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ひび割れ頭    …2003年02月26日(水)

あれはギャルぶってクラブに行った帰りのことでした。
ねえマイケル、アタチはクラブのトイレでファックなんて絶対に嫌よ! といった桃色吐息事件簿もバナナビーチで流氷ほどありえず、夜通し殺伐と飲んで跳ね、アパルトマンへ戻る途中で車に撥ねられました。 頭蓋骨左側頭部に約1/4インチの中途半端なヒビと左目のひでえ内出血ということで入院してきましたババーン。 と記そうものならまるで同情してほしいという卑らしい魂胆が見えるようですがもちろん心配してください。

私の人生そのもののように中途半端な外傷そしてヒビなのでさっさと退院してきたのですが、退院時に、いかにも一人称は「ウリ」といった風貌の半島系ツラをさげたウリナラ系アメ人の医師にセックスを含む激しい運動と風呂は控えるよう引導を渡されました。 ハァ? セックス? それからもっと程遠いどころか対極にいるのでご心配なくと卑屈なアメリカンジョークを返せば、俺の返答にぶち殺すぞこのチョッパリが、イルボンへ帰れニダ。 と思われたかどうかは定かではありませんが、医師がこんな話をしてくださいましたので御前等と分ち合いたいと思います。

"あなたは最もシンプルな人間と動物の違いを知っていますか? それは、動物には「発情期に挿入し、挿入される相手がいない」ってことが絶対ないんだ。"

つうか御前は俺に何を言わんとしているのですカ。

▲トツプパゲ

日々是空虚    …2003年02月17日(月)

「なぁ御前、修論進んだ?」
「嫌すぎて週末は毎分毎秒オナニーしてたYO!」

修論提出まで4ヶ月を切り、殺伐とした会話が飛び交う最近の俺学校です。 まさにもう一滴の精液だってアタイからは絞り取れない。 そもそも修士論文に加え院卒個展プランも進めつつ課題もやれだなんて無理難題を押し付けすぎとちゃいますのん? 俺等はハートのないロボットちゃうねんで! そう思うのは私だけではないらしく、5月に修士号をゲトする予定の油科ピープル他約10名も、やはり私と同じように浜辺に打ち上げられて数週間経過した海草風味に干乾び、焦燥感と疲労を滲ませ、絵具に塗れ、俯瞰しきった態度で「俺はこいつよりはマシな筈」と根拠のない自信から互いの腹を探り合い、シベリアの初冬といった寒々しい雰囲気を醸し出していますが腹の探り合いといえば。 テスト当日になると「あたし全然勉強してないよー、昨日は12時間寝ちゃったし赤点取っちゃうかも!」とか吐かしつつ目が兎ちゃんのように真っ赤なの。 それでもちろん98点とか取っちゃうの。 でも何故か満点には届かないの。 校内女子マラソンも一緒。 「最後まで一緒に走ろうネネネ!」なんてキャウワウィウィことを吐かしておいて最初の一歩から超本気の走りを披露しちゃうの。 過去にそういった必死な輩が少なからず存在しましたがおい聞け。 アタイを出し抜いていかないで。

そんな中、ヴァレンタインは元ナムバーワン風俗嬢、ナホコさん(31)が嫁にいきました。 新郎はデンゼル・ワシントン似の弁護士というホワイトカラー系296、元絶倫風俗嬢を経て米国留学、当初はティピカルとトロピカルを本気で間違えていた彼女ですが、神々しい美貌とフェラチオを武器にゲットークイーンにのし上がり、296たちとの交流でサグワナビー英語を会得し、いつの間にか「ピーナツバター大好き!」といった山田詠美のような女になっていました。 そんなわけで。 寒空の下、三宅一生のおべべを着て参列し、ブライズメイドの務めを果たしてきました。 あたたかいお式でとても素敵だったつうか「JUST MARRIED」とスプレーペイントが施され、後ろのバンパーに死ぬほど空缶が釣り下がった車に乗り、耳障りな轟音をたて、晴やかな表情で走り去る新郎新婦を送り出しながら俺にもきっと高校生の詰襟婿が舞い下りてくるに違いないと夢を見る俺はもうすぐ死ぬのでしょうか。 以上だ。

▲トツプパゲ

ブサイク島    …2003年02月03日(月)

もう1ヶ月以上も前の話になるかしら。
ねえそれは、とても。 とても寒い日だったのよ。
そうね、あなたが持ってるみっともない嵌頓包茎ペニスの根元にくっついてる馬鹿みたいな陰嚢がふるりと小刻みに震えて縮こまってしまうような寒さだったの。 そこは梅田でね、私はあるひとを待っていたのよ。 冷たい風が容赦なくざんざんと吹き付けて、思わず身を竦めたのを今でも覚えてる。 私は昨今の若者は「ありえない」って言い過ぎよ、なんて思いながらなかなか現れないそのひとを待ってたわ。 そのひとは15分ばかり時間に遅れていてね、私を見付けられないでいるんじゃないかと思ったから周りをぐるりと見渡してみたのよ。 そうしたら4メートルほど先の左隣に若い女の子2人組が腰掛けて、うぜえぐらいの大声で話に花を咲かせていやがったわ。 女の子のひとりはそりゃあもうちょっと信じられないぐらい麗しかった、ねえ、本当に吃驚するぐらいよ。 ドキュソのあなたが見たら公衆の面前でだらしなく射精しちゃうんじゃないかしら、それぐらい愛らしかったのよ。 でも、もうひとりの片割れはブサイク、ってたった四文字で恐ろしくイージーに表現できちゃう面構えと言えるわね。

ところで私はそれこそいつも思うの。 美女とブサイクについてね。 双方の各絶対数は中間層のそれよりも圧倒的に少ない筈だと思うのよ、そうね、比率的には2:5:3ぐらいだと思うのだけど、どうして美女とブサイクが連れ立っている姿がこうも目に付くのかしら?って。 そんなこともこの際どうだっていいわね。 まあ、それで。 何となく彼女らを眺めるともなしに眺めていると黒夢みたいな金髪と黒髪の男2人組が近寄ってきたの。 もちろん美女狙いよ。 血を血で洗うストリートナンパの火蓋が目と鼻の先で切り落とされるのよ、こんなエキサイティングなヲチがあるかしら? 見た感じだと黒夢は物足りないぐらいアッサリあしらわれつつも特に清春の方が信じられないぐらい粘着に食い下がってたわ。 美女はチャーミングな苦笑を見せるだけ。 でも慎ましくしていられないのがブサイクのブサイクたる所以でしょう? 私の耳にもはっきり届いたわ、彼女が聞かれもしないのに「アタシら友達待ってるねん」って吐かした言葉がね。 スポークスパーソン気取りでイニシアティヴ? ありえなくない? みたいな?

ねえそれは、とても。 とても寒い日だったのよ。

結論: 慎ましくない夢見るカリブ島のブサイク乙女はブサイク島(Vussaik-jima)に流刑、外から圧力をかけて鎖国制度を強い、一般カテゴリにすらおさまりきらない一ブサイク婦女子の俺が責任を持って島の独裁者として君臨するべきだと思いました。 オネギャイ!

▲トツプパゲ