NINJA-TOOLS

お気楽人間の日々徒然。

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2004年02月29日(日) 姫来襲!

日中、地元をぷらぷら。
昨日宣言した通り、M印良品にてパルプボードの3段ボックスとMD収納ケースを購入。

家に帰ると、アニキ夫婦が姫を連れて遊びに来ていた。
お茶やらお菓子やらひとしきり食べたあとらしく、すっかりおくつろぎの皆様。

私が靴を脱いでいると、姫は玄関までトコトコやってきて
ニコニコ笑いながら早く遊ぼう!と言いたげに地団太ふんでソワソワ。
どうやら一番真剣に遊んでくれそうな人が帰って来た!と思っているらしい。
いやその通りだけどさ(笑)。

ってことで、遊び倒す。
また2階に上がるのが流行り出したらしく、ひとしきり遊んで降りてきたのに
また階段を昇ろうとするので、「もう行かないよ。」と大人たち。

そしてアニキ達が持ってきた和菓子を食べようとしていたオイラが
「おねえちゃん今からおやつ食べるし2階行かないよ。」と言うやいなや

「○!!★*@;+■▽※?¥¥!>。〜〜〜♪」
と宇宙人語を嬉しそうに話しながら、自分専用の赤ちゃん椅子を
部屋の隅から押してテーブルまで持ってこようとする。
(もちろん1歳児のチカラでは無理。^^;)

どうやら、
「おやつ?早く言ってよ、待ってて!私も用意するから♪」
と言いたかったらしい(笑)。

てか、アンタ、さっきおやつ済ませたじゃん!!と、
オトナ達のコトバをよそに、椅子に座らせろとお姉ちゃんに訴え、
赤ちゃんようのせんべい(味ありません)をパリパリさせながら
お茶でカンパ〜イ♪(笑)

沢山の笑顔と笑いと癒しをもたらせて、嵐の様に去っていった姫。
姫が帰った後はいつも、少しの間だけ家の中が静かに感じる。

夕方、オトンとオカンと3人で地元のお好み焼き屋へ。


生地がほこほこしてて、キャベツもたっぷり刻んであって、めちゃうま♪

そんなこんなで、本日はMD&CDの整頓はできませんでした(笑)。


2004年02月28日(土) 気分は発掘作業・・・

のんびりした週末。
前から気になっていた押し入れの整理。

押し入れと言っても階段の下のスペースなので
三角形のイレギュラーな狭い内部にカラダごと突っ込んで
しまっていたカバン類をいらないものは捨て、
内部を何度も拭き掃除して、乾燥剤をしこたま投入。

満足♪

しかし、捨てるものの山を見て、
私はずっとゴミを仕舞い込んでいたのか?とアタマを抱える。

買ったけど全然使わなかったっていうのはほとんどなくって、
使い込んで使い倒して、使わなくなったものが押し入れの奥に入れられ。。。
の繰り返しだったんだけど、こまめに使い倒したものは捨てなきゃね。

明日は3段ボックスと収納箱を買って、MD&CD類の整理なのであーる(笑)。


2004年02月27日(金) 鼻毛ボー。

部の引越し作業に明け暮れる一日。

ホコリまみれになってくしゃみ連発、な一日。
そら鼻毛も伸びるっちゅーねん。(別に計ってませんが)

テンパり気味の一日につき、最後の最後になって
一つだけド勘違いしていた作業が一つあっておお慌て。
ひたすらごめんなさいという気持いっぱいで残っていた人に手伝ってもらって終了。

ちかれました。ぶひー。

週明けは積み上げたコレをまた一個一個開けなきゃいけないと思うとぞっとします。


とあるオジサマが小耳に挟んだところには
同じく引越し作業をしていた他の部の人が積み上げた段ボール箱を見て
「燃やしたら楽しいだろうね〜。仕事しなくていいし。」
と言っていたそうな。


めいびー(笑)。



2004年02月26日(木)ダムに沈む温泉。〜川原湯温泉その1〜

昨年訪れた薬師温泉。
その先に4〜5年先にはダムに沈んでしまうという温泉の町がある。
それが川原湯温泉だ。

なんだか鄙びた風情に身を浸したくて、
この川原湯行きをずっと計画していて、
やっとこの日実現。

高崎から大好きな吾妻線に乗って、目指すは川原湯温泉駅!


久しぶりだぜ、吾妻線!!

平日の午前とあって、車内はのんびり。
なんだかおいしそうな香りが漂うと思えばとなりのボックスの
おばあちゃん二人がお焼きを分けっこしていた(笑)。
窓べりにはおばあちゃんコミュニティー必需品のミカンもちゃんとある。

高崎から揺られること1時間ほどで目的地へ到着。


ええ、降りたのあたしだけですけど(笑)。

川原湯駅にさしかかるあたりで車窓からこんな看板を発見。

なのでわざわざ5分ほど歩いて戻って撮影(笑)。

やはりここまで来ると標高が高くなってきているのでひんやりとした寒さ。
雪も道端に残っている。近くの吾妻渓谷は凍結のため遊歩道は封鎖。残念。

しかしまぁ・・・いくら数年後にはダムに沈む町とはいえ・・・
駅前の国道沿いに建つドライブイン風食堂は、バンガロー風の作りがなんとも昭和な感じをかもし出し、
ビニールの飾り屋根(しかもショッキングピンク)は見事に破けたまま。
破けたところが工事用のダンプが通るたびにバサバサとなびいている。

おもむきどころの鄙びっぷりではない。
ウットリ身を浸す隙間もないほど説得力のある鄙びっぷり。
決して面白がる意味ではなく「沈み行く地なんだなぁ」と思う。

この先の「温泉街」(あくまでもそう呼ばれている)にはどんな風景が待ち構えているのだろうかと
えもいわれぬ期待感を抱きつつ、まずは腹ごしらえ!
そう!旅、とくれば地の旨い飯!

ということで、自称調べもの番長であるところのオイラが事前に調べに調べておいた
田舎料理を食べさせるところへと向かう。
かやぶきの、古いけどこじんまりとして雰囲気のいいそこは・・・なんと定休日(どっかーん!!)

サリヘイさん、調べもの番長失格・・・(泣)。
あーあーあー・・・と一気に肩の力が抜ける。
アワとかヒエのごはんが食べられるということで、楽しみにしていたのになぁ・・・

まぁいい、とにかく「温泉街」へ向かうべ。と歩を進めるも、
「本日は午後から営業します。」と書かれた美容院(というか理髪店)、
朽ち果てた食堂の建物を横目に、高崎駅で見たダルマ弁当でも買っておけばよかったかなと脳裏をよぎる。
(サリヘイさん、すでに弱腰(笑)。)

途中、名所を知らせる看板を見つけ、気を取り直してそちらへ行ってみる。
なんかフツーの駐車場を突っ切った先に建っていたのは・・・


えっと・・・・加納治五郎とかいう人の別荘だそうです。(・・・誰ですか)
いちおう撮っておきます名所ですし名所ですし名所ですし・・・と唱えてパチリ。
(柔道の有名な人だそうです)

再度、気を取り直して「温泉街」へ・・・


えっとね、てかね、ここに来るまで10分ほど歩いて誰とも会わないんですけど・・・

旅館の入り口の「歓迎」と書かれた黒いボードには、名前がまったく書かれないまま。
よく見ると中には廃業したと思われる建物も。

とにかくこの辺りからいわゆる「温泉街」らしい。。。。

この町は切り立った斜面に肩を寄せ合うように民家や民宿が軒を連ね、
ごちゃっと凝縮したところに細い細い路地が時折伸びている。

しばらくすると、第一の目的地「聖天様露天風呂」の看板が。
有刺鉄線を張り巡らせた鉄柵の扉をくぐると斜面を登る階段が。



階段を上りきるとそこが露天風呂の入り口。
はいはい、お履物をお脱ぎになって・・・え?


これは露天の域を超えた「露(あらわ)になったお風呂」です(笑)。
風呂に屋根がついて、脱衣の棚があるだけ。
でもこれがまた、すんごく気持ちよさそうなんだ!!


湯船にたっぷりとそそぎ込むお湯は、硫黄の香りの濃いとてもいいお湯。
ケロリン桶もイカしてます(笑)。
このお風呂はもちろん混浴。
ここに来るまでほんっとに人っこ一人会わなかったので、
その場で5分ほど悩みに悩んだのだけど・・・入浴はあきらめることに(悲)。

お風呂のさらに奥にある聖天様をお参りに。


賽銭箱の横に備えられているモノは、いわゆるモノです(笑)。
聖天様は夫婦和合の神様だとか。

お参りを済ませ、また露天まで戻り、またもや数分悩み(笑)、
今度こそあきらめて温泉街の道へ戻る。

しばらく歩くと温泉街の地図に出くわす。
大体は行く前に把握しておいたのだが、一箇所気になっていたところが目にとまる。
この町には共同浴場が2つあって一つは王湯。こちらはとても有名でこの町のシンボル的な存在。
もう一つは笹湯。地域に根ざした本当に町の共同浴場といった風情の場所。
ところがその笹湯のあるべき場所にガムテープが貼られて消されているのだ。^^;;

少し前に見た川原湯観光協会の掲示板に
笹湯の料金(300円)を払わないで入っていく心無い人があとをたたないので
管理費がまかなえず、閉鎖の危機にある、と書かれていたのがとても気になりつつも歩を進める。

ようやく宿らしい宿が軒を連ねるようになってきた。
和風のたたずまいが趣のある山木館などを横目に、なんか食事できるところがないかもチェックしつつ(笑)
長く長くつづくゆるやかな坂の一番上近くにある王湯に到着。


実際はもっとこぢんまりとした構えです。

とりあえず、実際に足を運んで見たかった景色を目にしつつ
第二の目的地ポイントに着いた安心感もあって、更につのる空腹感(笑)。
共同浴場での入浴は午後の遅い時間に予定していたので、
とりあえずは、王湯の真下にある「そば・うどん」とのれんに書かれた山吹屋へ。

のれんをくぐり、ガラガラと戸を開けて中に入る。
入ってすぐのところには4つほどのテーブルが並び、
その奥にはカンペキに「人んちの居間」仕様になっている4畳ほどの座敷。
でもコタツにはメニューが置かれていたので間違いなくそこも客席。
つけっぱなしのテレビではみのもんたが何かしゃべってる。

この店は50代ぐらいの夫婦で営んでいるようだ。
奥さんが「いらっしゃい^^」とお茶を出してくれた。旦那さんは厨房の奥。

机に置かれたメニューをじっと見る。
何しろ予定していなかった場所での食事。
しかもうどん・そばに限らず定食やら丼ものやらまんべんなくあるので
選択に困る。う〜ん、う〜ん。。
うどん・そばと書かれているならうどんかそばだろう・・としばし考え、
無難な天ざるをオーダー。

ふぅと落ち着いてもう一度メニューをなにげなく見ていたら
「そばの蒲焼き」なるものを発見。気づけば机に挟み込んである雑誌の切り抜きには
その「そばの蒲焼き」が載っている。しかもタレのついて照り良く焼かれたそれは
かなりウマそうではないか。しまった、名物を見落したらしい。
でも気づいた時は既に遅し。天ぷらのカラカラと揚る音が(笑)。

しばらくして作業着姿のおじさんが一人来て黒豚の角煮定食とやらをオーダー。
ちくしょう、それもウマそじゃねーか。
(つくづく人の頼んでるものはウマそうに思えるのである。)

天ざるは・・まぁ無難ちうか、天ぷらが無難。
海老1本と椎茸とかさやえんどうとか玉ネギとか、そんな感じ(笑)。
ただし細目に切られた蕎麦は、コシもあってうまかった。

後から来たおじさんは、私より先に食事を平らげ「お会計。」
領収書書いてというおじさんの言った宛名は「○○ボーリング工業」。
どうやらダム工事関係の人らしい。
すぐ近くの民宿に泊まっているらしく、出前をしてもらえるかどうか聞いていた。

蕎麦湯もいただいて、お会計。
私の荷物を見て「日帰り?ここは静かでびっくりしたでしょう?^^」と奥さん。
この静かさを期待して来たからよいのです。^^
気さくな奥さんに、勇気を出して聞いてみる。
「この『そばの蒲焼き』って持ち帰り用に作ってもらえないですか?」
「ダメなんです。^^」

即答。^^;
きっと同じこと言う人多いんだろうなあ。。。

山吹屋を後にして、更に奥へと散策することに。

10mも歩かないうちに川原湯神社の入口発見。
ココには新源泉がある。
(ちなみにもともとの源泉は王湯の下、山吹屋の向かいにある。)


神社入口にある新源泉。
柵についているカゴに玉子を入れて温泉玉子を作ることが出来る。


川原湯神社。
社殿は比較的新しいもののようで、残念ながらあまり趣は感じられない。


神社脇にひっそりと立つ可愛らしい道祖神。
この地域は2体並んだ双体道祖神が多いらしい。

お参りを済ませて、更に奥地へ。目指すは不動の滝。
12月から4月までは凍結の為行かれないらしいのだが付近を散策することに。

冬枯れの道を川原湯神社から少し歩けば温泉街は終わり。
道は山の中へ。冷たい空気が頬に気持ち良く感じながら、ひたすらテクテク。


しばらくすると、眼下に川が見え、川をはさんだ向こう側の集落まで見渡せる場所が。
向こう側もダムに沈むのかなあと思いながらしばし眺める。

しかし静かだ。
そしてどうも何かが違う・・・とずっと思っていたのだがやっとわかった。
あたりの木々は落葉樹ばかり。風に揺れる葉の音がしないのだ。
耳を澄ますと聞こえるのは、ギシギシと幹がゆっくり揺れる音や枝のこすれる音だけ。
静かだから聞こえる音なんだろうな。

しばらくすると道は下り坂へ。
途中、こんな看板も。


撃っちゃイヤン♪

ほんとに何もない山の中からようやく集落が見えてきたあたりで、
こんな可愛らしい小さな道祖神に出会う。


「ささ、もうちょっと近こう寄れ・・・。」
「人が見てますワ・・・♪」
なんてアテレコしつつ(してないです)、撮影。
なんとも愛敬があってほのぼのする。

やがて道は集落へ。
古い古い集落だが、温泉街の歯抜けになってしまったような寂れた感じとは違い
生活の空気をここそこに感じる。しかしここもいずれはダムに沈むのであろう。
やたら吠えてくる柴犬のケンカを買いつつ、更に奥へ。

集落から50mぐらいだろうか、不動の滝入口に到着。
当然のことながら遊歩道は封鎖。その手前のお不動さんにお参りをして、
滝の一部をちょっとだけ見て引き返す。

このあたりでみぞれ交じりの小雨が降り始め、温泉街への帰路を急ぐ。


2004年02月26日(木) ダムに沈む温泉。〜川原湯温泉〜(完結)

【目次からこちらへジャンプした方へ】
「その1」は27日の日記の後半に載せてあります。
(データ量が大きすぎたため、一日分では入りきらなかったらしい・・・)

温泉街への帰り道、行きの道でも気になっていた看板が目に留まる。


「直売」とかいうコトバに滅法弱いオイラである(笑)。

ってことで「入口」と書かれた脇道をのぼる。
両脇に梅の木だろうか、桃の木だろうか、まだつぼみの固そうな木々が連なっている。


ざらめ状の雪がまだ残っている。


てか・・・直売所ってどこ?^^;;;

と、不安になりかけた頃にようやくトタン屋根の工場らしき建物が見えてきた。
ほんとにココで売ってるの?と不安になりながらサッシの扉をガラガラと開けると
ガラス窓を隔てて工場の内部が見える。機械の忙しく動く音で賑やかだ。
白衣に白い帽子に白い長靴姿のおじさんがいたので
「ここで売っていただけるんですか?」と聞くと
忙しそうなおじさんに変わって「私が請けますよ。^^」と気さくそうなおばさんが。

牛乳か飲むヨーグルトか迷って、飲むヨーグルトを頼む。


瓶のイラストが可愛い。

直売所なので、もちろん飲食スペースなどあるハズもなく、
外で立ったままいただく。ドロっとした見た目は濃厚そうだが
酸味のきいた爽やかな美味しい味。ごっそさま♪

さっきまで降っていたみぞれまじりの小雨に冷たいヨーグルト。
体も冷えてきたので、本日のメインイベントである王湯へと向かう。


不動滝からの帰り道から王湯を撮る。

ガラガラと扉を開け中に入ると、
左手には黒電話やら置物がごちゃごちゃ乗った受け付け場所と
管理人のおばちゃんが詰めている部屋。
右手には靴置きの棚。
真正面はふすまが閉まっていて、ここは休憩所のようだ。(別途料金必要)

詰め所からおばちゃんが「いらっしゃ〜い^^」と出てきたので、
入浴料の300円を払って、右へと廊下を進む。
廊下つきあたりのガラス戸の先は露天への入口。
その手前に内湯へ向かう下へと降りる階段が。

まずは内湯から。


私と入れ替わりにおばちゃんが一人、内湯から出てきた。
脱衣所へ入ると、棚には荷物が一つもない。カラッポ。

・・・ってことはだな、ってことはだな、、、


いぇ〜〜〜い!貸し切りでぇ〜〜〜〜〜〜い!!!!
ここぞとばかりにデジカメで撮りまくる(笑)。


桶はもちろん・・・・ケ・ロ・リ・ン♪(笑)

と、気の済むまで撮影をし、
サッサと化粧を落し、髪を濡らしてようやく湯船へ。。。。


あ・・・熱い。(汗)
熱いのもそのはず、ここ川原湯温泉の源泉の温度は80度近い。
それがそのままチョロチョロと湯船に注ぎ込んでいるので、
もちろん水も同じくチョロチョロと湯船へ注ぎ込まれている。

ソロソロとゆっくり入ってみると、あれ、中は意外と快適。
どうやら、沢山の人が出入りしてない分、熱い層が上の部分に出来ていたようだ。

ってことで、ジャバジャバと広い湯船をアホみたいに手足で攪拌(笑)。
すると気持のいい状態に。^^

この浴場は脱衣所からまた10段ほどの階段を降りてくるので天井が高い。
壁は古いし、窓の外は隣の建物の裏階段が見えたり、お世辞にも素敵とは言えないのだが、
独特の開放感と、昔から沢山の人に大切に使われてきた雰囲気と、上質のお湯が、
それはそれは心地よくて、何にも肩肘張る必要がなくて、すっかりリラックス。

熱いお湯なのに、気づけば30分は入っていたか(笑)。
本当に気持ち良かった。

たっぷりと内湯を味わったので、お次は露天へ・・・

先にも述べたとおり、内湯と露天は別の場所にあるので
一度服を着て(といってもすぐ脱ぐのでちゃちゃっとね(笑))階段をあがり
すぐ横のガラス戸を開けて、渡り廊下を渡る。そしてまた階段を降りる。
急斜面に建っている建物ならではの造りだ。階段を降りると右が女性、左が男性。
右へ行くと・・・扉があるわけでもなくいきなり脱衣用の棚。脱衣場というか脱衣エリア。^^;
ここもまた、誰の荷物も置かれてないので貸し切り状態!!(やたっっ)
そして棚の横のサッシを開けるとそこは・・・


わはーーーーっっ♪
気持ち良さそう♪寒空に湯気がもうもうとたち込めている。

露天からの眺望は、決して遠くまで見渡せるわけではないけれど
眺めているとまるで崖の途中に浮かんでいるかのよう。
冬枯れの木立や、向かいに見える山の峰峰を見ながらひんやりした空気を味わって入る露天は格別だ。

しかしこちらも熱いこと。^^;
内湯より熱い気がする。それだけ長時間、誰も入ってないようだ。
ってことで、再度バシャバシャバシャと人間攪拌機となってお湯をかき回す(笑)。

源泉の湯口に竹のコップが置かれていたので、飲泉をしてみた。
さすがに80度近いお湯につき、フーフーしながら(笑)。
お味は・・・えーっと・・・ゆで卵をサラサラで透明の液体にした感じの味(笑)。
もわっとくる硫黄臭にまずむせてしまうので、
私はどちらかというと伊香保の鉄サビ味の方が飲める気がする。
(まぁどっちも美味ではないんだけど(笑))

しかし気持のいいお湯だ。体の芯から暖めてくれる感じ。
じわじわじわじわ・・・と体にしみこむ温かさを楽しんだり、
谷から吹き上げる風を顔に当てたり。寒い季節の温泉は本当に格別。

のぼせそうになると湯船から上がって休憩。体が冷えないように
背中に手ぬぐいを広げてお湯をザバーッとかけたりして(これがまた気持ちいい!)
一人湯治ごっこ(笑)。

またココでも30分ほど浸かっていただろうか。
鏡に映った湯上がり姿は真っ赤にゆだっていた(笑)。

すっかりポカポカになって、王湯をあとにする。
帰りの電車の時間まであと50分ほど。夕暮れ時の寂れた町並みを散策しつつ
閉鎖の危機にあるという例の笹湯を探してみることにしたのだが、これがなかなか見つからない。

通りから一本路地に入った奥、というのは確かなのだがどこにも看板がない。
やはり閉鎖されてしまったのだろうか?でも建物を見るだけ見ておきたいなぁと
適当な路地に入る。が、どうやらそこは駐車場らしきスペース。

・・・ん?でもまだ先に進めるみたいだぞ?奥へと進む。
その先に見えた木造の古い家屋、あんな感じの建物だったよな・・・近づいてみる。
窓から中の様子が見えるのだが・・・内部はタイル貼り。
真ん中にあるのは・・・湯船?^^;;;

ってことで、あったーっ!!!!

どうやら、笹湯の裏側から来てしまったらしい。^^;


笹湯入口。管理人すらいない、町の共同浴場である。

「中の箱に入浴料をお入れください。」などの注意書きがある入口は暗く、
やっているのかどうかさえ分からないほど。しかし、入口から入ってすぐ左の男湯の湯船は
たんたんと湯をたたえ、湯口からも湯が入り込んでいるようだ。
(男湯は窓からも、入口からも内部の様子が見える)

浴場は電気は点いていないが、大きな窓から入る光で明るさはじゅうぶん。
戸に手をかけるとガラガラと開く。右手扉の向こうの女湯からは湯を使う音が聞こえてくる。
どうやら閉鎖はされていないみたい。

時間もあることだし、浸かっていかない手はない!
ってことで、入口入ってすぐの箱に入浴料300円を入れ、右手扉をあけ女湯へ。

扉を開けるとそこはもう浴場である。
内部はくもりガラスの窓が大きく、明るい。
天井も高く外観からの印象とは大きく違い開放感がある。
すぐ正面には脱衣用の棚が12ほど。
タイルを張り巡らせた洗い場は脱衣スペースから1段降りた位置にある。
先客におばあちゃんが一人、ぬか袋で体を洗っていた。

かけ湯をして、ゆっくり湯船に入る。
ここのお湯ももちろん熱い源泉をひいているので
常にホースからチョロチョロと水を流し込んでいる。
しかし、水で薄まってもこの温泉の濃さが薄まった感じがしないのが不思議だ。

湯に浸かりながらあらためて浴場を見渡す。
木造のそれは、壁板の隙間から外の光が見えたりして、とても古く素朴な風情。
だからと言って決してオンボロという感じでもなく、
昔から大切に町や旅の人に使われてきたのだなぁという
なんとも言えない大きな空気に包まれているような気分になる。

しばらくすると、もう一人、おばちゃんが入って来て、
先客のおばあちゃんと世間話をしている。
どうやら近くの宿から来たというよりは地元の人らしい。

この町の日常に少しだけお邪魔させてもらった気持になって、湯船からあがった。


笹湯入口へのアプローチ。
普通の道順で行っても気づかないで引き返してしまいそうだ。

うすぼんやりとした夕闇の青い色がたちこめた川原湯の町を駅へ向かって下る。
昼間は閑散とした空気を感じたこの町も、古い家屋の奥から小さく漏れてくる
生活の光に不思議と夕景の寂しさよりも温かさが感じられた。


川原湯駅駅舎。
窓口は閉まってるし、誰もいないしで
この駅、電車停まらんのとちゃうか?と不安に(笑)。


ホームより草津方面を写す。

通学の高校生で賑やかな17:36発高崎行き吾妻線に乗り、
高崎から新幹線ときに乗車。

旅といえば駅弁でしょう・・・


ってことで昼に目をつけておいたチャーシュー弁当を購入。
お味は・・・もう少し濃い目が好みかな。

ダム開発の着々と進む川原湯の町は、その土地を離れていった者の痕跡と
離れずに生活を続けている者の不変の空気とが混在した小さな町。

寂しくも暖かい。

よほどのどんでん返しがない限りは確実に4〜5年後には水の底に沈む運命だ。
そして温泉街は源泉をそのまま生かして新しく移動することになるらしい。
新たな活気が生まれ、このお湯がこれからも楽しめることは嬉しいが、
この小さな古い町のこの空気は水の底へ・・・



もう一度、沈む前にまた来よう。

蕎麦の蒲焼きリベンジもあるしね(笑)。

(おわり)


2004年02月25日(水) Share My Air - 山本一Session at Mardigras -

またまた素敵な人に出逢ってしまいました。

Shanti Snyder(シャンティ・シュナイダー)

サザンファンだとその名を知る者は少なくはないと思う。
私もその一人なのだけれど、一人のアーティストとしての彼女のステージをきちんと見たことはなくて。
(K田氏やM田氏のステージで1曲披露、なんてのはあったけど)

ハジメさんのセッションを見に来る姿は何度か目にし、
話したりもしたことはあったのだが、とうとう彼女がセッションに登場!
大好きなMardigrasへ向かった。

今日のバンド構成は

山本一(Fl, Sax)
坂本竜太(Wood Bass)
玉木正昭(Perc)
稗田まみ(Key)

ゲストボーカル
Shanti Snyderと西涼子(from Scorpion Death Funk)

まず1曲目はインストでCarol KingIt's Too Late
(ハジメさん曰く、「遅すぎたので」というタイトルだそうで(笑))
竜太さんのウッドベースや玉ちゃんのパーカスが気持ちいいのはさることながら
稗田(ひえだ)さんのピアノ!!Mardigrasのアップライトのピアノを
実に渋く、なんとも男臭く(女ですけど)、カッコよく弾くのだ。
そして熱い熱いハジメさんのSaxソロ。気持ちいいなぁ。
相も変らぬすばらしい演奏陣である。

そして2曲目からシャンティの登場。
10代と言っても何らおかしくないようなどこか幼さのある彼女が
言葉を発すると、なんと芯のスッと通った気持のいいくらい真っ直ぐな女性なんだろう。
そしてひとたび歌いだすと、なんと澄んだ声で、情感を込めて、しっとりと歌い上げることか。

彼女の1曲目
Natalie ColeMore Than You'll Ever Knowから、
一気に彼女の世界に惹きこまれてしまった。

22歳の彼女。しっかりしてるね〜って話になって、
「俺たちが22歳の頃ってむちゃくちゃだったよなぁ?」というハジメさんに、
「俺はそうでもないよ?」と玉ちゃん(笑)。その後すぐさま叱られる(笑)。

彼女はオリジナルも披露。
「空気(息)を分かち合おう」という思いを込めて作ったShare My Air(英語詞)
海に行ってひらめいて海で作った曲というShimmering Eyes(日本語詞)
その2曲どちらも彼女のひととなりがよく分かるような綺麗な曲だった。

ソウルフルでキュートな西涼子さんのソロや、
シャンティとのデュエットも交えつつ
バンドメンバーによるインストなどなどで実に気持のいい時間。
ハジメさんのゲストの引き立て方やライブさばき、やっぱり好きだなぁ。

ラストは白熱のソロ回し。
玉ちゃん・・とうとう壁までパーカスにしていた。(笑)

じんわりと素敵な音たちをかみ締めながら、今日は早めにMardigrasを後にする。
明日は楽しみにしていた日帰り温泉である。

==Shanti's Live Info.==
2004/03/19
四谷mobius(メビウス)
Shanti(Vo)
竹本一匹(Per)
内田壮志(B)
ウエキ弦太(G)
竹越かずゆき(Pf)
Charge:\2,000
1st Stage 20:00〜20:40(カバー)
2nd Stage 21:20〜22:00(オリジナル)
3rd Stage 22:40〜23:20(カバー)


2004年02月24日(火) つかの間の逢瀬


マイブーム。と言っても一昨日からだけど(笑)。
遅まきながら豆乳ブームというか「スゴイダイズ」ブーム。
「スゴイ」と自分から言うだけあって、スゴイ(笑)。

なんつーかね・・・ズバリ「豆腐を飲んでる」みたいな味。
これしか適切な表現が浮かばん(笑)。
コレを飲んだらあなたもきっと白いゴハンと醤油が欲しいと思うはず(笑)。
とてもちっちゃなパックで、コンビニで売ってます。


さて、部のボスが・・・肺炎になっちまいました。^^;
先週から風邪気味だ、調子悪いとブチブチ言っていたように思うのだが
(皆の衆、スルーしていたのでほとんど記憶にない・・・^^;;)
今朝、自宅から救急車で病院へ。即入院が必要・・・と言われたものの
ベッドが空いていないということで、自宅療養だそうで。
ええんかそれ。大丈夫なんか。

ご本人からその旨の報告ならびに業務の電話がかかってきたのだけど、
そーとー「弱」でした。^^;どうかお大事に・・・

今日は会議があって、明日から3日間で部の書類をダンボール箱に詰めて
組織変更に伴うフロアのレイアウト変更。
私の所属する部は同じフロアでもエレベーターホールを挟んで反対側の南側に。

わっはは〜〜〜〜い!!
眺めが良くってよ〜♪♪
しかもお日様があたるぅぅ〜♪


じゃなくって。

我が社、実は年末には現在建設中の自社ビルへお引越しなのです。
それまでの何ヶ月かのためにレイアウト変更だなんて必要なの?
ってぐらい微妙なレイアウト変更の内容。。。
レイアウト変更するだけで結構なお金かかるのに。
テナント料がかかるから自社ビル建ててるのに(笑)。
でも決まった事だしやるしかないんだけどね。^^;

てか3日間しかないて。。。どんより。

だけどやってやろうじゃないの、2日間で。(あれ?)


仕事が終わって会社を出て月を探す。
昨日はあんなにくっきり鮮やかに空に浮かんでいた下弦の月。
今夜はソフトフォーカスがかかったような柔らかな空に
淡く輝いて浮かんでいた。しばらくして月は雲間にかくれんぼ。

少しひんやりする外気も、前とは確実に違うものになってきている。
ほこほことした暖かい気持ちで銀座界隈をウキウキと歩いた夜だった。


2004年02月23日(月) 今週の容子さん。(追記)

嵐の次の日は空気がとても澄んでいる。


帰り道、こんな感じで視界にビルが飛び込んでくるところで
ものすごく綺麗な青い夕暮れの空。真ん中のビルの上に細い細い下弦の月。

空が一層暗くなると、月の輝きは更に増して
細い下弦の光に月の欠けている部分までもがうっすらと濃いグレーになって見えていた。
空気が綺麗だとここまで見えるんだ・・と、
ひんやりしてきた空気に肩をすぼめながらしばし見とれる。


さて「プライド」問題ですが(笑)、
2年も音沙汰無しで現れた夏川さんの
ドラマとは言えサブイボなセリフのサブさ加減も
たまんなかったですけど

やはり今週も容子さんです(笑)。

「うわ、きた・・・」
ってストーン!と矢が刺さったセリフがあったんだけど、
ちゃんと覚えてないんだ。^^;;;

ファンサイトの名セリフ集が更新されるのを待つとしよう(笑)。

さてこのドラマ、竹内結子ちゃんもまぁ主役だから可愛いけど
MEGUMI、いい味だしててウマイ。こういう子、いるいるって思っちゃう。

光ってる感じがします。


ってことで、容子さんのセリフはこんなでした。====================================================================
ハル:ただ、俺なんていうか、不安な気持ちになっちゃうんですよね

容子:不安?

ハル:うまくいってるとなおさら

容子:この幸せはいつまでも続かないかもしれない

ハル:まあそんなも感じですかね

容子:でもいつもじゃないでしょう?そう思うの。たぶんその子のこと、すごく好きなのね

ハル:いや別に…

容子:失いたくないから不安になるんでしょう?あんまり考えすぎちゃダメよ
傷つく前に自分から離れちゃおうって、そういうところに行き着いちゃうから
====================================================================

苦しいと逃げちゃうんだよね・・・
容子さん、達観しすぎ(苦笑)。


2004年02月22日(日) あ?新年会だと?


近所のちいさな梅の木が満開。
いや、満開というか花びら反ってる気が。
そこまで嬉しいか、と言いたくなるような暖かい陽気。

今日は久々のHULAレッスン。
月2ペースはレッスンの入り方によっては間延び感なきにしもあらず。

案の定、前回つけたアレンジはすっかり変えられ、新しいアレンジに。^^;
アタマどっかん。脳みそばーん。まゆ毛ぼー。(まゆ毛は関係ない)
いやいや、前回のを覚えきれなかった私達が悪いんだよね、って後で反省したんだけど。

そんな戸惑いはありこそすれ、いつになく白熱したレッスンで充実。
レッスン後は、日曜フラクラスの新年会。

は?

いま何月でしたっけ??

なんてツッコミは
キッチンの戸棚の一番高いところの奥ぅ〜の方にしまっておいて(パタン)
・・新年会(笑)。

教室にて私達のクラスとその後の時間に入っている男子フラクラスの面々と
先生と校長先生で酒盛り。
いやあ、相変わらず盛り上がった。^^
校長先生が日本酒、ビール、焼酎、泡盛、ワイン、スコッチを持参。
誰にも文句は言わせないようなラインナップで。^^;;;;

男子フラクラスには、Making Booksのメンバーも参加していて
今日は宴につき楽器も持参。飲めや歌えや踊れや状態に。^^
先生も、生演奏の気持良さに何曲か踊ってくださり
めったに先生の踊る姿を見れない私達は密かにハアハアしながら見ていた(笑)。
やっぱり可愛いんだよなぁ。先生のフラ。にこやかで、女らしく柔らかで。
普段あんなにハキハキした先生なのに。ふわーっと空気が変わる。すごいんだ。

それにしても、Making Booksさん達
レパートリー増えたなぁ(楽器もね(笑))と気持ち良く聴いてた。

あ。

大切なライブ本番はラストのキメがキメのはずがオチになってしまうのは避けてください(笑)。

15時ごろ始まった宴は気づけば21時に。相変わらず深酒集団である(笑)。
バタバタと後片付けをして外に出ると、大粒の暖かい雨。

さらに最寄り駅に着く頃には嵐に。^^;;;
ほんの15m程度のバス停と自宅の間を駆け抜けただけなのに
ビショビショに濡れてしまった。

明日は月曜だし早く寝なくてはと思っていたものの
興奮状態さめやらずなのか、なかなか寝付けず夜更かししてしまった。
ベッドでしばしゴロゴロとのたうちまわる。

寒い夜じゃなかったのがせめてもの救いかな。


2004年02月20日(金) がびーん。

昨年、品川の教会で行われた畠山美由紀のライブ、
TASライブ前日ということで、行かなかったんだけど・・・

コーラスに真城めぐみがっっ・・・!!!!

この2人と言えば
私の好きなボーカリストいん・ざ・わーるどの中の2人なワケで。

その2人の共演を知らず逃していたワケです。しょおぉぉぉぉっく!!
イープラスの抽選、当たってたのにさー(T_T)

一日中「悲しいお知らせです・・」って言葉がアタマの中でこだましてたよ。

もうアッタマきた!

畠山美由紀のDVD付きCD買ってやる!!

そしてそのためにDVD再生できるパソコンも買ってやるから覚えとけ!!
(元々予定してたじゃねーか。>パソ購入)

美由紀嬢とめぐみ嬢の声がどんな感じに合わさっているのか、
かなり楽しみである。

今日は部に新しいプリンタが来たので、
各パソコンのプリンタドライバの設定を、人のいなくなった定時過ぎてから
ちまちまとやっていた。

残業していた一人のおぢさまが、
「なにやってるの?金曜の夜に残業なんてしてないで帰ったら?」と言うので
これこれこういうことやってます。と説明したら
「そんなの、自分のパソコンの設定なんだからみんなにやらせりゃいいじゃん。^^^;」
とおっさった。

いや、確かにそうだ。間違ってない。だけど・・・^^;;;

一から一人一人説明しないといけないし、たいていは
「これどうやるの?」「なんかヘンになっちゃった!」などなど
様々なオプショナルのついたトラブルになって、大変なのれす。^^;;;
何故かおじ様方って・・・ひと手間かけた誤操作するんだもん。。。^^;;;;

と、説明したら・・・
とってもとってもナットクしてくれた(笑)。

家に帰って遅い晩御飯を食べ、
今日こそは布団でぐっすり寝るぞう!と早々にお風呂に入ったら。。。

そこで撃沈。^^;;

気づけばどうやら3時間ぐらい風呂で寝ていたらしい。
久々に風呂寝やっちまっただ。^^;;;;


2004年02月19日(木) 息吹。

幸せ感にすっぽりくるまれて迎えた翌日、
とりあえず寝不足も手伝ってなんだかふわふわとした一日。

ランチタイムにぼんやりと会社のエレベーターに乗りこんだら
先輩(配属同期、1児の父)が乗っていて声をかけてくれたらしいのだが
まったく気づかず。
部のフロアにいる時以外は極力他人との接触を避けているので、
(仕事意外に関係を築くのが苦手という自分勝手な理由から)
あまり注意深く周りを見ない私がいけないのだけど
エレベーターを降りて話しかけてきた先輩に
「気づかなかった。^^;;」と言う私に「ホントかよ。^^;」と先輩。

ホントなんですよぅ。すんませんねぇ・・・

ちょっと気をつけよう。

仕事を終えて会社を出ると、
わずかに湿度の上がって徐々に春へと近づいている空気を感じる。
これからの帰り道は、次々とつぼみを開く花の香りを感じながら。
夜道だけにその分嗅覚が敏感になるのか、甘い花の香りが飛び込んでくるのが楽しい。
そして立ち止まって「どこかな?」とその香りの主を探して見つけ出すのも。

今夜は早くも沈丁花の香りがした気がするんだけど、気のせい?


2004年02月18日(水) 愛しい光景、愛しい空間、そして愛しい人たち。

南條SOUL BAND @ FRIDAY

1ヶ月以上も間があくと、なんと待ち遠しく感じられたことか。

南條さんの熱いボーカルと暖かい笑顔
成田さんのあの独特のしなやかなリズム
つんちゃんのとても雄弁で心をくすぐるベース
ふかまっちのエンターテイナーっぷり
佐藤さんのスマートなソロやカッティング
春名さんのオトコマエなサックス
鈴木さんの高らかなトランペット
ケロさんのスケールの大きなボーカル

その一人一人の、一つ一つの音が、わぁ・・・っと胸に飛び込んで来て。
そして次の瞬間その音にぐいっと引き寄せられてすっぽり抱きすくめられたような気持ちになる。
小さなことでしゅんとしていた心が、一瞬のうちに温かく満たされてしまう。

このバンド、この音、愛に溢れているよなぁ。
きっとこの先、いつどんな時に彼らのライブに行っても
彼らは変わらずに素晴らしく温かい音で迎えてくれるに違いない。
あらためてそんな風に思わせてくれる夜だった。

今日は鈴木さんは遅れて参加ということで、
南條さん曰く「偶然フライデーを通りかかったら南條ソウルだったので参加した」
(んなアホな・・・と思っていたけど、ホントにそうだったらしい(笑)。
春名さんによって拉致(笑)。奥さんに楽器を持って来てもらったらしい。)
という斎藤幹夫さんがトランペットのピンチヒッター。

ところが1stステージの1曲目が始まってほどなくして
ゼーゼー・・・と言わんばかりに階段を上がってきて呆然と立ち尽くす、
身長180cmのお髭のカワイ子ちゃん(笑)。
わぁ、こんなに早く来れたんですね!と話し掛けると
「・・・疲れた(グッタリ)」と虚ろな表情。^^;
でも1曲目が終わらないうちにウッドブロック鳴らして参加してたし、
2曲目からはトランペットも入っていた。さすが(笑)。
Honky Tonkで「おらおら!」と観客を煽るがごとくのソロ、大好き。

本日のつんちゃんはプレベ。最近登場回数の多いプレベ。ズン、と響く太い音が好きです。
Take Me To The Riverの冒頭、曲が入るところでネックを持った手を
スライドさせてブーン!と言わせたり、Love The One You're With
ぎゅっと口を結んで黙々と弾く熱いソロ、歌い上げるような Sunshine の切ない音、
どっしりとした成田さんのリズムの中で縦横無尽に遊びまくるところ、
ツボにつづくツボ。うーん、やっぱりいいなぁ。

そして、我らが春名さん。今日もカッコよかった。^^
「俺にまかしとき!」って感じの男前なSaxソロはいつも心に何かを灯してくれる。
この方の心意気がまっすぐ伝わってくるようで、音を聴いてもその姿を見ていても気持がいい。
Cold Sweat の爆裂ソロはいつ聴いても男臭くて、カッコ良くて、
「もっと来んかい!!」と客を煽ってくる。いつも興奮させられる瞬間。
そしてダニー・ボーイの後半、まるでうわぁーっとこみ上げてくる感情をそのまま音にしたよう。
何度聴いても、じんわりと温かく、泣けてしまう。ハートのある音。
クルクルッと真ん丸のいたずらっぽい目をして楽しそうに叩くコンガも気持ち良かった。^^

久しぶりと言うこともあってか、大大大盛況のフライデー。
酔っ払いも、そうでない人も(笑)、踊りまくる。
今日は南條さん、深町さん、鈴木さんのお誕生祝いもあって更に大盛り上がり。

2度のアンコールに応えて終わる頃には12時をまわろうかというところ。
いやはや、すごいライブハウスだ(笑)。すごいライブハウスと言えば、
フライデーは今日で25周年なのだそうだ。祝!四半世紀!!^^

ライブ後、南條さんやつんちゃんやふかまっちとまったり話し込み、気づけば1時過ぎ。
明日も平日だったことを思い出して慌てて帰路へついた。


2004年02月17日(火) なんもないねん。

総入れ歯、
13日に行ったクラブチッタの日記書きました。

昨夜はたまにやってしまう寝そびれ状態でどうにも寝付けず
結局4時過ぎにどうにかうつらうつらまどろんだけど、
起床は6時過ぎなので大して眠れず。

そんな感じで迎えた一日はもちろん力が入らず、
どことなくぼんやりとした感じで過ぎる。

来週、楽しい予定が入ったので、
このだらだら停滞した感じをリセットできるといいな。

仕事帰りに
焼けすぎオトンにとアロエジェルを探して薬局を周ったのだけど結局見つからず。
今は、、、冬だもんなぁ・・・^^;;;;


2004年02月16日(月) must be っちゅうのもアリなんか。

コンビニって、いくらでもあるように思うんだけど
特定の店で用がある時に意外と近くになかったりする。

昼、ネットで買ったCDの支払をするのにRーソンに行きたかったのだが
職場から10分ほどの距離。参ったなぁと思いつつも、
昼のうちにこの用事を済ませたかったので向かう途中、
もっと近い某新しいオフィスビル群の中にあったことを思い出した。

いま引き返してもそっちの方が近い、ちうことで方向転換。
テテテテ・・・とそちらへ駆け足で向かう途中、
前の部署の親分にすれちがい、「これこれミヤちゃん、どこ行くの??」と声を掛けられる。
昼休みも終わりに近づき、会社と反対方向に走っている(しかも猛ダッシュ)となると
脱走してるように見えたのか。^^;

ところが現地へついてみると
ショックなことに、、、、かつてRーソンがあったところはなんともぬけの殻だった(笑)。
あたしのビル風と必死に闘ったあのダッシュはなんだったの。^^;;

結局、用事は夕方済ませることに(笑)。

しかし撤退早いなぁ・・・
すぐ近くにはSイレブンとAmpm(←ちっとも伏せ字じゃない)があって
そちらはそこそこ順調にお客が入っているのに、すごい差だ。

会社に帰ってくると、前の部署で一緒だった人(2児の父、カアチャン恐い)が
「最近、髪切った?」と(おまいわタモさんか?)、特に用がある風でもなく話掛けてきた。
そして、「後ろの髪がなんか変わったよね、こう、なんつーの・・・」と、
エレベーターホールでガシガシと猫のツメ研ぎみたいなジェスチャー・・・

つまりは「髪をすいたよね」と言いたかったらしい。

仕事を終えて帰宅すると、10日ほどタイへ行っていた父が帰って来ていた。
えらいエエ色に焼けてはること(笑)、と指摘したら
「焼き過ぎちゃった。^^;;;」と。見るからにヒリヒリと痛そう。
明日、薬局でアロエのジェル探そうかな。

夜、「TVのチカラ」のやたら大袈裟な出演陣のリアクションをぼけらっと見つつ
「HEY!×3」のパフィーのバンドに出ているふーみんカンサツ。
映ろうが映るまいがおかまいナシ、という感じでギターをチャカチャカ弾き
淡々とコーラスを入れるふーみん。やっぱTVで見てもほっそりした感じがするなぁ。
ふーみんばっかり気になって、もう映ろうが映ってなかろうが画面の左側ばっか見てたけど(笑)、
パフィーの新曲、可愛くて好きかも。

その後惰性で「プライド」を見る。見たのは前回に続き2回目なんだけど、
野島伸司さんよ・・・このセリフの数々はどこまでマジなんすか?^^;
「メイビー」とか、やんわり感じる違和感および不快感が彼の戦略なのなら、
かなりの策士だよ(笑)。

でも、今回はハル(キムタク)がやっと見せた内側の弱い部分を
亜樹(竹内結子)が受け止めるシーン(セリフじゃないです(笑))は、
ちょっと好きだったかな。
普段イキがっていたり強がっていたりふてぶてしく俺は平気だよって言ってる人が
ふとした時に心を許して弱い部分を見せたら、グッときちゃうよね。
好きな人には自分だけには強がってないで甘えて欲しいって思うもの。

ってことで
こうしてオイラは結局、野島の手中におさまってるワケです(笑)。

来週も見るのか?見るつもりなのか??>俺

ところで今回、ケチつけつつもおおっと思ったセリフがあったんだよね
容子(石田ゆりこ)がハルに言ったセリフだったんだけど、
オフィシャルサイトに「名セリフ集」ってのがちゃーんとあって載っていた(笑)。
野島自信作(笑)?

====================================================
でもね、優しい人が好きなんていう女の子はダメよ
自分が優しくない証拠だから
愛情をいっぱい持ってる子は、相手に優しさなんて求めないの
そういう子って少ないかもしれないけど、見つけることができたら、
きっと幸せになれると思う

====================================================

グサグサ刺さって痛いよママン・・・


2004年02月15日(日) 狭間。

窓の外を見ると、穏やかそうな空。
ここぞとばかりに布団と枕を2階に干す。

午後になってぶらぶらと近所へお散歩。
春の訪れを感じさせるひなたはポカポカと暖かく、
太陽を背に浴びるとじんわり気持ちよくて眠くなりそうなくらい。
でも、時折強く吹く風はひやっとして、
まだ冬はいるんだぞ!と主張しているよう。

日が陰ってくるとさすがに底冷えしてきて、家に帰る。

玄関にはベビーカー。お姉ちゃんと姫が来ていた。^^

しまじろうのぬいぐるみやおもちゃでひとしきり遊んだ後は、
例のテーブルの向こう側に隠れて「いあいおぉーーー!!」と
かくれんぼ。

今日はアタマを隠さんばかりに二つ折れになって
モコモコおむつのお尻がテーブルの上からぽっこり見えておりました(笑)。

夜、オカンと「田舎に泊まろう」を見る。
関口宏の息子、イイオトコだなぁ。などと思いつつも、
最近グッとくる内容が全然ないので残念。
デビが行った北海道で出会った誠くんとその家族の、
ぎこちなくも優しい関係には、じんわり切ない感じがしたのだが。

日本一安全な田舎を希望した野村真美の行った鹿児島の離島に住むおばあちゃんとの出会い、
おばあちゃんの面影を探して勝野洋が行った鹿児島での老夫婦との出会いと、
(どっちも鹿児島だ・・)
この2つを超えるのはでてこないなぁ・・・

あたしゃグッときたいのよ、テレビ東京。

そのまま惰性で新選組を見て(そこそこ面白かった)
その後ネット徘徊していたら足が冷えきってしまったので
足湯をして、日に干してフカフカの布団に湯たんぽを入れて就寝。


2004年02月14日(土) My Funny Valentine...

春一番の吹いた暖かな聖ヴァレンタインの日。

お昼、
いつも大学時代一緒だった友達6人で久々に集まってランチ。

友達の1人が学生時代から付き合っていた彼と
十数年越し(!!)でめでたく入籍するということで集まったのだ。
はニューヨークでモデルをしているので、
彼女もビザが取れたら3月には日本を発ってニューヨークへ行ってしまう。

とは言ってもこの十何年間、
誰かしらがどこか海外に住んでいたりしていたので、
(ずっと日本にいたのは私ぐらいのもんだ)
もうしばらくは会えないね・・・・とか、
そういう気が全然しなくてちっとも湿っぽくないのがいいところ。

年に1度か2度、会うか会わないかという感じの私達だが、
会えばいつも変わらず・・・のノリで、花嫁にプレゼントを渡しつつ
バカバナシしたり不毛な議論になったり・・などなど、会話は尽きず。

「じゃあまたね。」と、いつもの感じで解散。

今日は空気が雨のにおいがするなぁとずっと思っていたら
とうとう夜になってパタパタと大粒の通り雨。

春を感じる暖かい雨に少し浮かれながら
家路を駆け足で急ぐ。ずぶぬれになる一歩手前で帰宅。


2004年02月13日(金) ハッピーバレンタイン スペシャルライブ in CULB CITTA'  

こないだの7th floorの時に、
このイベントにnanaのサポートでふーみん&つんつんが出演すると
ちょこちゃんに教えてもらってチッタへ。

チッタは好きな場所だけど・・・
駅を出てまず思う。川崎は苦手だ。^^;
池袋、新宿、渋谷・・・基本的におっきくて人で溢れている街は苦手だ。
どの街も、なんでも揃っているし楽しいスポットもあるんだけどね。

開演ちょっと前かな?ってころにチッタに到着するも、なんかヘン。
入口でチケットをもぎってもらっている間もなんか違うと感じる。

BGMの音すら聞こえず、すごい・・・静かなんだけど。^^;;;;

会場に入るとこれまた愕然。
ぐっと落した照明にテーブル席でゆらゆらと灯るキャンドル。
いやその、バレンタインライブっちうのは分かってたけど
こないにムーディーになってるとは・・・^^;;;

一足先に来て一番後ろの眺めのいい高いテーブルについていたちょこちゃんと
思わず顔を見合わせて苦笑い(笑)。

ジントニックとおつまみにキッシュを買って席につく。
やっぱりチッタは天井もステージも高くて好きだなぁ。
何より見やすいんだよね。

ほどなくして、サブステージでピアノ伴奏に合わせて女の子が歌い出した。

この彼女・・・黒い雰囲気を醸し出して、
つぶやくように歌う時はちょっとハスキーでセクシーだったり
大きく伸ばす声や高い声はとてもなめらかで綺麗だったりしたんだけど・・・

英語詞をちゃんと覚えてないらしく、、、
というか単語の読みを覚え間違ってるらしく、
時折、世の中に存在しない単語になっている・・・。^^;
間違っちゃったのかな?と最初は思ったのだけど、
そういうのが1ヶ所だけ、とか、1曲だけ、とかじゃないのだ。

発音だけで言えば日本語英語な発音でも
ハートが伝わってくれば、私は全然オッケーなんだけど、
これはちょっとマズい。英語の歌ナメんなよ。と、ちとイジワルな感想を抱く。^^;;;
(そんな私は自分のライブで歌詞がふっとびます。)

こういうのって、選曲自分でやってるんだよね?
チャカ・カーンのカバーとかやってて雰囲気は良かったけど、
彼女が好きで選んだ曲ならばもったいないよなぁ・・・。

そんなこんなで、はじまったメインステージのライブはまずはSTRiPESから。
とりあえず「STR!Xが出てきたら楽しいのにねー!」というこの会場で
ちょこちゃんと私にしか分からないギャグを2人でかましつつ見ていたら・・・

度肝を抜かれた。^^;

基本は打ち込みの音とステージ中央に置かれたコンガと、3人のタップで刻むリズム。
ただただリズムの洪水に息を呑んだ。パーカス担当の人の超速ジャンベソロもすごかったなぁ。
最後は有名になった「座頭市」のタップシーンも披露。(彼らが振り付けしたそうです)

unjanna!(だっけ?)は、インストバンドでゆらゆら気持ち良く聴いていたのだけど、
ある瞬間からパーカスの人の動きに釘付けになってしまった。
左手にタンバリンもって振りながら右手でコンガを叩いてタンバリンも叩くのだ。
アレはいったいどうなってるんだ?オレにも出来るのか??と、
手真似しつつカンサツ。ついぞ出来なかったけど。(当たり前です)

そしていよいよnana。
我らがファンキーベースマン、
いつものごとくスタッフがセッティングを始める早いうちから
自分の位置につき、黙々と準備をはじめる。

・・・っていうか、ていうか・・・その譜面台・・・でかっっっっ(笑)

横幅が通常の2.5倍ぐらいありそう・・・と、良く見たら
通常の譜面台に何か別でくっつけているみたい。
どうやら長い譜面をずらしたりせずに済むように何かに貼っているみたいだ。

ばばばーん、よしっ♪と
「ワイド譜面台〜♪」(ドラえもん風に読んでください)を前に置き、
椅子にどっかと腰掛け、フレットレスのベースを構えればもう・・・

おいコラ、ほとんど見えんやんけ。^^;;

しかも美紀さんの真後ろにいるとあって、美紀さんが立つと完全に見えず。
ターゲットが通常と違うからねぇ。^^;
ということで、ちょこちゃんとオイラ、
コソコソと席を立ち、会場の右後ろへ移動して立って見ていた。^^;;

まず最初の1曲はギターとパーカスと美紀さんのボーカルのみで静かな曲。
7th floorではやらなかったと思うのだが、とても透明感のある綺麗な曲で
美紀さんの透き通った声とギターの音がマッチしている。
こういう曲もやるんだ、としばし聞き惚れる。

2曲目以降はいよいよスパニッシュテイストの入った曲調に。
さっそく冒頭からつんちゃんのリード。
フレットレス独特のブーンと深みのある音がとても哀愁があって、
キュウッとなりながらも次の展開に期待がふくらみワクワクしてくる。
スパニッシュの独特なリズムに加え、ボーカルとギターとベースが
ユニゾンになったりと、キメどころがふんだん。

つんちゃんは黙々と譜面を凝視しつつ、
ギターのふーみん達やパーカスの方とアイコンタクトをとりつつ。
そんな熱を帯びたようなバンドの音に、美紀さんのフラメンコ。

すっ・・・と立ち尽くしただけで空気が変わり、
あんなに小さくて華奢な美紀さんが大きく見えた。

残念なことに、ライブ中、大きなハウリングが何度もあって
せっかくの空気がプツンと断たれてしまうことがあった。
ちひろに後できいたら、それはPAとモニターの配置に問題があるのでは?と。
あれだけボーカルと楽器を合わせるにはそれぞれの音がちゃんと
聞こえないといけないだろうし、モニターの調整とか難しいのかな・・・

nanaの後はTina。
相変わらずカッコいい声してます。ハートフルというか。
英語と日本語で歌ったComonna' my Houseが圧巻。
日本語で歌った彼女は、さながら美空ひばりのようで、
もう一度彼女のライブを見に行きたい、と思った。
時々、目黒BAJか六本木STBでやっていたような。

ライブ後、川崎に来ていたちひろと合流して、3人で山頭火へ。
ちひろ、テストがすっかり終わって心なしか表情が緩んでます。
「一年の中でイチバン弱っている状態」に(笑)。

久々に塩らーめんすすって帰宅。


2004年02月11日(水) 長い一日。

朝、佐野さん(2児の父、A型)に連絡を入れて髪を見てもらうことに。
「ほんとだ、色入ってないですね。^^;;」ということで直してもらう。
ほんとに部分的なので、短時間で終了。仕上がりは。。。うーん。^^;;;

帰り道に、どこからかほんわりと大好きな大好きな白梅の香りが。
どこだどこだ?と探すとあったあった。


まるでポップコーンがポポポポポンッッ♪と枝の先にくっついたように
可愛らしい咲き方。まだつぼみがほころび始めたところだった。

家に戻ると、姫が来ていた。


ようやっと、ようやっと、
ちょんまげが結べるように。^^;(それでもギリギリ)



またまた前回に比べてしゃべる言葉も増えて来ている。(含む宇宙人語(笑))
そして、遊びのレベルがアップしている。

トコトコとリビングのソファーの前にある低いテーブルの向こう側に行き
しゃがみこんで「いあいおーーーー!!」と言う姫。
何のことだろう?と思っていると、また「いあいおーーーー!!

どうやら・・・
いないよーーーー!!」と言っているつもりらしいのだ。

くっ、可愛い。(バカ出没注意報)

しかも・・・テーブルの上から小さなちょんまげが。
姫、全然隠れてません(泣笑)。
だいたい「いないよーーー!」と高らかに宣言して隠れてるし(笑)。

それでも「あれ?桜子いなーい・・・どこいっちゃったんだろー??」と
真剣に探すフリをしていると、すごい嬉しそうに
「あったーーーーーーーー!!(*^▽^*)」と言って立ち上がるのだ(笑)。
(まだ「いた」と「あった」とは使い分けられないみたい。)
これを繰り返すこと10数セットほど(笑)。
子供ってどうして同じ遊びを飽きもせずずっと繰り返せるんだろう(笑)。

さんざん遊び倒して、夕刻渋谷へ向かう。
愛欲の熱気でムンムンな渋谷の街をくぐりぬけて向かうは
これまた更に混沌とした一角の心臓部みたいな位置にあるビルの7階。

渋谷7thFloorにて、orange collarの2周年イベントにてthe bondのライブ。

orange collar所属ミュージシャンや
orange collarがサポートしているアーティストによるライブと
VJであり社長でもある小川さんとの映像の共演。

Aliens are...
登場前からVJの映し出す映像でかなり笑わされる(笑)。
細切れにしまくりの、繋げまくりの、でもストーリーになってるぞ、みたいな(笑)。
このバンドは、よくジロキチなどで見ていた名前だったので興味あったのだが、
ゴツゴツしたグロテスクな宇宙人のマスクにジャージ姿で、
観客の中をシュッシュッポッポと、宇宙人らしからぬ練り歩き状態で登場(笑)。
チラシのSpace Jazz Funk ユニットという説明書きにどんな音楽なんだろうと想像していたら
なかなか癒し系の綺麗な音楽。宇宙人のマスクも、2曲目あたりにはさっさと脱いでたような(笑)。

種ともこ
名前はいつも耳にし、どこかでその楽曲もよく聴いていたのかもしれないが
こうやってライブでちゃんと彼女を見るのははじめて。
華奢で小柄な彼女の弾くピアノは、しっかりとしたリズムを刻み、力強い。
その力強さは、ピアノだけでなく彼女の創り出す楽曲の世界にも。
「守ってあげられないこと」という曲に込められた子供への愛が、すとんと心の中に入って来て
成長する中で母が守ってあげられないこともあるけれど、手を繋いだあの感覚は忘れないでいて・・
と、切々と歌い上げる姿にじんときてしまった。

nana
フラメンコポップス。読んで字のごとく、フラメンコとポップスの融合。
今回のライブではふーみんもサポートで参加。フラメンコの独特のリズム感に
ぐいぐいと引き込まれて行く。とっても華奢な石岡美紀さんが、スッとポーズをとった時の
凛とした姿と艶めかしい表情に目を奪われる。
でも歌い出すとポップスで・・・ヘタするとアンバランスになってしまいそうな感じが
実はなかなか心地よい不思議な感覚。

新居昭乃
”マイペース摩訶不思議系アーティスト”って書いてあったんだけど・・・(笑)。
いや、実際そうだったんだけど(笑)、私は嫌いじゃないね。素敵なステージだった。
絵本を開いてその世界に入り込んでしまったような・・・ウィスパーボイスもとても心地よい。

バンドメンバーは2人。それぞれラップトップのパソコンを前に(笑)、彼女の両脇に配置。
そう、音は全てパソコンから出される。映像との融合も素晴らしく、見ごたえありました。
しかしファン層がまた男性が圧倒的に多く、摩訶不思議。

the bond
待ってましたっっ!!
いやぁ、待ったよ待ったよ長かったよ(笑)。

詳しい事は別途we are...the bond mania(リンクページ参照)に書くとして、
絶対the bondの音を聴くのは初めてだろう・・・という観客が次々に
思い思いのスタイルで体を揺らし、彼らの音に聞き入っているのを見ては
「やーいやーい!オマエらこの音聴いたか、すごいだろー!いいだろー!ざまーみろー!!」という
いとも自分勝手で挑戦的なセリフを心の中でひたすら吐いておりました(笑)。

yarah-noo
このバンドはVJであり社長の小川さんもメンバー。
なのでこのバンドでは小川さんは平社員なんだそうで(笑)。
ルーレット形式に色んな旅先の映像が出て来て、それに合わせてメンバーが演奏をする。
みんな映像を見ながら「どこだここ?」なんてセリフが出るあたり、即興の要素もあるのだろうか。
Yuka-riさんのエキゾチックなボーカルが会場全体を包み込むよう。

このイベント全体で大活躍だったベースの坂本竜太さん。
実は今までウッドベースの音ばかりでエレキの音を聴くのは初めてだったのだが、
実にスマートにベキベキと弾かれる方で。
きっとこの音、ちょこちゃん好きだろうなぁ〜などと思っていたら、
後で話が出て案の定ヒットだったようで。むふ♪^^

オイラはというとTurboさんのパーカスが思いがけず聴けたのが、非常に嬉しく。
ずっと前にジロキチのセッションで聴いて以来ということで、ここで会ったが百年目!!と
言わんばかりに、ズンズンとくるビートを感じておりました。
ジャンベソロ、カッコよかったなぁ。

長かったような、あっという間だったようなイベントが終わる頃、
時計を見れば23時を回ろうかというところ。
音で胸をいっぱいにした後は、ラーメンでお腹を満たして渋谷の街を去った。

最寄り駅から家に帰る途中、東の空にチーズのようなまろやかな色の半月が。
一週間ほど前は、まるく青白く、空の真上から照らしていたのになぁ。

この冬は、なんだか夜道を歩くと月を探すクセがついてしまった。

【本日のトピックス】
裸足のふーみん王子、なんだか痩せたみたい?
と思っていたら、やはりダイエット中だったそうで。
「次ぎ逢う時はね、ホレるよ。^^」とのこと(笑)。更に続けて

「ヤケドする・・ぜ。」(限りなく棒読み)

と言ってみた後で、
「『ぜ』なんて・・普段言ったことないよ。^^;」と自分にツッコミ(笑)。


2004年02月10日(火) 「プリン」の反対って何?

おいおい・・・
カラー入れてもらったら、根元だけ明るい。^^;
それが自然にグラデーションになっていたらよかろう、
でも、根本から3cmでくっきり色の境目がついている状態なの。^^;;;
何ででしょ??

光りの加減によっては、全然目立たないんだけど・・・
光りの加減によっては、すっごい目立つ(笑)。

高いお金払ってプロにお願いしてこれじゃぁね。^^;;;
明日、直してもらおうっと。

最近、某ちょこちゃんに譲ってもらった入浴剤でお風呂に入っているのだが
これがまたすごい温まるし、湯冷めしない。
寒さが戻ってきたこのところ、毎回お風呂が楽しみなのだ。


2004年02月09日(月) びよういん。

2ヶ月ほどほったらかしにしていた髪をなんとかしに美容院へ。

髪の色を1段階明るくして、(それでも普通の色だけど)
長さは伸ばしたいので今切るとまた短くなってしまうからいいです。
と言ったら、全体の毛先だけざっと整えてくれた。

髪も整うと、ちょっと気分も変わってスッキリ。

店を出ると、ものすごく寒い。
寒さがじわじわと体に染み渡るよう。

寒い寒いと首をちぢこめて歩いていたら、肩がつりそうになってしまった。^^;

どうか、みなさま風邪をひかれませぬよう・・・


2004年02月08日(日) HULA

今日も今日とてフラのレッスン。
いま習っている曲の前奏部分とラストの振り付け。

これがまぁ先生のインスピレーションで
振り付けして踊って確認してまた振り付けが変わるの繰り返し。
どうもマイペースなオイラはその波についていけない。

でも最後には一つの振り付けに落ち着き一件落着。

今年の先生は一味違う。
早いうちからどんなカタチでも誰がどの配置でも踊れるような
練習の仕方をしてくれる。どの配置で踊っても同じではないかと
お思いの方もいるかもしれないが(そこまで考えて読んでないか。^^;)
踊りのアレンジによっては立ち位置が違うと、踊り始めや振りのタイミングが
少しずつズレていたりするのだ。

いつもは発表会前にさっさかアレンジをつけて、ついていけないと
ムキーッッ!!(爆発)って感じだったもんなぁ・・・^^;;

先生が私達が後で困らないように工夫してくれているのだから
それにきちんと応えないといけない。
先生は「さ、今日はここまで。あたし忙しいからまたね!」と、
疾風のごとく帰って行った。中国公演をひかえてものすごく忙しそう。

レッスン後、ウクレレ師匠の店がクマ部門とウクレレ部門に分かれて
リニューアルオープンしたので、ひやかしに。
しかし、綺麗でカッチリしたカタチのウクレレが増えたよなぁ。
ステレオタイプのちょっとよろめいたイメージの可愛らしさを持つ
位置にあるウクレレの存在も好きだけど、立派な楽器である部分を前面に
装飾も美しいものは音色はバツグンだし見ているだけでも楽しい。

そして値段を見て「ゼロ1個多くね?」とお決まりのセリフを吐くのも楽しく(笑)。

その後、フラ仲間と近所の中華屋にておそめのランチを食べて解散。


2004年02月07日(土) 呑んだ。

今日はバンドの呑み会。
都会の真中にぽっかりとできた異空間のような、焼き鳥横丁にて。
競馬の中継ラジオが流れるエエ感じの店で、
昼間っから酔っ払いのおっちゃんがいます(笑)。
集合は15時・・・って、なんと変則的な時間(笑)。
でもこれがたいていみんなの都合のいい開始時間なのだ。


言っときますが、メロンソーダじゃありません(笑)。
ライムサワーを頼んだら、こんなの出てきました。^^;
ちなみに台所用洗剤の味がしました。(そんなの飲んだことないけど)
ライムサワーには驚いたけど、
プルコギうどん(韓国風焼きうどん)と豚串がうんまかった♪

新年会が延びに延びてこの日開催となったのだけど、
結局、参加できないメンバーが3人いて、その中にはバンマスも。^^;
みんなやんごとなき事情で来られなかったのだからしょうがないのだけど、
「今年はストリートライブでワールドツアー!」とか
人が少ないのをいいことに、
けんけんやいしかわさんとアホな提案ばかりしていたような(笑)。

あとは、まこ父が奥さんと一緒に2歳の景政(かげまさ)くんを連れてきていたので、
遊び倒していました。めちゃくちゃ可愛かった。^^
2歳児にもなるとセンテンスの会話がきちんとできるので楽しいよなぁ。
姫と早くガールズトークがしたいぜ(笑)。

18時を過ぎたころ、解散。
外はめちゃくちゃ寒い!
だけど、せっかくココまで出てきたのだからと大型電器店で
パソコンを見たり、デパートで服を買ったりして帰宅。ふぅ。


2004年02月06日(金) バンドはルックス。

本日は、某ちょこ邸にて葡萄のお酒を飲む会。
みんなで惣菜を持ち寄ったり、ちょこ邸振る舞い料理を頂いたり。
新年会で飲めなかったボトル2本を空けようという主旨だったのに、
何故か1本持参して足しているオイラ(笑)。
いや、こないだ上司にもらったのが早く呑みたくて(笑)。
ウマかった♪
ちょこちゃん、さっそく「顔が破裂しそう警報」が出てたけど。^^;

本日返却日で持ち歩いていた映画「コキーユ」のビデオを「見る?」と言ったら
なんだか真剣に見入ってしまい・・・しかし、7年ほど前の映画となると
ストーリー展開に突っ込みどころも出てきたりして、、、やっぱ大勢で見ると、違うな。^^;
一人で、バッチリ見てた時とは視点が違い、まぁ面白かった。
でも、嫌いじゃないんだよね、まっすぐで分かりやす過ぎる小林薫の愛しいバカ男ぶりとか、
一途な淋しさを身にまとった風吹ジュンの可愛らしさとか・・・ちょっと分かっちゃうんだよね。

それから、この映画には回想シーンがふんだんに出てくるのだけど
中学の時ってこんな感じで好きな人のこと好きになってたよなぁって。
教室でふざけたり、文化祭で一緒に頑張ったり、校庭で遊んではしゃいでる姿とか見てるだけで
満足、みたいな(笑)。廊下ですれ違った!とか、学校来る時一緒だった!とか、
そういう小さな幸せの瞬間を集めては、あったかくなっていたんだよな。それだけでよかったんだ。
今思い返しても、その人を好きだったという想い出は、やっぱり楽しいもの。

その後、W氏持参のとんでもないビデオ(笑)を見る。
30分かそこらなんだけど・・・いやその・・・なんて・・・濃いんだ(笑)。
そして、あの有名な曲の元ネタがハトポッポだったことを知った♪(逆だろ)
ポッポッポー!ハートポッポー!まーめがほーしいー!(だっけ?(笑))
かっけぇ・・・かっけぇよ(泣笑)。ワバタバシビーって歌うやつもシビレた(笑)。
30分の短い時間に、あの場所に居合わせたいと何度思ったか(笑)。

いつもいいもの見させてもらってます(多謝)。>W氏
私達のリアクションは、ご満足いただけたでしょうか(笑)?


2004年02月05日(木) His eye is on all.


The trumpet on the piano at Mardigras

元Black Bottom Brass Band のMITCHのMardigrasライブ。

MITCH(Tp,Vo)
古川奈都子(P)
土井孝之(B)
永田充康(Ds)
海付豊(Sax)
北原雅彦(from東京スカパラダイスオーケストラ)(Tb)

実に2年ぶりぐらいだ。
MITCHの犬っころのような人懐っこい瞳は2年前と変わらず。
しかもなんだか垢抜けてかっこよくなってるぞ。

キャップのツバを後ろにしてかぶり、
ダブダブのTシャツにダブダブのパンツ。
今にも何か悪さをしでかしそうでならない、
そんな見てくれの兄ちゃんが
ひとたびトランペットを吹くとそこはもうニューオリンズなのだ。
堂々と、陽気で、底抜けに明るくて、あったかくて。
それでいてどこかもの哀しげな音色。
なんとも言えない音。
楽曲の持つ「歌心」が伝わってくるようなのだ。

そしてもちろん、トランペットだけでなく歌声も味があって最高。
ちょっと不器用な歌い方なんだけど歌がすごく心に届いてくる。

そのワンコロの様なやんちゃな表情に見とれつつ、
ああいいなぁ、いいよなぁと何度もかみしめながら聴いていた。

冒頭から古いジャズの陽気なナンバーではじまったライブ、
MITCHはしきりに「チューバファッツ!」と叫ぶ。
古川さんをはじめとする周りのメンバーも、
その言葉に応じて「チューバファッツ!」と叫ぶ。

MCで分かったのだが、
MITCHがニューオリンズのストリートなどでいつも一緒に演奏していた仲間、
チューバ吹きのTuba fatsが先月亡くなったのだそうだ。確か享年57歳だっただろうか。
今夜のライブは、その大切な仲間に捧げるのだそうだ。
人の悲しみの深さというものは第三者には決して計り知れないし、
気安いことを言ってはいけないとは思うのだが、
おそらく、ひどく悲しみ、そして今も悲しんでいるに違いない。
でも湿っぽさを微塵も見せず、飄々としたいつもの風貌と、笑顔と、関西弁。

天に届けと言わんばかりに高らかに彼は吹いていた。
Basin Street Bluesの彼はカッコよかったな。

しかしそういった要素を差し引いても、熱い熱いライブだった。
みんなそこそこアルコールが入り、とっても気持ち良さそう。
海付さんのSaxはこぶしを回すかのような、うねるシブイ音。
北原さんの音がまた熱い。彼はソロに熱が入り、
一番前の客席の女の子のアタマをこづいてしまっていた(笑)。
永田さんのドラムはパワフルに底辺を支え、
みんなの音を乗せて届けてくれるかのよう。
土井さんのウッドベースは繊細に優しく歌う。
そして古川さんのピアノ、ジャジーでファンキーでカッコイイのだ。

古き良き時代のジャズナンバーが続く中、
ちょっと印象的だったのが
Bill WithersのJust The Two Of Us。
ゲストとして、ニューオリンズで出会った仲間という
ベース弾きの奈良岡ノブ(ノリだったかな)が加わって始まった曲は
とてもクールで、グルーヴィーで。
メンバーがソロ回ししていくのだがそれぞれちょっとずつ
別の曲のフレーズを入れてお遊び。
MITCHはMinnie The MoochaとSummer Timeを入れていた。

そして、古川さんが1曲ボーカルで演奏を披露。
思い起こせば、2年前のMITCHのライブで彼女の歌う
Georgea On My Mindを聴いてすっかり彼女のとりこになったのだ。

彼女の選んだ曲は、
ゴスペルソングでタイトルは「His Eye Is On The Sparrow」
MITCHと同様、Tuba fatsと親しかった彼女が彼に捧げた曲。
His Eyeとは「神様のまなざし」というような意味。

I sing because I'm happy
I sing because I'm free
His eye is on the sparrow
and I know He watches me

私は自由で幸せ。
だからこうして歌う。
小さなスズメにまでも神様のまなざしは注がれているのだから、
私のことも見守ってくださっているのだ。

そんな感じの曲なのだが、
どうか彼を見守ってください・・という気持ちなのだろうか、
背筋をピン、と伸ばして太く伸びる声で歌う古川さんの姿に
Tuba fatsへの思いが伝わってくるようだった。

トップライトのピアノの上に、
アゴをちょこんと載せてじっと聞き入るMITCHが印象的だった。

「終電大丈夫なん?」と気にしつつも、
最後はまたまた熱いジャズのナンバーでしめくくり。
心に残る、なんとも言えない温かさと、甘い感覚と。。。余韻でしばし動けず。

次は4月あたりにまた来たいな、というMITCH。
今からとても楽しみである。

ちなみに、8日の日曜日、BBBBのライブにゲスト参加するそうだ。
行って見たい人は是非。かなりオススメ。(詳細は、彼のHPで。)

【メモ】===================================
熱気のこもったライブハウス内。演奏者は観客よりも暑いはず。
「暑い、暑い」と言う北原さん。「ジャケット脱いじゃおうかな。」と
スーツのジャケットを脱ごうとするも、「やっぱ、下ジャージだしな。^^;」

グレーのスーツのジャケットの下は、
とっても鮮やかなオレンジのジャージ。

シャツじゃなくて、ジャージ(笑)。

そしてシャツ代わりに着ているので、
もちろん最初からバッチリ見えているのだ(笑)。

ジャージ着てるのはとっくに分かってるから、
お気になさらずに脱いでください。^^;
と、コトバには出さずともみんな思ってたろうな(笑)。

結局脱がないままだったんだけど・・・
男の人の恥じらいポイントって、イマイチわかんない(笑)。
==========================================

なんか可笑しくて覚えておきたかったので、ココにメモっとく(笑)。


2004年02月04日(水) マメマメマーメー♪

昼休み、用事があって郵便局へ向かう途中、
ぷちっ、ぱちっ、と何かを踏んだ。

驚いて足元を見ると、豆。
生活臭の少ないG座の街にもこんな光景が。

ちょっと嬉しくなって
ともかく用事だけ先に済ませて
この道端に転がった豆を携帯カメラにおさめよう!と心に決め
しゃかしゃか用事を済ませて帰ってくると、
おばさんがすごい勢いで道路を掃き掃除していた(笑)。

なんで用事を先に済ませようと思ったんだろう・・・

んで、その用事。
郵便局にて、払込をしようとカウンターに向かうと、
そこにはティッシュをちぎらずに鼻に詰めたお兄ちゃんが(しかも両鼻)
「こちらで受け付けます。どうぞ。」

素だよ、
真顔だよ、
いたって普通だよ、
鼻血でもプロフェッショナルだよ、
でも鼻の下でティッシュがヒラヒラ翻ってるよ・・・

豆は掃かれてて残念だったけど、
そのお兄ちゃんを思い出して心の中はトントンになってるオイラであった。


2004年02月03日(火) ネットでお買い物。

このところのライブの楽しさに、
ついネットでCDをいろいろと買ってしまった。
買って「しまった」って・・買いたかったからなんだけど。^^;

まずはネット販売のみのヤッチーと桃ちゃんのシングルをそれぞれ。
そして、新川さんのアルバム、「Beat Goes On」と
新川さん、濱田さんのバンドgarpの「garp2」をば。

桃ちゃん、ヤッチーは買おうと予定していたんだけど、
新川さんがらみは紛れも無くこないだのライブの影響(笑)。

Beat Goes OnのライナーをaosisのHPで読んでたんだけど
まぁ参加している面々が、魅力的なワケです。パーカスの玉ちゃんや
赤人こと佐々木史郎さんなどなど。
その中に1曲「music by WAKABA KAWAI」と書かれているのがありまして。
おそるべし1960年生まれ、趣味が「ワルダクミ」のあのお方が作る曲、
どんななんだろうと興味津々(笑)。

手元に届くのが、いまからすごく楽しみだ。

今日は部の呑み会。そもそも部で呑み会なんてめずらしい。
私が来てから1年半経つけど今回が2回目(笑)。
新年会も、忘年会も、やりません。
さばけていて楽っちゃ楽なんだけどね。

ということで、ややめんどくさい感がありつつも
たまの呑み会だからと参加したけどこれが意外と面白く。
みなさん個性的な方々だからそれぞれのカラーが色濃く出るわけです。

苦虫かみつぶしたようにああでもないこうでもないと
不毛に見える議論を戦わせているあの方々が、
学生時代の先輩後輩の長い付き合いだったり
いつも黙々とPCに向かっている方が、
めちゃくちゃ明るいお酒になる人だったり。
そんな楽しい発見も色々あって、いつもは見えない側面も見えて。
視点がいつもの場所からちょっと動く、というのは必要なんだな。
「行って良かったな」と思えたのがよかった。

呑みやすいからとすだちサワーをぐいぐいやってたら、
帰り道に動悸がなかなか治まらなくてちょっとしんどかった。
ドキドキしながらゆっくり冬の街を歩く。
パタパタと時折落ちてくる雨粒が気持ち良かった。


2004年02月02日(月) もち♪もち♪もち♪もち♪

最近のマイブームキャラ、ポンデライオン。

http://www.misterdonut.co.jp/tvcm/index.html

そっかそっか、
お腹が空いちゃったんだ(泣笑)。
食べちゃうんだ(泣笑)。

と毎度毎度言いながらCM見てます(笑)。

すごいなごむよなぁ・・・(笑)


2004年02月01日(日) ほげほげ。

いやまぁ毛穴開ききったような日曜を迎えたわけで。

ものすごく圧縮された音の中に漬け込まれたような一夜だった。

いままで全く別モノとしてそれぞれのライブを楽しんでいた
敬愛するミュージシャン達が一つの空間にいて、
目の前にいて、楽しそうに音楽をやっている。
お互いの音楽で会話をしている。

これはもう間違いなく至福のとき。
目の前で繰り広げられているコレはいったいなんじゃい、と。

色んな人が色んなところで出会って、
繋がって、新たに幸せな時間を生み出す。すごいよね。

こうして私がこの音を楽しむことができたのは、
この方達を繋ぐ音の存在があったから。

音が音を繋いで、そしていつか思いもしないところで
思いもしない新たな繋がりに出くわす。

うーん、そう思うとほんとにほんとにスゴイことです。
私にとってはこれは奇跡のようなんだ。

今年も大好きな人達の生み出す幸せな時間に
たくさん居合わせることができますようにと
ただただ、願わずにはいられません。


紗璃 |MAILHomePage