I wanna Keep A-Rockin'
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2001年06月30日(土) Do You Beat? - 本公演

今日も調子が悪い。イライラのしっぱなしさ〜♪

今日は、甲斐バンド Live at NHK Hall。
カミサンに「行くのやめとけば?」と言われたが、そうはいかない。
前の会社の同僚と1年ぶりに再会し、一緒に行く約束をしているし、何てったって「甲斐バンドのライヴ」を休むなんて考えられない。
という訳で、カミサンの心配をよそに、家を出た。

16:30 原宿で、全国から集結した甲斐友二十数名と待ち合わせ。
駅前の Cafe & Pizza・Pasta "To The Herbs" でお茶をして軽く顔合わせ。

17:40 NHK Hall 着。
さすが、先週の AX とは雰囲気が違う。先週は追加公演、今日が本公演だからね。
ホール周辺を取り巻く客達の熱気をひしひしと感じる。
開場を待つ人達が、冷たい雨が降る中を、長い列を作っていた。

18:00 15分押しで開場。俺と元同僚の席は、2階の2列目。なかなか眺めが良くて、いい席だ。

−本ちゃんの Live Report は、下のねたばれコーナーにて。−

Live 終了後、恒例のオフ甲斐。
1次甲斐は、渋谷の居酒屋で総勢38人!
ここでは皆、そこそこ大人の楽しみ方をしていたのだが …。

2次甲斐のカラオケボックスは凄かった!
全員で甲斐バンドを大合唱。
さっきまで大人しかった奴が、マイクを持つと急に豹変して甲斐さんに成りきったりして … 会話不可能。(爆)

たか氏(愛知)が、恒例のシン・ドラ持ち込み、ギタリスト・網谷氏がエレアコを持ち込んで、生演奏も始まった。

俺も居ても立ってもいられず、網谷氏からギターを借りて、NIGHT SWEET 氏(大阪)の伴奏を勤めた。って言うか、俺が勝手に弾きまくったのに、NIGHT 氏が付き合ってくれた状態だったんだけどね。
「ブライトン・ロック」〜「港からやってきた女」〜「一世紀前のセックス・シンボル」、もちろん "My name is KAI" Version。
最後は NIGHT 氏のおハコ、「NIGHT SWEET」で俺の出番は終了。

am 2時を回った頃、花小金井の祥伍ママと一緒に、タクシーでお先に失礼。
幹事のターツさん&森京さん、本当に、本当に、お疲れ様でした!
オフ甲斐出席者の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!

am 4時帰宅、即就寝。




















基本的に演奏曲は AX とほぼ同じ。
01. 破れたハートを売り物に
02. ちんぴら
03. ダイナマイトが 150 屯
04. きんぽうげ
05. フェアリー
06. 眩暈の Summer Breeze
07. シーズン
08. ナイト・ウェイブ
09. ビューティフル・エネルギー
10. ブルー・レター
11. テレフォン・ノイローゼ
12. 円舞曲
13. 日替わりメニュー(STARS(甲斐、生ギター + キーボード))

−大森師匠登場−
14. 安奈
15. 裏切りの街角
16. LADY
17. 嵐の季節
18. 氷のくちびる
19. 翼あるもの
20. 漂泊者(アウトロー)

−アンコール1−
21. HERO
22. 観覧車 '82

−アンコール2−
23. 100 万$ナイト

甲斐さんが MC で、「今回のツアーは皆が知ってる曲ばかりなんで、俺は楽。君達も楽。でも楽ってのは楽しむって事でもあるからね。」と言っていた。
確かに15年ぶりだから、同窓会的 Hit Parade もいいだろう。でも Hit Parade は '92 年の Kai Five "History Live"、'96 年の Kai Band "Big Night"、'99 年の「飛天」と、事有るごとにやってるじゃないか!?
新生甲斐バンドはまだ始まったばかり。今後の更なる新たな展開に期待したい。

今夜の白眉は、最新アルバム「夏の轍」からの「STARS」だったと思う。CD で弾いていた大森師匠のソロ、生で聴きたかったなあ。

全体の内容については、俺は今回の方が良かったと思ったんだけど、AX の方が良かったっていう人もいたんで、人それぞれだね。

それにしても、大森師匠のギターは良かった! 一郎がいくら頑張って弾きまくっていても、師匠のソロの存在感、味にはかなわない。
改めて、大森師匠の存在が、甲斐バンドの絶対必要条件である事を思い知らされた。

俺は普段の甲斐のコンサート・ツアーに関しては、基本的に「1ツアー1ケ所完全燃焼主義」をとっているのだが、今回ターツ氏のご好意により、追加公演も観て、結果的に凄く良かったと思っている。Live は生もの。同じメニューでも常にどこかが違うからね。
ターツさん、本当にありがとう。

あと、今夜の Live の模様が、9/12 に WOWOW で放映されるようなので、甲斐ファンは要チェック!

以上。

BGM:Kai Five "History Live"


2001年06月29日(金) 続・何もしなかった日。

今日も見事に、何もしなかった。

OK、昨日の話の続きをしよう。

大学生活は、イコール「サークル活動」だったと言ってもいい。もちろん音楽サークルね。
サークルの中でバンドを作って、サークルの中で彼女作ったり …。
高田馬場の居酒屋を荒らしまくったり。(爆)

バイトは程々だったなあ。
測量助手、家庭教師、塾講師、テレフォン・アポインター …。結局、親のスネをかじりまくってた。

勉強? 全然しなかったよ!!(爆)
5年かかったとはいえ、我ながらよく卒業出来たと思うよ。
今でもたまに、試験前の夢を見る事がある。トラウマになってるんだよね。
で、朝起きて「あ〜、よかった。試験受けなくていいんだ。」って。(大爆)

そうだ! 大事な事を忘れていた。
Sheena & The Rokkets(鮎川誠)との出会いだ。
邦楽は、甲斐バンド・オンリーだった俺が、TV で鮎川さんの「今夜はたっぷり」って曲のギター・リフにノック・アウトされて、もうすっかりハマっちゃった。

鮎川さんは俺に "Blues" って音楽の扉を開けて見せてくれた。
「Rock は Blues から生まれた。」
Rock を志す者の基本だよね。
まあ最終的には自分のチョイスで、Freddie King が自分にとって最高のお手本だって事になるんだけど、Muddy Waters やら Howlin' Wolf やら、随分教わったなあ。

教わったって言うか、鮎川さんって、影響を受けた音楽を、加工せずに「そのまんま」パクってオリジナルにしちゃう人なんで、その「元ネタ」を探すのが楽しくてしょうがなかった。
ジョージ・サラグッドの LP 聴いて、「あっ、これは『バッドボーイ・ブルース』だ!」とか発見して喜んでたりして … 随分掘り下げてるだろ?

「パクる」ってのは言い方悪いけど、考えたら甲斐さんもバリバリにパクってるんだって事がだんだん分かってきて、それは格好いい事なんだと思うようになったね。
俺はそれを「鮎川魂」って呼んでるんだけど、その姿勢は、俺がバンドをやる上で、今に至るまで受け継がれている。
「安泰ガバメンツ」なんて、鮎川魂の宝庫だよ。(笑)
みんな俺のギターにぶったまげてたもんね。「あんなに堂々とパクる奴はいない!」って。(大爆)
でもそれも「才能」なんだぜ。

なんだか話が逸れちゃったかな?
それにしても、俺の半生記、いつまで続くんだ!?

終わり。

明日は甲斐バンド Live at NHK ホール♪


2001年06月28日(木) 何もしなかった日。

今日は精神科の医者の言い付けに従い、何もしなかった。
就職の事も考えず、ギターも手にせず、ひたすら CD を聴きながら、ゴロゴロしていた。

抗鬱剤のせいで朦朧とした意識の中で、なぜか今までの自分を思い返していた。

天才だった幼少時代。
道行く車の名前を全部言えた。
絵も上手かったし、オルガン教室でも優秀だった。

秀才だった小学生時代。
そろばんにのめり込み、大会で数々の賞を取った。

野球が好きで、長嶋が好きだった。
子供会のソフトボールでは、弟がピッチャー、俺がキャッチャーで「兄弟バッテリー」を組んだ。
学校のソフトボール部ではそうもいかず、何とかライトのポジションを貰ったが、打撃力がなく、あまり使い物にならなかった。

中学時代、相変わらず成績は悪くなかった。
ニュー・ミュージック全盛の時代で、「モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない」とばかりに、ツッパリがスリー・フィンガーで、さだまさしを歌っていた。
俺も「これは乗り遅れちゃいかん!」とばかりに、フォーク・ギターを買って、アリスをコピーした。

そんな時、甲斐バンドが「HERO」を引っさげて俺の前に現れた。
もう、他の全ての事が見えなくなる位、夢中になった。
今思えば、俺が生まれて初めて自己主張したのが、「甲斐バンドが好きだ」という事になるのかも知れない。

部活はテニス部だったけど、やっぱり運動神経は良くないようで、一軍と二軍を行ったり来たりしていた。

高校は、浜松市内で2番目に優秀な進学校に入った。
先輩のバンドに入れてもらって、洋楽をいっぱい吸収した。

自分のバンドを作ってからは、レパートリーを Cream や Zeppelin, Purple 等の「いなたい」Hard Rock に絞り、地元の民放 TV、ラジオ等に出まくった。
他の高校にもファンができたりして、3年の時の文化祭(解散ライヴ)は大盛況だった。

でも、女の子にもてた訳じゃない。一応、彼女らしき存在もなかったわけじゃないけど、何故か俺達のバンドは Bass と Drums がもてた。
俺は妙に甲斐さんを意識して、へんてこりんな髪型で、しかも銀縁の眼鏡をかけていたから … ああ、思い出したくない。(笑)

そんな事にうつつを抜かしてたもんだから、大学入試は全滅。親にこっぴどく叱られた。

家出同然のように家を出て、名古屋の河合塾で浪人生活。
この時はさすがにストイックに勉強しまくった。
新しい友達も作らなかったし。

「とにかく受からねば。受かって東京に行かなきゃ、何も始まらない。」と思っていた。
東京でバンドをやりたい。キャンパス・ライフ(死語?)をエンジョイしたい。(これも死語?)

そんな甲斐あって、第一志望の早稲田大学法学部に合格。
花の東京デビューだ。

でも、今考えると、そうして東京に出て来た事が、今現在の俺の始まりだったような気がする。

退屈な事を書いてしまったかな?
明日に続く … かも。

終わり。


2001年06月27日(水) ライブレボリューション21春 - 大阪城ホール最終日 - / モーニング娘。

●7時起床。
昨日、あれほど上手く弾けなくて落ち込んだ Guitar を持ち出して、また弾き始めた。
やっぱり俺って、天性の Guitar Man かな? なんつって!

●DVD:モーニング娘。「ライブレボリューション21春 - 大阪城ホール最終日 -」を観た。
オープニングは「ミニモニ」で元気にスタート。

次は「プッチモニ」。さすが甲斐さんに歌われるだけあって、弾けてて良いね。
でも「ちょこっと LOVE」は、市井紗耶香がいないと魅力半減だね。

中澤姐さん、貫禄のソロ「悔し涙 ぽろり」。

タンポポ、曲調は個人的には好きなんだけど、他のユニットのダンス・ナンバーの中では地味に感じてしまうのが残念!

後藤真希「愛のバカやろう」、曲好き、衣装好き! キャメロン・ディアスを連想するのは俺だけか?

カントリー娘。、松浦亜弥、平家みちよの「抱き合わせ商品」は特にコメントなし。

そしていよいよモーニング娘。登場!
全13曲のヒット・パレード、圧巻だ。
途中の「ミニ・ミュージカル」はまあ、ご愛嬌という事で軽く流した。
最後の中澤卒業シーンで、俺ももらい泣き。

まずまず満足な内容だった。
が! BS2 の「ベストライヴ」の方が良かったなあ。カメラ割りとかの違いかな?

でも俺は全部観終わって思った。
モーニング娘。はそこそこ好きだが、やっぱり俺は「飯田圭織」個人に興味があるのだと …。
今回の DVD を買った事に後悔はないが、今後、娘。のソフトを買う事はないだろう。

●飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」第7回。
夢を叶えるために必死にがんばる心を、自分の「強さ」に昇華させようとしているカオリがいた。
カオリには「夢」がある。Sheena には「LOVE」がある。

俺には何がある? 夢はあるか? LOVE はあるか?
カミサンと魁の為に、自分が強くなれる「何か」を持たねばならない。

http://www.ne.jp/asahi/morning-musume/iida.kaori.com/paranoia7.htm

●一通の封書が送られてきた。
「職業・資格に関する適性診断結果ファイル」(企画・開発 TAC)
インターネットで約 200 の質問に解答し、診断されたものだ。

・性格・気質:精巧で正確な、緻密系タイプです。(そのとおり!)

・能力特性:知識・経験を様々な分野で自在に活かせることが、あなたの強みです。(ちょっと意外)
「しかし、相手とうまくコミュニケーションを取るということは、どうも苦手のようです。」(やっぱり?)

・仕事に対する意識:「やりがい」「役立ち感」といったものが、仕事へのモチベーションを大きく高めているようです。(ごもっとも)

・向いている職種ジャンル:デザイン・ファッション・アート系の職種に向いているようです。(意外)

・目指すべき資格ジャンル:公務員系の資格にチャレンジしてみましょう!(35歳で取れる公務員系の資格って?)

●神経科「中川クリニック」受診。
最近の体調(以前のような悲観的な気分はないが、体がだるく、物を考えられない。)を報告すると、「今が下げ止まりの時期だから、これ以上悪くなる事はない。就職活動も控え、自然に体が動くようになるまで、家でじっとしていなさい。」とのこと。

というわけで、今日も早寝します。
皆様、お先に、おやすみなさい。

終わり。

BGM:The Ventures "The Best of The Ventures Vol. 1 & Vol. 2"


2001年06月26日(火) Guitar が上手く弾けなかった日。

●5時前に起床し、6時にはカミサンと魁を送り出した。
昨日の日記のアクセスは 372 件。普段の3倍。Live Report 効果だ。

薬の効きがいいのか、今日は「死にたい願望」はない。
その代わり、これまで以上の無気力感に襲われている。
仕事を探す気力もない。
このままでは本当に「ひきこもり」になってしまいそうだ。

ベッドに横たわっていても落ち着かず、ひたすら CD を聴きまくっている。

●Guitar の練習。
BGM:SONHOUSE "Rock 'n Blues Before Sonset"
基本的に俺の Guitar Style は、大森信和と鮎川誠が幸せな結婚をして出来たものなので、原点回帰という事で …。

Guitar を弾いていたら、なんだか頭が冴えてきた。

●飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」第6回。
完全にパラノイアックになっているカオリがいた。 俺には理解不能!?

http://www.ne.jp/asahi/morning-musume/iida.kaori.com/paranoia6.htm

●夕食:荻窪南口「三ちゃんラーメン」
俺のお薦め荻窪ラーメン・ベスト5に入る店。あっさりした醤油味。

●DVD:モーニング娘。「ライブレボリューション21春 - 大阪城ホール最終日 -」購入。
今日は観る時間がないので、お楽しみは明日におあずけ。

●久しぶりに Anne とスタジオ入り。
Drums に、安泰ガバメンツの Chris を起用。
なかなかお互いの呼吸が合わず、俺自身 Guitar を弾いていても面白くなく、煮詰まってしまった。
抗鬱剤のせいか、心身共に疲れ果てた。

●帰宅後、最近家ではめったに飲まないビールをかっくらって就寝。

BGM:甲斐バンド「シングルズ」Disc 2

終わり。


2001年06月25日(月) Steve Marriott & The D.T.s・The Ventures

●いささか二日酔い気味で朝を迎えた。
昨日の喧噪は何処へやら。また退屈で無気力な日常の始まりだ。

●CD を2枚購入。
◎Steve Marriott & The D.T.s "Sing The Blues : Live 1988"
タイトル通り、Marriott の、Blues Number を中心とした Live。
バックは Bass, Drums に加え、Side Guitar と Harp という編成。
録音状態も演奏内容も、中々良好。
"Watch Your Step", "Five Long Years", "All Or Nothing" 等、お馴染みのレパートリーに加え、"My Babe", "Before You Accuse Me" 等の Standard Blues Number を演っているのが嬉しい。
また1枚、Blues Rock Guitar の教科書が増えた。

◎The Ventures "The Vest of The Ventures Vol. 1 & Vol. 2"
日本で編集されたベスト盤の 2 in 1。Vol. 1 が '65 年発売で、Vol. 2 が '66 年発売。
昭和40年代当時、日本で人気のあった曲を集めており、この手の音源はカセットでしか持ってなかったので、勢いついでに買った。
全29曲。デジタル・リマスタリングもされており、サウンドも Good。
Beatles "1" や、Ramones "Ramones Mania" と並んで、Car Stereo で聴く、お手軽 Best Album になるだろう。

●飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」第5回。
幼少の頃、「生きてるものは何か意味を持つ」と祖父に教えられた、その意味を噛み締め、音楽を通して自分を主張し、人に影響を与えられる人生にすることを決意するカオリがいた。

俺も今生きている。何か意味を持っているだろうか? 人の役に立っているだろうか?
音楽に挫折し、仕事に挫折した俺は、社会的には生きている意味はない。
今、俺が生きている意味は、家族と仲間の中にしかない。
それは、35歳の男にとってとても辛い事だ。

社会的に生きている意味のない俺は、この先家族や仲間との「絆」を守る事が出来るのだろうか?
また堂々回りになってしまった。

●夕食後、即就寝。

終わり。


2001年06月24日(日) Do You Beat? - 追加公演

●5:50 起床。 Morning BGM:Peter Frampton "Shine On : A Collection"

昨日はなかなか寝つけず、結局25時まで甲斐友と Chat をしていた。

●飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」第4回。
悩みを内に秘め、表に出さず、積極的に歳を重ねようとしているカオリがいた。
カオリ、これは Diary(日記)なんだから、悩みを解放してあげてもいいんじゃないかな?

S&R のナベさんが俺に言ってくれた。
「日記はもっと自分の内面をさらけ出した方がいいぜ。」と。

そんな事もあって、俺は昨日のような日記を書いた。
他人が何と言おうと構わない。これは俺の日記だ。俺の人生だ。俺の表現だ。
John Lennon が、自分の内も外もさらけ出して、音楽だけじゃなく、日常生活すべてを Rock 'n' Roll として表現したように。

●ギターの練習。今日の先生は Peter Frampton。メロディアスで繊細な、レス・ポール・サウンド。
BGM:Humble Pie "Rock On"

●さて、そんなこんなで、そろそろ甲斐バンド Live at 渋谷 AX へいざ出陣。
16:00 甲斐友十数人と原宿で待ち合わせをし、ちょっとお茶した後、会場へ。

17:00 開場のはずが、器材トラブルの為とかで結局 30 分押し開場。
俺の整理番号は A209。入場と共に、グッズ売り場を素通りし、即行でフロアへ行き、大森師匠サイド、前から4列目という、まずまずの場所を確保。
こんなに近くで甲斐バンドを観れるなんて、生まれて初めてだ。心臓はドキドキ。周りにいる知人とも会話にならない。
それにしてもこの AX ってハコ、スタンディングでキャパ 1,500 って聞いたけど、思ったより狭く感じられた。

そして、15 分押しでいよいよ Live Start。
至福の時間 …。
内容はどうだったかって? まあまあ、それは後でゆっくり書きますから。

「HP 見てますよ。」と言ってくれる人が思いのほか多くてびっくりした。
まあ、世の中にはこんな人間もいます、という感じで傍観してくれれば嬉しい。

Live 終了後、オフ甲斐。十数人で渋谷の New Korean Style Restaurant「春川ダッカルビ」で、韓国鍋(って言うのかな?)をつつく。
閉店の11時まで、目一杯飲み、食べた。

酔った勢いで、森京さん、追っかけ Iku ちゃんと小平在住の男(名前忘れた。ご免!)と一緒に、Hajime 選手に国分寺まで車で送ってもらってしまった。
Hajime 選手の車は新車の BMW。車内にはティファニーの香水の匂い。そして Hajime 選手選曲の甲斐 CD を聴きながら、超快適なドライヴ。
酔った勢いで、デカイ態度で暴言をはきまくった俺。ハジリン、すいませんでした!

帰宅後、即行で就寝。



































01. 破れたハートを売り物に
意表をついたオープニングに、観客一気にヒート・アップ!
甲斐さんの出で立ちはグレイのスーツに、深緑のシャツ。
間奏は一郎と佐藤英二の Twin Lead で美しいハーモニーを披露。

02. アナログ・レザー
おっと! この展開はもしかして今夜限りの Special Menu の予感?
間奏は、CD でも弾いている佐藤英二がバッチリキメた。

(ここでいつもの MC「あーりがとう」)

03. ちんぴら
甲斐ファン歴22年の俺も、この曲は初めて Live で聴いた。ちょっと Keyboard の音がしょぼかったのが残念。

04. ダイナマイトが 150 屯
例のマイク・スタンドさばき健在なり!

(MC:「きんぽうげ」の曲解説?「作った時は、何てタイトル付けるんだって言われた、中国の毒の花の歌、やります。」)
05. きんぽうげ
一郎が大森師匠のソロを再現。まあまあかな?(生意気な俺)

06. フェアリー(完全犯罪)

(「新しいアルバムの中からもう一曲。」)
07. 眩暈のサマー・ブリーズ

(甲斐、アコギ(My name is KAI の時の Gibson)を持ち、MC。「とにかく甲斐バンドのシングルは全曲チャート・インしてるんで、どの曲を削るかで迷った。そして最後までモメた曲、でも広島の初日で手応えを感じた曲。」)
08. シーズン
09. ナイト・ウェイブ

(「ドラムスの松藤が唄ってくれる」。)
10. ビューティフル・エネルギー
甲斐、引っ込む。休憩か?

11. Blue Letter

(甲斐、一人になって、またさっきのアコギを手にする。)
12. テレフォン・ノイローゼ
My name is KAI を経て、15年前より更に迫力が増したサウンド。

(MC:プロモーション(はなまる、チノパン、笑う犬)の話。「笑う犬」の時のビートルズ・スーツは貰って来たとのこと。「それってまた着たいって事じゃん!」と自己突っ込み。
それから巳年の話も少々。「外国で活躍している日本のサッカー選手は巳年が多い。同じ巳年って言っても二回り違うじゃん。遠い遠い!」)

(「手裏剣ブラザース」!?(松藤、前野、佐藤)登場)
13. 円舞曲(ワルツ)

(大森師匠、ようやく登場!!)
14. 安奈
15. 裏切りの街角
位置的に師匠のアンプの生の音が聴けた。例の赤の Gibson 335。エフェクトはあまりかかっていなかった。

16. LADY
師匠頑張れ! と言いたくなるような、ちょっと危なげなギター・ソロ。

17. 嵐の季節
これは完璧! 俺、拳を振りながら泣きました。

18. 氷のくちびる
お決まりのライティングが格好いい!

19. 翼あるもの
照明が一挙に明るくなり、後半にむけて更に盛り上がる。

20. 漂泊者(アウトロー)
大森師匠、ソロの出だしでエフェクターを踏み間違えたのか? 最初ちょっとショボかったが、なんとか弾ききる。

―アンコール1―
21. HERO(ヒーローになる時、それは今)

(メンバー紹介。松藤、ステージ前まで出て来て客席にスティックを投げる。大森師匠は「今日も元気!」と紹介された。)

22. 観覧車 '82
甲斐が引っ込んだ後、一郎が促し、大森師匠、佐藤英二、サカイノリオ、4人揃ってフロントに出る。エンディングのタイミングが掴めなくなり、延々と演奏が続く。松藤かなり辛そう。一郎のリードでようやく演奏終了。

―アンコール2―
23. 100万$ナイト
最後の力を振り絞った、力の入った演奏。俺も中学3年の 1980 年に、無事、タイム・スリップしました。

●ここで、俺の独断による苦言コーナー!
・全体的に、甲斐さんちょっと「手抜きモード」が入っていたと感じたのは、俺だけではなかったはず。客に歌わせる部分が多すぎたぞ。

・大森師匠、元気は元気そうだったが、ソロがちょっと危う気な部分が多々あった。師匠のギターが聴けるのも今回が最後かな、なんて思わせる、ちょっと悲しい気持ちもよぎった。

・一郎は相変わらず。特に言う事なし! あっ、一つだけ、水色のストラトは似合わなかったぞ。

●Live 終了後、グッズ売り場は大盛況。とりあえずパンフレットだけ買ったけど、\3,000 は高すぎた! 半値位の代物だな。
ただ、1ページだけ、甲斐のコメントがあった。これは非常に読みごたえがあったので、買わなかった人の為に全文を紹介する。


たった今、自宅に戻ってきたところだ。
ニッポン放送で、原千晶と軽口を交わし、力強いアンプラグド・ナンバーを2曲プレイしてきた。
そして深夜の2時。
正直に告白しよう。
今度の甲斐バンドの15年ぶりのニュー・アルバム、本当に完成するとは思わなかったと−−。
途中で路頭に迷ったのだ。
迷路にハマリ込みすべてが無意味に思えてきたころ、重要で肝心なことに気が付いた。
オレたちがずっとこだわり続けてきたもののほとんどは、
もう時間の中で風化してしまっているのだということに。
残されたのはオレたちの関係だけ。だが、それこそが最大の武器になるのではないかと思いはじめた。
自信を失くしてしまっているこの国で、まわりを見渡すと失くしてしまったものを嘆いている顔ばかり。
すりへってはいるが手の中のわずかなもので始める時なのに。
システムとか組織とかの不確かな方ではなく、仲間とか家族の絆の中で、
しっかりしたキーワードを説明することが出来れば、あとは“あうんの呼吸”でいける。
だから、一流のスタジオ・ミュージシャンとプレイする“上手さ”の方ではなく、その対極にある、
時間はかかってもツボにはまれば手に入れられる“高い温度”と“味”の方を選ぼうと決意したのだ。

ここにひとつのメモがある。
15年ぶりの甲斐バンドのアルバム「夏の轍」の帯用のコピー。
「ロックの名のもとに集まりし、ビートフリークの男達…」
そしてもうひとつのメール。
“STARS - 文句なし。眩暈の Summer Breeze - 入れるべき曲、
甲斐バンドの15年を表現できるのはこの曲です”
イーストウエストのトップである吉田“ハリー”晴彦氏が書いてくれたものだ。
−−という事で突然に幕が開く。
2年前の25周年イベントのライヴの最後の30分は確かに甲斐バンドだったが、
それが直接の引き金になったとは思わない。
わかりやすいからマスコミ用にはそうコメントしたが。
それよりも、確実にまわりの強い空気が後押しをしたのだと断言したい。
つまりマネージメントである S.M.A の麻生氏、ディスクガレージの中西氏、ニッポン放送の吉田孝雄氏、
先述した吉田ハリーそれと石原氏、そしてマネージャーのコザキに感謝したい。
そういう人達の熱気と毒にアオラレたのだ。
レコーディング前のプリ・プロダクションで、薄皮を一枚一枚剥がすように、メンバーの心の核に迫っていき、
全体を見渡す目とどのポジションでプレイすれば有効なのかという事を明確にしていった。
アレンジの坂井君とオレとで、もう一度プリ・プロをやり、そしてレコーディングに突入していったのだ。

終わり。


2001年06月23日(土) 甲斐バンド・Live at 渋谷 AX 前夜

●7時起床。 Morning BGM:The Beatles "1"

●飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」第3回。
仕事に流されているだけの毎日を、不安に思うカオリがいた。
「未来の光が見えたら自信をもって生きてゆけるのに。でも、もし未来が確実だったりして何の不安もなく、安心して過ごす毎日は本当に楽しいのだろうか。」
カオリ、俺も未来の光が見たいよ。でもそうだよな。光が見えないのが人生の醍醐味かもしれないね。
でも俺は、今の不安に耐える自信がない …。

http://www.ne.jp/asahi/morning-musume/iida.kaori.com/paranoia3.htm

BGM:甲斐よしひろ「少年の蒼」〜Humble Pie "Natural Born Bugie : The Immediate Anthology"

●GEO で漫画「キャプテン」を立ち読み。懐かしかった。

BGM:Ike & Tina Turner "Nuff Said"

●なんか最近特にうつ状態がひどくてまいっている。
自殺願望ってやつだ。
俺もいろいろ試したけど、やっぱり「痛い」のは嫌だ。途中で挫折する。
死ぬ時は、眠るように、綺麗に死にたい。

で、自殺志願サイトなんかを覗いてるんだけど、具体的な方法が見つからなくて、「誰か教えて」って書き込みしても削除されちゃったりして、結局今日も生き長らえてしまったというわけ。

解んない人には、いくら説明しても解んないよね。

明日は甲斐バンド・Live at 渋谷 AX だ。
生きる事を素晴らしいと思えるような、そんなすがるような期待を胸に床に就く。

終わり。

BGM:甲斐バンド「夏の轍」


2001年06月22日(金) バトル・ロワイアル

●5:50 起床。
Morning BGM:甲斐バンド「夏の轍」〜「ガラスの動物園」

●近所の足ウラ刺激の店「フットフット」へ行ってきた。
これは効いた! かなり痛い部分もあったけど、足が軽くなった気がする。
今度カミサンにもやらせよう。

BGM:Rolling Stones "No Security"
1997-1998 年の Bridges to Babylon Tour を収録した Live 盤。
甲斐バンドも今回の Tour で、こんな渋い選曲の Live 盤を作って欲しいけど … Hit Parade じゃ無理か?

〜甲斐よしひろ「雫の反射」〜SONHOUSE "Crazy Diamonds : Absolutely Live"

●飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」第2回。
他人と心が通じ合えない時の辛さを語るカオリがいた。
「だけど、いつもきれいな心でみんなを愛していればいつかは心が通じるはず。」
カオリ、当時17歳。少女の無垢な想いは、35歳の俺にはちょっと付いていけなかった。

http://www.ne.jp/asahi/morning-musume/iida.kaori.com/paranoia2.htm

●VT「バトル・ロワイアル」を観た。
これだけ人気があるんだから、面白いんじゃないかと思って。

集中出来たから、ある種面白かったという事だろう。
でも、発想はいいけど、ストーリーとしてはどうかね? 後味も良くないし。
確かにスリルがあって、設定的に Teenager が面白がるのは解る。
でもそれだけだったな。

●今日はカミサンと魁は実家にお泊まり。俺、家に独り。
寂しさがこみ上げてくる前に寝よう。

終わり。

BGM:甲斐バンド「流民の歌」… 1981 年作品。Live 盤。


2001年06月21日(木) パラノイア・ダイアリー / 飯田圭織

●4:50 起床。寝覚め良好。昨日の薬が効いたのかな?
Morning BGM:Bobby Bland "I Pitty The Fool / The Duke Recordings, Vol. One"
1952-1960 年録音。
Blues Singer としては、B.B. King にも引けを取らない人気と実力の持ち主。Guitar は弾かない。

〜Them "The Story of Them featuring Van Morrison"
1964-1966 年作品。
'60 年代前半のイギリスの Mods Movement にアイルランドから殴り込みをかけた。Van Morrison の Vocal が突出している。

●「ちゅらさん」観て、今日も「何もしない」一日の始まりかな?
BGM:Jimmy Page "Outrider"
1988 年作品。Zeppelin には遥かに及ばないけど、Page Fan には嬉しい Blues Rock Album。

〜E.C. "Clapton Chronicles : The Best of E.C." ← 説明不要! だよね?
〜甲斐バンド「日本武道館ライブ 1981/12/20-21」← Special Thanks to Hajime
〜Sheena & The Rokkets "Gathered" ← 1986 年、山口冨士夫との共作。
〜The 'Original' Bad Co. "Anthology" ← これぞ '70 年代オヤジ Rock! いなたい!

●The Rumble のエンディーより TEL あり。
俺の薬の事を心配してくれていた。何だかんだで 45 分も長電話してしまった。

●国分寺の街を徘徊。特に収穫なし。

●夕方、だんだんエネルギーが切れてきた…。

●大ちゃんが教えてくれた、飯田圭織 Fan Site「かおりんと交信しま専科?」に、カオリ様が「CDでーた」に連載していた「パラノイア・ダイアリー」の全文が載っていた。結構「濃ゆい」ので、1日1話づつ読むことにした。

第1回では、カオリが、歌を天職として、自分を奮い立たせようとしている事が書かれてあった。
若いっていいよね。俺もカオリと同じ夢をもう1度見たいな。

http://www.ne.jp/asahi/morning-musume/iida.kaori.com/paranoia1.htm

BGM:甲斐バンド「ポイズン 80's」〜「夏の轍」

●21:40 甲斐友の Chat Room に行ったけど、誰もいなかったので、家族3人で就寝。

終わり。


2001年06月20日(水) 指圧〜神経科

●今日も朝から、どよ〜んとした気分。
カミサンと魁を送り出して、朝食を採って、「ちゅらさん」観て、またベッドに横たわった。
BGM:Kai Band "The Big Gig"

●昼前、シャワーを浴びたら多少シャキーンとしたので、近所の「◯◯治療院」へ指圧をしてもらいに行った。(どういうつながりだ?)

行ってみたら、所謂「按摩さん」で、72 歳でキャリア 45 年だって。
「貴方、目が悪いでしょ? 首がこってるよ。」
確かに。首と肩を重点的に揉んでもらい、1時間で \4,000。
あんまり経験がないので、上手いのかどうか解らなかったけど、何となく体の力が抜けたような気もする。

●体も軽くなった事だし、と思って B-ing を買って職探し。
BGM:甲斐バンド「夏の轍」〜weezer (The Green Album)

でも考えたら、今までさんざん就職活動して、どこも合わなくて、背水の陣で、知ってる社長の会社に入れてもらって、そこを3日で辞めちゃったような奴に、今さら「ここだ!」っていう会社なんてそうそう無いわな。
占い師に言われた「思考の1年」て言葉が引っかかる。今年1年、一所懸命考えれば答えが出るのだろうか?

●神経科「中川クリニック」受診。
ここ2〜3日、あまりにも「うつ状態」がひどく、殆ど廃人状態になってしまっていたので、急遽診察してもらいに行った。カミサンと魁も同行。
朝・昼・晩の薬をもう1種類増やして、テコ入れする事になった。これで本当に効くのかね?
それから今までの2週間に1回の診察を、週1回する事になった。

●と、俺が日記を書いていたら魁が寄って来て、パソコンの画面を指差し、「インターンット、インターンット」と言うではないか!
本当にお前は賢い奴だなあ。しみじみ。(親バカ日誌2)

なんだかパラノイアックになってきたなあ。
BGM:"Girl Group Greats" (RHINO)

●21:00 面白くないからもう寝る! BGM:甲斐バンド「ラヴ・マイナス・ゼロ」


2001年06月19日(火) どん詰まり

この日記は翌日書いています。

昨日は「うつ状態」がひどく、一日中寝ていた。
今朝の寝起きもあまり良くない。
掲示板に「今がこらえ時」と書いてくれた人がいたけど、元来貧乏性なので、のんびりしていると、自分が嫌になる。
かと言って、動き出す気力もなく、ますます自分が嫌になる。
まさに「どん詰まり」状態。

aiko の新譜を買うつもりだったけど、HEY! HEY! HEY! を観たら、何だかあんまり可愛くなくて、買う気が失せてしまった。(aiko Fan の読者がいたらご免!)

今の楽しみは、6/24 と 6/30 の甲斐バンドの Live だけだ。

"I wanna Keep A-Rockin'" の精神は何処へ行ってしまったのだろう?

なんて事を思いつつ、なんとか一日生き長らえたよ。

終わり。

BGM:The Bill Evans Trio "Moon Beams"


2001年06月18日(月) Shake Up : Soul Instrumental Masters

●今日からまた一週間が始まる。
いつものように、カミサンと魁を送り出し、今日も朝から悶々。

BGV:モーニング娘。「中澤裕子ファイナル ベストライブ」
"I Wish" を観ていたら泣けてきた。
「人生って素晴らしい」… はずだよな? カオリ。

●悶々としてても仕方ないと、重い腰を上げ、Drive がてら、新宿の Virgin Megastore へ。ここは、俺の好きな Oldies や、DVD の品揃えが良いのだ。

CD:"Shake Up : Soul Instrumental Masters" (P-VINE) 購入。
前々からしつこく書いている通り、俺は Inst. Mania なのだ。だから "Instrumental" の文字を「発見」したら、自動的に「買い」。
今日買った CD、Jacket がちょいダサかったんで心配だったが、何の何の、Beginner から Mania まで充分楽しめる、模範的 Soul Inst. 集であった。'70 年前後の作品中心で、かなり Funky!

収録 Artists:King Curtis, The Mar-Keys, Booker T. & The MG's, David T. Walker, etc.

●昼食:荻窪ラーメン「春木屋」
スープの味が落ちてたぞ! 荻窪生活10年経験者の俺をナメんなよ!

●TV:HEY! HEY! HEY! に aiko 出演。じっくり観たかったが、魁がはしゃぎまくっていたので断念。
こんな事もあろうかと、Video を Set しておいて正解だった。
ちなみに、フェイレイも好きになりつつある俺は節操無さ過ぎでしょうか? カオリ様。

今日はこんな感じで、走り書きにて失礼!

BGM:甲斐バンド「夏の轍」


2001年06月17日(日) Live at Great Woods / The Allman Brothers Band

●国分寺の丸井へ、魁の保育園の園長が参加している、日本リアリズム写真集団(JRP)国分寺支部の写真展「湧水」を見に行く。

園長の出展作品は、モノクロ4枚。園児を写したものだが、4枚中3枚に魁の写真が、それも1枚は魁の「ドアップ」。
魁の、日頃見た事のない表情がとらえられていて、感慨深かった。読者諸氏に見せられなくて残念!

写真をバックに、家族3人で記念写真を撮った。

●DVD:The Allman Brothers Band "Live at Great Woods" 購入。
1991 年収録。
Member : Gregg Allman, Dickey Betts, Butch Trucks, Jaimoe, Warren Hayes, Allen Woody, Marc Quinones

しかし考えてみたらこのバンド、凄いよね。Duane Allman が他界して、「兄弟バンド」じゃ無くなっても存続させている。
Rolling Stones だって、リーダーの Brian Jones がいなくなっても(クビになったんだっけ?)バンドは成長していった。

甲斐よしひろ、Beat Vision. Volume 40 でのコメント。
「僕ね。バンドっていうのもいろいろあるんだけど、70年代のアメリカ南部のバンドみたいな感じが絶対いいなあって思ってたんですよ。去年の終わりくらいから。サザン・ロックのバンドってみんな、血のつながりが濃いじゃないですか。飛行機事故でメンバーの大半が死んでも、その弟とかいとこたちが集まって、しかもオリジナル・メンバーより上手いレイナード・スキナードとかね(笑)。オールマン・ブラザーズ・バンドにしてもそういう感じでしょ。ああいう感じがまず直観でいいと思ったんです。」

まあ、このコメントに触発されて今日の DVD は買ってみた、というのもあるんだけど、この甲斐さんのコメントは、大森信和っていう「バンドの番頭」がいなくなったとしても甲斐バンドを存続させるぞ、というメッセージでもあるんだろうね。

今日買った DVD、1991 年の Allman Brothers Band の演奏も素晴らしかった。

●Guitar の練習。
BGM:Humble Pie "Rock On"〜The Allman Brothers Band "The Fillmore Concerts"

Guitar を弾いていると、他の事を忘れることが出来る。
でも、それと引き換えに、上手く弾けない自分を歯がゆくも思う。
俺にとって Guitar って何だろう?

●今日は一日中、家族3人べったりくっついて過ごした。
幸せな事だと思う。

終わり。

BGM:サンハウス「風よ吹け」
Live at Crossing Hall, Fukuoka 1998


2001年06月16日(土) 父の日前夜祭

本当は明日が「父の日」なんだけど、カミサンの実家が都合が悪いってんで、前祝いをした。

俺の浜松の実家の方には、カミサンがしっかり、花を届けるよう、注文してある。

花束を買って、ケーキを買って、日野のカミサンの実家へ。
まあいつものように、酒飲んで、寿司取ってもらって … でもやっぱり「父の日」と言えど、主役はいつも魁。

生沼家(カミサンの旧姓)は祝い事が大好きで、今日も意味もなくケーキに蝋燭を立て、部屋を暗くして、何故か "Happy Birthday" を合唱。(どういう一家だ!?)
そして、魁が蝋燭を吹き消して喜ぶのを見て、それを喜ぶ「じいちゃん」と「ばあちゃん」。

じいちゃん High Tension になっちゃって、「泰裕さん、『ゆき』行こう!」。
「ゆき」ってのは、義父の行きつけのスナック。俺も一度だけ連れていってもらった事がある。
「やめときなよ!」と諭すカミサンに、「5分だけ!」と粘る義父。
俺は引くわけにもいかないから、「じゃあ、お父さん、行きましょう!」

ばあちゃんを残して、義父とカミサンと魁と俺で「ゆき」へ。
そしてここでも主役は魁。
義父の飲み友達も後からやって来て、じいちゃん、魁の事をのろけまくり。
魁は、じいちゃんの飲み友達を指差して、「これは? これは?」を連発。いい年したオヤジに「これは?」って … 失礼だろうが! トホホ。

しかし、スナックのママって、人を乗せるのが上手いよね。
俺が「よし、これで帰ろう」と思って、サワーを飲み干すか干さないかの絶妙のタイミングで「お父さん、もう一杯作る?」ときやがった。
そう来られたら帰れないもんね。

そしていつの間にか、カラオケ・タイムに突入。キング・トーンズの「グッドナイトベイビー」だ!
すかさず歌い出す俺に、「何でこんな古い曲知ってんの?」と聞く、甲斐ファンの女房としては未熟者のカミサンなのであった。

気持ち良く歌い終えたところで、じいちゃんも飲み友達と話に花が咲いているようなので、我々家族は退散。
仕事の悩みを、一時忘れられた、気持ちの良い一夜だった。

終わり。

BGM:甲斐よしひろ「翼あるもの」(1978 年作品)


2001年06月15日(金) 占い

●タウンページで、占いの無料相談の広告を見て、電話してみた。
住所・名前・生年月日と、今の状況を聞かれた。

人間には運命の周期率というのがあって、俺の場合、今年はどん底の1年だそうだ。
だから今年は「思考の1年」として、あたらず、さわらず、来年は何をやろうか、真剣に考えなさいとのこと。

その「何をやるか」が分からないと言ったら、それは俺にまだ余裕があるからだって。
もっと土壇場になるまで困れば、こんな電話をしてくる余裕なんてないし、人間、絶体絶命の状況に追い込まれれば、凄い知恵が生まれて来る。適性なんてものは関係なく、誰でも、何でもやれば出来るように人間は作られているんだ、とのこと。

そう言って、向こうから一方的に電話を切られた。

確かにまだ余裕はある。でもその余裕のあるうちに何とかしたいと思って電話してみたのに …「無料」だから仕方ないか。

●もう1件、今度は鑑定料 \3,000 のところへ電話してみた。
さっきと同じく、氏名・生年月日、それに出身学部、家族構成を聞かれた。

俺は競争の激しすぎる仕事、ストレスが溜る仕事、人間関係が複雑な仕事には向かないらしい。
で、どんな仕事が向いているかと言うと、手を使って何かをする、日進月歩の変化がない業界で、最終的には、小さくても独立出来るものがいいとのこと。
例えば植木屋とか理容師のような職人系。または知識を身に付けて司法書士になるとか。

ちなみに音楽でプロになるのは無理だって。趣味程度ならそこそこイケるけど、みたいな。

それから、人生には3つの期があって、30歳までの初期、30〜50歳までの中期、50歳以降の晩期があるらしい。
人間、ずっと良い時期ばかりではないわけで、芸能人なんかは初期がピークの人生の典型だって。

で、俺はと言うと、25歳以降から波瀾の兆候があり(安泰ガバメンツ時代の事やね。)、中期の前半は悪くないが、40歳過ぎから上向きになり、晩期が人生の中で一番良いらしい。(晩期が一番良いなんて最高じゃん!)

ただそれには、一つの事に集中を持続させ、一人前になる実力を養い、人一倍の努力をし、その筋で10人中の上から3人までになる必要があると。

今、俺はまだ「うつ病」を引き摺っているから、あまり高すぎる目標を一気に達成しようとは思わず、省エネルギー型(エネルギーの無駄遣いをしない)でコツコツと、急がないけど休まないこと。そして70代半ばになってもやれるような仕事に就きなさいと。

何にしろ、イメージをはっきり持って、戦うエネルギー(やる気)を維持する事が大事だとのこと。

まあ、さすが金を取るだけの事はあって、まあまあ為になった。
さて、「あたたかな港にたどり着く」為に、「明日はどこへ」行けばいいんだろう?
「思考の1年」は、あと半年残っている。

終わり。

BGM:Ocean Colour Scene "Mechanical Wonder"
1曲目に収録されている Hit Single "Up On The Downside" が J-WAVE で Heavy Rotation でかかっている。


2001年06月14日(木) We Want Miles / Miles Davis

退職願を出して3日。会社からは何の連絡もない。受理されたという事だろう。
昨日、精神科の先生に事情を話したら、「そりゃ辞めて正解だよ。20代の働き盛りならまだしも。」と言われた。

昨日は特に自己嫌悪のピークだった。
以前俺が自殺を図ろうとした時、カミサンが「ペイちゃんは死んで楽になっても、私と魁は『生き地獄』を味わうんだよ。」と言ったのを思い出し、昨日はなんとか踏み止まった。
と言うより、死ぬ時の苦しみに耐える勇気がないだけなんだけどね。

今日も朝から虚無感が漂っていたけど、夕方になって車で外に出てみた。

●CD:Miles Davis "We Want Miles" 購入。
1981 年録音。
Personnel : Miles Davis, tp, elp ; Bill Evans, ts,ss ; Mike Stern, gt ; Marcus Miller, elb ; Al Foster, ds ; Mino Cinelu, perc

カセットで持っていたんだけど、あんまり好きなんで買っちゃった。
年代は違うけど、"JACK JOHNSON" と同じ位 ROCK 色が強くて好きだ。
収録曲の "Jean Pierre" は、安泰ガバメンツの「愛を語ろう」でしっかりパクらせてもらった。

●求人雑誌「フロム・エー」「B-ing」購入。
営業とか販売職とか、人に物を売る仕事はもう嫌だ。数字を上げるという Pressure に耐える自信がない。
かと言って何の資格もない俺に見合った仕事なんてそうそう無い。
ページを追うのが虚しかった。

終わり。


2001年06月11日(月) 27:00

●社長に FAX を流した。

退職願

平成13年6月12日
株式会社◯◯◯◯◯◯
代表取締役 ◯◯ ◯殿

鈴木 泰裕

まず、このような形で辞意をお伝えする事について、深くお詫びを申しあげます。
直接お話しをすると決心が鈍ると思い、大変失礼ながら FAX させていただきます。

勤務して3日間、無我夢中で仕事をさせていただきましたが、この生活がずっと続き、更に数字を上げる努力をしなければならないという事は、肉体的にも精神的にも、耐える自信がありません。

そしてもう一つ、2日目を終えた夜、あまりの突然の激務に、今まで、私が決めた事に一度も口を挟んだ事のない妻が、「一刻も早く辞めた方がいい、なんて言っちゃだめ?」と半ば軽い口調で言った時、自分の家族を守れるかどうかがとても不安になりました。

このような状況で仕事を続けるのは、御社にとって非常に御迷惑がかかる事であり、また、こういった事は、早急に決断をしたほうがお互いの為だと思い、本日 6/12 をもって退職いたしたく、ここにお届け申しあげます。

誠に勝手なお願いである事は重々承知しております。
ですがどうか引き止めないでください。私の事は、その程度の男だったと思っていただいて結構です。

3日分の給与と交通費は、もちろん請求いたしません。
年金手帳と、雇用保険関係の書類を速やかにお送りいただければ幸いです。

御社に応募し、採用していただき、勤務にいたるまでの約1ヶ月間、◯◯社長には大変親身なご配慮をいただき、本当にありがとうございました。

株式会社◯◯◯◯◯◯は、私のような者には不釣合いな、素晴らしい会社だと思います。
どうか、この私の最後のお願いを、黙って受け入れていただきたく、お願い申しあげます。

以上


2001年06月08日(金) 休筆宣言

●5:50 起床。 Morning BGM:甲斐バンド「夏の轍」

●Guitar の練習。 BGM:John Mayall and The Bluesbreakers "A Hard Road"

●立川ハローワークへ、再就職に関する最終的な手続きに行く。ものの5分程度で済んだ。
BGM:weezer (The Green Album)

●近所の床屋で散髪。店主とア◯◯トビデオの隠し場所の話で盛り上がる。

●再び Guitar の練習。
練習曲:E.C. "Stormy Monday" (from The Album "Crossroads 2 : Live in The Seventies)
Slow Blues の定番。こういうのを弾きこなせてこそ、Blues Guitarist なのだ!

●魁が俺のことを「おとーさん」と呼んだ!!! お前は賢い!!!(親バカ日誌)

●16:00〜17:30 明日からお世話になる、某 Video Rental 会社へ、雇用契約に行く。
赴任先(埼玉県戸田市)の責任者を紹介され、そのままいきなり各店の売上げ報告ミーティングに参加させられた。
明日は10時出勤で22時まで拘束。こいつはいきなり手強いぞ。

というわけで、これからは、おちおち日記を書いてる場合じゃなくなりそうなので、突然ですが一時休筆して、仕事に没頭してみようと思います。
毎日楽しみにしてくれていた読者諸氏(ってのがどの位いるか分からないけど)、勝手言ってすいません!
掲示板の方はなるべくレスを書くようにするつもりなので、これからも書き込みよろしく!

最後に一言。
「いいものを作る時間をくれよ。」

終わり。


2001年06月07日(木) Eric Clapton 引退説

●5:40 起床。 Morning BGM:James Brown "Ballads"

●今朝の日経新聞より。
◎E・クラプトンさん引退へ(ロサンゼルス6日=共同)
「ロックギタリストのエリック・クラプトンさん(56)が、8月に米ロサンゼルスで終了する世界ツアーを最後に引退する意向であることが6日、明らかになった。AP 通信などによると、現在交際中の女性(25)(羨ましい! 筆者独り言)が近く出産する予定であることが引退の理由。」

まあ、そんなに「がっかり感」はない。John Lennon のように、4〜5年もすれば、またやりたくてうずうずし出すに決まってるからだ。

それにしても、'90 年代〜最近までの E.C. の活躍は素晴らしかった。
愛息の死を乗り越えて "Tears In Heaven" という名曲を生み、"Unplugged" でグラミー賞を総ナメ。
次いで、自身の音楽的 Roots である Blues を徹底的に追求した "From The Cradle"。
そして、自己の内面を臆する事なく吐露し、また新たな Sound をも取り入れた "Pilgrim"。
数々の映画の Soundtrack を収録した、'85〜'90 年代を総括した Best Album の爆発的 Hit。
敬愛してやまない B.B. King との共作 "Riding With The King"。
まだ記憶に新しい最新 Album "Reptile"。

今はある種の達成感を味わっているのだと思う。彼は必ず戻って来て、B.B. King のように生涯 Blues を歌い、弾き続けるだろう。

●立川のハローワークへ、失業の認定を受けに行く。明後日の再就職を控え、明日もう1度手続きに行く事になった。

BGV:E.C. & Friends "In Concert・A Benefit For The Crossroads Centre at Antigua"
BGM:E.C. "Pilgrim"〜"Reptile"

●21:00 TV を観てたらそのまま寝てしまった。


2001年06月06日(水) 某 Video Rental 会社に採用内定。

●6:00 起床。 Morning BGM:甲斐バンド「夏の轍」〜Kai Five "Love Jack"

●12:30〜15:30 例の Video Rental 会社の社長と面談。(3次面接?)
俺はもう「やる」と腹を決めて行ったんで、その旨を伝えた。
社長はとにかく「会社は貴方の家族を守れない。貴方の家族を守れるのは、貴方だけだ。だから、その点を奥さんとよく話し合っておいてくれ。」とのこと。
仕事人間になれ、という事だ。
昼食を採りながら、まあ、ざっくばらんな話もしつつ、採用内定となった。
明後日、雇用契約を交わし、6/9(土)から出勤となる。

色々と2転3転あったけど、とりあえずこれで就職活動に決着を付けた。
Mail、書き込み等いろんな形で激励してくれた読者諸氏、本当にありがとうございました!
後はもう、やるしかないもんね。
俺自身の為、家族の為、会社の為、社会の為に。
みんなやってる事だもんね。俺にだって出来るさ。

●雑誌「CDでーた」を買った。Special Thanks to 大ちゃん。
◎飯田圭織「パラノイア・ダイアリー」最終回 Special.
「自分の気持ちを文章に書く事によって、気持ちが晴れ、そして書く事によって整理された気持ちに自分が励まされたりした。」
「普段気付きづらいものも、文字にすると慎重に考えられた。」
「わたしは文章を書く事によってこんなにたくさんの素晴らしさを知る事ができたのだから、この世にはもっとたくさんの素晴らしさがあるのだと思う。わたしはそれをもっともっと知りたい。そしてもっともっと大きな人になりたい。」

なんて前向きで Pure なんだろう。
圭織、俺も同じ気持ちで "I wanna Keep A-Rockin'" を書き続けるよ。そして俺ももっともっと大きな人になりたい。

◎aiko、6/20 に New Album「夏服」発表。
顔好き。声好き。買います!

●夕食:とんかつ屋「とんき」

●今日の事をカミサンに報告。
「まあ、やってみないと分かんないもんねえ。」って感じの反応。
カミサンは俺の決めた事に口出しをした事は1度もない。そして今回も受け入れてくれた。
感謝すると共に、二人で力を合わせて魁を育て上げようと、改めて思った。

●家族全員で 22:00 就寝。 おやすみ BGM:The Bill Evans Trio "Moon Beams"


2001年06月05日(火) 夏の轍 / 甲斐バンド

●5:25 起床。 Morning BGM:S&R「爆音ミックス」〜「Rock The Rock」

BGM:Peter Frampton "Shine On : A Collection"〜George Harrison "All Things Must Pass"

●Rokket Web の Sheena's Hwy61 Gallery@Jam の Page に、Special Thanks として俺の名前 "Suzuki" の文字が!!
鮎川さん、ありがとう!!! みんな、見て見て!

Sheena's Hwy61 Gallery@Jam
http://rokkets.fast.co.jp/hwy61/

●CD:甲斐バンド「夏の轍」購入。
遂に出た! 甲斐バンド、15年ぶりの全曲書き下ろし New Album。
まあまあ焦るな。落ち着いて。シャワーを浴びて、シャキーンとして、Coffee を入れて、じっくり聴こうじゃないの。

Booklet を開いてニヤリ。明らかに The Allman Brothers Band の "The Fillmore Concerts" の Jacket を意識した、甲斐バンドと Session Member 達の集合写真。「上手さよりも味、絆を選ぶ」と言った甲斐の心情が表れている。
そして最後の Page には "Beatnik" と書かれた器財 Case の写真。これは Eagles の Live 盤へのオマージュやね。

OK、じゃあ、聴いてみようか。
01. 眩暈の Summer Breeze
甲斐の甘いため息で始まる Opening Tune。Solina と Accordion が奏でる Melody が悩ましい。
大森師匠の Lead、キマってるね。多分 Adrib の Take One でしょう。

02. タイトロープ
この Intro の Keyboard! どこかで聴いたような! う〜ん、思い出せん。
Guitar Solo は蘭丸。まあ悪くはないんだけど、あんまり必然性を感じないなあ。

03. 真夏の SEA
これまたやけに激しい 16 Beat ですなあ。若いね! Rock 'n' Roll!
一郎が「ここぞ!」とばかりに弾きまくっております。

04. STARS
これぞ甲斐バンドの真骨頂! 哀愁のある Melody に泣きの Guitar。もちろん「泣いている」のは大森師匠です。

05. トレーラーハウスで [Remix 2001]
1999.12.10 発売の Single の Remix。
間奏の、大森師匠と一郎の Lead Guitar が、それぞれの個性が出ていて良い。
しかしこの Remix は大仰過ぎるぞ! Single Version の方が良かった。大好きだった曲だけに … 残念!(みのもんた風に)

06. 甘い Kiss をしようぜ [Remix 2001]
2000.7.26 発売の Single の Remix。松藤が作曲 & Lead Vocal。
松藤らしい甘い Melody に、Beatles の "Strawberry Fields Forever" を思わせる Horn & Strings Arrange がうまくハマっている。
ただ Single Version に付け足された Programming & Manipulation は要らないな。せわしないだけだよ。(と俺は思う。)
それから Vocal のダブリング(2回重ねて歌う事)はしない方が良かったんじゃないか?
甲斐さんのダブリングは絶妙なんだけどね。「そばかすの天使」とかさ。

07. 白いブランケット
2000.2.23 発売の Single。これはその時のまんま収録。
でもこの曲、Single 3部作の中でも印象薄いんだよなあ、何故か。いい曲なんだけどね、「アク」が無いんだよ。

08. VIOLET SKY
「野獣」の 12 inch. Another Arrangement Version を思わせる、Heavy なギター・リフ。一郎作曲。

09. アナログ・レザー
この曲も Heavy なギター・リフが印象的。

「また一緒に楽しもうぜ 昔のように
 戻ってこいよみんな どこかへ行っちまった
 燃え上がろうぜ 嵐のあの時みたいにさ
 今夜パーティだ アナログ・レザー」

15年ぶりの甲斐バンドの「宣戦布告」といったところか。

10. 甘い Kiss をしようぜ [Reprise]
こっちは多分 Single Version そのままでしょう。Lead Vocal は甲斐。
一郎がなかなか良い Solo を弾いている。(俺って偉そう?)

11. Jasmin again
"Highway 25" に、Unreleased Track として収録されていた、松藤の曲。詞は Maeda Takahiro という人によって書き替えられている。
この曲のみ、松藤が Drums。他の曲はほとんどが青山純。
大森師匠の Gut Guitar 上手いね、こういうのやらせると。

※伊丹由宇氏が「甲斐バンドらしさと、らしくなさが同居した、正に21世紀の甲斐バンド」と評していたが、俺には「らしくなさ」の比重が大きいように聴こえた。歌詞も、曲も、Arrange も。
また、いい意味で裏切られてしまった、という感じだな。

※あとちょっと気になったんだけど、Guitar Solo の歪み具合が、どの曲の誰の Play も同じなのが納得出来ないなあ。Mixing で、全体の統一感を持たせたかったのかなあ?

※それから最後に、もう一つだけ苦言を。
音の「抜け」が悪いぞ。George Harrison の "All Things Must Pass" の後に聴いたら、余計にそう感じてしまった。

※以上、あくまでも「甲斐バンド命」としての俺の1日目の感想でした。反論ある方、受けて立つぜ! 掲示板へ書き込みヨロシク!

鈴木 "PAGE" 泰裕=国分寺の大森信和の掲示板
http://www.shift.jpn.org/bbs/re/cgi-bin/mkres2.cgi?8762

※予約特典について。
1. Special Talk Live CD at Disk Inn Shinseido 2001.4.21
結構面白い部分を凝縮していて良い。「うん、て言うな」が入ってなくて残念ですね、森京さん。
それにしても Track 4 に 20 秒間の空白があるのは何故? 俺のだけ?

2. サイン入り Post Card … 直筆だとばかり思っていた俺が甘かった。

●伊勢の甲斐友、もとい甲斐兄貴、NIGHT SWEET 氏より、甲斐 Video を4本送っていただいた。Thank You!
ZEPP 東京の Live と、ROCKUMENT 1〜3。まずは ZEPP からいってみようか!

◎甲斐よしひろ「Highway 25 "Up"」at Zepp Tokyo 1999/6/26(生中継)
「飛天」の前哨戦的内容。
「ダイナマイトが 150 屯」で甲斐、音はずす。生中継に弱いのか?
「風の中の火のように」で甲斐、客席に向かってマイク・スタンドを蹴る。フラストレーションか?
「Tonight I Need Your Kiss」で甲斐、声が枯れる。でも良い雰囲気。
最後は「Against The Wind」で Finish。TK との Collaboration にまだ期待が持てていた時期だったんだね。

●夕食:北府中「カロリーハウス」

●甲斐友と Chat。皆、「夏の轍」を聴きながら、最大8人で盛り上がりました。

●24:00 就寝。 おやすみ BGM:(言わずもがな)


2001年06月04日(月) Guitar の練習

●5:20 起床。
Morning BGM:Ramones "All The Stuff (And More)-Vol. 1"
S&R が最近の Live で "Loudmouth" を演っている。鮎川さんに「何か特別な意味があるんですか?」って聞いたら、「別に … Cord 進行が面白いから。」とのこと。聴いてみれば確かに! さすが Maniac に聴き込んでるなあ、という感じ。

〜The Paul Butterfield Blues Band "The Original Lost Elektra Sessions"

●Guitar の練習.その1
練習曲:Mike Bloomfield-Al Kooper "Albert's Shuffle" (from the album "Super Session")
Albert って Al Kooper の事かな? とにかく、Relax した雰囲気の中で、Mike Bloomfield が自由奔放に Blues Guitar を弾きまくっております。Horn Section との Matching も見事!

●8:00 例の会社の社長の携帯に TEL したら留守電になってた。一応「電話ください。」と Message を入れ、TEL 待ち。

BGM:甲斐よしひろ「Highway 25」Disc 1〜5
遂に全5枚、聴破してしまった。あ〜、つまんね〜。何か面白い事ないかな〜。

●Guitar の練習.その2
練習曲:The Hourglass "B.B. King Medley" (from the album "An Anthology / Duane Allman")
The Allman Brothers Band 結成以前の、Pure で、Blues に対する愛情むき出しの演奏。Commercialism を追求していた当時の Manager は、この録音を「ひどすぎて使いものにならない」と言ったとか。

●17:10 例の会社の社長より TEL 有り。明後日 12:30 に、異例の「3次面接」が決まった。
もう後は俺の気持ち一つという感じだな。自分に正直に、あくまでも「試用期間」という事で臨んでみようと思う。

●Guitar の練習.その3
練習曲:John Mayall "They Call It Stormy Monday" (from the album "Looking Back")
E.C. の白熱の Lead Guitar を Feature した Live。もちろん Setting は Les Paul + Marshall だろう。
Album "Primal Solos" からの貴重な Out Take。

●晩飯前に Fanta をがぶ飲みしたら、食欲減退。早くも夏ばての兆候だ。

BGV:Kai Band "Live at Budokan 1996 Big Night"
BGM:Kai Band "My Generation"

●家族全員で 21:30 就寝。 おやすみ BGM:甲斐よしひろ「雫の反射」


2001年06月03日(日) けだるく何もない日曜日

●9:00 起床。
7:30 に杉村と朝食を採る約束をしていたのだが、二日酔いの為 Pass。杉村ご免!
俺が Check Out した 9:30 頃には、杉村はとっくに成田へ向かっていたのだった。

●11:00 帰宅。
カミサンが「バルサン」を焚いて、魁とどこかへ行ってしまっていて、家の中のあらゆる物が、新聞紙で覆われていたのであった。

BGM:S&R "Early Days Rokkets" (Alfa)〜weezer (The Green Album)

●けだるく何もない日曜日。二日酔いで体がだる〜い。

●夕食は家族全員で「VOLKS」へ

●21:30 魁を寝かし付けて、そのまま就寝。

終わり。


2001年06月02日(土) 茅場町の一夜

●8:05 起床。
Morning BGM:S&R "Rock The Rock" ← やけに染みる。再び My Boom!
〜S&R「爆音ミックス」〜"Rock 'n' Roll Heart 2 (and roots)"〜"Rock 'n' Roll Heart"

昨日の興奮がまだ覚めやらない。
「Rokkets の前座をやりたい!」なんて随分生意気な事を言ってしまったかな?

鮎川さんて、同じ Fan Club の Member でも、Rock の後輩だと思ってる奴のことは呼び捨てにする。
俺も「鈴木君」じゃなくて「鈴木!」って呼び捨てにされるように頑張るしかないぜ!

●電車で茅場町へ。France 在住で、俺の高校時代の同級生の杉村洋孝が、出張で来日したので会う事になった。
この男、学生時代は俺の Band の Vocalist、今は俺の数少ない「グルメ仲間」なのである。

夕食は Yahoo! Japan で見つけた、八丁堀のてんぷら屋「みかわ」へ行く。
カウンターが一杯で、2階の座敷へ通された。本当は、板前が揚げるのを見ながら食う方がいいんだけどね。
味の方は … 旨い! 言う事なし。魚中心で、素材本来の持ち味を生かしつつ、カラっとサクっと揚げられている。
最後に出て来た「かき揚げ丼」が適度の量で良かった。

その後「カクテルでも飲みたいね。」って話になって、杉村が学生時代から愛用している、湯島の Shot Bar "EST!" へ行く。
カウンター10席位のこじんまりした店だが、奥の棚には酒のボトルがびっちり!
ガキは絶対に入れなそうな雰囲気なんだが、杉村は学生時代、バイトしまくって、おまけに「マセた」奴なんで、若い頃からこんな Adulty な「飲み屋」を利用していた。恐るべき奴。
俺は一発目に「ソルティ・ドッグ」を飲んだ後、ビール・ベースの「カンパリ・ビール」と、Master お薦めの「ミント・ビール」を飲んだ。癖がなく、飲みやすかった。

杉村が「金は会社の経費で落ちる。」って言うんで、お言葉に甘えて奢ってもらったが、金額を見たら、カクテル1杯 \2,000 位の勘定だった。杉村恐るべし。

●程よい気分になっちゃって、国分寺まで帰るのが面倒臭くなったので、杉村の泊まってる「茅場町パールホテル」に俺も泊まってしまった。

終わり。


2001年06月01日(金) Sheena's Hwy61 Gallery@Jam

●6:50 起床。 Morning BGM:S&R "Rock The Rock"〜"@Heart"

BGM:村八分「Live '72 -三田祭-」〜The Brilliant Green "Los Angels"

●13:00 "KAI SURF"(甲斐よしひろオフィシャル WEB サイト)Open!
http://www.kaisurf.com/

しばし PC に釘付けになる。
Contents については、以前の SME のものからの流用も多々あり。
今のところ「美味しい」情報はなし。今後の発展に期待する。

BGM:甲斐バンド「ポイズン 80's」〜「ラヴ・マイナス・ゼロ」

●今日から 7/31 まで、下北沢 "Tea Break Jam" にて、"Sheena's Hwy61 Gallery" という写真展が開かれる。

詳細
http://rokkets.fast.co.jp/hhhfc/DATA2/hwy61/garelly.html

今日は Opening という事で、Fan Club 限定の Party があったのだ。

鮎川さん、Sheena さん、ナベさんを囲んで、またしても夢のような時間を過ごしてしまった。
関係者全員に感謝の気持ちでいっぱいである。

ポラロイドを撮ってくれた寿ねね様、ありがとう!
Sheena との Two Shot 写真(サイン入り)、宝物にします。
Anne(兼原)も、Sheena & 鮎川さんと Three Shot の写真を撮ってもらって、大満足してました。

Anne と俺は宣言した。「俺たちの Band、マジで S&R の前座目指して頑張ります!」って。
そんな俺たちにって事で、鮎川さんと Sheena さんに、Rock の Key Word を「おねだり」した。
鮎川さんは "Hwy 61"。Rock の原点っていう事で。
Sheena さんは "LOVE"。効いたー!! Sheena さんの Rock の源は "LOVE"。だからいつも Happy でいられるんだね。

ナベさん(Bassist)と会うのも久しぶりだった。相変わらずの Nice Guy! さすが俺の兄貴!
4/28 に S&R は倉敷で Live を演ったんだけど、その時、倉敷の KEITH R(熱苦しい腐れ縁)が、まおらう会長のご好意で打ち上げに参加し、またまた「オフ甲斐」さながらの熱い語りを披露したらしい。
おまけにナベ兄貴に、「鈴木の事をよろしくお願いします。」って言って、ナベ兄貴、「鈴木は大丈夫やけん、お前もしっかりせいよ!」と返したそうだ。(爆)
しまいには、"Time Is On My Side" を一緒にハモったって。KEITH、お前という奴は……。

それからナベ兄貴、この日記を読んでくれてて、「よく続けてるよなあ。日記はもっと内面をえぐり出した方がいいぜ。」と言ってくれた。
ラジャー! って今でも結構えぐってるつもりなんだけど、まだまだ足らんという事やね。

もうとにかくね、鮎川さん、Sheena さん、ナベ兄貴とおつき合いさせてもらうってのは、いつも夢心地なのよ。
すごく自然に Happy で、Rock 'n' Roll で、すべてが "That's All Right" で、こんなに幸せでいいのか?と思ってしまう。

でも、それに寄りすがっているだけじゃダメなんだよね。日常生活にも活かさないと。
興奮は当分さめそうにない。

●帰宅後、しばし甲斐友と Chat して就寝。 おやすみ BGM:S&R "Rock The Rock"


鈴木 泰裕=国分寺の大森信和 |MAILHomePage

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