切れ端。

2004年01月17日(土)

いつからか誤魔化し始めた夢は
輪郭さえ ぼやけ始めてる

都合よく 忘れたわけじゃない
今は そう 不埒な犠牲の上に成り立つ
代償の変わりに得た この価値は

いつか会う日がくるのならば
君の好きな花を 贈ろう
君によく似た 少し陰のある花束を

いつからか覚えた愛想笑いは
くだらない 現実では有効で

都合よく 生きてるわけじゃない
今は そう 矛盾の結果に惑わされてる
心のままに生きてみた その歪みは

いつか手を繋ぐ日がくるのならば
君の好きな本を 贈ろう
君に最後に渡した あの本の続きを


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shinsuke [MAIL]