+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2001年06月28日(木) 一日の感想文

 えーっと、前回に引き続きココの話題から。

 なんかね、内容も判らずそのままUPしちゃてたんですよ。
 で、さっき開いてみたら今迄当たってる度数が0パーセントだったはずなのに
 100パーセントになってるじゃないですか!

 どうやって指数があがったのかやっと判った、とろい奴です。

 あたし以上に内容を把握してくれて、書き込みくれた方ありがとう。とほほ。


 前回の日記以来、やはり通信環境がメタメタでした。
 仕事関係の連絡も出来ないので、こりゃサボれると思ったのは簡単に却下され、仕方なく本日、駅前に出来たばかりのネットカフェに行ってまいりました。開店間もない店内は、凄く広くてパーテーションでの仕切りもしっかりして居心地良かったです。リクライニングシートにTV、ビデオ、CD、プレステ。この暑い中、一日中、いや長期滞在も出来そうでした。もちろん飲物フリーですし、これで風呂さえあれば。

 立って半畳、寝て一畳の世界なのかしら、あたしって。

 開店サービスとかで、最初の1時間は無料。しかも、会員証なるものを作成したためにもう一時間無料でした。普段は観ない昼の連続ドラマなんぞ観て、ビデオ観ながらちょっとお昼寝して、そこにあるもの全部使おうと意気込んだわけではないけど、やっぱりゲームもして。で、気がついたら夕方になってました。

 ネットした頃には、すっかり、無料時間以上、本末転倒。
 本当だったら、ここの更新もするはずだったのに。
 慌ててフリーメールで各所に連絡して、簡単に終了!


 購入したルーターと、悪戦苦闘の結果、初期不良と判明。
 なので、今夜はまだ前の状態のまま接続してます。また、近日更新を怠る日が来ると思いますが、どーかみなさんそこんとこ宜しくです(ヒラニヒラニ)


 + 私信 +
 だもんで、メール今暫くお待ちください。


 


2001年06月26日(火) イタリア料理長は台湾人


 ここんとこ、そりゃもう慌しい。
 一体、何に忙しいんだろうと自分で思い返しても全くもって判らない。

 台湾人の悠さんと会った。もちろん、会話は日本語で。

 暫くするとそこへ、悠さんの友人のアフリカ人のゾマホンさんとアメリカ人のデェネスンさんが来た。

 悠さんは英語がダメなのでゾマホンさんと細かい話しの時は中国語。
 デェネスンさんは中国語が出来ないので日本語。
 なので、あたしにもわかるようにとみんなが判る日本語での会話。

 そーだよ、ここは日本だよ。
 日本語で話せってんだ!と、ちょっと泣いた。

 それぞれの国の文化なんかの話題になったけど、あたしは別に日本人代表でもないのでツラッと聞いているだけだった。
 無宗教で居ることの不思議さも、あまり日本人同士では話題にもならないことだし。

 悠さんは、働くことが一番好きだと言う。
 デェネスンさんは、休暇を有意義に使うために働くのだと言う。
 ゾマホンさんは、国に学校を建てたい一心でお金を稼ぎたいと言う。

 (厭な話題だな。こっちに話ふらないでよと、心の中で思う)

 それぞれの職業が違う者同士でも、日本に来ている外国人ってことで結束が固いのか?あまり、深いところまで初対面で訊くのもなんだし、頷くだけで場を過ごす。

 国に学校を建てたいために仕事して、その仕事が評価され収入になったのだから凄いと思う。本二冊書いて印税2千五百万。

 「ァア アナタ、 シゴト ナニ?」早口で訊かれなくてホント良かった。


2001年06月24日(日)


 宿題が終らなくて、日記雑記無っ気。

 あ、げりPは治りました。
 マンモスげりPと、懐かしいネタふりありがとうでした。


 えぇっと、いきなりですが
 2〜3年前位のPCで、Windowsを使用するにはちと遅いぞってことで買い換えた方、そしてその古めのPCがご不要になった方いらっしゃいませんでしょうか?
 ハードディスクの容量は2GMあれば充分なのでどなたか、おまえにやるぞ!ってな方、いらっしゃいませんか?

 いったい、今日のこのスペースはなんだろう?
 すんませんね>えぶりばで


2001年06月22日(金) あー、腹いたっ


 げりPで、ヘロヘロ。

 お腹こわしてる時って

 なんで、固くてデカイのをした訳でもないのに

 ケツ痛いの?



 なーにも考えられましぇん。

 あっ、


2001年06月21日(木) 究極の選択


 本屋を出たところで、物凄い美形にナンパされた。
 荒手の商売か、若しくは化粧品の騙し販売か、はたまた新興宗教勧誘か。
 あまりに美形なので、一歩どころかニ、三歩引いた態度をとったが、相手は普通に「ねえ、お茶飲もうよ」と言うだけである。普段なら、自動販売機はソコだよとアゴで示す程度なのに、思わず目を見張らせる美形には唖然としてしまった。
 そして本屋の隣は、用意されたように喫茶店である。
 いつも本を買った後に必ずそこに立ち寄るので、店は怪しいところではない。

 おお、これぞ正しくナンパなのね。ナンパの王道ったらこうなのね。

 思い改めそれまで取った行動をきっぱりとくつがえして、それはそれは媚び諂うあたし。
 相手を見る目だって、それまで斜に構えて睨んでいただろうに、なのにいきなり上目遣いに瞬き、口元だってニッコリスマイル。
 しかも彼の見えないところでガムをこっそり捨てたりして、あああたしったら可愛いかしらん?オーラをぶちかまし、今思い出しても身の毛のよだつ凄まじい態度に急転直上!

 彼の後ろから付いて行きながら、小さくガッツポーズを繰り返しこんなことならベタサンダルは止めておけば良かったわなどと思っていた。こんなことってどんなのよと、自問自答もしたけれどきっと顔はニヤついてたことだろう。

 店に入りオーダーしたものが運ばれて落ち着いた頃から、どうも気になりだしたことがあった。
 「ボクねーボクねー」と、必ず言葉の最初につけるのだ。
 きっと可愛い顔をしてるから女には甘えたがるんだろうと、最初は勝手に介錯し何度か流した。

 ところが、アイス珈琲にガムシロップとミルクを入れないで飲むあたしを見て
 「ボクねー、そうゆう風に変ってる人好きなんだー」
 「ボクの思った通り、キミって変ってるよねー(満面の笑みをたたえて)」
 「ボクねー◇×★○f・・・」(その後、何を喋ってたのか忘れた)

 な、なんなんだ?こいつ・・・。

 「それにしても、キミって変ってるよね。変だよね。ボクねー、好きなんだなーそういう変なの。」

 ひえー、恐すぎるよ。確かに変ってるさ、だから許してくれ。

 だからなんなの?どこが変ってんのよ?などと、単純に聞き返してもきっと理解してはくれないだろうと思い、そのままの笑顔の彼を席に放置したまま、真っ直ぐに出口に向かい異次元と化した店から脱出した。

 あーママン、知らない男の人に付いて行くと、恐い思いをするってこういうことだったのね。
 天は弐物を与えずって、与えずって(リフレイン)

 そのことを、友人にメールすると、友人は二者択一問題を返信してきた。

 問:美形だがアホな青年と、聡明だが粘着質で臭いオヤジ。選ぶならドッチ?

 美形でイタイケナ雰囲気がある聡明な少年、と答えたあたしに対しての友人からの返信は、未だに無い。


2001年06月20日(水) ここは新宿、歌舞伎町


 歌舞伎町の裏に、愛想笑いなど一度も見せたことの無い恐ろしく無愛想なおばさんが一人で切り盛りしている喫茶店が在る。そこは、せいぜい10人も客が入っただけで、二酸化炭素だらけになるだろう。第一、椅子が15脚あるか無いかである。しかし土地柄、色々な客が頻繁に出入りする。

 今時、あまりにもソレと判るのも珍しい、パンチパーマ大仏オヤジとか
 立ちんぼの、現場本締め(大物風ではないが、其れなり。しかし、使いっぱの風情が抜けない風体)とか
 韓国系の店(飲食業だったりマッサージだったり)が多いせいか、他国語を話す色白の姉さん達とか
 得意先周りを、今日は延期にした疲れた営業サラリーマンとか
 古くから住んでいる地元のお爺さんとか

 小さい店構えのせいで、店と判断されにくいのかごく普通の客層があまり居ないのが特徴である。例え来たとしても、あの無愛想な対応だと、二度目は無いのが普通なのだろうか。あ、いや、あたしは地元ではないくせに、かれこれ10年以上も利用しているので、ごく普通の客も利用すると言うことにしておこう。そしてオババは、ホント常連さんとしか滅多に口は利かない。

 昨日、その店に行くと珍しく客が多数居たので初めてカウンターに座った。
 近くで見るオババは、迫力があった。

 「アイス珈琲お願いします」と、つい謙って小さな声で言わなくてはと思わせる。
 ところがそれに対しオババは、無愛想なのだが返事はハッキリとデカイ声なので、慣れてないと余計にビビルかもしれない。 まさに、小さい頃に行った駄菓子屋のババアの雰囲気である。


 カウンターに座ると、オババ越しに外の景色が見える。何十回も入った店なのに初めて気がついた。いつもは恐ろしさ故、あまりオババの居るカウンターの方は見なかったからだろう。
 そこから外を見ると、店内以上に新宿を凝縮したような人達が沢山通ることにも気がついた。

 「あそこの青年、見える?」
 初めて、オババがオーダー以外の話題を振って来た。やっと、10年以上経って常連さんの仲間入りをしたのだろうか。

 突然だったので、思わず座りなおして「はい。」と答えてしまった。

 指す先には、ショルダーバッグを掛けた若者が箒と塵取りを持って公園の一郭を掃除していた。オババの話しだと、数ヶ月前から定刻になるとどこからか現れて、持参した箒と塵取りで集め、そしてバッグから大きなビニール袋を出しそこにちゃんと入れてから、公園のゴミ入れに片付けて帰って行くのだそうだ。公園の大きな木の周り、そこだけを。
 みたところ、ホームレスとはかけ離れた小綺麗で洒落た格好をしているのだが、何か他の思考が働く種類の人なのだろうか。

 普通に歩いていると気付かない人達を、観察するのはとても面白い。


 「あそこに居る女は、その先の男を誘うよ。でも、相手にされない。」と、またオババは言う。
 「あっちの方で見てる男は、その様子を伺って自分から寄っていくから、ホラね。」

 ディズニーあたり、毒リンゴ作りの魔法使いおばあさんを思い出してしまった。まるでオババが人を操っているよう、言う通りになるのを窓越しに見た。
 毎日、そうして窓の外を見ていると先が読めるのだろうか。

 オババの毒気にあてられたのか、人間観察がまたまた面白くなってしまった。



 花園神社の敷地内(?)にある呑み屋も、入るのにちょっと勇気が必要かもしれないが馴染むととても居心地が良い。
 あたしは酒が全くダメだけど、それでも充分に満足する店である。もちろん、ここは恐いオババは居ないのでお勧め。


2001年06月19日(火) モロな写真


 ちょっと厚手のカーデガンはもう仕舞ってもいい頃だと、TVで朝の天気予報を観て今週は今日以外にはまたずっと雨の予報だったので面倒ながらも、衣替え第二弾をした。
 第一弾の時に、仕舞いきれていない中途半端な冬物を、洗濯したりクリーニング屋に出した。
 一先ず、モノが無くなった状態で押し入れの中にある、TVショッピングでお馴染みのキャスター付き押し入れ整理ケースを引っ張り出すと、奥になにやら封筒が落ちていた。
 少し大きめの封筒の中には、2枚の写真が入っていた。

 それは、エコーで観た子宮内の写真とモノクロのアソコの写真である。
 だからと言って、これを公開したところで何処からも御咎めは無いような写真だ。なので、スキャナーで取り込もうとした途端に、スキャナーがイカレタ。マジで痛い。

 数年前に、婦人科にかかった時に貰ってきたもので、観る人が観たらそれが何だか判るというぐらいで、説明を受けたあたしが観てもよく分からない写真である。

 エコーは子宮内に異常が無いか調べる為に撮ったもので、扇状に映し出された内部を見せられ説明を受けたに関わらず全く今見ても判らない。(結局、それでは異常が見つからず数日後に入院になったのだが)
 そしてもう一枚の写真の方は、殿方の持ち物の先に目が付いていたならきっと見れるであろう距離の局部内の写真である。
 こちらの方も、もちろん検査用に写したのだけれど、先生曰く、キレイな茄子型だとお褒めの言葉を頂いたので記念に貰ってきた。。
 そうは言っても、どちらも保健体育で習ったような断面図でないのでつまらない。

 こんなしょうもない写真だけど、妙に捨てられない。かと言ってアルバムに貼るような記念写真でもないので、やはりぞんざいな扱いをし同じように引き出しの奥へ仕舞った。

 エロに関してまだ興味津々だった小学生の頃、男性雑誌の広告(それは、普通の文字よりも随分と小さくて雑な印刷がされていたように記憶している)で、「粋な写真」とか「私の恥かしい写真売ります」などと題し、読み手にもしかしたらエッチな写真なのではないだろうかと思わせるような紹介文で、怪しい通販があったことを思い出した。
 クラスの中でもマセたガキは居るもんで、どうやってお小遣いを調達したかは不明だが、入手した者が居た。
 放課後こっそり見せてもらったソレは、仰々しく大きな封筒の中に小さな封筒が入っておりその小さな封筒の中にマッチ箱大の写真が数枚入っていた。
 あまりにも鮮烈で覚えている、言われて見れば確かに、粋と恥かしい写真だった。

 神輿を担ぐ男集の粋な写真と、鼻をホジル女性(たぶん)の写真だもの。



2001年06月17日(日) ポン中

 小さなダンボール箱にぎっしりと詰まったビワが届いた。

 スーパーで売っているものしか食べたことの無いあたしを哀れんで、庭の木が今年も沢山実が成ったからと恋人のお母さんが送ってくれた。形こそ小ぶりだが、とても美味しい。

 食べるのはもちろん嬉しいのだけれど、変なことに気がづいた。
 ビワの皮を剥くのが楽しくて仕方が無いのだ。
 今すぐに食べなくとも、後で冷えたビワも美味しいはずだと、勝手に理由をつけてTVの前に陣取って皮剥きに勤しんだ。
 今、両手の人差し指と親指の爪は、渋で茶色に変色している。鳳仙花を潰して爪に色を付けるのであれば、どことなく情緒も溢れ愛らしささえ感じるが、この茶色の爪は渋である。

 チマチマとした作業が、なんだか好きだから仕方無い。
 ここで終わり!と、決めておかなければキリが無い。今、冷蔵庫に皮を剥かれて冷えたビワは風呂上りに食べるとして、明日の朝の分と昼の分などと考えて、もしかすると今夜一晩、気が済むまで(剥くビワが無くなるまで)剥いてしまうかも知れない。
 そのことを恋人に話しをしたら「おまえ、ポン中じゃねーの?」って、そりゃあんまりにも適切よ。止めさせたいなら、ちょっと剥かせて。


2001年06月16日(土) 歯軋り


 飽き足らずに弄ってる、サイトデザイン。しかも他の色で2個3個。

 明け方や、時に熟睡していた時にでさえ自分で歯軋りをしているのに気づくことがある。マウスピースも治療が完全に終了しなければ作れないので、さていつになることやら。
 そして、今日起きている時にも歯軋りしていることに気付いた。医者は、ストレスも原因すると言っていたがこれはそんなキレイな理由でなくて、単純に噛み合せ(治療中のため尚更)と疳の虫のせいではないかと。
 宇津救命丸が必要なのか?

 本を読んでいたり、作文(?)をしていたり、サイトの更新をあれこれ弄っていたりすると「ギリッ」とするわけである。はっと気付いては止めるのだけれど、聞いていて良い音ではないな。自宅ならまだしもネットカフェやら、図書館では他人様に迷惑だし、第一女が黙々と作業をしてると「ギリッ」では、近づくロマンスも皆無だろう。顎関節症にまた一歩近づいている。起きぬけの時など顎がグキッと音を立てるのだから、寝ている間(あたしの気が付かない時)は、相当なもんなのだろう。

 風俗(ピンサロ)に居たカノンちゃんも、顎関節症になったって言ってたな。ってことは、口の開けっ放しで顎を酷使してるわけか。強く噛み合せても、口の開けっ放しでもなるものなのね。あたしはピンサロと呼ばれる領域は全く見たことが無いのでどんなサービスなのかは、聞くことでしか想像出来ないけれど職業病として顎関節症になるぐらいなんだから凄いのだろう。イコール殿方、入れ替わり立ち代りで。情緒もへったくれもあったもんじゃないと、思うのはやっぱり女だからだろうか。そうだよね、情緒云々を言うのであれば元々そういう娯楽場は流行らないよね。

 そう言えば、風俗で思い出したけど倶楽部活動報告書はリンク外したままだった。あたしったら今気付いた。


2001年06月15日(金) 日記+更新記録


 小雨が続く肌寒い日は、案の定体調を崩すのに適していた。
 どうもにもこうにも弱いのは情けない。幾ら万全の体制で気温の変化に挑んだとしても風邪のウィルス君にしっかりと刻印され色鮮やかにその気配を増す。
 医者も「はい、いらっしゃい」とばかりに、ニコヤカに迎えられては、よっぽどのお得意さんなのだと実感する。
 あたしは定期的に薬を貰いに行っているので、その薬の切れた日と風邪(だろう)の診察を併せたいのだ。
 その予定する日まで市販の風邪薬で誤魔化してはいたが、結局保険証で購入する薬代の方が安い。安易な考えである。
 高熱が続きウンウンと唸っているのであれば別だが、食欲も(これは、滅多なことでは衰えない)節々の痛みも高熱も無ければたぶん皆もそう頻繁には病院へは行かないだろう。
 ここ数日、夕方になると少々熱が出て、翌朝には平熱に戻っているのである。
 朝の調子が良ければ、そのまま面倒なので病院のことは後回しにする。そして夜になると、の繰り返しである。

 昼寝もする。風邪薬は効く効かないは別にしても、やたら眠いのである。鼻炎用の薬もしかり。
 食後服用と記されているから、きっと満腹感と相まって睡眠欲は倍増なのだろう。まさしく食っちゃ寝の繰り返しなのに胃腸が丈夫とは、有り難いものだ(後が恐いけど)。

 巡回しているサイトで見た文に思い当たる節があったのでTOPページを更新した。そのつもりが気付いたら全く違うページが出来上がっていた。おいおい又かい、と思われる。病んでいる時に向日葵だなんて、ゴッホみたいなどと思いながら指摘された表記と、少し痛い気持ちを仕舞いこんだ。
 他人の意見云々とは言え、見ずらい環境の人が居ると言うことを知った。表現はどうであれ。

 良く見に行くサイトをリンクのページとするなら妙なものが出来上がりそうなので、そうなるとコメントやら表記の仕方が現在どう対処して良いかわからずに表立て置かない状態にした。もう少し手を加えて表記すべきかと。

 全く知らない方から嬉いメールを貰った。(メールを貰う人の全てが知り合いってわけではないのでこの表記は間違っているかもしれない。敢えて言うなら一度も連絡を取り合ったことのない方)たった数行なのだけれどとても簡潔に伝わる内容が気持ちよかった。惚れて下さい、もっと。褒められると素直に嬉しいし、気持ちよがる単純な奴なので。

 昼も夜も、猫と同じように寝て、そして目を開けてたまま寝ている状態の日々で妄想癖に一層磨きがかかったのか。
 仕事も放ったままなのに特別気にもせず、一番気がかりだったのがサイトの更新だなんて、まだまだ飽きずに好きなのかもしれない。
 今日も来てくれてありがとう、貴方。


2001年06月12日(火) 強請る

 久しぶりに見た夕日が、哀しくなる程に綺麗だった日は部屋の明りは点けないままで夜に溶け込んでいきたい。貴方の姿が闇に覆われるその前に、ゆっくりと揺らぎ茜色に流れる蝋燭に火を点ければSadeの抑揚が二人のラインをなぞるだろう。
 朝がくるまで夕日の中であなたとひとつになったまま終らない抱擁を繰り返したい。

 まるで蛙の標本のように、壁に両手を付いた愛し方は明日にして。


2001年06月10日(日) 不思議な手紙


 数日前、ユニセフよりDMが届いた。
 確かに宛名はあたしの名前が表記されている。募金しろとご指名かい?
 不信に思いながらも封を開けると中には、幾らで何人の子供のワクチンとミルク代云々と書かれたものと、一枚の簡単なお礼状(もちろんコピーだが、署名は直筆であった)、そしてお礼としてのプリクラ系の名前シールシート一枚。

 募金をした覚えが無い。

 母親用に携帯を買った。それを届けに今日、実家に行くとそこにもあたし宛に、ユニセフよりDMが届いていた。こちらはまたご丁寧にエアメールである。中身は前よりももう少し細かく表記された明細書(何人の子供のミルクとワクチンと毛布代等)が入っていた。

 全く記憶の無い処で、あたしは募金をしたのだろうか。しかも、自宅と実家の住所明記までして。うむ。

 オーケー、例えば募金をしたとしよう。
 もし、そうだとしてもユニセフはお礼状なるものを出すものなのか?その前に募金をするのに、何処の誰だかを明記するのであるのかさえ不明である、増してやその内訳などと。

 何より一番不思議に思ったのは、そんなDMを出すのも(お礼と言ってシールを同封するのも)タダではないのだから、その金をも、惜しんで欲しい。その辺りの経費ってどうなっているのだろう。こんな細かいことを気にする貧乏性なあたしは、どう考えても募金にはやはり無縁である。

 トットちゃん、そのあたりどうなのよ。


2001年06月09日(土) 浮気ってなに?


 男はまるで寄生虫のように、女の日々の感情の最も弱く柔らかい部分を見つけ、そこに住み着き成長をし始め容易には取り除けないほどになっていた。
 寄生虫が生き成長を続けるのには、彼女の体の中にそれだけの養分があったからで、それは「情欲」と呼ばれるものであろう。

 情欲と愛情を同列にして論ずることは、あたしには出来ない。
 それでも、思想的に開放されたと自己分析する彼女達にとって、心からの相思相愛の男性、自分に性的オルガズムを与えてくれる男性を見つけ出すのはプライベートな生活の中で、実に理想的な現状であろうことは想像つく。
 彼女達はきっと言うだろう、愛情と情欲を別々に求めることは決して純潔な人生を追求することに抵触しない、と。
 一日一日と、己の生命を消耗し削ってゆく日々の生活の中で彼女の女としての直感と願望とによって満足感が得られる生活のスタイルを探し当てたのであろう。
 その彼女に向かって、相談を受けても何も答えられないのである。


2001年06月08日(金) やっぱり


 毎週ちゃんと通っております、デンタルクリニック。
 今日は、ちょっと痛かったかな。
 センセイにちょいと大袈裟に言ったら鍼灸のセンセイが隣に付いた。
 あんな拘束椅子に座ったままで針までと思ったが、あたしは鍼灸信者なので嬉しかった。
 見事に針は効きました。
 あれで舌の先に打ったら、ちょっとエマニュエル夫人風。
 本来は別料金なのだけれど、ついでに肩こりも治してもらってきた。

 予定していた時間よりも、随分早くに終ったので帰りに西新宿のネットカフェで時間潰し。

 東口と違って、客層がサラリーマンが多い。しかも、みんな昼寝をしている。起きてる数人はみんなアダルト検索か。
 そこから仕事先にメールを打ったのだが、静か過ぎる程の店内でカチャカチャ響いて安眠妨害だぞと無言の抗議を受けた気になった。
 そこを出て西口の電気街をウロウロしていたら、ゲーム売り場でバッタリ友人と出くわした。
 お互いに時間の余裕があったのでお茶を飲むことにした。

 喫茶店をウロウロと探し入るまでに、数人にナンパ(?)される。
 アンケートだったり、店の紹介だったり、献血だったり、外人だったり。
 「もっと、マトモなのはないんかぁ!」友人と二人でゴロついてたら、間違ったオシャレをしている青年から声をかけられた。
 「キミたちー」
 その一言で友人は完全にキレて、青年相手に説教をしていたらしい。
 あたしはと言うと、そんなことはお構いなしにサッサと一人で茶店に入ってしまっていた。

 一時間ぐらい、ダラッと話しをして別れあたしは人と待ち合わせの場所へ向かった。
 そこで待つ間に、またもや声をかけてくるのは外人ばかり。

 あたしゃ、ターゲットを外人に決めたよ。
 そうすりゃ少しはゲット率も上がるもんね。なぜか、虚しい気はするが。


 締めくくりに素肌にワイシャツの学生服をを着た、男子高校生とお話しした。
 手を合わせて「あーあ、えぇもんを拝ませてもらいました。」と。




2001年06月06日(水) 広告バナー


 フリースペースをレンタルすると、ポップアップやら上記バナーやらで広告が表示される。
 (もちろん、このサイトのスペースもレンタルなのだが)
 普段、何気なく邪魔扱いするその広告も時に妙なモノに出くわすこともある。
 滅多なことでは、その広告をクリックすることが無いのだけれど、今回思わず押してしまったのは、バナーに鳩山由紀夫 (民主党代表)がニマーッとした顔つきで表示されてたからだ。
 なんでまた・・・?

 鳩山さんたら、こんなことをするらしい。

 人数の制限もないということだし、ネットでナンパも出来るかもしれない(←あまり、概要を読んでない証拠)

 そして彼のお気に入りサイトリンクには、CNNと並んで2ちゃんねるがある。
 庶民的なところをアピールしたかったのだろうか?

 政治については、全くわからないが約1時間のイベントでインターネット市民集会というのもこれまたわからない。

 わかってるのは、今お腹が空いたってことかな。



2001年06月05日(火) 街角インタビュー


 爽やかな五月も過ると、ジメジメとした季節ですね。
 そろそろ関東も梅雨入りでしょうかね。
 こんばんわ、[教えてチョンマゲ]の時間がやってまいりました。
 さて、これからの時期に気をつけたいのが食中毒です。
 もちろん、身近なところで言えば手を洗うなどの衛生面ですね。
 そして、うっかりこの対策をしていないばっかりに
 蒸し暑くなると見かけてしまうゴキブリ。
 みなさんも、お嫌いですよねぇ?
 「あら、宅では飼ってるんでざぁます」とおっしゃるお宅以外は
 殆どのご家庭での迷惑モノです。
 今日は、このゴキブリ駆除対策を皆さんと一緒に学んでいきましょう。

 さて、お宅ではどんな対策をなさってますか?
 教えて下さる視聴者の方、今、ごらんの番号にどうぞお電話、
 ファックス、eメールをドシドシお寄せ下さい。
 
 ではその間に、街の奥様インタビューからどうぞ。


 □「あ、ちょっとすいません。お宅ではゴキブリ対策どのようになさってますか?」

 ■「家は、スプレータイプの殺虫剤をかけまくりますね」

 ■「火を使わないジェット噴射(煙)を使用してます」

 ■「待ち伏せタイプ。あちこちに置いてますよ。」

 ■「あー、家ではお父ちゃんに任せてます。」



 ハイ、ここでCMをはさんでからまとめてみましょう。
 お電話、ファックスは引き続き受け付けております。


 さぁ、お宅ではどう対処なさってますか?
 古代から受け継がれている新聞紙で退治っていうのは無しですからね。
 お家の方と相談してみてくださいね。

 たくさんのご意見お待ちしてます。




 と、ぢつは
 近所のオババ達がこぞって、ゴキブリ駆除をしたんですよ。
 いつもより大きな声で多人数のオババ達が、犬まで引き連れて家の前の路地に集まっていたのでなにが起きたのかと聞いてみたら、どうやら一斉に、火を使わない煙タイプのゴキブリ駆除剤を使用してるとのこと。
 勘弁してくださいよ。
 その時点で駆除剤を使用してない、あたしの家に大集合しちゃうじゃないですか。
 だからって、猫様の居る我が家ではそう簡単に使用出来ないし。
 困ったちゃんなんですよ。

 慌てて、待ち伏せタイプの薬剤を購入して、それこそアチコチに置き捲りました。

 姿を見せただけで金縛りにさせる、奴等が大嫌いなんです。
 見つけたら、オババ達の家に放り投げてやろうかしら。
 あ、ダメだ。ゴキブリどもには、そんな接近出来ない。

 あぁ、今は夜中に、猫の妙な鳴き声で起きることの無いように祈りばかり・・・。


2001年06月03日(日) サッカーとケツの穴


 1日中、誰(猫以外)と話しをしない日がある。
 あまり気にもしないし、改めて思い起こすぐらいである。

 ところが、そんなあたしでも
 ムショウに誰かと話しがしたくなる時もある。

 もちろん、ナニについてダレと話しをしなくちゃいけない
 などと、決まりきったものでもなく
 だたなんとなく、人恋しいのである。

 近所の茶店に行って、ママと世間話をすれば良いが
 どうやらそんなふうに思い立つのは、店も閉まった夜が多い。

 急に電話魔になる。
 そこで、留守番電話の単調な姉ぃちゃんの声以外なら
 この欲求は収まるのだが
 普段の行いの良さか、思い立った時に限って
 (ホント高確率で)単調姉ぃちゃんである。
 急用でもないので、そのまま電話を切る。

 チェッ!
 舌打ちして、TVを観る。

 サッカーには、まるで興味が無い。
 と、言うよりもルールすら知らないに等しい。
 それでも芸能人が出てきて意味不明は言葉を聞くよりも
 観戦で熱くなっている人の声援の方がましである。

 そして、今日初めて気がついた。
 ゴール寸前での遣り取りには、
 まったくサッカーファンでないのに
 観てしまうもんだと。

 ボクシングもK-1も大好きだけど
 あんな風に一瞬の動きの度に、息を止めるような見方はしない。

 そうです。
 どうやら、あたしはサッカーのゴール近くのプレイを観ると
 ケツの穴が閉まるらしい。

 茹でた枝豆と麦茶でTVの前に陣取って見入っていると
 電話の呼び出し音が。

 「ごめんなさい」とだけ言葉にして。
 電話口にも出ずに携帯の電源を切った。




 サッカーも終わり、他に観る番組も無く
 猫と二人で転がってると、急に静か過ぎて
 思い立ったようにまた、携帯の電源を入れた。



2001年06月02日(土) 銀の蛇


 その部屋は、山小屋風の洒落た造りで少し埃が目立つ絵画が数枚壁に掛かり木目を生かすように煌びやか過ぎない調度品は、部屋の飾りとなってしまっている暖炉の上に並べられていた。

 部屋の中央には大きく厚い一枚板のテーブルが落ち着きを尚更主張しているかのようだ。

 西日が優しい光のカーテンを織り成す先に、珈琲と灰皿を用意して読みかけの本を開く。
 重く木肌の艶やかな椅子が、ある程度の固さで包んでくれる。

 部屋の中に人気を感じて本から目を離すと、まったく私には気にも留めずにまるで誰も居ない部屋の中に入ってくるような感じで真っ直ぐ前を向いたまま私の左隣ひとつ席を空けて、青年が座るではないか。
 一体誰なんだろう?
 訝しげに見ても、彼の目には私など映っていない素振りである。

 声をかけてよいものだろうかと唖然とするこちらの思惑なぞ無視した自然な態度で彼は、洗い晒しのGパンの右後ろのポケットから綺麗に装飾の施された柄の小刀を取り出し、それを左手に持ち替えたりしている。
 まるで体温を確かめるかのように、時に頬ずりし愛でている。

 もう、その時点で既に私は目を逸らすことが出来なくなってしまった。
 次に彼がどんな行動を取るのか、一瞬たりとも目が離せなくなっている。
 彼は、知ってか知らずか広いこの部屋の中で、息をしているのは自分だけだとでも言うような世界を作ってしまっていた。

 優しい西日は茜色に染まり、風は急ぎ足でやってくる夜の香りを運んでいた。

 「あ、あの、」
 やっと声に出したその言葉が、とても間抜な響きに思えてせっかく声をかけたのにとても恥かしいと感じ頬が高揚するのが判った。

 すぐ傍に居る彼には聞こえていないような、全く変らない姿勢のままで時が止まった。
 (それは一瞬のことだったのか)忘れていた声を思い出したかのようにそれでもゆっくりと、こちらに身体ごと向き直る。
 右手には、鞘から抜き出されて茜色を鋭く反射させているナイフが握られていた。
 私がそのナイフに目を奪われていたことを確認すると初めて彼の顔に表情が生まれた。
 哀しくも艶やかに笑う顔の半分は既に夕暮れに霞んで隠されていたのに関わらず、それはたじろいでいた私を充分に魅了するだけの色気を放っていた。
 その微笑を崩さないままに、静かな動きで彼の右手のナイフはテーブルの上に置かれた彼の左手の上を滑っていった。
 ナイフの動きより少し遅れて、茜色よりも熱い紅が線を作りやがて流れ落ちている。

 「あっ」
 放たれた私の声は、恐怖のためでない。
 いや、敢えて言うならその光景に興奮を覚え、半身がマグマを抱き溢れ出すように濡れていることに驚き口を吐いて出た音だった。


 金縛りが解けたように、その声で目が覚めた。
 おそらく午前4時を過ぎた頃。曖昧な視力が次第に暗さに慣れると柔らかい何かが闇の中心にあった。
 よく見ると一筋の月光だった。カーテンの隙間から漏れてきていた。
 それは弱々しく、冷たく、暗い洞窟の中で密かに息づいている蛇のように見えた。
 私はゆっくりと月光の下に移動していった。
 あれ程、夢では熱く感じ溢れ出していたものが、今は満ち潮のようにゆっくりと海面が上がって行くように感じている。
 それでも海水は間違いなく上がっていき、月光はそこに沈んでいくように見えた。
 心臓の音や血の流れる音が、時計の秒針の音を掻き消すように感じた。
 まだすっかり覚めきらず覚束無い指は、人知れず膨張したそれを擦りつづける。
 不意に地の底まで引きずり込まれた後、打ち上げ花火のひとつの光になったような絶頂を迎え下部から全身へと波及していった。
 すっかり眠りから覚めた指を、別の生き物のように痙攣する下部から引き抜き、ゆっくりと口へと持っていく。
 甘く生臭い、私の身体の今在るありのままの味。
 夢の中の彼の流した血を想像して、少し哀しいふりをした。

 銀色に鈍い光を放つナイフのようなものはそこには無く、海水に沈むように見えた月の光もいつの間にか消えていた。
 蛇は跡形も無く、消え去っていた。




2001年06月01日(金) 動く歩道は夢の中


 恐いし、緊張するしで本当に行きたくないけれど
 こればっかりは、自然治癒力は望めないので
 意を決して行って来た。

 診察用の椅子を見るだけで気分の悪くなる友人が
 どうしても治療しなければ、痛くて仕方が無かった時に
 色々と探し回って、やっと見つけた歯科を紹介してもらった。
 メゲズに最期まで治療が出来たところだからと
 一押しの歯科に行って来た。

 西新宿、都庁近くの某ビル内にあるその歯科は
 広いスペースを有していた。
 そのフロアーに辿り着くまでに、
 ビル内では誰にも会わない程に静かだった。

 目立つ目印もなく、大きな硝子ドアでさえぎられた
 そこだけが、明るい印象を与えて少しだけホッとする。
 待合室には、あたしを合わせて3名。
 かすかに聞こえる程の音楽の流れる中で、緊張は高まっていった。
 フッと見ると向かいに座る細身の女性に見覚えがある。
 長い髪で瞳の大きくスリムな、とてもお洒落な感じの女性である。
 あまりジロジロと見るのも失礼なので視線を逸らせたが
 何で知っている感じがしたのかと、思いを巡らせた。

 すぐに名前を呼ばれ、問診室に案内された。
 そこで約30〜40分の問診を受けた。
 今迄の治療経過と、薬に対する検査。
 そして、歯科に対する恐怖感、などの話しをする。

 治療の準備が出来るまで、また待合室に戻る。
 さきほど、気になっていた女性は既に治療室に行ったようだった。
 待つ間に、週刊誌を手にしたが緊張のため
 文字を読む作業が出来ない。
 ファッション系のグラビア写真をパラパラとめくるだけ。
 あら?さっきの女性だわ。
 あ、そうか!上○さくら だ。ふーん。
 芸能人も歯の治療することもあるんだ。
 単純に、そう思った。

 治療の準備が出来たからと呼ばれる。
 友人が治療してもらった先生と同じ先生が良いだろうとの配慮で
 担当医が決まった。
 治療を受ける椅子に座ると、助手の人が手首に器具を付けてくれた。
 緊張をほぐすツボを刺激する低周波を流すそうだ。
 装着すると同時に心拍数と血圧も計れるシロモノらしい。
 明るい声で担当医が挨拶と共に現れた。

 第一印象
 午後眠たい顔で、日焼けサロンに通いシャワーを浴びた後に
 スッキリとした面持ちで同伴出勤するホストと、いった感じ。
 こういった場所で白衣を着て、マスクをしているから先生なのだろうと思うだけで、全くもって他は先生という印象を受けない。
 しかもストライクど真ん中。
 首輪をつけて、引き釣り回したいタイプの ではあるが。

 で、診断結果は
 抜くなんてとんでもない!しっかり治療ができます。
 との事。
 思いっきり安堵した。

 今までとは全く違う、痛くない治療を終えて待合室に戻る。
 なんだ、やれば出来るじゃん 歯医者。

 待合室には、また見たことのある顔があった。
 これは週刊誌を見なくともすぐに、出○哲郎 と判った。
 失礼だが、緊張してる顔は笑えた。

 次回と、その次の予約日を決め、スキップで帰ってきた。

 帰りに丸善で「上海ベイビー」を買う。
 甘く蕩けるような時間の過ごし方を反芻した。



香月七虹 |HomePage