切れ端。

2004年02月26日(木) 待ち焦がれたもの。そして現実。

何年待っただろうか

一冊の小説の発売が、
これほどまでに待ち遠しいものだとは思わなかった。

第一作を読んだのは今から6年程前。
薦められて読んで
それ以来、本を読むことが当たり前になっていた。

そして6年経った今
手にした本を読みながら
ふと 思った

本を読む楽しみを教えてくれた人への
心残りだけが山積みになっていく

今日、手にした本について
話し合うこともなく
酔った時に、また話して盛り上がる相手はいない

待ち焦がれたものは 現実を突き刺した

彼は死んだ


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shinsuke [MAIL]