目次過去未来


2006年02月27日(月) 今月から過去の同じ日へリンク



 あんまり更新していないのに、しょっちゅう目を通していただいている読み手に。
過去の同日の日記へのリンクを置きました。たん譚更新されていない時、これでも読んでお茶を濁して下さい。その日の過去のたん譚が必ずあるとは限りません。リンクが書かれてない日は過去にもありません。



2003年の今日のたん譚









2006年02月23日(木) これからも読みたい… か?



2/25 補足
よく読んでいただいている人は、頁下まで行かない、らしいので、頁の最後と、すぐ上に↑も置いておきますので、これからも、読んでやろうという奇特な人は上下にあるどちらかの→ボタンを訪れる毎に一押し。









2006年02月20日(月) 親より子が先立つ不孝−上−



 子猫が死んだ。家には親猫とその子猫がいた。子猫と言っても、16年生きた。ずっと17年と思っていたが、数えて見ると16年と数ヶ月だった。親猫は19年生きていて目と耳は見えない聞こえない状態だが元気だ。
 その子猫の方が紀元節の日未明から朝の間、暖かさの残る風呂場の浴槽の蓋の上でつめたくなっていた。一ヶ月くらい前から、ものを全然食べなくなって、あんまりだから動物病院に連れて行った。



病院では、問診書みたいなものをとられた。飼ってられる猫は何人ですかと聞かれる。何のつもりで何人などというのだろう。何匹でいいじゃないか。採血され、結果が出るまで小一時間、待っている間も、犬、猫、モルモットなど、続々と患者?がやってくる。待合室で、足下の寒さが気になりかけた頃、再び診察室に呼ばれた。点滴をしましょうという。その間、吐く息のとても煙草臭い先生が、採血結果の一枚の白い紙を前に、頭から滔々と読み上げ始める。人間ドックのあの、診断結果のものとほとんど同じ内容、β値、γ値 赤血球白血球、ヘマトツリット、ナトリウム・カリウム・クローム…。2、3十分は続いたろうか。

それでどうかと言えば、一等最初に触診をした際の「腎臓が腫れてます」以外の具体的な事は、だらだらとした数値報告からは何も理解出来るものは無かった。
診察後、こちらの都合もいっさい聞かず、「明日も来い」という。人間様の病院だって、「明日はこられますか?」と聞くのが普通である。

何か違うものを感じて、そうそうに引き上げた。以後、医者には行かず、つききりで家で様子を見た。何の病気もしなかった猫が、突然何も口にしなくなって、水ばかり飲んでじっとしている。動物は自己治癒の本能で治しているのだと、ずっとそばにいるとよくわかった。一週間位して持ち直し、赤みの刺身に口を付けたが、戻してしまう。

いつも居る風呂場でじっとしていたが、最後の一週間は風呂場から出て来て,家族の横で寝ていた。玄米の粥を作り、これに溶かした栄養剤を混ぜ、ミキサーで砕き流動食にして一日二度スボイトで食べさせた。体重は半分に減ってしまっていた。背骨と腰の骨が触るとはっきりとわかった。
普通の餌には、口を近づけるが一切食べずに、前足で砂をかぶせる行為をした。
 
この猫は、何度呼んでも、どこにいても呼ぶのが聞こえると必ず「にゃぁ」と返事した。一度など、一体何回返事し続けるか試してみたが、こちらが根負けしてやめるくらい律儀に返事した。
「おい!」「にゃぁ」「元気か」「にゃぁ」「どや、調子?」「にゃぁ」「おまえはほんまに可愛いなぁ」「にゃぁ」「そろそろ寝なよ」「にゃぁ」きりなく返事した。
紀元節の日の、朝五時頃まで一緒にいて、眠るために、風呂場に帰って行った。それが最後となった。家族が見つけたのが午前10時だから、わずか5時間の間に死んだ事になる。最後の最後まで親猫・家族と一緒にいられたのだから猫は幸せだったと思う。     −続く−











2006年02月01日(水) 天皇家の男系という伝統について考える。



 簡単に言うと、ご先祖を辿ると、初代神武天皇に辿り着くという事。なぜ、女系だとだめ(良い悪いの問題ではなく)なのか、図を作ってみた。



独身で終わった女帝は、傍系から猶子(ゆうし、養子 一般の養子とは異なる)を迎え入れたりした。女帝はあくまでも、次の男系が決まるまでの「中継ぎ(ピンチヒッター)」であった。

 男は「種」、女は「畑」と考えると、直感的に理解しやすい。よその畑(朝鮮人・ロシア人を、嫁に迎えても)に、種を植えるとき、同じ種であれば、同じものが出来る。ところが、畑が帝になって、よその種を迎えるとどういうことになるか。植える種(迎える婿)によって、時には、粟(あわ)・時には麦・時には米、となってしまい、到底、*万世一系にはなりえない。この万世一系というのが、日本の皇室の伝統なのである。世界でも例のない、神からの子孫とされている。
信じようと信じまいとそうされてきた。西暦が、キリストさんが生まれた後先を境にしてなっている事と同じで、信じようと信じまいとそうなっているのである。大切にしたい。
ちなみに 男女平等論も関係のない事である。

*万世一系
日本は神の子孫たる天皇家によって、他国のように革命や王朝の断絶を経験することなく統治されてきたとする史観

参考文献
「皇室断絶」        中川八洋 著  ビジネス社
「女性天皇容認論を排す」  八木秀次 著  清流出版
「皇室伝統」       谷沢 永一 著 PHP研究所 




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