続・無気力童子の紙芝居
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2006年11月19日(日) 知らない幸福

あまりたくさん みてはいけない。
今日の昼間に 虹裏でこれを見つけて それからもう 気が気でない。
とりつかれたように。 これまでで70回くらい開いたり閉じたり。
すごく怖いのに なんだか気になって見てしまう。夢にも出そうだ。

この画像に「大事なことを忘れてやしないかい?」と一言つけて
mixiの日記に貼り付けた。

ある人は 「やめて 無理 ごめんなさい」とレスをした
またある人は「いただきますを忘れてる。ご飯のありがたみに涙するのならまず感謝を」と。

わたしは 当然前者の反応ばかりだと思ったので 面食らった。
そうか 世の中には後者の反応が多いのかもしれない
後者のような反応をした人は きっと幸せだ。
こわい 線の向こう側に気付かないで 生きていける
あたしは 必要のない向こう側を怖れて恐れて ムダに震えて暮らすのだ。

ご飯がありがたくて 泣いているんじゃないよ
ご飯を食べる悲しみに 泣いているんだ


2006年11月16日(木) ありがとうありがとう

読んでくれると思ってなかった
2ヶ月も 何も書いていなかったのに
わたしの薄く濁った水は きっとなまあたたかいことでしょう


他愛もないこと くだらない生活の話
そんなことも 話すことが出来ない人間に囲まれて
ただひたすらに時間を消費していた

視界がすこしだけ 澄んだ気がします
のどの奥にある 小さい箱のふたが 久しぶりに開いた
混濁していた意識のかたまりが ひとつひとつ
薄っぺらい膜みたいに変化して 湖の表層に浮んでくる
それをあたしは 細密につくられた銀細工の匙ですくい取って
乾かして 言葉に変えるのだ
その作業が わたしは本当にすきだったんだ 忘れていた。



それからもうひとつ。

あれから一年が経って
何事もなかったかのように 普通に 会話が出来ること


イラナイ人は消えていくけど 
指のあいだから落ちずに ずっとそこに留まっている人もいる
そういう人に限って 早く逃げ出したりもするけど
残った人を大事にして 生きていかないといけない
 


2006年11月15日(水) 言葉に

なんでもそうだけれど

言葉にさえしなければ それは多くの人にとって 真実にならない

だからわたしは 言わない

そうすれば だれも知らないですむ うそのままで 砂になる


2006年11月11日(土) 今朝

朝からぶかつで 何気なく学校でmixiをひらいて
友人の訃報を目にした

高校の終わりくらいからの友人で 最近は疎遠になっていたけれど
まいとし年賀状を出したり ネットで会話をしたり。

昔から たくさん薬を飲んだり 体を傷つけたりする癖があった。
今回はきっと すこしミスったのだろうと思う。
この世を憂う彼女は 生きたがっていた。

お互い 会おうね会おうねと 言うばかりで
この長い付き合いで 一体何度 顔を合わしたのだろうと考える

日曜日が葬儀だったけれど
わたしは彼女の今の顔を知らない




運良くカウンセラーの先生に会った
落ち着いたら参ればいい そう言われた
だけれどわたしはきっと 一生彼女の前に立つことはない
薄情だと思われるかもしれない
でも どんな顔をして行けばいいか わからないじゃない?


2006年11月02日(木) 魔の季節

ROの知り合いが自殺した
ギルマス消息不明
相方は号泣
親しい友人は親友を救えず力を落とし
恩人は発病 のちに全ての人との一切の連絡手段を断つ。

思えば去年のこの時期も
わたしのことが気に入らないと 
長い付き合いの友人が たんかをきって去りました
それが11月14日。

今年もこれだ
季節の変わり目は 危ないね
温度を感じない夜に気をつけて。


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