続・無気力童子の紙芝居
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2008年04月24日(木) 思うこと

いくつか あるのだけど まずひとつ

人が出会って 仲良くなったり 逆に仲が悪くなったり
そういうことをくりかえして みんな いまいるところまで 来たと思うんだ
その点については皆同じ

どんなことがあったかは 本人にしかわからない
相手に何があったのかは 本人にもわからないかもしれない

そういうことって 毎日毎時毎分毎秒 世界のあちこちで起こっていて
あ、
魚喃キリコのマンガの中にあって印象的だったのが
「この春 世界では
 つーか 日本では 東京では この世田谷では、
 はたして何組のカップルが お終いに なったのかしら。」
というフレーズ。
今回私が言いたいのは恋愛に限った話ではないのだけれど

どうして 君たちは 一緒にいられなくなってしまったんだろうね

理由はきっと色々あるんだと思う
細かいことの積み重ねだったり
小さな勘違いが膨らんでいったり

きっと 自分のせい そう思っているのなら
きっと 間違っていない 確実に 「君の」せい


「あのひとは 変わってしまった」
悲しいことです とてもとても 悲しいこと
「いままでは あんなふうじゃなかったのに」
そうかもしれない 君のせいで あのひとのせいで 環境のせいで 
世界のせいで?
「昔は よかったのにな」
なぁ そうしたのは誰だ?

懐古主義者はキライです
昔はよかった? 変えたのはお前だ
喜んで時代に乗って たどり着く場所さえ考えずにね

変化の途中では変化に気づかず
反対もせず止めることもせず
変化の後で漸く変化を認識し、後悔することは 
みっともないことであると わたしは思っています


後悔はしない 自分のせいだものね ね?

わたしは みんなが選ぶ道が いつも明るく温かであるように 願っています


2008年04月10日(木) 相反せよ太陽

きみは 知ってしまったから
戻れはしないし 其れを捨てて逃げることもできない。
彼女が持っているのは小さな淡水魚で、
ちっぽけで、愚かで、美しく。
腐ってはいるが、食べられる。


相反せよ太陽

目を背けたくなるほどの、危ういバランスで
彼は強固なお城をたてた。
そのお城に住むことになった彼女は言う
『明日崩れてしまうかもしれないことが
私にとっては何よりも安心なの』


輪廻の鈴の音

世界中の海を渡りながら、世代が変わり。
一周する頃には、『次の』人が、また、そこに。
永遠に続くと思われがちな 空気や、水や、思考は
常に形を変えながら
なに食わぬ顔をして そっと戻ってくる。


揺れる揺れる、水面

彼女はもう いないのに
彼も ここにはいないのに
『好きだから 嫌いなんでしょ、好きだから。』
去り行く彼女は吐き捨てて
地面には、血まみれの金魚がダンス


2008年04月08日(火) ふいに

右から左へ 鳥のはばたく音がする
屋外で 室内で 運転中に 眠ろうとしたときに
完全に幻聴というか なんというか
あまり気になるので しつこく耳かきしていたら流血
鼓膜だいじょうぶですか・・・・

またしてもヘンテコなさみしい不安がやってきて
ぼくはもう どうしたらいいのか
人の姿が見えるのがつらいので ネトゲもやめようかなあと
ちょっと思うのですが
いま「辞めるわ!」といったところで 誰が引き止めてくれるわけでもないし
引き止められるのを期待しているみたいで
そんなんだったら 静かに勝手に辞めたらいいとおもってしまう

言うほどリア充でもないので 辞めたら友達も減るだろうし
結局はネットに依存して生きてるんだなあと思うと
本当に自分がちっぽけで バカみたいな存在に思えて
あぁ つらいなあ
つらいけど 冗談でも死にたいなんてことは言いません

こういうときは そうですね
眠るしかない 眠るしかない

両耳を押さえても はばたく音は止まなくて
いやだなぁ
はやくよくならないかなぁ。


2008年04月04日(金) 信じなければそれは

真実ではない

可能性は天上から地の底まで
わたしはこと自分の事に関しては
できうる限りで最低の想像をする

だが現実はどうだ

それが現実なのかい真実なのかい
だけどもあたしは信じない
そしたらあなたも信じない
そうすれば 真実だって嘘になる

たとえばそれが嘘だったとしても
あなたが信じればそれは真実となる
あたしが信じればそれは真実となる

だから
大丈夫 大丈夫


なにごとも 悪い方に考えておけば
後から すこしだけ気が楽だ


2008年04月01日(火) 世界よ

動き出せ

目を閉じると浮かび上がる意識
両耳が世界とつながる歯車
鼓動は1拍ごとに カチ コチ 伝えて
足先に触れる水は 体温をめぐらせる
歯車を回すカギは君が持ってる
赤茶色に錆びた 鉄の
後頭部にねじこんで



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