Love Letters
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2004年05月31日(月) Blueな気分の時は


 昨日、

 あなたに電話をしました。

 仕事の過密スケジュールのせいか、

 あなたの声はとても疲れていて…

 少し話をしたけれど、

 「ゆっくり休んでね。」

 と言って、

 早々に電話を切りました。




 あなたに元気がないと

 こちらまで感染してしまう。

 私達は気持ちが通いやすいから、

 楽しい気分も感染しやすい分、

 blueな気分もすぐに伝わってしまうの。




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 「来月は会おうね。^^」


 とあなたが言いました。




 二人でいる時

 あなたが心を休ませることが出来るような、

 そんな女でありたいの。



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2004年05月30日(日) 甘噛みされて


 ベッドで脚を絡め合って

 あなたとTVを見ていました。



 肌を寄せ合って

 お喋りをしている、

 ただそれだけの時間が

 とても贅沢に感じるの。





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 甘やかされている私は、

 いつも片意地張って生きてる私とは別の女。

 あなたの胸の中で

 思いっきり甘え上手になれる。



 舌を絡めるようなキスをする。

 固くなってるあなたのものをそっと撫でる。



 ねぇ。あなたと気持ち良くなりたいの。

 ただ見つめ合うだけで

 こんなに気持ちが通い合えるあなたと出会えたのは、
 
 きっと何かの巡り合わせね。



 あなたの指先で

 皮膚の薄い鎖骨を

 優しく撫でられる。

 身体がぴくんと震えて、

 切ない喘ぎ声が零れてしまう。

 水色のキャミソールをずらして、

 敏感に尖った私の乳首を

 焦らすように甘噛みして弄ぶ。

 悦びの予感に

 身体中が火照ったように熱くなる。



 私の身体が

 あなたの愛撫にどう反応するのか

 あなたにはきっと読まれてしまっているの。



 今夜はあなたに弾かれて

 一晩中ハーブのように

 甘く泣き続けるでしょう。



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2004年05月29日(土) ニュアンスと偏見


 今日の英語のディスカッションのテーマは、

 『偏見』でした。

 特に言葉に表れる偏見について。



 アメリカ人の先生が

 「外人」と呼ばれることに抵抗を感じるという話をして、

 みんなで言葉に対する印象や

 その言葉に人が持つ偏見について

 話をしました。



 この成人ジャンルでも

 日記の中に出て来る

 パートナーの呼び方によって

 印象が変わったりします。



 例えば、

 愛人と恋人。

 倫に反した恋愛関係の場合、

 同じパートナーを指す言葉でも

 恋人という呼び方は精神的な愛情が感じられるのに対し、

 愛人というと肉体関係のみの関係も想像出来るような

 言葉のニュアンスがあります。



 人妻と主婦はどうでしょう?

 人妻は艶やかな夫婦生活を想像させる

 呼び方であるのに対して、

 主婦と聞くと子育てに追われている

 生活感のあるお母さんが連想されませんか?




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 それから、相手からの呼ばれ方。

 名前で呼ばれたり、

 君や貴方と呼ばれたりすることには抵抗が無いけれど、

 お前と呼ばれるのは私は嫌だなぁ。

 あなたが、

 関西では「お前」は「あんた」よりも失礼な呼び方だと

 言っていましたが…



 ディスカッションの中で、

 私達日本人が「外人」と呼ぶ場合、

 特に偏見があるわけではなく

 単に「外国人」=「外人」の意味で

 呼んでいることが多いという話になりました。



 使っている本人は意識していなくても、

 受けとめる側は

 その言葉に敏感に反応するということは

 多々あると思います。



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2004年05月28日(金) 心に染みて


 女一人で、

 何かと

 誰かと

 対立しなければならない状況に立たされた時、

 あなたは

 いつでも私の味方になってくれます。



 心細くて、

 悲しみや悔しさで

 押しつぶされそうな胸を抱いて

 それでも歩かなければならない時、

 あなたが支えてくれます。



 あなたはそれを

 重荷とは思わず、

 ごく自然に

 手を差し伸べてくれます。




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 ありがとう。

 あなたに知られないように

 私が泣いているのは、

 あなたの温かさが

 心に染みたから…



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2004年05月27日(木) 舐めて噛んで濡らして


 お休み前のチャット。

 PCの画面に送られて来る

 あなたの言葉。


 
 「今日は疲れた。

  ヘロヘロだよ。(苦笑)」


 「お疲れさま。

  ゆっくり休んでね。」


 「はい。おやすみ。^^

  カミカミしてチュッ。(笑)」

 
 「やらしい。(笑)

  じゃあ、こっちは先っぽにチュッ。(^.^)」


 「先っぽ好きですねぇ。^^」


 「うふふっ。^^」


 「じゃあ、小夜子のクリをペロペロン。(笑)」




 冗談混じりに

 卑猥な言葉を交換する私達。

 いつだってそう。

 あなたは冗談半分、本気半分で

 私を言葉で刺激しようとします。


 「小夜子の葡萄、固くなってきた?(笑)」




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 「うん。少し。」


 「敏感だね。」


 「意地悪。(笑)」



 
 あなたの究極の望みは

 言葉だけで私を逝かせることなんだそうです。



 PCの画面に出て来る

 いやらしいあなたの言葉に

 いけない想像をして濡れているなんて

 恥ずかしくて言えません。



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2004年05月26日(水) 雨音に濡れて

 
 幾度も愛し合った翌朝、

 あなたと小雨の中を歩いた



 春風に綺麗に舞うような

 薄い花びらのようなスカートを選んだのに、

 雫混じりの少し冷たい風に

 寂しげに揺れる



 裾が捲れる度に

 あなたは笑って

 私をからかうけど、

 その瞳は

 私を力強く抱きながら

 真っ直ぐ私を見つめた

 あの時の熱い瞳と同じ




 あなたの前だと




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 幾度あなたに抱かれたら、

 私はあなたに見つめられることに

 慣れるのかな




 ひとつ傘の中

 あなたと寄り添って歩いたの

 昨夜ひとつに溶け合った肌の温度が

 あなたのジャケットから伝わって来る



 雨音に濡れる心に

 そっと耳を澄ましてみた



 泣きたいくらいに

 あなたが好き



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2004年05月24日(月) 夢物語


 同時に複数の男性と付き合ったことがありません。

 初めて男の人に抱かれた時からずっと、

 女の身体というものは

 一人の男性しか受け入れられないようになっているのだと

 思っていました。




 モラルとして

 そう考えていたわけではなく、

 女は身ごもる性だから

 自然にそのような感覚が備わっているのだろうと

 感じていました。




 あの頃より大人になった今は

 そのような感覚を持たない女性も多くいるのだということを

 知ったけれど、

 私の感覚はあの頃と変わらず、




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 女にも

 身体が欲しくなるということはあるけれど、

 抱かれたいと思う相手は

 私にとってあなた以外には有り得ないのです。




 私があなたの子供を身ごもるということは

 これから先もないけれど、



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 「あなたのものをそのまま受け止めた時、

  瞬間あなたの子供が欲しいと強く望んだの。」


 「自分の子って想像がつかないなぁ。(笑)」


 「可愛いよ。きっと。^^」


 「目が大きくて、好奇心旺盛なんだろうか。^^」


 「あなたによく似た男の子を想像してしまう。(笑)」


 「俺に似た女の子じゃ可哀想だよ。」


 私達は時々、

 決してこの世に生まれて来るはずのない

 私達の子供の話をします。




 実現することのない夢物語。




 甘くて、とても幸せで、

 ほんの少しだけ切ない私達の関係。



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2004年05月23日(日) いつから心は


 「ねぇ、私のこと好き?」


 「大好き。(笑)」


 「今すぐ抱っこしたい?」




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 こういう表現はかなりストレート。(笑)




 言葉の解釈の相違で

 諍いがあった時に、


 「俺は、小夜子を抱いた後に

  『すごく、良かったよ。』なんてことは、

  照れて言えないから。(苦笑)」


 と言ってたけど。^^ 




 新しい画像を送りました。

 それは、両腕で裸の胸を隠すようにして撮ったもの。

 二の腕と白い膨らみがちらりと写っているのだけれど、

 あなたは不満そう。^^;



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 ありのまま全部が写ってるのがいいんだそうです。^^;




 気がつくといつも

 あなたに会いたいと思っています。

 いつから心は

 あなたに一人占めされたのでしょうか。



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2004年05月22日(土) 解釈の相違


 今日、

 電話であなたと口論になりました。




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 火種となったキーワードが、

 「ユニーク」と「変態」^^;

 女性の読者のみなさん、←呼びかけてる。(笑)

 女性が男性に向かって

 親愛の眼差しで「変態」と呼ぶ時、

 それは褒め言葉ですよね?(笑)

 或いは、

 「君はベッドの上ではなかなかユニークだね。」

 なんて、

 決して褒め言葉には聞こえないですよね?^^;



 くだらないとは思いますが、
 
 ご意見の或る方は是非メールを下さい。(笑)



 あなたは電話で

 ベッドでの私の言動を指して、←特に言葉の方

 「ユニーク」とか「面白い」と言いました。

 

 あなた曰く、


 「俺が言ったユニークという意味は、

  可愛いとか愛しいの意味を含んでる。

  一緒に過ごして楽しいという褒め言葉なんだ。」


 それに対して、私は、


 「女がベッドでの行為を指して、

  男のことを変態と呼べば、

  それは最高の褒め言葉なのよ。」




 私達の日本語どちらも間違ってます?^^;

 両者、納得できずに大喧嘩。←大人気ない?

 この話は関東、関西の言語の違いにまで発展し、

 あなたは辞書まで持ち出して

 ムキになってしまいました。^^;


 「君はユニークと言われて腹を立ててるけど、

  ここには素晴らしいという意味だってある。

  それに対して、

  変態は…文字通り悪い意味しかないじゃないか。」




 言葉って難しいですね。(笑)

 人それぞれ言葉に対して

 イメージというものがありますから。



 今日は他の日記でも

 言葉の解釈が話題になっているようですが…

 気心知れた恋人同士でも難しい日本語の使い方、

 使い方一つで、

 人を幸せにしたり、傷つけたりします。



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2004年05月21日(金) 君が落ち込んでると思ったから


 今日、

 仕事で少し嫌なことがありました。

 生徒の保護者の方とは

 基本的に信頼関係があって

 長いこと良い関係でやって来ているのだけれど、

 たまに生徒や保護者の方とのコミュニケーション不足から

 このようなことが起こるのです。



 休み時間にあなたにメールを送りました。


 「少し嫌なことがあって落ち込んでる。」と。



 いつもなら

 この種のメールにはすぐに返事をくれるあなたですが、

 何時間経ってもあなたから返事は来ませんでした。




 家へ帰って夕食の支度をしていると、

 携帯の着信音が鳴りました。 




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 会社を出てすぐに電話をかけてくれたようです。

 私は自分が少し恥ずかしくなりました。



 あなたは身の回りのどんな問題も

 自分一人で解決してしまう人なのに、

 私はちょっとした人間関係のトラブルの時でも

 あなたに頼ってしまう…



 あなたが家に帰ってから、

 もう一度ICQで話をしました。


 「さっきはありがとう。電話してくれて。」


 「あまり解決にならなかったようで、

  心苦しいよ。(笑)」


 「ううん。

  少し気持ちが楽になった。

  ごめんね。^^」



 それでもやはり、

 自己嫌悪と苛立ちは残ったまま。

 恋の力も

 仕事の悩みには

 効き目がないようです。



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2004年05月20日(木) ジェラシーに胸を焦がす時


 あなたは

 あまり嫉妬心を見せる人ではないと思います。

 私の友人関係についてとやかく聞くことはないし、

 私の過去の恋愛や結婚生活について

 拘りを見せたこともありません。



 私はあなたと一緒にいる時でも

 よく子供の話をします。

 あなたは子供達の話は新鮮で面白いと言うし、

 時には子供の学校や勉強のことで

 相談にのってもらったりもします。



 それでも

 あなたとの間には

 或る約束事があります。




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 一度あなたとこんな言葉のやり取りがありました。


 「あなたはちっとも焼き餅焼きじゃないのね。」


 「そう見える?」


 「うん。

  だって今だかつて焼き餅を焼かれた覚えが無いもの。^^」


 「自分が辛くなるのが嫌だから、

  コントロールしているだけだよ。」


 「そう…なの?」


 「たとえ過去のことでも

  小夜子と他の誰かとのことなんて想像したくないよ。」


 「そうだよね…」


 「考えても仕方が無いことは

  初めから考えないようにしている。」


 私に何も言わせない素っ気無さで

 そう言った後、

 あなたは乱暴なくらいの激しさで

 私を抱きしめたのでした。




 付き合い始めの頃、

 私はよく

 あなたの話の中に出てくる元カノの存在に

 焼き餅を焼いたものでした。

 私のジェラシーの表現方法は、

 とても幼稚で単純なものでした。

 今思えば、

 あれだけストレートにジェラシーを表現できたからこそ、

 あなたに愛されているという確信と共に

 胸を切なくしたあの想いも

 次第に消えていったのでしょう。



 あなたの胸の内にあるジェラシーは、

 大人らしい理性で

 抑制されたものなのでしょう。

 薄れることはあっても決して消えはしないもの。

 もしかしたら私は、

 あなたのジェラシーに

 あまりに無頓着なのかもしれません。



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2004年05月19日(水) 心を癒すのは


 疲れて、

 息をするのさえ少し苦しくて、

 立ち止まって休みたいと思う時、

 あなたの声が聞きたくなります。

 そんな時はすぐに

 仕事が終ったら電話が欲しいと

 メールします。





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 何よりも

 疲れた私の心を癒すのは、

 あなたの温もり。



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2004年05月18日(火) ルナの終り


 ルナが終りに近づくと

 あなたが欲しくてたまらなくなるの。



 明け方、

 白い光の中で

 あなたを想い

 一人遊びに耽ります。

 あなたの指の感触を思い出しながら。



 一人遊びしたことを

 あなたに告げたら、




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 自分の指で逝く方法は知っています。

 けれど、

 快感の深さが違うの。

 あなたに触れられなければ、

 あなたと繋がらなければ、

 数日身体の火照りが冷めないような

 深い快感を得ることは出来ません。



 ルナの終りは

 自分の欲望をもてあまして、

 眠れない夜を過ごしてしまいます。



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2004年05月17日(月) 縛られたい


 昨夜のチャットで

 あなたが言いました。


 「あの時、縛ってみようか。

  逝きそうになると、

  小夜子の抵抗が激しくなるから。^^」




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 気持ちがいいのに、

 どうして抵抗してしまうのか

 自分でもよくわからないのです。

 逝きそうになると

 無意識に抵抗しているらしいのです。



 「縛りたい。」と言われて、

 「縛られたい。」とは

 恥ずかしくて言えません。^^

 それに縛りたい男の人、

 つまり、少しSの嗜好を持つ男の人は、

 恐がったり恥ずかしがったりしている女性を

 縛る方が楽しいんじゃないかなと思ったりもします。(笑)



 私達は時々

 お互いのS、Mの嗜好について話をします。

 二人とも少しその傾向があるかなという程度です。

 不思議なことに、

 あなたは自分にSの傾向があるということを

 私とSexして初めて知ったそうです。

 私も自分にMの要素があることを

 あなたによって初めて知らされました。



 お互い

 幾つもの恋や経験をして初めて、

 本当に抱き合いたい相手と出会えたのかもしれません。



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2004年05月16日(日) ベッドと食事


 あなたが

 私と付き合う前に言っていました。


 「食べ物に拘りのある男は、

  女性に対する拘りも強いらしい。(笑)」


 あの頃の私には

 そんなあなたの言葉が

 少し傲慢に聞こえました。




 あなたが

 お酒と食事にうるさいのを知っていたから、

 女性に対しても注文が細かいのかな、

 でも私には関係ないことだし(笑)と

 少し気持ちは引き気味でした。






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 結局は相性の問題なのでしょう。

 あなたには10年近く通う

 行きつけのお店やバーがあります。

 新規開拓のお店やお酒には興味を示すけれど、

 馴染んだお店から離れるということは決してなさそうです。




 「小夜子と付き合い始めてから、

  綺麗な女性を見ても

  あまり興味がわかないんだよな。

  どうしてくれる?(笑)」


 それは私も同じこと。

 どんなに外見がいい男でも

 長い時間を一緒に過ごしたり、

 沢山会話したり、

 ベッドを共にしなければ、

 本当に自分にとって素敵な相手かどうかなんて

 わからないから。

 好みのタイプはあくまで誰かを好きになるまでのもの。

 好きになってしまったら、

 欠点や弱点も含めて

 現在進行中の恋の相手が

 好みのタイプになってしまうのでしょうね。^^



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2004年05月15日(土) 白い空


 白いシーツに包まれて、

 うっすら汗ばんだ私の身体は

 あなたに逝かされた後の

 甘く気だるい感覚の中にいました。




 窓際の椅子に座って

 煙草を吸っていたあなたが、

 私の隣に入って来ました。




 あなたの指が再び

 私の身体を弄びます。



 
 「もう…駄目よ。

  動けない。」


 まるで私の声が聞こえないかのように

 あなたは愛撫を続けます。

 撫でるような優しい指使いで

 胸や腰や腿を的確に責められて、

 ぐったりとしていた私の身体が

 再び敏感になっていきます。


 「もう一度、逝ってごらん。」


 「もう、無理よ。




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 フェラをするために身を起こそうとした私は、

 あなたの力強い腕に

 たちまち抑えつけられてしまう…


 「まだ、駄目。(笑)」


 少し真剣な目で

 あなたが言う。




 あなたの指が

 着けたばかりのショーツの紐を

 再び解いてしまう…



 
 既に熱く湿っている私のそこを

 あなたの指は

 自由自在に弄びます。




 抵抗していた私の口から

 喘ぎ声が漏れてしまう…




 「2倍速はどうだろう。(笑)」


 あなたは少し意地悪い瞳で

 私を見つめて囁く。


 「嫌…」


 敏感な部分を小刻みに掻き混ぜられて

 緩んでいた私の脚は

 再びぴんと硬直する…




 快感で泣きそうになる私の顔を

 あなたはじっと見つめている。





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 「意地悪。」


 あなたの愛撫が速くなるほどに

 私の呼吸も加速していく…




 やがて私は

 その朝二度目の白い空を見ました。



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2004年05月14日(金) 欲望


 「欲望は際限がないね。」


 「私の欲望のことを言っているの?」




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 自分が感じるよりも

 私を感じさせることによる満足度の方が高いと

 あなたは言います。

 私が気を失うほどに感じさせたいのだと。




 私に対しては

 いつも能動的なSexをするあなただけれど、

 それは好きな相手だからであって、

 愛情を感じない相手に対しては

 攻撃的なSexは出来ないと言います。




 お互いの

 感じたい欲望と

 感じさせたい欲望のバランスが

 Sexの相性と呼ばれるものなのかもしれません。



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2004年05月13日(木) 夢の中で抱きしめて


 しばらく会えそうにないのに、

 最近あなたはいつも

 今度会う時の話をします。

 それも食べ物の話がほとんど。(笑)

 あなたと付き合い始めてから、

 美味しいお店を沢山知りました。^^

  

 昨日、

 Tバックとお揃いの花柄のキャミを着た

 後ろ姿の画像を送りました。

 キャミの丈は、

 ヒップが見えそうで見えないぎりぎりのライン。^^




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 どうやら物足りなかったようです。^^;




 セルフ画像もそろそろネタ切れかなと思っていたら、

 あなたからリクエストが。



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 可笑しなリクエスト。
 
 そんなものどこがいいんでしょうか。^^;

 ベッドでいちゃいちゃしている時に

 よく摘まれたりしますが。(笑)




 あなたに会ったばかりなのに

 もう会いたくてたまらない。

 好きな人と

 肌を重ねたまま眠りにつき、

 肌を重ねたまま目覚める幸せ。


 「小夜子の夢に出られるように念じてみるよ。(笑)」


 夢の中で

 抱きしめてくれますか?



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2004年05月12日(水) 女の表情


 数日間の微熱と気だるさの後で

 ルナが始まりました。

 

 男の人は

 自身の体液を

 愛する女性の体内に注ぎ込む時、

 その女性を本当に孕ませたいと願っていることがあると

 聞いたことがあります。



 それと同時に

 女も

 愛する人の体液を

 永遠に

 自分の体内にとどめておきたいと願うことがあります。

 愛する人の命を宿したいと切望する

 女の本能なのでしょうか。




 あなたの白い液体を

 身体で受けとめた翌日、

 映画館であなたとプレビューを見ていた




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 隣に座っている好きな人のものが

 私の体内に残っているという感覚は

 その日一日

 私を満ち足りた気持ちにしました。



 あの日、

 私は

 穏やかで幸せな表情をしていたと思います。



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2004年05月11日(火) 日常に引き戻されて


 ゴールデンウイークが終わった途端、

 仕事や家事でバタバタしています。



 あなたと過ごしていた時は

 とても気持ちが落ち着いていたのに、

 会えなくなった途端に

 気持ちがささくれ立って

 イライラしています。



 以前と違って、

 最近は

 ストレートに愛情表現をしてくれるあなた。




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 「小夜子の肌に触れたい。(笑)」

 冗談半分なあなたの言葉にも

 敏感に反応してしまう時があるの。



 少しこのバタバタから抜け出したら、

 女友達と映画でも観に行こうかな。

 あなたとの夢のような時間から

 慌しい日常に引き戻されて、

 急速に心身が消耗していくのを感じています。



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2004年05月10日(月) 愛された痕跡


 あなたの匂いがする

 セーターを

 少し名残り惜しい気持ちで脱ぎました。



 あなたと何度も抱き合った

 私の身体には




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 バスルームで

 首筋、胸、ウエストと

 シャボンをつけて洗っていく…



 流されていく泡を見つめていると、

 あなたの匂いが消えてしまうことと

 あなたに会えない生活に戻ることの寂しさが

 静かに押し寄せてくるのです。



 胸の先端がひりひりと痛むと

 甘く切ない気持ちになる。

 抱き締め合い、

 感じ合っていた

 二人の時間がいとおしいから…




 「ねぇ。

  まだ胸の先端がひりひりするの。」



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 あなたの愛撫を受けて

 あんなに感じていた私の胸。

 微かに熱を帯びたこの痛みは

 快楽を貪り過ぎた罰かもしれません。



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2004年05月09日(日) あなたの愛を感じて


 日々、

 仕事と家事に追われている私にとって

 あなたと過ごす休日は

 とても贅沢な時間なの。



 デートの時、




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 私が美味しそうに食べている表情を見るのが
 
 好きなんだそうです。^^;


 
 あなたはとてもサービス精神旺盛な人。

 釣った魚にエサはやらないという言葉があるけれど、

 私は付き合い初めの頃からずっと

 大事にされてるなぁと感じます。

 何年付き合っても

 感謝の気持ちは忘れずにいたいし、

 それをきちんとあなたに伝えたいと思います。



 今回、

 私が初めて飲んだピルの副作用を

 気にしていたあなた。

 飲み始めに僅かなお腹の痛みを感じただけだったのですが、



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 とあなたは言いました。




 好きな人に

 自分の身体を愛してもらうという意味は二通り、

 一つは、

 ベッドの上で情熱的に愛されること、

 もう一つは、

 大人の良識と優しさで

 大切にしてもらうことなんだと思います。



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2004年05月08日(土) 白い液体を体内に受け止めた時


 先日

 あなたと泊まった時、




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 付き合い始めの頃から

 避妊に関しては

 私以上にきちんと考えてくれるあなたでした。



 1日目の夜、

 あなたとベッドでじゃれあいながら、

 今回は妊娠を心配しなくてもいいという事情を

 あなたに伝えました。




 初めて

 白い液体を私の体内に注ぎ込んだ後、



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 まるでお礼を言うみたいに

 そう告げたあなたの照れた笑顔は、

 私を幸せな気持ちにしてくれました。



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2004年05月07日(金) 無意識の言葉と仕草


 三日目の朝、

 チェックアウト前の

 最後のSexの後。



 私の身体のラインを

 優しく撫でる

 あなたの指先。




 「ずっと私の身体に触れてて、

  飽きちゃうなんてことないの?」


 「いや、まだまだ。(笑)




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 「それって、褒め言葉ですか?^^;」


 「反応が可愛い。(笑)」


 「それなら、可愛いって言われた方が嬉しいなぁ。^^」


 「あははは。(笑)」




 あなたの上で腰を揺らしていた時、

 内腿を伝う

 生温かい液体を感じながら、

 あなたの熱い視線が恥ずかしくて

 つい片手で顔を隠しました。



 「小夜子が手で顔を隠したから、

  こっちからは

  小夜子の胸がよく見えた。(笑)」


 「あなたは

  私が恥ずかしがるのを見るのが楽しいのね。」


 「勿論、そうだ。(笑)」




 自分が逝くよりも

 私が逝くのを見る方が

 満足度が高いと言うあなた。

 逝ったばかりの私の身体を

 再びオーガズムに導こうとする人。

 あなたは

 あの時に無意識に発した私の言葉を

 幾つも憶えているそうです。



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2004年05月06日(木) 夜通しあなたに抱かれた肌は


 三日間、

 あなたと一緒に過ごしました。



 行きつけのバーに飲みに行ったり、

 シネマコンプレックスで映画『パッション』を観たり、

 ゆったり楽しい食事をしたり…




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 最後の日の朝は、

 雨が降っていました。

 静かな雨音と

 くちゅくちゅと

 私の濡れた襞が

 悦びで鳴く音が

 ほの暗い部屋に交じり合って響いていました。




 家に帰って来てから

 先にICQにログインしていたあなたと

 少し話をしました。



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 私の肌がしっとりとしていたのは、

 夜通し熱く

 あなたに抱かれたからでしょう。



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2004年05月02日(日) 究極の選択


 髪を切りました。

 ちょうど肩にかかるくらいの長さ。

 レイヤーも沢山入れてもらったので、

 とても軽くなりました。^^

 カラーも少し明るめに。

 髪型や髪の色を変えるって

 ちょっとした気分転換です。

 髪を洗ってもらうのって気持ちいいですね。

 シャンプーのいい香りに包まれて

 目を瞑っていると、

 つい心地よくてうとうとしてしまいます。



 新しいヘアスタイルの画像を

 あなたに送ろうと思ったけれど、

 もうすぐ会えるのだからと

 思い直して止めました。



 会う日が近づくと、

 色々エッチな質問をしてくるあなた。^^;




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 究極の選択?(笑)

 そんなの答えられません。^^;



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小夜子

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