貞子。(早矢花)のきまぐれ日誌

2007年03月26日(月) 葬式狂騒曲 葬儀編

こんなことだらだら書くことではないのですが、
続きです。

朝、7時半に起きる。
妹をたたき起こして、準備。
葬儀場のほうはまるきり父に押し付け。
女性陣は喪服の着付けの為に故人宅へ。
そこで親戚の美容師さんがえいやぁ、と喪服を着付けてくれている間、
私たちはのんびりお化粧。
母達は和装でしたが、私たちはワンピースだったので。


11時ごろ、葬儀場へ向かう。
13時から開始という中途半端な時間なので、
その前に昼飯ということになりました。
一応今日は裏仕事はないなあと油断してたら、
父の変わりにお布施の用意をしておいてと頼まれました。
あ、そうそう。
お布施袋の左上に「○○寺 △△上人」と
お勤めしてくださるお坊さんの名前を書くのですが。
6人いる中でお一人だけ、尼僧さまがお見えになったので
なんて書けばいいのだろうと思っていたら。
尼僧様の場合は「○○寺 ***法尼」と書けばいいと教えてもらいました。
一個賢くなりました。


さて、今回葬儀を行ったこの葬儀場。
他にもびっくりするような演出が待っていました。
葬儀開始20分前。
突然会場から聞こえてきた、ヴァイオリンの生演奏。
何事だ!?と見に行くと、なんと黒のワンピースに身を包んだ
女性が、ヴァイオリンを奏でているではありませんか!!
それをBGMにおしゃべりに花が咲く弔問客。
…誰も演奏聞いてない!!(はわわ)
ちなみに葬儀開始直前まで続きました。
そして、昨日の通夜の席でもあったキャンドルセレモニー。
ありましたよ、今回も。
焼香台の上に設置された、大き目のキャンドル2本に火を灯すというセレモニー。
私と妹で行いました。
まず、スタッフさんから点灯用キャンドルを受け取った妹が
片一方のろうそくに火をつけて、
それを私に手渡して私が残りにつける。
それだけです。
そんなご大層にやるようなことじゃないと思う…。
どうでもいいのですが、二人でならんだ時に後ろの一般弔問の方の席から
「お姉さんの貞子ちゃん(私のこと)の方が、背が小さい」という声が聞こえました。
はっはっはー。


余 計 な お 世 話 で す。

こ、これだからご老人は…!!


まぁそんなことありつつも、
ろうそくに火をつけ終わったら、葬儀開始です。
ここからは普通の葬儀でした。
ところで、うちは浄土宗なのですが、
同じ浄土宗でもやはり地方差というか内容に特色はあるのでしょうかね。
儀式の中に、ちんどんじゃらーと楽器を鳴らす場面があるのです。
それを以前母方の祖母(関西在住)が見たときに、
「面白いことしよるね」といっていたので。
どうなんでしょう。
ちなみにちんどんじゃらーっっていうのは、
本当の呼び名は知らないのですが、
シンバル、太鼓、鐘にそれぞれ似た和楽器を
読経にあわせてお坊様がたが鳴らしているのを形容しているだけです。
今回は「かたそで」(字がわからん)といって、
略式でお坊様6名で行われたのですが、
祖父の葬儀の時は「りょうそで」といって本式で行ったので、
総勢8名によるちんどんじゃらーはそれはそれは、
…うるさかった。
地域的なものなんでしょうかね??


ちなみに、うちは喪主であるオヤジが偏屈なため、
来賓の指名焼香も弔電紹介もしませんでした。
ぶっちゃけ、来賓招待してないのになぜか席の一番前にいるしww
(当然、席も設けなかったのですがね)
というか、祖母にはそういう方たちでなくて、
それこそ生前親しく、仲良くしてくださった方が一人でも多く
最後のお別れにきてくださるほうが
喜ぶと思いました。


さて、葬儀も無事終了し導師さまが退場された後、
出棺準備と思いきや、再びヴァイオリン登場。
そして「ふるさと」と「さくら」の音色に乗って
故人との思い出と別れを惜しみましょうと、
また演奏が始まる。
「ふるさと」はまだいいとして、
「さくら」はなんだか正月のような気分にさせられてしまいました。
演奏してくださった方には大変悪いけど、
…もう、勘弁してくれ。orz


演奏終了後、やっと最後のお別れ。
棺の蓋をあけ、みなさんの手によってお花が一杯に
祖母に手向けられる。
生前好きだった、オレンジ(切り身)と苺も入れられる。
よくわからんが、好きだったからいいか。
従姉がお土産に買ってきたTシャツよく見たら、
値札付いてるし。
ま、いっか。あっちで値札とって着てね。(爆)


そして、出棺。
えーっとなぜか、棺を担いでいた私と妹。
近くに居た従兄のおにいちゃんに代われと目配せしたが、
華麗にスルーされました★ををい!!
父は霊柩車の助手席に、遺族はマイクロバスへ乗り込んで火葬場へ。
さてこのマイクロバスがですね、超安全運転…。
恐らく、通常30分ほどでいける場所が、約1時間かかりました…。
わかるし、当たり前だと思うけど、正直しんどい…!!


火葬場では、最後の読経とお線香を手向けた後、
いよいよ炉の中へ。
安全上の理由で炉の近くまでは、
5名までしかいけないのですが長女の特権か、
今回最後の瞬間まで近くに居る事が出来ました。
扉が閉まるのを待って、
後は焼き上がり(他になんていえばいいのやら)を
控え室で待つことに。
これも地域差があるようですが、
ここらへんは大体1時間半〜2時間程度のようです。
その間、飲み食いをして時間を潰すのですが、
当日はご不幸のおうちが多かったらしく、
焼き場はフル稼働っぽかったです。


焼き上がりを報せるアナウンスが入って、
ぞろぞろと指定された収骨室へ入っていくと、
モーター音とともにすっかり影も形もなくなった遺骨が運ばれてきました。
じーさんの時はまだ冷め切っていなくて(ここの焼き場は自然冷却といっていた)、
ぶすぶすと白い煙が上がってまさに人骨!!と言う感じが生々しく残っていたのですが、
祖母は身体が小さい上骨も痩せてしまっていたみたいで、
殆ど崩れてしまっていました。
お舎利さんも、職員さんが探すのに一苦労するほどです。
入れ歯の基礎が出てきたときは、若干苦笑。
職員さんの指示に従って、父と母が最初の骨を入れた後、
下から上の順番で骨を入れて、まず分骨する分を納めました。
それから、骨壷にまた下から上、つまり足から上がっていって徐々に
上半身にいくようにとお骨を詰めていくのですが、
職員さんいわく、骨壷のなかで人間の身体が出来るように入れていく、ということでした。
えっと、つまり底に足の骨、つぎに脛、太もも、骨盤、肋骨、と上がっていくわけです。
だけど、皆さん遠慮されて足の骨ばっかいれるので、
骨盤とかが余ってた。(失笑)
思わず、背骨を拾っていれましたよ!!
ほ、他の骨も、入れてあげてください…!!
中には、頭の骨をいれろっていってんのに、
肋骨拾う人も居て、もー。
これには職員さん、苦笑。


とはいえ、無事お骨も納め終わり、
再びバスに乗って葬儀場はまた同じ時間をかけて戻る。
小さくなっちゃったなぁ、と流石にしんみりとしましたが、
初七日の最中、眠くてうとうとしていた私。(酷)
となりのとなりでは、風邪気味の母が半分寝てました。
その後お食事を振る舞い、すべて片付けて家に帰ってきたのは
夜の8時でした。
な、長かった…。


結論、人が死ぬって言うのは現実問題として、
残された人への負担が大きい、という実感でした。
そりゃ、何十年と生きてきたのですから、
持っていたものや背負っていたものは多いですわなー。
それを処分していかなければいけないのですから、
残された人は、大変だ。





2007年03月25日(日) 葬式狂走曲 通夜編。

まさに、この字のごとく過ぎていきました。
あんまり、悲しいとかそういうのはないので、
まぁ、葬式レポートみたいな感じで読んでください。
読みたくない人はスルー推奨。


自宅での仮通夜を終えて翌日、4時に出棺の予定だったのですが、
その前に納棺をしなければいけないと言うので
3時半ごろから納棺の儀(葬祭屋さんいわく)をしました。
伯母が死に化粧をした後に、
まず、足袋から始まり脚反(この字であってる??)、手甲、
使っていた数珠を持たせ、前かけの順で
遺族が二人一組になってつけていきました。
祖母の遺体はコンクリートサイズの
ブロックのドライアイスで冷却してあった所為か、
触ったらめちゃくちゃ冷たかった。
まさかあんなデケェドライアイスが布の下に隠れているとは誰も気づくまいて。
あ、あと死後硬直ってほんっとに固いんですね。
数珠を親指に引っ掛けてといわれましたが、
引っ掛けられねーよ。手を組んだまま固まってるんだもん!!
無理やり動かしましたよ。

アレはお顔が隠れるというので最近はしないことが多いそうなんですが、
うちは三角の布もしました。
コントとかで幽霊がよく額に三角の白い布をつけてますよね。
アレです。
正直、しなくてもいいとおもいました、私も。
(だってドリf…ゲフン)


まだ、袈裟があったんですがここで一旦、遺体を棺へ。
流石に一人じゃ無理なのでここは、男性陣で納めていただきました。
で、葬儀屋さんが手際よくざくざくとドライアイスとガーゼを詰め終えると、
さらに袈裟を掛け、腰紐を腰の位置に来るように置いて完了。
後は故人の大切だったものや一緒に入れるもの、
祖母の場合は日舞の時に使っていた舞扇に着物、
さらに従姉のハネムーン土産のTシャツなどを入れて蓋を閉めました。
祖母は病院でパジャマのまま自宅に戻ってきたので、
そのまま棺の中にパジャマ(…)のまま入ってしまったのですが、
恐らくそれは状況とか葬儀屋さんの手配によって代わると思いました。
既に死んだ祖父の場合は、既に病院で納棺から全て終わらせて
自宅に戻ってきたので。様々ですね。


そして、いよいよ葬儀場へ向けて出棺。
やっぱりこれも男衆によって外へかつぎ出され、運ばれてゆきました。
父は喪主なので運搬車の助手席に乗って行き、
私たちは後から自宅の車で行きました。


葬儀場に付いたら、棺を安置してまず焼香をしました。
それからお世話していただける葬儀場のスタッフの方の紹介。
お茶や進行の方、支配人のほかに、
セレモニーアシスタントという女性スタッフがいらして、
その方がいろいろと式の最中に指示を下さるということでした。
しかし、このセレモニーアシスタントさん。
ぱっと見、葬儀場の職員さんには見えない制服をお召しになっていて、
まるでコンパニオンガールもしくはキャビンアテンダントさんのよう…。
…葬儀屋さんも大変なようです。


後はおおまかな流れやセッティングは葬儀場の方にまかせればいいハズだったのですが、
まぁ、そこはいろいろございまして
早々と駆けつけてくださる方をお迎えしたり、
なぜかお布施袋に名前を入れたり、
遠くから来る妹を迎えにいったり、
買出しにいったりとばたばたしてました。
さらに私は伯母と一緒に通夜式前にお経を上げてくださる
安寿さま(尼僧さま)をお迎えに車を飛ばすことに。
私は一体いつになったら落ち着けるのか。


安寿さまをお迎えした後、19時より御通夜開始。
と、思ったら、その前にそこの葬儀場オリジナルの
「奉灯(ほうとう)の儀」という、
キャンドルを浮かべた水の入ったワイングラスを祭壇の横にあつらえた
台へ遺族が置いていく、というセレモニーがありまして。
うーーーん、正直私はいらない、と思いました。
や、宗派は関係なく葬儀場オリジナルだというのですが、
こういう演出はちょっと過剰かなあ…と。
とっても綺麗なんですけどね。
まかせっきりだとこういうこともあるので、ちょっと考えものだと思いました。

御通夜自体は1時間ほどで終了しました。
私は安寿さまをまたお寺へお送りするため一度外へ。
その間に、棺は一旦親族控え室へ移して、
遺族一同でご飯を食べていました。
ちなみに部屋の都合で私ら姉弟だけ別室で隔離状態。(笑)
妹が折り紙を見つけたので、
孫一同で折鶴を折り、棺に飾る事にしました。
夜も遅くなり、親戚の方たちには明日も手伝っていただくという事で
お礼を行って帰宅していただきました。

その夜はずっと父が留守番してくれました。
私は妹と自宅へ帰り、ぐっすりと眠りました。
家をまるっきり空けるというわけにも行かないので。


しかし、そこの葬儀場は至れり尽くせりで。
「明日の朝食に」と宿直のおじさんがパンまで持って来てくれた時には、
驚きました…。
超熟だった。(笑)

そして明日へ続く。




2007年03月24日(土) いろいろありすぎる。

えーっと、久しぶりすぎて勝手がわからん。

先日のイベントの話をしたいのですが。
それは叉の機会に。

父方の祖母が、昼になくなりました。
今朝、普通に透析へ行って、
まさか帰りが霊柩車になるとはなぁ…。
思いも寄りませんでした。
腎臓が悪くなって透析受けて、
一昨年に脳梗塞をやって、
最近は心臓も悪くなっていたので
ここらへんが潮時だったのでしょう。
従姉の結婚も無事終わったし。
悲しいとか言うのは全然なくて、
実を言うと、「何故、このタイミングか…!?」
という気持ちのほうが強いです。(酷)

丁度友引にひっかかってしまうので、
お通夜は明日で本葬は明後日。
今日は仮通夜ということで、自宅で祖母と一緒に居ました。
しかし…仮通夜なのに、なんでこんなに忙しいんだ!!!!
お茶を入れたり、お茶請けのお菓子を買いに行ったり、
母の足で車を運転したり、
葬儀屋さんを迎えるために家を掃除したり。
…じーさん死んだ時もこんな感じだった。orz

というわけで、今日から明後日まではまた雲隠れです。
明日は、もっとどたばた。

見ているか判らないけど身内へ。
以上のような理由でしばらく遊べないニョ。
連絡はいつもの通り携帯でいいので〜〜vv



2007年03月04日(日) ここをね、こうして、

どーーーーん!!!!

って、やりたくなるよね?ね??

通販で購入したパンツの裾が長かったので、
久しぶりに自力で裾上げしました。
って言っても、単に、縫い縫いするだけだったんですけどね(笑)
布がテロテロでちょっとやぐそうなんですけど、
裾に、龍?か蓮の刺繍が入っていて気に入ってますvv
これ着て会社に行って、また部長に
「裾に汚れが付いてるぞ!?」って言われてきます。

あ、しまった。
退職願書くのを忘れてました。
早く書かないと、「遅かったから退職延期」なんてことになりかねない。
くわばらくわばら!!

はい、どーーーーん!!



2007年03月01日(木) 3月になりました。

3月だお。


あとちょっとで会社の移転だというのにというかその前に3月の締めとかゆくゆくは決算とかめんどくせーことがあるんですけど、やっぱり4月末には円満退社をしたいので3月中に退職届も出さないいかんし就活も同時進行で始めていかなきゃいけないんですケド、部屋も片付けたいし溜まってる小説も読みたいし、私どうしたらいいですか。


…まず落ち着けばいいか。(´・ω・`)

今日はランチで喰いすぎまして、お腹一杯です。
インド料理の店で食べたのですが、
コレが安いのにボリューム満点で上手い。
焼きたてほかほかナンがうまーーーー!!
最近飯が美味くて仕方ないです。


そんなんだから1年で10キロ太るんだYO…!!!!


orz


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