NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 また引越し。

 毎日毎日、工事の人が朝から夜まで部屋で工事を続けて部屋中粉だらけにされ、私物を勝手に動かされ元に戻さず、部屋から帰ってからの日課が粉と石を掃除することだったのに嫌気がさしてついに引っ越すことに。多少幸運となけなしのお金をはたいたことが手伝って今度はとても快適な部屋に一人で住むことになりました。というわけで、最近更新できずにごめんなさい。なんだか、今年に入ってから誰かと一緒に住んでいたので、夜中ぽつんと、部屋にいるととても寂しい気分です。いつもだったら、他の階にでもいって、友達とお話したり、友達がコンコンっとノックしてくることが煩わしくもあったときもありますが、それが本当に幸せだったのかが今わかります。引越しは実はこれで今年に入って五回目。(同じ建物の部屋の移動というのもあった)もう、今年はいいかなと思っているのですがどうなるんでしょう・・・。また友達とみんなで暮らしたいけど、あんときの友達はもう世界中にちらばってしまっているから、新しい物語を新しい友達と始めなくちゃいけない。そんな一抹の寂しさの中、新しい部屋でぽつんとご飯を造って食べた一日でした。





↑意外な秘密が明らかに。

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ちゃぶ台を残しておいてくれたので、今はそれを使って勉強等。
広い部屋に一人でいるとつまらなさも倍増・゚・(ノД`)・゚・。

2004年09月29日(水)



 リトルイタリーのお祭り

 今週一週間はリトルイタリーのお祭りでした。普段からお祭りのようににぎわっているリトルイタリーです。毎日夕方になると、路上に机や椅子を出して、レストランが野外席をつくり、向こう300メートルもそれが並んでいるととても壮観。まるでお祭り。この街がさらにお祭りをするというのだから、どんななのだろう?と日本から来たお客様と一緒に行ってみました。
 とても歩けない_| ̄|○。。。一分間に5メートルくらい歩ければいいほうで、いままでリトルイタリーだとおもっていた300メートルの商店街の何倍もの距離で露店が店を連ねている。そしてどれも大賑わい。ちょっとした広いスペースが道端にあると移動遊園地の遊具が設置され、また、ずらーっとバーベキューやイタリアンのアンティパスト類を即席で作る屋台やダーツ屋などが延々と並んでいました。ステーキを焼く香ばしいにおいから、アサリのガーリックオーブン焼きを作るガーリックのにおいなど日本のお祭りにはない「におい」を楽しむことが出来ました。このNYではいろんなコミュニティがあってそれぞれお祭りをどこかで開いているのでそれぞれのお祭りを楽しむのもやっぱりNY在住の醍醐味なんでしょう。
 





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チャイナタウンで買ったチンジュウナイチャを手に屋台を背景に。


2004年09月28日(火)



 どの子にする?

※風邪ひいてず〜っと寝込んでたので、更新できずにいてごめんなさい。

 トイザラスです。本当は確か「トイザらス」。「ら」の部分は本当は「R」の左右逆の奴ですよね。ま、そんなことはどうでもいいとして、東京の区内にトイザラスってあるんでしょうか?私が知らないだけなのかどうか知りませんが、有名だけど見たこと無いお店No.1な気がしないでもない。NYにもやっぱりフラッグシップ的なものがタイムズスクエアにあるだけど、あとはユニオンスクエアにあるだけでしょうか。だいたい、おもちゃっておもちゃ屋でまだ買うものなんでしょうか?例えば、公園で遊ぶ用具がほしいなと思えば、結構コンビニで済ませたりしませんか?お人形がほしいなと思えば、amazonで、、、いや、それは私だけにしても、デパートのおもちゃ売り場で求めたりするんじゃないでしょうか。そもそもロボント犬が登場して久しいこの時代に何をおもちゃ屋に求めるというのでしょう?(確か、私の父はおもちゃ系の仕事をしていたようなきがしますが無視しておきましょう( ゚∀゚))
 でも、やっぱりおもちゃやって入ってみれば胸がわくわくするものなんです。マジックの展示なんて何年ぶりに見たことでしょう?スパイダーマンのくもの巣を手から出すおもちゃなんて絶対ほしいぞ。(子供のころはまったくおもちゃに心ときめかなったものですが)アニメの世界から飛び出してきたキャラクタたちが所狭しと並び、自分の方を見て訴えているのはドキドキしますね。なんといっても、犬の人形がたれ〜っと並んでいるのはちょっと買おうか迷ってしまったほどです。





↑久しぶりだから投票して♪

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2004年09月25日(土)



 ニューヨークステーキ

 ってよく聞きますよね。定義はまったくわかりません。ロサンゼルスにはたくさんいったことがあるのですが、やっぱりメニューのなかにニューヨークステーキを見たことがあります。確か『ルパン三世』の小説で、次元大介がモーニングステーキが大好きだと書いてあったようなきがします。でもそれは朝からステーキだからモーニングステーキ。というわけで、いまいちわけがわかりません。でも、アメリカといえばやっぱりステーキです。
 私がニューヨークで最高だと思う(サービス・値段・味・雰囲気)レストランでニューヨークステーキを注文してみました。なんということでしょう!(『ビフォー・アフター』風に)これほどおいしく焼けたステーキを見たことが無い。日本の高級ステーキは全部サシ(脂分)が以下に細かく入っているかが競われていますが、こちらでは以下に肉汁がおいしいかが競われます。私は断然後者のステーキや肉を愛していたので、本当に幸せな思いが出来たわけです。ほんのりピンク色の内側の部分と、そのおいしさが外に逃げないように外側は一瞬だけ強火で焼き続けるわけです。そのタイミングの難しさは一度調理してみればわかります。





↑さあさ!投票!

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あんまりおいしそうなので撮っちゃいました。

2004年09月24日(金)



 あなたもセレブリティ

 日本からいらしてくださったお客さんがNYの分譲アパート(マンションとの違いは知りません)を探しているということでお供をすることになりました。月々1200ドルのサブレット(居候のようなものか?)で四苦八苦している私をよそに世の中には10億円のマンションも私の自宅のすぐ近くに存在していることを知りました。そこはどんな世界かというと・・・、というのが今日のお話。ま、小さいマンハッタンのことですからどこだって近所なのですが。トランプさんのビルというのはそこいらじゅうにあるわけですがそのひとつににあの松井秀樹も住んでいるんですね。私はいずれにしてもセレブリティが住むマンションの一室に足を踏み入れる機会を得たのです。結局作りや設備が素晴らしいというよりも(いや、そりゃプールがあったり、ジムがあったりして素晴らしいことには素晴らしい)景色と空間を買うんですよね。NYの人は家具や内装はどんどん自分好みに変えてしまうのです。(というわけで私の自宅も一月以上も工事中だ!(゜Д゜))その景色たるや本当に素晴らしい。林立するアパート群に、ランドマーク的なエンパイヤステートビルディングやハドソンリバー・イーストリバー、セントラルパークの巨大な緑、を毎日見つめ続ける生活というのは確かに高額な金額を払う価値があるのかもしれない、と思います。ま、私には一生かかっても無理な話なのですが。





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これはまだまだ序の口なんだよ!!
30階、コロンバスサークル付近のビルから撮影。

2004年09月15日(水)



 Good-bye and thanks「The Boy from OZ」!!!

 これまで何度かミュージカルの話をしたかと思いますが、私がNYで初めてみたミュージカルにして最高のミュージカルはなんといっても「The Boy from OZ」に他なりません。公開当初は出来としてはいまいちだったらしいですが、どんどんと進化を遂げ、脚本から挿入歌、演技どれをとっても素晴らしいものになっていきました。主演がヒュー=ジャックマンということで話題も呼びましたが、その評判にまけないくらい、彼は演技も歌もダンスもそしてジョークも超一流。(もちろんちょ〜〜かっこいい!)「The Boy from Oz」の主人公は、オーストラリア出身のシンガー・ソングライターで、一時ライザ・ミネリと結婚していたことのあるピーター・アレン。名前を聞いたことがない人でも、彼のヒット曲の数々には、聞き覚えがあるはずです。アレンを演じるジャックマンもまた、オーストラリアの出身。脇で支える俳優たちも、誰も本当に素晴らしい個性を発揮している。とりわけ、ジュディ・ガーランド役のイザベル・キーティングの、ガーランドの個性を感じさせる歌と演技は第一幕で最初に息を呑む場面。(どうやら役者自身はとても無理してがんばっているらしいが・・・。うわさである。)また、ライザ・ミネリ役のステファニー・J・ブロック(これぞミュージカル!という会場全体に響き渡る若々しい声で歌い上げる)、グレッグ役のジャロッド・エミック(ヒューの恋人役で、しっかり重厚感のある演技と何気なく歌うけれども耳に残るしっとりした声が魅力)も印象的。
 という、素晴らしいミュージカルは今年のエミー賞を総なめにしてチケットは私がジャロッドと一緒に写真ととったり、していたのんびりと舞台後のコミュニケーションを楽しめていた五月以降、プレミアチケットと早変わり。そんな伝説的なミュージカルが今日9月12日に終了しました。楽日を入れて連日三日間みたのですが、都合十回みたことになりますが、毎度満足を与えてくれるミュージカルでした。楽日は、ヒューが現れるたび、誰もが歌い終わるたびに観客層立ちで大喝采。本当に伝説的なミュージカルでした。これをみて私はミュージカルを好きになれたことを幸せに思うし、9月12日に伝説的なミュージカルの終幕に最高の役者と最高の友人と一緒に迎えられたことはこの日がめぐるたびに思い起こされることだと思いました。楽日無理してチケットを取ってよかった♪






↑驚きの価格が!!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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こっそーり、撮っちゃった。
フラッシュ使わなかったから許してもらおうっと♪

2004年09月13日(月)



 スパイダーマンと公衆電話

 スパイダーマン2みた?みんなみた??結構楽しいつくりでしたよね。SONYPicturesの株価まで及んだとか聞いてますが、なかなか楽しめました。ところで、スパイダーマンの舞台はNYです。NYにすんでそれほどたっているわけじゃないと思うけど、マンハッタンは狭いね。舞台ごとに場所の見当が付いてしまうもんです。それでも飽きずに暮らしていられるところがこの街の魅力なんでしょう。そしてなんといっても彼、スパイダーマンの通っている大学が私のいるコロンビア大学です。教室から出てきたシーンがあっても、実はそこには教室じゃなくてただの寮だったりと映画ならではのフィクションもありますが、覚えていますか?彼が公衆電話から電話をかけていたシーン。その公衆電話も実在するのです。今までもつかったことないけど。(携帯あるからね)というわけで、その写真を紹介。本当はどんなアングルであるのか紹介したかったんだけど、無理でした。またね。
 

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ベライゾンの公衆電話。ベライゾンがスポンサーなのでしょうか?
映画でもちゃんと写ってましたよね。

2004年09月11日(土)



 ロブスターでお腹一杯。

 多少季節外れな気がしなくもないですが、ロブスター。アメリカ北東部はロブスターやカキを代表としてシーフードでも有名。(ドッガーバンクだっけ?よくしらない。)来客があれば、やっぱり食べてもらうのはロブスターなんですよね。そんな中でも超お勧めのお店がありまして、Fransisco'sという23Streetと7aveのところにあるのですが・・・(ま住所を書いてもしょうがない)勿論日によってロブスターの価格も変動するのですが、食べ方はやはりスチームに限るようです。ボイルや割ってチーズやハーブを塗ったりしてオーブンにいれる方法もありますが、単純に圧力釜で蒸す。これが一番です。全ての旨味を閉じ込めて、空を割ってレモンだけで食べる。最高です。ロブスターのスープにパエリヤ、そしてロブスターのスチーム。ロブスターだけでお腹一杯にして帰った後は、「あーこれで今大地震が来ても数日間はOKよ」という気分になれます。日本で食べたことはあまりありませんが、それほど高額とは思えません。

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大皿の端から端が埋まるくらいのロブスター♪〜

2004年09月10日(金)



 スターバックスからアクセス。そして意味無い考察を

 日本でもHotSpotが話題になったのはずいぶん前のことかと思います(二年位前?)確か、モスバーガーや秋葉近辺やオフィス街の喫茶店でここはホットスポットっていう標識をよく見ていたものですが、まったく関心がありませんでした。(そのころはノートを持っていなかったし興味もなかった)ここNYにきてノートを使うようになり、そして引越し先のアパートが無線LANを使わなければいけないという強制的な要素によって私もいわゆるWifiを使ってのインターネット接続を開始したわけです。(無線LANポートは今まで本当に宝の持ち腐れだった。というか、そういえばダイアルアップ用のモデムもついているが使ったこともない気がする。いやいや、その前にモニタ接続用のシリアルポートも付いているけどそれも使ったことないぞ。カードのポートもだ。あ。そんなこといったらキーボードだって、よくみれば「f12」とか全く使わないものがあるぞ。そういう自分にとって不要なものを除いたらDVD内臓ノートとして世界最軽量を誇るこのノートももっと軽くなる。いや、でもそしたらUSBポートを増やして、しかも右に付けてほしいとか、バッテリを大きくしてほしいとかそんなことまでお願いしたくなる。ノートも自作できたらね。いやできるのは知ってるけど、もっとフレキシブルに安く。)
 括弧の中でずいぶん余談を挟んでしまいましたが(余談と同じくらい本文もどうでもいいのは知ってる)、無線を使うようになってスターバックスで時間をつぶすときなどノートを取り出してネットにつなぐ様になった、というのが今日の話題。T−Mobileと契約(形態はいくつかある。月額だったり従量制だったり。)して、無線接続。有料なのが意外ですし、電源が極端に少ないのが気になるところですが、こういう一番先に技術を取り入れて、さらにコンシューマレベルまで提供しておきながら、結局それ以降発展させずに我慢して使うのがアメリカの意味わからないところですよね。スピードも一番最初の規格(IEEE 802.11b)から変わってないから遅いし。そういうことをみると、企業の設備投資が日本では景気変動の重要なファクターになっていますが、アメリカと比べるとどうなんだろう、とかそんな経済の国別の性向とかわかるのではないか、なんて考えるのは・・・、面倒だからやめよう。というわけで、今日はスタバからブラックティーレモネードを飲みながらアップデート。


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2004年09月09日(木)



 Plaza Hotel

ウォルドルフアストリアホテルとならんで、NYで一番有名なホテルのうちのひとつです。セントラルパークの南東に位置し、表玄関の前は馬車で一杯。ひょんなことからお昼をそこで食べる機会があったので撮影してみました。(いや、ほんとうに偶然。ラッキーだった♪ご馳走してもらえた♪〜)室内は白い大理石と金の装飾で統一されていて華美の中にも重厚感を醸し出しています。1985年9月に米、日、独、仏、英5カ国財務大臣がここで、当時問題となっていた米ドル高を是正するために協調介入する旨の声明を出したわけですね。国際通貨制度が固定相場制から変動相場制に移行し、国際経済全体が国際投機資金の激しい動きによって「バブル化」し、常に不安定性を強いられる事態が生まれたことに危機感を持った5大国が、金融通貨政策の協調によって、国際経済の安定性回復を狙った最初の本格的試みがここでスタートしたわけです。
 ま、そういうどうでもいいつまらない話をしても仕方がないのですが、日本にあるホテルと同じように、昼食時はプリフィクスから一般の料理まで用意してありますが、やはりビュッフェ形式のも用意してありました。私はビュッフェ形式を注文。最後に名物のチーズケーキをいただきましたが、とてもおいしかったです。やはりアメリカを感じずにはいられないのは、ケーキが多すぎて気分が悪くなったことくらいでしょうか。洗練されたサービスは世界で通用するものです。





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メインダイニングではないにせよ静かでとてもいい環境。
その名もPulm Garden.




2004年09月08日(水)



 NYでしゃぶしゃぶ。

 日本食レストランなんてやっぱり腐るほどあるんですよ。私はあんまり日本食レストランに行くのは好きじゃないのですが、それでも日本人以外の人と行くときは私の好物をを食べさせたらどうなるんだろう(どきどき)という気分でいけるのでそれなりの楽しみがあるかと思います。カリフォルニアロールなんていう日本のすし屋のカウンターには絶対置いてないものが一番メジャーであって、しかもその中のカニカマを私(日本人)の前でも「カニです」ってほざく、すし職人としてのプライドを失って果てはそりゃ詐欺じゃない?っていうところまできていますが、多くの流行っている店以外の日本食は例に漏れずバブルの残骸のようなもので帰るに帰れずに営業を続けている店が多いのではないかと思われます。あと韓国料理や中国料理と違うのは高級というイメージが強いのと立地が比較的良いところに点在しているというところでしょうか。韓国や中国料理はチャイナタウンやコリアンタウンに集結している感もなくはないのですが、日本食レストランはオフィス街などに点在している存在しているように思えます。
 さて、しゃぶしゃぶ。大好物で日本にいるときは超〜〜〜高級な銅鍋まで購入してほぼ毎週食べておりましたが、とんと食べる機会も減ったものです。NYで一番おいしいというところに行きましたが、ま、食べれなくもない。中の上くらいでしょうか。それでも薄切り肉を食べる文化のない国で薄切り肉を手に入れるのは本当に大変。NYはそれでも恵まれているのだと感じずに入られません。


しゃぶしゃぶの図。
値段は決して日本に比べて高いわけでもないように思う。

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2004年09月07日(火)



 自分勝手に。

 私は大切な友人には、自分勝手に、そして目で見たものだけを信じてほしいと、いつも思っています。「あー今日も仕事しなくちゃー」とか「やっぱ忙しいし(時間がない・お金がない)だめかなー」なんてことはあまり聞きたくない。それほど不自由な世の中ではないと信じているからだし、あなたが期待にこたえなくちゃいけないのは、期待に応えたいからであるかもしれません。やってみれば至極容易なことを今の状態の方が好ましいからこそ、しないことをして、これを忙しくて時間がなくて出来ない、とただ言い放っているだけじゃないのか?そんな疑問をここ数年抱えています。結構やれば出来るものです。辞めちゃうのも簡単。将来が、なんてことを言いますが、結局のところ今苦労しておいて後で楽した方が好きだからしているだけで、そこに何も義務など生まれない。人間関係で言えば、そもそも友達とは何かすら曖昧なのに、信じあわなくちゃいけない、何でも打ち明けられる、など何にも裏打ちされていない幻想にこだわっている人が散見されます。信じられる他人はいないのか?自分が結婚しても数年も打ち明けない親友は親友ではないのか?何が言いたいのかというと、使い古された常套句(仕事は何にもましてプライオリティがある、たまには電話してくれたっていいじゃないか、等)にこだわって自分を忙しそうな状況において、好きなことをするのにコストをかける面倒くささを他のせいにするのは心地のいいことなのか?自分で自分を裸の王様にしているんじゃないか?ということです。私がいつ、この疑問を持ったのかというと、NYのテロの翌日です。覚えていますか?あの日すべてのアメリカへ行く飛行機は運行中止になりました。かなりびっくりしたものです。日経平均一万円の大台は軽く吹き飛んだものの、あのアメリカへの飛行機を全てやめる事だって出来たんですよね。あの時、なんだー結構やろうと思えば出来たんだ!と思いました。
 本当のところ私もどうかわかりません。とりあえず、仕事も勉強も友達への連絡もすべて断って、その日はアッパーウェストのクロイスターズに行ったわけです。そしてカフェで本を読み、昼寝をして帰ってきたのです。今日休んじゃったら?あなたがしなければいけないことはあなた自身がしたいことをだと思います。

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 ハドソン川からの涼しい風が吹き抜ける森の中のカフェ

2004年09月05日(日)



 The Croisters

 さて、最近朝から晩まで図書館でパソコンとテキストと小説を読んで小さなボックスの中で過ごしているのにあきまして、ちょっとどこかへ行くことに。東京にいたことは自分の車を持っていたので、好きなときにどこへでもいけたのですがマンハッタンではそうはいきません。どうせなら、のんびり出来るところに行こうか、と思ったのですが、セントラルパークも近すぎる。旅行気分にはならん。というわけで、マンハッタンの最北端部にあるメトロポリタン美術館別館「The Croisters」というところに行くことにしました。自宅からバスで30分くらいだったでしょうか。中世の城をそのまま移築してきて、中世美術やキリスト教美術を中心に展示してあるところで、建物そのものが美術といってもいいくらいです。ぎっしりと展示物でうまっているというわけではなく、それほど大きくない展示スペースにところどころ目玉が置いてあるという雰囲気。それは、もうゆっくり石造りの城の中を散歩しつつ、そして、対岸のニュージャージーの森の景色も楽しんで庭でゆっくりしてください、というデザインが貫徹されているのが感じ取れます。クロイスターズ自体公園の中にので、観覧後も公園を散策し、森の中のカフェで昼食を取ることも出来ます。ベンチで昼寝をしたり、ハドソン川の流れをぼーっとみたり、ゆっくりリ自分だけの時間を楽しむことが出来ました。マンハッタンの上のほうというと治安が悪いイメージがありますが、ずっとずっと上のほうに行けば再び安全で綺麗な地域が広がっているんです。そんな丘の上に立つお城の美術館がクロイスターズなのです。

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城といよりは巨大な教会といってもいいくらい宗教画や彫刻に溢れている。
ステンドグラスに映える数々の作品は神秘的な雰囲気を生み出している。

2004年09月03日(金)



 撞球。

 いや、こんな漢字を知っている自分自身驚きですがどこで知ったのだろう?結構たいていのことなら出典を覚えているのですが、撞球はちょっと定かじゃない。(『こち亀』だろうか?「こちかめ」とうって「こち亀」とでてくるIMEにも今多少感動した。こういう芸当が出来るのはATOKだけかと思っておりましたのに。なぜ口調が変わるかもなぞである。そして普段はATOKだけど、ちょっと設定を変えて今日一日はIMEで過ごそうと思ってこんな体験をすることになったのは天啓にちがいない。そして天啓の出典も知らない。)
 長々と書いてしまいました。これでさらにもましてこのコーナーの人手が減ることでしょう。さて、ビリヤード。大学のころゼミの先生が70過ぎて大学生に勝ったことをして、その語数か月はその話題を振ってきて困ったものですが、大学時代に多少は経験あるのじゃないかと思います。そして、つい最近誘われたのですが、どんなイメージでしょう。『ハスラー』に出てくるようないかつい白人の人が出入りしてたりして面白いかも、とおもっていたらいたって普通。日本と変わらない。(変わるのは髪と目と肌の色くらいだろうか。いや、言葉も違う。支払いもドルだったりする。もうここで何もかも違う。)会社帰りのサラリーマンから、学生風の学生まで。(意図的)料金は日本より多少安いかもしれない。私は常日頃から自分の財布を管理する人が将来的に必ず必要だと思っても、将来的にそんな人に財布の出納の権利をあげるものか!と誓っているくらい、あまり値段を見たことがないのですが、最近投票を増やすために(増えて楽しいと思ったことは実は一度もないがそういうことは言わないことにしたいのに書いちゃった)、クイズを作っているので、気にするようになった。
 あ、日本とまったく違う。やっぱり。(数行前に気づいたはずだが。)まったくタバコの煙のにおいがしないことです。NYはタバコ嫌いな市長のせいで、あらゆるサービス業店の中で喫煙が禁止されているのです。私の好きなjazzbarも『SMOKE』という名前ですが、店内禁煙。西海岸に旅行したときに喫煙・禁煙席の希望を聞かれて戸惑ったり、カジノでタバコを吸っている人を見ていつ逮捕されるのだろうとはらはらどきどきしてみたり(ほんとはしてない)できるようになればあなたも『NY在住』
 今日は機嫌が悪いのでたくさん書いてみた。っていうか最近機嫌が悪い。それは私の部屋がもう二週間以上も工事中で毎朝半裸の東欧人数人が入ってきては部屋中を粉だらけ・石ころだらけにして人の荷物を一箇所に重ねて帰っていくからで、その間自室にいれないのに1200ドルもの家賃をとられることに憤慨しているからである。勿論、終了期日など聞かない。どうせ嘘だし、って思えるあたりが結構『NY在住』。(なんか『NY在住』のTシャツ作りたくなってきた、とおもって速攻面倒だし在庫はけないし、押し付けられる友人たちの真っ青な顔を想像でき、ほくそえめたので、もうおなか一杯。)





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とても清潔感と重厚感がある店内。
渋谷のBAGUSよりよほどきれい。


2004年09月02日(木)



 SOHO

有名なところですよね。響きとしては表参道みたいな雰囲気がするところじゃないかと想像されます。(いや、あの表参道沿いの都営アパートがなくなった今ではそんな響きについて疑問ですが。あ、今どうなっているんだろう。是非知りたい。)というわけで、SOHO。多少行きにくいところにあるわけですが、ちょっと散歩するとイーストビレッジからチャイナタウン・リトルイタリーと、結構どこからも近い場所でもあります。小さな小さなセレクトショップが立ち並んでいて、やはり小さなカフェやバーが点在しているエリア。というわけで、探索にはもってこいの街ですね。さっき言ったように、その周辺で昼ごはんを山盛り食べたときなど散歩がてらにSOHOによって、帰る、なんていうのがベストなコースなのかもしれません。好きな人は本当に好きなところ。
 

 エキゾチックな店からスタイリッシュな店まで結構たくさんある。
 ちなみに、この写真のグッズはキッチン用具。主にワインオープナー。

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2004年09月01日(水)
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