French Wolf の日記
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2004年08月31日(火) サンプルのアップロード - 作曲家デビュー オンライン


火曜日。

ついに月末だ。昨日の夜にはまた海外クライアントから怒濤のような新規案件の打診が飛び込んできていた。このクライアントの場合、打診ではなく「明日の朝までにお願いします」という「伝達」だ。俺の都合はどうなる? と思いながらも、本当に分量が多すぎて対応できなかった、ということはないし、そうなりそうなことが推測される場合には、事前に正規の「打診」がある。信頼関係の一部といってもいいのだろう。

さて、月末といえば金融機関のはしごだ。その前にプール。「がんばれ平・クロ」「中上級」に参加。ボディボードで鍛えた、というか本来の楽しみ方を知らず単にビート板に成り下がっていた挙げ句の果てともいうが、キックが最近強くなったようだ。オリンピックの自由形を見ていると、そんなにがむしゃらになってバタ足を打つ選手は見られなかったが、効率的なキックはやはりスピードアップに貢献してくれるものだ。

そして銀行めぐり。家に戻ってホッと一息つくかつかないかで、ミサワホームの方がお見えになった。先週末に寝室のドアが故障したのだ。部屋のドアは回転式のノブではなく、レバータイプで押し下げることで開閉を行うもの。押し下げてもドアが開かない! という状態に陥ってしまったのだ。要するに鍵もないのにロックされてしまう。無理矢理金属をつっこんで開け、レバーを下げたときに出たり引っ込んだりする部分が、きちんと 100% 引っ込まないことが判明した。そこで月曜日朝一番でミサワホームに連絡を入れ、見に来てもらうことになっていたわけだ。修理は部品の交換で 5 分程度。5000 円也。ただ、料金が発生するときはふつう、修理をする前に言うのが礼儀ではないだろうか。見積書を提出してくれとは言わないが、部品を交換するからいくらかかります、の一言を言ってくれてもよさそうなものだ。

夜中には、Finale の完全バージョンが届いた! 早速インストールして、プレイバック。かつて作曲した Music Box の 2 つのバージョンを以下のリンクからお聴きいただけます。感想もお寄せください。

(1) オリジナル2台のピアノのために作曲したバージョン
(2) 多少効果を入れて編曲したもの - ただしまだ表情をつけていないので未完成



2004年08月30日(月) Finale


月曜日。

プールのない月曜日。仕事を着実にこなす。

記譜ソフト『Finale』にはまってしまった。とりあえずは無料試用版で今までの曲を入力。早速本物にアップグレードすべく注文。入金処理が 3 時を過ぎてしまったため、届くのは明後日か。



2004年08月29日(日) 仕事もすっかり片づいて


日曜日。

予定通り早起きして、朝食を fix し、仕事に、、、とはいかず、食べたら眠ってしまった。異物でも混入されていたのだろうか? (とはいえ、作ったのは自分だ。)

昼寝から目覚めて仕事に没頭する。天気が悪いため、海にも出かけられないこんな日には仕事も悪くない気がする。夕方少々カラオケを楽しみ、宝島へ。



2004年08月28日(土) 土曜でも仕事


土曜日。

オムライスを作った。今までの俺だったら、薄焼き卵でチキンライスを包むものを目指していたと思うが、今回は半熟のスクランブルエッグに薄皮があり、ご飯の上にのせて中央に包丁で切れ目を入れると、卵がふんわりと広がる・・・こんな生意気なものをねらってしまった。ネットで調査してチャレンジしたのだが、あいにく今回は不本意な結果に終わってしまった。まぁ、経験を重ねるうちにうまくなるだろう。

軽く昼寝をすると、本来土日祝日は営業していないことを知っているはずの例のクライアントから意外とヴォリュームのある仕事の打診が・・・。先週はじめに浮上した件で翻訳者に声をかけていたものの、分量と納期のかねあいを考えると今回は自分で対応した方が早いだろうと直接作業を始めてしまった。自分のペースならば今日と明日でなんとかケリをつけられるだろうと思ったのだ。

カラオケでは平井堅『瞳をとじて』がマイブーム。徐々に点数も上がってきている。そして週末耐久「宝島」はいうまでもない。



2004年08月27日(金) クロール


金曜日。

仕事も早めに片づけ、午後のプールに気合いを入れた。ウォームアップの後、クロール 1000m。そして「はじめてクロール」「なが〜くクロール」に参加。後者では、最後の 8 分間で好きなだけ泳ぐという月末恒例イヴェントが催行された。今回は 400m だった。もっとも 25m プールで 5 人が連なって泳ぐ関係上、自分のペースで最後まで泳いだというわけではない。実際、先頭を泳いでいた俺は 150m のターンではすでに最後尾の方に追いついてしまい、追い越したいもののそれは無理。協調性も必要だ。

家に帰って、25 日締め請求書をまとめ送信。入れ替わりに同じくライアンとから新規案件がいくつか入ってきた。これは来月に請求すればよいということにして、仕事に取りかかる。

夕方は「宝島」。



2004年08月26日(木) どこまでの注文が正当か、微妙な問題


木曜日。

昨日の夜入ってきた仕事で結構手こずりそうだということが判明し、毎日のプロジェクトは急遽外注さんにお願いすることにした。手元には数件自分で片づけなければならない案件がたまっており、放っておいても自動的に仕事が終わることはまず考えられないため、早朝から着手。

一段落ついたところで、小休止。そして午後のプールだ。今日は「きれいにバタフライ」「中上級」に参加。久しぶりの中級レヴェルのクラスではかなり体力を消耗したが、徐々に慣らしていかないと米国出張以来、どんどんなまっている体がいっそう重くなってしまう。(意外なことに最近飯を食えば食うほど、体重が減少する、というまか不思議な状態になっているのだが・・・。重篤な病気だろうか。否。快食・快便・快眠ということだろう。)

お客さまは神様ではあるが、数字に変換できないところでの単なるワガママに振り回されるのは大変なことだ。中間企業もあるケースが多いため、コミュニケーションには時間がかかり、さらに伝言ゲームのような不透明感がつきまとう。文句たれていても始まらないため、仕方ないとあきらめ、今後の仕事につながることに一縷の望みをかけて取り組むしかないのだ。

夜は渡鬼も中途半端。ヴィデオ録画しておいたから明日時間ができたらゆっくりと鑑賞したい。



2004年08月25日(水) スケープゴート


水曜日。

昨日の夜のうちに来ていた案件。イスラエルの植物園に関するもの。普段は IT 関係が多いクライアントからの依頼で珍しいジャンルだったが、Web 用に和訳するらしく、興味もあったので早速取りかかってみた。やり始めると下調べも必要なことが分かり、一つの文を訳すのに結構時間がかかる。なんとかペースをつかみ、ある程度まとまったところで、、、。25日といえば外注さんへの支払日だ。

郵便局で金融機関の資金移動。そしてオンラインで振り込み。外注さんへの連絡。いろいろと忙しく過ごした。

その後、なかなかチャンスが到来しないため遠ざかっていた、Tsuc 市の病院へ。前回は血液検査を受けたので今回はおそらく「体重を減らせ、食生活を見直せ」など叱責されるだろうと覚悟していたのだが、意外にも数値はほとんど正常範囲内。やはり日頃の行いがよいと検査結果もよいものになるのだろう。(苦笑)

そしてその足で、最近気になっていた太ももの吹き出物を見てもらうために地元の皮膚科へ。何のことはない。単に毛包炎という細菌性のニキビだったらしい。抗生物質が配合されたローションをもらい、1 日 2 回塗布すればすぐによくなるとのこと。

家に帰って早速塗布。ん〜、効いてきた気がする。



余談: 「贖罪の羊 (scapegoat)」という言葉をご存じだろうか。非常に便利な言葉なので覚えておきたい。



2004年08月24日(火) 仕事もプールも


火曜日。

朝は肌寒かったものの徐々に気温が上がりごくふつうの夏に戻ったようだ。

午前中に仕事は片づけ、小休止、そしてプールだ。「がんばれ平泳ぎ・クロール」「中上級」に参加。久しぶりのプールでまじめに泳いだため、かなり疲れたが、気持ちのよい汗を流すことができた。

家に戻り仕事の続きに励む。

最近夜いつ寝たのか定かではないことが多い。




2004年08月23日(月) てんてこ舞いで踊り狂う


月曜日。

ついにやってきた月曜日。先週は変則的な一週間だったが、今日からはまた再びごくふつうの毎日がやってくる。とはいうものの、毎日、変化に富んでいる。今朝は、早朝から納品予定のファイルが外注さんからどんどん上がってきて、またまたてんてこ舞いを踊りたくなるような気分だったし、しかも自分の発注ミスで重複して外部に依頼してしまったものがある一方、未発注のものがあったり。急いでヨーロッパの翻訳者に連絡を取り対応していただいた。この場をお借りしてお礼を言いたい。T さんありがとうございます。本当に助かりました。

少しずつ納品の準備を進めるとともに、毎日恒例のプロジェクトも動き始める。徐々に月曜日の忙しさが本格的になってきて、それがピークに達しようとしているその瞬間、また新たな案件が浮上。

プールが定休日の月曜日ならではなんとかこなせたメニュー。今週には支払も控えている。ふ〜、今のうちにエナジー蓄えておかなければ。



2004年08月22日(日) 回し者と馬刺し・・・すごいのはどっち?


日曜日。

今朝はゆっくりと寝てしまった。といっても 8 時にはシャンと起きていたが。手抜きではあるが、朝食を用意し、昼寝。そして午後は気温も低かったため海は断念し、地元のプールで 1 時間ばかり泳いだ。子どもたちがプールを横断してくれるため、コースに沿って泳ぐのはなかなか容易ではなかったものの、途中 (多少意味は異なるが) 紆余曲折/右往左往/東奔西走しながら、まあまあの距離を泳いだ。

さて、買い物で数件の店に立ち寄った後、今週末最後の SHIDAX。伸び悩んでいた曲に多少あかるい光が見えてくると同時に、いつまで経っても点数がでない曲もある。いろいろと勉強だ。

そして、夜。久しぶりに「異風園」にて。キープしてあるボトルと、ウーロン茶、氷、グラス、マドラーを持ってきた女将さんの長男 (高校 1 年生) にマドラーを指しながら「これ何ていうか知っている?」と尋ねたら、一瞬の沈黙の後、満面の笑みで「回し者・・・ですか?」との反応。いや、これには参った。たしかに回すものではあるが。二の句が継げない。と思いきや、話題は意外と知らない日本語にうつり、一緒に来ていた友人に醤油差しを言わせようといろいろとヒントを出していたのだが、結局答えは友人の口から出てくることはなく、最後に俺が正解をいうと、「馬刺し」の親戚だ、とのこと。世の中には面白い人々がたくさんいるものだ。




2004年08月21日(土) 焼き肉連続 5 日目


土曜日。

昨日の積み残し。
さて昨日のカラオケ。なんと CyberDAM の「採点機能」で審査員が変わっていたのだ。今までは宇宙人が数人交替で審査にあたり、コメントを熱唱中に出してくれていたのだが、今回は人間っぽくなっている。点数も今までより高めに出る設定に変更されたのか? 疑問は残る。いずれ今週末にもう一度でかければ明らかになるだろう。




久しぶりに仕事から解放された週末だ。朝、適当な朝食を作り少々の仮眠をとってから、海に出かけた。今日もまた人出は少なく、水も透明。ボディボードは前々回のトラウマもありほんの少ししか遊ばなかったものの、十分泳ぐことはできた。

家に戻ってシャワーを浴びると、強化月間中の「宝島」へ。若干食傷気味であることは否めないが、どれだけ焼き肉を食べ続けられるか、自分でも興味津々といったところだろうか。




2004年08月20日(金) ひや〜!


金曜日。

昨日の夜も早く寝てしまった。というよりも寝るに至った経緯を覚えていない。酔っぱらっていたのもあるが、朝から何も食べず、最初に口にしたものが宝島の生ビール。しかも海でさんざんしょっぱい思いをして、水分を補給しなければならない上、当然ながら空きっ腹だったところにきて、水分補給にはお世辞にも適任者とはいえないアルコールだ。わざわざ悪酔いするようなものである。ただし、げろげろ大魔王は最近出没していない。

朝は当然 3 時半には起きており、ちょうどよいタイミングで納品があった。内容の確認をした上で、クライアントに送信。また、昨日の夜入ってきた新規案件についても心当たりのある外注さんに連絡を入れておいた (朝っぱらだからメイルでの連絡だ)。また毎日恒例のプロジェクトも早めに入手でき、早速取りかかることができ、スタートとしては好調だ。

一段落ついたところで、特製スパゲッティを用意。ある意味俺にしか出せない (本人も前回に作った際、二度と同じ味は作れないと思っていたのだ) 名前を付けることすら難しいスープ パスタ。ご試食を希望される方は、メイルにてご連絡いただきたい。(提供できる保証はないが。)

さぁ腹ごしらえが整えば必然的に睡魔が襲ってくるわけで、気づくと寝ていた。


「気づくと寝ていた」という表現はおかしなものだ。自分で書いて、ツッコミを入れているのだから世話ない。たいていの人は夢を見ているとき「あ、今自分は夢を見ている」と感じたその刹那、目が覚めてしまうものではないだろうか。つまり、「気づくと寝ていた」と書くと、誰か第三者の視点ならともかく、本人の場合ありえない事態ではなかろうか。

そして、気づくと目覚めていた (苦笑)。さて午前中に打診していた案件の返事が次々へと外注さんから入ってくる。詳細情報を電話やメイルで確認し、クライアントに受注することを連絡。ひとつ、ふたつなら「なんちゃない (なんくるない、などと同義)」この作業だが、5 つを超えるプロジェクトが同時進行するとなると、自分で覚えておくのにも限界がある。外注さんを信じるのと同時に、管理もしっかりとしておかなければならないのは、相当のプレッシャーだ。

さて、そしてカラオケに出かける。1 時間半のバトルでのテーマは平井堅『瞳を閉じて』。その足で「宝島」。



2004年08月19日(木) お盆過ぎの海


木曜日。

朝早起きしたのはあえて言うまい。毎日恒例の仕事の入稿が珍しく遅めで・・・といっても 9 時過ぎには来ていたが・・・そのため午前中は苦戦した。新たな案件も続々と動いており、納品もあわただしい。落ち着きを取り戻した午後、海に出かけた。もう駐車料金も取られない季節になってしまった。お盆過ぎの海、土用波やクラゲが懸念されるが、もちろん油断は大敵としても、普段出かける海は水もきれいになり、人数も減り、水温、気温なども快適になる。

突然だが、急いては事をし損じる。ターボライターをサンフランシスコの空港で没収されたのは FrenchWolf ファンのみなさんならもうご存じのはずだが、今日のように風が強い日に海に出かけ、ホッと一息つくときタバコで一服なんておしゃれの権化だ。ただいくら風に強い ZIPPO でも、逆に風に煽られて火柱で大やけどを負いかねない。箸より重いものを持ったことのないおぼっちゃま育ちの俺にとって耐え難い苦痛だ。よって、ターボライターがほしくなる。そこで、海の帰り道、ホームセンターでターボライターを購入したつもりだった。よく確認しなかった俺が悪いのだが、単にガス充填式というだけでふつうの炎が立ち上るタイプのライターだったのだ! あまりのショックに 2〜3 秒気絶したほどである。

立ち直りも早い俺のことだから、家にたどり着いてシャワーを浴びるとすっかり先ほどの意気消沈ぶりはいずこへ、というくらい復活・・・しているわけがない。気を取り直して、仕事を再開。無事納品を済ませた上で、夕食に出かける。宝島強化週間ということで、かなりの長時間滞在していたらしい。後から計算すると 4〜5 時間の長居を決め込んでいたもよう。迷惑甚だしい客である。



2004年08月18日(水) 特製カレー


水曜日。

3 時過ぎに目覚めても誰も驚かない。昨日から夏休みの友人がうちに遊びに来ているが、マイペースで早速仕事に取りかかった。今朝 6 時に外注さんから仕上がるデータを確認するのにはちょうどよい早起きだった。(しかも実はこの間に、出張中のたまった日記を書いていたのだ。) もちろん仕事もちゃんとこなした。納品までのチェック、外注さんへの発注詳細情報の提供などなど。当たり前だが。

そして久しぶりに自分でカレーを作ってみた。ジャガイモ、人参、タマネギを本来はミキサーで粉々にしたかったのだが、あいにくミキサーが見あたらない (もっと正直に言えば、フード プロセッサーがほしかったのだが、あいにく家にはない)。ジューサーで水分と絞りかすが分離されたものの両方を水の中に入れて、軽く塩、コショウ、グルタミン酸ナトリウムを投入し煮込む。チャーシュー、ナスも加えた。市販のカレールーを使ったが、自分の味を引き出すためにも、ソース、ケチャップ、ショウガ、にんにく、醤油、焼き肉のタレも使った。あまりにも水の量が多すぎたためか、いつまで煮込んでもどろどろにはなってくれない。仕方ない。「伊東家の食卓」で紹介されていた裏技、「餅をスライスしてカレーに入れると水っぽさがなくなる」術を試そうと思ったところ、これまた冷凍されていた餅が何個も数珠繋ぎになっており、一個分を取り出そうとしても無理だった。背に腹は代えられない。水溶き片栗粉でとろみの微調整。まあまあの塩梅になったところで一度火を止めた。作った日より翌日のカレーがおいしい理由を、俺は個人的に、一度冷やすことで、余分な水分や好ましくない物体が抜けることだと捉えているためだ。

料理などしていて、仕事は大丈夫なのかという話になるが、毎日恒例のプロジェクトは、今日の分を外注さんにお願いしてある。下処理を済ませて転送。先方が受信したことを確認して、先ほどのカレーを温める。ご飯だが、白米がなかったため、冷凍の玄米でカレーを食べる。またスープの代用にカップラーメンだ。

別件の仕事の打診も立て続けにあったが、一段落ついたところで、プールに出かける。「はじめてバタフライ」と「きれいに平泳ぎ」に参加。それほどの距離は泳いでいないが、先週一週間は丸ごとブランクだったのだから、地道に本来のペースまで回復させたい。

家に戻って仕事を納品すると、カラオケに繰り出す。1 時間半と控えめではあったが、これもブランクを考えた上での計略である。5 時半前には気づくと「宝島」にいた。不思議だ。



2004年08月17日(火) 英語の発音矯正


火曜日。

昨日は何時に寝たのかも覚えていない有様だ。おそらく俺のことだから、一睡もせずにただ意識だけ混濁した状態にあったのだと思う。いや、間違いない。

怒濤のような、昨日の仕事の手配に引き続き、今日も午後には新規案件が畳みかけるように舞い込んできた。もちろん午前中はそんなことはつゆ知らず、比較的ゆったりと過ごしていたのだが・・・。午前中早い時間帯に毎日恒例の仕事は入手でき、午前中に外注さんに回すことができたのには救われた。

まだ仕事が入ってくるかどうか分からない午前中。新型 DELL の PC に『瞬脳活性英単語』なるソフトをインストールし、マイクをつないだ上でオーディオの調整をした。このソフト、英語の発音を矯正してくれるという代物だ。商売柄、多少発音には自信があるものの、時間のあるときに少しずつでも練習しておいて損はないと思って仕入れたものだ。しかも安かった。実は、昨日も仕事が陸続と飛び込んでくる前、余裕綽々だったときにインストールして、同梱されていたマイク付きヘッドセットで試験運用をしてみたのだ。ただ、俺の発音がそれほどひどいのか? と問いただしたくなるような成績。何度繰り返しても OK がでない。そこで今日は、マイクを大昔に買ったものに取り替えてみたのだ。するとどうだい (『ほんの 1 時間前まで』By ゆず)、見事、機械でも俺の発音の優秀さを認めてくれたではないか。一発でクリアできない単語、フレーズもあることはある。が、マイクの精度でここまで成績が左右されるとなれば、一大事である。まぁある程度の成績がとれたことで満足、満足。

さて、プールに出かけた。1 週間以上のブランクだ。3 年前の 9 月にメンバーになってから、これほどの長期間プールから離れていたことはなかったため、いささか不安だったが、なんとなく大丈夫だったようである。「がんばれ平・クロ」「中上級」に参加。

そして家に戻る。仕事の打診がまた山のように! うれしい悲鳴だ。昨日から奇声ばかり発しているような気がするが、これもまた乙なものだろう。納期とのからみを考えて複数人の担当者で分担するとなると、それぞれの生産効率を勘案した上で、ファイルを分配しなければならない。本来の仕事をしているまでだが、骨の折れる作業だ。しかも複数クライアントから同時にというのも、最近では増えている。なんとか 3〜4 時間かけて調整完了。

夜は久しぶりの「宝島」。ウーロンハイはいいねぇ。




2004年08月16日(月) ふつうの月曜日


月曜日。

日本に戻り、日常が帰ってきた。今日から仕事だ。いつも通り、普段から時差ぼけしているような時間、朝 2 時に目覚めてしまった。メイルのチェックや、ちょっとした仕事の整理をしていると再び睡魔に襲われ、またベッドに潜り込む。

次に起きたのは 6 時頃。ちょうどよいタイミングで毎日恒例の仕事が入ってきてくれたため、外注さんにメイルを送信しておいた。その後、昨日の夜整理できなかった荷物を片づけたり、洗濯したり (俺が洗うわけではない。洗濯機が洗ってくれるのだ。誤解なきよう)。

送り盆の今日、都内の会社は通常営業を再開しているところも多いらしいが、一方外注さんはみなさんとはタイミングをずらして夏休みを取る方が多い。今日も案件はたくさん舞い込んできたのだが、是非つかんでおきたいチャンスを 100% 掴みきれたわけではない。ドタバタと次から次への新規案件。内容の把握とクライアント/外注さんとの間でのやりとりに時間を取られた。ま、これが俺の仕事なのだが。

もうすっかり普段のペースで、24 時間前に国外にいたことなど遠い昔の話のようだ。




2004年08月15日(日) 出張 最終日


日曜日。

いつの時点で日曜になったのかは微妙な問題だが、機内であることは間違いない。

飛行機の最初の食事は夕食。といってもカリフォルニアの時間では午後 3 時くらいである。日本時間にしても、午前 7 時。どちらの時間をとっても夕食というのは釈然としない。まぁ、だいたい離陸後と着陸前 1 時間半に 2 回食事が提供され、最初のものが夕食、2 回目が朝食ということだろう。今回の成田までのフライトでは途中、軽食という名目で、日本でいうところのアイス最中がサーヴィスされた。普段滅多にアイスなぞ口にしないが、今回のアイスはうまかった。

また眠りの世界へ。Daniel Steel 著『Johny Angel』を持ち込んでいたのだが、結局最初の数章読んだだけでほとんど寝ていたような気がする。

無事日本到着。定刻通り午後 4 時過ぎだ。入国審査も無事パスし、預けた荷物もなかったためすぐさまスカイライナーで上野まで。途中 i モードで地元の駅まで行く特急の予約を入れたのだが、上野での京成から JR までの乗り換えを考えると時間的に間に合うかどうか微妙なラインだった。結局、京成と JR が同じ駅舎に同居している日暮里で乗り換え、切符を受け取り、走るようにして日暮里から上野まで山手線で戻る。無事特急にも間に合い、ようやく家に帰ってきたという実感がわいてきた。

家に着いたのは 8 時頃。たまりにたまったメイルの整理からとりかかる。荷物の整理は明日以降でもよかろう。

いつの間にか寝ていたのも、想像に難くない。


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2004年08月14日(土) 出張 6 日目


土曜日。

もう日本に向けて出発する日だ。朝方 2 時半頃目覚めてしまい、禁煙のホテルから一歩外に出て (もちろん Fisherman's Wharf で買ったジャケット着用の上で)日本にいる友人に電話をかけたり、タバコを吸ったり、荷物をまとめたり、忙しく動き回った。

いつの間にか再び睡魔に襲われ、起きると朝 9 時過ぎ。ホテルには 10 時 20 分に迎えが来る予定になっており、10 時間のフライトを考えて、丹念に全身を洗い長い帰途に備えた。

空港につきチェックインを済ませると、中華料理で朝食。ヴェジタブル フライドライスだが、これがまた大漁である。どちらかというとピラフ、しかもミックス ヴェジタブルが入っただけのものという雰囲気ではあったが、condiments (今回再認識した英単語の一つ。薬味、調味料を意味するもの) としていただいた、豆板醤、コショウで自分流の味付けを楽しんだ。

さて、出国手続きの際、荷物検査を受けるのは周知のことだが、たまたまバックパックに入れておいたターボライター (前回グアムに出かけたときに買って、お気に入りだった代物だ) が引っかかってしまった。今までは、ライターを機内に持ち込んではいけないことは知っていたが、どうせフライトでは禁煙である。タバコを吸える場面がないと考え、ポケットに入れておいたものである。手荷物検査でも引っかかったことはない。が、もともと禁止されているものだけに反論の余地はない。担当者からの提案は「機内持ち込みではなく、貨物としてチェックインするか、さもなくばここに置いていくかのどちらか」というもの。後ろにはおびただしい数の人が列をなしており、また荷物を預けてこの行列の最後尾につく精神的余裕はなかった。あえなくターボライターは係員にプレゼントすることになった。

こんな一悶着があったせいか、飛行機に乗ると離陸前に眠りの世界に。以降、日本時間では日曜になるので、明日の日記へ。



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2004年08月13日(金) 出張 5 日目


金曜日。

今日はオフの日。アメリカスタイルの朝食をと思って通りがかったレストランに入り、時計を見てみたらブランチの時間も過ぎており、とうにランチの時間だった。チキンバーガーとフレンチフライ。ポテトは食べきれなかったものの大満足だ。

昼間は買い物に出かけたり、一度ホテルに戻ったり。

夜はタイ料理を堪能した。ハラペーニョがシシトウのごとく見えたため、丸ごとかじってしまったのは人生で唯一の汚点だが、BBQ もフライドライスもおいしくいただいた。


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2004年08月12日(木) 出張 4 日目


木曜日。

またまた昨日の日記の積み残し。

これまた夕食後の話。ホテルでシャンペンを楽しみながらビュッフェでさんざん食べたはずなのだが、小腹が・・・。酒を飲んだ後にラーメンが食いたくなるというのは、みなさんご存じの通り、肝臓がアルコール代謝でたくさんのブドウ糖を消費するため、実際には空腹ではないのに、人間の脳がブドウ糖を渇望している、いわばインチキ信号だ。そのインチキ信号にだまされて、アメリカならではのマクドナルド。しかもビッグマックを買い出しに出かけてしまった。



今日の日記。

もうラスヴェガス最終日。午前 9 時 15 分にはホテルに迎えが来ることになっていた。サンフランシスコへの移動である。慌ただしく荷物をまとめ、朝食もままならぬ状態で空港へ。国内線での移動のため、複雑な手続きはなかったが、時間的余裕が少なく、飢餓感に苛まれつつ 1 時間半のフライトを耐え抜いた。短いフライトでも今回の飛行機 (アメリカウェスト航空) では、プレッツェルとドリンクのサービスがあった。これで多少空腹を補うことができたのかもしれない。

空港を降りたって第一の感想は、「涼しい!」である。陽の当たる場所は暖かいし、日陰はむしろ肌寒いくらいだ。ヴェガスから移動してきたのだから体感温度としてもだいぶ低めに感じるのは人間のカラクリ上仕方ない。

お迎えの車に乗り込み早速ホテルにチェックイン。今回の宿は、Hotel Carlton の 404 だ。Ritz Carlton とは異なる点に要注意。部屋が non-smoking であるだけではなく、建物自体が non-smoking establishment となっており、タバコはホテルの外で吸え、とフロントのおじさんに言われてしまった。まぁホントのアメリカという感じだ。(どこでもタバコを吸えて、アルコールの販売も 24 時間 OK というグアムやラスヴェガスが異常だったのだ。) 欧州調のホテルはダウンタウンでも危険地域と言われている地区に隣接しており、昼間でも外出は控えた方がよい、とガイドにいわれたもののどこに出かけるにしても危険地域に足を踏み入れないわけにはいかない。

ホテルで国内時差 (ヴェガスとサンフランシスコの間に時差があるかどうかすら定かではない。レンタルした携帯電話はスイッチを入れると自動的にそのタイムゾーンの正しい時刻に設定してくれるからだ - 言い訳にならないが) と体内時計との調整をはかる意味で昼寝。

Muni と呼ばれる公共交通機関網 (地下鉄、路面バス、ケーブルカー、ふつうのバス) を駆使して、Castro という知る人ぞ知る地域へ。日本ではあまりお目にかからないものを目の当たりにして呆気にとられた。その足で、また地下鉄とバスを乗り継いで、Fisherman's Wharf (ところで、Wharf はカタカナで「ワーフ」とかかれることが多いのだが、自分ならきっと「ウォーフ」と書くような気がする) へ。突然寒くなってきた。海風のせいか、西海岸特有の気候のせいか。いずれにしても、T シャツと短パンでは到底太刀打ちできなかった。軒先に観光客目当ての若干高めに価格設定した店の前でジャケットを見ていると、店主らしきおじさんから声をかけられ、俺がどんなものをほしいかなど一切おかまいなしで、「サイズは?」とだけ尋ねて、勝手に選んでくれた。「どこから来た?」との問いに「日本」と答えると、「本田宗一郎 (漢字あっているだろうか? 本田技研の創始者のことだ) を知っている。バイクが〜」と話が始まってしまった。こっちは、防寒具を買ったらそそくさと立ち去って、ご飯を食べようとしていたのだが。俺が会話に乗ってしまったのがそもそも負けたわけだ。しまいには、自分が本を出版したという自慢話まで聞かされ、その本を見せてくれた。タイトルは「Motorcycle and Yoga」だとさ。奥さんがインド人で日本語を話すらしい。で、ヨガの話と自分の趣味のバイクをまとめて一冊にしたのだろう。

さて、夕食は定番の Pier 39 にて。シーフードのコース。店のねえちゃんが「Clam がないから Muscle でいいか?」と訊いてきた。意味不明だったし、まぁどっちに転んでも貝の話だろうと思って、「かまわない」と伝えた。後で調べたところ、なんと俺の耳は間違っていなかった。ただ脳がおかしかっただけだったことが判明。Muscle (筋肉) と Mussel (ムール貝) では発音が同じだったのだ。そのときはこの言葉を知らず、適当に返事をしたが、最終的に選択肢はなかったのだから同じことだ。

新しい単語といえば、夜、食事を終えて埠頭に響く怪しげなうめき声のような音。何かと思えば人だかりが。看板に Sea lion にえさをやるなと書いてある。デジカメで撮影したのだが、アザラシだかアシカだかトドだか判然としない。アシカなら Seal という単語があったはず。こんな単純な単語の組み合わせでも知らないものは知らない。いや、ひょっとしたらかつてしっていた言葉なのかもしれないがすっかり忘れていたのだ。

さぁ、ホテルに戻り爆睡だ。


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2004年08月11日(水) 出張 3 日目


水曜日。

昨日の日記の追加。
夜はホテルのあるヴェガスの「ストリップ (H なことを想像しないように)」の北の端から中心部に繰り出した。ほかの店でカジノを楽しみたいというのもあったが、グランドキャニオンから戻りホテルに着いたのが結構遅い時間で、近場に食べる場所がなかった (と思いこんでいた) のだ。(実際、ホテルのビュッフェがかなり遅い時間帯まで営業していることを知ったのは、夕食から戻った後だった。典型的な後の祭りパターンだ。)

中心部はすごい人出。国籍も年齢も性別も様々。るつぼにたとえることが多いが、ラスヴェガスはこんなに人でごった返しているから、気温も高くなるのではないか、と一瞬真面目に考えたほどだ。(多少なりとも温室効果にマイナスの貢献をしているだろうことは、誰の目にも明らかだが。) 狙っていた米国生まれの Denny's での夕食。最初の店舗は午後 10 時で閉店ということで門前払いを食らった。歩き続けること、1〜2 マイル。別の Denny's を発見。勇み足で入り込むが、喫煙席を希望したため待たされる羽目に。ただし、10 分と言われていたところ、5〜6 分で着席できた。次からが問題だ。ビールなどの酒類は一切メニューにない。よく見てみると、深夜・朝食メニューになっていたのだ! ただステーキ、サンドイッチなどはきちんと提供されていた。アルコールなしでおとなしくスプライトをオーダー。甘い! ただ海外に来るといつもそうだが、普段日本で飲むことの滅多にない炭酸飲料が欲しくなったりする。だいぶ前にギリシャ、イタリアに出かけたときには、炭酸水がいたくお気に入りになってしまったほどだ。さて、気になるメニュー。ビーフのディープ フライ (要するにカツだ) のグレイビーをオーダー。ただ、このグレイビーがまずかった・・・。フライドポテトは当然アメリカサイズだからデカイ。これでテキサスに行ったらどうなるのかと心配するほどのサイズだった。もちろん、ポテト以外はきれいに平らげてホテルに戻った。



今日の日記。

今日はオフの日だ。一日特にこれといった大きな予定はなく、午前中は買い物に出かけた。Las Vegas Outlet に向かう。これはかなり大規模なアウトレットで、御殿場と比較したら店舗数だけならば 3 倍はあるだろう。敷地も屋内の平屋建てとして考えれば、御殿場や佐野と肩を並べるに違いない。Nike, Tommy Hilfiger などで多少買い物を済ませてから、フード コートにて本格的 (アメリカ流が本格的かどうかは意見が分かれるところだろうが、とにかく某セヴン-イレヴンで見られるものとはサイズが違う!) ブリトーを食した。サンドウィッチの Subway で 1 フィートをオーダーしたことならば容易に想像していただけると思うが、まさにそのサイズだ。(ちょっと大げさか?) 結局全部食べきれず 5/8 程度のみにとどめておいた。

午後からはホテルにあったプールで一泳ぎしようと目論んでいたのだが、「Due to circumstances beyond our control (我々が制御できる範囲を超えたのっぴきならない事情により)」閉鎖されていたのだ。ここ 2 日間泳いでいない。さんざん楽しみに待ち望んでいたプールが閉鎖とは・・・。まさか事故・事件のたぐいではないと思うが、でもそうでなければ、閉鎖されることはないだろう。非常に残念だという思いといったい何事があったのか気にかかった。

午睡をとり、またギャンブルの世界へ。

今回は新しい英語をいろいろと学んだ。Max Bet、Payline、Cash Out、Change など、日常会話ではあまり使用頻度が高いとは思われない言葉、または異なる意味で使用されるものだが、次回ヴェガスに来る際にはきっと役立つことだろう。


夕食はホテル内のビュッフェで済ませるつもりで出かけてみたら、シャンペンが無料というではないか。普段生ビールやウーロンハイなどグビグビ飲める酒しか知らない俺だが、多少ゆったりとしたペースで飲む酒も悪くはないなどと生意気なことを考えていた。結局後半に向けて徐々にピッチは加速し、最終的にはグビグビ飲んでいたような気もするが、あまり記憶にないため、今日の日記はこの辺でおしまいにしよう。ただ一言添えておかなければならないものがあるとしたら、ホテルのグレイビーは美味だった。



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2004年08月10日(火) 出張 2 日目


火曜日。

24 時間以上あった月曜日が終わり、火曜日だ。妙なことだが時差ぼけというほどぼけていない。デフォルト設定が多少ボケ気味なのだろうか? まぁ、そんなことはないとは思うが。

ホテルの朝食ビュッフェで舌鼓を打つ。典型的なアメリカ スタイルだ。(それほど詳しいわけではないが、アジア人に媚びを売るようなグアムの多国籍ビュッフェとは趣が異なるという意味だ。) 卵、ソーセージ、パン、ジュース、ミルク、シリアル、ベーコン、サラダ。不思議だったのは、なぜかキムチがサラダのドレッシングの脇に用意してあったこと。これを旅行客はサラダに乗せて食べるものだと理解するのだろうか。大きな疑問が残るところだ。

さて、今日はグランドキャニオン。ラスヴェガス郊外にある空港から、セスナ機でグランドキャニオンに向かう。約 1 時間のフライトだ。通路を挟んで、1 人と 2 人がけの座席が 20 列ほど並んだ狭いものだ。お世辞にも快適とはいえなかったものの、今にも墜落しそうなスリルは他では味わえない。実際に危険と隣り合わせというのも滅多に遭遇できるチャンスはないだろう。

途中、眼下にはヴェガスの街並みが繰り広げられる。豪華なカジノも上から見れば、やはり豪華だ。ただし、少し郊外に出ると、砂漠の間に民家という景色に推移する。面白い発見だったのは、アパートなど集合住宅にはプールらしきものがたいてい用意されている点だ。上から見下ろしたからプールに見えただけかもしれないのだが、住宅街にあれほど湖があるとは考えにくい。となればやはりプールが自然だろう。

また砂が赤い。砂漠の中にも緑がある。川や湖は基本的に青い。さまざまな色が目を楽しませてくれた。

ところで、グランドキャニオン。アメリカの作曲家ファーディー・グローフェがこの景色を見てあの曲を作ったとしたならば、どういう神経の持ち主なのか、一度脳みそを拝見したいところだ。特に『らば』の足音をパカパカとパーカッションで表現するところがあるが、そんなに悠長なものだろうか。


現地のガイドの説明によると、グランドキャニオンは国立公園。手すりなどないに等しい。毎年何人も亡くなっているそうだ。また自殺の名所でもあるとのこと。ただ、「国立公園」という理由だけで、人数が公開されないらしい。これは不思議な話だ。

また大峡谷の移動で使われるラバは、馬とロバをかけあわせたものだが、1 世代限りというではないか。3 年修行して 20 年人間を乗せて働く。動物にしては長生きの部類に属するだろうが、身内同士で夜の営みがないというのは若干寂しい気がしないこともない。

断崖にそびえ立つホテル。米国大統領や日本の政府高官などお偉いさんがよく泊まるらしいが、ホテルのランクとしては 5 点満点評価で、4 つ星らしい。しかもその理由がなんとも面白い。その一: プールがないこと。その二: 3 階建てなのにエレヴェーターがないということだ。

当のホテルには、歴代の米国大統領は全員訪れているとか。中でもクリントン氏は大のお気に入りらしく、年に数回訪れるため、一般観光客を閉め出す厳重な警備でツアー催行業者泣かせらしい。ちなみに、石原都知事夫妻と息子さんも先週、来たらしい。(日本で「北島が水泳で金メダルをとったら、ポケットマネーで焼き肉 2 年分をごちそうする」とかいっていたなぁ。)

とにかく景色は筆舌に尽くしがたい。実際にいってみるのが一番よいだろう。

帰りのセスナからはヴェガスが視界に入って来るにつれて、また例の熱気が立ちこめてくるような気分だった。

おとなしく睡眠だ。もちろん多少ギャンブルにも手を出したが。


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2004年08月09日(月) 出張初日 - 日本からロサンジェルス経由ラスヴェガス


月曜日。

いよいよ米国出張に向けて出発する日がやってきた。毎度のことなのか、それとも小学生が遠足前日に興奮して眠れないのと同じなのか、微妙なところではあるが朝方 3 時頃には目が覚めてしまい、どうにもこうにも寝付けなかったので荷物のパッキング作業に取りかかった。もっと早い段階に終わらせておけばよかったものを、当日の午前中に片づけようというのが海外出張に慣れている証拠 (?) だ。

さて、おかげさまで朝方眠くなってしまい、ちょっとうたた寝。そしていざ出発。10:56 発の地元のローカル路線で JR の駅まで。そして特急で千葉県の某駅まで。その後乗り換えで当初の予定とは多少ずれてしまったこともあったが、無事成田空港に到着。本来なら搭乗までは数時間あるはずなのだが、携帯電話のレンタルやら、いろいろと事務手続きをしていたらあっという間にノースウェスト航空 2 便の搭乗開始。これからが長い。離陸してから 10 時間も飛行機の中に監禁された。

機内では離陸から約 1 時間半後に早速「夕食」。今回はエコノミーだから贅沢なことはいえない。が、朝食べてからかなりの時間が経っていたためおいしくいただくことができた。その後、ちょっと薬の力を拝借し、大爆睡してしまった。起きたら「朝食」の時間。これすなわち、到着まで 1 時間半ということだ。まずはロサンジェルス国際空港に到着。入国審査を経て、ラスヴェガス行きに乗り継ぎ。

手荷物検査などを済ませて、トランジット。ラスヴェガスまでは 1 時間程度。ようやく空港について、迎えのバスに乗り込む。ホテルまで直行だ。空港から当地に降り立った第一印象が「暑い」。日本の暑さとは質が異なる。もっというならば「量」も違う気分だ。気温が 40 度前後というのは事前情報で入手していたが、湿度が低く、風が吹くとしても熱風だ。

一方ホテルなど建物に一歩足を踏み入れると、今度は冷房がききすぎている。今回泊まったのは RIVIERA Hotel & Casino。部屋に冷蔵庫はない。しかも金庫があるもののどう設定しても使い物にならない。海外では一応念には念を入れて、貴重品 (航空券や日本円の札束が入った財布などなど) は金庫に預けることを常にしている俺としては、不安でたまらなくなり、フロントデスクに早速クレーム。「今すぐ伺います」という調子のよいそば屋の出前みたいな台詞を大胆に吐きつつも、1 時間音沙汰なし。もう一度電話を入れると別の担当者で「自分はきいていない」とのこと。もう一度お願いしたが、それでも来ない。結局この日は夜中部屋に戻り、午前 2 時過ぎに再度電話したところ「別の業者が明日の朝 8 時過ぎにならないと連絡できない」と反駁してきた。「何でもいいから、明日の朝には直してくれ」と要求。(まぁ、結局このホテルでは金庫は使えずじまいだったのだが。)

記念にこのホテルの部屋番号を書いておこう。6344 だ。ラスヴェガスのホテルは、建物がいくつもある方が主流らしく、俺の滞在先も例外ではない。63 というのは、階数ではない。32 階だった。メインのビルから中庭にあるプールの脇の歩道を抜けて、別棟にあるものだ。

カジノではあまり大金をかけるのが怖くて、Nickel と呼ばれる 5 セント (だいたい日本円で 5 円と思っていただければよい) コインでゲームをした。まぁ、収支はトントンといったところだろうか。

夕食にはリブでおなじみ、Tony Roma's にて。


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2004年08月08日(日)


日曜日。

比較的ゆったりとした朝を迎えた。朝食には特製ゴロゴロ炒飯とカップラーメン。金曜日にヴィデオ録画しておいた『世界の中心で〜』を鑑賞する。

明日から出張だというのにパッキングの作業が全然進んでいない。

夜はまたまた宝島。そのうち自分が牛肉や豚肉になってしまわないか若干気がかりではあるが・・・。



2004年08月07日(土) さぁて、ファイナル アンサー?


土曜日。

忘れる前に昨日のクイズの正解から。S は Syrup の頭文字でした。さぁ、みなさんの答えは合っていましたか?

さて、今日は午前中、土曜日にしては珍しくプールに出かけた。I コーチの「中級 (45 分セッション)」に参加。が、人数が多く、しかも 25m の単発ものを 5 本 (クロール 1、バック 2、ブレスト 2) という呆気ないものだった。前後に自分のペースで一通り全種目泳ぎ、合計では 2000m 程度だっただろうか。

午後は出張前に最後の納品を済ませ、今までたまったビデオを鑑賞。夜は「宝島」にて。



2004年08月06日(金) S 残量


金曜日。

午前中早い時間帯に仕事を片づけ、プールへ。今日はいつもより早めに到着したため、かなりたっぷりと泳いだ。先輩方が長距離を泳いでいるのを見つけ、後を追うように泳ぎ回った。後で聞いたところによると 1500m 泳いだらしい。その後は、「はじめてクロール」「なが〜くクロール」に参加。

家に戻り、仕事を納品して一段落と思いきや、来週からの出張直前に、再来週納期の案件が立て続けに舞い込んできた。久しぶりのうれしい悲鳴だ。慌てふためくこともなく、外注さんみなさんのご協力のおかげで無事に手配完了。

金曜日といえば、「宝島」。さぁ、読者諸賢に問題です。ドリンクバーがある店に設置されているサーバー。残りが少なくなると「S 残量」ランプが点くことをご存じだろうか? この「S」。何を意味するかしっているか、考えてみていただきたい。暑い夏にはうってつけの頭をくすぐるネタである。



2004年08月05日(木) まぁまぁ


木曜日。

朝から順調に仕事を進め、小休止を挟んでプールに出かけた。


2004年08月04日(水) やばいくらいに忙しい。


水曜日。

毎日恒例の仕事は外注さんにお願いしてある。このため午前中からプールで一汗流すことができた。その様子ではないが、最近の俺を披露しておこう。(実はこの写真は、先日海で大けがする前のものだ。この 30 分後には右脇腹に切り傷が、そして家に帰り夜確認すると大きな青あざになっていた・・・。)

予想外に混雑していたが、「きれいにクロール」に参加し、その後自主練習で 1000m 程度。そして次に「きれいにバタフライ」を楽しんだ。

午後は海外からの取引が決まり、大急ぎで外注さんの手配やら、出張時の代理人探しに取りかかり、ようやく一段落ついたと思ったらもう夜中である。今日は昨日録画しておいた『ウォーターボーイズ 2』も見なければならないし大忙しの一日だった。



2004年08月03日(火) 内出血


火曜日。

日曜の海で作った痣がかなり悪化している様子。それほど痛くはないのだが、内出血の範囲が広がっているようだ。

また急遽来週は米国への出張が決まった。今年は夏休みなしで仕事に励むことになりそうだ。



2004年08月02日(月) 渡鬼の予想


月曜日。

よく考えたら昨日から 8 月だ。葉月である。「渡鬼」ではおそらく「葉子」の誕生日にひもづけたドラマ展開がなんらかあるはずだ。

仕事は順調に・・・。



2004年08月01日(日) 大けが


日曜日。

朝早起きして家を出発したのは 7 時半。向かう先はいうまでもなく、海だ。現地到着は 8 時半頃。もう人でビーチはごった返し。一口 (何度みても不思議なのだが、ATOK にはこれで「いもあらい」と登録されている) の権化だった。

もちろん波打ち際に一番近い格好のロケーションに陣取り、いざ出陣。準備体操もままならない状態で (だから首、肩、腰を痛めるという話もある -- 余談だが、プールでも入水前のストレッチはいい加減だ。水に入ってクロール 100m をゆっくり泳いでストレッチの代替にしている始末) 早速海へ。ボディボード片手に闊歩する姿は勇者 (三省堂『エクシード和英辞典』には勇者のエントリーがなかったため、類義語の勇士で検索したところ、英語では brave man または hero!)・猛者 (tough guy または veteran) そのものだったが、あいにく昨日は台風到来のため海には出かけられずじまいで、腕を磨くチャンスがなかった。

しかも大けが。

夜は宝島で景気づけにいっぱい。笑。



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