Diary?
DiaryINDEXpastwill


2006年08月26日(土) 折り返し地点

 とある統計表を眺めていたら、面白いことに気がついた。

 平成17年簡易生命表(女)

 私はなんとなく自分が長生きしそうな、根拠のよくわからない自信がある。テンションは低いが長持ちするタイプっていうか。だからまあ突発的な事故や災害に遭わないかぎり、平均寿命くらいは、あわよくばそれ以上だっていけそうな気がしている。さて統計表によれば、43歳の女性の平均余命は43年である。ここがちょうど半分だったのか。折り返し地点である。特に寂しさや焦りは感じない。だって前半43年のうち20年近くは大人になるために費やしたことを考えれば、後半43年は初手から大人だからまるもうけではないか。さあ、まだ半分もあるぞ、何して遊ぼうか。


2006年08月07日(月) あっ。

 康夫ちゃん落選のニュースを聞いていて、今更ながらに「脱ダム宣言」が「ポツダム宣言」にかけてあることに気づいた。遅いよ。

 …いや、音で聞いたことがなかったもんだから。頭の中では「脱・ダム・宣言」と発音してたのだ。そもそも、康夫ちゃんがそんなオヤジギャグを堂々とかますなんて、思いもよらなかったんだよ。クリスタルとかブリリアントとか言ってた人がねえ。あーあ。


2006年08月05日(土) 堕落する円盤

 最近、ブログやmixiなどが普及したおかげで「今までまとまった文章を書いたことのない人の文章」を読む機会が増えて、すごいなあと思うわけです。考えてみれば今まで、人の目にふれる文章というのは当然のことながら「人の目にふれる文章を書く人」が書いたものだったわけで、それをスタンダードとして読む癖がついているのであった。ギリギリでガリ版や青焼きの時代を知っている世代としては、活字で表示されている文章というのは無条件でそのスタンダードに則っているものと思ってしまう。

 重ねて、パソコンおよびDTPの進化によってプロの校正者の目を通さずに出版・アップロードされるケースが普通になってきて、対価を支払って読む文章でさえかなりなことになってきている。ひとことでいわせてもらうなら「バカみたいな文章」「バカみたいな誤植」だらけなのだ。だからといって私は別にこの状況を憂えているわけでもなく、まあとりあえず面白がっているだけなのだけれど。

 ところでgoo映画のサイトは、かなり詳細な情報を得られるので愛用している。今日の夜中に何だか面白そうな映画を放送するなあと思ったので、ちょっと調べてみたのだった。タイトルからして私が好きそうな映画だから、もしかしたら観たことがあるかもしれない。あらすじをよく読んでみる。最初の「研究をやっていた」で少々ひっかかりを感じながら読み進める。……。理解できないこともない、誤字もない。しかし。なんだこの違和感は。細かい用法の間違いがたくさんあるような気がするのだが、それは置いておくとしても、だ。全体を一気に読んだらクラクラした。真似の出来ない文体だと思った。今日は昼寝をして、夜中の3時20分からこの映画を観てみようと思う。円盤が堕落するのを見たい。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4914/story.html


garden_of_time |MAIL