Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2018年07月30日(月)   残響 

悲伝大千秋楽と、その後にあふれ出した考察に押し流されながら迎えた夜のりんたこ。
祝50回。前夜、眠気やらに苛まれながら入稿もしつつ投稿したメール、
どうしても聞きたかったことだけど大楽まで投稿我慢してたメールを
読んでもらえました。嬉しいです。自分の名前を推しに呼んでもらえるのは幸せです。

今回は本当にたくさん悲伝のことを語ってくれて。山姥切との関係も。
和田さんファンレターちゃんと読んでるんですよね…それも嬉しいです。

2018.7.31 wrote


 2018年07月29日(日)   分岐 

ついに来ました、刀ステ悲伝大千秋楽。

パンフレットからずっと、最後の最後まで…とキャストが仄めかしていたせいで、
大楽だけ演出が違うのではないかという予想が根強くありましたけど、
結果としては、その通りでした。山姥切が歴史の渦に飲み込まれた時点で
第二次世界大戦の描写がカットされていて、ドキドキしたんですけど
(ただしこれについては、中国での上映会で既にカットされていたため、
対アジア戦略として製作委員会がカットさせた説が濃厚)
ラストの山姥切vs三日月の殺陣、これまでは何回見ても三日月が圧倒していたのに、
山姥切が何度も三日月を斬れてて、優勢で、目が丸くなりました。
ついに、53回目にして、三日月ではなく山姥切が相手の首に刃を突き付けたのです!

円環は解消できませんでしたが、三日月の再顕現台詞に落胆はなく、
EDは歌ってたのかどうか説が分かれてますけど(ライビュでは画面に映らなかった)
ほんの少しだけ結び目が解けたのではないかと思われます。良かったです。

明治座中継の時点で、これをあと2回も生観劇しなきゃいけないのか…と
暗い気持ちになっていたのが、今となっては嘘みたいです。
川上さんが言っていた通り、時間差で理解できるものだったんですね、悲伝。

2018.8.3 wrote


 2018年07月28日(土)   祝祭 

チケットを取るのも結構な倍率っぽいFGO fesに行ってきました。3周年記念。
FGOはもう何度も地方巡回含めてリアルイベントを開催しているのですが、
今まで一度も行ったことはありませんでした。いつも列が凄いと聞いていたので。

今回それでもチケット取りに参戦したのは、会場で先行上映される
EXTRA LEの最終3話…レオ主従が出てくる「天動説」を見たかったからです。
本放送は日曜の夜で、刀ステ大楽のライブビューイングに行くので絶対見れません。
LEの、EXTRAゲーム本編から少し離れた展開には冷めかけたこともあったのですが、
(特に第6階層のラニとリンの回、大分行って見れなかったのもあって)
レオ主従が好きなので、気になってしまって。結果としては取れて良かったです。

いや、イベントとしては午後に入場する方が悪いと一蹴されそうですが、
(前夜、幕張でLE10話までのオールナイト上映があったため、その流れで
朝4時台から列形成していたという噂)展示は待機列中止、物販はもちろん
飲食すら怒濤の大行列(一番短いかき氷が20分)、3ホールしか借りてないから
そもそもブース間の通路も狭くて、移動すらまともに出来ません。
ぼったくりイベントだと呆れました。アンケートでも素直にそう書きました。

唯一並んだのがプラスワンのノッブ人形焼で、列整理のお兄さんが言ってた通り、
まさかの2時間以上並びました…人形焼き自体はとても気合が入ったもので、
それなりに美味しかったんですけど、ここまで並ぶ必要があるのかは謎。

「天動説」自体は、想像以上に素晴らしいお話でした。
長話する人ことトワイスの“影”に言いくるめられたレオは永い眠りにつき、
900年もの間、ガウェインは第7階層で花などを育てて暮らしていました。
かつて、白野のサーヴァントだったセイバーにつけられた傷を抱えたまま。

なんだかんだでハクノが勝者となり、第6階層でひょんなことから生き残ったリンと
敗北宣言だけで命までは奪われなかったレオ、みんなでムーンセル中枢に向かいます。

トワイスのサーヴァント・セイヴァーの宝具だけを私有するトワイスの“影”。
その宝具をレオと聖剣が折れたガウェインが全力攻撃で傷つけ、
その後を継いだネロが必死に傷を広げながら、中枢に向かう星を見送ります。

星は誰もがハクノだと思っていたのに、実はリンでした。
ハクノは白野はじめ全ての敗者の影たるデッドフェイス。
SE.RA.PHに残った最後のマスターは、リンになったのです。
まさかの地上に金髪のリンが生還するリンルートでした。ビックリ!

上映後のキャストトークは、水島さん以外の三人が別現場でも一緒だからか、
凄く仲良しで、慌てて幕張で浴衣を買った水島さん可哀想過ぎです(笑)

堅物かと思ったら、意外に紅茶淹れたりで歓待できるガウェインに
驚いたとおっしゃってました。レオが復活すると黙りこくるところもさすがは騎士。

ゲームEXTRAが好き過ぎて、でも知識としては奈須さんにとっては
不本意な作品だと知ってもいて、折り合いつけるのが難しいんですけど。
夢の共闘で終わってくれたLE、終わり良ければ総て良し!としたいと思います、個人的には。

2018.8.3 wrote


 2018年07月20日(金)   洗練 

円盤購入者先行で確保した刀ステ悲伝・日本青年館公演に行ってきました。
最近の職場があんまりにあんまりすぎて(正午に発売するチケットを
スマホで狙いに行ったらその直前で質問されるとか(笑))
定時までいたら開演に間に合わないと思って、どうにか半休取ったんですけど
(半休が使えるようになったのは身分が変わって数少ない利点の一つ)
正解でした。青年館は改装されて演者たちが絶賛してる綺麗な設備ですが、
大量の客を客席会場前に滞留させるスペースは無くて(しかも空調弱い)
トレーディング“スペース”がないからごった返してまして…。

3週間前に京都で見た時も初日(中継)からの進化に驚かされたのですが、
まだブラッシュアップは続いていくのか…というのが正直な感想でした。
密着ドキュメンタリーを見ていれば、スタッフを含めたカンパニーが
日々進化のためにどれだけ努力を費やしているかは伝わってくるのですが。
例えば、京都で気になってしまった「炎が出ている(この炎の造形自体も変わった…?)
剣を袖で拭うモーション(特で連発するので癖でやってしまったと思われる)」も
しっかり修正されて「手で炎ごと包み込むように撫でる」になってましたし。

修行先の畑で食べるものがおにぎりからおはぎになってたのが、
京都で一番びっくりしたのですが、おはぎ推しもさらにパワーアップ。
まさか「長谷部殿はおはぎに何か嫌な思い出でもあるのか?」が聞けるとは。
(これについては、周りの人が笑っている理由が分からないと帰り道で話していた
刀ステ初見っぽい人もいたので、全てにおいて良化とは言えないかも)
軍議にも笑い要素が組み込まれてて、シリーズをずっと見ている人向けの
改良は感じました。煤けた太陽、ってワードも最初から言っていたかな…?

あちこちブラッシュアップされながら、同時に酷暑の中でのハードスケジュールで
演者の疲弊も感じないわけではなく、結果としてやりたい人だけがスタオベするという
カテコの風景は、非常に腑に落ちるモノで、個人的には良かったと感じられました。
私は立ちましたよ。まだまだ進化させるという強い意思を感じられたので。

サントラの曲収録が千秋楽に予定されるなど、演出が変化されることが
予想される中で、逆に変わる前の完成形としての天王洲での上演を
物凄く見たいと感じました。いや、この心境変化も凄いですよね。
初日の中継を見た段階では、しんどいだけじゃない悲伝、という要素が感じられなくて、
こんな物語を生で2回も見なきゃいけないのか、って思ってましたもの。
それが、二度目の生観劇が楽しみになり、そしてもっと見たいと思ってしまうという変化。
やっぱり劇場で見るのは強いなあ、やはり生で見てこそだなあ、と思うのです。

和田さんはドキュメンタリーで末満さんに、カンパニーに不可欠な潤滑油として
褒められてまして。嬉しいんだけど、演技での評価も聞きたかったと思ったり。
まさか和田さんの誕生日イベントが富山のコスプレイベントゲスト出演に
実質振替になるとは…誕生日付近空いてたから期待してたのに(苦笑)
去年の炎上は彼にもそれなりのダメージとして残っているのかな…?

2018.7.21 wrote


 2018年07月19日(木)   振り幅最大解放 

正社員二人退職、FGO2章2部CV津田健次郎さんサーヴァント実装(どれだけ回しても出ない!)、
ヒストリアにPatch竹下さん出演、同僚からの質問攻めでチケット取り参戦失敗、
衝動で行ったソラマチのLEコラボで3k近く使っても目当てのコースター引けず…と
なかなかアップダウンの激しい2日間を送っております。挙げ句、俺梅の
最近お気に入りだったソフトキャンディで歯の詰め物取れるし! 大凶だな!
建勲神社で前の人が大凶引いた番号だったから引き直させてもらったのに凶だったの思い出す!

ソラミナのLEコラボ、1k買うとARつきの暑中見舞いはがきがもらえるんですけど、
その対象商品がきれいさっぱり無くなっててビックリしました。EXシリーズって
あんまり人気ないと勝手に思い込んでました(酷い)けど、もはやそうでもないのかっ。

アーチャーが飲み物になるとほぼ9割の確率で紅茶ですね。嫌いじゃないですけど。


 2018年07月16日(月)   夢を見たいから 

NHKの小室三昧からTMN→AXSという流れで、youtubeのおすすめ機能に
90年代のAXSをプッシュされて爆散しながらLR書いてます。
なんだかんだでAXSが現在進行形で活動してるの凄いですよ…ライブツアーしてるし。

今日はショッピングモールで涼んでいる最中に(あと涼めるスポットと言えば
1周約1時間の山手線を思いつく辺り、貧乏学生かとセルフツッコミしたくなります)
先日機種変更したスマホのキャリアメールを設定してなかった点に初めて気づいて、
大量に受信するという事件がありました。アプリまで初期設定終えたつもりでいたから、
まさかキャリアメールアプリはそれはそれで設定しなければ受信されないことに
気づいてなかったんですよ…メール来なくて平和だって勝手に思ってました(ひどい)

キャリアメールアプリの設定―アドレス帳などの個人情報にアクセスするか、
バックグラウンドとして定期的に通信するか等をユーザの意思に委ねているのですね。
当たり前と言われれば、そうかもしれませんけれど。
地震等心配してメール下さった方、すみませんでした!
あの時は蘇我でバス停の屋根から離れたりしてました。
(酷い試合に対する怒りの方が凄まじかった)

こういう感覚が、岡山で被害悪化の遠因になったと一部で言われている
「晴れの国」呼称と同様に、悲劇を呼ぶトリガーになるような気もするんですけど、
震度3までは日常茶飯事、4も不定期で起きる事象…という感覚なんです。
これこそが「正常性バイアス」って罠だと頭ではわかるのですが。

岡山と言えば、フォロワーさんに実家が水害の被害に遭われた方がいて。
ご本人曰く、実家がほぼゴミと化したという惨状。いつもポジティブなツイートをされる方で、
この状況になってもスタンスは変わらないのですが…かけるreplyが思いつかなくて。
何を言っても、ちょっと暑いくらい(千葉は岐阜ほどではない)の関東にいて
日常を送っている私が言うのは…と自制してしまうのです。言葉がない。

何気ない日常こそが幸福なのだと、刀ステカンパニーが立て続けに遭遇している災害でも、
思い知らされています。これまた別のフォロワーの言葉になりますが、
観劇は当たり前じゃなくて、演者と観客、それぞれの努力と運の積み重ねが交錯して
初めて実現する奇跡なのだと。奇跡は、命あるからこそ立ち会えるのが大前提。
和田さんも先日のニコ生でジョ伝の長政さまの台詞を引いて言っていた…。

必要以上の重荷には感じず、それでも自分がやれることを頑張って生きていくしか。


 2018年07月10日(火)   フレッシュ 

昨日、刀ステ鶯丸役の前山さんが、役者は新鮮な心を保つのが大事だと
ブログに書いていて。干支一回りほど同じ仕事をしている私には身に染みました。

帰りにtwitterでのやり取りから、何度も通った駅までの道、信号の反対側へ渡って、
カレーを食べて帰りまして。一本通りをずらすだけで、未知はたくさんあるのです。


 2018年07月08日(日)   吹けば飛び去る 

5月末…刀ステ振り返り上映会前には10枚近くあって手帳に挟むという保管方法での
管理に困っていた紙チケットですが、昨夜のフクアリで全部なくなりました。すっきり。

残りは刀ステの電子チケットのみ。生観劇同様にプラチナチケット(!)の
刀ステライビュはまだぴあのクロークから引き取ってないのですが、
紙にするか電子にするか考え中です。手数料かからないのは後者だと思いますけど。

それにしても休養日の時間は何故あっという間に飛び去るのか。
ネットサーフィンと昼寝と買い物してたら、もう23時半ですからね(苦笑)
また長い一週間が始まります。災害続きだから人員減らされるのも覚悟しないと(他の応援で)


 2018年07月07日(土)   means of support 

昨夜、キョーハクかたな展のチケットをお譲り頂く待ち合わせに
少し早く到着してしまったので、時間潰しにカフェではなくHUBに行ってしまいました。

HUBはドリンク…アルコールはオーダーしたらすぐ出てくるし、19時までは
HAPPY HOURで半額なので、つまみ食べなきゃ下手したらカフェより安上がりって
本当かもしれないと感じました。まあフィッシュ&チップス頼んじゃいましたし、
なんだかんだで1時間弱で3杯も吞んでしまったので意味なしですが(笑)
HUBオリジナルの「ロンドンアイスティー」が美味しかったです。
ロングアイランドアイスティーとはまた違う…口当たり良すぎるヤツ★

今日はtwitterで見かけて勢いで「選手応援シートチケット」を買った
ジェフvsアルディージャに行ってきました。帰りに緊急地震速報鳴って驚きました。
地震以上にあの音が精神的によろしくないので、新しいスマホいじりまくって
どうにかOFFにすることができました。千葉はいつ揺れてもおかしくないとはいえ。

選手シートは船山・町田・矢田3選手の各10セット限定発売。
発売日にジェフチケ/ぴあでは船山さん分がすぐなくなってしまい、
ローチケで買ってきました。最終的には完売したの船山さんだけでしたね。
どんな熱心な船山ファンが来るかと思ったのですが、オペラグラス装備の女性だけでなく、
近所には男性も多くて、私が勝手にジェフィーヌDAY企画の一環と
思い込んでいただけなのか…と思いました。Sバックの前売りが通常3600円なので、
4800円の選手応援チケットは、差額が直筆サイン入りの台紙代ということに(苦笑)
Jリーガーのサインは練習場に行けば、それほど入手は難しくないんですけれども。

何より凄かったのが席番。バックスタンドの中央(センターライン!)最前列ですよ。
もうこんな良席でJリーグを見ることは後にも先にもないだろうなと。
最前列でもオペラグラスって舞台で推しの汗を見たがる人みたいだと思いました(暴言)

試合は、むしろ大宮の方が名前を知っているような状態の私が深く書くのも
憚られるんですけど、船山さんが目に付くシーンが、主に守備を行うための
猛然とした走り込みだったりして、これはフルタイム持たないぞ、とは
思っていたのですが…想定していた以上に後半のジェフは駄目でした。

ゲームトータルの支配率は千葉6:大宮4らしく、スタンドからも支配率は
圧倒的にジェフが高いのは視認できたんですけど、シュートに全く至らなくて。
つまり、持たされてるってやつです。攻撃はシュートを打つことですから、
シュートが打てないボール運びになんか、何一つ意味などありません。
贔屓目かもしれませんが、特に指宿さんが清武さんに代わってから
一段とダメになったように映りました。彼が悪いわけじゃなくて全体として。

常に味方を鼓舞する三門さんと、その隣でパスを散らす茨田さんを懐かしく眺めてました。
ジェフには精神的主柱がいないから、何年もJ2を彷徨ってる気がします。
今じゃ腕章さえ助っ人が巻いているという。勇人さんはバンディエラになれない性格か…。


 2018年07月06日(金)   雨は上から下にしか降らない 

今週はいろいろしんどいことありましたけど、締めくくりの金曜は一段と
ヘビーというか密度が高すぎるというか…よく生きて帰ってこられたと思います。

特に酷いのが職場で、離職率が高いのは分かってるんですが、
今年に入ってから片手の指では足りない年数働いてる人の退職が3人目になりそうで、
9月になったら夏休み取りたいと言ったら遠回しに嫌がられたわけですわ…とほほ。

西日本の雨は猛烈で、刀ステはマチソワ公演中止に。
カンパニーが無事に東京へ戻ってこられるのを祈るばかりです。

あまりにしんどすぎて、1週間前の京都遠征のLRすら書けてないですね。
行きの新幹線で寝てたせいで買いそびれた秋のキョーハクかたな展コラボチケは
フォロワー様のご厚意で譲って頂き、事なきを得ました。
代わりにお役に立てて良かったんですけど、おやつまでいただいてしまって、もう。
何より私には友達、特に審神者の友人が少ないので、お話しできるだけでも楽しく。

これをタイプしてる最中も瞼と瞼が熱愛しそうで(この言い方やっぱり親父くさい…)
そもそも帰宅してからもぼーっとしてて着替えやメイクを落とすことすら
なかなかできないという体たらくです。週末は休養に励みたい、な……。

インテで新刊出すとか夢のまた夢、それを通り越して無謀だと我ながら思えます。


 2018年07月02日(月)   選択を積み重ねた結果としての歴史 

昨日書いた通り、BOX配達が使えない新しいスマホを受け取るためだけに、
先週金曜休んだ分が山積みされている(うちの職場は余程長期でなければ
休んだ分の書類はそのまま卓上に積まれるシステム。私はだから現職で
3日以上の連続休暇を取ったことがない)書類も片付けず、残業30分で帰りました。

どうにか受け取って、FGO(auゲームズが優先されてキャッシュバックのルートが
変わってしまったけど…)と刀剣乱舞、何より大切な刀ステの電子チケットアプリを
引き継げたので、ひとまず安心です。type-cの充電コードを21時頃に買いに出たり、
メジャー機種じゃないので保護フィルムの入手に苦戦しそうだったり、
他にもいろいろありますが。テニラビに至ってはコード発行までたどり着けず
(テニラビはupdateに時間がかかるので旧端末がそこまで持ってくれない)
引き継ぎを諦めたりもしてます。生まれて初めてリセマラやって、そこそこ課金してるのに。

仕事してると発狂しそうになります。みんな辞めてしまうから、教えなきゃならなくて、
やり方が決まっていない仕事なんて教えられるはずもなく。
教えてる途中に周囲に突っ込まれて初めて気づく事実もあるんですよ。ひどすぎです。

私は誰も信じられないから、仕事は任せられないし、強い思い入れは
裏切られた時のダメージが深くなるからと勝手に予防線を張るのです。



修行に出ていた加州清光が帰ってきました。噂通りのヤンキー口調で、
確かにびっくりしましたが、汗のにおい発言は思ったほどダメージなかったかな。
いや、別に好んで聞きたい台詞ではないですが。問題の修行見送りは、
これ使うために修行道具一式を乱に費やした方が痛手だったかも。
こっちは声色が変なわけじゃないけど、理屈が通ってないというか…。

態度が終始一貫してる人は、むしろ時代に合わせて変化しなければならない
原題では稀少価値が高いからこそ尊ばれるのだろう、とは以前にもLRで書きましたね。

清光の言動は賛否両論なのですが、話題になるたびに名前が出てくるのは、
同じく主盲目勢で、同様に修行後、口が悪くなったへし切長谷部です。
いや、長谷部はもともと家臣の手討ち・寺社の焼き討ちだからいい子じゃないんですが。
(清光も長谷部も花丸のイメージにかなり引きずられてると言うか。
 いや、むしろ花丸の二振りはゲームよりも好感度高いですが!)

ステでも、序伝で長谷部は息をするように自然と山姥切が写しであるのをdisります。
ただ、ここですぐに小夜が注意するし、言われてすぐに反省するのです。
つまり、ステの長谷部もナチュラルに他sageをするのが本性なのです。

その後、紆余曲折を経て悲伝で山姥切を突き飛ばすのですが、
ステ本丸の長谷部は一番の戦功を挙げたいから三日月を切るわけではなく、
主が破壊を決意したし、大切な燭台切を傷つけたし、汚れ仕事なら自分が、という
極だからこそたどり着いた境地で、三日月を切ると誓いを立てたのです。

日経エンタのインタビューで鈴木拡樹さんが言っていた、顕現後に経験した
時間は本丸ごとに違うという話。ゲームでの当たりがきつい台詞は、
否定するのも難しいのですが、うちの本丸なら言わない…でもありだと思うんです。
実際のプレイでは耳にしたくないから当人の出番は減ってしまうのですが。

CUTの末満さんインタビューでも、ゲームの台詞はなんでも取り入れるわけではなく、
作中での成長にそぐわなくなったため、いつか言うはずの台詞を言わなくなった、という
エピソードが取り上げられていました。末満さんはステ本丸での成長を重視して、
ちゃんとゲームからの取入れを取捨選択して下さっているのです。
昨日も書きましたが、これが実にありがたいことでして。

とりあえず、明日からスマホでの蛍狩りを復活させたいと思います!


 2018年07月01日(日)   取捨選択 

刀ステ観劇のために京都へ行く遠征より帰還しました。
遠征中の出来事については、おいおいLRの過去日付に追記していくとして、
今どうしても書き残しておきたい事項を一つ。

先週半ばからスマホのバッテリーが寿命を迎えたらしく、
フル充電に15時間近く要していたりもするのですが、
(新しい端末は購入済ながら、宅配BOX入れられないため、いつ受け取れるか謎)
お陰で今日まで全然拾えてなかった情報があるんです。
それは、修行から帰還した加州清光(うちの本丸の初期刀です)の性格の悪さ。

いや、私の本丸は明日帰還するんですが、まあ確かに3通目で怪しい気配は感じました。
独占欲の強いヤンデレ?みたいな。某所のコメント欄で言われていた、
まさかとうらぶ初期によく見かけられながらも、正しくない解釈だと叩かれた結果、
現在ではほぼ消失したと思われるヤンデレ清光が正しい設定だったとは!がぴったりです。

おやおやとwikiで出来上がってる台詞一覧見たら、まあ酷い酷い。
極になって口が悪くなったと言えば我が一押しのへし切長谷部ですけど、
それすらも可愛く見えるぐらい気持ち悪いです…汗のにおいとか…。

特の段階では、主の一番になりたいと渇望しながらも口にしないキャラだった長谷部。
極になってからは、それを躊躇せず告げてくるように変貌します。
それがよく現れているのが、修行見送りと鍛刀台詞。
修行見送りは、それでも近侍に据えてるせいで何回も聞いてしまって、
悪い意味で慣れてきてしまっているのですが、鍛刀はキャンペーンになると
近侍から外してしまうくらいに苦手です(後藤くん辺りにお任せする)

それでも、長谷部はまだ、そういう欲望があると匂わされていたので…。

いや、そんな愚痴が書きたかったわけではないです。
書きたかったのは悲伝の話。
(以下ネタバレ入ります)



悲伝では長谷部は極になり、主の命が絶対であるというぶれない姿勢で
動揺する面々の中では筋が通っていて、頼もしくも感じられます。
三日月との対峙で山姥切を突き飛ばすのは、序伝からのステ本丸での時間の積み重ねで
たどり着いた必然なのですが、決して長谷部が積極的に望んだわけではありません。

ステの長谷部は、極になったけれど、他の刀を邪険にしたりはしません。
切られた燭台切のことは作中で二度も気遣うし、山姥切を突き飛ばすのも
主の一番になりたいなんて私欲ではなく、汚れ仕事をできるのは自分しかいないという
ある種の諦観(と呼ぶには能動的過ぎますが)に由来しています。

何が言いたいかと言うと。
未だに会場での円盤予約に踏み切れずにいる悲伝ですが、
「長谷部極」としては、むしろ救いになる可能性を感じたのです、初めて。
末満さんは極が実装されたのを踏まえて、あの突き飛ばしを書いたのだと思ってます。
でも、末満さんは長谷部の性格の悪さはステの脚本に取り入れなかった。
あくまでもあの本丸の長谷部は、不器用な言葉で仲間を振り回しはするけれど、
自分を持ち上げるためだけに仲間をdisるような行動はしません。
不本意ながらも山姥切を主が任命した近侍と認め、彼に強くなって欲しいと願っている。

そういう長谷部でいてくれる媒体があった、という事実が、思いのほか
尊いのかもしれない…と思えたのです。ジョ伝の恋する乙女のような振る舞い、
賛否両論なのは頭では理解できるのですが、私としては、あれがあるからこそ、
他の作品で言い方がきつくても心の幅や深みを感じられると言うか。

悲伝では、刀剣乱舞というコンテンツ全体が想像以上にきつい設定を
抱えている可能性を示唆してくれた作品でもあります。花丸以外は全部きつい、と。

悲しいだけではない、大切なものも内包している悲伝だと、
初めて?前向きに捉えることが出来たような気がしたから、書き残したかったのです。

2018.7.2 wrote


やぶ |MailWeblog