アクセス解析



夢散歩

2002年10月30日(水) 日本一

4連勝でジャイアンツが日本一になりました。
原監督、慎之助!!!本当にお疲れさまでございました。
涙、カッコヨカッタ・・・。
言いたいことたくさんあるのですが、今はまだ気持ちが落ち着かないので、また時期をみて今年のジャイアンツについては書きたいなと考えています。
とりあえず、いくつかの問題が解決するまで、色々お預けにします。
最後まで、なんとなく胸騒ぎ、なんとなくドキドキさせられるシーズンでした。
あと少しです・・・・・。



2002年10月29日(火) いい香り

ちょっとくすんだ赤に近い渋めの濃いピンクの(長すぎる形容・苦笑)スプレーカーネが、すごーーーく安く売っていたので(笑)久々に衝動買い。ついでに、これまた信じられないくらい安いりんどう他小花を買い、ど素人できそこない自己満足アレンジを玄関に。
ちなみに白くて丸いものはまだ置いていません・・・・・(わからないかた、ごめんなさい)
このお花、安かったからどうかなと思ったのですが、意外と新鮮だったようで、2日過ぎましたが元気です。そしてとても可憐で、何よりとってもいい香り・・・。
お花を飾ると、用もなくその場所に行きたくなるのですよね(笑)
朝起きてもまず玄関!
夜はわざわざ電気をつけてまた玄関(笑)
先日の台風で全部ダメになった庭のお花も徐々に復興作業にとりかかっているのですが、とりあえずはこの間パンジーを植えました。
実は庭には、腰が痛くなるし手が汚れるし寒いし暑いしであまり出たくは無いのですが(殴)、自分で寄せ植え作ったりするとまたまた殊の外可愛いのですよね・・・。
もちろん人の家の庭のお花でも見とれますが・・・。
やっぱり自分の手にかかると可愛さが違う(大爆)
お花はいいですよね・・・本当に。
ホントはもっと頻繁に、少しずつでもお花を買いたいのですが、田舎にはなかなか一目惚れするようなお花が売っていません・・・。とっっっても残念です。。
と、、、たわいのない話をしてしまいました(笑)
ジャイアンツ3連勝。王手ですが。ますます気を引き締めたいと思います!



2002年10月27日(日) 日本シリーズ第2戦

先発でした。感無量です。
緊張というより、嬉しい気持ちだったのだそうです。
良かった。本当に良かったです。立ち上がりは幸運としか云いようがありませんでした。でも、その後は、素晴らしかったです。
先発で投げられるということ、野球が出来るということ、日本シリーズで闘えるということ、すべてが嬉しくてたまらないのですよね。
わたしも当然心底嬉かったけれど、きのうのように肩の力を抜いて観ることが出来ませんでした。やっぱり凄く怖くて、祈るような気持ちで観ていました。
でも、今夜の試合を観て、今更ながら、もう夢では無いのだとやっと確信することができました。
あまりにここまでの長年の道のりは嶮しかったし、辛い思い出もたくさんあったので、わたしは少し臆病になりすぎていたのかもしれません。
もう、心配ばかりするのはやめます!
もはや、そんなわたしの応援の仕方は、彼に失礼です。
もしもう一度投げるようなことがあったら、勝たないはずは無い!と強く信じて元気に応援したいと思います。
もちろん、もう一度投げないほうが良いに決まっています(笑)
それは、その前に優勝が決まる!ということですから。
でも、西武、まだまだ恐るべしです。カブレラには打たれっぱなしだし。
調子に乗ってしまったかもしれないし!
しかも、きのうもきょうも序盤の攻撃は助けられたというかラッキーだったとしか云いようがないのですから。まだまだ油断は出来ませんが。
でも、とりあえず、わたしの大きな山は越えました。
本当に嬉しかったです。
ということで、桑田投手!8年ぶりの日本シリーズのマウンドでの勝利、本当におめでとうございました!素敵でした・・・・・



2002年10月22日(火) 急遽!

予定外にモーツァルト!を観てきました。
面白かったです。
実は、正直、あまり期待していなかったのです(爆弾発言だったらスミマセン)。
というよりは、想像や今までの経験や色んなことから、あまり好みでは無いかもしれないと思っていたのでした。
でも、話題作だし、1回は観てみたいと軽く考えていたのですが、実際は狙いのB席が手に入らなかった為、半分観るのはやめようかな〜という気持ちになっていました。しかし、雑誌等で主役の二人のインタビューなどを読んだり、行ったかたのお話をちらほら耳にするようになって、やっぱり無性に行きたくなってしまいました。しかも興味があるのはどうやら中川さんで(笑)
ということで、なんとかA席のチケットが手に入ったので、本日の観劇をちょっと無理矢理でしたが決行してしまいました。
結果、中川さん、素晴らしかったです。
ただ、実はきょうはちょっとしたアクシデントも絡み、1幕、わたしの目は全然みえなかったのです(爆・ショックでしたが笑っておきます)
だから、1幕は耳中心の観劇(時々双眼鏡でアップのお顔は観ました!)でした。
でも、その耳が、十分満足してくれました。目がみえなかったことの不満はそれほどなく、耳がきこえて良かったと、心から思いました(笑)
2幕は普通に観ることができたのですが、やっぱり耳中心になっていたかもしれません(笑)
音楽がロック&ポップス系なのですが、なかなか好みでした。
何回か聴けば、大好きになりそうな気もする曲たちでした。
出演者は、もうみなさんご存知の通りとても豪華なのですが、豪華なみなさんそれぞれ貫禄十分、存在感十分で素晴らしかったと思います。
わたしはやっぱり市村さんの雰囲気が好きだと思いましたが、驚いたのは高橋由美子さん。歌、なかなかお上手なのですね。そして、ドレスもお似合いでとても綺麗でした。久世さんも、迫力ありました!
ちょっとイメージが違ったのは松さん。あくまでもわたしのイメージですが(苦笑)でも、西田さんでもどうなのか、それはちょっとわかりません・・・。
で、中川さんのお話に戻りますが、かなり気に入りました(笑)
ミュージシャンとしての彼の歌い方がちょっと苦手なわたしでしたが、舞台ではそのクセのようなものはまったく無くなっていました。歌、素晴らしいです。
特に好きな声というわけではないのですが、聴いていてスカッと気持ちの良い声でした。中川さんは当然主役ですから、たくさんソロで唄ってくれるのですが、とにかくもっともっと聴きたいと、聴いてみたい!と、最初から最後まで思いました。
あとどれくらい唄えるのか?どんな声がでるのか?どんな歌い方ができるのか、まだまだ未知数の才能が隠れているような、そんな気持ちにさえさせられました。
でも、これが、歌だけでは無いのです。表情や動きにも驚かされました。
とても初舞台とは思えません。凄いな〜と、ただただ思いました。
ただ、時々小猿にみえるのです(また爆弾?ごめんなさい)ナイナイの岡村さんとか(笑)でも、それがわたしにはなぜか嬉しかったのです。味があるぞ!!と思いました(苦笑・誉めているのですが)
ということで、モーツァルトは、どうやら1回でやめる気などさらさらなくなりました。かといってたくさん観に行けるはずはありませんが、少なくともあと2回は観たいですね(笑)というか、聴きたいです。だからB席で十分(笑)
もちろん中川さんが聴きたい、観たい、です。
でも、帝劇までおあずけになるのだろうな・・・・・



2002年10月14日(月) まだまだ新・明暗

蔵之介さんは、とても大きかったです(笑)
舞台、狭い???と思ってしまった。
そうそう、舞台は、床が回るのです!!大きい劇場で回るなら驚きませんが、小劇場でもあんなふうに回るのですね(無知な発言だったらスミマセン)
ちょっとレミゼを思い出して下さい(笑)ってこともないのですが、回りかたはそんな感じでした。
ただし、レミゼより頻繁に回っていました。場面チェンジには必ず回るのです。
病院だったり、津田(蔵之介さんの役名)の家のダイニングだったり、飲み屋だったり。その都度小道具がセットされて回転するというわけです。
効率良いですよね?そのかわり、固定されている壁面はシンプル。モノトーンで、どんな場面にもマッチする、しかもちょっとおしゃれな壁・・・でした。多分。
蔵之介さんは、手も、とっても大きかった。あんまり大きいので、手ばかり観てしまいそうになったくらい。でも、、、好きな手!でした。
津田は、痔なのです!手術するのですが(笑)
痛そうな様子がとってもお上手でした・・・・・!
おのぶと抱き合いながらの腹の探り合いは、素晴らしく恐ろしいです(爆)何度か出てくるのですが、非常に重要な場面だと思いました(笑)
スーツ姿、パジャマ姿、浴衣姿(洗い髪です!)などなど、色んな蔵之介さんが観られたこともとても嬉しかったです。
そう!そういえば思い出しました(笑)
休憩に、ロビーで永井さんの本だけではなく、「新・明暗饅頭」も売られていました。わたしはちょっとお腹がいっぱいだったので買いませんでしたが、この売っているかたの売り方はなかなかのものでした(笑)デパートの和菓子売場顔負けというか、宣伝するする〜〜(笑)あれじゃ買いたくなります!実際結構売れていましたが。ちなみに売っていたのは若い女性でした。えらいっ!!!(笑)
ということで、最後まで観なかった舞台のことなど、これくらいのことで精一杯です。結末、、、今のところまだ闇の中です(苦笑)
お友達が観たら教えてもらえる予定。
ドキドキしますね・・・・・。



2002年10月13日(日) 新・明暗がらみ

新・明暗とは、漱石の「明暗」の続きを永井愛さんが考えて書かれたものなのだそうです。「明暗」読んでいないのですが・・・。
作・演出の永井さんの脚本が、たくさんロビーで売られているなと思ったら、休憩に永井さんご本人がいらっしゃってサインをされていました。
それにしても、やはりシアタートラムに行くと、いつも俳優さんがごっそり観にいらしています。この日も、数人お見かけしました。わたしがちょっとファンの俳優さんがいらっしゃってとても嬉しかったのですが、ちょうど席に着くタイミングが一緒になった時に気づき、とても良い席に座られたので、ちょっと驚きました(笑)
普通、俳優さんは後ろで観ると思うのですが、3列目の真ん中にいらっしゃいました。トラムの場合、そのあたりが一番観やすい席です!!(笑)
わたしは実は最前列でした。とても楽しみにしていたのですが、座ってちょっとショックを受けました。舞台がちょっと高いのです。これでは、背の高い蔵之介さんを観るにはちと辛いな・・・と思ったら、案の定辛かった・・・。おまけにトラムの座席は固くて背中がまっすぐなのです。姿勢を崩すのもちょっと辛い。せっかくの最前でしたが、わたしとしては3列目くらいで是非観たかったと、心から思いました。
蔵之介さんの相手役の山本郁子さんという文学座の女優さんが、実はこの公演が始まった2日目にアキレス腱を損傷されてしまいました。切断にまでは至っていなかったとのことで1公演だけ休演になり、その後はなんとか続行されることになりました。そんな足で3時間もの舞台が大丈夫なのだろうかと心配でしたが、観てびっくり。かなり頑丈に包帯が巻かれた足に靴下やストッキングを履いて、やや幅の広そうなサンダルを履き、足をかなりひきずりながらも、痛みを感じさせるような表情などは一切なしでした。かなり動きもあり、なかなかハードな役にもかかわらず、素晴らしく完璧だと思われる演技をみせて下さっていました。これぞプロか!と思わされました。凄かった・・・・・。
それにしても、蔵之介さんと木野花さん以外の他6名のかたは、失礼ながらまったく知らないかたばかりでしたが、想像以上に個性的なかたばかりで、とっても楽しませていただきました。
一番凄いと思ったのは、小山萌子さん。3役されましたが3役とも完璧に別人でした。特に、おのぶの妹継子と蔵之介さんの妹秀子の違いが一番面白かったです。
それでなくても、秀子のキャラクターの強烈さに圧倒されていたのに、休憩中に継子と同一人物だったと知り、ドッキリか??と思うくらい、本当に驚いたのでした(笑)山本さんも凄い女優さんでしたが、個人的にはこの小山さんがかなり気に入りました。なかなか美しいかたでしたし・・・・・。
男性ナンバーワンは(蔵之介さんを除いた話です・苦笑)、ダントツ山本龍二さんでした。最初の役で登場したとき、生まれてから出会った誰よりも顔が長い!と本気で思いました。正確には、顔も長いけれど頭も長いのだと思いますが、とにかく半端な長さではありませんでした。これだけ長いと、役者でもやらなければもったいないというものです。このインパクトの強さはサラリーマンでも役に立つかもしれないけど、一見怖いし(苦爆)、勝手ながらやはり役者になるべくしてなられたかたに違いないと思ったのでした。4役ほどされましたが、わたしはギャルソンが死ぬほど好きでした(笑)是非あのヅラで、コンタクトに出て下さらないかしらとふざけたことを思ったり(苦笑)だって、あれはもっと多くの人に観ていただくキャラクターだと思いました。身のこなしも、小指も(爆)最高でした〜♪
と、かなり失礼な感想のようですが、要約すると「気に入った!」ということになります(苦笑)印象に深く残ることイコール役者冥利に尽きることなのでは!?
お後がよろしいようで・・・・・

後半はまた後日(笑)



2002年10月12日(土) 星の降るような夜に

というミヤジの名曲を思い出すくらい、今夜は星がキレイでした・・・。
それにしても、めっきり冷えますね。
きょうは昼間FL。夜は蔵之介さんの新・明暗。どちらも席がとても良くとっても素晴らしい1日でした。FLがかなり好きなので、本当はこの時期何かが重なるのは辛かったのですが、そのお陰で少ないFL観劇をより大切に出来ているのかなと思っています。
でも、きょうは残念なことが二つありました。
ひとつは花緑さんの1日限りの志らくさんとの二人芝居があったこと。
何もなければ絶対に行きたかったのに、本当に残念でした。
もうひとつは信じられないのですが、新・明暗の舞台を最後まで観ずに帰らなければならなかったこと。19時開演で、三軒茶屋で、3時間5分。
結末を観られずに帰る残念さを味わうのは久しぶり・・・。
バスの最終時間が延びてから、ほぼ何でも時間は大丈夫でした。
あ、スウィンゴサが原宿でライヴをやったときは、20時半開演だったりしましたので最後までいられなかったこともありましたが。
でも、観劇はほぼOKだったのですよね。
ちょっと前の、バスの最終が今より1時間以上早かった頃は、ライヴやコンサートは最後までいられず帰ったことは多々あったのです。それでも後ろ髪ひかれまくりで、こんな想いをするなら来ないほうがマシ!と思ったこともありました。
しかし、、、観劇はもっと酷いですよね。だって、ストーリーがあるものなのですから。気分が悪くなったりしたのならともかく、元気なのに、途中で出てくるなんて。俳優さんには失礼にさえあたります。
でも、仕方なく出てきました。少しでも暗くなった時を狙ってと思っても、出たい頃まったく暗くならず、明るい中、あんな小劇場で、誰も席を立たないクライマックスに、帰ってきました・・・・・。
どうしても、きょうは帰らなければならなかったのですよね。。。
教訓。上演時間がわからないものは、出来る限りマチネを取ろう!…そう心に決めました。
ということで、途中までしか観なかったもののレポは書けないので(ちょっと逃げもあります・苦笑)新・明暗の簡単な所感その他はまたあしたここに書きます(笑)
とにもかくにも蔵之介さんは素敵だった。
それだけは確かです・・・・・。



2002年10月08日(火) 史上最大の落語その3

さあ、いよいよ花緑さんの登場です。
しかしこの日は、お客さん全員が必ずしも花緑さんが目当てというわけでは無いはずだと思うのに、花緑さんの前に登場されたみなさんが、「花緑さんまでもうしばらく」とか「本命までの間しばしお付き合いを」などと必ず断りを入れてからお話をされていました。
トリを務めるということは、そういうことなのでしょうか・・・。
まあ、これが普通の落語のトリならそこまででもないのでしょうが、今回のような企画の場合はどうしても、一種前座のようなものと考えられなくもないのかなと。
うーーん、ちょっと複雑な気持ちにさせられるこれらのお言葉・・・でした。
と、前置き長くなりましたが、やっと『史上最大の落語』のお話をする時がやって参りました。
ズバリ、この落語は、花緑さんも<説明>コーナーを設けておっしゃっていましたが、かなり「実験的落語」だったようです。
まず、最初いきなりはじまったときから、正直わけがわかりませんでした。
実は事前調査で(笑)どうやらわけがわからない話かもしれないということはわかっていたのですが、本当にわたしにはよくわかりませんでした。
というか、わかろうと思えばわかるのですが、何が面白いのか、この先どうなっていくのか、このまま最後まで続いてしまうのか、色んな不安を感じるような出だしだったのです・・・。
でも、そんなことよりなにより、わたしには大きな喜びがありました。
席が、本当に良かったのですよね。
わけのわからない内容でも、その内容を全身で表現し喋り倒す花緑さんが目の前にいるのです。これはもう、これ以上の贅沢は無い!と涙が出そうなほどでした。
結局内容はといえば「ヤルタ会談」!
この時期に、この話題です・・・。
花緑さん自身、命懸けだとおっしゃっていました(苦笑)
ご存知ルーズベルトとチャーチルとスターリンお三人になられた花緑さんが平田オリザさんの脚本に従ってその会談を繰り広げて下さるのですが・・・。
途中、一旦この落語を中断して、<説明のコーナー>があったのでした。
いきなり素に戻った花緑さんが、姿勢も崩されて、「わかります〜??」と客席に問いかけました(苦笑)そして、花緑さんも実はさっぱりわからなかったので、どうかわからなくても気にしないで、こんなものなのかという軽い気持ちで見守って欲しいと言われました。
実は!!この<説明コーナー>が一番わたしには楽しかったです(苦笑)
わたしとしては、花緑さんがただおしゃべりされているだけでとっても面白いし、とってもためになります。爆笑しつつ、へえぇ〜!と思うことばかり!
落語との境目が難しいですが(笑)こんなふうにこんなお話を、ずーーーっと聞いていたいとも思うのでした。
平田さんとのいきさつもいろいろおっしゃっていました。
少しいいわけ?もされていました・・・。
でも、わたしはかなり納得しました!(笑)
これも落語??そう、これも落語なのだそうです。
そして間違いなく、この話題に詳しいかた・わかるかたが聞けば、本当に面白い脚本なのだそうです。そういった意味では、自分の勉強不足や知識不足を恥じるばかりなのですが・・・。
しかし、この<説明>のあと、エーリヒ・ケストナーの名作『動物会議』を落語に書き換えたものの朗読なども含めてますます内容は濃くなっていき、ますますわたしはチンプンカンプンに。なのに、花緑さんはやっぱり凄い!この顔は凄い!!凄いーーー!!!とずっと感動しまくりのわたし(笑)
もはや、内容はどうだって良かったみたいです・・・・・。平田さんごめんなさい。
唯一この落語がはじまってすぐに気づいたことといえば、ヤルタ会談、第二次世界大戦、、おぉーーー!だから『史上最大の落語』なのかと・・・(大苦笑)
そして途中で花緑さんが朗読して下さった、谷川俊太郎さんの詩『新しい荒野 アポロ11号』も良かったです。
ということで、わたしの記念すべき演芸場デビューのお話も、やっと終わりです。
よくもまあ、こんなに書きましたね(笑)
要するに、楽しかったのです。
帰りに表に出たら、出入り口の高くなっているところで、太鼓を叩いているかたがいらっしゃいました。寄席から出てきた自分に何の違和感も無し!(笑)
すごくいい気分でした。
今度はふらっと来たいな〜と、そんなことを思いました。
花緑さんんは花緑さんで追いかけたいけど、ここにはふらっと来てみたい。
この空気が気に入ったみたい。
どうしてでしょうね・・・・・



2002年10月07日(月) 史上最大の落語その2

5日夜の部(18時〜)
落語 柳家三三(さんざ)古典
落語 春風亭小朝 新作
落語 柳家喬太郎 新作
落語 三遊亭歌武蔵(うたむさし) 新作
太神楽曲芸 翁家 和楽・小楽・和助
落語 三遊亭白鳥 新作
落語 柳家はん治 新作(桂三枝作・モーツアルト)

お仲入り(休憩のことらしい)

鈴本特別講演企画/柳家花緑新作落語1時間10分奮闘公演!
平田オリザ作『史上最大の落語』 柳家花緑

こんなプログラムでした。豪華ですよね〜!
落語はお一人約15分。休憩は20分。しかし前半やや押していて、花緑さんが終わった時はほぼ21時半でした。
三三さんの古典は、聞いたことがなかったモノで、内容はなんとなく(情けない)覚えているのですが、タイトルがよくわかりませんでした・・・。
落語って、何をしゃべるか、当日何をやるか、一切決めていないものなのだということを先月花緑さんからお聞きしていました。その日のお客さんの反応や雰囲気などを感じ取って、何をやろうか決めるのだそうです。だから、きょうはこれにしようかな〜なんて古典を考えていても、前の噺家さんがそれをやってしまうことだってあるのだそうです。花緑さんは、常に200くらいはすぐできるのだそうです。みなさんもきっと同じだとは思いますが。
だから、この日新作がほとんどだったのは、偶然のようです。
わたしは古典と半々くらいを期待していたのでちょっと残念でしたが、でもまあ新作もみなさんなかなか面白かったので、古典はきっとそのうち聴けるだろうということで納得しました(笑)
小朝さんが2番目にいらっしゃったのは、これは予定外です。
本当は曲芸前の4番目の予定でいらっしゃいました。なんでもギックリ腰と足首の捻挫を同時にされてしまい着物を着て座れないのだそうです。それで、スーツで立ちで落語をきかせて下さったのですが、この小朝さん、さすがでした。とっても面白かったです。でも、内容がかなりブラック入りでした(苦笑)でも場内は絶えず爆笑。やはり巧かったです。風格がありました。
歌武蔵さんは、もと関取!まさにそのものでした(笑)
こちらの内容もかなりブラックでしたが(相撲の世界のお話で関取はみんな馬鹿だとか誰がケチだとか誰が博学だとか・汗)テンポがよくてわかりやすかったので、どこか無愛想というかぶっきらぼうな話し方がちょっとひっかかりつつもかなり笑ってしまいました。
わたしが意外と気に入ったのが、喬太郎さんでした。きょんきょんと呼んでくれなんておっしゃっていましたが、ちょっと気持ち悪いのです(大汗)でも、話はとても面白かったし、身振り手振りと変なお顔が妙に印象に残りました(苦笑)
タコやイカやクラゲの真似も、遠足の時の子供と先生とガイドさんの真似も凄く面白かったです。それにしても、自信や風格みたいなものは微塵も感じられないかたでした。あれもまた個性。売りなのでしょうか・・・・・。
あまり好きではなかったのが、白鳥さんの外国人も日本で必死で頑張っているのだというお話。内容があまり好きになれませんでした・・・。でも、面白くなかったわけではないのでそこそこ笑いましたが。出囃子が「白鳥の湖」だったのには驚きました。
はん治さんは、三枝師匠のモーツアルトというのをやって下さったのですが、これはやはりなかなか面白い内容でした。ただ、はん治さんももうご年配のかたで、きっと相当お上手なのだと思うのですが、なんとなくどこか物足りなさを感じてしまいました。違うかたで聴いたら、またうんと違ったものになるのではないかしらと凄く思うネタでした。そうは言っても、やっぱり所々大爆笑致しましたが・・・。
ということで、やっと次は花緑さんのお話・・・(笑)
でもまたあしたにします。。



2002年10月06日(日) 史上最大の落語その1

ひとつきほど前、トップスで花緑さんを観たあと、平田オリザさん作の新作『史上最大の落語』も観るぞと心に決めたわたしは、チケット取れない騒ぎなどもここでしてしまいましたが、その後無事チケットは手に入れ、きのう行って参りました。
前回は新宿シアタートップスという小劇場でしたが、今回とうとう上野は鈴本演芸場という、正真正銘の寄席でございます!
色々不安はあったのですが、とりあえず飲食OKということだったので、ちょっとしたおやつなんぞも準備万端整えてルンルンと鈴本に向かいました。
到着したのは開演10分前くらいだったと思います。
入り口は人だかりでした。おっ!イイカンジで活気づいているわ〜と、ワクワクしながらも時間が迫っているため急いで中に入ってびっくり!
満員です。通路が無い!!そうです、通路にはぎっしりとパイプイスが置かれ、当日券で入ったと思われる方々が既に腰をおろしていました。
わたしの席は、は列。なんと、い・ろ・は〜と数えるので3列目のど真ん中でした。しかし、そこに辿り着くためには30回くらい、「申し訳ありません、すみません」を言わなくてはなりませんでした(苦笑)だって通れないのですもの。
通路はさることながら、座席には飲食OKのためテーブル(新幹線のようなもの)が付いているので、それさえもみなさんに閉じていただかなくてはならず、これでは休憩にトイレにも行けないなと不安になりました。調子に乗ってあまり飲んだりしてはいけないし、ましてやビールなんぞ買って来なくて良かったと心底思いました。でも、こんな時のビールは良いのよね〜(笑)
野球も、野音ライヴも、ビール飲みながら観るのが最高なのだ!
普段、ビール飲まないのですけれどね・・(苦笑)
あぁ〜話がそれてる・・・・・。
プログラムを開いて、こぶ平さんがこの日は出ないことを知りました。
ちょっと楽しみだった自分にびっくり(笑)
小朝さんは出る!翌日だったら出なかった!!これに喜ぶ自分にもビックリ(笑)
やっぱりね、不安なんですよ。花緑さんの前に6人の噺家さんが出て、『太神楽曲芸』がひとつ入っていることはあらかじめわかっていましたが、そりゃぁ知っている人が出てくれたほうが嬉しいではないですか。
で、こぶ平さんと小朝さんに出て欲しかったみたいですね、やっぱり(笑)
ということで、【秋風鈴本特選落語会/上席/夜の部】詳細はつづく・・・(笑)



2002年10月05日(土) 池田さん

最近のちょっとした悩み(笑)
池田さんという名字のかたが多すぎること(爆)
池田成志さん、池田有希子さん、池田祐美子さんと、最近のわたしの会話に登場する池田さんは確実に3人はいらっしゃいます。とてもややこしいです。
名前で呼んでみようと思いましたが、池田成志さんのことは、とても名前で呼べません(爆)赤面しそうです(馬鹿?)例えば、池成さんとか、池有さんなどはいかがなもんでしょう(苦笑)勝手にしろでしょうか?ですよね、、、そうします…。
その池田さんの次の舞台のチケットが、また取れませんでした(涙)
きょうのぴあ、10時に行ったら30番目でした・・・・・。
東京国際映画祭!恐るべし・・・・・。
そんな打撃を受けながらも、きょうはマチネにフットルースを観て、夜は寄席に行って参りました。とうとう演芸場に足を踏み入れてしまいました!
楽しかったです。この落語のお話は、またあしたにでもゆっくりと・・・・・。



2002年10月04日(金) インタビューより

「タイトルはアイスキャンデーについてくるくじのようなもの。当たりのほうがうれしいけど、1シーズン投げきったというおいしいアイスはもう食べたから、はずれてもいい。今の川上君ならまた抜かれる。ぼくは10日の最終戦での登板に向けて調整します。」
6回を無失点で投げきり、川上投手を抜いて再び防御率1位に返り咲き12勝目をあげた桑田投手の弁。
あなたのような選手をずっと応援し続けてこれたことを、誇りに思います。
もしくじがはずれでも、わたしたちにもおいしいアイスを本当にありがとうございました。最後の試合、くじの結果なんか気にしないで、どうぞいつもの通りに強気の慎之助のミットめがけて気持ちよく投げきって下さい。
タイトルは記録にすぎませんよね。
今年のあなたの活躍、勇姿は、わたしたちの記憶にはもう十分焼き付けられました。何度思い出しても、涙が出るくらい・・・。
本当に本当においしいアイスでした。
この味を、わたしは一生忘れません。
でも、最後の登板が終わったら、いよいよ最終目標が待っていますね!
もうしばらく、わたしがここに桑小話を書かねばならないことに、大きな喜びを感じつつ、なんとも言えない緊張した気持ちの中にいます・・・・・。


 < 過去  INDEX  未来 >


夢路 [MAIL]