+女 MEIKI 息+
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2003年06月29日(日) 動物愛護とは違うな。

 騙しきれない男が次に手を出した女は、わたしの友達だった。
 忘れた頃にこれは、あまりにも近すぎるじゃないの。
 面倒だから、逃げるけどね。


 数年前に、何を突然思い立ったかJKC(Japan Kennel Club)公認の学校に通ったことがあります。当時は、トリマーやら、ハンドラーやら、ブリーダーやらと夢を膨らませつつ、それらに成るべくベラボウな入学金(退職金を丸ごとソッチに)払って資格を取ったアカツキには儲けるんだと思っていたのだけど。
 結局、取得したのはショボイ資格のみで、実践に活用するまでにこなせないまま今に至っています。
 道具ひとつをとっても、あの鋏の高価なこと。それら数本をセットにしてアババと泡のように金は消えて逝きました。
 今はもう犬をカットすることも無く、強いて挙げるなら、知人の髪を切る程度。
 もちろん犬でなく、人なのだけど。しかも使用する鋏は100円ショップのものだけど。
 時に犬みたいな仕上がりになるけれど。

 猫が居ます。
 可愛い猫です。
 よく懐いてくれています。
 朝に晩に傍に居てくれます。

 動物好きなのか、今居る猫だけでは足りないのか(否、そんなことはない)この度、生意気なペットを飼うことになりました。
 『我輩は、猫である。名前はまだない。どこで生まれたかとんと見当が付かない。なんでも薄暗くじめじめしたところで、にゃあにゃあ鳴いていたことだけは記憶している』
 などと、小賢しい雰囲気を醸しだすあの小説に出てくる猫のような雰囲気を持ったペットです。

 キッカケは、自らをペットと名乗っていたこと。
 しかも、後から訊けばそれは冗談だったらしく。
 なんてことはない、そのワードにピクッと反応しただけなのです。

 食事もトイレの始末もグルーミングさえも自分でこなす、そういう意味では手のかからないペットですが、いかんせん人の言葉を喋るので飼い主を舐めてかかるところがあります。

 あまりに気が荒いなら扇馬にでもしてくれようぞ!と思うのだけど、その点に限っては今のうちはどうやら素直なようです。

 年下の友達でなく「ペット」のほうが良いのか?と尋ねたことがあります。
 彼の答えは「あくまでもペットを希望すればそれなりに、トモダチが良ければトモダチに」と強かなことを貫かしております。
 彼の自己申告によれば、何を取り上げても『濃い』のだそうです。
 きっと、これからはその『濃い部分』を興味を持って解明していくのかと思います。ペットに飽きられる飼い主になるまで。






 お気づきの方もいらしゃったことだろうとは思いますが、ここ数日他サイトにて画像をアップしたりしながら、遊んでおりました。
 「このまま乗っ取って遊んでいてもいいよ」とのお許しが出たので、このサイトでは多分載せないだろうと想われるような画像をアップするのは楽しかったです。
 信用してくれて(…だよね?)そのままアップできたことも嬉しかったです。

 しかも、乗っ取り計画は数日で終わったことが、何より一番嬉しかったです。



2003年06月18日(水) 好きだから嫌い


 あれだけ言っておいたのに、貴方ったらわたしの前で無防備で寝てしまうから、わたしは我慢できずに、傍らで忠告も聞かず小さな寝息をたてて眠る貴方の身体を切ってみた。
 胸を切り開く。
 貴方の中を覗き込みながら手を入れると、規則正しい膨張と収縮をドクンドクンと繰り返す、暖かい心臓に指先が触れた。
 そっとまあるく貴方の心臓に手を当て、眠る貴方の瞼に口付けをする。
 ここで一握り力を込めたらどうなるのだろうと考え、それを打ち消すようにわたしの指がピクンと跳ねて我に返った。
 慌てて、手を引っ込めて大変なことをしそうになっているんだと気づく。それでも、名残に貴方の心臓にマジックでわたしの名前を書き、その上からたっぷりと蜂蜜を垂らした。ステップラーで縫合してから、わたしも隣に横たわった。
 「私の中に安易に居続ける、貴方は嫌い」
 貴方の髪を指で優しく梳くようにして、冷たい耳たぶを唇で暖めるように含みながらそう呟いた。

 たぶん少しだけは、眠ることができそうな御呪い。


2003年06月14日(土) 偶然なんて、そんなもん


 気になる人が『最近では、古代中国の歴史と平安和歌、とくに百人一首には興味があるね』と言ったからって、まるで女学生のように「どれどれ、自分も…」と挑もうとしたのが間違いだった。
 そんなものに興味を示そうものなら『だけど、今読んでるのは民俗学の小松和彦教授の「悪霊論」』だと、続いてしまうじゃないの。
 はぁ、枕にするには硬すぎる本。


 わたしの大好きな某お姉さまったら、相変わらずの『すっとこどっこいな日々』が続いているようで、とても微笑ましい。なんたってほら、某性年を好青年とまでも言い切ってしまう可憐な女性からの素敵メッセージを受けて考えてもみれば、その勘違いがそのまま適応されるってことで…ねえ。



 どこに居てもあなたに逢えるかもしれない偶然を思って、ときめいていたのよ。
 あのショールームの近くに行けば、もしかしたら逢えるのかもしれないと、緊張しながらも期待してたのよ。もしも逢えた時に、座り皺の目立つスカートだったりしたら、爪のマニュキュアが剥げてたりしたら、たった今、化粧したてのような雰囲気だったら、そう考えると最寄の駅にさえ近づくのを躊躇ってたぐらいに。

 そんなふうに思ってたのに

 Gパンにサンダル履いて、ヒールの高さにタクシーから降りるときによろめいて、チンピラまがいの男の腕借りて降り立ったときに逢ってしまうなんて。

 偶然なんて、そんなもん。





 冷房つけるにゃ、未だ早い?



2003年06月08日(日) 入梅も近いね


 どっかで拾い食いでもしたのかしら。相変わらずな腹。


 いつだって、チヤホヤされていたい。
 奥歯が砂糖菓子で出来てると思うぐらい、ウガウガと浮いてしまいそうな言葉が大好きだ。
 某携帯電話のCMじゃないけれど、メゲた時には励まし倒して欲しい。それは「大丈夫?」とか「元気出してね」とか同情の言葉じゃなくて「キミは最高だよ!」と、スッ呆け加減も最大のものほど好ましい。
 そこに、判りきった距離を納得している愛の言葉も鏤められていたら最高だ。

 答え辛いことを無理に訊くから嘘をつきそうになるのを分からずに、矢継ぎ早に質問してくることだけが、繋がりだと思っているような連中は、自分の欲求を満たしたいだけ。
 わたしといえばわたしで、自分の欲求を満たしたいだけ。
 同じ言葉をくれたとしても、全く嬉しくない。元気にもならない。

 それでも大好きな人から、同じ言葉を貰うよりもいいと思えるわたしは、どっか捻くれているんだろうか。


 とある本を読んでいて、男性が女性を脱がす描写のところで「オーバーニーソックス」と「ニーソックス」の両方の言葉が一つのシーンで出てくるものがあった。
 頭の中に「??」が浮かぶ。
 描写云々が次第に、この「オーバーニーソックス」と「ニーソックス」の違いって?に、なって検索をしてみた。
 その違いは?と調べてみると、
 膝丈の靴下 knee socks
 膝上丈の靴下 over-knee socks
 こんな感じで詳しく書かれているものを見つけて、ふむふむと。

 そう、記されているけれども、この商品を扱う『キャンディフルーツ』では両方が混在して売られていた


 自分には似合う似合わないは別として、っと言うか似合う訳は無いので購入することは無いのだけれど、こういう服を女の子に着せてみたいと思った。


 ザクザクと窓を出したついでに
 例のイタリアン・ナイスガイ(と、勝手に命名)のURLを見た人からだろうメールが届いた。
 が、ウチのサイトはアダルト系動画紹介サイトではないのです。
 『こんなものを見つけました、どうでしょう?』と、確かに文章は付いていたけれど。
 訳の分からないURLを送りつけられても、クリックするのがコレで最後です。
 だって、あやすぃサイトをクリックしてしまって、某お姉さまのようにウィルスをお土産にするの怖いんですもの。

 その送られてきたURLがコレ。


 まるで、練習風景。
 後ろを過ぎる、ちょっと年配の女性(コーチ?)と併せてなんだかシュールな動画でした。


 穏やかな波の向こうに、沈む夕日。
 ぬぼぉ〜っと呆けてきました。

 鯵ばっかり。
 海の女王に早く逢いたい。



2003年06月04日(水) 朝から爽やかに


腹出して寝てたらしい、寝冷えした。
慌しい日々で、ゲンナリと
ぼやいていたら
知人よりメールが送られてきました。

いくら、わたしが素っ気無いからといって
類は友を呼ぶのでしょうか
メール内容はたったの一行。
しかも本文無しのURLのみ。

「なんじゃこれは?」
アドレスを見るとジオサーバー
間違っても広告ザクザクのアダルトサイトではないなと
安易に想像するわけです。

そして単純に、そこをクリックするわけです。

朝っぱらからの更新がこれかよ!
と、言われそうですが
素敵な男性を見つけてしまったので

注:音鳴ります。しかも、突然です。


NHK教育テレビに出演している
ジローラモ・パンツェッタ
彼とダブるのはどうしてでしょう。
ムダに陽気な雰囲気といい
見た後に、ピザが食べたくなりました。

ちなみに、タイプです。
いや、デカさでなく。


決して現実逃避状態じゃあないんですよ。
更新が頻繁だからって…。
ただ、目の前の山積のモノから目を逸らすと
こんな感じで。


2003年06月03日(火) もぅ 暑いの?


冷やし中華、もう始めてもいいんじゃない?

女に生まれて 喜んでくれたのは
菓子屋とドレス屋と女衒と女たらし
嵐あけの如月 壁の割れた産室
生まれ落ちて最初に聞いた声は 
落胆の溜息だった
傷つけるための爪だけが
抜けない棘のように光る
天からもらった贈り物が
この爪だけなんて
この爪だけなんて

傷つけ合うのが分かりきっているのに
離れて暮らせない残酷な恋心
ためにならぬあばずれ
危険すぎる山猫
1秒油断しただけで
寂しがって他へ走る薄情な女
手なずけるゲームが流行ってる
冷たいゲームが 流行ってる
よそを向かないで 抱きしめて
瞳をそらしたら きっと傷つけてしまう

ああ、誰を探して彷徨ってきたの
ああ、巡り会えても傷つけずに
愛せなくて愛したくて
怯えている夜

傷つけるための爪だけが
抜けない棘のように光る
天からもらった贈り物が
この爪だけなんて
この爪だけなんて

手なずけるゲームが流行ってる
冷たいゲームが 流行ってる
余所を向かないで 抱きしめて
瞳をそらしたら きっと傷つけてしまう


やまねこ -中島みゆき-



亀吉(或は『もも』)と話しをしてて
ふっと思い出した。


と在る会社では
冷蔵庫にペットボトルを仕舞う時に
名前を記入するそうな。
男性社員の多い中、
少しでも華やぐようにと女性名で。
社内メールを書くときも
女性名で配信されてるという
『紀香』とか。

やっぱり今旬なのは『スミレ』でしょう。

なんかちょっと入社したくなった。
入社したら『石田 裕太』と
名前を書こう。


名前といえば…

オムライスには
ハート付きで名前を書くんだろうか。





ここを更新しないと
「なんちゃらアンテナ」から訪問される方が激減してたのを知った。

うふふ。


香月七虹 |HomePage