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2006年07月31日(月) 私の出会ったヘンな本 その4

 日経文庫の「ベーシック会社法入門 第5版」。まったくヘンな本ではない。ただ、とあるネット書店での画像がヘンだっただけだ。仕事中に、本のデータを参照するためにそのサイトにアクセスして、手元にあるこの本の現物と、その画像を見比べて少し頭が混乱した。同じような、同じでないような。

 
 現物はこのような本である。



 とあるネット書店での画像である。ね、同じような、同じでないような、でしょ。…なぜそこでトリミングするか。


2006年07月25日(火) 100円財布




 今日、スーパーで買い物をしてお金を払おうと思ったら、財布が崩壊した。少し前からがま口の金具が外れそうになることがあって、その度に適当に押し込んで直して使っていたのだが、今日は金具が一気に吹っ飛んだ。レジの前で金具と小銭をばらまきながら、なんとか支払いを済ませた。

 しかしがま口が外れているので財布が閉まらない。二胡のレッスンに行かねばならんので、財布を買いに行く時間もない。しかたがないので100円ショップをのぞいてみた。以前、ポーチを買った時に近くに財布らしきものがあったように思ったので。どれどれ。おお、三種類くらいあるわ。とりあえず明日財布を買うまでのつなぎだ、なんでもいいや。そう思って税込105円にて購入して、財布の中身を移しかえて出かけた。バスや電車に乗るために財布を取り出すたび「今私は105円の財布を持ち歩いているのだった」と思って頭がクラクラした。大人としてどうなんだそれは。しかし実はけっこう使いやすかったりするので、慣れてしまうとこれを何年も使い続けてしまう危険性も否定できない。なんとしても明日、新しい財布を買わねば。もし私が安物の、マジックテープのついた財布を使っているのを見かけたら、ちゃんとした財布を買うように強く言って下さいお願いします。


2006年07月20日(木) ラーメンミックスの記録 その1

 最近はなんだか料理をする意欲が湧かない。昨日は外食したし、今日もお腹はすくんだけれど何を作っていいかさっぱり思い浮かばない。そこで帰り際に職場の人たちに「私の今日の夕食は何にしたらよいでしょうか」と尋ねてみた。いくつかの案が出されたが、私の心の琴線に触れたのは次のような話であった。

 「インスタントラーメンを何種類もごちゃまぜに煮て食べるとすごく美味しいって、この間ぐっさんがテレビで言ってましたよ。人数がいないと出来ないですけども。」

 実は私はぐっさんが嫌いではない。好きと言っても過言ではないくらいだ。さすがに私が好きな人だけのことはある、なんて面白そうな話なのだ。瞬時にして今夜の夕食はこれにキ・マ・リ! 問題は私が一人暮らしだということだが、幸いにして私は「のびたインスタントラーメン」が決して嫌いではない。好きと言っても過言ではないくらいだ。3種類くらいが限度ではあろうが、明日「のびたインスタントラーメン」を食べる覚悟で、なんとしても決行するぞ。

 さて何を混ぜるか、だ。初心者でもあることだし、今日のところは同メーカーのミックスにしてみるか。3種類と考えるとまず思い浮かぶのはサッポロ一番の塩・しょうゆ・味噌であろう。それぞれ一個ずつ買ってきた。インスタントラーメンを3個いっぺんに作るのは初めてで、お湯を1.5リットルも沸かすことに少々びびる。大きい鍋じゃないと。同メーカーなので、麺は見たところ全て同じようだ。3分経って、さあいよいよスープの投入である。すごく勇気が必要だった。でもぐっさんが美味しいって言ったんだ、きっと大丈夫!と、真夜中の弥次さん喜多さんでのドラァグクイーン姿のぐっさんを思い浮かべながら塩・しょうゆ・味噌全てのスープを投入し、勢いでそれぞれに付属していた切り胡麻・コショウ・七味も全て鍋の中へ。

 で、どうだったのかといえば、さすがに私が好きな人が言っただけのことはある、旨かったのだ。何味かといわれると困るのだが、いちばん近いのは「いわゆるラーメン屋ではなくて中華料理屋のラーメン」であろうか。インスタントでこういう味、ありそうで無いような。今後、時々実験を重ねて行こうかと思う。次は異メーカーミックスだ。そしてとんこつや辛い系もやってみよう。きっとどこかに黄金の組み合わせが見つかるのではなかろうか。10種類くらいのミックスもやってみたいが、そのためには寸胴鍋と、物好きで冒険心溢れる10人の人たちを用意しなければならんぞ。でもいつの日にか必ずや。


2006年07月15日(土) 鼻の穴はフラクタル

 京橋のINAXギャラリーが好きで、企画展にはちょくちょく行っている。今日は「小さな骨の動物園 展」を観て来た。

 ほんとにちっちゃーい骨がいっぱいだった。ペンギンは直立しているけれど骨格は確かに鳥だな、とか、ビデオ上映されていた「骨格標本の作り方」、グルクンでやってるんだけど「身は食べるから頭だけ標本にしましょう」ってのに脱力したとか、なかなかツボにはまる展示であった。

 なかでも私が気になってしょうがなかったのは「ほ乳類の鼻の穴」である。ほ乳類の頭骨の標本、ほぼ例外無く鼻の穴の中がオソロシカッタのである。なんかぐるぐるっとしてて、ぐちゃぐちゃっとしてて、そのくせ幾何学的なところがなおさらおどろおどろしい。鹿くらいのサイズのも、ちっちゃーいモグラくらいのも、みーんな鼻の穴が怖い。怖い怖いと思いながら、つい全部確認したくて覗き込み、あまりの恐ろしさに「ひっ」と息をのむ、ってことを繰り返していた夏の午後であった。


2006年07月13日(木) なまえ

 スパムメールというのはどういう仕組みで送られてくるのか、よくは知らない。家のプロバイダメールに来るのは、非英語圏ヨーロッパからのたぶんエロまたは薬系のメールである。フリーメールの方には、国内、おもにヤフーメールから来ているようだが、読まずに捨てるので内容はわからない。

 その国内の方であるが、その時々で手口に流行があるみたいなのだ。一時は「振り込みました」だの「認証されました」だのいう件名が流行っていた。今は「お久しぶりです」だの「お詫び」だのいう普通のメールを装った件名と、普通の個人名でがんばっているようである。知り合いからのメールと間違えて開封させようという狙いであろう。しかしその個人名なのだが。どこからジェネレートしているのか知らないが、名前の世代がものすごく若い。いくら個人名を騙られてもだな、40代で子供もいない私には、陽翔も凜も翔太も陽菜も海斗も颯太も美月も萌もまったく見慣れない名前であって、知り合いからのメールと間違えて開封するなんてことは全く期待できないのであった。せっかくの努力もターゲットを誤ると水の泡だ。

 名前といえば、今までのスパムメールで印象的だったのは、

  差出人:お客様センター土井真由美  件名:響子です

である。もうちょっとなんとかしたらどうなんだと思った。


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