして聴きがちな曲の数々を、ライブバージョンでお届け。
「ソェッ!」「ウォー!!」「愛してるー!!!」などと叫びまくり!
「これからも生きていきます〜」「孤独になんか蝕まれたりしなーい!」
などとアドリブきかせまくり!
そしてその都度爆笑の渦へ。

始めは単におもろかったんだけど、次第に何となく好きではなかった曲の中
にも、うたってみれば普通に良いじゃん、と思えるものもあることがわかって、
少し偏見が取り除けたかもしれない。何でもやってみるもんだ。
シャウトしまくりの曲って、うたうとほんっと気持ちよくって、北さんの気持ち
が多少理解できた(ほんとかよ)。

サイちゃんは明日もジュクなので、12:30頃到着したジュンコと入れ違い
に帰宅。今度は夜通し叫ぼうね〜。

その後、よせばいいのに4:30くらいまで延々夫婦カラオケ。
採点機が3回ゾロ目で揃い、その都度ドリンクを無料でもらえたから追加注文
もせず、ダラダラダラダラとうたったりうたわなかったりして居座る。

更に、明け方やっと帰ろうとお会計をしてるその間に、ジュンコが100円
スロットにはまってしまい、しかもうっかり当たったりしたもんだからアラ
大変。実に、その後、1時間半!
ラジオ体操しそうな時間までゲームのスロットを・・・。

正直、最後の方はかなりイヤんなってたんだけど、ジュンコが無邪気に喜んで
いるので文句も言えず、ひたすらあくびをかみ殺す羽目に。

時間を浪費させたら世界一!とか言って「ノミの夫婦」などと並び、キンキン
司会の世界ビックリ人間大賞に出られそうな勢いだよねぇ、我々。
はぁ。

・・・だめだこりゃ!


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ヤッターヤッターヤッターマーン!! - 2001年07月18日(水)



会社帰りにちょっとレターセットを
買いに、渋谷ハンズ横のpicnic
on picnicへ。

そのついでにスペイン坂のとこの
クレープ食べちゃお!と勢いで
買ったはいいけど、歩きながら
食べるのもためらわれたので
目の前にあるゲーセンに入る。



すると、何とタツノコキャラとデビルマンのボトルキャップがとれるゲームがあり、
当然のようにとびつき、年齢も忘れて熱心にとりくんだ。
だって、欲しい!ムージョ様も、ヤッターキングも、セコビッチも!!
中でも、「ブタもおだてりゃ木にのぼる(ブー)」でおなじみの木登りブタが一番
欲しかったけどなかなかとれな〜い!
でも、かわりに10円ガムとその他のキャラが沢山とれたので、今日のところは
このくらいでいっか、と思ってきりあげる。

さて、久我山の駅でおりると、信じられないほどものすごい夕立ち。
恐ろしいほど水まみれにながらも「ちょっと3カウントっぽい」なんて思い、上機嫌。
決して「ゲーセンに寄らなければこんなことには・・・」なんて思わないのだ。
それくらいタツノコは大事!

濡れついでにサミットでキャベツやらキュウリやらTV Bros.やらを買う。
雨、スーパーを出た時にはまだ少し降っていたけど、バスに乗る頃にはすっかり
あがり、そのあまりのあっけなさには少し呆然。
さっきの滝修行みたいなどしゃぶりは何だったんだよ〜。

突然の出来事に少し疲れたけど、戦利品を並べてるうちに疲れたことさえ忘れる。

♪どこからきたのかごくろうさんね タイムボカン
♪スキなもの スキなもの ダイナモンド
♪赤い仮面に燃えあがる正義のこころ ゆくぞ強いぞ負けないぞ ヤッターキング
♪世界中を もらっちゃうのが夢なのよ これまたアクダマン
♪あれはゼンダマン 正義の守り神
♪今月のお小遣いテストのヤマカンやっとでた
 箪笥の後ろの5円玉ヤットデタデタデタマン

など、思いつく曲の思いつく箇所をランダムにうたって大満足。
いや〜、いいもの手に入れた。

では、最後に。
<木登りブタに告ぐ>
首を洗って待ってらっしゃっい。近々お迎えに行くからね〜!!

<せいぞろい>


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総合すれば満足なんです - 2001年07月17日(火)

発売より一日早くHMVで『歌時記』を購入。
近頃はフェアで火曜日もダブルスタンプデーなので助かったよ。

『サクラサク篇』のことが頭にあったから、つい布張りのゴーカなジャケを
さがしてしまって、なかなか見つからない。
「どれ?どれ?どこー?」とさがしていると、ふとタマゴが並んだジャケが
目に入る。もしや・・・コレ?
(コレだった)

あ、フツーのCDなのね。しかも、フツーどころかショボいとさえ言える
ジャケの、これが『歌時記』なのねぇぇぇ!
時間なかったからこんなもんで及第点なのかな、世間的には。

それにしても、フォトブック。
タマゴはわかったからさぁ、リスよ!!
うーん、時間なかったから仕方ないの・か・・な・・・?
疑問符ばかりが飛び交うわ。

これってどうなの?
正面きって文句言ったら、まるで私がピュアな心を失った人間であるかのよ
うな(実際失ってるが)、この微妙な出来はどうなのよ!?
えっ、リスさんよぅ!?
ライブ音源自体は、ドームにしてはよく録れてると思うだけにねぇ。
はぁ。


さて、色々言っても、うたには満足。
それこそが一番大事なことだけど。

「別れ話したのは 去年のことでしたね」

『春一番』の、このフレーズはどうだ!
岩沢氏の口から発せられる「別れ話」という言葉の響きがせつなくてせつな
くて、何度も繰り返し聴いてしまう。

キャンディーズの「別れ話」っていうのは、もっとあっけらかんとした感じ
だったように思うけど、これはもうねぇ。
「二度と戻れない」というのが私が持っている「せつないイメージ」の中で
も最上級にせつない状態なんだけど、岩沢バージョンの「別れ話」には、そ
れを感じて、身動きとれません。

これだけで全て帳消しだな。
結局、タマゴ歌時記に、謹んで「名盤」の称号を差し上げます。


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言ってみただけ - 2001年07月16日(月)

ちょっと吉祥寺LONLONに寄って帰る。
野菜がだいぶ不足気味なので、何か買い足そうと思って。

閉店が近いので、「ひと山いくら」の安売り体制に入っていて嬉しい。
アスパラ3束、有機タマネギ2袋、小カブ1束で¥500。
わーい!ほんとならタマネギだけでも¥500なのに。
こんな時、会社の終業時間が遅いのもちょっといいかも、と思う。

今日はアスパラとタマネギと鶏肉のバターソテーにして、小カブは近々
ベーコンと一緒にスープにでもすればムダなし。
やろうと思えば主婦っぽいこともできるんじゃん、私。
意外〜。

ついでに『It's DEMO』のセールを覗くと、¥3,500のパーカが
¥1,500に、それぞれ¥2,000くらいのネックレス・指輪・ブレス
が全部¥300になっていたので購入。

しかし、85%オフってどういうこと!?
小売業に勤める人間がこういうこと言うのもなんだけど、モノの値段ってい
い加減に決まってるもんなのよねぇ。

供給(S)と需要(D)の釣り合うところで価格(P)が決まるというSD
曲線というのがあるけど、それに則って考えるならば、例えば、何百万枚
も売れるCDと1万枚だって売れるかどうかよくわからないCDが同じ¥3,
000で販売されていることはおかしいわけでしょ(これにはコストという
考え方が加味されてないけど、それはこの際置いといて)。
何でP=3,000でフィックスなのよ?

せっかく経済を学んだのに、そういう簡単な仕組みのことさえよくわからな
いなんて、問題あるよなー。

問題ありついでにもう一個。
世の中「デフレ!デフレ!」って騒いでるけど、じゃあ何で貨幣を増産しな
いの?今は金本位制じゃないから、お金って自在に増やして造幣して、イン
フレ方向にシフトするよう調整すればいいんじゃないの?
国内に流通している貨幣量って、だれがどうやってコントロールしているの?
いや、それ以前にそもそもコントロールできているの?
超謎。

誰かわかる人教えてください。
経済のしくみが、全然わかりません。

中谷巌先生の『マクロ経済学』が、何と久しぶりに改訂されてるらしいから、
ちゃんと勉強し直そうかな。
・・・なんちゃってね!多分、しないけど。



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忘れる - 2001年07月15日(日)

連日新宿へ。今日はジュンコと。

ジュンコの実家とおばあちゃんから、それぞれ飲料とメロンのお中元をいた
だいたから、我々も何か贈らなきゃね!と意気込んでやってきた。

でも、「せっかくだからジュンコの洋服も見ようよ」ということで、まずは
そちらから。

マルイのPPFMとトルネードマートでスーツを一着ずつ買ったら、双方が
「今なら20:00までに裾上げできますよ」と言うのでお願いする。
裾上げが出来上がるまでにベルトとカジュアル用バッグを吟味し、それぞれ
購入。
19:55頃、「いいもの買えて良かったねぇ」、「もうそろそろパンツ受け取れ
るんじゃない?」なんてふたりで一息ついていて、ふと思い出した。
今日は本来「お中元」を買いに来たということを!
それまで、ほんとに全く意識の中から抜け落ちていたことに揃ってショック
を受ける。

「・・・ま、しょうがないよね」
「デパートはどこも閉店の時間だもんね」
とふたりして力なくつぶやき、今日のところはお中元を諦めて来週に持ち越
すことに。

私がうっかりしているのはいつものことだけど、ジュンコも揃ってウッカリ
するのは珍しい。
何で目的を忘れちゃったんだろう?と延々ふたりで不思議がりながら八珍亭
で焼きトンをもりついた。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

次週こそ 絶対買うよ! お中元 / 夏の一句


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奇跡みたいな - 2001年07月14日(土)

午後から母上&ムー太郎とお買物。
ムー太郎とは半年毎のセール時期に一緒にセールあらしに行き、何でも買って
あげる大盤振る舞いをすることが恒例になっているんだけど、今回は母も一緒。

ムーはTシャツ2枚、シャツ1枚、ポロシャツ1枚を購入。
パンツはお尻が小さすぎて何だかヒップ余ってしまい、買えなかった模様。
は〜、試着した服が大きすぎるなんてうらやまし。
同じ血が流れているのにこうも違うとは・・・。

あ、あとバスケ用リバーシブルの練習着とパワータイツ5枚も買ったんだ。
何だかんだ言って部活中心の生活なのねぇ。新宿に来たら必ず『ギャラ
リースポーツ』寄るもん。

20:30頃全てのお買物が終わって、ちょっとお茶でもして休もうよという
ことになり(17:00頃「つな八」で上てんぷら定食をごはんおかわりし
つつ食べたからお腹はすいてなかった)、バージンメガストアの中にある
バージンカフェへ。
飲物は安いし、良さそうな音楽はかかってるし、無料でインターネットでき
るし、なかなかいいお店。

全部使われてたPCが1台開いたところで速攻とびつき、ウェブ公開したも
ののまだ誰にも見せていなかったムー太郎の高校のバスケ部引退試合
アルバムを披露したら、母が大感激。がんばった甲斐があったよ。
誰にも見せられなくて寂しかったんだ〜。

ムーは抹茶モカとかいう不思議な飲物を飲んでいて、最初苦かったようだけ
ど、ガムシロップを入れてからは大層おいしいものになったらしい。
生クリームがこんもりと乗っかっていて、カロリー高そうだけど、今度挑戦
してみようかな。

21:00過ぎにそろそろ帰ろうかと言って店を出、もし電気屋さんがまだ
開いてたらかねてからの件案事項である「母の携帯購入」に踏み切ろう!と
話しながら歩く。

すると、ヨドバシが余裕で営業中だったので、試しにムーと同じ機種を調べ
てみると¥6,800。
「まぁ、このくらいなら許容範囲かな」なんて呑気に思っていると、店員さんが
「もうこんな時間で今日中にお渡しできないから自由にお値段決めていただ
いていいですよぉ」と話し掛けてきた。

「自由にっていっても・・・」という感じで、母と私はあわわと困惑してし
まったけど、ムーがあっさりと「じゃあ、ゼロ円!」と言ってのけた。
さすが今時の高校生だわ、はっきりしてる〜、と妙に感心。
おかげで店員さんが「ゼロはちょっと・・・でも、それプラス1ならいいで
すよ」と言ってくださり、1円で購入できることになった。
でかした、ムー太郎!

ムーと全く同じ機種なので、自分で各種設定をおこなうつもりなどまるでな
い母にとっては好都合。わからないことがあっても、携帯命のムーに聞きさ
えすれば大抵のことには答えてくれるだろうし。
いやー、ほんとによかったよかった。

調布まわりで帰ると三鷹まで車で送ってくれるというので、お言葉に甘えて
そうさせてもらう。
車の到着を待つ間、駅前のフォレステージがあっという間にGEOに変わった
ことをムーに教えられ、ふたりで行ってみる。
中古ゲームやマンガが満載でかなり心を揺さ振られ、ゲームボーイアドバン
スを買おうとしたらムーが「わんぱくこぞうの方が安い」と教えてくれたの
で見送る。
前から買おう買おうと思っていた『イマジン』の1〜11巻だけを購入。
車だと、こういう重くなるものも迷いなく買えていいな。イェーイ!

家でひとしきり母やムー太郎と話して、少し遅くなってしまったけど今日は
定例チャット日なので行ってみると、何と誰もいなかった。
いつも遅れて行くと大変にぎやかなので、驚く。

ちょうどジュンコが帰ってきたのでいったんあきらめて晩ご飯を振る舞った
りしてから再度行くと、やっとひろり先生と出会えた。
その後、徐々に人が増えてラ・ママのイベント話で最高潮の盛り上がり。
みんな恐ろしいほど冴えていて、声をあげて笑いながらキーボードを叩く。
こんなの初めて〜。てへ♪

すごい!おもろい!!キャー!!!

おねむ組が抜け、ひろり先生&サイちゃん&私という毒トークOK&B級好
きトリオ(違ってたらごめん)が残り、ある人の噂話をしていると、何とご本人
が彗星のごとく現れてビックリ!!
噂話と言っても決して悪口とかじゃなくって、その人が描いていたものの余
りのおもろさにサイちゃんと私が大感動した話だったので不都合な点はない
んだけど、とにかく驚いた。

話は再度加速し、マンガ道場トークを中心にまたも大盛り上がり大会。
相当のマンガ道場好きである私は、「くたびれた状態で死ぬなら今すぐに
死んだ方がマシかも」と思えるくらい幸せだった。
あのままいけば際限なく続いたかも知れないハイテンションチャットだった
けど、システムの不具合により強制終了。
でもまぁ、終了のちょうどいいきっかけだったかも。

余りにも楽しかったので興奮してまって、朝7:00過ぎても一向に眠くなら
ない。仕方ないので遮光カーテンを閉めて、無理矢理夜だと思い込むように
努めたけど、それでも、思い出しては笑ってかなり長い時間眠れなかった。

しかし、いつも寝顔がしかめっ面で恐ろしいらしい私も、今日はきっと笑い
ながら寝てただろうな。
もちろん寝言は「てへ♪」。

これに尽きる!


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エゴイスト - 2001年07月13日(金)

一週間の終わりは気力がなくなりかけててフラフラ。
靴を履きながら「会社行くのヤーだなぁ」と思っていたら、ふと靴箱の上
に置いてあったエゴイストが視界に入ったのでひとふり拝借してみる。

すると、私は言葉が持つイメージに左右され易い方なので、今日は他人の
ことは顧みるまい、自分勝手に働いて一日過ごしてやるー!!と、秘書に
あるまじき気分になってきて、急に足取りが軽くなった。

なかなかいいね、エゴイスト。
これからも、疲れてきたらたまに借りよう。


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2足でも - 2001年07月12日(木)

1本でもニンジン/2足でもサンダル/3艘でもヨット/4粒でもごましお/
5台でもロケット/6羽でも七面鳥/7匹でもハチ/8頭でもクジラ/9杯
でもジュース

すごい名曲だなぁ、これ。
「4粒でもごましお」は出ないよ、普通。これはもはや名人芸だ。
聴いてたのって幼稚園に通ってた頃だと思うけど、20年以上経った今でも
バッチリ憶えてるってことからして、ほんとすごい。

さて。
履くかどうかわからない靴もどんどん買ってしまう上に、古い物もなかなか
処分しないので、靴がどんどんたまっていく。
靴箱を占拠しただけではあきたらず、2軍の靴が押し入れの上方にも結構た
まってきてしまった始末。
ジュンコも「アータは靴をどうにかしなはれ」とことある毎に言っている。
なのに、今日もまた2足買い足してしまった。

ボディドレッシングデラックス(しかし、デラックスって・・・)の黒パンプス
と茶系グラデーションのミュール。
3シーズン履けそうだし、結構良いお買物だと思うんだけど、また怒られちゃ
うかなぁ。

でもまぁ、アレだよね、イメルダ夫人と違って国民の血税で買ってる訳じゃ
なし。自分で働いたお金で買ってるんだから別にいいか。
万一専業主婦になったとして、靴を買うのをやめられるかどうかは不安だけ
ど、とにかく今はまだいいということで。自分に言い訳。

そういえば『3つの赤いハイヒール』ってマンガは誰の作品だったかな。
中学生の頃すごく好きだったのに、忘れちゃった。
当時は、大人になりたいようななりたくないような、そんな思春期の微妙な
心の揺れを描いた名作中編!とか思ってた筈なんだけど。うーん。

好きだったものの記憶を失ったとわかるのは、なんだか辛い。
せめて「1本でもニンジン」のことは、ニンジンやサンダルやヨットを買う
度に思い出して、ずっと憶えていよう。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

本日、上の弟ヒサシさん(福岡在住)の24回目のお誕生日。
メール送ったら、ひとり寂しく出張先の佐賀にいました。
・・・ともあれ、おめでとう!


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愚痴 - 2001年07月11日(水)

たまたまちょっと早く帰れたから、会社帰りに新宿に行ってみる。

ワンピースがたくさん欲しくて色々試着してるんだけど、上半身と下半身で
2サイズの開きがあるほどの上半身デブである私にとって、息苦しくならず、
しかも下半身がブカブカじゃないワンピースに出会う確率はとても低い。
渋谷の思い付く限りのお店には行き尽くしたと感じたので、新天地を求めた
というわけだ。

新宿に行っても、ふつうのお店ではまた辛い目に遭うことが予想されるので
一路マルイシティの巨大サイズコーナーへ行き、いろいろ試着。

案の定スーツは全然ダメ。
ジャケットは巨大サイズの中でも真ん中のサイズでなければ息苦しい上に全
体的に見ればブカブカ。かつ、スカートは一番小さいサイズでも大きすぎる
ので、あまりに多く修正すべき箇所があって断念。いつもこうだよ・・・。
何でこんなバランスが悪いんだ!
どうせ太ってるなら、全身がまんべんなく太ればためらいなくこれを買える
のに。

ワンピースを試着したら2番目に大きいサイズでなければ入らず、自分の巨
大さ加減に再度ガッカリ。フツーのワンピが入らないはずだよ。
今まで数多のワンピースに挑んで夢やぶれてきたことを思えば入るだけでも
ありがたいけれど、やはり下半身はブカブカ。
迷ったけれど、この調子では一生何も買えないので、ウエストから下をつめ
てもらうことにして購入。簡単な構造のタンクワンピだから、脇をつめても
ジャケットよりは形も崩れないだろうし、まぁいっかと。

やっぱり、ジュンコが言うように私の生きる道はオーダーしかないのかな。
それかいっそ自分で作るとか。
既製服を買おうと思う度にコンプレックスばかりが強くなるから疲れる。
ほんと、買い物に行く意味ねぇ〜、って思っちゃう。

本当は痩せれば一番いいんだけどさ。でも。

既成服のワンピがほぼ入るようになるためにはバストを10〜15cmくら
いサイズダウンすればいいんだけど、この数字がどうしても現実味あるもの
に思えないから、真剣に努力する気にならないのよねぇ。
だって、悪いのは主に背中の肉で、背中の肉は運動しても体重が落ちても、
なかなか減らないんだもの。現に、今より10キロくらい痩せてた時も、ほ
とんどのワンピは入らなかったし。

華奢に生まれつかなかった自分がうらめしい。
色々理由をつけてそうなる努力をしない自分も。
こんな、広い宇宙の中にあってはチリほどの大きさもないことでいちいちブ
ルーになったりせず、平和な中で健康に生きている喜びを貴しとするべきな
のかも知れないけど・・・でも、やっぱり愚痴り隊!

ほんと、もうヤダ〜!!ヤダヤダヤダ〜!!!!


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秘書A子失格 - 2001年07月10日(火)

痛恨のミス。
6月末の社長の出張日当を未清算のままにしちゃってました!
その月の費用は月内に精算しなきゃいけないのに。

29日に帰京なさった分で、その日私はお休みをいただいてたものだから、週
明けの7月2日の最終締切日に精算すべきものを、ゆずドームボケのためか、
すっかり忘れていたのでした。大反省。

しかも、社長が御自ら「広島出張の精算はもう済んでたかな?はっきり覚えて
ないけど・・・」と仰ってくださらなかったら、きっと一生忘れたまんまだったこと
でしょう。こんなダメ秘書で、ほんと申し訳ないです。

それにしても、社長は何てジェントルマンでいらっしゃるのでしょう。
アホな秘書のアホなミスをやんわり指摘してくださったばかりか、ご指摘のとおり
と分かって謝ると、にっこりとしながら「ああ、そうかい」と言って笑い飛ばして
くださったのです。
社長の器というものを感じずにはいられませんでした。

もちろん、怒られなかったからそれでいいということではなく、迷惑をかけて
しまったことが却って心苦しくて、主任や課長と類似ミスの再発防止策について
しっかりと考えたのですが。

他人を動かす方というのは、実は意識して動かしているんじゃなくて、その方の
雰囲気につられて周りが勝手に動くものなんだなぁ、とつくづく感じました。

今後はもっともっとがんばりますので、退任なさるその日まで、末永くよろしく
お願いいたしますね、社長。


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合格 - 2001年07月09日(月)

帰宅すると、郵便受に秘書検定の筆記に受かったというお知らせハガキが。

それにしても、私は筆記試験によく受かる。
別に出来がいいわけじゃないけど、自然と負け戦には出来るだけ挑まないよう
心がけてしまう保守的な特性が高い勝率に良く反映されていて、自分のこと
ながら興味深い。

何か合否が出るような試験を受ける時はいつも、自分の能力の限界を試すと
いうよりは、持っている能力に対するセルフジャッジの妥当性を問うている
感がある。

どのくらいなら無理せず受かるのかを見極め、「ふつうにできれば大丈夫」
と思われるものを受けるから、当然だいたい受かる。冒険できない性格が
もどかしい反面、自分を客観視できていることが証明されたようで、ちょっと
安心する。自分を過信しないように、ということをいつも考えているから。

「三振かホームランか」みたいな生き方に憧れもするけど、自分ができると
は思えないし、どちらかといえばシュアなバッターの方に惹かれる(事実、
華はなくとも堅実さがウリの篠塚ファンだった!しかも、下敷きを使うほど)。
私、大事を成し遂げないタイプの人間なのね、ほんと。

で、自己判断によると結構ヤバいかもしれない2次試験(面接)は8月4日。
これで、ロックインフェスでゆずちゃんを見る夢はついえた。
今度ばかりは仕方ないから、スペシャ録画して見よう。

ジュンコに受かったことを知らせるため携帯にメール送ったら、件名が何と

(^0^)/

になって返信がきた。
いつもの淡々とした彼の態度とあまりにそぐわないのがおかしくて、めちゃ
くちゃ笑った。これだけで、受かった甲斐があったよ、ほんと!


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もしや呆れてる? - 2001年07月08日(日)

ジュンコが出勤したので、夕方までゴロゴロダラダラする。
満智子先生の『海のオーロラ』を読んで、また涙。天才すぎます。
すっかり全ダ活動日にする気だったんだけど、ジュンコと待ち合わせるのも
いいな、と思い直して新宿へ。洋服を見てまわる。

数多くのお店で色々試着するけど、なかなか「これは」というものがない。
ベージュっぽいスーツが欲しいんだけどねぇ。
夏はどうしてもコットン風の素材が多くて困る。取締役会など改まった場で着
るにはカジュアル過ぎるし、その上シワになりやすいから座り仕事にはつらい。

結局、アロウズのグリーンレーベルでカーミットをちょっと色黒にしたような
カエル風ミドリのカーディガンを買ったのみ。

21:00前にジュンコから「もう会社を出る」という連絡が入り、大きい
本屋さんに寄りたいというので、22:00までやってる渋谷のブックファー
ストで待ち合わせ。
私が着いた時には、金融関連の棚で小難しそうな本をせっせと選んでいた。
何でも、次に証券アナリストの資格を取るつもりらしく、今日はその参考図書
をまとめて購入する模様。
経済学の本には「IS/LM分析」とか「Y=C+S+I」とか、とても懐か
しい(← 政経学部 卒)ことが書いてあって「私も一緒に勉強しようかしらん」
なんて一瞬思うも最低三年はかかると言われて即挫折。
ジュンコ先生は偉いなー、なんてすぐさま他人事のポジションへ。

その後行った、私の会社のスグ裏にある¥99回転寿司のお店で「ウニ!」
「ウニ!」「ウニ!」「・・・もう飽きてきたの〜」とはしゃぎ気味の彼を見て
いると、余り私と変わらない人間であるように思えるけど、実は何十倍も勤勉
で真面目に生きてるんだもんねぇ。

B級好きで人生のほとんどを下らないことに捧げて生きている私にとっては
ちょうどバランスがとれてる伴侶なのかも・・・と思うけど、一方的に思って
るだけの危険性が高いから、愛想つかされないように気をつけようっと。


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おねがい - 2001年07月07日(土)

ジュンコとふたりで、夕方から吉祥寺へ。
月曜日にジュンコが昇格したので、お祝いに多少張り込んでディナーでも、
なんて言いながら。明るい気持ちで街を歩くのが気持ちいい。

まだ余りお腹が空いていなかったので、ジュンコの洋服を見ることに。
団契カードというのを使えばセール価格から更に7%オフと、大変お得なの
でマルイへ行く。
4つボタンスーツとライトグレーでVゾーン狭目のスーツが今欲しいもの
No.1&2らしいので、その条件に合うものを中心にさがす。

4つボタンの方はあまりヒットするものがなかったんだけど、ライトグレー
の方はなかなかいいのがあったので購入。
更に、私が大好きなので「着てみて〜」と何度もおねだりしたのに、今まで
は頑として着ようとしなかったタッターソールチェックのシャツ(しかも青
系・・・もう大好き!!)も、ついに「買ってみるか」と言ってお買い上げ。
昇格の威力はバツグンだな。こんなご機嫌なジュンコは珍しい。

買いたいものも買って、すっかり気持ちが高揚した私たちは「何食べよう?」
と大はしゃぎ。
私は井の頭公園に行く途中に行ってみたいレストランがあったから、そこが
いいかなぁと思っていたんだけど、ジュンコが「その前に何か香水を買いた
い」と言い出したので、まだ開いてるお店は・・・と考えてキムラヤへ。
最近はエゴイスト、アクアディジオ、クールウォーターとかで回していたみ
たいだけど、あまりにも暑いのでもっと軽い香りに変えたいらしい。
ジオはスイカみたいで、充分夏っぽいと思うんだけどねぇ。
学生時代、始終女の子でも気が引けるほどあまったるーいアマリージュ
なんかを使っていたとは思えない発言!とか言ってからかおうかと思った
けど、せっかくの上機嫌に水をさすのも人が悪いかしら、と思い直して
やめておいた。

いろいろいろいろ検討して、マットピンクに決定。
確かに優しくて軽い香り。なかなかいいので、わたしもちょっともらおう。

で、仕切り直してディナーについて考えるけど、暑くて長い間歩き回るのは
無理だね(候補のレストランはキムラヤからは遠すぎる)、ということで結
局いつものほき肉屋へ。
ふたりともほき肉が大好きだから、これもまたよし。
今日は多少お祝いムードを演出するために初めてエビを頼んでみたけど、
レモンを絞ってかけたらさっぱりしておいしかった。

食事を終えても22:30くらいだったのでハシゴ。
学生時代にジュンコがよく行ったというショットバーへ。
(私は連れてってもらってないぞ!)

カウンター席に着き、ジュンコはバーボンなどを、私はクラブソーダを飲み
ながらダラダラと話す。
女性バーテンダーの手際の良さを褒めたり、カクテルの成り立ちを考察
したり。
私がクラブソーダを注文したのは、ローレンスブロックの小説の主人公、
アル中探偵のマット・スカダーがいつも飲んでいるのに触発されたから
だ、とか。
いつもなら「だから?」と言われちゃうから絶対に言わないようなこと
も話してみると、酔っ払っているからかご機嫌だからか、「うんうん」と
頷きながらきいてくれてうれしい。

最近のわたしたちは、端から見て全然ラブラブビームは発していないと思う
けど、でもとても仲良くやっているなぁ、と感じる。
一般に言うところの夫婦のようではないかも知れないけど、信頼し合ってい
る友人のように一緒にいる。
そしてそれは、何が起きるわけでもない毎日を穏やかに暮らすにあたって、
ふさわしい在り方であるように私には思えて、とても満足。

単調な毎日が幸せ。
これ以上の幸せなんて、きっと有り得ない。
七夕の物語のように、何かがわたしたちを分つことがありませんように。
(・・・うーん、このオチちょっとぽえ夢過ぎ?)


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勝鬨 - 2001年07月06日(金)

金曜!週末!しかも、ボーナスが出た!ひゃっほう!!
・ ・・と言いたいところだけど、試験が明日まであるのよ。
もうひと頑張り。

明日は数学と英語。
数学は学校で先生に習ってきたらしいから、私の役目は英語だけ。

範囲はLesson4のみだけど、1課だけでも長いから大変。
阪神淡路大震災とボランティアに関する一考察って感じの内容で、難しくも
ないんだけどムダに長い。
薄い内容なのに、ひっぱり過ぎだよ〜。気に入らないったら。
丁寧に全訳し、章末のコンプレヘンションとグラマーの解説までやり終える
と、時計の針は24時をまわってしまった。

あぁ、でもとにかくこれで1学期のテストは全部終わりなのね!
今度こそ大声で言いながらベッドに倒れ込むとします。

ひゃっほう!!



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核心を学べ! - 2001年07月05日(木)

試験はまだ続く。
今日は古典と世界史。

懐かしい『方丈記』の出だしが範囲に含まれていて、相も変わらず高校生と
いうのは同じことを習うのねぇ、と思う。

この方丈記の出だしでは「かつ消え、かつ結びて」の現代語訳や対句表現が
問題になったりするはずなので、テクニカルな部分をひととおり説明する。

でも、本当に学ぶべきことはそこだけじゃないと思うのよねぇ。
私が先生だったとしたら、高校生に考えて欲しいのは、世の無常を感じるに
つけそれをマイナスに捉えてしまう鴨長明の生きる姿勢についてどう思うの
かなのよ。
これは、その後の人生を進んでいくにあたって、多分すごく大事なはず!

対比すればもっとわかりやすいんだけど、鴨長明は無常である世の中を儚く
心許ないものだとやるせなく感じていて、一方、吉田兼好は世の中は無常で
あるからこそ楽しいんだ、とポジティブに捉えている。

別にどっちがいい/悪いという答えはないんだけど、敢えて言えば自分は
どっちサイドの人間なのかを客観的に整理できていると、迷った時や悩ん
だ時にすごく答えを見つけやすくなると思う。
先生、ちゃんとそいうところ教えてくれないとさ(教えてたらごめん)。

世界史は、ローマ文化史のところで超超超くだらない連想記憶をつくっては
ムー太郎と受けまくり。

「チリ紙を買うとストラップがついてくる(地理誌の著者はストラボン)」等。
わたしたちって、逝ってよし?

まぁでも、歴史学者になるわけじゃあるまいし、一瞬で忘れるつもりなら
こんな覚え方もいいだろう。ムーの場合、追試さえ免れればいいのだ。

さて、そんな調子で必死に勉強していたら、いきなりムーが私のアゴにサン
グラスをぶら下げて♪ハンパな夢のひとかけらが〜、とうたい始めた。
コラ、せめてドーチンにしてくれ・・・じゃなくて、しっかり勉強しなさい。
ムーの試験だっつーの!


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緩やかな調教 - 2001年07月04日(水)

引き続き試験勉強のため、会社帰りに調布へ。
今日は現代文。

範囲は、文学史ちょこっとと『山月記』だけらしい。太っ腹だなぁ。
ちょっとがんばれば簡単にいい点をとれるチャンス!がんばろ。

教科書ガイドを傍らに、超深読みを展開。
小説なのに好きなことを感じながら読めないのは不自由でムー太郎には気の毒
だけど、試験対策なので割り切って通り一遍のことを覚えてもらうしかない。

一方、私は好きなように読んでいい訳で、以前に読んだことがあるお話を時を
経てまた読むおもしろさを堪能できた。
高校時代に『山月記』を読んだ時、主人公の李徴は相当感じが悪い厭なやつと
して感じられ、読んだ後も「つまんなかった」という感想しかなかったけど、
今読んだら彼もかわいいとこあるじゃん、と思われてきて新鮮。

仕事上の理想のために妻子を省みないところも、偉そうなくせに怖がりな
ところも、発狂しちゃうくらい心が弱いところも、世の中に迎合できない
頑ななところも、割と魅力的。
「ヤレヤレ」と思いながらもこういう人と根気強く毎日を過ごし、その時間
の中でふとその人がよく見える瞬間を見つけて喜んだりして、それはそれで
いいもんだよにゃー、と思う。
実際、配偶者であるジュンコの性格は、怖いほど李徴にそっくり。
ツボに入るわけだ。

それにしても私、確実にM体質になってるっぽい。
ジュンコとの共同生活そのものが緩やかな調教になっているのね、きっと。
おそろしや、おそろしや。


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低空飛行で可 - 2001年07月03日(火)

ムー太郎の期末試験が明日から始まる。
例によってにわか先生をやるので、会社帰りに調布へ。
今日は、英語のグラマーとwritingを担当。不定詞を中心に教える。

ムー太郎は、不定詞が比較的(あくまで比較的。絶対的には全然ダメで、
あくまでほかよりはマシって意味)得意らしく、問題をひととおりやって
みたらそこそこ出来そうな感じ。
あまりイライラせずに教えられて楽しい。
今週一杯連日勉強する訳だけど、てな具合にえぇ、行きたいっスねぇ、
いいっスねぇ!と思う。

追試にならない程度にがんばろうね、ムーちん。


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次 - 2001年07月02日(月)

みんなが持って来てくれた全国各地の名産品で食卓の上がプチ物産展になって
いる。それを見るだにつけ、楽しみにしていたイベントが終わってしまったことが
強く印象づけられてせつない。椅子に座ってひとつひとつ手にとっては週末の楽し
かった色々な場面を思い出してため息。
机上を片付けることと現実にひきもどされることがリンクしているように思えて、
今はまだ片付けないままにしておきたくて。
昨日は飛行場で少しふっきれたつもりだったけど、そうでもなかったみたい。

さてしかし、今日はジュンコの昇格・昇給発表の日で、お昼に来たメールによる
と無事に3級社員になれたというから、気を取り直してお祝いディナーの用意を
しなくては。もし昇格できたらシャンパンを開けるといって前々から楽しみにして
いたから、ついに楽しかった週末の断片たちを机から移動して広いスペースを
空け、お祝いにふさわしい食卓にしよう。

仕事で評価されることはジュンコにとって何より大切なことらしく、彼はずっと
前から緊張しながら今日を待っていた。その気持ちを汲んで、感傷的な気分も
ぶっとばして、一緒にお祝いしよう。
飲めないお酒にもひと口だけ付き合って、握手をして、今までの努力とそれが
認められた幸運を喜びあおう。
思い切ってそうすれば、この虚脱感からもきっと抜け出せる。

楽しいことが去ったあとの寂しさを埋める唯一無二のもの、次の楽しいことが
早目に訪れてくれてよかった。

ジュンコに、ありがとうとおめでとうを。


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憶えている - 2001年07月01日(日)

昨日朝まで遊んでたとはいえ、ねえさま方を戦慄させた爆音目覚ましをもろ
ともせずお昼過ぎまで寝てしまったダメ女将。
朝食もロクに振る舞わず、ほんとごめんなさい。

ところで、今日で2泊してくれたフミエ&ヤエねえさまたちも帰ってしまわ
れるのでしょんぼり。
どこか行きたいところがあれば東京観光に行った方がいいのかな、と思って
少し相談したけど特に思い当たるところがないようだったので、時間もハン
パだし、家で『ELVIS総集編』を見ながら(一の湯に絶対行こうと決意!)、
出かける支度をのんびりのんびりする。

私がすることには余り関心を示さないジュンコも、今日は一緒に羽田までお
見送りに行くと言ってくれたので、4人で空港に向けて出発。
本当に誰もいなくなってしまうのが寂しくて、家のドアを閉めるのためらわ
れた。また来てね〜!

品川経由、京急で羽田に向かう。
今更ながら、ねえさまたちのお仕事や家族のことなんかを聞きながら。
きちんと生きている人だけが持つ、美しい迫力のようなものを感じる。
見習いたい。

すごく余裕を持って出かけたつもりだったのに、着いてお土産を買ったら
もうお茶するほどの時間はなくってそのまま別れる。
少しあっけなくって申し訳なかったかな。地下の学食みたいな『えぶりわん』
でジェラートでもごちそうしたかったのに。次回は必ず!

あぁ、これで本当に何もかも終わっちゃったんだなぁ、と少しぼんやりして
立ち去りがたい気持ちでいると、ジュンコが折角だから展望台に行ってみよ
うかと言う。
やたらセンチメンタルになっている私のことを気遣ったとかそういうわけじゃ
なく、多分、単にこの前『ラブストーリー』の最終回で中山美穂がトヨエツ
と笑いあっていた現場を見たいだけなんだとは思うけど、たまにはいいとこ
あるじゃん!と感じる。

次々に離陸していくから、どれがねえさまたちが搭乗している飛行機か
はっきりとはわからなかったけど、18:40近くに飛び立つJASに片っ端
から「またねー!またねー!」と思い切り手を振る。
そうすることで、信じられないほど楽しいことだらけだった3日間を、楽しい
まま終わらせることができるかのように。

果たして、無心に手を振るうちに『3カウント』を聴いた後と同じく「ヤケ
クソ気味に疾走したらいっそ爽快になった」というような状態になって、最
後には「明日からもがんばろう!」なんて前向きなことを思えたりしたんで
した。

完璧に楽しく過ごせた時間を、きっといつまでも憶えている!
その幸せな断片を、きっといつまでも、憶えている!


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