Land of Riches


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 2023年07月29日(土)   追認 

漏水の目視確認のため、8年周期の水道メーター交換(最近は水道代もご時世で
値上がりしたのかと思っていたのに…)に立ち会った後、南船橋まで京葉線へ
乗りに行きました。おめあては刀ステラッピング。鉄オタの力で1編成しかなく
自力では難易度高い編成発見が簡単になったので、早速写真を撮りに行ったのです。

撮る前は屋外の方が綺麗に撮影できるのでは…と考えていたのですが、実際は
反射で反対ホームに停車している武蔵野線直通編成が写り込んでしまうなど散々で、
東京駅地下ホームの照明写り込みの方がまだマシだと思い知らされました。
過去、原案ゲームや映画でラッピング編成が運行された山手線と違って、
始発/終着駅のある京葉線はとても撮影がしやすくて、助かりました。

しかも今回のラッピング、車体外側のドア脇に番傘持った男士がいて、
中吊り+網棚上もキャラクタービジュアルで埋め尽くされるのみならず、
通常は天気予報やCMが流れるビジョン(2つのうち左側。右側は駅の案内)すら
終始BD/DVDの広告を流し続け、ドア内側の上部(ライビュ告知の文字)や
ドアの窓(グッズ通販サイトのQRコード)まで完全占拠でした。唸るしかありません。

東京駅地下ホームで存分に撮影してから、渋谷に移動。キャラクターカクテルに
前々から興味があったので、今回思い切って予約を入れてみたのです。
二次創作カクテルといえば西荻窪(かつてのBar KIRIN。現名称inf)が嚆矢で、
今では池袋・横浜・大阪・青森など各地に類似のサービスが楽しめる店があります。
(バーテンダーは要素さえ把握できれば知らないキャラのイメージカクテルでも
作れて、相手に喜んでもらえることがオモコロの企画でも証明されています)
今回は渋谷の…普通に暮らしていたらなかなか足を運ばない飲み屋エリアのバーです。

オリジナルカクテルは作成に時間がかかるのを各店いろいろ苦労している節が
ありますけど、今回お邪魔したbar moon walkは1フード1ドリンク制。
もともと格安バーで、渋谷百軒店のみトップがオタクなのでこの企画をやっているため、
他メニューを頼んでもそんなにお金がかからない点は助かりました。
(アンチョビベーコンポテトとハニーナッツ&クリームチーズのカナッペ、
あと名前を忘れてしまいましたが日本酒ベースの青いカクテルをオーダー)

『推しへの愛を綴る恋文』には「わだべ」こと刀ステ長谷部を書きました。
お値段はMAXの1500円。上層はブラヴォド(黒いウォッカ)に名前思い出せないのですが
甘くない青を加えて極装束(色濃い青紫)として、一見厳しく鋭利な印象を表現。
シロップの重みで沈めた下層はグレナデンシロップ(和田さんのイメージカラー赤)と
ブルーキュラソーシロップ(←うろ覚えで怪しいです)を混ぜ本当は優しいところを
ノンアルコールの甘さで表現。上下の味の差で、私がギャップ萌えで落とされたのを
表して下さいました。支離滅裂な文章からこれがお出しされるの、素直に凄いです。
残念なのは私にアルコール知識が乏しく、耳で聞いただけでは正確に覚えられないこと…。
もう少し愛情表現を研鑽してからリトライしたいと感じました。別の店でも良いので。

202.8.20 wrote


 2023年07月22日(土)   灯台もと暗し 

今日のランチはwebでのレビューがそこそこだった市内のラザニア屋へ。
スープが濃い、次がサラダと一品ずつ出てくる、お冷が水道水でまずく、
アルコール課金を余儀なくされる(苦笑)となかなか良さげな店でした。

webの口コミって無論ハズレもあるんですが、結構役に立つと感じる場面が最近多いです。
青森でもtwitterのいわゆる選手権で見たザッハートルテとても良かったですし。
直近だと、twitterのDMで予約するスタイルの店(昨今のtwitterを考えたら
不着の可能性は考慮すべきだった)から返信が無かったので、苛立った気分のまま
訪れた北千住の呑み屋が素晴らしかったです。日本酒も肴も美味しくて。

ストレス発散の手段が睡眠・飲食・推しを愛でる…なのは本能に根差した行為だと改めて。


 2023年07月21日(金)   as usual 

6/16正午に突然解禁され、しかも同時に先着予約が始まり審神者を阿鼻叫喚させた
刀ステ七周年感謝祭コラボビュッフェに行ってきました。2か月開催ですが、
男士イメージメニューとノンアルコールカクテルの特典ランダムコースターが
10振りずつ分割されていて、長谷部は7月にノミネートされています。

都内で仕事を半日済ませてからだと、やはり遠く感じる海浜幕張。
(行きは快速だから気づきませんでしたが、幕張豊砂駅が3月から増えました)
幕張自体は主にジャンフェスでいろいろ訪れてはいるのですが、ニューオータニは初。
ビュッフェの会場はどこなのかとホテル内をウロウロしてしまいました。
(来月コラボ御膳を食べる別の店を確認するのも忘れてしまいました)

8000円するホテルのビュッフェだけあり、サーブされるメニューはハイクオリティ。
ローストビーフはその場でカット(添えるためのワサビも磨りおろし)、
食べてないのですがうどんも温冷完備、焼売など点心は蒸篭にセットされ美味しいとか。
フルに楽しむなら一度では無理ですね…8月にも推しがいたら良かったのに…。
頑張って朝から絶食して挑んで食べられたものについての感想を少し。

▼サラダバー
山梨県上野原市のニューオータニ専用畑で完全無農薬で栽培された味の濃い野菜。
これにマンゴードレッシングをかけて食べました。ヴィシソワーズも桃だったり
妙に甘いもの多かったですが、そもそもビュッフェのテーマがピーチ&マンゴーでした。

▼カレー
ビュッフェの天敵であるカレーもスルーできませんでした。ライスは地元・千葉県産の
コシヒカリと専門業者とコラボして作ったオリジナルのシリアル玄米の二択。
後者を選びました。これに具少なめでどろどろルーを味わうマンゴーカレーをかけます。
乾燥ココナッツも好みで散らせる至れり尽くせりで、もちろん美味しかったです。

▼ホットディッシュ
恐らく人生で初めて食べたエッグベネディクト…こんなに食べづらいの?
フォロワーさんおすすめのガーリックシュリンプもスパイシーでした。
油淋鶏も大きくてボリューミーでしたし、新江戸海鮮ビーフンはカラフルで
ビーフンってこんなのだったっけ?と思ってしまいました。これも美味しかったです。

▼サンドイッチバー
コロナ禍が社会的には遠ざかりつつあるとはいえ、ビュッフェは流行り病とは
相性の悪いスタイル。中でも型崩れを防ぐために外周をラップし、更に一切れずつ
皿に乗せてラップをかけるサンドイッチは一段と手間がかかるメニューと化してます。

長谷部のコラボメニュー「小エビとレッドキャベツのタルタルサンドイッチ」はここに。
名前こそレッドですが実質紫では?―というレッドキャベツのカラーリングを生かして
紫×黄の長谷部カラーを綺麗に表現していました。南泉のローストビーフサンドは
メニュー自体は常設なのですが、耳を表現してスペシャルな外見にしていました。

サンドイッチバーではレモン香るスモークサーモンやビーフガパオ風を頂きましたが、
ここもミニハンバーガー含め半分以上はトライできず。胃袋足りません。
炭水化物仲間としては長義の「季節の竹筒ばらちらし」もここにいました。優美。

▼ブレッド
ドーナツがフックにいっぱい掛けてある夢みたいなコーナーあったんですけど、
これにも手を出せず…無念。三日月のクロワッサンはマンゴーパウダーで
黄色くコーティングされてカロリー高めに…ゴホン、甘く仕上がってました。

▼タイムサービス
スタッフが鐘を鳴らすと15分間限定でシェイブアイス=かき氷がサーブされます。
男性スタッフが手回し機械でふわふわの氷を削り出し、これに濃厚なマンゴーソースを
ガラスの器からこぼれ落ちるぐらいたっぷりとかけてくれる贅沢な品です。
持参した『生まれて初めてケースをデコってみたブロマイド』の軽装長谷部が
かき氷を食べている写真(なお撮影は1月)だったので、お揃い気分で嬉しかったです。

▼スイーツ
ヒルトンと違って綺麗に盛れるよう、女性スタッフが皿に乗せてくれる形式でした。
目玉は普通に頼むと1カット1836円もするスーパーメロンショートケーキ。
メロンは本当に小さいんですが、スポンジとも合って美味でした。
他は豆乳バスクと歌仙メニューのほうじ茶マカロン、日替わりのイチゴロールケーキを
頂きました。このコーナーもマンゴーやピーチを中心にもっと食べたいものありました。
コラボメニューの抹茶ティラミス求肥添え(青江メニュー)さえ食べてません…。

▼ドリンクバー
セルフサービスとはいえ、お冷はミントウォーターで、紅茶もベンディングマシンで
ティーバッグに自分で熱湯かけて飲むスタイルなんですが、茶葉がいいの使ってるのか
さくら紅茶(金平糖入り!)もはちみつ紅茶もめちゃくちゃ美味しかったです。
今回のビュッフェで一番おいしく感じたのはこれです。ティーバッグ持って帰りたかった…。

さて、ここまで素敵な品々を書いてきましたが、本コラボの中心に据えられたのは
1杯1900円のキャラクターをイメージしたノンアルコールカクテルです。
これに全10種のアクリルコースター(戦闘装束で番傘を持った柄)がつきます。

最近はJクラブでもランダム商品を4桁の値段で売り出す時代ですが、
ドリンクファイトでこの価格は正直かなり驚きました。何が凄いって、
こんな値段でもなんだかんだでみんなファイトに挑んでいて、twitterで検索できる
交換譲渡ツイート見ると皆さんかなりの杯数を平らげていらっしゃること。
(あと現地で感じたのは、刀ステのグッズよりもぬいぐるみ…主におめかしした
もちを持参する方が多いこと。刀ステが推しをゲットしにくいジャンルなのも事実ですが)
レートとしては長義がやはり1位で、次が三日月、長谷部は3番目?!

ファーストオーダーは2杯上限で3杯目からは飲み終えないと頼めません。
(コラボカフェでよくある頼み逃げを回避するための対策と思われます)
切長コンビを頼みました。長谷部は上層がアイスティーで下層がマンゴージュースの
ツートンカラー。長義はアップルジュースをブルーシロップで着色して
上にバニラアイスを乗せてました。多分スイーツが甘いのが原因でしょうが、
ドリンクは甘みを感じられず、正直、これが一番おいしくないと思ってしまいました。
(twitterの感想見てるとキャラによって味の仕上がりが結構違う…?)

ドリンクがサーブされると、別のスタッフがトレイに整然と並べられた
コースターを差し出してくれます。自分で選べるのです。と言っても、
ホテルコラボで奥の方をごそごそ選ぶ勇気はなく、手前から2枚つかみました。

1袋目を開封すると、『へ』の文字が見えました。半信半疑で取り出すと、
長谷部がいました! いきなり自引きです。前日、15分の1のランブロで
惨敗してかなりのダメージを受けたので、凄く嬉しかったです。
これがあったらこそ、紅茶を楽しめたのは間違いありません。
(他の卓はドリンクのグラスがいっぱい並んでいました)

素晴らしいお料理だったから次回のコラボ御膳も楽しみですし、だからこそ
ランダムコースター(しかも別途請求されるサービス料を会期途中で10%→15%に
値上げした疑惑が濃厚)とドリンクの味はどうにかならなかったのかと。

私がもうちょっと心と財布に余裕ある人間だったら複数回行ってますよ、これ。

2023.7.22 wrote


 2023年07月16日(日)   6 Degrees of Separation 

2月コーヒーカードイベントに参加して、推しにお金を持っていかれると言われたら
5日後に長谷部の刀ミュ参戦が発表された想い出の地(苦笑)書泉グランデにて
コーヒーカード個人鑑定(それも10分1000円とトライアル価格)があると
twitterで見かけたので、酷暑の中、神保町まで行ってきました。

店を訪れる前、近くの四川料理店でランチをとったのですが、野菜たっぷり刀削麺を
頼んだつもりが1行上の四川風坦々刀削麺を注文していて汗をかきました。
最近、コンビニで商品をとる時も隣の物を実際はつかんでいたりして老化を感じます。
そんな私も見た目は実年齢より一回り若く見えるようで、初対面のコーヒーカード
インストラクター瑞樹さんにもそう言われました(笑) ここは素直に喜んでおきましょう。

10分なので深い話もできませんし、軽そうで今の私にはそこそこ深刻な悩みでもある
すえひろがり参戦の是非について聞いてみました。まだチケットも確保してないのに。
7枚置きでヘクサグラムでないスプレッドは初めて見たので、どこが何を指すのか
正確には把握できていないのですが、こんな感じのことを言われました。

右上「蝶」…今の私は変化を欲している
右中央「クローバー」…参戦したら幸せを感じる=行くべき!
右下「ライオン」…足場の悪さで力を出し切れない様子=疲れたら座って休む
中央「ワンド」…最大の懸念点は体力不足
左下「太陽」…なんだかんだでうまく乗り切れると思われる
左中央「ネズミ」…それなりの出費を伴う
左上「道」…参戦後、その余韻で人生に方向転換が起こる可能性

全体的には行った方が精神的に良い結果がもたらされると思われ、
ただ体力や資金力は削られると予想されるため対策が必要、とのことでした。
相変わらずコーヒーカードは容赦なく言い当ててきて面白いですね。

時間が数分余ったため、メンターに出会えるかという長年の願望についても
占っていただきました。仕事(錨)絡みの男性(紳士)って1月のケルト十字でも
似た内容だったような。その人に恋愛感情はNG(百合・棺桶)とも言われました。
あと資格の勉強(手紙)も願いをかなえる道筋としては良いようです。

ちなみに一番驚いたのは、瑞樹さんが1年前の7月に初めてイベントを開催したのが
前日、銀座の裏路地でふらっとランチした薬膳カレーの店(しんのう)だった点。
偶然にも程があるというか、世界は案外小さいというか。
ハイビスカスティーを赤いだけで仕上げない薬草茶、なかなか見ないと唸ったのですが。

2023.7.17 wrote


 2023年07月10日(月)   meteor #4 

サッカー遠征ではよくある事象ですが、公共施設は月曜休館が非常に多いです。
今回も青森近辺の著名観光地である三内丸山遺跡や県立美術館が休み。
過酷なスタジアムアクセスで帰るのが難しかったため有休使って泊まったのですが、
歩いて移動できる青森駅近辺で夕方の新幹線まで時間を潰すしかありませんでした。

青森のソウルフード・味噌カレー牛乳ラーメン(バター乗せ。元は海を挟んだ
札幌ラーメンの改造型らしい)を食べたり、A-Factoryでお勧めを受けていた
日本酒ジェラートを食べたり、アスパムでアップルパイを食べたり…食べてばっかり?!

後は北のまほろば歴史館で庶民の歴史をたどったり(ちゃんとした博物館は別に
あるらしいけど、こちらが海沿いで近くにタワーもあったため向かった)、
ねぶたの家ワ・ラッセで跳人体験をしたり。夏が短い東北の人たちにとって
夏の祭りがどれだけ重要な存在なのかを噛みしめました。ルーツは七夕祭りで、
そういう意味で仙台が正統らしく、青森近辺のねぶた・ねぷたは変形したと言えます。
この日とて実は気温は29度くらいあって涼しいとは言い難かったのですが、
空気が乾いているのか、関東よりははるかに過ごしやすく感じました。

ラストはイギリストーストと弘前シードル(実は柏のスーパーでも普通に売ってる)、
駅弁を買って新幹線に乗り込みました。青森が遠く感じない東北新幹線マジック。

2024.2.17 wrote


 2023年07月09日(日)   meteor #3 

東北遠征のメインイベントはラインメール青森のホームゲーム。
会場である「新青森県総合運動公園」は公共交通機関でのアクセス難易度が
人生で過去経験した中でも五指に入りそうなぐらいヘビーな場所でした。

青森駅を正午に出発するバスが試合開始の2時間ほど前に到着する唯一の手段。
午前中は潰すしかなく、廣田神社まで歩いてりんごのおみくじ(津軽弁で書いてる)を
引いたり、Xの選手権で見かけたシュトラウスでザッハートルテを食したりしました。

バスにはラインメールのユニフォームを着た人がいたのに、公園に到着したら
一番奥にある球技場までの徒歩登坂したのは私だけでした。悪天候もあって
園内には他に人影すら見当たりませんでした。サッカーの試合を見に行くのに
ここまでlonelyになった記憶がないので、試合前から震え上がりました。
(ラインメールは公園入口にある駐車場から球技場までの間にシャトルバスを出している)

球技場は本当に公園の一番高い場所、最も奥にあるのです。一番手前にあるのが
マエダアリーナとカクスタ(カクヒログループ・アスレチックスタジアム)という名の
立派な陸上競技場なのは闇が深すぎると感じました。ラインメールは相手チームが
青森までの格安長距離遠征で疲弊するアドバンテージを持っていて、ホームでは
やたら戦績が良いのに、観客動員が1試合400人程度でJ入りに暗雲漂っているのです。

ポンチョを着る屋根もない席で濡れながら、なんども万屋本舗で買った長谷部の
軽装ガーゼハンカチでメガネを拭いていました。雨上がりにはボランティアさんたちが
座席を1つずつ丁寧に拭いていました。何かすべてがちぐはぐな印象を受けるラインメール。
船山さんのお高い綿グッズは買えましたが、これも売り切れている選手がいるようで…。

試合はラインメールが先制するも、Hondaが地力の差で得点を積み重ねる
逆転負けでした。結局ラインメールはシーズン通してこんな展開を繰り返し、
最終的には戦績でも昇格基準をクリアできずに終わったのですが。
(これを書いているのは2024年2月、船山さん引退後です)
女声が響く応援、珍しいといつも感じるのですが、選手も最後まで戦ってほしいですね。

ひどいのは帰り道。青森駅まで直接帰れるバスはなく、試合後1時間近く待った後、
青い森鉄道の野内駅まで行くバスがかろうじて来て、乗り継がないと帰れません。
(行きもこの試合がたまたま遅めの14時半開始だったから青森駅から直接行けただけで、
JFLでありがちな13時台だった場合、乗り継ぎで全力疾走する必要があった)
試合もアクセスも最悪すぎて、当初の予定では呑まないつもりだったのに
我慢できなくて青森駅前のアーケードにあった適当な海鮮居酒屋で呑んでしまいました。

2024.2.17 wrote


 2023年07月08日(土)   meteor #2 

船山さんがラインメール青森に移籍して、いつかはホームゲームに行かねば、と思ってました。
実際に遠征する日程を決めるトリガーとなったのは夢メッセみやぎで開催される
グラブルEXTRAフェスでした。仙台と青森、方角が同じとはいえ、かなり離れています。
本当に途中下車として片付けられてしまうのは、東北新幹線の偉大さですね。

夢メッセみやぎはセキスイハイムスーパーアリーナ(利府町)とは違って、
一応、仙台市内にあります。仙台駅で新幹線を下り、コインロッカーへ
宿泊用の荷物をin。地下深くにホームがある仙石線へ移動し、中野栄駅を目指します。
車両が地上に出ると、強い雨が降っているのが窓越しに見え、憂鬱になりました。
タイトな乗り換えに急ぎ過ぎて、折り畳み傘もコインロッカーに入れてしまったのです。
幸いにも中野栄駅のすぐ隣にファミマがあったので、そこでビニール傘を買いました。
(この傘は最終日、青森駅の待合室に置き忘れてしまいました…)

EXフェスの会場に設置されたコンテンツは東京(グラブルフェス)で見たものばかり。
ファンサービスを繰り広げるオフィシャルキャストも当然ながら見覚えのある顔。
そのための地方展開ですから。ホールは1つで、ぎゅっとまとめた感じです。
ステージではボイスキャストが仙台で食べた牛タンの話などをしていました。

めあてはVR天司。グラブルフェスでは数回連続で落選する騎空士もいると聞く
人気コンテンツです。私はVRデビューに四騎士Lite(パーシヴァル)を選んだので、
Liteではない=セットから作り込まれたVRは初めてです。チョイスは無論、サンダルフォン。
内容の大半はカフェミレニアの販促(笑)でした。四騎士は人間ですから、
たとえば暖炉に火をつけるにもアイテム…炎の剣を使います。サンダルフォンは人外、
それも天司長なので、部屋でいきなり六枚羽を広げたり、団長の脇にあった
キャンドルにベリアルが干渉してきたら腕を伸ばして(こちらに向かって
伸ばしてくるから緊張感半端ないです。四騎士からのVRの進化を感じました)
浄化してくれたり、珈琲の苗をいきなり生やしたり、超絶能力を遠慮なく披露してくれます。

今回もゴーグルを曇らせてしまって、100%満喫したとは言えないのですが、
素晴らしい満足感で、これは他キャラのVRもやりたくなる…と理解できました。
これを体験した後にカフェミレニアをスルーするのはかなりの精神力が必要(苦笑)
私はグラブルフェスでメッセージ付きコースターもらってたので耐えられましたが。
だからお土産もコースターと重複するお手紙ではなく、まさかのアクセサリーでした。
天使の羽をモチーフにしたシンプルなデザインのネックレスです。

この後も最低限のデジタルスタンプを集めてリアルガチャもやったのですが、
1IDでゲームに登録できるリアルガチャの結果は決まってるんですね。
要するに、東京にも仙台にも参加した私は仙台分のガチャを全部捨てる羽目になりました。
注意書きをちゃんと読まない私がいけないんですけど……。

美味しいと聞きながらなかなか縁のなかった炙りえんがわすしを購入して、
再びはやぶさで北への移動に戻ります。青森まで行くはやぶさは1時間に1本が原則。
案外、余裕がありません。かつては青函連絡船への乗り換え地として栄えた青森駅も
今ではただの盲腸線。今回はサンルートに2泊したのですが、建物が2つあり、
昔はたくさんの人が泊まっていただろうと察せられました。なにせカードキーではなく、
金属鍵のドアが重すぎて最初開けられず、フロントスタッフを呼んでしまいましたから。

日本酒バー『アマクチホノカ』を訪れ、津軽びいどろの美しいお猪口で呑み比べしたり、
甘い黒豆や蜂蜜チーズトーストでも日本酒は楽しめることを知ったりしました。
常連さんが大阪遠征の話をしていて、遠くから来た私が話に巻き込まれたりしてました。
飲食どちらも品揃えが素晴らしく、出来るなら再訪したかったお店でした。
(これを書いているのは2024年2月で、再訪せぬまま船山さん引退を迎えてしまいました)

港の辺りをウロウロして海に沈む夕日を眺め、ねぶた小屋を窓から覗いたりしました。
青森は何故か公園が多い街のようで、犬の散歩している人をちょくちょく見かけました。

2024.2.12 wrote


 2023年07月07日(金)   meteor #1 

2023年2月、突如として現れ、私の精神と財布をめちゃくちゃにしてくれた刀ミュ長谷部。
その演者たる木原さんにできる恩返しは、彼の歌を聴くことしか考えられませんでした。
木原さんご本人や想定されるファン層との年齢差から一度は躊躇したのですが、
フォロワーさんからお声掛けを頂き、ソロライブへ足を運ぶことにしました。
(これを書いている8月時点ではバーイベに申し込んでます…事情は本項で後述)

もともと歌とダンスが好きで、別に役者になりたかったわけではない木原さん。
しかし合格したオーディションが劇団番町ボーイズ☆(木原さん以外にも多くの
男士や歴史上人物を輩出している)だったのもあり、ブレイクのトリガーは
特撮であるキラメイイエローでした。Love Harmony's,Inc.やNight Ravensなど
SME絡みの歌うプロジェクトにも参加している彼が何を思って刀ミュに飛び込んだのか
私は知りませんが、歌が大好きなのはLHIの生配信を見なくても花影で一目瞭然でした。

そんな彼が2月に出したばかりの3rdシングルまで引っ提げて臨む2ndソロライブは七夕開催。
(彼の経歴を見ると過去2年のバーイベはライブも同時開催っぽいですが今年は…?)
会場はキャパシティ550人の代官山UNIT。フォロワーさんが私の分までチケットを
購入した際に出てきた整理番号が300少し前で、埋まるのか少し心配してましたが、
直前に完売となりました。ライブハウスはテニプリ関係で行ったzeppしか経験がなく
(私は全く知らなかったのですが、zeppはライブハウスとしてはかなり大きい部類だとか)
不安はありました。1ドリンクが1コイン500円で済まないのにも値上げのご時世を感じたり。

フロアはスタッフが詰めて下さいと何度も呼び掛けるレベルでギチギチ。
(なんだかんだで木原さんは仕事仲間もそこそこの数招いていた様子)
客層は花影直後とあって女性が多く、刀ミュのペンライトを持参してる人も多数。
私はキンブレ持参でしたが、この空気なら…とショルダーバッグのベルトに
第3形態の長谷部バッジも付けました。そんなライト藤色固定勢以上に目についたのは
ライト黄色固定勢。つまりキラメイイエローとして木原さんを見ている人です。
ここには少なからぬ男性もいたり。キラメイジャーは歌のイベントがあったようで、
そのグッズらしきペンライトも見かけました。特撮ヒーローは良くも悪くも、
当時の名前(彼の場合は射水為朝)を一生背負う義務が課されていると痛感しました。

黄色と紫。それが自分を彩る2色だと本人も自覚していて、このライブのために
オーダーメイドしたイヤモニは左が黄色で右が紫。ライブの最後に写真撮影が
あったんですけど、背景でファンが灯していたのもほぼこの2色でした。

はじめましての方でも楽しめるセトリ―と事前に言っていたものの、
蓋を開けたら『はじめましての方でも木原瑠生を知れるセットリスト』の意でした。

1.お願い神様(1stシングル)
2.青い果実(木原さんが愛するウルトラマンネクサスの第2期OP)
3.Special Nights(銀河団の曲)
4.まっすぐにI Love You(銀河団の曲)
5.架け星(3rdシングル)
6.BLOWIN’(木原さんの好きなB'zの曲。生まれる前のリリース)
7.home(木山裕策さんのカバー。好きな曲らしい)
8.勇気を奏でて(キラメイジャーの曲)
9.fist of hope(木原さんの愛するウルトラマンレグロスの主題歌)
10.サウダージ(ポルノグラフィティのカバー)
11.Today's Tune(LHIのアルバムで木原さんが手がけた曲)
-----以下アンコール
12.イチゴイチエ(2ndシングル)
13.Umbrella(銀河団の曲)

予習をした木原さん名義の配信シングルと懐メロの6番10番以外は実は分からず聴きました。
銀河団の曲が多いのは、キラメイジャーでブレイクする前、メンバーと聴きに来る客が
ほぼ同人数という辛酸も舐めた彼にとって大切な下積み時代の記憶だからと思われます。

楽しみ過ぎて前夜眠れず、3時間ほどの睡眠で臨んだ木原さん。ステージにいたのは
ひたすらに歌うのが好きな無邪気な少年で、刀を舞台わきで捧げ持っていたと
暴露されていた部隊長(刀ミュは座長を設けないので部隊長が実質座長)とは
重ならないようで、しかし片鱗はストラとカソック越しにのぞかせていたような気がしました。

ライブ終盤、今後の予定を発表する際に何らかのイベントを東京と福岡で開催すると
発表されました。「福岡に行っちゃいますよ」と口にされ、めちゃくちゃ驚いた私。
会場のQRコードで“お願い木原様”としてファンの願い事が集められ、結果、
ステージ上で一回転したりしてたんですけど、私が書いたのは福岡での長谷部
単騎出陣だったのです。こんな短時間で、一部とはいえ願いを叶えてくれるなんて。
想像を超えた素敵な七夕の夜を過ごせたのでした。お誘いいただいたフォロワーさんに感謝です。

2024.1.27 writing finished


 2023年07月06日(木)   東の栃木・西の福岡 

アクターズリーグは推し(和田さん)がスケジュールの都合か縁遠くなっているため、
スルーして過ごしていますが、ビアボール応援団コラボで都内一部店舗でも
提供すると発表された地元ビアボール『福岡いちご』が気になったので、
該当店舗の一つに仕事帰り、寄って吞んできました。甘かったです。
というか、だいぶビアボール薄めの割り方でジュースみたいだったというか。

鳥メロ/ミライザカは悪評もそこそこ高いワタミの系列で、人生初体験でした。
出された物には満足しましたが、出てくるまでの所要時間などで、
昨今の飲食店人員不足(ほとんど外国籍の方だったような)を感じました。
不快を覚えるまでは行きませんでしたが。これも時代の一端ということで。

2023.7.23 wrote


 2023年07月04日(火)   2.78% 

2.5茶屋の刀ミュ花影コラボの特典がライブ衣装ver.に切り替わったので、
再度行ってきました。弁当は前回、体に悪そうだと感じて見送った方こと
豊臣秀吉ゆかりの『八角瓢箪弁当』。冷静に献立見ると大して揚げ物の量変わらないですが。

ドリンクは今回も長谷部をチョイス。甘さ控えめに感じられたのは疲れていたからでしょうか。
ここでいきなり長谷部コースターが来てくれて、思わず満足して退店しようかと
感じてしまったのですが、メニュー見て食べたいメニューがあったのを思い出しました。

『砥石風 黒ごまぷりんあらもーど』
砥石をイメージした黒ゴマプリンに桶に入った水をイメージしたシロップをかけ、
フルーツ(苺、林檎、マンゴー)と一緒にプリンアラモードにして食べる、というものです。
刀型のピックもついていて、本来は黒ゴマプリンに当てて楽しむものなのですが、
食欲が上回って特に写真も撮らずガツガツと食べてしまいました(苦笑)

何より、ここでも長谷部のコースターが来てビックリしました。どんなデレ。
6分の1×6分の1=2.78%というとんでもない確率です。ここでツキを使うとは…。

特典で着ている装束は、一番脱いでいる俗にいう第三形態なのですが、
花影では比較的不評でグッズ交換でも抱き合わせカウントされています。
ただ、茶屋の特典は江おんが第二だった以外は全て第三だから通常進行らしいです。
過去作では第一形態はケバい色のロングコートを羽織っているだけ…と
感じられるパターンが多かったようで、花影で白を使ったデザインの勝利ですね。
私の手元にもクリカやバッジは第一形態だけ無いんです。むむむ。
(ツイリースカーフも第一形態をイメージした上品な物ですね。汚れだけ心配)

前日のテイクアウトが長船ペアで長谷部かすりもしなかったので、嬉しかったです。
七夕の木原さんライブへのテンションも高まりました。

2023.7.23 wrote


 2023年07月03日(月)   重畳 

メディアミックスを幅広く展開する刀剣乱舞に現れた第3の演劇・新作歌舞伎。
歌舞伎はチケット販売法が商業演劇とは歴史的経緯から異なるルートが存在します。
今回、私はフォロワーさんの伝手で桟敷席(花道から遠い方)に入れてもらいました。
お陰で審神者向け先行で端の席が割り当てられる惨事を回避できました。
(本番では端に手厚くファンサして相殺する結果となっているようですが)

昼夜開催で昼の部は正午、夜の部はなんと16時半開演。今の勤務体系だと
午後半休を取って夜の部へ行くしか選択肢がありません。夜の観劇後に
連れと食事を摂ったりするには最高の時間帯ではあるのですが…。
また、公演時間も当初は3時間とアナウンスされていたのに、直前になって
3時間20分に修正されました。セットの大掛かりな入れ替えとカーテンコールの
盛り上がりを実際に見たら、納得の延長ではあったのですけれども。

半端な時間ができたので、有楽町マルイでずっとスルーしていた徳川美術館と
コラボしたジョリッティカフェの長義アイスクリームを食べました。
美味しかったですが、本質的にアイスクリームはゆっくり楽しむ食べ物では
ないようにも思いました。時間経過で溶けて消えちゃいますからね!

常に最新の流行を取り入れながら(21世紀だと初音ミクと共演し、観客も
ペンラを振れる超歌舞伎など)『型』と共に生き延びてきた歌舞伎。
とうらぶでは先行するステやミュの存在もあり、『江戸時代に刀剣乱舞が在ったら』を
テーマに据えて、いっそ古典寄りのノリで永禄の変を仕立ててきました。

開演前から幕間まで終始喋り続けるという情報量多めのイヤホンガイドは
あえてスルーして観劇に臨みました。それでも充分に物語は把握できました。
(歌舞伎ではこの効果音はこんな要素を表現している、みたいなのは分かりませんが)

遡行軍と共謀して若き義輝を呪った果心居士(FGOでうっかり引けてしまったので
蜘蛛モチーフも分かりました)こと異界の翁と媼。改変を阻止すべく出陣した
部隊の隊長・三日月は義輝の妹に惚れられたりしつつ(義輝の仕官依頼も複数回断る)も
最終的には松永久秀が息子の切腹しながらの説得により謀反を決意して史実に近づき、
三日月が義輝とタイマンバトルを繰り広げて義輝が滝つぼに落ちる…というストーリー。
(この落ち方が碇知盛のオマージュなのだけは、唯一見た歌舞伎だったので分かりました)

開演前に出ている特製幕は初心者向けのとうらぶ説明、客席をこんのすけモチーフの
押彦・武彦が前説しながら歩いて温めます。厳かな鍛刀から始まる本編はまず、
大塚明夫さんかと思うぐらい渋く力強いボイスの男性審神者より出陣命令が出ます。
敵の動きを「小賢しい」と評したり、悪の組織かよと思うトーンで話すこの審神者、
なんと中村獅童さんでした。そりゃ強そうだし男士も従順になりますよ…!

企画の意図として若手役者が兼役で早着替え等をこなすのも含まれているため、
義輝と兼役の小狐丸、義輝の妹・紅梅姫と兼役の髭切は出番が少なめ。
これを一幕最後のメタ会話で本編に盛り込んでしまうのも歌舞伎らしさです。
音楽は一部録音を含みますが、ベースは生演奏。終盤には女性奏者による
薩摩琵琶ソロもあって圧巻です。近侍曲の和風アレンジも多用され、
見た審神者からサントラ発売希望のツイートがたくさん出ています。

どのメディアミックスよりも遡行軍の顔触れが幅広いのも特徴的でした。
歌舞伎の道具技術を用いて、なんと短刀(骨でできた蛇)も顕現。
多足の脇差、所属団体が異なる3チームが驚異のアクロバティックを展開する
打刀など人間形態系、ラスボスは暫の鎌倉権五郎を反転させるというモチーフの
ビッグサイズ大太刀まで出てきました。これらが上の階の客席まで何回か登場して
観客を襲うのです。男士が(花道ではなく)通路を駆ける演出もコロナ禍以降、
ステなどでは見なくなったので、物凄く風を感じて新鮮でした。

殺陣はやはり刀ステが一番凄いと思うのですが、本来の歌舞伎の殺陣よりは
かなり速めに仕立てているようですし、何よりアクロバティックチームの
アクションが怪我が心配になるぐらい華やかでやばい! 目を奪われました。
義輝と三日月の殺陣は「刃もちて語らおう」系の説得力があり、ここでは
音楽も流れないというコントラストも鮮やかで、クライマックスにふさわしかったです。

目新しい要素だけではなく、源氏兄弟が曾我兄弟と同じポージングをしたり、
二幕冒頭では男士の気配さえなく、松永家で親子の義太夫狂言がしんみり
繰り広げられたりもします。歌舞伎ではテンプレ悪役の松永久秀を、
人間国宝たる中村梅玉さんが『正しい歴史のために汚名を着る正義漢』として
圧倒的説得力で演じて下さいました。歌舞伎素人でもすぐ分かるんですよ、違いが。
佇まいから、マイクを使ったり声を張り上げなくても劇場中に通る発声まで
重要無形文化財とは常人では指定されないのだと、身をもって教えてくれました。

桟敷席には弁当がついてくるのですが、これが売店で買うとうらぶ版弁当より
一皿(しかも厚いハムだったりと豪勢)多く、畳に座り(足は掘りごたつみたいに
投げだせる)机に置いてゆっくり食べられるという贅沢な座席でした。
飲み物も先述の半端な待ち時間に2.5茶屋で仕入れたテイクアウトドリンク(笑)

史実パロディの多い歌舞伎と歴史を題材としたフィクションたる刀剣乱舞。
カテコのファンサタイムも大好評ですし、シリーズ化してもらえたら夢が広がります。
長谷部は装束の和風化がどの男士よりも大変そうではありますけれども。

2023.7.23 wrote


 2023年07月02日(日)   夏越の祓 

7/2の日記につけるタイトルではないだろ…と自分でも思いつつ、
でも旧暦6月はまだ終わってない!―と謎の理屈をつけて書き始めた本日のLR。

上半期振り返り、昨日分では長谷部の話題に終始してしまったので、今日は別の面を。
半年を思い起こして、とうらぶ以外では祖母の死(主に日々の資金繰りにおいて、
日常生活のゆとり分を全部持っていかれて近頃カツカツになった点において)と
同僚がDVを受けて別居、大阪の実家に戻ったため担当業務が変更になったのが
大きな変化でした。下半期のスケジュールを組んでいても感じるんですけど、
やはり人生にはどうしてもある程度の不確定要素が入ってきてしまうんだな、と。

それに対応できる心身+金の余裕をキープしておくのが、大人の条件なのかもしれません。


 2023年07月01日(土)   私語く(ささやく) 

6月中旬〜下旬出荷予定と受注時点では謳っておいて、実際は6/30に出荷された
花丸長谷部のワイヤレスイヤホンを受け取りました。時間帯を指定しなかったので
午前は佐川を待って潰してしまいました。指定すれば良かったです…。

案の定、イヤホンとしての性能(音質)はtwitterでの評判によるとイマイチみたいですが、
私はもともとブンイレで売っている1000円台の有線イヤホンを使う頓着のない女
(携帯キャリアのポイント交換でもっと高級品を使っていた時期もあるんですけど、
いい品に限って何故かなくなり、安物は手元から消えないんですよね…不思議)なので、
人生初体験のワイヤレスイヤホンのナビゲートボイス…つまり花丸長谷部の
元気な声に圧倒されたのでした。我が本丸の近侍ではなく、他本丸のお世話係なのだと
現実を噛みしめるには十分な、でも大好きな長谷部の声(ちょっと大きめ)。

スーパーでまだ和菓子の水無月売ってたから別にいいですよね、7月になった今日、
上半期を振り返っても。そういえば夕方には今シーズン初めて蝉の声を聞きました。

2023上半期を振り返ると、驚くぐらい刀剣男士・へし切長谷部に埋め尽くされました。
5/16まで牡羊座にいた木星がもたらした出会いとは、恐らく「るいべ」でしょう。

2/13、世界に突然現れた刀ミュ本丸の長谷部。まだ試行錯誤中だったと思われる
アイメイクで若干の違和感も漂わせながら登場した木原さん(の顔が全体的には
東アジア系の薄めだからロシアっぽい顔の長谷部と系統はほぼ真逆)演じる長谷部は、
本公演で得意の歌唱とダンスを存分に発揮し、わずか4か月で世の『へしクラ』の
情緒をめちゃくちゃにしたのでした。ずっと和田さんの演じる映画/ステ長谷部を
応援してきたから受け入れるまでにいろんな葛藤もあったのですが、今となっては
素直に出会えて良かったと喜ぶことができます。ペンライト振るの楽しかったです。

るいべだけでなく、1月には無双1周年イベントで人生初のマチソワを敢行、
3月末の映画黎明では最高の殺陣を見られましたし、6月の花丸イベントも良かったです。
上半期の振り返りとしてtwitterに3つの長谷部バッジ(はなべ・わだべ・るいべ)の
写真を載せてしまうぐらい、とにかく長谷部漬けの半年間でした。恵まれてました。

そのわだべバッジは3年前の大演練グッズです。大演練こそ、私はいまだに
開催されなくて良かったと考えてしまうような代物なんですけど、グッズとしての
写真写りは良く当時から欲しくはあったので、これを落札しようと探せる程度に
自分の中で遠い過去になったのだと気づかされた瞬間でもありました。
全44種という鬼畜ランダムだったのに、定価で買えるぐらいには経過しているのです…。

刀ステが鬼みたいなランダムをやるのは昔からの悪しき伝統ですけど、
7周年感謝祭でアクスタ3種もランダムグッズで入れてくるとは思いませんでした。
ある程度は予測してましたが、コラボビュッフェでの1900円ドリンクの
アクリルコースターに続き800円アクスタ(内番はくじ!)でランダムをやるとは。

とうらぶはキャラの人気に差がありすぎるので、どうしてもランダムになる
面はあると思うんですけど、花影の全6振りや黎明の全10振りでも地獄を見たのに、
母数15〜45振りはひどすぎます。写真が良いだけに、余計残念に感じます。


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