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2012年03月03日(土) オヤジという生き物

先日、魚の美味しい店でランチを食べた時のこと。

夜は飲み屋になるような気取らない店で、昼は焼き魚や刺身の定食がメイン。客層も年配のサラリーマンが多い。そこで刺身定食をぱくぱく食べていたところ、隣の席に定年間近と思われるおじさん二人連れがやってきて、席についてすぐに血圧の話を始めた。二人とも血圧が高くて医者から注意を受けたらしい。血圧談義に花が咲いている。最近健康診断でもあったのか。

まもなく隣の席には刺身定食が二つ運ばれてきた。やはり血圧を気にして刺身にしたのかな、と思っていたのだが、彼らは驚くばかりのスピードで食べ終わり、店を出て行ったのだった。いくらなんでも超早食いと思って見てみたところ、小鉢の和え物も、サラダも、刺身のツマにも漬物にも全く手をつけず、「刺身と飯」のみを平らげて去って行ったことが判明した。なんと潔い。潔くはあるが、彼らの普段の食生活が垣間見え、そりゃ血圧高かろうなあー、と深く納得したのだった。


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