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DiaryINDEX過去のことさ


2001年11月30日(金) 薔薇の奇跡


 赤いブーツのヒールの先を、匕首みたいにギラギラさせて
 シラけた街角蹴り上げりゃ、甘い奇跡の味がする。

 ってな感じで騒いできました。



 ありがとう。産んでくれて。
 たまには親に感謝して。



 ところで左乳の一点が痛いです。かれこれ3週間前ぐらいから。
 打撲のような痛みがあるのだけど、見ても青くないです。
 触るとシコってるような気すらします。(あ、それは乳首か)
 なんだか不明で、ちょっとビビッてます。

 だから、触られて眉を顰めるのは
 感じてるからじゃないのだけれど。
 まあ、そういうことにしておきましょう。



2001年11月29日(木) 誘拐犯はパンダ(続)

 カバンの肩紐を掴まれたまま、オドオドするわたしを気にせずにニコヤカな声でパンダが「こっち」と誘う。

 「車あるし大丈夫だよ。」

 「なーにが、大丈夫なもんか。」

 「丁度、ボクも行くところだったから。」

 「あー、そうでしょうよ。自ら出頭した方が罪は軽いからね。」

 「何言ってるんだよー。これだよ、この車。」


 味も素っ気も無い、普通の乗用車がすぐ傍に止めてあった。これに乗れってか?乗ったら最後、恐さの極みではないの!

 後ろからパンダの手がドアを開けてくれた。親切なパンダ、や、そうじゃないだろう。
 「ほら、早く乗って」

 凄く悩んだけど、この先の展開への興味の方が勝ってしまった。わたしは乗ってしまった。シートに座ると膝が色々な機械に当たる程にゴチャゴチャしている。あー、弄りたい。
 車の後ろを回って、パンダが運転席に座ろうとドアを開けた。目は機械よりもパンダに釘付け。
 お尻から乗り込むのと同時に、パンダの頭を取る(やっと、これで犯人の顔が見れる。なーんだ若造じゃないのと、これが第一印象。)


 「なーに?最初っから随分と機嫌悪そうだけど、どうしたの?」
 汗に濡れた髪を上げながら、元パンダが訊いてきた。

 「あんた、誰よ?」
 他の言葉が、頭の中をグルグルしていながらもそのひとことを言うのがやっと。

 「誰って。やだなー、パンダでーす!(にこやかに)」
 明る過ぎて、恐いぞそれは。

 車を発進させようとする元パンダの腕を取って、も一度訊く
 「あんた、だれ?」

 「えー。マジで訊いてるの?ササキですったら。ほら、米屋の息子の。」明るく返答する姿勢にあっけにとられた隙に、車は発進。「ちゃんとシートベルトしてくださいね。」と言われたのは覚えているが。

 ほんの5分もしないうちに、警察署に到着した。
 警察署の玄関前に車を横付けしてもらって、明るい挨拶をされわたしは何事も無く車を降りた。

 小さな警察署なので、入口を入ってすぐの受け付けで所定の用紙を貰い記入し提出して名前を呼ばれるまで傍の椅子に座っていた。そこへ、駐車場に車をとめてきたのであろう元パンダが、パンダの頭を脇にかかえたまま自動ドアを開けて入ってきた。

 「お疲れ様です」受付の人にそう挨拶して、椅子に座るわたしに会釈した後に向かいの廊下を通って奥に消えていってしまった。

 「い、今の人。誰なんです?」そう訊くのを我慢することが出来ずに受け付けの人に思わず尋ねた。すると受け付けの人は「標語を持って、交通安全を促しているんですよ」と、答えてくれた。その様子からして、ごく当たり前のことらしい。しかもバイトは雇わないだろうから、普通に考えても警察官なんだろう。たぶん。

 そっか!交差点を挟んでパンダを発見した時に、パンダが掲げていたA3の厚紙には交通標語が書かれていたんだ。
 でも、米屋の息子のササキ・・・って誰?

 未だに誰だかが不明のままである。


 皆さんも、妙な事件に巻き込まれないように、パンダだからって安心してはいけません。無事、戻ってまいりました。今回は。


2001年11月28日(水) 誘拐犯はパンダ


 朝の珈琲時間に、携帯が鳴る。
 何事か?と番号も確かめずに出ると、「ねえ、メール送ったのよお」と知り合いのおばさん。携帯に送信したメールがちゃんと受信されているかと尋ねてきた。機種が違ったり、送信した時間帯によって多少のタイムラグがある。
 よっぽど緊急なことなのかと内容を尋ねると、「まあ見てよ。それで診断結果を教えてね(含み笑い付き)」
 これから出かけなくちゃいけないのでと丁重に対応、されどサッサと切る。
 最近メールを覚えて、楽しくて仕方が無いらしい。しかもi-modeでアチコチを見ておばさんなりのネタを仕入れて、ご披露してくれる。
 メールを送信した後に必ず相手に電話をかけて確認するのと、こういった診断結果をせがむのは、もっと時間を考えてシテ欲しいよ。
 携帯から見ると通信料が勿体無いので、コッチをつないで見る。答えをまっているようなのでとりあえず診断したが。実際となんら変わりがないのでつまらん。しかも、理想の恋人が「林家 ぺー」
 げんなり。

 これからちょっと警察署 行ってきます。

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 実は、バスの料金の支払方法を知らないのです。アレってどうするのでしょう。

 駅前広場から真っ直ぐに伸びた大通り沿いに、確か警察署があるはずです。歩いて30分以上はかかるかな。来ないバスを待っていても仕方無いので歩き出しました。
 途中に、川が流れていて辺には大きな役所が建っています。その役所の前の交差点に差し掛かると、信号を渡った向こう側にパンダの着ぐるみが居ました。A3位の白い厚紙に何やら文字が書かれているものを持って、道往く人や信号待ちをしている車に向かって手を振っています。
 平日の昼間、いきなり交差点にパンダです。パレードから逸れたわけでもないパンダが一匹。他に行き交う人はみんな背広姿。凄く目立ってます。信号待ちをしていた車も発進を忘れて、クラクションが鳴っています。

 あっヤダ。パンダがこっち見てる、絶対見てる。
 信号を渡った時に、近づいてきたら厭だなー。

 そういう厭な予感は、得てして的中するもので。案の定、信号を大廻で渡ったにも関わらず、パンダは手を振りながら近づいて来ました。しかも妙に早い速度で。

 くぐもった声で「どこ行くのー?」
 パンダに聞かれたんです。まっ昼間、道往く人はマバラ。でも、車からは丸見えです。

 何も気にせず、ティッシュを配る兄ちゃんを交すように横を通り過ぎようとしたら、肩から下げていたバッグの紐を掴まれました。
 「ねえ、どこ行くのー?」
 こうなると、少し恐いです。敵は往来でパンダが出来るヤツです。素直に答えるしかありません。

 「けいさつしょ!」
 それだけ言って、バッグを引っ張ったのにパンダは怯むでもない、そのままです。

 「ふーん。歩いて?」
 パンダは尚も聞いてきます。

 「これが、飛んでるように見えるかい?」
 開き直りです。

 「あはっは!こっから遠いよ。送ってあげるよ」
 爽やかに笑えば余計、気味悪いです。

 「げ、パンダにかい?」

 「ん。こっちこっち」
 カバンの紐を掴んだまま、パンダは2、3歩あるき出してしまいました。


 恐いよう・・・敵はパンダです。すごい変質者よりも、もっと恐いです。


 ※28日午後1時45分ごろ、役所前の大通りの路上で、誕生日を目前に警察署に出向いた五月桜子さん(27)がうつぶせに倒れているのを通行人が見つけ、110番通報した。桜子さんは、頭にパンダの着ぐるみを被せられたままになっており、病院に運ばれたが、医師団もそれを見て笑いを堪えることが出来なく、処置が遅れ間もなく死亡した。警察署はおちょくり殺人事件とみて捜査している。

 調べによると、桜子さんは同日午後1時00分ごろ、警察署に向かう心理プレッシャーのためにイライラし役所前でパンダの着ぐるみを着てパフォーマンスを繰り返した後、心を落ち着けて目的の警察署に向かう途中だったらしい。

 争った跡などがないことから、待ち伏せしていたパンダがいきなり桜子さんに襲いかかった可能性もあるとみて、同署は不審者の目撃情報などがないか聞き込み捜査を進めている。


 なんて、見出しが明日の新聞に・・・。

 こんな間抜けな事件には巻き込まれたくないぞ。



                                   〜 続く 〜


2001年11月26日(月) 女の腹に棲む悪魔


 ちっ、マナーモードにし忘れてた。

 金曜の夜10時過ぎ、携帯の着信音が鳴る。アドレスメモに加えてない人からを判別する着信音。

 こんな時間に誰からだい?

 昼間からのた打ち回る程の生理痛に苦しんで、鎮痛剤を食べながら暴れる腹痛と木槌を打って欲しいほどの腰痛が遠のくのを待っている身体が、2回のコール音を聞く。
 カーペットに寝転んだまま、充電器で立っている携帯まで這って進み着信履歴を確認。

 覚えの無い番号・・・間違いか。

 充電器に挿して、またゴロゴロゴロ。と、そこへまたコール音。ああ、また消音し忘れた。
 そして、今回も呼び出し音は2回で切れた。合図なのか?


 もし、その時に貴方が一人で居るのなら電話を下さい。話はしなくても良いの。コールを返してくれるだけでも良いの。どこかで少しだけでも繋がっていたいから。

 貴方の傍に奥様が居なければ、どうぞ電話をかけ直して。今夜は一晩中、貴方からの電話を待ってみます。

 今から電車に乗るから、あと30分で駅に着くわ。車で迎えに来てね。

 犯人は二人連れ、今しがた例の店に入って行った。これから乗り込むから現地で落ち合おう。

 君の部屋の前まで迎えに来たよ。早く出ておいでよ、これからドライブに行こう。


 などと、色々と考えて遊んでみた。すると、そこへまたコール音。今度は2回で鳴り止まない。「はいはい、アナタのおかけないなった電話番号は間違いです。も一度確かめてからかけ直してね」とつぶやきながら5回まで鳴るのを聞く。

 今度こそ消音マナーモードにしておかなきゃ。弄っている間にかかってきたら出たくなくとも勝手に出てしまうご丁寧なボタンフリーの携帯なので、サッサと設定。

 あれ?留守電が入ってる。

 「もしもーし、じゅんこさん?俺。駅前のドトールで待ってる。来るまで待ってるから。寒いし、気を付けてね。待ってるよー。」


 せっかくの金曜だってな意気込みで、今夜は会うつもりでいたらしいぞ、じゅんこさん。

 思うに、駅前で待ち合わせ、しかも来るまで待ってるのフレーズからして、今はそう親密な付き合いではないように思う。彼が一方的に親密になりたいような匂いさえする。
 今度かかってきたら、間違いだと教えてあげるべきかなー。いつもの調子ならなんにも気にしないでそうしていたとしても、その日のわたしは、腹の中に悪魔が巣作りして尚且つ、それが気に入らないらしく建て壊し作業をしている最中。悪魔のご機嫌が頗る悪くて、身体の中に流れる水分全部が悪魔色。
 そんな言い訳をして、3度目の電話で小刻みに揺れる携帯を眺めていた。


 遅めの夕食後に飲んだ鎮痛剤が全く効かず、熟睡できない状態でその夜最後のコールで暴れていた携帯を見た、午前一時過ぎ。


 朝がまだ来ないうちから起き出して、鎮痛剤の箱をゴソゴソすると薬箱の横に立てかけてある携帯が気になった。

 あ、やっぱり留守電入ってる。

 「あ、じゅんこさん?俺だけど、呼び出しておいてごめん。店閉まっちゃって前で待ってたけど、寒いんで帰るね。もう、電話しないよ。・・・ごめん。」


 なんだい、一人でドラマしやがって。気分、悪いったらありゃしない。
 悪タレついたけど、なんか可哀想だなーって、そう思ったら腹の悪魔が暴れ出した。痛ったたた。


 そういう訳です、じゅんこさん。
 ロマンスに発展しなかったのは、彼のせいばかりでも無いようで、この可愛い悪魔のお手伝い故ってことで。


 今仲良くしているカップル達も、そういう偶然の中で成り立ってるんだなーって思った。
 腹の中の悪魔がヒッソリと身を隠している時に出会いたいよ。あたしのロマンス。




2001年11月25日(日) マッタリ

 とうとうこの三連休、どこへも出かけられずに過ごしてしまいました。
 ようやく、鎮痛剤で暴れない程度に落ち着いてきたので、今年の役目はこれで終わりにして欲しいと思います。
 殆ど恒例になりました、落ち着かないサイトデザイン。今回はもしかすると限りなくIEにのみ優しい表示かもしれません。他環境ではどういう風に見えるのかさえ、わからないままやっちまってます。もしかすると、IEでさえ本当に思惑通りに表示されているのかさえ。

 前回までアップしていた画像の暖かいバージョン、只今作成中。

 サイトデザインと言えば、「しょっぱい企画2001 X'mas , 開いた途端にビックリしてしまおうダミーインデックス」(タイトル長すぎ)に、対してのお問い合わせや参加表明やら頂いております。ありがとうございます。
 そいつは一体、どんなイベントなんだい?
 そう思われるのも、ごもっともでございます。言い出しっぺのくせに、伝えるのがヘタだとつくづく思います。
 マズ、みなさんはネットの波乗りをなさっていて、突然予期せぬページ表示にたどり着くことはありませんか?突然、鳴り出す意味不明なMIDI、カーソルには星や花がワラワラと付いてきて、ローケーション表示にはメッセージが流れたり、と。
 「うわあ!」と、思うのはわたしだけでしょうか?
 「そんなの普通じゃないの?」とおっしゃる方には、わたくしの驚きは伝わらないと思います。先に言います、ごめんなさい。

 今回の、この「しょっぱい企画」には、あえてそういった表示をしたダミーインデックスページを作ろうということなのです。今迄、色々と飽きっぽさゆえ弄ってきたデザインも、クリスマスと言うことで浮かれ気味に、チラチラと星が飛び交ったりと。

 たまに見かけるそういうサイトでは、間違ってもこういったダラダラ文は無いわけで、映画のエンドロール宜しく詩などが流れていたりするのです。それを真似てアップした場合、来て下さった方には「こいつ、しょっぱいことしてるなー」と、思われるのでしょう。まさにソレを狙おう!という企画です。

 で、気付いたのは、そういった企画していること自体が、しょっぱいわけで。

 それでも「ボクは、ワタシは、こんな感じに表現したら しょっぱいと言われるんだろうなー」と、思うデザインを各自作って、波の華。


 いくら世間の煌びやかなクリスマスが憎いからって、こんなことしなくとも と言う意見はこの際、思っていても言わないでください。しかも、言い出しっぺ二人が、実は言うだけで何もしないって疑惑は拭いきれませんが、後ろ向き暴走列車は走り出しました。
 貴方も貴女も、自分の想像しうる「しょっぱさ」をこの企画で表現してみる良い機会だと思って、indexのダミーページをつくりませんか?
 ちゅー企画でございます。みなさまよろしゅーに。





 ただポツンとその絵をのせただけでは申し訳ないと想ってしまうほどに、すてきな画像を色々な方から頂いて、ここで改めて感謝、感謝ありがとうございます。


2001年11月24日(土) ゴロゴロ、ウトウト、のーんびり


 せっかくの小春日和も、家の中に居たので体感出来ず。

 それでは勿体無いと、鎮痛剤を食べながら猫と一緒にゴロゴロゴロ。

 硝子窓越しの陽射しと一緒に部屋中をゴロゴロゴロ。

 気持ち良さに暫しウトウトウト。

 シクッとするお腹の痛みで目が覚めると、向こうの壁だけ明るい。

 ご飯の催促する猫はゴロゴロゴロ。

 寝ぼけた動作でご飯をあげて、うつ伏せになってその姿を見る。カリカリカリ。

 少し食べただけで、また隣にやってきてスリスリスリ。

 気持ち良い頬擦りにフワフワフワ。スリスリスリ。ウトウトウト。ゴロゴロゴロ。



2001年11月22日(木) 教えてアルルの森の木よー

 ここの頁は開けても、ファイルのアップを受け付けない、いやんなサーバーのおかげで、せっかく来て下さった方に、更新していない頁をお見せすることになってしまいました。(お詫び)
 せっかく、あんな長文雑記を書き上げたというのに、誰の目にも止まることの無いまま、日付が変わってしまいました(内容がショボかった言い訳)

 そんなダラッとした管理人の発する、「なんかくれ!」メッセージに反応してくださった方がいらっしゃいまして、乾いたこの季節同様に荒んでいた心も、頗る潤いを増し、気分が上昇しちまうような画像を頂きました。

 なので、本日の雑記はそのお披露目ということにさせていただいて
(ザックリ別窓が出来ますので、ご覧になった後はサックリ閉じてください)


 他人のフンドシで相撲を取りました。文字で表すといやん。


 さて、この無料で飛びついたサーバーなのです。やはり無料ゆえ文句は言えません。それ以前に、英文によるメールのお報せにすらビビッてますが。
 メールを受信して読もうにも、いきなり「Hi〜!! Sakurako!」で始まるテンションの高いメールには、翻訳サイトもタジタジです。
 オチてもアップ出来なくとも、CGIのファイル内が全部消されても、ここでグッと耐え忍ぶか、それともいっそ有料ですっきり始めるか。只今、悩んでおります。

 昨日は、アップできないのを良いことにアチコチ有料スペースを見比べておりました。が、見ただけで内容がさっぱり。
 「ここって、結構良いよー」って情報をお持ちな方、こっそり教えてはくださいませんか?


 ハイジの声って、サザエさん家のワカメちゃんの声と一緒?


2001年11月20日(火) 今日は後ろからならまだいける?


 スターバックスのカフェ・ラテ(HOT)のあのキャップは、外さずに飮むのが正当なのですか?それともそのまま?くちを付ける淵まで熱さが伝わらずに、予想外の熱さに唇は驚き「ぶはあーっ」と、コントのように吹き出す人は居ないのでしょうか?

 TBSホール横のスタンド珈琲屋で、長時間の禁断症状を癒すべく慣れない飲み口から珈琲を飲み、ポロポロとカスを膝にこぼしながらパサついたアップルパイを貪っていると、横のテーブルに男一人・女二人の三人連れが座りました。
 スタイリスト風情の女二人組みに対して、男の方は3Dで見てもスキャンしてもホストといった感じの人でした。
 周りが静かなのに対して、その二人組みの女性は音量がどうやら壊れているらしく、一生懸命に男性に説明する声が聞くでもなく聞こえてきました。

 「詳しくは製作側から話しがあると思うんだけど、誰か女の子でTVに顔出ししてもOKって娘いない?」
 「もちろん演技はしなくても良いし、筋書きは渡してあげるから」

 男の人の声は、それに反してやたら小さくて聞こえなかったのですが。

 どうやらその女性たちの説明によると、
 ・女の子に用事をいいつけタクシーで目的地まで行ってもらう。
 ・某コメディアンが運転するタクシーにその女の子を偶然を装い乗り込ませる
 ・もちろん、その女の子は運転手がコメディアンだとは知らせてないような撮影の仕方をする
 ・その車内で、運転手相手にホストに沢山つぎ込んだのに彼になってくれないと愚痴ってもらう。
 ・目的地に着くと、その相手のホストが待っている。

 と、そんな感じのストーリーを演じてもらえる子を探しているようでした。

 TVのバラエティーはそりゃ作り物だけど、出来たらもっと誰も聞かないようなところでお話して欲しいよなあ。
 だって、どんな人が話しをしているのか気になるじゃない。煙草も吸い終わったし、トレーを片付けながら横目でその声の大きな女性たちをみて、「あ、ぶさいくだ。」
 いったい、何を基準にキレイを決めるんだろう。そんなことを思いながらもキレイさだけを確認するわたしが、なんだか一番不細工な気がしました。



 髪をみるやいきなり「伸びるの早すぎるって!」と言われながら、二色頭脱出計画遂行してまいりました。
 店に入るまでは秋冬はボルドーと決めていたのに、他の色に挑戦する根性が足りないのか金に落ち着いてきました。えーっと、例えて言うなら青江美奈(誰それ?って思う良い子はお母さんに聞いてみよー)色。
 決して、浜崎色ではありません。
 珍しくメークもしてもらいました。なので、今は眉毛あります。顔があります。今夜限りですが。
 卵の多く入ったカスタードプリンのカラメル無しになったので、免許の書き換えに行ってこれます。
 原チャリですが、乗ってませんが、ゴールドですが、お報せが届いてませんが、本籍2回、現住所も3回ほど変わってるので手続きが面倒そうですが、筑波ライセンスは切れましたが、あと数年は身元不明にならないように。国外追放、強制送還は厭なの。




 当日、携帯にオメデトウメールが届くまで、このサイトが一年経ったのを忘れていました。こんなミソッカスサイトがよくもまあ1年もったと思います。
 ありきたりですが、それもひとえにこうして見に来てくださる方がいらっしゃるからだと、このサイトを開設して実感しています。
 サボリたくなりゃ叱咤され、更新遅れたら催促され、幸せ者です。
 なので、これからは激励のみ受け付けようかと思いました。が、それだとその日を境に閉鎖しろってことになりますか、やっぱり。
 そんなのは、いやんなので相変わらずケツ叩いてください。(マゾかよ)

 この頁を開いてくれて、ありがとう。
 見てくれた読んでくれた触れてくれた みんなにありがとう。

 だから、なんかくれ。



2001年11月19日(月) 年末にむけて(もう?)


 近くの小学校の校庭で見てきましたよ、獅子座流星群。
 綺麗な尾を引いて流れる星(とは言え、ありゃ数ミリのチリやゴミ)は、やっぱりウットリするわけで、お願い事のひとつやふたつ、言ってみるには歳はとりすぎたような気がします。こっそり胸の内に。
 大人は大人らしく見てれば良いのです。「わーっ」とか「きゃー」とか言わずに。そうは思っていたのですが、青い尾を引いた大きいものを見ると「ぬぉおー!」とか「わわわ!」と変な音を発していました。それだけでは飽き足らずに深夜だと言うのに数人に携帯よりメールしてしまいました。メールを受けた方は、同じように夜空を見ていた訳でもないのに、今思うと迷惑なヤツでした。ごめんなさい。
 前回とは違って、沢山の流星を見ることが出来たのと、ここで寝入ってしまって小学生に見つかるのもアレなので早々に引き上げてきました。広げていた店をたたんで、改めて校庭を見渡すとなんとなく懐かしい気持ちがして、落ちていた木の枝で地面に「ありがとう」と書いてきました。

 部屋に戻ってベッドに入り、そこから見える窓越しの小さな空。いつもつけている小さなルームランプを消すとほんの数個の流星を見ることが出来ました。

 なので、今朝は眠い眠い。


 後ろ向きしょっぱ酸っぱい企画
 時にサイケで、アイコンやバナーを作らせたら「うむ!」と唸ってしまうような素敵なサイト管理人、そして道往く人に関したら鋭い観察の持ち主のワタビキさんと、絡み難く業の深いわたしとで、WEB版クリスマスイベントをしちまうようです。
 今年は、「ふん、アホダラ教だからキリストさんとは無縁だわ」と、浮かれる世間を横目で見ずに済みそうです。後ろ向きに突き進む姿勢に関したら変わらずですが。

 サイトデザイン、これに関したらホント人それぞれだと思います。もちろん作る人も見る人も。その個性があるから時に魅入ることもあるし、また慌ててブラウザの戻るボタンを押したり×印をクリックしたり。
 現に、今こうして見て頂いている表示でさえも、その対象になっているかもしれません。そのわたしが、自分にとっての後ろ向きに迫ろうと言うのです。

 ところが、この企画の話が持ち上がったのは良いのですが、一体誰が見てくれるのだろうと。わざわざそんな「しょっぱ酸っぱい頁」を開きたくないわとなるのではないでしょうか。どうしましょう、ワタビキさん。

 いっそのこと、ワタシはボクは「これがしょっぱい!」なところをアンケートしましょうか?それを集計して。
 と、その前に、どれだけの人が関心もってくれるんでしょう。その辺りも話し合ってないのに、走り出してしまった完全後ろ向き企画。

 だからって素敵サイトデザインは余計に無理です。
 じゃあ、このままで良いじゃないか!って?ごもっとも。


2001年11月17日(土) 用意万端


 さあ、いよいよ待ちに待った獅子座流星群。
 お祭り好きと言われようが
 花より団子なのです。

 綺麗な星空を見上げるのは素敵かもしれないけれど
 それよりも先ず、そのための準備が楽しみなのです。

 釣り用の防寒具を、干しました。
 厚手のシートに、寝袋、ブランケット
 用意万端です。

 ついでにレジャーシートと折りたたみ椅子。
 コンパクトテーブルとパラソル

 パラソル?



 明日の夜に熱い飲物をポットに入れて
 お菓子にお弁当も用意。




 前回同様、この寒空の下
 寝てしまう危険性もたぶんに含んでます。


 出勤で行き交う人に見られるのだけは避けようと。



2001年11月14日(水) 甘くない誘惑

 天和3年(1683)3月29日
 自分の家が火事になれば再び恋しい左門に逢うことができる、その一念で火を付けてしまった八百屋の娘お七は当時、16歳。放火の咎で江戸引き回しのうえ、火あぶりの刑に処せられました。


 天和2年(1682)12月28日
 駒込の大円寺の失火っから大火になり、本郷、上野、神田、日本橋から両国橋までもが焼け落ちました。焼け出されたお七一家は駒込の円乗寺へ一時身を寄せました。
 また、この寺に預けられた者の中に、小姓をしている旗本の息子小堀左門というものがいました。
 お七は小姓姿の美しい若衆の指に刺さった棘を抜いてやったのが縁で互いに思い合う仲になってゆきました。

 翌春、お七の家も再建されて離ればなれになってしまう、それなのに左門のことが忘れられない。悶々の日々を送っていると、二人の恋路の使いをしてお七から金を巻き上げていたのが湯灌場買いの吉三といって、葬式の死装束を寺から買い出すことを業とするチンピラであったのです。
 吉三は火事場泥棒をしたいが為、「火事になればまた円乗寺に戻れ、左門に逢えるぞ」と言葉巧みに放火をそそのかしました。
 純情一途のお七は前後の見境もなく、吉三にそそのかされて父親の部屋の床下に火を付けたのが真相とか。
 これは小火で済んだが放火犯は火あぶりの極刑です。
 ところがが、15歳ならば子供として死罪を免れます。
 取り調べの奉行中山勘解由が憐れんで、お七に「その方は15であろうがな」と謎をかけたが、純粋なお七はその意味を解せず「いいえ16でございます」と正直に答えるばかり。
 法定通り小塚原の燃盛る炎の中で黒こげになってしまいました。見せしめのために遺体は三日間さらしものになったといいます。
 また、そそのかした吉三郎も教唆犯として、同じ刑に処せられました。

 一方、お七の恋の相手の左兵衛は、このことを知って自害をしようとしましたが果たせず、以後は剃髪して修行につとめ、やがて目黒に戻り西運堂を建立し、名も西運に改めて一代の名僧となったといわれています。

 円乗寺の住職は密かにお七の遺骨をわけてもらい、供養のため墓を建てました。

 わたしが学生の頃に、よく小石川に遊びに言った近所に今も、白山下の円乗寺の本堂前に「俗名八百屋お七 妙栄禅定尼 天和3癸亥年3月29日」と刻まれた丸い小さな墓があります。



 お七の恋しい相手の名前としては吉三郎という説。生田庄之助という説。僧ではなく侍で佐兵衛という説があるそうです。庄之助説ではお七をそそのかして火をつけさせたのが吉三郎ということになっています。

 巷で流行った講壇になると、お七が火あぶりになったのを悲観して恋の相手の吉三郎は川に身を投げて死に、二人が地獄で出会って手を取り合うとジューっという音がしたといいます。それはお七は火で死に吉三郎は水で死んだので水と火が触れてジューっという音がしたということと、お七の「七」と吉三郎の「三」とで「十」になるからだともいいます。


 昼間に、古典モノの好きな友人と茶を飲みながら、恋しさ故に狂女にもなれるか?なんてことを話ました。その時に話題に挙がったのが「八百屋お七」そこでの二人の結論は「若いって罪だわ」そういうことでもないのだろうけど。

 (今日の日々雑記は、殆どがその友人との会話のメモ書き。多謝>友)

 今年は参の酉まであり、火事が多いとか。皆さんも火の元には気を付けてください。

 恋の火は、絶やさぬように。



2001年11月13日(火) 甘い香り

 帰りに立ち寄った珈琲屋
 香りの良い「ぶつ柑」がありました
 とても、素敵な気持ちになりました

 そこにあるだけだったのに
 ほっとする

 ぶつ柑に
 想いはないのにね


 置いたマスターに
 こころで感謝して

 冷たい風の中、襟を立てて
 帰ってきました


 香が続くことってあるのですね。





 家に入ると、獣道が出来ています。
 脇の雑木林(脱いだトレーナーとか本とか)に
 埋もれていた携帯を、探さねばなりません。

 普段から消音にしていると
 いくら家の電話からかけても見つからないですね。

 どっかで埋もれたバイブ音がするだけで。

 を?ここか!
 あたりをつけて、掘り返すと
 それは、本の角でスイッチが入ってしまった
 ただのバイブ。


 寒い中、やっと家にたどり着いたのに
 窓全開で、大掃除に近い作業をしました。

 明日は洗濯だな。




 やっと見つけた携帯は
 ご丁寧に、ティッシュの箱の中に入っていました。

 んもう、恥かしがり屋さん!

 見れば着信数件。



 あー、ごめんなさい。
 返事が遅れたのは、そうゆう訳ですワタビキさん。


 いつまで、この弄りは続くのでしょう。
 弄りついでに「しょっぱいサイト企画」
 (またの名を「匂い立ちそうなサイト作り」)
 もう少し練りましょう。


2001年11月12日(月) 甘い囁き


 普段の話し方や生活のさまを思いっきり隠して、打ち出す文章も靄がかかったようにミステリアス女だと想像されたいですか?
 隠すところは一緒でもミステリアスではなく、プリプリかわゆい少女のような女に思われたいですか?


 色々なサイトをリンクを辿って読んでみたり、全く知らないサイト内に設置されているチャットに参加して(だた、ROMに限りなく近いんですが)他の人の話すのを見ていたりして、実際にその人が打ち込んでいるのに、その実物とは全く違う想像をおこさせる文章に魅力を感じてたりしています。

 その人らしさが出て素敵な文章だわ。
 その人らしさって何ですか?


 つい最近たどり着いたサイト内で、チャットのLOGをUPしているところがありました。他人の会話を見て何が面白いのかって?えーっと、趣味は色々だと思って下さい。
 そのチャットのLOGを順を追って読み進むうちに、とても魅力的な発言を打ち込む女の子が気になりました。もちろん、男性を引き寄せたいと思うところは随所に感じ取れるのですが、それが厭味じゃない。しかも、ごく普通の会話の中でさえもその「らしさ」が「可愛らしさ」として出るのって凄いな、と。

 彼女の年齢は中学生、はにかみながらも丁寧に発言されたソレは、なんでもないわたしでさえも萌え対象にさせるほどでした。

 ところが、その文書を打ち込んでいる人は、年齢こそ不確かなものの、れっきとした男性です。
 男性なんですよ!!(と、要はネカマなんですけどね)


 で、思ったのですよ。
 男性の心を掴むような文書が思い浮かぶのは、やっぱり同性である男性なのかと。
 言葉は悪いですが、騙してやろうと思う対象の萌え処をガッシリ掴むことが出来るのは、いくら其の部分を理解している女性でも、やっぱり同性である男性の方が表現しやすいのかなーって。



 となるとアレですよ。昨日より数回に渡るポイント溜めメールの答えも少しは出てくるかな?とワタビキさん。同性であるうちらにとって、コンドームが呼吸困難になるか?との疑問は生涯不明なままなのですよ。


 普段から誰彼構わずに、メールにんこの話や、ヘソから下の話ばかりを繰り返すわたしには、とうぶん殿方の萌え処をリサーチすることすら無理なのでしょうね。


2001年11月11日(日) 甘い誘惑

 ビ、ビビ、ビビっております。
 わたしの方が。

 何も知らずに飛んで来て下さった方。
 √・ワタビキアツコさんよりお越しの方。
 初めまして。
 シドロモドロサイトへようそこ。

 管理人@似非エレガンスのさくらこでございます。


 日曜日だからとて、野暮用すら無く
 本来なら、デロッと過ごす休日でしたが

 先日、甘い言葉に騙されたかワタビキさんが
 まんまと、携帯のメアドを教えて下さいました。
 唯一、遊んで貰える友を見つけた、いえ
 まるで雛のプリンティングのように

 嬉しさ余って、懐きまくりです。


 ところが、
 携帯メールを教えてしまったことを
 先に、相手に後悔させた方が勝ち!
 の、ようなメールの内容。

 どちらかと言えば、褒め殺し。
 響きから言えば嵌め殺しの方が好きです。
 (単なる、嵌め込み窓のことですが)


 ワ:突然ですが、さくらこさんのようにエレガントに振舞うにはどうしたらいいですか?

 さ:それはね、実生活がボロボロだからよ。うわあ!いきなりジャブかよ。そちらの鼻血はいかがですか?

 ワ:私の実生活は、おののくほど酷く・・・・云々・・・・




 と、両者どれだけボロボロかを競っていたのですが
 とても口惜しいことに、送信した内容を見る限りでは
 紐なしバンジーを繰り返していたのは、わたしの方でした。



 ポン菓子による男子誘導に、
 何人の子羊(男)が、彼女の頬についたポン菓子めがけて
 デロンと舐め取ったことか。

 甘い言葉ならぬ
 文字通り、甘いポン菓子作戦。

 あなどれん!




 メールにてポイントを溜める
 まるでスーパーの割引セールな催しですが
 ワタビキさんがポイントを溜めるたびに
 わたしは、確かに無くしていった
 数々のモノを、拾い集めようにも
 もう、すっかり遅すぎたことを知りました。



 プ、プリクラは出来ねー(マイナス1ポイント)



 ワタビキさん、すいません。


2001年11月09日(金) 京鹿子娘道成寺


 鐘に恨みは数々ござる、
 初夜の鐘を撞く時は諸行無常とひゞくなり。
 後夜の鐘を撞く時は、
 是生滅法とひゞくなり、
 晨朝のひゞきは生滅滅已、
 入相は寂滅為楽とひゞくなり。
 聞いて驚く人もなし、
 我も五障の雲晴れて、
 真如の月を眺めあかさん。




 所化と白拍子花子(しらびょうじはなこ)の問答が、なんで今更に。


 花子が所化に握った手を出して、

 花子   「この手の内に雀がいる。サァ、この手の内の雀が生きているか死んでいるか、当てて見やしゃんせナァ。」

 所化甲  「生きているといえば手の内で絞め殺そうとする気。」

 所化乙  「死んでいるといえばそっと手を放そうとする気。」

 花子   「それ。所化皆々 何にも無い。」

 花子   「サァ、あると思えばあり、」

 所化皆々 「無いと思えば無し。」

 花子   「色即是空、空即是色。」





 人の心は変わるものさ
 変わるから美しいとも言えるよ
 色即是空 空即是色

 ・・・好きさ。



2001年11月08日(木) お家へ帰ろう


 二つの線が、曲りくねっていようとも
 ピッタリと重なることなく寄り添うように
 これから巡り合う男とはちゃんと前を向けるのか。

 ほんの一瞬で落ち
 それは数週間で終わりを見ても
 恋は恋?

 ただ、愛には変わらないだけで。
 変わらなかったから切ないのか
 楽しむおもちゃを失したから寂しいのか。

 夕陽色のカーテンが降りてくるからお家へ帰ろう。

 夢中になって遊んでいるから楽しいの。
 夢中になれるものが欲しいだけ。

 攻略本を参考にしてまで
 エンディングを見たい程のソフトでない限り
 電源を入れる回数が減り
 増してや新しいソフトが出れば
 さっさと次に移るのは当たり前。
 お互いがそんな風だから、楽な付き合いと呼ぶのだろう。


 一瞬の交わりは、それは大そう素敵に思えて懐かしむ。
 ただ、そこに彼の存在は無く、自分だけが輝いて映る。
 思い返すのは私のことだけ。
 男の言葉を呟いて、その時の男を思い出そうとしても


 何ひとつ思い出せない。


 トキメキだけを味わって
 温もり欲しさに弄って
 予定だけに縋りついて。

 それでもやっぱり恋は恋?

 愛に変わり行くさまを見届けることなく

 投げ出した。


 茜雲が薄墨に混ざってくからお家へ帰ろう。




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 相変わらず、絡み難いと好評を頂いております日々雑記でございます。
 読んで頂いている身でありながら、読まれた方に何一つ伝わらない文字の羅列ばかり。
 迷惑なヤツだと思っております。
 読んでくださった方の中に「今日の日記は、どういう意味ですか?」的なご質問をなさる方がいらっしゃいます。
 とても有り難いと思っています。
 たまにアクセス分析見ると、自分の想像をはるかに越えた人数に見られているのだと、改めてビビリます。なので、リンク元をどれどれ?と参考にさせてもらう前にサッサと×印をクリックして閉じてしまう小心者です。(その前に、グラフの見方すら出来ないってのが正解)
 そんなヤツですから、奥深い意味など実は、はなーんも考えてませんので返信する術がございません。
 もーしわけございません。
 「ふーん、そんなヤツも居るんだ」程度に受け止めてくださいまし。


 〜蛇足〜
 とは、言っても沢山の方が来て下さってることは、とても嬉しく思っております。
 今日も、来てくださってありがとう。





2001年11月07日(水) 電気ショック!


 ホットカーペット、珈琲メーカー、炊飯器、電子レンジ、そしてパソコンと周辺機器。
 ブレーカーが飛んで当たり前ですよね。

 ブレーカーもとに戻して、夕食も済ませてからPCに電源を入れたけど、ウンともスンとも。
 真っ先に考えたこと。更新。

 毎回、アップロードする形式に替えてから、フリーサーバーだから良くオチてたりの状況で更新が出来ない日もあります。が、夕飯が理由で更新できないだなんて。せっかく来ていただいている方に、なんと失礼なことか。


 とは言っても存分に美味い夕食を摂って、満腹感に酔いしれた後、まったりと修理して、その挙句にこの日々記。

 まあ私の日々雑記ったら、そんなもんですって。
 期待なんかしてないって?
 よく、このサイトをご存知で。ありがとうございます。


2001年11月06日(火) 裸でびっしょり

 指がふやけてシワシワです。
 この時期、汗でビッショリになりながら、ハッスル(ぬ!これを打って思ったのですが、今時ハッスルなんて言葉は、ピンクサロンの店内放送以外に聞くことがあるのでしょうか?)してしまいました。

 未だ見ぬ世界の一つにピンクサロンがあります。他は際物以外は殆ど見たことがあるのですが、そこだけは営業時間内の暗い店内風景を見たことがありません。照明がバッチリ点いた店内は、恐ろしいのはどこでも一緒ですか。
 高級ソープと呼ばれ総額10万はするところでも、ゴク普通の照明になるとどうも成金趣味のチャッチさが漂います。あの明るさの具合で、人の心が惑わされるのでしょうか。

 例えば、お日様の下で口説かれたとしましょう。そこから、いきなりは淫靡なホテルに入って行くのにはまた違った感情になるのだと思うし、ほの暗いキャンドルの明りのを挟んで見詰め合えば、そのままシットリトした展開があるようにも思います。

 その時に置かれた状況で、同じ相手から、同じ文句で口説かれたとしても随分と違った展開があるから面白いのでしょうね。

 そうは言っても現実は「イザ往かん!」と、目的地をホテルと決めたとしても、そんなシチュエーションの時はいつでも満室で数件あたっていくうちに、その炎は下火になりなんとはなしの気まずいムードが「じゃあ、またね」になって、結局は同じ偶然などそう簡単にあるものでないのです。
 そして、次に会った時となると、目的はやはりそのモノになって、その地点目指してのデートはどこか見え透いていて前と同じような火には決してならないように思います。


 それでもいつか巡ってくるだろうその偶然の日のために、身体をゴシゴシ磨こうと思い立ったのは良いけれど、お風呂の掃除から始めることもなかったなあ。



2001年11月05日(月) 流れる時の中で

 偶然と思っていたあの出来事も
 ジグソーパズルのワンピースだったんだ。
 一つ一つでは分からなかった絵がだんだん見えてくるように。

 さあそのピースをはめようよ。


 婆さんになって全体の絵が完成する頃に
 隣で茶を啜る爺さんと一緒に見たいもんだと。



 最近は、よほどの用がその先に無い限りはバスには乗らなくなりました。自宅からだと駅までは自転車だし、駅から少し離れた不便な場所ならタクシーを利用してしまっています。(万年金欠病なわりには)

 今日は定期検診で大きな病院へ行ってきました。
 駅から少々離れた場所にあるその病院へは、バスが頻繁に出ています。他に急ぐ用もないのでゆっくりとバスを待つことにしました。
 さすが病院行きのバスの発着所、他の線に比べ待つ人用のベンチの多いこと。

 私の前に並ぶ老人は、どうやらご夫婦のようでした。

 バスが到着し、老人にしたら高い段を使って乗車する時に、お爺さんは我先にとお婆さんを差し置いて乗車したように感じました。
 ところが、一足づつが高い段の途中でお爺さんは振り向き、お婆さんに向かって手を差し伸べ上るのを手助けしていました。あー、そういうことでか。

 お婆さんがやっと乗車したのを確認すると、またお爺さんはお婆さんのために席の確保に一目散。よっこらしょと座ったおばあさんは、お爺さんの持ち物を膝の上に預かって、また二人でニコニコお話をしていました。


 なんだか親切の押し売りのようだけど、私に出来ることはせめて降車の時に後ろから押されないように、その老夫婦のうしろについて後からの流れを塞き止めること。

 バスの乗り降りって、老人には本当大変そうだよね。なんで、あんなに高い段なんだろう。




2001年11月03日(土) 外面似菩薩、内面如夜叉

 内心の如夜叉によやしやの思ひあらはれてあやしきものの外面げめんにぼさつ




 そとづらは菩薩のようだが、そのじつ内面は夜叉のごとく。

 気付いた時は、自分もすっかり浸っている。
 なんの抵抗も感じずに、夜叉になりたいとさえ願っているかもしれない。

 もっと、恐ろしいのがその慣れだとも思う。


 降頻る雨が、雨であるように
 わたしも、わたしでありたい。


2001年11月02日(金) 私信への返信ありがとう


 ここに書き出したことで、感じてくれた人が一人でも居た。

 ありがたいことに、大した言葉を書き出して無い徒然文に対して感想をメールで送ってくださる方も居る。
 それが、私の思いとは違ったとしても、言葉が足らずに伝えられなかったことだとしても、十分過ぎる程に嬉しくなってしまう。

 ほんの少しの拘りを、後生大事に仕舞っておきたくなる程に何度も何度も読み返してしまう。


 貴方の書かれた文を読んで、思ったままを書き出した日。
 その人に読んで貰いたいけれど、読んでもらえるとは解らないまま、それでも書きたくて仕方無い衝動に駆られてしまった日の文。

 すっかり日は過ぎて、私自身も時と一緒に流さねばならないと感じる頃に、貴方からの返信を見た。



 読んでくださってありがとう。そして思いを伝えてくれてありがとう。


 こういう形で人と拘ることがあるんだと、気付いた日。


2001年11月01日(木) ドラッグストアーは、大人のおもちゃ屋


 冬が近づくと、やたらリップクリームを買い漁る。一本はバッグの中に、一本はGパンの後ろポケットに、一本はPCのデスクの上に、一本はベッドのサイドテーブルに。

 塗る唇はひとつしかないのに、どうしてこうもアチコチに転がってるんだろう。

 しかも出先で、それが無かったりした時、しかも目の前にドラッグストアーを見つけたら衝動買いする。唇を舐めるから余計に乾燥して荒れてしまうのは解るのだけど、少しでもザラザラしていると、そこを前歯で齧ってしまうのだ。じゃ、舐めるのを我慢しようとすれば、ちょっとの瞬間に唇が割れて痛い。美味しいものもシミてつまらない。


 普段、私は化粧は全くしない。友人に言わせると、この歳になってスッピンのまま電車に乗れるなんて、図太い神経の持ち主だそうだ。
 言われてみれば、本当そうだと自分でも納得する。
 確かにこれは、修整しなくてはお見せできるシロモノじゃない。ただし普段から化粧慣れていないと、これまたオカメになる程のパレット化になる。
 ただ、運が良いことに私は視力が良い方じゃないので、自分から相手が見えない分、相手から見られていたとしてもあまり恥ずかしさを感じない。イコール図太さに磨きが掛かるのである。

 年上の大切な知人に会う時には、それなりの服装をし化粧もする。
 けれど、普通のOLさんと比べたら化粧品(色物)の消費量は、物凄く少ないんだろうと思う。

 普段から使用する訳でもないのに、秋の新色だとかポスターを見れば欲しくなる。その色を塗ったところで、モデルさんのようになれる人は少ないのに、あの勘違いから起こる買い物は、皆はどうしているんだろう。
 ファンデーションは全部使い切ったことがない。定番の色とか言われても、私にはピンと来ない。
 そのくせ買う。なので、途中でみんな友達にあげてしまう。


 今日も、ドラッグストアーでリップクリームを買ってしまった。
 物凄く高価なものではないにしろ、こうゆうのが無駄遣いって言うんだろうな。

 ドラッグストアーで、目的の物意外にもあれこれ欲しくなる気持ちが起こるのは、おもちゃ屋に等しいかもしれない。


香月七虹 |HomePage