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2001年07月29日(日)
宿題、課題、選挙

宿題は済んだ。とりあえず、人に追いついた。
あとは居敷あてをつけ、袖を作り、袖付けをして
脇縫いを倒さなくては。襟芯入れて襟をくけなくては。
あ、裾もくけなくては。
ものすごく路は遠くない???
あー、ぞっとする。
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課題は、相変わらずダイエットだ。
食べグセが直らないので、そろそろ本気で。
1年に3ヶ月くらい本気になってもいいのではないか。
簡単な筋肉トレーニングと有酸素運動をするつもり。
食べグセは、その気になって野菜を増やせば直ると思う。
めでたくゴディバの大箱もひとりで食べ終わったことだし、
棚のポテトチップスは娘に与えよう。
あの人はやせすぎだそうだから。
とにかく、身にならないものを食べるのはやめよう。
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小泉人気があったとはいえ、小泉内閣は何をするのかわからない。
確かに波は立っているけど、それ以外は単に「演説」に聞こえる。
なんとなく、ムッソリーニとかヒットラーとかを思い浮かべる。
あおる、熱をこめる、泡立てる、かきまわす。
アジるってやつだね。
それでもいいかなと思ったが・・・
大仁多厚が出てきた時点でがっくりした。
確かに熱はあるかもしれないけどさ。
国会議員より、秘書かSPでしょ。資質として。
社民党。いつのまにやらおしゃもじ抱えたようになってる。
平和を訴えるっていうのは、弱い。
でもなぜだか、田英夫の政見放送は見たのだ。
まっすぐで直球で、気に入ったけど、あれは政見放送じゃない。
どっちかというと学者とかもの書き向き。
女性党、だめでしょ、あれじゃ。
民主党は単なるいちゃもんに終始している上、
大橋巨泉をかついできた。あきれた。
担ぐやつも担ぐやつだが、乗る方もどうかと思うよ。
自由党は党首以外は印象が薄すぎる。
丁寧な電話があったのは共産党。
「なんと最終的には消費税を14%にしようなどと言うんですよ。
 痛みを押しつけない政治を目指す共産党に・・・」
共産党の言うことはわかるのですが、
時限つき14%なら払ってもいいかななどと思ってしまう。
それより、これこれを実現するためにひとり1000円徴収、
今度はこれやるからまた1000円、とかいうほうが納得して払えるなー。
子供を信頼していないお母さんが、
「おこづかい帳見せてごらん」って言うのに近い。
小泉純一郎の演説に乗せられたかな?
とにかく、こんなに迷った選挙は久しぶりだった。



2001年07月28日(土)
ゆかた、トマト、ダンベル

ゆかたを縫っている。
ボタン付けくらいしかしないのに、
学校の指定の袋作りがつらかったのに、
娘の水着に名前つけるのが億劫だったのに、
雑巾にするべき布が溜まっているのに、
なんと手縫いである。
はっきりと、これは失敗だったなと思っている。
ただ、「みんなで」やっているので
そうそうわたしひとり止まってしまうわけにもいかない。
苦痛だ。
だけど、やり通さないわけにはいかない。
というわけで、月曜日以来そのプレッシャーに押しつぶされている。
「この部分、家でやってきてください」と言われた部分、
激しくずれているらしきところがある。
そのせいで、めちゃくちゃブルー。
きょうあす、なんとかしないといけないんだけど、手につかない。
なんと生理前で激烈眠くて、集中力がゼロなのだ。
不覚・・・。
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きのう、熟れ過ぎのトマトで豚肉を煮た。
うまかった。
肉を炒めておいて、トマトをザクザク切って放りこみ、
煮詰めて塩胡椒で味を整える。
充分甘くて充分酸味があって、とてもおいしかった。
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ダンベル体操もどきをしようかな、と思って
ダンベルの売り場を覗いた。
おしゃれなダンベルは結構な値段だったけど、
質実剛健、マヂメ一筋、という感じのそっけないヤツは
1Kgがなんと270円。
なのに、わたしってば買わなかった。
750gのアンクルウェイトを代用する予定。
どこまでケチなんだか。
つまり、続ける自信がないのだわ。



2001年07月21日(土)
シンプルライフ メモ 買い物&借金

きょう返却してきた本。
読んだけど書くのを忘れていた。

こころが癒される77の方法 ─ もう一人のあなたとの対話 ─
エレイン・セントジェイムス
ダイヤモンド社
\1,400

ISBNを書き忘れた。
この手の本を読みすぎたかもしれない。
心に残らなくなってきた。
もっと違った方向から読みこまないと、残らない。
本がつまらなかったわけではないだろうが、
一定の視点から眺めていると、
そうそう、それだったよね、こないだも思ったっけ、で終わる。
違った視点、違った読み方をしないとね。
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高校生の時、一冊のノートをいつも持ち歩いた。
なんでも書いて、フルになると次のノートを買った。
あれ、使い勝手が良かったなぁ。
ここ3ヶ月くらいのことが、何でも書いてあるノート。
メモ、こづかい帳、スケジュール、思いついた言葉、
行ってみたい店、気になった言葉、読んでみたい本。
「おなかすくのはいいことだ」みたいな意味ないメモ。
ネットで全て終わらせることはできない。
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具合の悪くなりそうな本を読んだ。

買い物中毒のひそかな夢と欲望
ソフィー・キンセラ
扶桑社 1238円
ISBN4-594-03141

わたしは臆病者なので、度を外れた買い物はできない。
それを、シンプルだの哲学的だので言い訳しているような気がする。
でも、世の中には来月の収入を今月使う人種がいる。
以前、いっしょに働いていた人もそうだった。
ここで自分に買われることがこの美しい品物にとって運命ってわけ。
これの本当の良さは自分にしかわからない・・・。
でもそれはたいてい過ちだ。
すばらしい物に見合う自分でありつづけられるだろうか。
それでも、ゴージャスでありつづけたいわたし。
そして、結局のところ、この本はストーリーでしかないのだ。
危険危険。でも、甘ったるくてきもちいい。



2001年07月17日(火)
鶴見和子、乳児

うー、学者になりたい。
理論や思いを、誰かに向かってとうとうと語る。
それが許されるのは学者くらいのものだろう。
酔っ払って、とうとうと語る。
それを許してくれるわがダンナは偉いといえよう。
なんだ、わたしは昔の実父と一緒じゃん。
中学生、高校生の頃、夜中に起こされてえんえん語られたなぁ。
嫌いではなかったし、わたし自身も語った。
父は酔いに任せていたので、翌日には中身は憶えていなかったけれど、
お互いにノウミソがストレッチでもしたかのような爽快感があった。
老人になって、なお語る相手を持ちたい。
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赤ん坊なんて嫌いだった。
ぐにゃぐにゃしているくせに妙にじっとりと熱い。
触りたいとも思わなかった。
出産する友人を見ても、どこがいいんだかと思っていた。
わたしはノーミソの人間だ。
それが子供を持ち、育て、ついにずっと一緒に暮らしている。
本日、7ヶ月男児を抱えた。
この鬱陶しい、自分でも持て余しているに違いない体の中には
成長して行くだけのパワーがある。
赤ん坊の発する熱と湿気は、そのパワーの証だ。
ちっちゃい、妙に持ち重りのする体には、
未来のできごとが秘められている。



2001年07月16日(月)
山川

お軸:瀧直下三千丈
花:(花はぜんぜんわからない。苦手)
お菓子:山川、しぶきのようなところに青楓の乗った上生菓子、
    キビ饅頭、七夕のお菓子

風炉薄茶平点前、相変わらず柄杓の扱いがうろ覚え。
それでもちょっとはわかるようになってきた。
引き柄杓ができない。
拝見に棗と茶杓を出すやり方を教わった。
茶杓の銘を考える。うー、楽しそうだぞ。
平棗の扱いも教わった。
来月1ヶ月憶えていられるだろうか。
ひざがボロボロ。座ったら立てない。参った。
大好きなうつくしき山川。うれしい。
浮いたり沈んだり。
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もう、調子が悪ければクーラーつけて、
機嫌よく過ごそう。
倍疲れるかもしれないけど、そしたら早く寝よう。



2001年07月15日(日)
ここまで、コルビュジェ、テニエル、牛テール

火曜日以来。水曜日は在宅、木曜日、夏祭り&子供同窓会
金曜日娘大発熱、土曜日放浪。
子供は、興奮しすぎると熱を出す。
金曜日は9度を越えた。
夕方、すうっと熱が引き、びしょびしょのパジャマが残った。
たいしたもんだ。
19時から保護者会。夏休みはどうなるんだろう。
土曜日は疲労でボロボロのダンナが家仕事。
夕方から外仕事なので、家での仕事くらいひとりでさせてやりたいと、
娘を連れて図書館やらスーパーやらマクドナルドやら放浪。
連日溶けそうな暑さなので、図書館が居心地よい。
「ルーム・ルーム」というジュニア向けの本を1冊読みきった。
なかなか良かった。
訳は、ガートルード・スタインの翻訳をしている金原瑞人さん。
あとでネットを検索しておこう。
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木曜日に娘の歯医者に行った。
この歯医者、自分のスタイルがはっきりしていて好き。
先日から気になっていたリトグラフのことを聞いてみた。
「先生、このリトグラフ、コルビュジェですか?」
「え?なんでわかるの?」
それには応えず、
「リトグラフを見たのは初めてなんです」
「大成建設がいっぱい持っているんだよね」
へー、またひとつ賢くなったかも。
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アリスの挿絵の本を読んだ。

アリスとテニエル(The Tenniel Illustlations to the "Alice" Books)
M.ハンチャー 石毛雅章訳
ISBN4-489-00510-5
東京図書
2800円
アリスのイラストを、テニエルがパンチに描いた風刺画や
ビクトリア時代の常識や、その時代に話題になった画や、
ドジソン自身による手書きのイラストなどと比較しながら読み解いている。
思いつきで借りてきたけれどとても面白い。
http://umn.edu/home/mh/index.html
この本はアタリ。
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生協の牛テール、比較的安い。
これでテールスープをとるのが大好き。
うまいぞ。




2001年07月10日(火)
渋谷でランチ、骨盤

渋谷で、古い友達と会おうと約束。
面倒見のいい人が相手だから、場所は彼女がネットでチェック。
歩いて行ってみたら夏休みだったので、
その辺歩いて適当に。
あら?フランス料理ですって。
渋谷あたりはランチタイムにのんびりしていたら
お店の人に申し訳ないような店が多い。
だって、ランチはお値打ちですもの。
入った店は、小さいフランス料理の店で、
適度に回転しつつ、フルテーブルにはならない。
とうとう開店からランチ終了まで、
しゃべるしゃべる、食べる食べる、
で、ワインも飲んで、デザートも食べた。
サービスもきちんとしていて、心配りがある。
最近は、バイトのサービスの人が多くて
客をしていてつらいことが多いから、
このお店はなかなかの発見だったわ。
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ここ数日、ニクタイがつらい。
腰が痛い、膝が痛い、肩が痛い、頭痛がある。
きょうは整体に行ったから
「直して、お願いって感じなんです」と言った。
骨盤がゆがんでいるんですって。
憶えは全くないのだけれど。
そんなにすぐには直らないけど、だんだん直って行く予定。
「骨盤のゆがみを直せばダイエットになる」っていうの
最近話題なのをご存知?と先生に言ったら、
それ、カイロプラクティックの仲間内で
最近骨盤にムリな力を加えて体調を壊す人が多くなったっていう意味で
それなりに話題になっているんだそうだ。
コルセットとか売ってるんですよと言ったら
「罪作り」だと笑っていた。
気をつけましょう。



2001年07月06日(金)
静嘉堂文庫、ラ・ヴォーリア・マッタ

朝から、静嘉堂文庫。
車を出してくださる方があって、そうしてみればすごく近い。
二子玉川からバスに乗って、と考えると遠いけど。
ああ、運転できるようになりたい。
その前に自転車を買おう。
半島の陶磁器展。
すばらしい青磁が見られて良かった。
三島手のものもたくさん並んでいたけれど、
実はあまり好きではない。
大好きな青磁、白磁。
ただし、わたしはやはり、モダンの青白磁が好きだな。
ということは、朝鮮・韓国あたりの骨董ではなく、
今できの洋物ということになる。
新しい白磁の世界もまたよし。
美術館は、静嘉堂文庫の収蔵品を展覧会として展示しているもの。
文庫の方自体は、桜井小太郎の建築で、イギリスのカントリー風の建物。
アーツ&クラフツ運動に影響されたとある。
桜井小太郎は、三菱地所の技師だったそうで、
なるほど三菱財閥の建物をたくさん建てているわけだ。
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ランチは高井戸のラ・ヴォーリア・マッタ。
初めて行った。
ピザがおいしいって、評判の店。混んでるって、評判の店。
ほんとに混んでた。ほんとにおいしかった。
この店は、スポーツクラブの中にある。
スポーツクラブは、千代田生命の経営だった。
だから、このクラブは夏には閉鎖になるらしい。
一方で、店を存続させたいと、客が署名をしている。
ほんとにおいしかったから、どちらにせよ、
近いうちにまた行きたいな。
永福町のピザよりだいぶ高いけど。



2001年07月05日(木)
イライラ、リーガルパッド

暑さのせいか、疲労なのか、イライライライラ。
娘泣かせて反省する日々。ふたりで反省してどうする。
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リーガルパッド、好き。
学生時代はA4レターサイズの物を使っていた。
今は、その半分くらいの大きさのもの。
まっ黄色で目立つのがいい。
ほかの手紙やコピーと混ざらない。
紙が薄くてピリリと切れる感触がいい。
行間にゆとりがあって、書くときにイライラしないのがいい。
適度に安っぽい紙質で、エンピツの引っかかりのいいのがいい。
心置きなくガンガン使える値段がいい。
伊東屋で買ったパッド入れに入れて持ち歩く。
落書きするのが好きだから、
手帳と違って紙の広いところが使いやすい。
かっこよく、使いたい。
映画で、電話の受話器を肩に、
ガンガンしゃべりながらガンガン書いているシーン。
無造作にちぎって、紙がいっぱいのデスクに散らかしていくシーン。
あんな風になりたいな。



2001年07月03日(火)
暑さあたり、プール始まり、保護者会

ここ数日、めちゃ暑い。蒸し暑いんじゃなくて夏の暑さ。
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子供はプールが始まった。
電気系統の事故で、屋上のプールまで水が上がらなかった。
ようやくほぼ回復して、やっとプールが始まった。
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保護者会。ご苦労であった。
だって暑いんだもん。
まあまあ意味のある集まりだった、か?
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先週の土曜日は、家庭科室で子供たちとカレーパーティー。
係のお母様方ご苦労様でした。
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ここ数日やる気が無いのは寝不足で、
それも日曜日に図書館に行ったから。
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「きもの自在」
鶴見和子 聞き手:藤本和子
ISBN4-7949-6147-2
晶文社 (わたしのパソコンなのにこれが変換できないなんて!)

いい本だ。
昭和初期までの日本人って、今よりずっとホネがある。
鶴見和子さんは、毅然としていていい。
先日たまたまテレビをつけたら、
何かの番組の途中だった。
鶴見和子がリハビリをしていた。ショックだった。
それでも、毅然として、美しいものを大切にしている。
自尊心が、人を支えるのだと思った。
そういう人の、着物との日々のつきあいが書かれている。
今まで読んだ着物の本で、一番好き。
志村ふくみさんの本も好きだけど、こっちのほうが好き。
鶴見和子さんの弟が、鶴見俊輔さんだというのも知った。
この人も好き。つまりは、育ちなのかもしれないと思ったり。