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財布の盗難/議員証明書と議員バッジ 2005年10月25日(火)

 22日に地元へ帰る始発の新幹線の車中にて盗難にあいました。
 朝5時起床で3時間しか寝ていなかったため、車中で寝てしまったところ、背広の内ポケットから財布を抜き取られ、現金数万円とキャッシュカードなどを盗まれてしまいました。議員証明書(下記注参照)も盗難されたと報道されていますが、前回選挙までで有効期限が切れたものです。
 私の不注意でした。議員は24時間気を引き締めていなければならないと改めて認識し、反省しています。

(注)議員証明書とは、社員証や学生証のようなラミネートされた紙です。従来、国会議員にとって身分証明書に当たるのは議員バッジで、議員証明書は全員に配布される訳ではなく、希望者が申請すると交付されます。クールビズが実施される際、上着を脱いでしまうと議員バッジを持ち歩くのは不便なので、私をはじめ多くの議員が議員証明書をつくりました。衆院解散とともに無効になっていたのですが、そのまま財布に入れてしまっておりました。


陳情団 2005年10月24日(月)

 今は小学校の就学旅行シーズン。沢山の小学生が国会議事堂を訪れている。先週あたりから増えたのが議員会館への陳情団。数名から多いときには100名ほどの団体が次々と議員会館を訪れ、入口周辺は満員電車状態になることも。
 来年度予算への要望を議員や中央省庁に陳情するため、全国各地から首長・地方議員・役所幹部が大挙して霞ヶ関と永田町に押し寄せる、というのは古くからの日本の「風習」となっている。実際には、議員会館の事務所や省庁の担当部署を回って陳情書を渡すだけ。有益な議論をするわけでもない。全国で膨大な出張費がムダ遣いされているのだ。こういう「悪習」をやめる勇気を持った首長が増えることを心から望んでいる。


自民党の戦略 2005年10月20日(木)

 政治評論家の森田実氏の講演を聞いた。
 『アメリカはずっと前から、日本に対して毎年、改革要望書を提出している。小泉首相が、4年前の就任以来、実行していることは、すべてそのアメリカ改革要望にのっているもの。郵政民営化は、以前からのアメリカ要望の大きな柱だった。今、在日アメリカ大使館を中心に来年度対日要望をまとめているが、その中心は医療改革』とのこと。
 「小泉はブッシュの子分。日本はアメリカの属国に成り下がっている。」との主張をする専門家は森田氏だけではない。私は、日本がアメリカにあらゆる面で従属していればいいと小泉首相が考えているとは思わないが、日本の国益が何かを考える際にそういう視点も重要だ。
 『今回の衆院選については、マスコミが政権与党と結託してしまった。マスコミと政権が適度の距離を保つべきというのは、まさに、体制翼賛が第二次世界大戦へつながったことへの反省からきていた』との森田氏の懸念は私も共有する。また、『小泉自民党は、電通の戦略チームが、15秒のニュースの中で主張が完結するように小泉首相のセリフを考えたり、今回の選挙では、郵政法案が衆議院で僅差で可決された頃から、選挙に向けて作戦を練りだした。解散直後には、テレビのいいCM枠は全部押さえた』との話は、民主党も敵に見習い、しっかりした広告代理店と組み、広報・選挙戦略を練り上げる必要があろう。
 ニュースや情報番組で、前原代表のコメントは10〜20秒しか取り上げられないが、杉村大蔵議員のことは、年金未納やスキャンダル発覚の後も、何事もなかったかのように何分も取り上げられる。
 臥薪嘗胆。


財務金融委員会で質疑 2005年10月14日(金)

 選挙の後、初めて国会で質疑に立った。財務金融委員会で、銀行代理店の参入規制緩和のための銀行法改正がテーマ。この法改正により、例えばスーパーや百貨店などが銀行の窓口を設けることができるようになる。この規制緩和が遅かったのではないか、銀行代理店への参入を許可制とすることについて、銀行の自己責任でやればいいことであり、行政の過剰介入ではないのか、といったことを伊藤金融担当大臣に質問した。
 その模様は衆議院TVでご覧下さい。


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